JPH0451871Y2 - - Google Patents

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JPH0451871Y2
JPH0451871Y2 JP1988001768U JP176888U JPH0451871Y2 JP H0451871 Y2 JPH0451871 Y2 JP H0451871Y2 JP 1988001768 U JP1988001768 U JP 1988001768U JP 176888 U JP176888 U JP 176888U JP H0451871 Y2 JPH0451871 Y2 JP H0451871Y2
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JP
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suction
fan
mounting plate
fan case
bran
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、精米機の糠抜筒の外周を包む覆箱内
の糠を吸引して機外に排出する吸引フアンに関す
る考案である。
(従来の技術) 従来は、実開昭57−35838号公報に示すように、
横型転子の精白部の外周に精白間隙を経て多孔の
糠抜筒を対設し、糠抜筒を包む覆箱を吸引フアン
に連通し糠抜筒より覆箱内に落下した糠を吸引し
て機外に排出する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが長期間にわたつて使用すると、吸引フ
アンが回転するに要する動力が増大し、終にはフ
アンが停止することがある。
それはフアンの背面とフアンケースとの間隙m
に糠が付着堆積するためである。
これはフアンが回転すると、フアンケースの吸
引口より吸引された糠の大部分は排出口よりダク
トを経て機外に排出するが、一部の糠はフアンに
より生ずる渦状の気流に引かれて第4図に示すよ
うにフアンの背面とフアンケースとの間隙mに廻
り込んでよどみ、この間隙mに付着堆積して吸引
フアンの回転を妨げるためであることが判明し
た。
本考案はこの新知見に基いてなされたもので、
前記間隙m内に溜つた糠を排除したり、または溜
らぬようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、正面に吸引羽根1を放射状
に備えるフアンFの取付板2の背面に補助羽根4
を取付け、フアンケース3と取付板2との間隙m
にのぞませる。
なお、フアンケース3の正面に設ける吸引口1
2は連管5を経て糠抜筒6を包む覆箱7に連通す
ると共にフアンケース3の周囲に設ける排出口8
はダクト9を経て機外のサイクロン10に連通す
る。
また本考案においては、補助羽根4の長さを第
2図に示すように吸引羽根1の先端より長く形成
し、その起風圧力を高める。
そして本考案においては、取付板2には取付板
2の背面に通ずる通気孔11を設けてフアンケー
ス3内に吸引した空気の一部を取付板2の背面に
おける間隙mに流入させる。
(作用) 覆箱7内の糠は空気と共にフアンケース3内に
吸引され、大部分の糠はダクト9を経て機外に排
出するが、一部の糠は取付板2の背面に廻り込も
うとするも、回転する補助羽根4による起風力に
より妨げられ、排出口8より排出する。
また、たとえ取付板2の背面に溜まる糠があつ
ても、補助羽根4により掻き出される。
そして補助羽根4の長さが吸引羽根1の先端よ
り長いと、回転半径が大きくなり、補助羽根4に
よる起風圧力が高まり、取付板2の背面に気流が
廻り込むのを防止する。
またフアンケース3内に吸引した空気の一部は
通気孔11より取付板2の背面の間隙mに流入
し、取付板2の外周より吹き出る。
(実施例) 図面に示す実施例について説明すると、フアン
ケース3の正面の吸引口12は連管5を経て糠抜
筒6を包む覆箱7に連通し、フアンケース3の周
囲に設ける排出口8はダクト9を経て機外のサイ
クロン10に連通する。
しかして正面に吸引羽根1を放射状に備えるフ
アンFの取付板2の背面には補助羽根4を取付
け、フアンケース3と取付板2との間隙mにのぞ
ませる。
また補助羽根4の長さは第2図に示すように吸
引羽根1の先端より長く形成し、その回転半径を
吸引羽根1より大きくさせて起風圧力を吸引羽根
より高くする。
そして取付板2には通気孔11を設けて取付板
2の背面における間隙mに通気させる。この際通
気孔11はなるべく取付板2の回転中心の近くに
設けるとよい。
なお第3図の全体縦断側面図において、aは横
型転子、bは覆箱7の上面に穿つ吸気孔、cは排
出樋、dは漏斗、eはモータである。
(考案の効果) 本考案によるときは、吸引羽根1による渦状の
気流により取付板2の背面に形成する間隙mに廻
り込まんとする糠を含んだ気流は取付板2の背面
に取付けた補助羽根4の起風力と遠心力により押
し戻されて廻り込むことができないから間隙mに
糠が付着堆積せず、またかりに堆積しても補助羽
根4により掻き出される。
そして補助羽根4の長さを吸引羽根1の先端よ
り長くすると、起風圧力が吸引羽根1より高くな
るので、間隙m内への気流の廻り込みを防止す
る。
また吸引羽根の取付板2の通気孔11より間隙
m内に吸引羽根1による空気が流れ込み取付板2
の背面外周より吹き出るので間隙m内への気流の
廻り込みを防止する。
このように本考案によるときは、吸引羽根1の
取付板2の背面に糠が廻り込まないから、長期間
にわたつて吸引フアンは軽動力で回転するという
効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断側面図、第2図は
その正面図、第3図は本考案を実施すべき精米機
の除糠装置の縦断側面図、第4図は従来品の縦断
側面図。 1は吸引羽根、2は取付板、3はフアンケー
ス、4は補助羽根、11は通気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フアンケースの正面に設ける吸引口は連管を
    経て糠抜筒を包む覆箱に連通すると共にフアン
    ケースの周囲に設ける排出口はダクトを経て機
    外に連通する精米機の除糠装置において、正面
    に吸引羽根1を放射状に備えるフアンFの取付
    板2の背面に補助羽根4を取付け、フアンケー
    ス3と取付板2との間隙mにのぞませて成る吸
    引フアン。 2 フアンケースの正面に設ける吸引口は連管を
    経て糠抜筒を包む覆箱に連通すると共にフアン
    ケースの周囲に設ける排出口はダクトを経て機
    外に連通する精米機の除糠装置において、フア
    ンFの取付板2の背面に取付けた補助羽根4の
    長さを取付板2の正面に放射状に取付けた吸引
    羽根1の先端より長く形成して成る吸引フア
    ン。 3 フアンケースの正面に設ける吸引口は連管を
    経て糠抜筒を包む覆箱に連通すると共にフアン
    ケースの周囲に設ける排出口はダクトを経て機
    外に連通する精米機の除糠装置において、正面
    に吸引羽根1を取付けた取付板2に、背面に通
    ずる通気孔11を設けて成る吸引フアン。
JP1988001768U 1988-01-11 1988-01-11 Expired JPH0451871Y2 (ja)

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JP1988001768U JPH0451871Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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JPH01107431U JPH01107431U (ja) 1989-07-20
JPH0451871Y2 true JPH0451871Y2 (ja) 1992-12-07

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