JPS637558Y2 - - Google Patents

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JPS637558Y2
JPS637558Y2 JP1981134707U JP13470781U JPS637558Y2 JP S637558 Y2 JPS637558 Y2 JP S637558Y2 JP 1981134707 U JP1981134707 U JP 1981134707U JP 13470781 U JP13470781 U JP 13470781U JP S637558 Y2 JPS637558 Y2 JP S637558Y2
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JP
Japan
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harness
door
electrical equipment
trim
inner panel
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JP1981134707U
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JPS5839355U (ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のドアのトリムに装備された
電気機器と車体に搭載されたバツテリ電源とを接
続するためドアの内部に導入されるハーネスの結
線構造に関するものである。
一般に、自動車のドアに装備される各種電気機
器のうち、例えば夜間、ドアを開いた時に乗員の
足元付近を照明するカーテイシランプ、あるいは
パワーウインドレギユレータ装置や電動ドアロツ
ク装置を備えたドアにあつてはそれら装置に具備
するモータの正逆回転を制御するためのスイツチ
等はドアの車室内側に設けたトリムに配備されて
いる。
ところで、従来、このようなドアトリムに設け
られた電気機器を車体側のバツテリ電源に、車体
からドア内部に導入されたハーネスにより接続す
る場合、該ハーネスの長さを所要の長さより若干
長目に設定してハーネスに余裕を持たせておき、
トリムをドアボデイに組み付けたのち、該トリム
に開設された電気機器取付孔からハーネスの先端
部を引き出して電気機器と接続し、しかる後、上
記引き出したハーネスを上記電気機器取付孔から
トリム内側に元通りに押し込みながら電気機器を
そのケースと共に電気機器取付孔に嵌挿してトリ
ムに固定することが行われている。
しかしながら、その場合、トリムをドアボデイ
に組み付けたのち該トリムに対してハーネスを出
し入れするため、ハーネスの結線作業に手間がか
かるという欠点があつた。また、ハーネスを電気
機器との接続後トリム内側に押し込む際、ハーネ
スの径が大でその可撓性が欠ける場合には電気機
器のケースがトリムから浮き上がつたり、あるい
はトリムが変形したりして自動車走行時に振動ガ
タを発生するという問題があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その構成は、上記のドア内部からドアインナ
パネルを通してドアの車室内側に導入されるハー
ネスを電気機器側ハーネスと電源側ハーネスとに
分割して、該分割部分に各々コネクタを取り付け
るとともに、ドアのインナパネルに開口部を設け
て、該開口部近傍のインナパネルに上記各ハーネ
スのコネクタを保持するターミナルを固定し、該
ターミナルに、上記電気機器側および電源側の両
ハーネスを係合保持する係合部を形成し、両ハー
ネスを上記ドアインナパネルの開口部を貫通した
状態で結線するとともに、両コネクタを連結した
状態でターミナルの係合部に係合保持するものと
する。
そして、この構成により、本考案では、トリム
をドアのインナパネルに組み付ける際にハーネス
の結線作業を行い得るようにして、ハーネスの結
線作業の簡略化を図るとともに、自動車走行時の
振動ガタの発生防止化を図らんするようにしたも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第3図において、1は自動車の運
転席側のフロントドアであつて、該ドア1は、イ
ンナパネル2aおよびアウタパネル2bよりなる
ドアボデイ2と、該ドアボデイ2の上方に枠組み
形成されたドアサツシユ3と、該ドアサツシユ3
に案内されて昇降するウインドガラス4と、上記
ドアボデイ2の車室内側に取り付けられたトリム
5とを備えている。
上記ドアボデイ2の内部には、図示していない
が、上記ウインドガラス4をモータの駆動によつ
て昇降させるためのパワーウインドレギユレータ
装置と、モータの駆動によりドア1を車体に対し
ロツクおよびアンロツクさせるための電動ドアロ
ツク装置とが装備されている。
また、上記トリム5の車室内側面の所定位置に
は、水平方向に延びるドアアームレスト6と該ド
アアームレスト6の前端部から上方に一体的に延
びるハンドル7とが固定されている。上記ドアア
ームレスト6の上面前部には、上記運転席側のフ
ロントドア1の電動ドアロツク装置のみならず、
助手席側のフロントドアおよび左右のリヤドア
(共に図示せず)の各々に装備された電動ドアロ
ツク装置を同時に制御するドアロツクスイツチ8
と、運転席側のフロントドア1のパワーウインド
レギユレータ装置および他のドアに各々装備され
たパワーウインドレギユレータ装置を個々に制御
する4つのパワーウインドスイツチ9,9、…と
が取り付けられている。一方、ドアアームレスト
6の下面後部には夜間にドア1を開いた時に乗員
の足元付近を照明するカーテイシランプ10が取
り付けられている。しかして、上記ドアロツクス
イツチ8、パワーウインドスイツチ9,9、…お
よびカーテイシランプ10等よりなる電気機器
は、車体に搭載されたバツテリ電源ならびに各ド
アの電動ドアロツク装置およびパワーウインドレ
ギユレータ装置に対し、上記ドアボデイ2の前面
下部に開設した孔11からドアボデイ2内部に導
入されたハーネス12を介して接続される。
そして、上記ハーネス12はその途中で電気機
器側ハーネス12aと電源側ハーネス12bとに
分割され、該分割部分の電気機器側ハーネス12
aの端部には電気機器側コネクタ13a〜15a
が、また電源側ハーネス12bの端部には上記電
気機器側コネクタ13a〜15aの各々に連結可
能な電源側コネクタ13b〜15bがそれぞれ取
り付けられている。
一方、上記ドアボデイ2のインナパネル2aに
おいて上記ハーネス12の分割部分と対応する位
置には開口部16が形成され、該開口部16近傍
のインナパネル2aにはターミナル17が開口部
16を上下方向に跨ぐように取り付けられてい
る。該ターミナル17は、第3図に拡大詳示する
ように、上下方向に延びる板状の本体17aと、
該本体17aの上下両端部背面側に突出する1対
の係合突起17b,17bと、本体17aの表面
中間部から各々車体前後方向に対向して突出し、
上記各コネクタ13a〜15a、13b〜15b
を係合可能な3対の係合部17c,17c、…と
からなり、上記係合突起17b,17bをドアボ
デイ2のインナパネル2aに形成した取付孔(図
示せず)に係合することにより、ドアボデイ2に
固定されている。また、上記各係合部17cには
上記各ハーネス12a,12bのコネクタ13a
〜15a、13b〜15bが係合されて保持され
る。よつて、電気機器側および電源側の両ハーネ
ス12a,12bは、上記ドアインナパネル2a
の開口部16を貫通した状態で結線されていると
ともに、その端部の両コネクタ13a〜15a、
13b〜15bを互いに連結した状態でターミナ
ル17の係合部17c,17c、…に係合保持さ
れている。
したがつて、上記実施例においては、ドア1の
トリム5に設けた電気機器と車体に設けたバツテ
リ電源とを接続する場合、第2図に示すように、
予め、電源側ハーネス12bの各コネクタ13b
〜15bをターミナル17の前側の各係合部17
cに係合固定しておく一方、トリム5にドアアー
ムレスト6およびドアロツクスイツチ8等の電気
機器を取り付け、かつ該電気機器に電気機器側ハ
ーネス12aを接続しておき、上記トリム5をド
アボデイ2に組み付ける際に上記電気機器側ハー
ネス12aの各コネクタ13a〜15aを上記タ
ーミナル17の後側の各係合部17cに係合固定
してそれぞれ上記電源側コネクタ13b〜15b
と連結することにより、電気機器側ハーネス12
aと電源側ハーネス12bとを結線することがで
き、よつてハーネス12の結線作業を短時間でか
つ容易に行うことができる。
また、このように、トリム5をドアボデイ2に
組み付ける際にハーネス12を結線するため、ハ
ーネス12に従来の如くトリム5から引き出すた
めの所要以上の余裕長さを持たせる必要がなく、
ハーネス12の使用長さを短くしてコストダウン
を図ることができる。
さらに、電気機器の取付時にハーネス12を出
し入れする必要がなく、予め電気機器をトリム5
に固定しておくことができるので、電気機器のケ
ースがトリム5から浮き上がつたり、トリム5が
変形する虞れはなく、自動車走行時の振動ガタの
発生を防止することができる。
さらにまた、ドアボデイ2に取り付けたターミ
ナル17において両ハーネス12a,12bが連
結されるため、該ターミナル17によりハーネス
12を位置決めしてクリツプすることができる利
点がある。
尚、上記実施例では、本考案を自動車の運転席
側のフロントドア1に適用した場合を述べたが、
本考案はその他、トリムにスイツチ等の電気機器
が設けられた自動車の助手席側のフロントドア、
左右のリヤドア、ハツチバツクドア等各種ドアに
適用することがでるのは言うまでもない。
以上述べた如く、本考案によれば、自動車のド
アボデイ内部を通つてトリム上の電気機器に接続
されるハーネスを電気機器側ハーネスと車体の電
源側に接続される電源側ハーネスとに分け、その
両ハーネスをコネクタによつて互いに連結する構
造とする一方、ドアボデイのインナパネルに開口
部を形成し、その開口部近傍のインナパネルに上
記電気機器側および電源側ハーネスの各コネクタ
を係合保持する係合部を有するターミナルを固定
し、両ハーネスを、インナパネルの開口部を貫通
した状態で結線するとともに、両コネクタを連結
した状態でターミナルの係合部に係合保持するよ
うにしたことにより、トリムをドアボデイに組み
付ける際にドアの内部に導入されるハーネスをワ
ンタツチ操作により結線することができ、結線作
業の簡易化および作業時間の短縮化を図ることが
できるとともに、自動車走行時の振動ガタの発生
防止化をも図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
トリムのターミナル相当部分を切り除いて示すド
アの正面図、第2図はドアボデイからトリムを取
り外した状態のドアの分解斜視図、第3図はター
ミナルの斜視図である。 1……ドア、2……ドアボデイ、5……トリ
ム、8……ドアロツクスイツチ、9……パワーウ
インドスイツチ、10……カーテイシランプ、1
2……ハーネス、12a……電気機器側ハーネ
ス、12b……電源側ハーネス、13a〜15a
……電気機器側コネクタ、13b〜15b……電
源側コネクタ、17……ターミナル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナパネルとアウタパネルとで構成されるド
    アの該インナパネル側に固定されたトリムに設け
    た電気機器と車体に設けた電源とを接続するため
    ドアの内部に導入されるハーネスを、電気機器側
    ハーネスと電源側ハーネスとに分割して、該分割
    部分に各々コネクタを取り付けるとともに、上記
    インナパネルに開口部を設け、該開口部近傍のイ
    ンナパネルにターミナルを固定し、該ターミナル
    には上記電気機器側ハーネスのコネクタと電源側
    ハーネスのコネクタとを係合保持する係合部が形
    成され、上記両ハーネスは、上記開口部を貫通し
    た状態で結線されているとともに、両コネクタを
    連結した状態でターミナルの係合部に係合保持さ
    れていることを特徴とする自動車のドアのハーネ
    ス結線構造。
JP13470781U 1981-09-09 1981-09-09 自動車のドアのハ−ネス結線構造 Granted JPS5839355U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13470781U JPS5839355U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 自動車のドアのハ−ネス結線構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP13470781U JPS5839355U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 自動車のドアのハ−ネス結線構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5839355U JPS5839355U (ja) 1983-03-15
JPS637558Y2 true JPS637558Y2 (ja) 1988-03-04

Family

ID=29928117

Family Applications (1)

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JP13470781U Granted JPS5839355U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 自動車のドアのハ−ネス結線構造

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JPS5839355U (ja) 1983-03-15

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