JPH052658Y2 - - Google Patents

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JPH052658Y2
JPH052658Y2 JP12295086U JP12295086U JPH052658Y2 JP H052658 Y2 JPH052658 Y2 JP H052658Y2 JP 12295086 U JP12295086 U JP 12295086U JP 12295086 U JP12295086 U JP 12295086U JP H052658 Y2 JPH052658 Y2 JP H052658Y2
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fan
blade
dust
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diameter hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、エンジンの駆動で回転するフアンの
吸風により、地上の落葉等の塵埃を吸引して、こ
のフアンを経由して送風路中に設けた収塵容器に
収容せしめる吸塵装置に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点 従来、この種の吸塵装置においては、第5図〜
第7図に示すごとく、落葉、草片等がフアン5に
からまることを防ぐために、吸風口69付近に、
フアン5とともに回転する刃部75を設けて、落
葉、草片等を破砕するよう設けられていたが、こ
の刃部75は、偏平な帯板状の板材の縁部に刃を
設けたもので、フアン5のボス部71とともに、
クランク軸15にナツト73によつて挟持、固定
されている。この刃部75は、中心部が固定され
て両端が自由の片持式に保持されるため、重量軽
減のため合成樹脂で製作すると、作業中の衝撃に
よつて折損するおそれが生じていた。
(c) 問題を解決するための手段および作用 本考案は、合成樹脂で成型されたフアンの翼板
の吸入側の側面を覆つて一体に形成された環状の
側板を設け、この側板の内径孔を横切つて両端を
内径孔の縁部に一体に固着する刃部を設けたもの
で、刃部の両端を支持せしめることによつて強度
を向上せしめ、しかも、製作、組み付けを容易と
するものである。
(d) 実施例 以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
第1図〜第4図において、エンジン1を収容す
るエンジンケース3と、フアン5を収容するフア
ンケース7とは合成樹脂で一体に形成され、中心
線を含む前後方向の垂直な分割面9によつて左右
に分割され、ねじ11,11,…によつて結合さ
れてケース13を形成している。クランク軸15
を垂直姿勢としたクランクケース17には、後方
に水平方向にシリンダー19が固着し、シリンダ
ー19の上方にはマフラー21が連通して設けら
れ、クランクケース17の上方には気化器23が
連通して設けられている。エンジンケース3の上
部には注入口24を備えた燃料タンク25が収容
され、その上方にはハンドル27が一体に設けら
れている。エンジンケース3内に形成されたエン
ジン室29の下方には隔壁31を介してフアンケ
ース3内のフアン室33が隣設されている。
隔壁31を貫通するクランク軸15の下端に
は、支持板35がナツト37によつて固着され、
支持板35には円板状の合成樹脂製のフアン本体
39がボルト41によつて固着する。フアン本体
39の下面には放射線状の複数の翼板43が一体
に形成され、翼板43の下面には、翼板43を覆
う環状の側板45が一体に形成されている。側板
45の内径孔47を横切つて両端を内径孔47の
縁部に一体に固着する偏平な板状の刃部49が設
けられ、刃部49は回転面に対して空気を内方に
吸引する方向に傾斜するとともに縁部に刃が設け
られている。フアン本体39の上面には複数の冷
却翼板51が一体に突出している。フアンケース
7の外周壁53内に、フアン本体39の縁部と対
応する位置に仕切壁55が突出してフアン室33
を冷却風室57と送風室59に分割している。隔
離31には中心部に吸風孔61が開口してフアン
ケース7の吸気口62に連通し、外周部に冷却風
孔63が開口して、シリンダー19の外周を経て
排風口64に連通している。送風室59は翼板4
3の外周に回転方向に向つて断面積が順次大きく
なるように渦巻状に形成され、フアンケース7の
前部の吐出口65に装着された袋状の収塵容器6
7に連通している。フアンケース7の下面中心に
は吸風口69が開口している。
以上の実施例において、エンジン1の回転によ
つてフアン5が回転すると、作業者は片手でハン
ドル27を把持してケース13を持ち上げ、吸風
口69を地上の落葉等の塵埃に近づけると、フア
ン5の吸風によつて、塵埃は吸風口69から吸引
され、大きな塵埃は刃部49によつて破砕され、
送風室59、吐出口65を経て収塵容器67内に
収容され、空気は収塵容器67の布目を通過して
大気に放出される。また、吸風孔61から、冷却
風翼51によつて吸引される大気は、吸気口62
から吸風孔61を経て、冷却風孔63からシリン
ダー19の外周を通過して排風口64から大気に
放出されるものである。
(e) 考案の効果 本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、塵埃を破砕するための刃部をフアンと一
体に合成樹脂で製作することによつて製作、組み
付けを容易とし、安価に製作することができるも
のであり、しかも刃部の両端を支持して強度を増
加し、合成樹脂で製作することを可能とするもの
である。
なお、第5図〜第7図は従来例を示すもので、
フアン本体39の中心に設けたボス部71はクラ
ンク軸15にナツト73によつて固着され、帯板
状の刃部75の中心部はクランク軸15に嵌合し
ボス部71とナツト73との間に挟持、固定され
ている。したがつて刃部75は中心部は支持され
るが両端は自由となつて強度上は好ましくないも
のである。
なお、第5図〜第7図において、第1図〜第4
図に示す符号と同一の符号は同一の構成部分を表
わすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2図
は正面図、第3図は第1図の−線の断面図、
第4図は刃部の拡大断面図、第5図は従来例の要
部の側断面図、第6図は刃部の平面図、第7図は
刃部の拡大断面図である。 1……エンジン、5……フアン、43……翼
板、45……側板、47……内径孔、49……刃
部、67……収塵容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン1の駆動で回転するフアン5の吸風に
    より、地上の落葉等の塵埃を吸引して、前記フア
    ン5を経由して送風路中に設けた収塵容器67に
    収容せしめる吸塵装置において、前記フアン5を
    合成樹脂で成型するとともに、前記フアン5の翼
    板43の吸入側の側面を覆つて一体に形成された
    環状の側板45を設け、前記側板45の内径孔4
    7を横切つて両端を前記内径孔47の縁部に一体
    に固着する刃部49を設けたことを特徴とする吸
    塵装置。
JP12295086U 1986-08-12 1986-08-12 Expired - Lifetime JPH052658Y2 (ja)

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JP12295086U JPH052658Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

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JP12295086U JPH052658Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

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JPS6331116U JPS6331116U (ja) 1988-02-29
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JP12295086U Expired - Lifetime JPH052658Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511496Y2 (ja) * 1990-03-02 1996-09-25 セイレイ工業株式会社 管理作業機

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Publication number Publication date
JPS6331116U (ja) 1988-02-29

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