JPH0546234Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546234Y2 JPH0546234Y2 JP1987040711U JP4071187U JPH0546234Y2 JP H0546234 Y2 JPH0546234 Y2 JP H0546234Y2 JP 1987040711 U JP1987040711 U JP 1987040711U JP 4071187 U JP4071187 U JP 4071187U JP H0546234 Y2 JPH0546234 Y2 JP H0546234Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- top plate
- warning display
- color
- display section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 11
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は誘導加熱調理器に関する。
〈従来技術〉
誘導加熱調理器は火の無い調理器と言われる様
に直火を用いない為、ガスコンロや電気コンロに
比べて安全性が高い。
に直火を用いない為、ガスコンロや電気コンロに
比べて安全性が高い。
ところが、鍋等の被加熱容器を載置するトツプ
プレートは調理中に鍋等から伝わる熱によつて相
当熱くなる為、調理後にトツププレートの被加熱
容器載置部に手を触れると火傷を負う危険性があ
る。
プレートは調理中に鍋等から伝わる熱によつて相
当熱くなる為、調理後にトツププレートの被加熱
容器載置部に手を触れると火傷を負う危険性があ
る。
そこで従来からその様な危険を防止すべく温度
変化に伴つて変色する示温塗料、例えばサーマル
ペイントでトツププレートに被加熱容器載置部を
示すパターンを印刷し、このパターンの変色によ
つてトツププレートの熱さを報知する様にした誘
導加熱調理器が提案されている。
変化に伴つて変色する示温塗料、例えばサーマル
ペイントでトツププレートに被加熱容器載置部を
示すパターンを印刷し、このパターンの変色によ
つてトツププレートの熱さを報知する様にした誘
導加熱調理器が提案されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら上記従来のものにあつては、パタ
ーンがトツププレートの表面及び裏面に設けられ
て調理中は鍋等の下になり表示がわかりにくいの
みならず、耐高温性の示温塗料が必要となり、コ
ストアツプとなるという欠点があつた。
ーンがトツププレートの表面及び裏面に設けられ
て調理中は鍋等の下になり表示がわかりにくいの
みならず、耐高温性の示温塗料が必要となり、コ
ストアツプとなるという欠点があつた。
〈問題点を解決する為の手段〉
本考案の誘導加熱調理器は、トツププレートの
下面に熱伝的に密着させて非磁性の熱伝導板を設
け、該熱伝導板の一端部を上記トツププレートの
周辺部の外側に導出させ、この導出させた一端部
に示温塗料を塗布して温度警告表示部を形成し、
上記一端部の当該温度警告表示部の周辺部分の色
を上記示温塗料の低温時の色と同色に設定して形
成している。
下面に熱伝的に密着させて非磁性の熱伝導板を設
け、該熱伝導板の一端部を上記トツププレートの
周辺部の外側に導出させ、この導出させた一端部
に示温塗料を塗布して温度警告表示部を形成し、
上記一端部の当該温度警告表示部の周辺部分の色
を上記示温塗料の低温時の色と同色に設定して形
成している。
〈作用〉
被加熱容器の熱が伝わつてトツププレートの被
加熱容器載置部が熱くなると、熱伝導板に熱が伝
えられ当該熱伝導板の一端部の温度も上昇し、こ
の一端部に形成された温度警告表示部の示温塗料
の色が変色し、この温度警告表示部の変色により
トツププレートの温度上昇が確認される。
加熱容器載置部が熱くなると、熱伝導板に熱が伝
えられ当該熱伝導板の一端部の温度も上昇し、こ
の一端部に形成された温度警告表示部の示温塗料
の色が変色し、この温度警告表示部の変色により
トツププレートの温度上昇が確認される。
また、温度警告表示部がトツププレートの周辺
部の外側に導出されているため、温度警告表示部
の温度上昇がトツププレートの被加熱容器載置部
のように高温になることがないので、示温塗料と
して低温用のものが使用可能となる。
部の外側に導出されているため、温度警告表示部
の温度上昇がトツププレートの被加熱容器載置部
のように高温になることがないので、示温塗料と
して低温用のものが使用可能となる。
〈実施例〉
１は誘導加熱調理器の本体にして、その内部に
は誘導加熱コイルや制御回路等の電装部品が内装
されて居り、その上面には被加熱容器を着脱自在
に載置するためのトツププレート２が形成されて
いる。３は上記本体１の前面部に摺動自在に取り
付けられた加熱出力調節用の操作レバーである。
は誘導加熱コイルや制御回路等の電装部品が内装
されて居り、その上面には被加熱容器を着脱自在
に載置するためのトツププレート２が形成されて
いる。３は上記本体１の前面部に摺動自在に取り
付けられた加熱出力調節用の操作レバーである。
４は上記トツププレート２の下面に熱伝的に密
着して取り付けられた非磁性の材料からなるＴ字
型の熱伝導板（例えば銅板若しくはアルミ板etc）
にして、その交差部をトツププレート２の略中央
部に位置させると共に、少なくとも一端部を上記
トツププレート２外に導出し、この部分を外部に
露出し、該露出面に温度警告表示部５を有するパ
ターン部６を形成している。該温度警告表示部５
は温度変化によつて変色する示温塗料で形成され
て居り、その周囲は温度変化があつても変色しな
い塗料により形成されている。そして、好ましく
は周囲の色と上記温度警告表示部５の低温時にお
ける色とを同じ色に設定する。
着して取り付けられた非磁性の材料からなるＴ字
型の熱伝導板（例えば銅板若しくはアルミ板etc）
にして、その交差部をトツププレート２の略中央
部に位置させると共に、少なくとも一端部を上記
トツププレート２外に導出し、この部分を外部に
露出し、該露出面に温度警告表示部５を有するパ
ターン部６を形成している。該温度警告表示部５
は温度変化によつて変色する示温塗料で形成され
て居り、その周囲は温度変化があつても変色しな
い塗料により形成されている。そして、好ましく
は周囲の色と上記温度警告表示部５の低温時にお
ける色とを同じ色に設定する。
従つて、トツププレート２上に鍋を載置し加熱
すると、鍋の熱はトツププレート２及び熱伝導板
４を介して温度警告表示部５に伝えられ、危険温
度が表示される。
すると、鍋の熱はトツププレート２及び熱伝導板
４を介して温度警告表示部５に伝えられ、危険温
度が表示される。
〈効果〉
本考案の誘導加熱調理器は、非磁性の熱伝導板
の一端部に示温塗料を塗布して温度警告表示部を
形成しているので、熱伝導板が誘導加熱されるこ
とがなく、トツププレートの被加熱容器の載置部
分の熱が熱伝導板に伝達されるだけであるから、
熱伝導板の温度がトツププレート上のように高温
になることがなく、しかも、温度警告表示部がト
ツププレートの周辺部の外側に位置しているた
め、温度警告表示部の温度もトツププレート上の
ように高温になることがなく、温度警告表示部を
形成する示温塗料として低温用の示温塗料が使用
可能となり、安価に製作することができるととも
に、示温塗料の熱による劣化を防止することがで
きる。
の一端部に示温塗料を塗布して温度警告表示部を
形成しているので、熱伝導板が誘導加熱されるこ
とがなく、トツププレートの被加熱容器の載置部
分の熱が熱伝導板に伝達されるだけであるから、
熱伝導板の温度がトツププレート上のように高温
になることがなく、しかも、温度警告表示部がト
ツププレートの周辺部の外側に位置しているた
め、温度警告表示部の温度もトツププレート上の
ように高温になることがなく、温度警告表示部を
形成する示温塗料として低温用の示温塗料が使用
可能となり、安価に製作することができるととも
に、示温塗料の熱による劣化を防止することがで
きる。
また、温度警告表示部の低温時の色と当該温度
警告表示部の周辺部分の色とを同色に設定してい
るので、少し温度が上昇して温度警告表示部の示
温塗料が少しだけ変色した時点で、この温度警告
表示部の変色を容易に視認することができ、温度
上昇の初期状態すなわちトツププレートの温度が
あまり高温になつていなくてもトツププレートの
温度上昇を使用者に認識させることができ、火傷
等の危険を未然に防止することができる。
警告表示部の周辺部分の色とを同色に設定してい
るので、少し温度が上昇して温度警告表示部の示
温塗料が少しだけ変色した時点で、この温度警告
表示部の変色を容易に視認することができ、温度
上昇の初期状態すなわちトツププレートの温度が
あまり高温になつていなくてもトツププレートの
温度上昇を使用者に認識させることができ、火傷
等の危険を未然に防止することができる。
第１図は本考案に係る誘導加熱調理器の一実施
例を示す外観斜視図、第２図は同上誘導加熱調理
器に用いられる熱伝導板の平面図を示す。 １……本体、２……トツププレート、４……熱
伝導板、５……温度警告表示部、６……パター
ン。
例を示す外観斜視図、第２図は同上誘導加熱調理
器に用いられる熱伝導板の平面図を示す。 １……本体、２……トツププレート、４……熱
伝導板、５……温度警告表示部、６……パター
ン。
Claims (1)
- トツププレートの下面に熱伝的に密着させて非
磁性の熱伝導板を設け、該熱伝導板の一端部を上
記トツププレートの周辺部の外側に導出させ、こ
の導出させた一端部に示温塗料を塗布して温度警
告表示部を形成し、上記一端部の当該温度警告表
示部の周辺部分の色を上記示温塗料の低温時の色
と同色に設定したことを特徴とする誘導加熱調理
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987040711U JPH0546234Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987040711U JPH0546234Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63146996U JPS63146996U (ja) | 1988-09-28 |
| JPH0546234Y2 true JPH0546234Y2 (ja) | 1993-12-02 |
Family
ID=30855034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987040711U Expired - Lifetime JPH0546234Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0546234Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005344485A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Nisshin Kogyo Co Ltd | 防水シートの熱溶着温度検知方法 |
| JP6042832B2 (ja) * | 2014-02-03 | 2016-12-14 | リンナイ株式会社 | グリル付きガスコンロ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60175489U (ja) * | 1984-04-30 | 1985-11-20 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電磁調理器 |
| JPS61135091A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱装置 |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP1987040711U patent/JPH0546234Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60175489U (ja) * | 1984-04-30 | 1985-11-20 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電磁調理器 |
| JPS61135091A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63146996U (ja) | 1988-09-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0546234Y2 (ja) | ||
| JPH0624154Y2 (ja) | 電磁誘導加熱式炊飯器 | |
| EP0183163B1 (en) | Induction heating apparatus | |
| KR20060045645A (ko) | 온도계 내장 조리기구 부착용 손잡이 | |
| JP3783365B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH059832Y2 (ja) | ||
| JP7504896B2 (ja) | 調理容器及びセラミックヒータを有する調理デバイス | |
| CN207962749U (zh) | 电磁炉上盖组件及电磁炉 | |
| JP2720309B2 (ja) | 液体電気加熱器 | |
| KR200374270Y1 (ko) | 온도계 내장 조리기구 부착용 손잡이 | |
| JPS6127873B2 (ja) | ||
| JPH0333996U (ja) | ||
| CN207543363U (zh) | 一种发热盘外置可测温电炉 | |
| JPH03103210A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPS583390Y2 (ja) | 電気調理器 | |
| JPH0422555Y2 (ja) | ||
| JPH02223185A (ja) | 電磁調理器用トッププレート | |
| JPS5927857Y2 (ja) | 電気調理器 | |
| JPH037321U (ja) | ||
| JPS6016071Y2 (ja) | 電気調理器 | |
| JPH061090Y2 (ja) | 調理器の火力，温度調節装置 | |
| JPS5920817Y2 (ja) | 電気調理器 | |
| JPS5920818Y2 (ja) | 電気調理器 | |
| JPH0427441Y2 (ja) | ||
| JPH04101384A (ja) | 電磁誘導加熱調理器 |