JP2001037048A - 防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造 - Google Patents

防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造

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JP2001037048A JP11206578A JP20657899A JP2001037048A JP 2001037048 A JP2001037048 A JP 2001037048A JP 11206578 A JP11206578 A JP 11206578A JP 20657899 A JP20657899 A JP 20657899A JP 2001037048 A JP2001037048 A JP 2001037048A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネス端末のコネクタを防水ボッ
クス内に取り付ける際に必要なワイヤーハーネスの長さ
を短くしてその余長の削減を図った防水ボックスのワイ
ヤーハーネス取付構造を提供する。 【解決手段】 ワイヤーハーネス3端末のコネクタ4や
その接続部品を収容する防水ボックスにワイヤーハーネ
スを取り付ける構造で、ワイヤーハーネスを下端に固定
した止水板24を、ボックス本体の切欠部21の両側の
溝に上から差し込む防水ボックスのワイヤーハーネス取
付構造において、切欠部21両側の溝を内側溝22と外
側溝23からなる2重構造に形成し、止水板の両側に、
内側溝と外側溝に差し込まれる内側スライド片25と外
側スライド片26を設け、内側スライド片を止水板の上
半分に設け、そして、外側溝23を切欠部の下半分に設
けた。コネクタ4とその接続部品をボックス本体内に取
り付ける際に、止水板24の1/2の高さ付近の部位が
切欠部21の上端に位置する高さまで止水板を持ち上げ
ればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
おけるワイヤーハーネス端末のコネクタやその接続部品
を収容する防水ボックスのボックス本体にワイヤーハー
ネスを取り付ける構造、特に、ワイヤーハーネスを下端
に固定した止水板をボックス本体に設けた切欠部の両側
の溝に上から差し込み、ワイヤーハーネスを止水板と切
欠部の下端との間で密封して挟持するようにした防水ボ
ックスのワイヤーハーネス取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は自動車における従来の防水ボック
スのワイヤーハーネス取付構造を示している。この取付
構造にあっては、自動車のエンジンルームに設ける防水
ボックス1内に、エンジンに取り付けられたエンジンワ
イヤーハーネス2(図6参照)の端末のコネクタ(図示
略)と、エンジンルームのメインワイヤーハーネス3の
端末のコネクタ4とを収容し、両コネクタを防水ボック
ス1内に固定される電気接続箱5(図6参照)で接続す
る作業は以下のように行う。コネクタ4が結合されかつ
図5に示す止水板6と一体のコネクタフレーム7を、止
水板6の下端の固定部6aにメインワイヤーハーネス3
をテープ8等で固定した状態で防水ボックス1のボック
ス本体1a内に入れ、コネクタフレーム7の位置決め孔
7aを防水ボックス1の底部中央に設けたナットを有す
る位置決め用の支柱9に嵌合させると共に、止水板6を
ボックス本体1aに設けた切欠部10の両側の溝11,
11(図5参照)に上から差し込み、メインワイヤーハ
ーネス3を止水板6と切欠部10の下端との間で密封し
て挟持する(図6参照)。この後、エンジンワイヤーハ
ーネス2の端末のコネクタ(図示略)が結合されかつ止
水板6と同様の止水板(図示略)と一体のコネクタフレ
ーム(図示略)を、その止水板の下端にエンジンワイヤ
ーハーネス2を固定した状態でボックス本体1a内に入
れ、そのコネクタフレームの位置決め孔を支柱9に嵌合
させると共に、止水板をボックス本体1aに切欠部10
と対向する位置に設けた切欠部12の両側の溝13,1
3に上から差し込み、エンジンワイヤーハーネス2を止
水板と切欠部12の下端との間で密封して挟持する。こ
の後、電気接続箱5を両コネクタの上から被せ、電気接
続箱5に設けてあり前記ナットに螺合するボルト13を
締め付けて電気接続箱5をボックス本体1aに固定する
ことにより、両コネクタが電気接続箱5によって電気的
に接続される。
【0003】そして、ボックス本体1aの開口部を防水
ボックス1のカバー(図示略)で密閉することにより、
両コネクタと、その接続部品である両コネクタフレーム
および電気接続箱5とを防水ボックス1内に収容する作
業が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、メインワイヤーハーネス3が下端の固定部6aに
固定された止水板6を切欠部10の両側の溝11,11
に上から差し込む際に、図5に示すように止水板6の下
端が溝11,11の上端より上方に位置する高さまで止
水板6を持ち上げ、この位置から止水板6を押し下げて
溝11,11に差し込む必要がある。そのため、メイン
ワイヤーハーネス3のコネクタ4を防水ボックス1内に
取り付ける際にメインワイヤーハーネス3の長さを充分
に長くしておく必要がある。その結果、メインワイヤー
ハーネス3およびそのコネクタ4の取付が完了した状態
で、メインワイヤーハーネス3の余長が図4に示すよう
に長くなってしまう。エンジンワイヤーハーネス2につ
いても、メインワイヤーハーネス3と同様の理由で余長
が長くなってしまう。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、ワイヤーハーネス端末のコネク
タを防水ボックス内に取り付ける際に必要なワイヤーハ
ーネスの長さを短くしてその余長の削減を図った防水ボ
ックスのワイヤーハーネス取付構造を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、ワイヤーハーネス端末のコ
ネクタやその接続部品を収容し開口部がカバーで密閉さ
れる防水ボックスのボックス本体に、ワイヤーハーネス
を取り付ける構造であって、ワイヤーハーネスを下端に
固定した止水板を、ボックス本体に設けた切欠部の両側
の溝に上から差し込み、ワイヤーハーネスを前記止水板
と切欠部の下端との間で密封して挟持するようにした防
水ボックスのワイヤーハーネス取付構造において、切欠
部の両側の溝を内側溝と外側溝からなる2重構造に形成
し、止水板の両側に、内側溝と外側溝にそれぞれ差し込
まれる内側スライド片と外側スライド片を設け、内側又
は外側スライド片を止水板のほぼ上半分に設け、そし
て、外側又は内側溝を切欠部のほぼ下半分に設けたこと
を特徴とする。かかる構成によれば、コネクタとその接
続部品を防水ボックスのボックス本体内に取り付ける際
に、止水板両側の内側又は外側スライド片の各下端が切
欠部両側の内側又は外側溝の各上端より上方に位置する
高さまで止水板を持ち上げてボックス本体の切欠部に当
てがい、止水板を押し下げると、止水板の内側スライド
片と外側スライド片が切欠部の内側溝と外側溝にそれぞ
れ上から差し込まれ、ワイヤーハーネスが止水板と切欠
部の下端との間で密封状態で挟持される。すなわち、上
記取付の際に、止水板のほぼ1/2の高さ付近の部位が
切欠部の上端に位置する高さまで止水板を持ち上げれば
よく、止水板の下端が切欠部より上方に位置する高さま
で止水板を持ち上げる必要がない。そのため、止水板の
ほぼ1/2の高さに相当する長さだけワイヤーハーネス
が上記従来例の場合より短くてすみ、ワイヤーハーネス
の取付完了状態でのワイヤーハーネスの余長が短くな
る。
【0007】請求項2に係る発明は、止水板の両側の内
側スライド片と外側スライド片が切欠部の両側の内側溝
と外側溝にそれぞれガタなく摺動自在に嵌合することを
特徴とする。かかる構成によれば、止水板両側の外側ス
ライド片が切欠部両側の外側溝にガタなく嵌合し、ま
た、この嵌合部の内側で止水板両側の内側スライド片が
切欠部両側の内側溝にガタなく嵌合する2重の嵌合構造
が得られるので、ワイヤーハーネスの取付完了状態でそ
れらの嵌合部の箇所から水がボックス本体内に浸入しに
くい。
【0008】請求項3に係る発明は、切欠部両側の外側
又は内側溝は、止水板両側の内側又は外側スライド片の
下端が切欠部両側の内側又は外側溝より上方に位置する
高さまで止水板を持ち上げてボックス本体の切欠部に当
てがった際に、止水板両側の外側又は内側スライド片の
下端が切欠部両側の外側又は内側溝の上端より上方に位
置するように形成されていることを特徴とする。かかる
構成によれば、上記取付の際に、止水板両側の内側又は
外側スライド片の各下端が切欠部両側の内側又は外側溝
の各上端より上方に位置する高さまで止水板を持ち上げ
てボックス本体の切欠部に当てがうと、止水板両側の外
側又は内側スライド片の各下端も必ず切欠部両側の外側
又は内側溝の上端より上方に位置し、止水板の差し込み
が可能になるので、ワイヤーハーネスの取付作業が一層
容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態の一例に係る防
水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図、
図2は図1の一部を拡大して示した分解斜視図である。
なお、本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付
構造の説明において、図4〜図6に示す上記従来例と同
様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。
【0011】本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネ
ス取付構造にあっては、図1および図2に示すように、
防水ボックス20のボックス本体20aの壁部に設けた
切欠部21の両側の溝が、内側溝22,22と外側溝2
3,23からなる2重構造に形成されている。一方、止
水板24の両側に、内側溝22,22と外側溝23,2
3にそれぞれ差し込まれる内側スライド片25,25と
外側スライド片26,26が設けられている。内側溝2
2と外側溝23はほぼ平行に上下方向に延びている。ま
た、内側スライド片25と外側スライド片26も、ほぼ
平行に上下方向に延びている。両内側スライド片25,
25は止水板24の長手方向のほぼ上半分に設けられて
いるのに対し、両外側スライド片26,26は止水板2
4の長手方向全体にわたって設けられている。そして、
両外側溝23,23は切欠部21の長手方向のほぼ下半
分に設けられているのに対し、両内側溝22,22は切
欠部21の長手方向全体にわたって設けられている。
【0012】また、切欠部21を設けたボックス本体2
0aの壁部と対向する壁部にも、切欠部21と同様の切
欠部27が設けられている。この切欠部27の両側も、
切欠部21と同様の内側溝28,28と外側溝(図1で
は見えないが切欠部27のほぼ下半分に設けられてい
る)からなる2重構造に形成されている。そして、この
切欠部27に取り付ける止水板(図示略)の両側にも、
前記止水板24の両側と同様に、内側溝28,28と外
側溝にそれぞれ差し込まれる内側スライド片と外側スラ
イド片が設けられている。
【0013】上記構成を有する本例に係る防水ボックス
のワイヤーハーネス取付構造では、自動車のエンジンル
ームに設ける防水ボックス20内に、エンジンワイヤー
ハーネス2(図6参照)の端末のコネクタ(図示略)
と、エンジンルームのメインワイヤーハーネス3の端末
のコネクタ4とを収容し、両コネクタを防水ボックス2
0内に固定される電気接続箱5(図6参照)で接続する
作業を行う際に、まず、止水板24の下端の固定部24
aにテープ8で固定されたメインワイヤーハーネス3の
端末のコネクタ4と、その接続部品であるコネクタフレ
ーム9を防水ボックス20のボックス本体20a内に取
り付ける。その際、図2に示すように、止水板24両側
の内側スライド片25,25と外側スライド片26,2
6の各下端が切欠部21両側の内側溝22,22と外側
溝23,23の各上端より上方に位置する高さまで止水
板24を持ち上げてボックス本体20aの切欠部21に
当てがい、止水板24を押し下げると、内側スライド片
25,25と外側スライド片26,26が内側溝22,
22と外側溝23,3にそれぞれ上から差し込まれ、メ
インワイヤーハーネス3が止水板24と切欠部21の下
端との間で密封状態で挟持される。すなわち、コネクタ
4等の上記取付の際に、止水板24のほぼ1/2の高さ
付近の部位が切欠部21の上端に位置する高さまで止水
板24を持ち上げればよく、止水板24の下端が切欠部
21より上方に位置する高さまで止水板24を持ち上げ
る必要がない。また、コネクタ4とコネクタフレーム9
の取付後、不図示の止水板の下端に固定されたエンジン
ワイヤーハーネス2の端末のコネクタと、その接続部品
であるコネクタフレームをボックス本体20a内に取り
付ける際にも、その止水板の下端が切欠部27より上方
に位置する高さまでその止水板を持ち上げる必要がな
い。したがって、本例によれば、止水板24のほぼ1/
2の高さに相当する長さだけエンジンワイヤーハーネス
2やメインワイヤーハーネス3が上記従来例の場合より
短くてすみ、両ワイヤーハーネス2,3の取付完了状態
での両ワイヤーハーネス2,3の余長を図1に示すよう
に短くすることができる。
【0014】また、本例によれば、エンジンワイヤーハ
ーネス2やメインワイヤーハーネス3のコネクタ等を防
水ボックス1内に取り付ける際に、両ワイヤーハーネス
2,3の長さが上記従来例よりも短くてすむので、両ワ
イヤーハーネス2,3の取付作業性が向上する。
【0015】さらに、本例によれば、両ワイヤーハーネ
ス2,3の取付完了状態での両ワイヤーハーネス2,3
の余長が上記従来例よりも短くなるので、各ワイヤーハ
ーネスを同じ数のクランプで固定する際に、上記従来例
よりも確実に固定することができる。
【0016】次に、本発明の実施の形態の他例に係るワ
イヤーハーネス取付構造を説明する。図3は本例に係る
防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図
である。本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取
付構造は、止水板24の両側の内側スライド片25,2
5と外側スライド片26,26との間にそれぞれできる
溝部の上端が止水板24の閉塞した上端24bで塞がれ
ている点でのみ、図1に示す上記一例に係る防水ボック
スのワイヤーハーネス取付構造と異なる。本例によれ
ば、止水板24の閉塞した上端24bが内側スライド片
25,25と外側スライド片26,26との間にそれぞ
れできる溝部の上端を塞いでいるので、水が止水板24
の上端側からその両側にできる前記溝部に浸入するのを
防止することができる。
【0017】なお、上記各例の変形例として、外側スラ
イド片26,26を止水板24の長手方向のほぼ上半分
に設けるとともに、内側スライド片25,25を止水板
24の長手方向全体にわたって設け、これに伴い、内側
溝22,22を切欠部21の長手方向のほぼ下半分に設
けるとともに、外側溝23,23を切欠部21の長手方
向全体にわたって設けるように構成してもよい。この構
成によっても、上記各例と同様の効果が得られる。
【0018】なお、上記各例において、止水板24の内
側スライド片25,25と外側スライド片26,26が
切欠部21の内側溝22,22と外側溝23,23にそ
れぞれガタなく摺動自在に嵌合するように構成するのが
好ましい。この構成により、止水板24の外側スライド
片26,26が切欠部21の外側溝23,23にガタな
く嵌合し、また、この嵌合部の内側で止水板両側の内側
スライド片25,25が切欠部の内側溝22,22にガ
タなく嵌合する2重の嵌合構造が得られるので、ワイヤ
ーハーネスの取付完了状態でそれらの嵌合部の箇所から
水がボックス本体20a内に浸入するのを防止すること
ができる。
【0019】また、上記各例において、切欠部21の外
側溝23,23は、止水板24の内側スライド片25,
25の下端が切欠部の内側溝22,22より上方に位置
する高さまで止水板を持ち上げてボックス本体20aの
切欠部21に当てがった際に、止水板の外側スライド片
26,26の下端が外側溝23,23の上端より上方に
位置するように形成するのが好ましい。この構成によ
り、止水板の内側スライド片25,25の各下端が切欠
部の内側溝22,22の各上端より上方に位置する高さ
まで止水板24を持ち上げてボックス本体20aの切欠
部21に当てがうと、止水板の外側スライド片26,2
6の各下端も必ず切欠部の外側溝23,23の上端より
上方に位置し、止水板の差し込みが可能になるので、ワ
イヤーハーネスの取付作業が一層容易になる。
【0020】また、上記一例では、エンジンワイヤーハ
ーネス2の端末のコネクタと、エンジンルームのメイン
ワイヤーハーネス3の端末のコネクタ4とをエンジンル
ームに設ける防水ボックス1内に収容して接続する場合
について説明したが、本発明は、自動車のエンジンルー
ム以外の場所或いは自動車以外の車両で用いる複数の
(例えば2本の)ワイヤーハーネスの端末のコネクタ
と、その接続部品であるコネクタフレームや電気接続箱
或いはジャンクションブロックを収容する防水ボックス
にも適用することができる。
【0021】さらに、本発明は、ワイヤーハーネス端末
のコネクタが結合されるコネクタフレームを防水ボック
ス1内に位置決めして取り付ける構造や、複数のコネク
タを電気接続箱で接続する構造についても、図1に示す
一例のものに限定されない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、ワイヤーハーネス端末のコネクタを防水ボ
ックス内に取り付ける際に必要なワイヤーハーネスの長
さを短くしてその余長を削減することができる。
【0023】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明により得られる効果に加えて、ワイヤーハーネ
スの取付完了状態でそれらの嵌合部の箇所から水がボッ
クス内に浸入するのを防止することができる。
【0024】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は2に係る発明により得られる効果に加えて、ワイヤー
ハーネスの取付作業を一層容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る防水ボックス
のワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図。
【図2】図2は図1の一部を拡大して示した分解斜視
図。
【図3】本発明の実施の形態の他例に係る防水ボックス
のワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図。
【図4】従来の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構
造を示す斜視図。
【図5】図4の一部を拡大して示した分解斜視図。
【図6】図4に示す従来例でワイヤーハーネスの取付完
了状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2・・・・・・・エンジンワイヤーハーネス 3・・・・・・・メインワイヤーハーネス 4・・・・・・・コネクタ 5・・・・・・・電気接続箱 7・・・・・・・コネクタフレーム 20・・・・・・防水ボックス 20a・・・・・ボックス本体 21,27・・・切欠部 22・・・・・・内側溝 23・・・・・・外側溝 24・・・・・・止水板 25・・・・・・内側スライド片 26・・・・・・外側スライド片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネス端末のコネクタやその
    接続部品を収容し開口部がカバーで密閉される防水ボッ
    クスのボックス本体に、前記ワイヤーハーネスを取り付
    ける構造であって、前記ワイヤーハーネスを下端に固定
    した止水板を、前記ボックス本体に設けた切欠部の両側
    の溝に上から差し込み、前記ワイヤーハーネスを前記止
    水板と前記切欠部の下端との間で密封して挟持するよう
    にした防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造におい
    て、 前記切欠部の両側の溝を内側溝と外側溝からなる2重構
    造に形成し、前記止水板の両側に、前記内側溝と外側溝
    にそれぞれ差し込まれる内側スライド片と外側スライド
    片を設け、前記内側又は外側スライド片を前記止水板の
    ほぼ上半分に設け、そして、前記外側又は内側溝を前記
    切欠部のほぼ下半分に設けたことを特徴とする防水ボッ
    クスのワイヤーハーネス取付構造。
  2. 【請求項2】 前記止水板の両側の内側スライド片と外
    側スライド片が前記切欠部の両側の内側溝と外側溝にそ
    れぞれガタなく摺動自在に嵌合することを特徴とする請
    求項1記載の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記切欠部両側の外側又は内側溝は、前
    記止水板両側の内側又は外側スライド片の下端が切欠部
    両側の内側又は外側溝より上方に位置する高さまで止水
    板を持ち上げてボックス本体の切欠部に当てがった際
    に、前記止水板両側の外側又は内側スライド片の下端が
    前記切欠部両側の外側又は内側溝の上端より上方に位置
    するように形成されていることを特徴とする防水ボック
    スのワイヤーハーネス取付構造。
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