JPH0337867Y2 - - Google Patents

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JPH0337867Y2
JPH0337867Y2 JP14753686U JP14753686U JPH0337867Y2 JP H0337867 Y2 JPH0337867 Y2 JP H0337867Y2 JP 14753686 U JP14753686 U JP 14753686U JP 14753686 U JP14753686 U JP 14753686U JP H0337867 Y2 JPH0337867 Y2 JP H0337867Y2
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JP
Japan
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meridian
index
stage
moving member
grooves
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JP14753686U
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JPS6353635U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工作機械の被加工物または測定器の
被検物等を載置するための載物台に関する。特
に、角度割り出しのためのインデツクステーブル
を含むか、又は、それとともに利用する載物台に
関する。
(従来の技術) 例えば、第6図に示す様なプレートPの開口部
Aや内面にスロツター等で歯Tを加工する場合
や、或いは加工された歯Tを測定器で測定する場
合において、スロツターや測定器のワークやフイ
ーラが1軸に固定されていると、被加工物や被検
物であるプレートP自身を動かす必要がある。特
に、第6図に示すプレートPを中心Oを通る各経
線0,1,2,3,……n方向に沿つて移動させ
て加工するのに用いる従来の載物台では、角度割
り出し機能を有するインデツクステーブルを少な
くとも一方向に移動可能な送りテーブル上に装着
している。この載物台では、インデツクステーブ
ルの回転テーブル上に被加工物或いは被検物であ
るプレートPを載置して、インデツクステーブル
を水平回動させることにより、プレートPの経線
角度θ=θn(n=1,2,3,……N)を割り出
す一方、送りテーブルを割り出された経線nに沿
つて移動させることにより、プレートPを一方向
へ送り制御する方式がとられていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、この様な載物台のインデツクステー
ブルや送りテーブルに汎用性の高い一般のものを
利用することが出来る。しかし、この一般のもの
は通常インデツクステーブルが数十Kgの自重を有
するため、上記従来の載物台のインデツクステー
ブルや送りテーブルに上記汎用性の高い一般のも
のを利用した場合には、送り台も大型のものを使
用せざるをえず、結果的に載物台自体の大型化を
まねく欠点があつた。
本考案は、係る従来の欠点を解消することをそ
の目的としている。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案は、角度割
り出しのためのインデツクステーブル上に設置さ
れたX−Yテーブルと、該X−Yテーブル上に配
置された円形テーブルと、該円形テーブルを回動
可能に支持するとともに予め定めた直線案内部材
上を移動可能に支持された移動部材とから構成さ
れた載物台としたことを特徴とするものである。
(作用) この様な構成によれば、経線の選択はインデツ
クステーブルの割り出しでなされ、インデツクス
テーブルの回転によりX−Yテーブルを回転す
る。このX−Yテーブルの回転により、その上に
配置された円形テーブルは移動部材から独立して
回転される。この結果、所望の経線がワーク或い
はフイーラーと一致する。次に移動部材を直線案
内部材に沿つて移動すると、回転テーブルが移動
する。このときX−YテーブルのX及びYテーブ
ルは移動部材の移動ベクトルのX方向、Y方向の
各成分ベクトル方向に移動する。これにより円形
テーブルはそれ自身回転されることなく一度選択
された経線方向に沿つて移動する。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。
第1図ないし第3図は本考案に係る載物台の一
実施例を示したもので、10は載物台の基台であ
る。この基台10上には、第2図、第3図に示し
た様に、例えば市販もしくは本考案用に特別に製
造されたインデツクステーブル20が設置されて
いる。このインデツクステーブル20は回転軸
O1を中心に回動する回転テーブル(図示せず)
を有する。
このインデツクステーブル20上にはX−Yテ
ーブル30が配設されている。X−Yテーブル3
0は、インデツクステーブル20の回転テーブル
(図示せず)上に固着された基台31と、基台3
1上に配設されたXテーブル32と、Xテーブル
32上に配設されたYテーブル34から構成され
ている。
第3図において、基台31のX方向に延びる側
面31b,31bにはX方向に延びるV溝31
a,31aが形成され、Xテーブル32の両側に
は基台31の側面31b,31bに対向する側壁
32a,32aが形成され、この側壁32a,3
2aにはV溝31a,31aに対向するV溝32
b,32bが形成されている。そして、このV溝
31a,31aと32b,32bとの間にはボー
ルベアリング33,33が介装されている。この
V溝31a,31aと32b,32b及びボール
ベアリング33,33は、X方向スライド機構を
構成していて、Xテーブル32を基台31上にX
方向に移動可能に支持している。
Yテーブル34もX方向スライド機構と同様な
構造のY方向スライド機構によりXテーブル32
上にY方向に移動可能に支持されている。このY
方向スライド機構は、第2図に示した様に、Xテ
ーブル32のY方向に延びる側面32c,32c
に形成されたV溝32d,32dと、Yテーブル
34のY方向に延びる両側に形成され且つ側面3
2c,32cに対向する側壁34a,34aと、
この側壁34a,34aに形成され且つV溝32
d,32dに対向するV溝34b,34bと、V
溝32d,32dと34b,34b間に介装され
たボールベアリング35,35から構成されてい
る。
Yテーブル34上には円形の回転テーブル40
が固着されていて、この回転テーブル40は移動
部材50の円開口51内に配設されている。この
回転テーブル40の周面及び円開口51の内周面
には周方向に延びる環状のV溝40a,50aが
形成されていて、このV溝40a,50a間には
ボールベアリング52が介装されている。これに
より回転テーブル40は移動部材50に回転自在
に保持されている。この様な回転テーブル40の
回転軸O2は、X−Yテーブル30が基準位置に
あるとき、インデツクステーブル20の回転軸
O1と一致している。
移動部材50は略正方形に形成されている。こ
の移動部材50の両側には、図示しないフレーム
で基台10に固定され且つX方向に延設されたガ
イドレール60,61が案内部材として配設され
ている。このガイドレール60,61の対向側に
はV溝60a,61aが形成され、移動部材50
のX方向に延びる側面にはV溝60a,61aに
対向するV溝50b,50cが形成され、V溝5
0b,50cと60a,61aとの間にはボール
ベアリング62,62が介装されている。これに
より移動部材50はガイドレール60,61に長
手方向(X方向)移動可能に保持されている。
この移動部材50のX方向の一端部にはフラン
ジ53が水平に固着されており、又、基台10の
フランジ53に対応する側の端部には起立部10
aが形成され、起立部10a上にはパルスモータ
80が固定されている。
このフランジ53とパルスモータ80との間に
は、ボールネジ式送り機構81が介装されてい
る。このボールネジ式送り機構81は、フランジ
53の先端部下面に固定されたボールナツト53
aと、ボールナツト53aに螺合され且つパルス
モータ80の出力軸(図示せず)に連結されたボ
ールネジ式の送りネジ70から構成されている。
しかも、送りネジ70の軸線すなわち送り線K
は、ガイドレール60,61と平行に設けられて
いると共に、インデツクステーブル20の回転軸
O1と直交している。
次に本考案の載物台の作用を第4図、第5図を
もとに説明する。
まず、被加工物または被測定物としてのプレー
トP(第6図参照)を回転テーブル40上に載置
する。この際、第6図のプレートPの加工第1経
線Oをガイドレール60,61の長手方向と平行
な送り線Kと一致させると共に、プレートPの回
転中心O0をインデツクステーブル20の回転軸
O1と一致させる。この後、加工用ワークとして
のスロツター刃或いは測定器のフイーラー等Q
を、プレートPの回転中心O0から例えば半径R
の円弧上に位置付けして、この位置を送り原点と
する。
次にパルスモータ80を駆動して、第1経線O
上での切り込み量または測定移動量0分だけ移
動部材50をQと歯Tの谷が接近する方向に移動
させる。これにより移動部材50に保持された回
転テーブル40がそれを支持するX−Yテーブル
30のXテーブル32と一体に送り線K方向に移
動させられて、回転テーブル40の回転中心が送
り線K上を切り込み量0分だけ移動する。この
結果、Qが歯Tの谷まで達して、第1経線Oでの
加工または測定を終了する。
次に第n経線nにおける加工または測定は、第
5図に示す様に一度移動部材50を復帰させ、回
転テーブル40の回転軸O2とインデツクステー
ブル20の回転軸O1とを一致させた後、インデ
ツクステーブル20を公知の方法で角度割り出し
させ、X−Yテーブル30、回転テーブル40を
ともに回転し、第n経線nが送り線Kと一致する
様にする。そして、次にパルスモータ80を駆動
し、移動部材50を第n経線nにおける切り込み
量(または測定移動量)n分だけ移動させる。
このとき回転テーブル40を支持するX−Yテー
ブル30のXテーブル32、Yテーブル34はそ
れぞれ送りベクトルのX成分ベクトル、Y成分ベ
クトル分移動するため、これにより回転テーブル
40は回転軸O2が送り線K上を移動するのみで
回転しないため、第n経線n上の切り込み加工又
は測定ができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、角度割り出し
のためのインデツクステーブル上に設置されたX
−Yテーブルと、該X−Yテーブル上に配置され
た円形テーブルと、該円形テーブルを回動可能に
支持するとともに予め定めた直線案内部材上を移
動可能に支持された移動部材とから構成したの
で、所望の経線方向への送りが可能な小型の載物
台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る載物台の一実施例を示す
平面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
は第1図の−断面図、第4図及び第5図は本
考案の作用を示す模式図、第6図は被加工物また
は被測定物の一例としてのプレートを示す平面図
である。 20……インデツクステーブル、30……X−
Yテーブル、40……回転テーブル、50……移
動部材、60,61……ガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角度割り出しのためのインデツクステーブル上
    に設置されたX−Yテーブルと、該X−Yテーブ
    ル上に配置された円形テーブルと、該円形テーブ
    ルを回動可能に支持するとともに予め定めた直線
    案内部材上を移動可能に支持された移動部材とか
    ら構成されたことを特徴とする載物台。
JP14753686U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0337867Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14753686U JPH0337867Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14753686U JPH0337867Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6353635U JPS6353635U (ja) 1988-04-11
JPH0337867Y2 true JPH0337867Y2 (ja) 1991-08-09

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ID=31060990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14753686U Expired JPH0337867Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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JP7266875B2 (ja) * 2019-09-27 2023-05-01 株式会社ナガセインテグレックス 工作機械

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JPS6353635U (ja) 1988-04-11

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