JP3627211B2 - 防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造 - Google Patents

防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両におけるワイヤーハーネス端末のコネクタやその接続部品を収容する防水ボックスのボックス本体にワイヤーハーネスを取り付ける構造、特に、ワイヤーハーネスを下端に固定した止水板をボックス本体に設けた切欠部の両側の溝に上から差し込み、ワイヤーハーネスを止水板と切欠部の下端との間で密封して挟持するようにした防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は自動車における従来の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示している。この取付構造にあっては、自動車のエンジンルームに設ける防水ボックス1内に、エンジンに取り付けられたエンジンワイヤーハーネス2(図6参照)の端末のコネクタ(図示略)と、エンジンルームのメインワイヤーハーネス3の端末のコネクタ4とを収容し、両コネクタを防水ボックス1内に固定される電気接続箱5(図6参照)で接続する作業は以下のように行う。
コネクタ4が結合されかつ図5に示す止水板6と一体のコネクタフレーム7を、止水板6の下端の固定部6aにメインワイヤーハーネス3をテープ8等で固定した状態で防水ボックス1のボックス本体1a内に入れ、コネクタフレーム7の位置決め孔7aを防水ボックス1の底部中央に設けたナットを有する位置決め用の支柱9に嵌合させると共に、止水板6をボックス本体1aに設けた切欠部10の両側の溝11,11(図5参照)に上から差し込み、メインワイヤーハーネス3を止水板6と切欠部10の下端との間で密封して挟持する(図6参照)。
この後、エンジンワイヤーハーネス2の端末のコネクタ(図示略)が結合されかつ止水板6と同様の止水板(図示略)と一体のコネクタフレーム(図示略)を、その止水板の下端にエンジンワイヤーハーネス2を固定した状態でボックス本体1a内に入れ、そのコネクタフレームの位置決め孔を支柱9に嵌合させると共に、止水板をボックス本体1aに切欠部10と対向する位置に設けた切欠部12の両側の溝13,13に上から差し込み、エンジンワイヤーハーネス2を止水板と切欠部12の下端との間で密封して挟持する。
この後、電気接続箱5を両コネクタの上から被せ、電気接続箱5に設けてあり前記ナットに螺合するボルト13を締め付けて電気接続箱5をボックス本体1aに固定することにより、両コネクタが電気接続箱5によって電気的に接続される。
【0003】
そして、ボックス本体1aの開口部を防水ボックス1のカバー(図示略)で密閉することにより、両コネクタと、その接続部品である両コネクタフレームおよび電気接続箱5とを防水ボックス1内に収容する作業が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例では、メインワイヤーハーネス3が下端の固定部6aに固定された止水板6を切欠部10の両側の溝11,11に上から差し込む際に、図5に示すように止水板6の下端が溝11,11の上端より上方に位置する高さまで止水板6を持ち上げ、この位置から止水板6を押し下げて溝11,11に差し込む必要がある。そのため、メインワイヤーハーネス3のコネクタ4を防水ボックス1内に取り付ける際にメインワイヤーハーネス3の長さを充分に長くしておく必要がある。その結果、メインワイヤーハーネス3およびそのコネクタ4の取付が完了した状態で、メインワイヤーハーネス3の余長が図4に示すように長くなってしまう。エンジンワイヤーハーネス2についても、メインワイヤーハーネス3と同様の理由で余長が長くなってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤーハーネス端末のコネクタを防水ボックス内に取り付ける際に必要なワイヤーハーネスの長さを短くしてその余長の削減を図った防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、ワイヤーハーネス端末のコネクタやその接続部品を収容し開口部がカバーで密閉される防水ボックスのボックス本体に、前記ワイヤーハーネスを取り付ける防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造において,
前記ボックス本体の壁面に切欠部を形成し,
前記切欠部の両側のそれぞれの内側と外側に内側溝と外側溝を設けて2重溝構造に形成すると共に、該外側溝又は内側溝を前記切欠部のほぼ下半分に設け,
前記切欠部に嵌着する止水板の両側端部に溝を形成し、該溝によって内側スライド片と外側スライド片を形成して2重スライド片構造にすると共に、該内側スライド片又は該外側スライド片を該止水板のほぼ上半分に設け,
前記止水板の下端部に前記ワイヤーハーネスを押さえる固定部を設け、
前記止水板の両側端部に形成される前記内側スライド片と前記外側スライド片を前記切欠部の両側に形成する前記内側溝と前記外側溝にそれぞれ差し込み、該内側スライド片と外側スライド片、前記内側溝と外側溝とによって2重に前記切欠部を密封すると共に、前記止水板の下端部の固定部によって前記ワイヤーハーネスを押さえ付けて、前記ワイヤーハーネスを前記止水板と前記切欠部の下端との間で密封して挟持するようにしたことを特徴とする。
かかる構成によれば、コネクタとその接続部品を防水ボックスのボックス本体内に取り付ける際に、止水板両側の内側又は外側スライド片の各下端が切欠部両側の内側又は外側溝の各上端より上方に位置する高さまで止水板を持ち上げてボックス本体の切欠部に当てがい、止水板を押し下げると、止水板の内側スライド片と外側スライド片が切欠部の内側溝と外側溝にそれぞれ上から差し込まれ、ワイヤーハーネスが止水板と切欠部の下端との間で密封状態で挟持される。すなわち、上記取付の際に、止水板のほぼ1/2の高さ付近の部位が切欠部の上端に位置する高さまで止水板を持ち上げればよく、止水板の下端が切欠部より上方に位置する高さまで止水板を持ち上げる必要がない。そのため、止水板のほぼ1/2の高さに相当する長さだけワイヤーハーネスが上記従来例の場合より短くてすみ、ワイヤーハーネスの取付完了状態でのワイヤーハーネスの余長が短くなる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造で、止水板の両側の内側スライド片と外側スライド片は、切欠部の両側のそれぞれの内側と外側に設けられる内側溝と外側溝にそれぞれガタなく摺動自在に嵌合するように形成されたものであることを特徴としている。
かかる構成によれば、止水板両側の外側スライド片が切欠部両側の外側溝にガタなく嵌合し、また、この嵌合部の内側で止水板両側の内側スライド片が切欠部両側の内側溝にガタなく嵌合する2重の嵌合構造が得られるので、ワイヤーハーネスの取付完了状態でそれらの嵌合部の箇所から水がボックス本体内に浸入しにくい。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造で、切欠部の両側のそれぞれの内側と外側に設けられる内側溝と外側溝は、止水板の両側の内側スライド片又は外側スライド片の下端が切欠部両側のそれぞれの内側と外側に設けられる内側又は外側溝より上方に位置する高さまで止水板を持ち上げてボックス本体の切欠部に当てがった際に、止水板両側の外側スライド片又は内側スライド片の下端が切欠部両側のそれぞれの内側と外側に設けられる外側又は内側溝の上端より上方に位置するように形成されていることを特徴としている。
かかる構成によれば、上記取付の際に、止水板両側の内側又は外側スライド片の各下端が切欠部両側の内側又は外側溝の各上端より上方に位置する高さまで止水板を持ち上げてボックス本体の切欠部に当てがうと、止水板両側の外側又は内側スライド片の各下端も必ず切欠部両側の外側又は内側溝の上端より上方に位置し、止水板の差し込みが可能になるので、ワイヤーハーネスの取付作業が一層容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本発明の実施の形態の一例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図、図2は図1の一部を拡大して示した分解斜視図である。なお、本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造の説明において、図4〜図6に示す上記従来例と同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0011】
本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造にあっては、図1および図2に示すように、防水ボックス20のボックス本体20aの壁部に設けた切欠部21の両側の溝が、内側溝22,22と外側溝23,23からなる2重構造に形成されている。一方、止水板24の両側に、内側溝22,22と外側溝23,23にそれぞれ差し込まれる内側スライド片25,25と外側スライド片26,26が設けられている。内側溝22と外側溝23はほぼ平行に上下方向に延びている。また、内側スライド片25と外側スライド片26も、ほぼ平行に上下方向に延びている。両内側スライド片25,25は止水板24の長手方向のほぼ上半分に設けられているのに対し、両外側スライド片26,26は止水板24の長手方向全体にわたって設けられている。そして、両外側溝23,23は切欠部21の長手方向のほぼ下半分に設けられているのに対し、両内側溝22,22は切欠部21の長手方向全体にわたって設けられている。
【0012】
また、切欠部21を設けたボックス本体20aの壁部と対向する壁部にも、切欠部21と同様の切欠部27が設けられている。この切欠部27の両側も、切欠部21と同様の内側溝28,28と外側溝(図1では見えないが切欠部27のほぼ下半分に設けられている)からなる2重構造に形成されている。そして、この切欠部27に取り付ける止水板(図示略)の両側にも、前記止水板24の両側と同様に、内側溝28,28と外側溝にそれぞれ差し込まれる内側スライド片と外側スライド片が設けられている。
【0013】
上記構成を有する本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造では、自動車のエンジンルームに設ける防水ボックス20内に、エンジンワイヤーハーネス2(図6参照)の端末のコネクタ(図示略)と、エンジンルームのメインワイヤーハーネス3の端末のコネクタ4とを収容し、両コネクタを防水ボックス20内に固定される電気接続箱5(図6参照)で接続する作業を行う際に、まず、止水板24の下端の固定部24aにテープ8で固定されたメインワイヤーハーネス3の端末のコネクタ4と、その接続部品であるコネクタフレーム9を防水ボックス20のボックス本体20a内に取り付ける。その際、図2に示すように、止水板24両側の内側スライド片25,25と外側スライド片26,26の各下端が切欠部21両側の内側溝22,22と外側溝23,23の各上端より上方に位置する高さまで止水板24を持ち上げてボックス本体20aの切欠部21に当てがい、止水板24を押し下げると、内側スライド片25,25と外側スライド片26,26が内側溝22,22と外側溝23,3にそれぞれ上から差し込まれ、メインワイヤーハーネス3が止水板24と切欠部21の下端との間で密封状態で挟持される。すなわち、コネクタ4等の上記取付の際に、止水板24のほぼ1/2の高さ付近の部位が切欠部21の上端に位置する高さまで止水板24を持ち上げればよく、止水板24の下端が切欠部21より上方に位置する高さまで止水板24を持ち上げる必要がない。
また、コネクタ4とコネクタフレーム9の取付後、不図示の止水板の下端に固定されたエンジンワイヤーハーネス2の端末のコネクタと、その接続部品であるコネクタフレームをボックス本体20a内に取り付ける際にも、その止水板の下端が切欠部27より上方に位置する高さまでその止水板を持ち上げる必要がない。
したがって、本例によれば、止水板24のほぼ1/2の高さに相当する長さだけエンジンワイヤーハーネス2やメインワイヤーハーネス3が上記従来例の場合より短くてすみ、両ワイヤーハーネス2,3の取付完了状態での両ワイヤーハーネス2,3の余長を図1に示すように短くすることができる。
【0014】
また、本例によれば、エンジンワイヤーハーネス2やメインワイヤーハーネス3のコネクタ等を防水ボックス1内に取り付ける際に、両ワイヤーハーネス2,3の長さが上記従来例よりも短くてすむので、両ワイヤーハーネス2,3の取付作業性が向上する。
【0015】
さらに、本例によれば、両ワイヤーハーネス2,3の取付完了状態での両ワイヤーハーネス2,3の余長が上記従来例よりも短くなるので、各ワイヤーハーネスを同じ数のクランプで固定する際に、上記従来例よりも確実に固定することができる。
【0016】
次に、本発明の実施の形態の他例に係るワイヤーハーネス取付構造を説明する。図3は本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図である。
本例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造は、止水板24の両側の内側スライド片25,25と外側スライド片26,26との間にそれぞれできる溝部の上端が止水板24の閉塞した上端24bで塞がれている点でのみ、図1に示す上記一例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造と異なる。
本例によれば、止水板24の閉塞した上端24bが内側スライド片25,25と外側スライド片26,26との間にそれぞれできる溝部の上端を塞いでいるので、水が止水板24の上端側からその両側にできる前記溝部に浸入するのを防止することができる。
【0017】
なお、上記各例の変形例として、外側スライド片26,26を止水板24の長手方向のほぼ上半分に設けるとともに、内側スライド片25,25を止水板24の長手方向全体にわたって設け、これに伴い、内側溝22,22を切欠部21の長手方向のほぼ下半分に設けるとともに、外側溝23,23を切欠部21の長手方向全体にわたって設けるように構成してもよい。この構成によっても、上記各例と同様の効果が得られる。
【0018】
なお、上記各例において、止水板24の内側スライド片25,25と外側スライド片26,26が切欠部21の内側溝22,22と外側溝23,23にそれぞれガタなく摺動自在に嵌合するように構成するのが好ましい。この構成により、止水板24の外側スライド片26,26が切欠部21の外側溝23,23にガタなく嵌合し、また、この嵌合部の内側で止水板両側の内側スライド片25,25が切欠部の内側溝22,22にガタなく嵌合する2重の嵌合構造が得られるので、ワイヤーハーネスの取付完了状態でそれらの嵌合部の箇所から水がボックス本体20a内に浸入するのを防止することができる。
【0019】
また、上記各例において、切欠部21の外側溝23,23は、止水板24の内側スライド片25,25の下端が切欠部の内側溝22,22より上方に位置する高さまで止水板を持ち上げてボックス本体20aの切欠部21に当てがった際に、止水板の外側スライド片26,26の下端が外側溝23,23の上端より上方に位置するように形成するのが好ましい。この構成により、止水板の内側スライド片25,25の各下端が切欠部の内側溝22,22の各上端より上方に位置する高さまで止水板24を持ち上げてボックス本体20aの切欠部21に当てがうと、止水板の外側スライド片26,26の各下端も必ず切欠部の外側溝23,23の上端より上方に位置し、止水板の差し込みが可能になるので、ワイヤーハーネスの取付作業が一層容易になる。
【0020】
また、上記一例では、エンジンワイヤーハーネス2の端末のコネクタと、エンジンルームのメインワイヤーハーネス3の端末のコネクタ4とをエンジンルームに設ける防水ボックス1内に収容して接続する場合について説明したが、本発明は、自動車のエンジンルーム以外の場所或いは自動車以外の車両で用いる複数の(例えば2本の)ワイヤーハーネスの端末のコネクタと、その接続部品であるコネクタフレームや電気接続箱或いはジャンクションブロックを収容する防水ボックスにも適用することができる。
【0021】
さらに、本発明は、ワイヤーハーネス端末のコネクタが結合されるコネクタフレームを防水ボックス1内に位置決めして取り付ける構造や、複数のコネクタを電気接続箱で接続する構造についても、図1に示す一例のものに限定されない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、ワイヤーハーネス端末のコネクタを防水ボックス内に取り付ける際に必要なワイヤーハーネスの長さを短くしてその余長を削減することができる。
【0023】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明により得られる効果に加えて、ワイヤーハーネスの取付完了状態でそれらの嵌合部の箇所から水がボックス内に浸入するのを防止することができる。
【0024】
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は2に係る発明により得られる効果に加えて、ワイヤーハーネスの取付作業を一層容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図。
【図2】図2は図1の一部を拡大して示した分解斜視図。
【図3】本発明の実施の形態の他例に係る防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図。
【図4】従来の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造を示す斜視図。
【図5】図4の一部を拡大して示した分解斜視図。
【図6】図4に示す従来例でワイヤーハーネスの取付完了状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2・・・・・・・エンジンワイヤーハーネス
3・・・・・・・メインワイヤーハーネス
4・・・・・・・コネクタ
5・・・・・・・電気接続箱
7・・・・・・・コネクタフレーム
20・・・・・・防水ボックス
20a・・・・・ボックス本体
21,27・・・切欠部
22・・・・・・内側溝
23・・・・・・外側溝
24・・・・・・止水板
25・・・・・・内側スライド片
26・・・・・・外側スライド片

Claims (3)

  1. ワイヤーハーネス端末のコネクタやその接続部品を収容し開口部がカバーで密閉される防水ボックスのボックス本体に、前記ワイヤーハーネスを取り付ける防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造において,
    前記ボックス本体の壁面に切欠部を形成し,
    前記切欠部の両側のそれぞれの内側と外側に内側溝と外側溝を設けて2重溝構造に形成すると共に、該外側溝又は内側溝を前記切欠部のほぼ下半分に設け,
    前記切欠部に嵌着する止水板の両側端部に溝を形成し、該溝によって内側スライド片と外側スライド片を形成して2重スライド片構造にすると共に、該内側スライド片又は該外側スライド片を該止水板のほぼ上半分に設け,
    前記止水板の下端部に前記ワイヤーハーネスを押さえる固定部を設け、
    前記止水板の両側端部に形成される前記内側スライド片と前記外側スライド片を前記切欠部の両側に形成する前記内側溝と前記外側溝にそれぞれ差し込み、該内側スライド片と外側スライド片、前記内側溝と外側溝とによって2重に前記切欠部を密封すると共に、前記止水板の下端部の固定部によって前記ワイヤーハーネスを押さえ付けて、前記ワイヤーハーネスを前記止水板と前記切欠部の下端との間で密封して挟持するようにしたことを特徴とする防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造。
  2. 前記止水板の両側の内側スライド片と外側スライド片は、前記切欠部の両側のそれぞれの内側と外側に設けられる前記内側溝と前記外側溝にそれぞれガタなく摺動自在に嵌合するように形成されたものである請求項1記載の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造。
  3. 前記切欠部の両側のそれぞれの内側と外側に設けられる前記内側溝と前記外側溝は、前記止水板の両側の内側スライド片又は外側スライド片の下端が前記切欠部両側のそれぞれの内側と外側に設けられる前記内側又は前記外側溝より上方に位置する高さまで前記止水板を持ち上げて前記ボックス本体の前記切欠部に当てがった際に、前記止水板両側の外側スライド片又は内側スライド片の下端が前記切欠部両側のそれぞれの内側と外側に設けられる前記外側又は前記内側溝の上端より上方に位置するように形成されたものである請求項1又は2に記載の防水ボックスのワイヤーハーネス取付構造。
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