JPH03103210A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、プレート上で焼肉や鍋物などを調理する加熱
調理器に関するものである。

［従来の技術］ 食事等の際食卓等に載置して調理物の加熱や保７鼓を行
なう加熱調理器は広く用いられている。

第４図は従来の加熱調理器の一例を示す要部の断面図で
ある。図において、（１〉は加熱調理器の本体、（２）
に加熱調理中に使用者の火傷を防止したり、食卓等に対
する断熱作用を行むうためのプラスチック射出成型等に
より形威されたガードである。（３）はガード（２）上
に所定の間隔を隔てて断熱的に固定された断熱用の反射
板、（４）は反射板（３）上に設けられた熱板で、良好
な加熱を行なうためにアルミニウムのダイヤキャストか
らなっている。（５）は熱板（４）の底面に設けれられ
、熱板（４〉を加熱するためにインサート成型されたヒ
ーターである。（６）は熱板（４）上に載置された加熱
プレートで、その面上で所望の調理をおこなうようにな
っている。（７〉は各種調理に合わせて加熱プレート（
６〉を覆うため使用され、あるいは加熱調理器の非利用
時に加熱プレート（６）を覆うための蓋、（８）は蓋（
７〉のつまみである。

（９）は本体（１）の内部に設けられた温度調節用のサ
ーモスタットで、リベット等（ｌ３〉により熱板（４）
に取付けられている。（ｌＯ）はサーモスタット（９）
を構成する感温用バイメタル、（１１）は温度調節つま
み、（ｌ２〉は温度調節つまみ（ｔ１）とサーモスタッ
ト（９）を連結するレバーである。

次に作用を説明する。加熱調理器に通電するとヒーター
（５）が発熱し、その熱は熱板（４）から加熱プレート
（８）に伝わってこれを加熱するので、加熱ブレー（６
〉上で焼肉等の調理を行なうことができる。また、熱板
（４〉の熱は、サーモスタット（９〉のリベット等（ｌ
３）からバイメタル（ｌＯ）へ伝わり、熱に応動して熱
板（４〉、すなわち加熱プレート（６）の温度を制御す
る。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように構或した従来の加熱調理器によれば、熱板
（４）の温度はサーモスタット（９）のリベット等（１
３）を通って感温用のバイメタル（ｌＯ〉に伝わるため
、熱板（４）、すなわち加熱プレート（６）の正確な温
度がバイメタル（１０〉に伝達されず、このため加熱プ
レート（６〉の正確な温度制御が困難であった。

本発明は、上記のような課題を解決すたるめになされた
もので、加熱プレート面の正確な温度をサーモスタット
に伝達されるとともに、安価で精度の高い加熱調理器を
得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る加熱調理器は、温度調節用のサーモスタッ
トの感温用のバイメタルにヒートコンダクタの一端を接
触させて固定すると共に、ヒートコンダクタの他端を熱
板に直接取り付けたものである。

［作用］ 熱板からの熱はヒートコンダクタから直接バイメタルに
伝わり、熱板の温度、すなわち加熱プレートの温度を正
確に制御する。

［発明の実施例］ 第１図は本発明実施例の分解斜視図、第２図は本発明実
施例の断面図、第３図は本発明実施例の要部を示す縦断
面図及び平面図である。なお、第４図の従来例と同一又
は相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。

図において、（１５）はヒートコンダクタで、その一端
は例えば熱板（４〉の周縁に突設した台座（４ａ）によ
り熱板（４〉に直接固定され、他端は感熱用のバイメタ
ル（ｌＯ〉に当接し、リベット等（１３ａ）によリサー
モスタット（９）に固定されている。なお、（ｌ９）は
温度調節用つまみ（１ｌ〉の移動をサーモスタット（９
）に伝えるための、例えば歯車からなる伝達機構、（２
１）は電源コードである。

上記のように構成した本発明によれば、加熱調理器に通
電すると、ヒーター（５）の熱は熱板（４）から加熱プ
レート（６）に伝わってこれを加熱し、加熱プレート（
６）上で焼肉等の調理が行なわれる。

一方、熱板（４〉からの熱は、ヒートコンダクタ（１５
）から直接サーモスタット（９）のバイメタル（１０〉
へ伝わり、バイメタル（ｉｏ）がこの熱に応じてＯＮ，
ＯＦＦすることにより熱板（４）の温度、すなわち加熱
プレート（６）の温度を制御する。

加熱プレート（８）の加熱温度を所望の温度に変更しよ
うとするときは、温度調節用つまみ（１１〉を紙面の垂
直方向に移動せさると、これと一体的に構成された指針
（ｌ６）及びバー（１７）も移動し、表示窓（ｌ８）に
設定温度を表示する。一方、バー（ｌ７）の移動により
伝達機構（ｌ９）を介して軸（２０）を移動させ、バイ
メタル（１０）の作動温度を設定温度に調整する。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明は、端が熱板に
直接固定されたヒートコンダクタの他端を、サーモスタ
ットのバイメタルに接触させて固定するようにしたので
、熱板の温度を正確にバイメタルに伝達することができ
る。このため熱板の温度が確実に感知され、加熱プレー
トの温度を正確に制御することのできる加熱調理器を得
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の分解斜視図、第２図は同じく本
発明実施例の縦断面図、第３図（ａ）　．　（ｂ）は本
発明実施例の要部の断面図及び平面図、第４図は従来の
加熱調理器の一例の要部を示す断面図である。 図において、（２）はガード、（３〉は反射板、（４）
は熱板、（５）はヒーター　（６）は加熱プレート、（
９）はサーモスタット、（１０）はバイメタル、（１ｌ
）は温度調節用つまみ、（ｌ５）はヒートコンダク夕、 （１９）は伝達機構である。 なお、 図中同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ヒーターを備えた熱板の温度を調節するサーモスタット
   を有する加熱調理器において、 前記サーモスタットの感温用のバイメタルにヒートコン
   ダクタの一端を接触させて固定すると共に、該ヒートコ
   ンダクタの他端を前記熱板に直接取付けたことを特徴と
   する加熱調理器。