JPH0310178Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310178Y2 JPH0310178Y2 JP10402885U JP10402885U JPH0310178Y2 JP H0310178 Y2 JPH0310178 Y2 JP H0310178Y2 JP 10402885 U JP10402885 U JP 10402885U JP 10402885 U JP10402885 U JP 10402885U JP H0310178 Y2 JPH0310178 Y2 JP H0310178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- working
- fan
- engine
- fans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、エンジンの駆動で回転するフアンの
送風によつて地上の落葉等を吹き寄せ清掃し、あ
るいは吸引風によつて地上の塵埃を吸引して集塵
するための携帯用送風機に係るものである。
送風によつて地上の落葉等を吹き寄せ清掃し、あ
るいは吸引風によつて地上の塵埃を吸引して集塵
するための携帯用送風機に係るものである。
(従来技術および解決しようとする課題)
従来、この種の携帯用送風機においては、エン
ジンの駆動で回転する回転板のエンジンと反対側
の側面に複数の作業用フアンが放射状に固着して
設けられ、作業用フアンの外周に沿つて回転方向
に向つて断面積が順次大きくなる形状の作業用送
風路を設けるとともに、この作業用送風路に連通
する吐出口を設け、作業用フアンを収容するフア
ン室の、作業用フアンに対面する側壁の中心付近
に吸風口を開口していた。
ジンの駆動で回転する回転板のエンジンと反対側
の側面に複数の作業用フアンが放射状に固着して
設けられ、作業用フアンの外周に沿つて回転方向
に向つて断面積が順次大きくなる形状の作業用送
風路を設けるとともに、この作業用送風路に連通
する吐出口を設け、作業用フアンを収容するフア
ン室の、作業用フアンに対面する側壁の中心付近
に吸風口を開口していた。
従来は、第6図に示すごとく、作業用フアン2
5の側端は開放され、作業用フアン25によつて
生じた風圧と吸風口53の負圧によつて送風の一
部が第6図の矢印A方向に流れ、作業用フアン2
5の端部から側壁57との間の隙間に入つて吸風
口53に吸引されて送風効率を低下させていた。
このため第7図に示すごとく、作業用フアン25
の側端を覆つて固着する環状の側板59を設け
て、作業用フアン25から前記間隙に直接流入す
ることを防ぐよう設けたものがあつたがこの側板
59と側壁57との間の間隙を通つて作業用送風
路39の送風の一部が吸風口53に流れて送風効
率を低下せしめていた。
5の側端は開放され、作業用フアン25によつて
生じた風圧と吸風口53の負圧によつて送風の一
部が第6図の矢印A方向に流れ、作業用フアン2
5の端部から側壁57との間の隙間に入つて吸風
口53に吸引されて送風効率を低下させていた。
このため第7図に示すごとく、作業用フアン25
の側端を覆つて固着する環状の側板59を設け
て、作業用フアン25から前記間隙に直接流入す
ることを防ぐよう設けたものがあつたがこの側板
59と側壁57との間の間隙を通つて作業用送風
路39の送風の一部が吸風口53に流れて送風効
率を低下せしめていた。
(問題を解決するための手段および作用)
本考案は、側板と側壁の間に、側板に放射状に
固着する複数の補助フアンを設けたもので、作業
用送風路から、側板と側壁との間を通つて吸風口
の方向に流れる空気を補助フアンの回転によつて
反対方向に押し戻して、吸風口に流入することを
防ぎ、送風効率の低下を防止しようとするもので
ある。
固着する複数の補助フアンを設けたもので、作業
用送風路から、側板と側壁との間を通つて吸風口
の方向に流れる空気を補助フアンの回転によつて
反対方向に押し戻して、吸風口に流入することを
防ぎ、送風効率の低下を防止しようとするもので
ある。
(実施例)
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
図において、エンジン1を収容する合成樹脂製
の本体ケース3は、図示していないが、前後方向
の中心線を含む平面で分割された分割体をねじ
4,4,…により結合して設けられている。クラ
ンク軸5を垂直姿勢としたクランクケース7には
後方に水平方向にシリンダー9を固着し、シリン
ダー9の上方にはマフラー11が設けられてい
る。クランクケース7の上方には気化器13が装
着されている。本体ケース3の上部には燃料タン
ク15が収容され、その上方にはハンドル17が
1体に設けられている。本体ケース3内はエンジ
ン1を収容するエンジン室19と、エンジン室1
9の下方に隔壁21を介して1体に形成した冷却
用フアン室23と、さらに後述する仕切室41を
介して作業用フアン室24とよりなる。隔壁21
を貫通するクランク軸5の下端には、複数の放射
状の作業用フアン25,25,…を下面に備えた
円板状の回転板27がナツト29により固着され
ている。回転板27の上面(エンジン1側)には
複数の放射状の冷却用フアン31,31,…が固
着されている。また回転板27の外周付近は上方
に向つて傾斜して設けられている。冷却用フアン
室23、作業用フアン室24の外周壁33,34
は回転方向に向つて順次大きくなるよう渦巻状に
形成され、外周33,34の内面と冷却用フアン
25、作業用フアン31の外縁との間にはそれぞ
れ順次断面積の大きくなる送風路37,39を形
成している。外周壁33,34の内方には、回転
板27の外周縁部に近接して、冷却用送風路37
と作業用送風路39とを仕切る仕切壁41が設け
られている。本体ケース3の前部には大気とエン
ジン室19とを連通する吸風孔43が設けられ、
隔壁21の吸風孔43側の中心部には吸風口45
が開口し、また隔壁21の外周位置にシリンダー
9と対面して送風口47が開口している。また、
本体ケース3の適宜位置に排風孔49が設けられ
送風口47から送風される冷却風がシリンダー等
を冷却してのち、この排風孔49から排出される
冷却送風系路が形成されている。作業用送風路3
9は吐出口51に連通し、また作業用フアン室2
4の下面中心部にはフイルター52を備えた吸風
口53が開口している。吐出口51には可撓管5
5を介して送風管(図示せず)が着脱自在に固着
し、また吸風口53には必要に応じて、吸塵管
(図示せず)に連通する集塵容器(図示せず)が
着脱自在に固着するものである。作業用フアン室
24の作業用フアン25と対面する側壁57と、
作業用フアン25の側端を覆つて固着する環状の
側板59との間には、中心部から外方に向つて送
風する複数の補助フアン61,61,…が側板5
9に放射状に固着して設けられている。
の本体ケース3は、図示していないが、前後方向
の中心線を含む平面で分割された分割体をねじ
4,4,…により結合して設けられている。クラ
ンク軸5を垂直姿勢としたクランクケース7には
後方に水平方向にシリンダー9を固着し、シリン
ダー9の上方にはマフラー11が設けられてい
る。クランクケース7の上方には気化器13が装
着されている。本体ケース3の上部には燃料タン
ク15が収容され、その上方にはハンドル17が
1体に設けられている。本体ケース3内はエンジ
ン1を収容するエンジン室19と、エンジン室1
9の下方に隔壁21を介して1体に形成した冷却
用フアン室23と、さらに後述する仕切室41を
介して作業用フアン室24とよりなる。隔壁21
を貫通するクランク軸5の下端には、複数の放射
状の作業用フアン25,25,…を下面に備えた
円板状の回転板27がナツト29により固着され
ている。回転板27の上面(エンジン1側)には
複数の放射状の冷却用フアン31,31,…が固
着されている。また回転板27の外周付近は上方
に向つて傾斜して設けられている。冷却用フアン
室23、作業用フアン室24の外周壁33,34
は回転方向に向つて順次大きくなるよう渦巻状に
形成され、外周33,34の内面と冷却用フアン
25、作業用フアン31の外縁との間にはそれぞ
れ順次断面積の大きくなる送風路37,39を形
成している。外周壁33,34の内方には、回転
板27の外周縁部に近接して、冷却用送風路37
と作業用送風路39とを仕切る仕切壁41が設け
られている。本体ケース3の前部には大気とエン
ジン室19とを連通する吸風孔43が設けられ、
隔壁21の吸風孔43側の中心部には吸風口45
が開口し、また隔壁21の外周位置にシリンダー
9と対面して送風口47が開口している。また、
本体ケース3の適宜位置に排風孔49が設けられ
送風口47から送風される冷却風がシリンダー等
を冷却してのち、この排風孔49から排出される
冷却送風系路が形成されている。作業用送風路3
9は吐出口51に連通し、また作業用フアン室2
4の下面中心部にはフイルター52を備えた吸風
口53が開口している。吐出口51には可撓管5
5を介して送風管(図示せず)が着脱自在に固着
し、また吸風口53には必要に応じて、吸塵管
(図示せず)に連通する集塵容器(図示せず)が
着脱自在に固着するものである。作業用フアン室
24の作業用フアン25と対面する側壁57と、
作業用フアン25の側端を覆つて固着する環状の
側板59との間には、中心部から外方に向つて送
風する複数の補助フアン61,61,…が側板5
9に放射状に固着して設けられている。
以上の実施例において、エンジン1の回転によ
つて作業用フアン25が回転すると、作業者は可
撓管55に連通する送風管(図示せず)を把持し
て、送風管の先端から噴出する送風により落葉等
の地上の塵埃を吹き寄せて清掃を行ない、あるい
は吸風口53に集塵容器(図示せず)を装着し、
この集塵容器に連通する吸塵管(図示せず)によ
つて地上の塵埃等を吸引して集塵容器内に集塵す
るものである。フイルター52で濾過された空気
は作業用フアン25で吸引され、作業用送風路3
9を経て吐出口51から排出され、また、一方大
気は吸風口43からエンジン室19内に入り、吸
風口45から冷却用フアン31に吸引され、送風
口47から、シリンダー9の外周等を経てシリン
ダー9等を冷却し、排風口49から大気に排出さ
れる。作業用送風路39から、側板59と側壁5
7との間の隙間を通つて吸風口53方向に流れよ
うとする空気は、補助フアン61によつて反対方
向に押し戻されて、吸風口53に流入するこがな
く送風効率が低下することはない。
つて作業用フアン25が回転すると、作業者は可
撓管55に連通する送風管(図示せず)を把持し
て、送風管の先端から噴出する送風により落葉等
の地上の塵埃を吹き寄せて清掃を行ない、あるい
は吸風口53に集塵容器(図示せず)を装着し、
この集塵容器に連通する吸塵管(図示せず)によ
つて地上の塵埃等を吸引して集塵容器内に集塵す
るものである。フイルター52で濾過された空気
は作業用フアン25で吸引され、作業用送風路3
9を経て吐出口51から排出され、また、一方大
気は吸風口43からエンジン室19内に入り、吸
風口45から冷却用フアン31に吸引され、送風
口47から、シリンダー9の外周等を経てシリン
ダー9等を冷却し、排風口49から大気に排出さ
れる。作業用送風路39から、側板59と側壁5
7との間の隙間を通つて吸風口53方向に流れよ
うとする空気は、補助フアン61によつて反対方
向に押し戻されて、吸風口53に流入するこがな
く送風効率が低下することはない。
[考案の効果]
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、送風の一部が、送風路から吸気口に流れ
ることを防ぎ、送風効率の低下を防止することが
できるものである。
るから、送風の一部が、送風路から吸気口に流れ
ることを防ぎ、送風効率の低下を防止することが
できるものである。
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2
図、第3図、第4図はそれぞれ第1図の−
線、−線、−線の平断面図、第5図は要
部の拡大側面図、第6図は従来例の要部の拡大側
面図、第7図は他の従来例の要部の拡大面図であ
る。 1……エンジン、25……作業用フアン、27
……回転板、39……作業用送風路、51……吐
出口、53……吸風口、57……側壁、59……
側板、61……補助フアン。
図、第3図、第4図はそれぞれ第1図の−
線、−線、−線の平断面図、第5図は要
部の拡大側面図、第6図は従来例の要部の拡大側
面図、第7図は他の従来例の要部の拡大面図であ
る。 1……エンジン、25……作業用フアン、27
……回転板、39……作業用送風路、51……吐
出口、53……吸風口、57……側壁、59……
側板、61……補助フアン。
Claims (1)
- エンジン1の駆動で回転する回転板27の、前
記エンジン1と反対側の側面に複数の作業用フア
ン25を放射状に設け、前記作業用フアン25の
外周に沿つて回転方向に向つて断面積が順次大き
くなる形状の作業用送風路39を設け、前記作業
用フアン25と対面する側壁57の中心部に設け
た吸風口53から吸引した空気を前記作業用送風
路39を経て吐出口51から送風するための携帯
用送風機において、前記作業用フアン25の側端
を覆つて固着する環状の側板59と前記側壁57
との間に、中心部から外方に向つて送風する複数
の補助フアン61を前記側板59に放射状に固着
したことを特徴とする携帯用送風機。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10402885U JPH0310178Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | |
US06/882,590 US4723893A (en) | 1985-07-10 | 1986-07-07 | Portable blower |
AU59892/86A AU580680B2 (en) | 1985-07-10 | 1986-07-09 | Portable blower |
DE8686109449T DE3681836D1 (de) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | Tragbares geblaese. |
EP86109449A EP0208320B1 (en) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | Portable blower |
DE3689942T DE3689942T2 (de) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | Tragbares Gebläse. |
EP90125781A EP0422701B1 (en) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | Portable blower |
US07/078,401 US4746274A (en) | 1985-07-10 | 1987-07-27 | Portable blower |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10402885U JPH0310178Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216112U JPS6216112U (ja) | 1987-01-30 |
JPH0310178Y2 true JPH0310178Y2 (ja) | 1991-03-13 |
Family
ID=30977139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10402885U Expired JPH0310178Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310178Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP10402885U patent/JPH0310178Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6216112U (ja) | 1987-01-30 |
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