JPH0298886A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0298886A
JPH0298886A JP25084188A JP25084188A JPH0298886A JP H0298886 A JPH0298886 A JP H0298886A JP 25084188 A JP25084188 A JP 25084188A JP 25084188 A JP25084188 A JP 25084188A JP H0298886 A JPH0298886 A JP H0298886A
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孝 佐々木
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Shinji Ozaki
信二 尾崎
Nobuyuki Kaku
信行 賀来
Hiroaki Ono
裕明 小野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、コンピユータのデータレコーディングに用
いられる磁気記録再生装置に係り、特に高速サーチに好
適なヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置に関する
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャン方式のデータレコーダあるいはVTR
では高速のサーチまたは頭出しは必須の機能である。
この−例に、ナショナル テクニカル レポート Vo
i、28  % 3  June 1982に記載され
たV l−l5規格のVTRにおける高速の頭出し機構
がある。
すなわち、上記レポートに記載された長時間記録監視用
カセット式タイムラプスV T Rでは、アラーム記録
部分を後で容易に検索できるように、VI]S規格のオ
ーディオch−2をキュートラックとして用い、アラー
ム記録時にはここに60Hzの連続キュー信号を記録ぐ
る。検索のときには、テープの早送り(F F)または
巻戻しくREW)中にこのキュー信号を検出し、自動的
にアラーム記録時間モードで再生する。
また、アラームキュー信号をFF、  REW中に検出
できるように1、中間ローディングポストを設け、テー
プをA/Cヘッドに接触させている。この中間ローディ
ング方式により、アラーム記録の自動検出再生ができる
。アラームキュー信号を検出するとFF、、REWいず
れの場合でも、アラーム記録の開始点で自動的にテープ
がMローディングされ、再生が行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術はVHS規格のVTR等においてはサーチ
時のテープ速度、頭出しの精度等特に問題はなかった。
しかし、大容量のデータレコーダとして、たとえば、コ
ンポジットディジタルVTR(D2)規格のカセットを
使用したシステムの場合、テープの幅、長さ共にV H
Sより大きく、テープが巻かれたリールの慣性は非常に
太きくなる。また、テープ速度もVH5規格標準七−ト
′の約4倍である。このため、高速サーチからテープを
急停止させるのは困難であり、テープを停止させるため
の信号を検出してからテープが停止するまでに、テープ
の送り過ぎが生じ、テープを戻すだめの時間がロスとな
る。そのため正確なサーチを行なうためには、リールに
急制動をかけるか、−旦、テープを止めた後、低速でサ
ーチをやり直す必要がある。しかし、リールに急制度を
かけると、テープの切断あるいは損傷の虞がある。また
、2度目のサーチの効率を」二げて時間を短縮する必要
がある。
したがって、この発明の目的は、高速で正確なサーチを
行うことができる大容量のデータレコーディング用の磁
気記録再生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、回転する磁気ヘッドを搭載した回転ドラム
装置と、磁気テープが巻回された供給リールと巻取りリ
ールを内蔵するカセットからテーブを引き出して回転ド
ラムに予め設定された角度だけテープを巻装するテープ
ローディング機構と、テープを予め設定された方向に予
め設定された速度で駆動するテープ駆動機構と、テープ
速度を検出する速度検出機構と、少な(とも3本のリニ
アトラックを記録・再生可能な第1の固定ヘットとを備
え、ヘリカルスキャンによって記録・再生する磁気記録
再生装置において、上記第1の固定ヘッドで記録した少
なくとも3本のリニアトラックを再生可能な第2の固定
ヘッドを、第1の固定ヘッドよりも充分に供給リールに
近い位置に設けることによって達成される。
〔作用〕
上記手段では、テープ長手方向に記録されたリニアトラ
ックを再生する第2の固定ヘッドをテープ供給リール近
傍に設け、上記第2の固定ヘッドにハーフローディング
でテープを当接させ、高速サーチを行なう、その際、ハ
ーフローディング状態でテープが当接する第2の固定ヘ
ッドで所定のID信号を検出し、その後、そのID信号
に対応したタイムコードを記憶すると共にテープを停止
させる。速度検出機構によりテープの停止を検知した後
、ローディングを完了させ、通常のテープ走行で通常の
固定ヘッドによりタイムコードを得る。先に記憶したタ
イムコードとこのタイムコードを比較することでテープ
の送り方向を決定し、テープ移送装置例えばキヤプスタ
ンを正転又は逆転させて瞬時にテープを停止させうる速
度でテープを移送して、検出した10信号によりテープ
を止めることで、誤動作することもなく、高速で正確な
サーチが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は実施例に係るヘリカルスキャン方式の磁気記録
再生装置にカセットを装着してハーフローディングにな
っている状態を示す平面図、第2図はカセット装着後、
ローディング前の状態を示す平面図、第3図はローディ
ングを完了した状態を示す平面図である。
第1図ないし第3図において、回転する磁気ヘッドを搭
載した回転ドラム装置を備えた磁気記録再生袋[9は、
所定の個所にカセット2を装着できるようになっている
。カセット2は、磁気テープ7が巻回された供給リール
3と巻取りリール4を内蔵している。カセット2の前面
には開口部8が設けられており、磁気テープ7はテープ
ガイド5及び6により、開口部8の前方に張架されてい
る。磁気記録再生装置9にカセット2を装置した状態で
は、その開口部8内に供給側引出しガイド10、ローラ
ガイド11、傾斜固定ガイド12及び13、ローラガイ
ド14、ピンチローラ15及びタイマローラ16が挿入
される。尚、ローラガイド11と傾斜固定ガイド12は
移動ベース17に立設され、ローラガイド14と傾斜固
定ガイド13は同様に移動ベース18に立設され、後述
するローディング機構により駆動されて、案内板19に
設けられた案内溝19a及び19bに沿って移動する。
第3図において、ローディング完了位置は、回転ドラム
装置1の両側近傍に設けられた固定手段20及び21に
より移動ベース17及び18が位置決め保持され、回転
ドラム装置1へのテープ巻装を行なう。
供給側引出しガイド10ば第3図矢印Aに示す様に駆動
され、供給リール3側のテープ走行路を形成する。すな
わち、供給リール3を出た磁気テープ7は、テープガイ
ド22及び第2の固定ヘッドとしての第1のコントロー
ルヘッド23を経て、テンションビン24に巻装され、
供給側引出しガイド10を経て全幅消去ヘッド27に当
接した後、ローラガイド11及び傾斜固定ガイド12に
より回転ドラム装置1に導かれる。テンションピン24
はポテンショメータ25の軸まわりに回動するアーム2
6の一端に立設され、供給側のテープテンションを検出
して供給リール3に駆動力を与えるモータに印加する電
圧を制御し、テープテンションを所定の値に保つ役割を
なしている。
ピンチローラ15及びタイマローラ16は同様に第3図
矢印Bに示す様に駆動され、巻取り側のテープ走行路を
形成する。すなわち、回転ドラム装置1から導出された
磁気テープ7は、傾斜固定ガイド13によりテープ姿勢
を補正された後、ローラガイド14により走行方向を変
換し、部分消去ヘッド28及び第1の固定ヘッドとして
の第2のコントロールヘッド29に当接し、テープガイ
ド30を経てキャプスタン31に至る。キャプスタン3
1を出た磁気テープ7は、タイマローラ16を経てテン
ションビン33に巻装され、テープガイド36及び37
を経て巻取りリール4に至る。第2のコントロールヘッ
ド29では、磁気テープ7の長子方向に形成されるリニ
アトラックに対して、10信号、コントロールパルス、
タイムコード信号等を記録あるいは再生する。キャプス
タン31は、ピンチローラ15と共に磁気テープ7を圧
接挟持し、その下方に載置されるモータ32より駆動力
を得て磁気テープ7を所定の方向に所定の速度で駆動す
る。テンションビン33はポテンショメータ34の軸ま
わりに回動するアーム35の一端に立設され、巻取り側
のテープテンシリンを検出して巻取リリール4に駆動力
を与えるモータに印加する電圧を制御し、テープテンシ
ョンを所定の値に保つ。タイマローラ16は磁気テープ
7の走行速度を検出し、速度制御を行な・)際の検出器
の役割りをなす。
ハーフローディングは第1図に示される状態であるが、
供給側引出しガイド10とタイマローラ16によるテー
プローディングをローラガイド11及び14よりも先に
行なうもので1.ハーフローディングの状態で磁気テー
プ7は回転ドラム装置1及び全幅消去ヘッド27、部分
消去ヘッド28及び第2のコントロールヘッド29には
当接しない。また、(頃斜固定ガイド12及び13にも
当接しない。従−2で、このハーフローディングの状態
では、磁気テープ7の走行方向は常にカセット面に対し
て平行であり、テープ走行高さの変化がないため、テー
プ幅方向のテンション分布の不均一も発生しない。また
、当接するガイド群が少ないため、磁気テープ7とガイ
ド群との摺動抵抗など、テープ走行負荷も少なく高速テ
ープ走行に適している。
次に第4図により、ローラガイド11及び14等のロー
ディング機構を説明する。第4図(4)および第4図0
))はローディング機構を示す要部平面図である。
同図において、ローディングリング40及び52は、各
々ローラ49.50.51及び62.63.64により
回動自在に支持され、回転ドラム装置1を囲む様に配置
される。ローディングリング40は下層に配置され、軸
48を中心に回動するギア47により駆動される。ギア
47は図示し、ないローディングモータから減速系を介
して駆動される。ローディングリング40十にはビン4
3及び44が立設奄れ、スライダ41がスライダHに形
成された長孔により前記ビン43及び44に沿って摺動
し2得る様に支持される。さらに、スラ・イダ41は、
ローディングリング40に対して図示しないバネにより
、移動ベース18とは反対方向に付勢されており、ロー
ディング完了時に移動ベース18の固定手段21への圧
着力を発生する。移動ベース18は軸46回りに回動自
在に支持されたアーム42によりスライダ41上の軸4
5の回りに回動自在に支持される。これにより、ローデ
ィングリング40の回動に伴ない、移動ベース18は案
内溝19bに沿って移動する。スライダ41は口字状を
なしており、下側に長孔部が形成されるとともに、上側
に軸45が立設され、この中間部にローディングリング
52が配置される。
ローディングリング52は、ローラ62.63.64に
よりローディングリング40と同心状に配置され、ギア
47よりギア59.60.61を介してローディングリ
ング40とは反対の方向に駆動される。ローディングリ
ング52上には、ビン55及び56が立設され、スライ
ダ53がスライダ53に形成された長孔によりビン55
及び56に沿って摺動し得る様に支持される。
さらに、スライダ53はローディングリング52に対し
て図示しないバネにより移動ベース17とは反対方向に
付勢されており、ローディング完了時に移動ベース17
の固定手段20への圧着力を発生ずる。
スライダ53の一端には、軸57が立設され、アーム5
4が軸57の回りに回動自在に支持される。アーム54
の他端は移動ベース17に立設された軸580回りに回
動自在に支持される。これにより、ローディングリング
52の回動に伴ない、移動ベース17は案内溝19aに
沿って移動する。
次に左右の引出しガイドについて、第5図及び第6図の
要部平面図を参照して説明する。
第5図において、ギア47にはカム溝65が設けられ、
このカム溝65に係合するビン66によりアーム67は
軸68の回りにギア47の回転に伴なって回転する。ア
ーム67の他端にはギア部が設けられ、軸70の回りに
回動自在なギア69に係合している。ギア69はアーム
71と一体であり、アーム71の一端には供給側引出し
ガイド10が立設されている。供給側引出しガイド10
は、第6図に示す様に固定手段85により位置決めされ
る。一方、アーム67の他端には、ビン72が立設され
、軸75の回りに回動自在なアーム74の一端に設けら
れた溝73に係合する。さらに、アーム74の他端には
ビン76が立設され、ビン79及び80に沿って摺動可
能なスライダ78の一端に設けられた長孔77に係合す
る。従って、アーム67の動きは、アーム74を介して
スライダ78に伝達される。スライダ78の他端には長
孔81が設けられ、軸84の回りに回動自在なアーム8
3に立設されたビン82に係合し、スライダ78の動き
をアーム83に伝える。アーム83の先端にはタイマロ
ーラ16が立設され、ローディング完了時には、第6図
に示す様に固定手段86により位置決めされる。
ギア47に設けたカム溝65に対してビン66は、アン
ローディング時には最外径の位置にあり、ローディング
開始と共にギア47が時計回りに回動すると、その前半
部において最内径の位置に至り、ローディング期間の後
半はその最内径の位置にとどまる。従って、ローディン
グ前期において供給側引出しガイドlO及びタイマロー
ラ16でテープバスを形成するハーフローディングを行
なうことができる。
次に第7図及び第8図により、回転ドラム装置lに搭載
された回転ヘッドの配置に関して述べる。
第7図は回転ヘッドの配置を模式的に示した平面図であ
る。本システムでは、記録用回転ヘッドと再生用回転ヘ
ッドを別々に設けると共に、アジマスの異なる2つのヘ
ッドを近接して配置し、2本のトラックをほぼ同時に記
録できる様に構成している。第7図において、回転ドラ
ム装置1には記録用回転ヘッド90.91.92及び9
3と再往用回転ヘッド94.95.96及び97の計8
個のヘッドを搭載している。このうち、隣接する2つの
ヘッドはそれぞれ異なったアジマスであり、かつ、記録
用回転ヘッド90.92及び再生用回転ヘッド94.9
6の4個のヘッドは同一のアジマスでそれぞれ90°の
間隔で配置されている。また、記録用回転ヘッド91゜
93及び再生用回転ヘッド95.97の4個のヘッドも
同一のアジマスでそれぞれ90°の間隔で配置されてい
る。尚、それぞれのヘッドは所定幅のトラックを記録あ
るいは再生できる様に高さ調整されている。さらに、隣
接する少なくとも1組の記録用回転ヘッド(例えば90
.91)は回転ドラム装置lの軸方向に可動となる様に
載置されている。
第8図+alは前記の1組の可動ヘッドの斜視図、第8
図(blはそのC方向矢視図である。2つの回転ヘッド
90.91は基板98の上に載置され、この基板98と
共に回転ドラム装置1の軸方向に動く。
次に記録及び再生モードについて説明する。第3図に示
す様に、ローディング動作を完了した状態で磁気テープ
7は回転ドラム装置1に巻装され、供給側リール3から
巻取リリール4へと走行し、回転ドラム装置1が時計方
向に回転して通常の記録再生を行なう。
第9図は磁気テープ7に記録されたパターンを磁性面側
(回転ドラム装置l側)から見た模式図である0通常、
磁気テープ7は矢印D1方向に走行し、回転ヘッドが矢
印D2方向に走査して、トラック100〜105を記録
再生する。記録用回転ヘッド90が第9図の位置にあり
、トラック102を記録する場合、記録用回転へラド9
0に対して所定の高さを持って隣接配置された記録用回
転ヘッド91はトラック103を同時に記録する。同様
にして、記録用回転ヘッド92及び93はそれぞれトラ
ック104及び105を記録する。この際、再生用回転
ヘッド94、95.96.97は90″位相は遅れるが
、それぞれトラック102.103.104.105上
を走査するため記録チエツクが行なえる。再生時、記録
回転ヘッド90の位置に再生用回転ヘッド94が来る場
合、このヘッドがトラック102を再生し、以下、同様
に再生用回転−へ、ラド95.96.97がl−’y 
ツクi0:3.10−4.105を再生する。
磁気テープ7の長手:h向のリニアトラックには第2の
コンt・ロールヘラ1ζ29により、I D信号106
 、コントロールパルス107、タイツ、二ノード信号
108が記録される。I+)(、i号106は同時に記
録される隣接する2トラツク(例えば、102 、10
3)を1紺として、検索に必要な情仰を2トラツ々が記
録される期間にテープが走行する区間内に記録さI’l
る。コントロールパルス107は再生時のテープ走行を
制御するための信号である。タイム:」−1′信号は、
トラツ、′ノの記録開始地点からの位置を与える信号で
61−ラッ・りをIMiとし7.6トラツクに対応する
区間に記録される。
次にう−−ブが静止している状態でのトラックの記録ζ
こついて説明する。データレコーダでは、たとえば1組
のトラック分のみの少量データの記録を繰返し7行なう
こともある。この手段としては、磁気テープ7を通常速
度で走行させ、タイムコード信号をもとに2トラツクず
つ記録させることもできるが、この場合にはその都度1
、巻戻しと助走の時間が必要であり、時間的ロスが大き
い、そこで、磁気テープ7を静止させた状態で記’!!
 ’i=J能とJ″ることにより、記録時間の短縮が図
れる。
第9図(、、ごおいて、磁気テープ7が静]1している
状態ごは、記録用回転へ・ラド90の軌跡は破線で示す
トラック109の様になり、「換のとれるlラックを描
くことができない。そこで、t・z接する2つの記録用
回転ヘッド90及び91を回転1゛ラム装置lの軸方向
に可動とし7、ドラムの回転に同期して下方へ動かず様
に構成することで、トうツク102及び103を記録す
る。この時、書生用回転−\ツド94の軌跡は破線で示
すトラック110の様になり、l・ラック102をまっ
たく走査しない。このため、記録チエツクを行なう手段
が必要となる。
第1O図は第9図の状態から2トラツ々分テープを走行
させた後のトラックと回転ヘラ]・の軌跡を示した模式
図である。第10図において、記録用回転ヘッド90及
び91はトラック104及び105を描きうる位置にあ
る。この時、再生用回転ヘット94ルび95の軌跡は、
破線で示すトラックIll 、 1m2となり、先に記
録されたトラック102 、1.03をそれぞれハツチ
ングを施こした部分113 、114だけ再生でき、記
録チエツクが11能となる。
第11図はこの際の回路のブロック図を示したものであ
る。磁気テープ7に記録するデータは一旦メモ1月15
に納め、記録用プリアンプ11.6を経て記録用回転ヘ
ッド90 (91)に記録電流が流される。
再生−・ラド94 (95)から得られた再生信号は再
生用プリアンプ117で増幅された後、比較回路118
により再生信号の有無を判別する。記録が正常な場合に
はシステム:コントロール119により、次の記録を行
なうか、別のモードに移行する指令を出す。記録が行な
われていなかった場合にはシスチムニ1ントロール11
9から、モータドライフ゛アンフ゛120に指令を出し
、キャプスタンモータ32を駆動すると共に、モ・−タ
ドライブアンブ122(123)に指令を出して、リー
ルモータに124(1,25)を駆動する。
これにより、磁気テープ7を2トラツ々分もどし、再び
記録を行なった後、記録チエツクを繰返す。
このようにして、記録もれを防11−する。
次に、磁気テープ7を静止させた状態でのID信号等、
リニアトラックの記録について第12図から第15図を
参照して説明する。
第12図は第2のコントロール−・ラド29の駆8機構
を示す側面図で、部分イレーズヘッド2B及び第2のコ
ントロールヘッド29は、ブロック126に立設された
ビン127の回りに回動自在に支持された回転プレー)
1.28fに載置固定されている。回転プレート128
の下面にはカムビン129が立設されており、カム駆動
モータの軸130に取付げられたカム131の第14図
及び第15図に示すカム溝132に係合している。
第13図は第2のコントロールヘッド29のキャップ部
分の移動速度と時間の関係を示したものである。ヘッド
の駆動には加速期間133と等速期間134及び減速期
間135を設け、等速期間134でリニアトラックを記
録する様にカム溝を構成する必要がある。尚、この時の
等速度v0はj正常のテープ速度に相当する。第14図
はヘッド駆動機構の平面図であり、カム131が矢印E
方向へ回動することで、第2のコントロールヘッド29
は矢印F又はGの方向へ揺動する。リニアトラックの記
録は矢印G方向への揺動で行なう。
第15図はカム131に設けたカム溝132の形状を示
す平面図である。区間136においては、カム溝132
の内周半径R0は一定であり、第2のコントロールヘッ
ド29は通常の記録再往の際の所定位置に保持される。
区間137は遷移区間でカム溝132の内周半径R1は
R1より小さく、第14図において第2のコントロール
ヘッド29は矢印Fの方向に回動し、加速区間を確保す
る。区間138ではカム溝132の内周半径R2は一定
に保たれ、区間136から区間138まではカム131
自体の加速期間である。区間139からはカム131は
等速で回転し、この区間は第2のコントロールヘッド2
9の加速期間にあたる0区間140は第2のコントロー
ルヘッド29が等速で回動する区間であり、この間にリ
ニアトラックの記録を行なう。区間141はカム131
の減速区間である。
尚、前述した様にタイムコードはトラック6本分に対し
て1種、ID信号及びコントロールパルスはトラック2
本分に対して1種の割で記録される。従って、回転ヘッ
ドにより記録されるトラックが6本組のうち最初の2本
にあたる時には、第2のコントロールヘッド29を駆動
して、rp信t106、コントロールパルス107、タ
イムコード信号108を記録する。回転ヘッドにより記
録されるトラックが6本組のうち、3.4本口あるいは
5゜6本口にあたる時には、ID信号106とコントロ
ールパルス107のみ記録する。
次に、高速サーチについて第1図、第16図及び第17
図を参照して説明する。
第1図に示すハーフローディングの状態では、磁気テー
プ7に当接するガイド群が少ないため、磁気テープ7と
ガイド群との摺動抵抗が少ない。
これにより、テープ走行負荷が低減されるので、高速の
テープ走行に適している。また、磁気テープ7は固定傾
斜ガイド12及び13と回転ドラム装置1等の傾斜した
ガイド群には当接しないため、磁気テープ7の走行方向
は常にカセット面に対して平行であり、テープ幅方向の
テンション分布がほぼ均一に保たれることから、磁気テ
ープ7に加わるダメージも少なくなる。
第16図はハーフローディングで高速サーチを行なう時
の記録されたテープパターンと2つのコントロールヘッ
ド23.29のギャップ23a、 23b、 29a、
29bとの位置関係を示した模式図である。通常の再生
において、今、トラック100が回転ヘッドにより走査
されているとすると、トラック100に対応するID信
号106とタイムコード信号108は第2のコントロー
ルへラド29のギャップ29aと29bの位置に記録さ
れている。したがって、高速サーチにおいて、第1のコ
ントロールヘッド23でID信号106の検索を行なう
と、リール3,4の慣性等により、磁気テープ7が移送
されすぎたとしても、実際のID信号106の検索位置
である第2のコントロールヘッド29の位置からのずれ
を少なくできる。
第17図は高速サーチを行なう際の回路のブロック図で
ある。まず磁気テープ7を高速に駆動するため、リール
モータ124により巻取りリール4を高速で回転させる
。この時のテープ速度制御は、磁気テープ7の走行と共
に回転するタイマローラ16の回転速度信号をアンプ1
42で増幅した後、速度制w1回路143へ入力し、こ
れに応じてリールモータ駆動電圧をモータドライブアン
プ122を介して巻取り側リールモータ124に印加し
て行なう。
一方、テープテンションの制御は、ポテンショメータ2
5から得られるテンション信号をアンプ144で増幅し
た後、テンションII御回路145へ入力し、これに応
じてモータドライブアンプ123を介して供給側リール
モータ125に印加するリールモータ駆動電圧を制御し
て行なう。
次に、必要とするトラックの高速サーチはまず、システ
ムコントロール146から検索を行なうためのID信号
がデータ比較回路147に与えられ、第1のコントロー
ルヘッド23で検出されたID信号と比較する。システ
ムコントロール146かう与えられたID信号と第1の
コントロールヘッド23で検出したID信号が一致した
ら、停止回路149からモータ停止の信号をモータドラ
イブアンプ122゜123に与えて、リールモータ12
4,125を停止させる。同時に、第1のコントロール
ヘッド23で検出したID信号に対応したタイムコード
をメモリ148に記憶させる。次に、タイマローラ16
より得るテープ速度信号により、磁気テープ7が停止し
たことを確認後、ローディング制御回路150により、
ローディングモータを駆動してハーフローディングから
ローディング完了状態への移行させる。ローディングメ
カニズム151からローディング完了の信号がローディ
ング制御回路150に戻った後、再び、リールモータ1
24.125を駆動して、磁気テープ7を少し走行させ
る。この時、第2のコントロールヘッド29で得られた
タイムコード信号と検索し7たID信号に対応して、第
1のコントロールヘッド23で読み、メモリ148に記
憶させたタイムコード信号とを比較回路152で比較し
、検索すべきID信号が第2のコントロールヘッド29
に対してどちらの方向にどれだけの距離にあるかを求め
、磁気テープ7の駆動量と方向を演算して1.リールモ
ータ124.125を駆動する。さらに、システムコン
トロール146から得たID信号と第2のコントロール
ヘッド29で得た]D信号が一致した所で、磁気テープ
7を停止させる。尚1.ローデイング完了後のサーチは
ID信号を検知した後の瞬時停止やテープ走行負荷を考
慮して、通常のテープ速度の数倍以下で行なう様にする
第18図は他の実施例でローディング完了後のテープの
駆動をキャプスタンにより行なう場合の回路のブロック
図であり、第17図で示した各部と同一もしくは同一と
みなせる構成要素には同一の符号を付し、重複する説明
は省略する。ハーフローディングでの高速サーチは第1
7図に示した手段と同じであるが、ローディングが完了
した後、システムコントロール146の指令に従ってモ
ータドライブアンプ153によりキャプスタン31を駆
動して磁気テープ7を走行させる。第2のコントロール
ヘッド29から得たタイムコードを元に前述した様に磁
気テープ7の走行廿と方向を演算してキャプスタン31
を駆動する。さらに、第2のコントロールヘッド29か
ら得られるIDを元に磁気テープ7を停止させる。
第19図は高速テープ走行時の速度制御に関する他の実
施例のブロック図であり、第17図、第18図で示した
各部と同一もしくは同一とみなせる構成要素には同一の
符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例は、
リールモータ124および125のFGとカセットサイ
ズ検知回路154から得られるカセットサイズを元にし
たテープ量からテープ速度を演算回路155により求め
て、速度制御を行なうものである。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、上記のように構成さ
れたこの全明番ごあっては、以下のような効果がある。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、第2の固定−
・ラドでリニアトラックに記録した情報を検索し、リー
ルの慣性等により磁気テープが移送されすぎたとしても
5.上記情報の真の検索位置である第1の固定ヘッドか
らの位置ずれを少なくすることができるので、高速でサ
ーチを行なっても正確なサーチが可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発
明の上記効果に加えて、3本のリニアトラックに記録さ
れた情報のうち2本のリニアトラックに記録されたID
信号とタイムコードに関する情報を検索するだけで、正
確なサーチが行なえる。
さらに、請求項3および4記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の上記効果に加えて、磁気テープを回転ド
ラム装置にローディングした後、低速でサーチを行ない
、磁気テープに対して大きな走行負荷をかけることなく
瞬時停止を行なうことができ、正確で安定した頭出しが
可能になる。
最後に、請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の
発明の上記効果に加えて、少量データの記録に伴って磁
気テープを静止させて記録を行なう場合でもリニアトラ
ックに制御用データを記録できるので、静止して記録し
た少量データについても頭出しを正確に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は全てこの発明の詳細な説明するためのもので、第1
図は実施例に係る磁気記録再生装置のテープバスのハー
フローディング状態を示す平面図、第2図はローディン
グ前の同装置の状態を示す平面図、第3図はローディン
グ後の同装置の状態を示す平面図、第4図(al、 (
b)はそれぞれローディング機構を示す平面図、第5図
および第6図はそれぞれ引出しガイド駆動機構を示す平
面図、第7図は回転ヘッドの配置を示す平面図、第8図
+8)は回転ヘッド部を示す斜視図、第8図(b)は同
図(a)におけるC方向矢視図、第9図および第10図
はそれぞれテープの記録パターンを示す模式図、第11
図は回転ヘッドによる記録チエツク回路のブロック図、
第12図はコントロールヘッド駆動機構を示す側面図、
第13図はコントロールヘッドギャップの周速度と時間
との関係を示す図、第14図は第12図に示したコント
ロールヘッド駆動機構の平面図、第15図はコントロー
ルヘッド駆動用カムの平面図、第16図はサーチの際の
テープパターンとコントロールヘッドの位置関係を示す
模式図、第17図、第18図、第19図はそれぞれ高速
サーチを行なうための回路のブロック図である。 1・・・・・・回転ドラム装置、2・・・・・・カセッ
ト、3・・・・・・供給リール、4・・・・・・巻取リ
リール、7・・・・・・磁気テープ、10・・・・・・
供給側引出しガイド、11.14・旧・・ローラガイド
、12.13・・・・・・傾斜固定ガイド、15・・・
・・・ピンチローラ、16・・・・・・タイマローフ 
、17+ 18・・・・・・移動ベース、19・・・・
・・ガイド板、23・・・・・・第1のコントロールヘ
ッド(第2の固定ヘッド) 、24.33・・・・・・
テンションビン、29・・・・・・第2のコントロール
ヘッド(第1の固定ヘッド)、31・・・・・・キャプ
スタン、40.52・・・・・・ローディングリング、
47・・・・・・ギア、41.53・・・・・・スライ
ダ、65・旧・・カム溝、90,91,92.93・・
・・・・記録用回転ヘッド、94.95,96.97・
・・・・・再生用回転ヘッド、100.101.102
.103.104.105・旧・・トラック、106・
・・・・・I D 信号、107・・・・・・コントロ
ー第 図 第2図 7 二Eロ申tF’ラム!+2 3 ;供計汗り−jし 7 :万庇′気−テーフ。 77、X:ローフカ″4F 23゛才イのコノ1−III−栃、yF2:力℃ット 4 ;ネ4.取りリーIV yo ’イ共、赤則プIaft、力゛イド76+タイ7
0−フ 29ニアz力コンFD−ノν八1.ド 第 図 第 図 第 図((1) 第 図 あ 第 図 Rヴ eads 第 図 に冶 第 図 (Q) 第10図 第11図 第14図 9b 第12図 第16図 JD 箪18 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転する磁気ヘッドを搭載した回転ドラム装置と、
    磁気テープが巻回された供給リールと巻取りリールを内
    蔵するカセットからテープを引き出して回転ドラムに予
    め設定された角度だけテープを巻装するテープローディ
    ング機構と、テープを予め設定された方向に予め設定さ
    れた速度で駆動するテープ駆動機構と、テープ速度を検
    出する速度検出機構と、少なくとも3本のリニアトラッ
    クを記録・再生可能な第1の固定ヘッドとを備え、ヘリ
    カルスキャンによつて記録・再生する磁気記録再生装置
    において、上記第1の固定ヘッドにより少なくとも3本
    のリニアトラックに記録した情報を再生可能な第2の固
    定ヘッドを、第1の固定ヘッドよりも充分に供給リール
    に近い位置に設けたことを特徴とする磁気記録再生装置
    。 2、前記少なくとも3本のリニアトラックのうち1本の
    リニアトラックにはヘリカルスキャン方式でトラックに
    記録したデータの内容を示すID信号を記録し、他の1
    本のリニアトラックには再生時のテープ制御を行なうた
    めのコントロールパルスを記録し、他の1本のリニアト
    ラックには絶対位置を示すタイムコードを記録するよう
    に設定されたフォーマットで記録再生を行ない、かつI
    D信号とタイムコードでサーチを行なうように設定され
    た制御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の磁気記録再生装置。 3、ローディング初期に前記第2の固定ヘッドに磁気テ
    ープを当接させるとともにテープ速度検出機構を作動さ
    せ、かつ、回転ドラム装置に磁気テープを巻装しない中
    間ローディングのモードを有し、中間ローディングの状
    態で第1のテープ速度により高速サーチを行なつた後、
    テープローディング動作を続行して回転ドラム装置にテ
    ープを巻装し、上記第1のテープ速度よりも遅い第2の
    テープ速度でサーチを行なうように設定された制御手段
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の磁気記録
    再生装置。 4、前記第1のテープ速度による高速サーチにおいて、
    前記第2の固定ヘッドで検出したID信号に応じてテー
    プ駆動を停止し、前記ID信号に対応した第1のタイム
    コードを記憶した後、ローディングを完了して再びテー
    プを走行させ、第1の固定ヘッドで検出した第2のタイ
    ムコードと第1のタイムコードとを比較し、この比較結
    果に応じて第2のテープ速度でテープを走行させ、かつ
    、第1の固定ヘッドでID信号を検出してテープを停止
    させ、サーチを完了するように設定された制御手段を備
    えていることを特徴とする請求項3記載の磁気記録再生
    装置。 5、前記第1の固定ヘッドを予め設定された区間等速度
    でテープ長手方向に回動させる固定ヘッド駆動機構と、
    テープが静止した状態で前記第1の固定ヘッドにより上
    記予め設定された区間のリニアトラックを記録可能に設
    定された制御手段とを備えていることを特徴とする請求
    項1記載の磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230871A (ja) * 2001-01-29 2002-08-16 Sony Corp テープドライブ装置
JP2002230870A (ja) * 2001-01-29 2002-08-16 Sony Corp テープドライブ装置

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JP2002230871A (ja) * 2001-01-29 2002-08-16 Sony Corp テープドライブ装置
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