JPS6320513Y2 - - Google Patents

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JPS6320513Y2
JPS6320513Y2 JP1982024901U JP2490182U JPS6320513Y2 JP S6320513 Y2 JPS6320513 Y2 JP S6320513Y2 JP 1982024901 U JP1982024901 U JP 1982024901U JP 2490182 U JP2490182 U JP 2490182U JP S6320513 Y2 JPS6320513 Y2 JP S6320513Y2
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JP
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gear
shaft
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tool
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JP1982024901U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は歯車の組立装置に関し、その目的は、
自動組立機によつて歯車どうしの組立を容易、且
つ確実に行う装置を提供するものである。
歯車どうしを歯巾方向に挿入噛合して組立てる
場合、歯車どうしの位相が合致していないと噛合
しない。そのため、従来ではオルゴールや時計等
の小歯車の組立においては振動を与えて噛合させ
たり、複雑な機構の位相合せ装置を用いている。
本考案は各種の部品を順次自動的に組立てて各
種機器を生産する自動組立機に用いられる歯車組
立装置に係り、各種の構成部品の自動組立の過程
において歯車どうしの噛合を円滑に行うようにし
たものである。
以下本考案の実施例について図面により説明す
る。
第1図は本考案装置によつて組立てられる歯車
装置の1例を示すもので、1はケース、2,3は
歯車、4は歯車2の軸端に有するセンタ穴、5は
蓋板である。この歯車装置を構成する複数の所要
部品が図略の部品カセツトに収納され後述する自
動組立機によつて自動的に組立てられて完成品と
なる。本考案装置は、ケース1に組付けられた歯
車2に歯車3を噛合組付けるものである。
第2図は本考案装置が用いられる自動組立機の
1例を示すものである。すなわち、11は、ベー
スであり、その上面には部品を組立てるワークテ
ーブル12を有している。また、ベース11の四
隅にはコラム13が立設され、その上端にはフレ
ーム14が固設されている。
前記コラム13には側部ユニツト15が、また
フレーム14には上部ユニツト16が設置されて
いる。側部ユニツト15はコラム13に対して水
平方向に移動自在な支持部材17と、この支持部
材17に支持され上下方向に移動自在な作業軸駆
動ユニツト18とからなり、作業軸19はベツド
11と平行な横軸であつて、その軸線方向に進退
自在であり、且つ回転も自在となつている。20
は作業軸駆動源、21は支持部材17を水平方向
に移動させるサーボモータ、22は作業軸駆動ユ
ニツト18を上下方向に移動させるサーボモー
タ、23は作業軸19を進退移動させるサーボモ
ータである。
一方の上部ユニツト16の構成も前記側部ユニ
ツト15と同様であり、フレーム14上を水平方
向に移動自在な支持部材24と、この支持部材2
4に支持され、支持部材24の移動方向と直交す
る水平方向に移動自在な作業軸駆動ユニツト25
とからなり、作業軸26は鉛直方向の立軸であつ
て、その軸線方向に上下動自在であり、且つ回転
自在となつている。27は作業軸駆動源、28は
支持部材24を水平方向に移動させるサーボモー
タ、29は作業軸駆動ユニツト25を水平方向に
移動させるサーボモータ、30は作業軸26を上
下動させるサーボモータである。
上記構成の自動組立機は、横軸の作業軸19及
び立軸の作業軸26に各種の工具が取付けられ、
ベツド11上に搬入された部品カセツトに収納さ
れた部品をワークテーブル12上において定めら
れた順番で圧入、装入、ねじ締め等の所要の動作
を行つて自動的に組立てるものである。
本考案は斯る自動組立機の一対の作業軸19,
26の何れか一方に歯車組付工具31を、他方に
歯車把持工具49を取付けて歯車を組立てるもの
である。
歯車組付工具31の構成を第3図及び第4図に
よつて説明する。42は作業軸19に装着される
歯車組付工具本体であり、後端には作業軸19内
に設けらているドローバー48の先端の係合ボー
ル47と係合する係合部46が形成されている。
また先端にはヘツド32が固設され、このヘツド
32に作業軸19の軸線と直交する軸線で揺動軸
33が回動可能に設けられている。この揺動軸3
3上にはローラ係合溝41を有する揺動レバー3
9が嵌合され、キー40によつて係止している。
そして、歯車組付工具本体42に回転自在に軸承
され、作業軸19内を貫通する回転駆動軸45と
連結して回転する操作軸43端に設けられた偏心
ローラ44が前記揺動レバー39に形成されてい
るローラ係合溝41に係合し、揺動軸33を所要
の回転角度で揺動運動を行うようになつている。
さらに揺動軸33の軸心には第1の歯車2のセ
ンタ穴4に挿入するセンタ37が軸方向に摺動自
在に嵌挿され、スプリング38にてセンタ穴4の
挿入方向に押圧している。
また、揺動軸33の先端、すなわち前記センタ
37の先端側の外周に、前記第1の歯車2のセン
タ穴4の周辺の面に当接する当接部材34が軸方
向には摺動を許容し、回転方向はキー35で係止
して設けられ、スプリング36にて当接方向に押
圧している。
一方、歯車把持工具49は作業軸26に装着さ
れ、先端には一対の把持爪50が設けられてい
る。この把持爪50の開閉は、作業軸26内を貫
通する回転駆動軸51と連結する操作軸52が歯
車把持工具49内に設けられ、これと連繋する歯
車機構53によつて制御される。前記把持爪50
は前記第1の歯車2に噛合させて組付ける第2の
歯車3を把持する。尚図例では水平軸側の作業軸
19に歯車組立工具31を、また鉛直軸側の作業
軸26に歯車把持工具49を装着したが、作業軸
26側に歯車組立工具31を装着し、作業軸19
側に歯車把持工具49を装着して歯車を組立てる
ことも可能である。
次に上記本考案装置による歯車の組立動作を説
明する。先ず第1の歯車2は歯車把持工具49に
よつてケース1の軸受部に組付けられる。次いで
ケース1に組付けられた第1の歯車2に対し、歯
車組付工具31が対応する。すなわち、第3図に
示すように、揺動軸33が第1の歯車2の軸端面
と対応する直上に位置決めし、作業軸19を介し
て所要量下降させる。これにより、センタ37は
第1の歯車2のセンタ穴4に挿入してセンタ支持
し、同時に当接部材34がセンタ穴4の周辺の面
に当接する。この当接部材34は、回転駆動軸4
5によつて操作軸43並びに偏心ローラ44及び
揺動レバー41を介して間欠的に揺動する揺動軸
33によつて揺動運動しており、当接部材34の
当接による摩擦力にて第1の歯車2に揺動運動を
伝達する。従つて、ケース1に組付けられた第1
の歯車2は間欠的揺動運動を行つているのであ
る。
この第1の歯車2に対し、作業軸26に装着し
た歯車把持工具49の把持爪50で把持した第2
の歯車3を軸方向に移動してケース1内の軸受に
組付ける。このとき、第1の歯車2と第2の歯車
3とは歯巾方向に噛合して組立てられるが、第1
の歯車2が揺動運動しているために両者の噛合は
円滑に行われるのである。
このように本考案装置によると、自動組立機の
一方の作業軸に装着した歯車組付工具によつて一
方の歯車に揺動運動を与え、他方の作業軸に装着
した歯車把持工具によつて他方の歯車を前記一方
の歯車に噛合させて組付けるものであるから、高
価な歯車の位相合せ装置を使用しなくとも円滑且
つ確実に組付けられ、しかも他部品の組立過程で
歯車の自動組立てが得られる利点がある。また、
歯車組付工具によつて一方の歯車に与える揺動運
動は、揺動軸の先端にスプリングで押圧された当
接部材による摩擦力の伝達であるから、第2の歯
車との噛合で揺動運動が拘束されたときにも、回
動を拘束された第1の歯車と当接部材とは相対回
転を起し、各部に無理な力を掛けることがなく破
損を防止する利点も有している。
さらに本考案装置は、当接部材の回転を組立歯
車の端面に伝える構造になつているため、組立歯
車の径の大小にもかかわらず組立歯車を回転させ
ることができる利点がある。また操作軸、偏心ロ
ーラ、揺動軸によつて前記当接部材を作業軸内の
回転駆動軸と直交する軸線回りに回転させること
ができるため、一対の作業軸を互いに直交して設
けることができ、一対の組立歯車間の距離が短く
ても一対の作業軸が互いに干渉する恐れがない利
点がある。またさらに自動組立機における回転駆
動軸の回転を利用して当接部材を回転させること
ができるため、特別の駆動源を設けなくても組立
歯車を回転させることができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置によつて組立てられた歯車
機構の一例を示す断面図、第2図は本考案装置が
用いられる自動組立機の一例を示す側面図、第3
図は本考案装置の断面図、第4図は第3図−
線断面図である。 1……ケース、2……第1の歯車、3……第2
の歯車、4……センタ穴、11……ベース、12
……ワークテーブル、13……コラム、14……
フレーム、15……側部ユニツト、16……上部
ユニツト、19……作業軸、26……作業軸、3
1……歯車組付工具、32……ヘツド、33……
揺動軸、34……当接部材、36……スプリン
グ、37……センタ、39……揺動レバー、43
…操作軸、44……偏心ローラ、45……回転駆
動軸、49……歯車把持工具、50…把持爪、5
1……回転駆動軸、52…操作軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに直交する一対の作業軸に工具を着脱可能
    に取付けて各作業軸を三次元方向に移動させ、作
    業軸内で回転する回転駆動軸によつて工具を作動
    させてベース上で所要の部品の圧入、装入あるい
    は回転して組付ける自動組立機において、前記作
    業軸の一方にベース上に回転可能に軸承された第
    1の組立歯車を回転させる歯車組付工具を、他方
    に第1の組立歯車に噛合する第2の組立歯車を把
    持する歯車把持工具を取付け、前記歯車組付工具
    は作業軸に取付けられる歯車組付工具本体と、こ
    の歯車組付工具本体に前記回転駆動軸と同軸回り
    に回転可能に軸承され一端が回転駆動軸に回転連
    結する操作軸と、操作軸の他端に回転中心から偏
    心した位置に固着された偏心ローラと、歯車組付
    工具本体に操作軸と直交する軸線回りに回転可能
    に軸承された揺動軸と、この揺動軸に固着され前
    記偏心ローラに係合する揺動レバーと、揺動軸の
    軸心に設けられ第1の組立歯車のセンタ穴を支持
    するセンタと、揺動軸の先端外周に回転方向は係
    止され軸方向に摺動可能に嵌装された当接部材
    と、この当接部材が第1の組立歯車のセンタ穴の
    周辺端面に当接する方向に付勢するスプリングと
    を備えたことを特徴とする歯車組立装置。
JP2490182U 1982-02-25 1982-02-25 歯車組立装置 Granted JPS58128829U (ja)

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JP2490182U JPS58128829U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 歯車組立装置

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JP2490182U JPS58128829U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 歯車組立装置

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Publication Number Publication Date
JPS58128829U JPS58128829U (ja) 1983-08-31
JPS6320513Y2 true JPS6320513Y2 (ja) 1988-06-07

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JP2490182U Granted JPS58128829U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 歯車組立装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7182152B2 (ja) * 2017-09-27 2022-12-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 駆動装置の組み立て方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610135A (en) * 1979-07-04 1981-02-02 Kanebo Ltd Preparation of di-n-propylmalonic acid

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JPS5610135A (en) * 1979-07-04 1981-02-02 Kanebo Ltd Preparation of di-n-propylmalonic acid

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JPS58128829U (ja) 1983-08-31

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