JPH029718Y2 - - Google Patents

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JPH029718Y2
JPH029718Y2 JP1982168866U JP16886682U JPH029718Y2 JP H029718 Y2 JPH029718 Y2 JP H029718Y2 JP 1982168866 U JP1982168866 U JP 1982168866U JP 16886682 U JP16886682 U JP 16886682U JP H029718 Y2 JPH029718 Y2 JP H029718Y2
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JP
Japan
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seat cushion
seat
wiring
skin
electric cable
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JP1982168866U
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JPS5972953U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車輌用シートにおける配線の取付構
造に関するものである。
例えば車輌用シートに音響機器のユニツトを装
備する場合、スピーカーを内蔵するシートバツク
側からステレオ機器を配置するフロント側に連続
させて電気ケーブルを配線する必要がある。この
場合にシートバツクより連続する電気ケーブルを
シートクツシヨンの外側に配線すると体裁上好ま
しくないため、シートクツシヨンの底部側を通す
ことが考えられる。然し、その底部側では座者の
荷重が加わるとシートクツシヨンが撓むから電気
ケーブルに張力が掛かる虞れがあり、これを回避
するためには十分な長さの余裕を持たせて配線し
なければならない。また、シートクツシヨンの底
部側にはアンダートレー等を装備することがある
ため、そのアンダートレーの出入れに邪魔になら
ないよう配線するのが構造的に難しい。
本考案は、体裁上良好で余計なクリアランスを
持たせなくても簡単に配線可能な車輌用シートに
おける配線の取付構造を提供することを目的とす
る。
即ち、本考案に係る配線の取付構造において
は、シートクツシヨンの外部からシートクツシヨ
ン表皮の側面でステー軸承部の近傍位置に設けた
開孔を介して電気ケーブル等の配線をシートクツ
シヨン表皮で被包されたシートクツシヨンの内部
に挿入すると共に、そのシートクツシヨンのシー
トフレームに端末側が止着されるシートクツシヨ
ン表皮の内面側とシートフレームの側壁部とが相
対向する間隔内に導通させて電気ケーブル等の配
線をシートクツシヨンの側部位置に配置すること
により構成されている。
以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通
りである。
この配線の取付構造は第1図で示す車輌用シー
トに基づいて基本的な構成を説明すると、電気ケ
ーブル1を用いてヘツドレストHの内部に装備す
るスピーカーSとシートバツクBを介してシート
クツシヨン2の内部に装備するボデイソニツクN
とを接続するのに適用することができる。また、
そのボデイソニツクNからシートクツシヨン2の
内部より外部に導出させてデイフロアFを経て、
計器類や音響機器の本体を装備するフロント側と
接続するのに適用することができる。その電気ケ
ーブル1はシートバツクBの内部から下部寄りで
外部に導出させてシートバツクBを傾倒回転自在
に支持するステー3の軸承部3aに共締め装着す
るホルダー4で保持し、このステー軸承部3aの
近傍位置でシートクツシヨン2を被包するシート
クツシヨン表皮2aの後部寄り側面に設けた開孔
5よりシートクツシヨン2の内部に挿入し、更に
シートクツシヨン2の内部で音響機器の上述した
ユニツトから引き出される他の電気ケーブル6と
カプラー7で接続することにより配線されてい
る。そのシートクツシヨン2の内部では、シート
フレーム2bに端末側が止着されるシートクツシ
ヨン表皮2aの内面側とクツシヨンフオーム2c
を支持するシートフレーム2の側壁部2b′とが相
対向する間隔内に導通させて、電気ケーブル1が
シートクツシヨン2の側部位置に配線されてい
る。その電気ケーブル1はシートフレーム2bの
側壁部2b′に止め金具8で軸線を保持することに
より配線でき、また、止め金具8は側壁部2b′に
ねじ止め等で取付固定することができる。この電
気ケーブル1の止め金具8は、シートクツシヨン
表皮2aの端末側を部分的にシートフレーム2b
に止着する受け台としても用いることができる。
その止め金具8は電気ケーブル1のクリツプ部8
aと略同じ高さに折曲成形した台座部8bを持
ち、この台座部8bの板面に形成した透孔8cで
シートクツシヨン表皮2aの外面側より突刺すピ
ン9を嵌着固定することができる。
このように構成する車輌用シートにおける配線
の取付構造では電気ケーブル1をシートクツシヨ
ン2の外側に配置せず、シートクツシヨン表皮2
aで被包されたシートクツシヨン2の内部に導通
させて配線するから体裁上良好なものにでき、ま
た、シートクツシヨン2の内部でも座者の荷重が
掛らないシートクツシヨン2の周側部位置に導通
するので余計なクリアランスを取る必要がなくて
長さを短くできしかも構造的にも簡単に取付ける
ことができる。
なお、上述したシートフレーム2bには通常通
りスライドレール10を装備し、シートクツシヨ
ン2を含むシート全体を前後に位置移動可能に取
付けることができる。また、第1図で示すように
シートクツシヨン表皮2aの端末側をピン9で止
着するのに代えて、第2〜4図で示す如くシート
クツシヨン2のシートフレーム2bにシートクツ
シヨン表皮2aの端末側を止着することができ
る。
第2図で示すシートクツシヨン表皮2aはシー
トクツシヨン表皮2aの内面側とシートフレーム
2bとにトリムコード11a,11bを取付け、
そのトリムコード11a,11bをC字リング1
2で連結固定することにより端末側がトリムコー
ド11a,11bを介してクツシヨンフレーム2
bに取付けられている。この場合には、シートク
ツシヨン表皮2aの端末はトリムコード11aの
外側に垂れ下げることによりC字リング12によ
る止着個所を隠蔽することができる。また、第3
図で示す如くシートクツシヨン表皮2aの内面側
に縫着するトリムコード21を介して端末側をC
字リング22で止め金具23に止着することもで
きる。その止め金具23はスライドレール10と
共にシートフレーム2bに共締めすることにより
固定でき、この止め具23の立上り部23aに止
め鍔部23bを設けてC字リング22を係着する
ことができる。その他に、第4図aで示すように
スライドフアスナ42を側面に縫着したシートク
ツシヨン表皮2aの端末側をシートフレーム2b
にC字リング41で止着することもできる。この
場合には、スライドフアスナ42でシートクツシ
ヨン表皮2aを開閉することにより電気ケーブル
1の導通状態を確認できると共にカツプラー7の
接続状態も確認できるところから好ましい。これ
らの実施例で、電気ケーブル1は第1図で示すよ
うなクリツプ部8aを有する止め具8で軸線をシ
ートフレーム2bの側壁部2b′に各図の手前乃至
は奥側で固着し、また、第1図で示す実施例を含
めてシートクツシヨン表皮2aの側面に形成する
開孔5は第4図bで示すようにシートクツシヨン
表皮2aの外面側に縫着するカバー5′で被覆す
るとよい。
以上の如く、本考案に係る車輌用シートにおけ
る配線の取付構造に依れば、電気ケーブル等の配
線をシートクツシヨンのシートクツシヨン表皮で
被包された内部に導通させて配置するためシート
の外観上体裁を良好に保つことができ、また、そ
の電気ケーブルの配線を座者の負荷による張力を
受けないシートクツシヨンの側部位置に導通させ
て配置するため余分なクリアランスを必要とせず
に簡単に取付け得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは本考案に係る車輌用シート
における配線の取付構造を示す説明図、第2図、
第3図a,b及び第4図a,bは同配線の取付構
造でシートクツシヨン表皮の端末側を止着する
夫々別の実施例を示す説明図である。 1:電気ケーブル等の配線、2:シートクツシ
ヨン、2a:シートクツシヨン表皮、2b:シー
トフレーム、2b′:シートフレームの側壁部、3
a:ステー軸承部、5:開孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートクツシヨンの外部からシートクツシヨン
    表皮の側面でステー軸承部の近傍位置に設けた開
    孔を介して電気ケーブル等の配線をシートクツシ
    ヨン表皮で被包されたシートクツシヨンの内部に
    挿入すると共に、そのシートクツシヨンのシート
    フレームに端末側が止着されるシートクツシヨン
    表皮の内面側とシートフレームの側壁部とが相対
    向する間隔内に導通させて電気ケーブル等の配線
    をシートクツシヨンの側部位置に配置したことを
    特徴とする車輌用シートにおける配線の取付構
    造。
JP16886682U 1982-11-08 1982-11-08 シ−トにおける電気ケ−ブル等配線の取付構造 Granted JPS5972953U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16886682U JPS5972953U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 シ−トにおける電気ケ−ブル等配線の取付構造

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JP16886682U JPS5972953U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 シ−トにおける電気ケ−ブル等配線の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5972953U JPS5972953U (ja) 1984-05-17
JPH029718Y2 true JPH029718Y2 (ja) 1990-03-12

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ID=30369061

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JP16886682U Granted JPS5972953U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 シ−トにおける電気ケ−ブル等配線の取付構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067661Y2 (ja) * 1984-08-13 1994-02-23 トヨタ自動車株式会社 音響振動体を内蔵するシ−ト

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569253B2 (ja) * 1976-10-01 1981-02-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569253U (ja) * 1979-07-02 1981-01-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569253B2 (ja) * 1976-10-01 1981-02-28

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Publication number Publication date
JPS5972953U (ja) 1984-05-17

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