JPH04137428U - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JPH04137428U
JPH04137428U JP4532991U JP4532991U JPH04137428U JP H04137428 U JPH04137428 U JP H04137428U JP 4532991 U JP4532991 U JP 4532991U JP 4532991 U JP4532991 U JP 4532991U JP H04137428 U JPH04137428 U JP H04137428U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
junction box
electronic unit
cover
male
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4532991U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2554076Y2 (ja
Inventor
邦彦 竹内
圭一 尾▲崎▼
Original Assignee
矢崎総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP1991045329U priority Critical patent/JP2554076Y2/ja
Publication of JPH04137428U publication Critical patent/JPH04137428U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554076Y2 publication Critical patent/JP2554076Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、電子ユニットと接続箱本体との
結合の不完全をなくし、信頼性を向上した電気接続箱を
得ることを目的としている。 【構成】 雄又は雌コネクタを有するプリント基板を弾
性部材を介して1平面内で周囲いずれの方向にも可動す
るようにカバーで保持してなる電子ユニットと、該電子
ユニットの前記雄又は雌コネクタに前記平面とほぼ平行
な基準面で電気的かつ機械的に接続する雌又は雄コネク
タを有する接続箱本体とを設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車などに用いられる電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気接続箱を図7〜図9に示す。従来は、図7に示すように、電気接続 箱50は、電子ユニット52を接続箱本体51に電気的かつ機械的に接続して構 成される。電子ユニット52は、断面を示す図8及び模式的に分解して示す図9 から分るように、各種の電子部品と雄コネクタ53を有するプリント基板54を カバー本体55と裏カバー56とからなるカバー57で固く保持することにより 構成される。電気接続箱50は、電子ユニット52即ちプリント基板54の雄コ ネクタ53を、接続箱本体51に設けた雌コネクタ59に結合し、このとき、電 子ユニット即ちカバー57の周壁と接続箱本体51の立壁とを嵌合させ、これに より、両者が電気的かつ機械的に接続することによりアッセンブリ構成される。
【0003】 なお前述の雄コネクタ53及び雌コネクタ59は互いに雌雄を入れ替えること も有りうる。
【0004】 また、電気接続箱50は、アッセンブリ後に外れないように、ロック挿入部6 0を電子ユニット52のカバー57に設け、これを接続箱本体51に設けたロッ ク受部61に挿入しロックするようにしてある。
【0005】 なお、図7及び図8中、62はヒューズボックス、63は接続箱本体51内に 収容される積層ブスバー配線板、64は雌コネクタ内に突出するブスバーの雄タ ブ端子である(実開平1−101112号参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電気接続箱50は、電子ユニット52が雄コネクタ53 を有するプリント基板54をカバー57で固く保持するタイト構成であるため、 雄コネクタ53を雌コネクタ59に結合する際、雄コネクタ53が図8の矢印X 方向にずれて作られていると、電子ユニット52、即ち、カバー本体55の周壁 の一部(図8中Aで示す)と、接続箱本体51の立壁の一部(図8中Bで示す) とが干渉し、結合不能となる不具合を生ずる。
【0007】 これは、電気接続箱を製品として作る場合、電子ユニットと接続箱本体とを電 気的にかつ機械的に接合せざるを得ない構成上、止むを得ない事情であるといえ る。
【0008】 この考案は、このような事情であることに鑑み、前記結合不能となる不具合を 回避できる電気接続箱を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記目的を達成するため、雄又は雌コネクタを有するプリント基 板を弾性部材を介して1平面内で周囲いずれの方向にも可動するようにカバーで 保持してなる電子ユニットと、該電子ユニットの前記雄又は雌コネクタに前記平 面とほぼ平行な基準面で電気的かつ機械的に接続する雌又は雄コネクタを有する 接続箱本体とを設けたものである。
【0010】
【作用】
カバーに対してプリント基板の雄又は雌コネクタが平面内のどちらかの方向に ずれた位置で取付けられていても、電子ユニットと接続箱本体を結合するとき、 両者の周囲の嵌合に合わせて、プリント基板及びこれと一体のコネクタが反対方 向に弾性部材に抗してなじみながら可動するので、コネクタ同士の結合及び本体 同士の結合が無理なくできることになる。しかも、弾性部材の付勢力により電子 ユニットはカバー内での内蔵部品を確実に保持できるものとなる。
【0011】
【実施例】 以下、この考案の一実施例を図1〜図4により説明する。まず構成を説明する 。電気接続箱1は、電子ユニット9と接続箱本体2とからなる。電子ユニット9 は、電子部品11,12を有するほか雄コネクタ7を有するプリント基板3を裏 カバー5とカバー本体6とからなるカバー4により後述のように保持されて構成 される。カバー本体6は、矩形状内面の4辺にプリント基板3を載置する段付き ブラケット13を計4個、一体的に備えてあるほか、これより若干上方位置に、 片持ち状のバネ性のあるフック(弾性部材)10を1辺に2個づつ反対向きに、 計8個を、プリント基板3が図3の図中水平面P(図2参照)内における矢印Z (図3参照)の各方向に可動しうるように、一体的に備えてある。つまり、プリ ント基板3の周囲4辺を矢印Zを含む水平面内でフック10にて支持し、寸法D の変位ができるようにしてあり、この水平面内におけるプリント基板3の変位は 、段付きブラケット13の下段に載置されたプリント基板3を段付きブラケット 13の上段、及びカバー本体6の上縁載置の裏カバー5で上下から挿み支持する ことにより行なわれれる。カバー本体6の底板14には、接続箱本体1の雌コネ クタ8の外廓が入りうる穴15を穿設してある。接続箱本体2は、カバー本体6 の底板14と当接する上面(基準面で前記水平面Pとほぼ平行な平面)16から 突出して雌コネクタ8を有するほか、カバー本体6の周囲壁17と嵌合する立壁 18を周囲4面に有する。図2中、19はフューズボックス、23は接続箱本体 2に収容されるブスバー配線板、24は雌コネクタ内に突出するブスバーの雄タ ブ端子である。
【0012】 なお、図1中において、20はカバー本体6に設けたロック挿入部、21は接 続箱本体2に設けたロック受部である。
【0013】 次に前記実施例の作用を説明する。プリント基板3を雄コネクタ7などを下方 に向けて、カバー本体6の段付きブラケット13の下段に載置し、そのとき、周 囲4辺をフック10で支えるようにする。次に、裏カバー5を段付きブラケット 13の上段及びカバー本体6の上縁に載せ、プリント基板3を上下から挿みこん だ形でカバー本体6の開放上部を覆うように取付けてカバー4を形成し、このカ バー4に電子部品などを内蔵したものにより電子ユニット9を構成する。
【0014】 次に、この電子ユニット9を接続箱本体2と組合わせて電気接続箱1を構成す るわけであるが、電子ユニット9即ち、カバー本体6の周囲壁17を接続箱本体 2の立壁18に嵌入し、底板14を基準面である接続箱本体2の上面16に当接 するまで押し込む。そのとき、雌コネクタ8の外廓が底板14の穴15に入りこ み、雄コネクタ7と雌コネクタ8とが結合せんとする。この場合において雄コネ クタ7の水平面P内での位置ずれがあっても、雄コネクタ7と一体のプリント基 板3が弾性のあるフック10に支えられているので、その弾性に抗して雄コネク タ7が雌コネクタ8と結合する正規の位置まで、なじみながら移動変位し、両コ ネクタが互いに結合することになる。即ち、コネクタ結合により電気的に接続さ れ、かつ、周囲辺の嵌入結合により機械的に接続された電気接続箱1が出来上る 。
【0015】 これにより、結合の不完全を回避し、信頼性を向上した、電気接続箱を得るこ とができる。そしてこの組合せた電気接続箱1は、電子ユニット9内における電 子部品がフック10の弾性付勢力で保持されたプリント基板3と一体であるため 、確実に保持された状態に維持されるわけである。
【0016】 図5及び図6は他の実施例を示す。この実施例はプリント基板3の周囲変位代 としての寸法Dの部分の空所に、帯状ゴム片(弾性部材)22をはめこんだもの である。この実施例においても前実施例と同様に作用する。
【0017】 なお、前記実施例における雄コネクタ7と雌コネクタ8とは雌雄を互いに入れ 替えてもよいことは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、電子ユニットと接続箱本体との結合 の不完全がなくなり、信頼性が向上した電気接続箱を得ることができるという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のII−II線による拡大断面図であって、電
子ユニットを一体形成したものの図面である。
【図3】図1の実施例のプリント基板のカバー本体内設
置状態を示す斜視図である。
【図4】図3のIV部の拡大平面図である。
【図5】この考案の他の実施例の図2相当の断面図であ
る。
【図6】図5のVI部の拡大図である。
【図7】従来の電子ユニットと接続箱本体との結合状態
を示す斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII線による断面図である。
【図9】図7の電子ユニットを模式的に示す分解斜視図
である。
【符号の説明】 1 電気接続箱 2 接続箱本体 3 プリント基板 4 カバー 5 裏カバー 6 カバー本体 7 雄コネクタ 8 雌コネクタ 9 電子ユニット 10 弾性部材(フック) 11 電子部品 12 電子部品 13 段付きブラケット 14 底板 15 穴 16 上面(基準面) 17 周囲壁 18 立壁 19 フューズボックス 20 ロック挿入部 21 ロック受 22 弾性部材(帯状ゴム片)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄又は雌コネクタを有するプリント基板
    を弾性部材を介して1平面内で周囲いずれの方向にも可
    動するようにカバーで保持してなる電子ユニットと、該
    電子ユニットの前記雄又は雌コネクタに前記平面とほぼ
    平行な基準面で電気的かつ機械的に接続する雌又は雄コ
    ネクタを有する接続箱本体とを設けた電気接続箱。
JP1991045329U 1991-06-17 1991-06-17 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2554076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991045329U JP2554076Y2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991045329U JP2554076Y2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04137428U true JPH04137428U (ja) 1992-12-22
JP2554076Y2 JP2554076Y2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=31925226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991045329U Expired - Lifetime JP2554076Y2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554076Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005129453A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Smk Corp フローティング構造を有するコネクタ
JP2007173066A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Honda Tsushin Kogyo Co Ltd フローティングコネクタ用シェル
JP4708065B2 (ja) * 2005-04-01 2011-06-22 矢崎総業株式会社 電子制御ユニット収容構造
JP2012119621A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Denso Corp 電子装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142318A (ja) * 1984-08-02 1986-02-28 Natl Res Inst For Metals 超微粒子捕集装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142318A (ja) * 1984-08-02 1986-02-28 Natl Res Inst For Metals 超微粒子捕集装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005129453A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Smk Corp フローティング構造を有するコネクタ
JP4708065B2 (ja) * 2005-04-01 2011-06-22 矢崎総業株式会社 電子制御ユニット収容構造
JP2007173066A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Honda Tsushin Kogyo Co Ltd フローティングコネクタ用シェル
JP4686357B2 (ja) * 2005-12-22 2011-05-25 本多通信工業株式会社 フローティングコネクタ用シェル
JP2012119621A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Denso Corp 電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2554076Y2 (ja) 1997-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010072036A1 (zh) 配线架结构
US6870097B2 (en) Electrical junction box
JP2001357937A (ja) 電気コネクタ組立体
JP2000020192A (ja) Icカード
EP1340294B1 (en) Microelectronic connector with open-cavity insert
JP3543713B2 (ja) 電気接続箱
JPH04137428U (ja) 電気接続箱
JPH0828253B2 (ja) 接地式電気コネクタ
RU2344567C2 (ru) Корпус для размещения печатных плат, монтаж которых образует, по меньшей мере, части коммуникационной системы
JPH0327349Y2 (ja)
JPH03260B2 (ja)
JP2571488Y2 (ja) 電気接続箱
JPH077184U (ja) 回路基板の収納ハウジングの構造
JPH11265755A (ja) 基板用可動コネクタ
JP2001286030A (ja) 電気接続箱
JP3473897B2 (ja) 電気接続箱
US6109932A (en) Three-dimensional electrical interconnection system
JPH0211747Y2 (ja)
JP3029845B2 (ja) ジョイントコネクタ
JPS6033690Y2 (ja) 電気接続盤におけるコネクタ
JP3467427B2 (ja) コネクタの装着構造
JPH04115785U (ja) ユニツト一体式コネクタ構造
JPH0716309Y2 (ja) コネクタ
JPH0143825Y2 (ja)
JP3467425B2 (ja) 基板用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term