JPH0310341Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0310341Y2 JPH0310341Y2 JP2951886U JP2951886U JPH0310341Y2 JP H0310341 Y2 JPH0310341 Y2 JP H0310341Y2 JP 2951886 U JP2951886 U JP 2951886U JP 2951886 U JP2951886 U JP 2951886U JP H0310341 Y2 JPH0310341 Y2 JP H0310341Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- net
- radiator net
- attached
- support frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は各種農用車のラジエタの前面に張設す
るラジエタネツトを着脱可能に保持する農用車に
おけるラジエタネツト取付装置に関する。
るラジエタネツトを着脱可能に保持する農用車に
おけるラジエタネツト取付装置に関する。
(ロ) 従来技術
従来、農用車のラジエタネツト取付装置とし
て、ラジエタネツトを横方向に抜差可能に装着
し、その一側を支持部材に蝶ボルト又は蝶ナツト
にて螺着していた。
て、ラジエタネツトを横方向に抜差可能に装着
し、その一側を支持部材に蝶ボルト又は蝶ナツト
にて螺着していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
前記既知の農用車におけるラジエタネツト取付
装置はラジエタネツトを引出して掃除する時、ボ
ンネツトのサイドカバーを取外し、前記蝶ボルト
又は蝶ナツトを緩めてからラジエタネツトを側方
へ引出していたが、蝶ボルト又は蝶ナツトを緩め
たり締付けたりするのが面倒であると共に噴出し
易く、かつ前記蝶ボルト又は蝶ナツトはそれらの
ねじ部に錆が発生して固定状態になり、指の力だ
けでは緩めることが極めて困難である等の問題点
があつた。
装置はラジエタネツトを引出して掃除する時、ボ
ンネツトのサイドカバーを取外し、前記蝶ボルト
又は蝶ナツトを緩めてからラジエタネツトを側方
へ引出していたが、蝶ボルト又は蝶ナツトを緩め
たり締付けたりするのが面倒であると共に噴出し
易く、かつ前記蝶ボルト又は蝶ナツトはそれらの
ねじ部に錆が発生して固定状態になり、指の力だ
けでは緩めることが極めて困難である等の問題点
があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案はラジエタを左右の支持枠に装着し、そ
れらの支持枠の前面にラジエタネツトを上部と下
部がガイド材で横方向へ抜差し可能に装着した農
用車において、前記ラジエタネツトの一側を着脱
可能なサイドカバーの内面に添着したクツシヨン
材により圧接して止着することによりラジエタネ
ツトを容易に横方向に抜差しすることができるも
のでありながら長期間使用しても極めて簡単に着
脱することができると共に安定した状態に保持す
ることができるようにして前述の問題点を解決し
た。
れらの支持枠の前面にラジエタネツトを上部と下
部がガイド材で横方向へ抜差し可能に装着した農
用車において、前記ラジエタネツトの一側を着脱
可能なサイドカバーの内面に添着したクツシヨン
材により圧接して止着することによりラジエタネ
ツトを容易に横方向に抜差しすることができるも
のでありながら長期間使用しても極めて簡単に着
脱することができると共に安定した状態に保持す
ることができるようにして前述の問題点を解決し
た。
(ホ) 作用
ラジエタネツトを装着する時は、該ラジエタネ
ツトを側方から上方のガイド材と下方のガイド材
間に差込み、次いでラジエタ及びエンジンの側部
にサイドカバーを装着すると、該サイドカバーの
内側面に添着したクツシヨン材は圧縮された状態
で前記ラジエタネツトの側縁に圧接して一定の取
付状態を保持する。
ツトを側方から上方のガイド材と下方のガイド材
間に差込み、次いでラジエタ及びエンジンの側部
にサイドカバーを装着すると、該サイドカバーの
内側面に添着したクツシヨン材は圧縮された状態
で前記ラジエタネツトの側縁に圧接して一定の取
付状態を保持する。
また、ラジエタネツトに付着した塵埃又は藁屑
等を除去すべく取外し時は前記サイドカバーを取
外すだけで従来のように蝶ボルト等を抜取る操作
を要することなくラジエタネツトを容易に引出す
ことができる。
等を除去すべく取外し時は前記サイドカバーを取
外すだけで従来のように蝶ボルト等を抜取る操作
を要することなくラジエタネツトを容易に引出す
ことができる。
(ヘ) 実施例
本考案の一実施例をトラクタについて説明する
と、シヤーシ1上にエンジン2を搭載し、その前
部にラジエタ3を設け、一側上部にマフラー5を
配設前記ラジエタ3の前方下部にバツテリ6を設
け、その上方にはエアクリーナ7を設けてあり、
ハンドル8の前部には燃料タンク10を収納して
ある。
と、シヤーシ1上にエンジン2を搭載し、その前
部にラジエタ3を設け、一側上部にマフラー5を
配設前記ラジエタ3の前方下部にバツテリ6を設
け、その上方にはエアクリーナ7を設けてあり、
ハンドル8の前部には燃料タンク10を収納して
ある。
そして、前記バツテリ6は前記シヤーシ1上に
固定した受板11に載せてあり、ラジエタ3はそ
の両側を上記受板11の両端部に立設した支持枠
12,12に取付けてあり、該支持枠12,12
の上端を連結したエアクリーナ取付板13には前
記エアクリーナ7を取付けてあり、ラジエタ3の
前面を覆うラジエタネツト15はその周囲に取付
けた枠体16の下部を前記受板11の後部に形成
した段部11aと支持枠12とで構成される溝1
7に嵌合し、上部を前記エアクリーナ取付板13
の下部に形成した溝18に嵌合して第2図におい
て右側から抜差しすることができるように嵌挿さ
れており、前記枠体16の平面視で右側は第3図
に示す如く後方へ折曲してあり、この折曲部16
aに穿設した上下の孔20,20には前記支持枠
12に熔接したピン21,21が遊嵌する。
固定した受板11に載せてあり、ラジエタ3はそ
の両側を上記受板11の両端部に立設した支持枠
12,12に取付けてあり、該支持枠12,12
の上端を連結したエアクリーナ取付板13には前
記エアクリーナ7を取付けてあり、ラジエタ3の
前面を覆うラジエタネツト15はその周囲に取付
けた枠体16の下部を前記受板11の後部に形成
した段部11aと支持枠12とで構成される溝1
7に嵌合し、上部を前記エアクリーナ取付板13
の下部に形成した溝18に嵌合して第2図におい
て右側から抜差しすることができるように嵌挿さ
れており、前記枠体16の平面視で右側は第3図
に示す如く後方へ折曲してあり、この折曲部16
aに穿設した上下の孔20,20には前記支持枠
12に熔接したピン21,21が遊嵌する。
また、エンジンルームの前面はフロントグリル
22で、上面は上蓋23を有するボンネツト天板
24で、側面はボンネツトサイドカバー25,2
5でそれぞれ覆われており、これらのサイドカバ
ー25,25はレバー等の回動によりワンタツチ
で着脱することができ、ボンネツト天板24は後
部を中心として上下回動し、該ボンネツト天板2
4及びサイドカバー25,25の内面にはクツシ
ヨン材26をそれぞれ添着し、このクツシヨン材
26を支持枠12,12の外側面及びエアクリー
ナ取付板13,13の上面に密着させてラジエタ
3の周りから塵埃や藁屑がエンジンルーム内に侵
入しないようにしてある。
22で、上面は上蓋23を有するボンネツト天板
24で、側面はボンネツトサイドカバー25,2
5でそれぞれ覆われており、これらのサイドカバ
ー25,25はレバー等の回動によりワンタツチ
で着脱することができ、ボンネツト天板24は後
部を中心として上下回動し、該ボンネツト天板2
4及びサイドカバー25,25の内面にはクツシ
ヨン材26をそれぞれ添着し、このクツシヨン材
26を支持枠12,12の外側面及びエアクリー
ナ取付板13,13の上面に密着させてラジエタ
3の周りから塵埃や藁屑がエンジンルーム内に侵
入しないようにしてある。
而して、前記ラジエタネツト15は装着状態で
前記サイドカバー25のクツシヨン材26により
押圧弾持されており、ラジエタネツト15に溜つ
た塵埃や藁屑を除去する時、サイドカバー25を
外すと、ラジエタネツト15の枠体16の折曲部
16aに対する前記押圧弾持力が排除されるの
で、ラジエタネツト15を右側へ容易に引抜いて
掃除することができ、掃除が終つて装着する時
は、ラジエタネツト15の枠体16を前記上部と
下部の溝17,18に嵌合して押込み、折曲部1
6aの孔20,20を上下のピン21,21に嵌
合し、サイドカバー25を装着すると、折曲部1
6aがクツシヨン材26により支持枠12に圧接
され、ピン21,21は前記折曲部16aが前後
上下に変位するのを防止する。
前記サイドカバー25のクツシヨン材26により
押圧弾持されており、ラジエタネツト15に溜つ
た塵埃や藁屑を除去する時、サイドカバー25を
外すと、ラジエタネツト15の枠体16の折曲部
16aに対する前記押圧弾持力が排除されるの
で、ラジエタネツト15を右側へ容易に引抜いて
掃除することができ、掃除が終つて装着する時
は、ラジエタネツト15の枠体16を前記上部と
下部の溝17,18に嵌合して押込み、折曲部1
6aの孔20,20を上下のピン21,21に嵌
合し、サイドカバー25を装着すると、折曲部1
6aがクツシヨン材26により支持枠12に圧接
され、ピン21,21は前記折曲部16aが前後
上下に変位するのを防止する。
(ト) 考案の効果
本考案は前述のようにラジエタ3を左右の支持
枠12,12に装着し、それらの支持枠12,1
2の前面にラジエタネツト15を上部と下部がガ
イド材で横方向へ抜差し可能に装着した農用車に
おいて、前記ラジエタネツト15の一側を着脱可
能なサイドカバー25の内面に添着したクツシヨ
ン材26により圧接して止着したので、ラジエタ
ネツト15を掃除すべく抜差しする時、従来のよ
うに蝶ボルト又は蝶ナツト等を抜取つたりねじ込
んだりする操作を必要とせず、かつ、長期間使用
しても従来のもののように蝶ボルト等が錆付くよ
うなことはなく、サイドカバー25を着脱すると
いう極めて簡単な操作だけでラジエタネツト15
を容易に抜差しすることができる。
枠12,12に装着し、それらの支持枠12,1
2の前面にラジエタネツト15を上部と下部がガ
イド材で横方向へ抜差し可能に装着した農用車に
おいて、前記ラジエタネツト15の一側を着脱可
能なサイドカバー25の内面に添着したクツシヨ
ン材26により圧接して止着したので、ラジエタ
ネツト15を掃除すべく抜差しする時、従来のよ
うに蝶ボルト又は蝶ナツト等を抜取つたりねじ込
んだりする操作を必要とせず、かつ、長期間使用
しても従来のもののように蝶ボルト等が錆付くよ
うなことはなく、サイドカバー25を着脱すると
いう極めて簡単な操作だけでラジエタネツト15
を容易に抜差しすることができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はトラクタのラジエタネツト取付部の断面
図、第2図は同上側面図、第3図は第1図のA−
A断面図、第4図はトラクタの側面図である。 2……エンジン、3……ラジエタ、12……支
持枠、15……ラジエタネツト、17,18……
溝、25……サイドカバ、26……クツシヨン
材。
第1図はトラクタのラジエタネツト取付部の断面
図、第2図は同上側面図、第3図は第1図のA−
A断面図、第4図はトラクタの側面図である。 2……エンジン、3……ラジエタ、12……支
持枠、15……ラジエタネツト、17,18……
溝、25……サイドカバ、26……クツシヨン
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ラジエタ3を左右の支持枠12,12に装着
し、それらの支持枠12,12の前面にラジエ
タネツト15を上部と下部がガイド材で横方向
へ抜差し可能に装着した農用車において、前記
ラジエタネツト15の一側を着脱可能なサイド
カバー25の内面に添着したクツシヨン材26
により圧接して止着したことを特徴とする農用
車におけるラジエタネツト取付装置。 (2) 上部のガイド材をエアクリーナ取付板で構成
し、下部のガイド材をバツテリー載せ台で構成
した実用新案登録請求の範囲第1項記載の農用
車におけるラジエタネツト取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2951886U JPH0310341Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2951886U JPH0310341Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62141626U JPS62141626U (ja) | 1987-09-07 |
JPH0310341Y2 true JPH0310341Y2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=30833470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2951886U Expired JPH0310341Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310341Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP2951886U patent/JPH0310341Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62141626U (ja) | 1987-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011047294A5 (ja) | ||
JPH0310341Y2 (ja) | ||
JP4104332B2 (ja) | エアクリーナを有するエンジンを備える車両 | |
US3688954A (en) | Spare tire holder | |
JP3139199B2 (ja) | 自動二輪車のエアークリーナー | |
JPS6224630Y2 (ja) | ||
JPS6233654Y2 (ja) | ||
JPH0111599Y2 (ja) | ||
JPS6111105Y2 (ja) | ||
JPH0723339Y2 (ja) | ボンネット側板の取付け装置 | |
JPS6034549Y2 (ja) | 農用トラクタのフロントウエイト支持機構 | |
JPH0118431Y2 (ja) | ||
JPS6337320Y2 (ja) | ||
JPS6218144Y2 (ja) | ||
JPH0614601A (ja) | 耕耘カバー構造 | |
JPS622263Y2 (ja) | ||
JP2537792Y2 (ja) | 乗用農機のボンネット取付構造 | |
JPS6010905Y2 (ja) | フロントグリルの取付け構造 | |
JPH0511111Y2 (ja) | ||
JP2549519B2 (ja) | リヤフエンダ | |
JPH0125074Y2 (ja) | ||
JPH0717878U (ja) | 局部洗浄装置付便器のカバー構造 | |
JPS6227493Y2 (ja) | ||
JPS6245986Y2 (ja) | ||
JP2594385Y2 (ja) | トレーラのリアフェンダ装置 |