JPH0645869U - ドア用ワイヤハーネスの口出部 - Google Patents

ドア用ワイヤハーネスの口出部

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JPH0645869U
JPH0645869U JP8824092U JP8824092U JPH0645869U JP H0645869 U JPH0645869 U JP H0645869U JP 8824092 U JP8824092 U JP 8824092U JP 8824092 U JP8824092 U JP 8824092U JP H0645869 U JPH0645869 U JP H0645869U
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JP
Japan
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connector
door frame
door
wire harness
protector
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Pending
Application number
JP8824092U
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English (en)
Inventor
敦 藤崎
和也 阪
孝啓 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車体側ワイヤハーネスに接続するコネクタ1
1を前面10aに設けたプロテクタ10を、ドアフレー
ム1の内側パネル5に穿設したサービスホール6に嵌合
させると共に、該プロテクタ10に取り付けたコネクタ
11をドアフレーム1のヒンジ側側面1aに設けたゴム
モール8の外側に開口するコネクタ嵌合口2に嵌合さ
せ、前記プロテクタ10をドアフレーム1の内側面に固
定してドア用ワイヤハーネスの口出部を構成した。 【効果】 プロテクタ10をドアフレーム1の内側面に
固定するだけの極めて簡単な作業でドア用ワイヤハーネ
スの口出部が得られ、しかも、プロテクタ10の前面1
0aに設けたコネクタ11はゴムモール8の外側に開口
するコネクタ嵌合口2に嵌合するので、ゴムモール8の
防水性が損なわれることもない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のドア用ワイヤハーネスの口出部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のドア内配線は図5に示すように、ワイヤハーネスWをドアフレ ーム20の内側パネル25に配索し、該内側パネル25に穿設した作業用の窓口 26から、一旦、内側パネル25とドアフレーム20との間に引き入れ、ドアフ レーム20に設けた防水性のゴムモール23の外側に穿設された電線導出孔22 から外部に引き出し、車体側のワイヤハーネスとコネクタ接続するように構成さ れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように構成された自動車のドア内配線においては、ドアフレーム20の 内側パネル25に配索したワイヤハーネスWを、該内側パネル25に穿設した作 業用の窓口26から、一旦、内側パネル25とドアフレーム20との間に引き入 れ、ドアフレーム20のヒンジ側の側面21に設けた電線導出孔22から外部に 引き出しているが、その作業は極めて面倒で長時間を要するという問題点があっ た。
【0004】 上記問題点を解消する手段として、図6に示すようにドアフレーム20のヒン ジ側の側面21から内側パネル25に亘り電線導出部22を設け、ワイヤーハー ネスWを内側パネル25に取り付けるドアインナトリム30に配索して作業性を 向上させた考案が実開平2−126957号公報により開示されているが、図6 に点線で示すように、防水性を確保するためのゴムモール23が電線導出部22 上に掛かるため防水性が損なわれるという問題点がある。
【0005】 また、図7に示すようにドアフレーム20のヒンジ側の側面21から内側パネ ル25に穿設した作業用の窓口26に亘り略L字状の電線導出部22を設け、該 電線導出部22にL字状の取付具35を嵌合させ、該取付具35によりワイヤハ ーネスWを支持させると共に、取付具35の前面に穿設した通孔36からワイヤ ハーネスWを外部に導出し、作業性を向上させた考案が実開昭62−54849 号公報により開示されているが、この考案においても、図7に点線で示すように 防水性を確保するためのゴムモール23が取付具35上に掛かるため防水性を確 保し得ないという問題点がある。
【0006】 さらにまた、ドア用ワイヤハーネスのコネクタ部をドアインナトリムの表面ま たは側面に固定すると共に、該コネクタ部の周辺に貫通穴を設け、該貫通穴から 電装品のコネクタを通して該コネクタと前記コネクタ部とを嵌合し、コネクタ接 続作業を目視により行い、接続作業の信頼性を高めた発明が特開昭63−251 30号公報により開示されているが、この発明においても、図8に示すようにド アフレーム20の内側パネル25に配索されたワイヤハーネスWを、一旦、内側 パネル25に穿設した作業用窓口26からドアフレーム20と内側パネル25と の間に引き入れ、ドアフレーム20のヒンジ側側面21に穿設された電線導出孔 22から外部に引き出さなければならず、前述した従来技術と同様にワイヤハー ネスWを外部に引き出す作業が面倒で長時間を要するという問題点がある。
【0007】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、防水性を確保した上で作業性を向 上させたドア用ワイヤハーネスの口出部を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記問題点を解消するために、車体側ワイヤハーネスに接続するコネ クタ11を前面10aに設けたプロテクタ10を、ドアフレーム1の内側パネル 5に穿設したサービスホール6に嵌合させると共に、上記プロテクタ10に取り 付けたコネクタ11をドアフレーム1のヒンジ側の側面1aに設けたゴムモール 8の外側に開口するコネクタ嵌合口2に嵌合させ、ドアフレーム1の内側面に前 記プロテクタ10を固定してドア用ワイヤハーネスの口出部を構成したものであ る。
【0009】
【作用】
プロテクタ10の前面10aに車体側ワイヤハーネスに接続するコネクタ11 を設け、該コネクタ11にドア用ワイヤハーネスWを接続する。次いで、プロテ クタ10をドアフレーム1の内側パネル5に穿設したサービスホール6に嵌合さ せると共に、該プロテクタ10の前面10aに設けたコネクタ11をドアフレー ム1のヒンジ側側面1aに設けたゴムモール8の外側に開口するコネクタ嵌合口 2に嵌合させ、プロテクタ10をドアフレーム1の内側面に固定するだけの極め て簡単な作業でドア用ワイヤハーネスの口出部が得られ、しかも、コネクタ11 はゴムモール8の外側に開口するコネクタ嵌合口2に嵌合するので、ゴムモール 8の防水性が損なわれることもない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の一実施例を示す 分解斜視図、図2は図1の組付け状態を示す斜視図で、図において1はドアフレ ーム、2はドアフレーム1のヒンジ側側面1aに穿設されたコネクタ嵌合口で、 該嵌合口2はゴムモール8の外側に開口している。3、3はボルト挿通孔、4、 4は上記ボルト挿通孔3に挿通し後述するL型プロテクタ10をドアフレーム1 に固定するためのボルトである。
【0011】 5はドアフレーム1の内側パネル、6は後述するL型プロテクタ10が嵌合す るサービスホール、7は作業用の窓口である。
【0012】 10はL型のプロテクタ、11は該プロテクタ10の前面10aに取り付けら れたコネクタ、12はガスケット、13はプロテクタ11を前記ドアフレーム1 のヒンジ側側面1aに取り付けるための螺子孔で、上記コネクタ11には複数本 の電線をフラット状に接着したドア用ワイヤハーネスWが電気的に接続され、該 ドア用ワイヤハーネスWの分岐線W’の各端末部には夫々コネクタ14が接続さ れている。この分岐線W’の端末部に接続されたコネクタ14は、前述したドア フレーム1と該ドアフレーム1の内側パネル5との間に設置された電装品のコネ クタ(図省略)と電気的に接続するものである。
【0013】 上述したプロテクタ10をドアフレーム1のヒンジ側側面1aに取り付けてド ア用ワイヤハーネスの口出部を構成するには、図1及び図2に示すようにプロテ クタ10をドアフレーム1の内側パネル5に穿設したサービスホール6に嵌合さ せると共に、該プロテクタ10の前面10aに設けたコネクタ11をドアフレー ム1に設けたゴムモール8の外側に開口するコネクタ嵌合口2に嵌合させ、ドア フレーム1の内側面にプロテクタ10をボルト4、4により緊締固定するだけの 極めて簡単な作業でドア用ワイヤハーネスの口出部が得られ、しかも、ドアフレ ーム1に穿設したコネクタ嵌合口2はゴムモール8の外側に位置しているので、 ゴムモール8の防水性が損なわれることもない。
【0014】 なお、以上はL型のプロテクタ10の前面10aに設けたコネクタ11に、複 数本の電線をフラット状に接着したドア用ワイヤハーネスWを接続したドア用ワ イヤハーネスの口出部について図示説明したが、本考案は、図3に示すようにL 型のプロテクタ10をドアインナトリム15に取り付け、または、ドアインナト リム15と一体に形成し、前述したようにプロテクタ10をドアフレーム1の内 側パネル5に穿設したサービスホール6に嵌合させると共に、該プロテクタ10 の前面10aに設けたコネクタ11をドアフレーム1に設けたゴムモール8の外 側に開口するコネクタ嵌合口2に嵌合させて、ドアフレーム1の内側面にプロテ クタ10をボルト4、4により緊締固定して構成してもよい。
【0015】 また、図4に示すようにドア用ワイヤハーネスの口出部にグロメット16を設 けてもよく、さらに、ドア用ワイヤハーネスWはフラット状のワイヤハーネスに 限らず図示するように複数本の電線を集束したドア用ワイヤハーネスを用いても よいことは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、極めて簡単な作業でドア用ワイヤハーネスWの 口出部が得られるばかりでなく、ゴムモール8の防水性を損なうこともない等の 優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図
【図2】図1の組付け状態を示す斜視図
【図3】本考案の他の実施例を示す分解斜視図
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図
【図5】従来のドア用ワイヤハーネスの口出部を示す斜
視図
【図6】従来のドア用ワイヤハーネスの口出部を示す分
解斜視図
【図7】従来のドア用ワイヤハーネスの口出部を示す分
解斜視図
【図8】従来のドア用ワイヤハーネスの口出部を示す斜
視図
【符号の説明】
1 ドアフレーム 2
コネクタ嵌合口 8 ゴムモール 5 内側パネル 6
サービスホール 10 プロテクタ 1
1 コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側ワイヤハーネスに接続するコネク
    タ(11)を前面(10a)に設けたプロテクタ(10)を、ドアフ
    レーム(1) の内側パネル(5) に穿設したサービスホール
    (6) に嵌合させると共に、上記プロテクタ(10)に取り付
    けたコネクタ(11)をドアフレーム(1) のヒンジ側の側面
    (1a)に設けたゴムモール(8) の外側に開口するコネクタ
    嵌合口(2) に嵌合させて、ドアフレーム(1) の内側面に
    固定したことを特徴とするドア用ワイヤハーネスの口出
    部。
JP8824092U 1992-11-30 1992-11-30 ドア用ワイヤハーネスの口出部 Pending JPH0645869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8824092U JPH0645869U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ドア用ワイヤハーネスの口出部

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JP8824092U JPH0645869U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ドア用ワイヤハーネスの口出部

Publications (1)

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JPH0645869U true JPH0645869U (ja) 1994-06-21

Family

ID=13937339

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JP8824092U Pending JPH0645869U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ドア用ワイヤハーネスの口出部

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013247708A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Toyota Motor Corp コンバータ及びコンバータの組み付け方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62103112A (ja) * 1985-07-06 1987-05-13 Kojima Press Co Ltd 発泡成形体の製造方法
JPH05338506A (ja) * 1992-06-09 1993-12-21 Yazaki Corp ドア用ワイヤハーネスの端部の取付構造

Patent Citations (2)

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