JP3062592U - 電気機器の筐体 - Google Patents

電気機器の筐体

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JP3062592U
JP3062592U JP1999002007U JP200799U JP3062592U JP 3062592 U JP3062592 U JP 3062592U JP 1999002007 U JP1999002007 U JP 1999002007U JP 200799 U JP200799 U JP 200799U JP 3062592 U JP3062592 U JP 3062592U
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JP
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housing
lid
fixed
electric device
main body
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JP1999002007U
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伸一 斎藤
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が簡単であり、取り付け固定を容易に行
うことができ、樹脂製の蓋体の成形条件が簡単になり、
且つ治具による矯正が不要であって、部品不良の低減を
図ることができ、隙間のレベルを小さくすることができ
て外観レベルを高めることができる電気機器の筐体を提
供する。 【解決手段】 筐体本体1とそれに固定される樹脂製の
蓋体2とから成り、この筐体本体1と蓋体2とはそれぞ
れ突き合わせ面11、12同士を突き合わせて圧着固定
される電気機器の筐体であり、筐体本体1側の突き合わ
せ面11を略中央部が上方へ盛り上がった曲線形状に形
成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、筐体本体とそれに固定される樹脂製の蓋体とから成り、この筐体本 体と蓋体とはそれぞれ突き合わせ面同士を突き合わせて圧着固定される電気機器 の筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気機器の筐体は、例えば、図3(a)(b)(c)に示すよ うに、筐体本体110に固定される樹脂製の蓋体120が、その中央部が盛り上 がった形状に変形し易く、この状態で筐体本体110に固定すると、その突き合 わせ面に隙間130が生じるという問題があった。 そして、従来はこの蓋体120の変形を矯正するために、成形後の蓋体120 が温かい状態のときに、治具(図示略)による加重でこの変形を矯正するか、も しくは、ビス止め箇所を追加してこの変形を矯正していたので、治具によつて加 重をかける手間がかかり、もしくは、ビス止め箇所の追加により部品点数が多く なり、且つビス止め作業が多くなるという問題があった。
【0003】 また、特開平3−206687号公報には、外装ケースが記載されている。 これは、図4に示すように、内部に張り出した補強部203、204と、補強 部203、204に設けられた固定部209、210とを有する一対の筐体20 1、202を、各筐体201、202の補強部203、204同士を突き合わせ て基板205を挟持して一体に保持する外装ケースにおいて、両筐体201、2 02の補強部203、204の突き合わせ間隙208が基板厚を超える間隙とし たものである。 ところが、これによると、基板205の厚さが異なる場合には、それぞれに対 応した隙間208を設けなくてはならないので、外装ケースの制作に手間がかか るという問題があった。
【0004】 また、実公平7−31573号公報には、電気機器収納箱が記載されている。 これは、図5(a)(b)に示すように、四角形開口部301dを形成する有 底のケース301の側壁先端と、このケース301と同寸法の四角形開口部30 2dを形成する有底のカバー302の側壁先端とを突き合わせ、四角形開口部3 01d、302dの対角線上の位置を締め付けねじ303により締め付けてケー ス301とカバー302とを一体化した電気機器収納箱において、ケース301 の締め付けねじ部分を除く全周の側壁先端面に挿込用凸部306を形成するとと もに側壁301a、301bの一部に係合孔309を穿ち、カバー302の側壁 先端側に挿込用凸部306が挿入され、この挿込用凸部306とともにケース3 01、カバー302の側壁302aの波打ち状の変形を吸収する挿込用凹部30 7を形成し、かつカバー302の側壁302aの一部に係合孔309に係合され る爪308aを有する係合片308を設けたものである。 ところが、これにおいては、取り付け作業が面倒であり、構造が複雑であると いう問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題を解消し、構造が簡単であり、取り付け固定を容易 に行うことができ、樹脂製の蓋体の成形条件が簡単になり、且つ治具による矯正 が不要であって、部品不良の低減を図ることができ、隙間のレベルを小さくする ことができて外観レベルを高めることができる電気機器の筐体を提供することを 目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、筐体本体とそれに固定 される樹脂製の蓋体とから成り、この筐体本体と蓋体とはそれぞれ突き合わせ面 同士を突き合わせて圧着固定される電気機器の筐体であり、前記筐体本体側の突 き合わせ面を略中央部が上方へ盛り上がった曲線形状に形成したことを特徴とし ている。 請求項2に記載の考案は、前記蓋体の前後をビス止めして前記筐体本体に固定 するようにしたことを特徴としている。
【0007】 請求項3に記載の考案は、前記蓋体の前部は突出部を嵌め込むことによって、 前記筐体本体に固定し、前記蓋体の後部はビス止めによって前記筐体本体に固定 するようにしたことを特徴としている。 請求項4に記載の考案は、前記蓋体の上面を、前記筐体本体に取り付け固定し た際に生じる盛り上がり湾曲部分の高さ寸法に対応した凹曲面に予め形成し、前 記蓋体を筐体本体に取り付けたときに、前記蓋体の盛り上がり湾曲によって略水 平面となるように構成したことを特徴としている。 請求項5に記載の考案は、前記筐体本体内には、ビデオデッキシャーシを格納 することを特徴としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る電気機器の筐体の実施の形態について、図を参照しつつ説 明する。 図1は本考案の第1実施形態の電気機器の筐体を示し、(a)はその斜視図、 (b)はその側面図である。
【0009】 第1実施形態の電気機器の筐体は、筐体本体1とそれに固定される樹脂製の蓋 体2とから成り、この筐体本体1と蓋体2とはそれぞれ突き合わせ面11、21 同士を突き合わせて圧着固定されるようになっている。 そして、筐体本体1側の突き合わせ面11を略中央部が上方へ盛り上がった曲 線形状に形成している。 更に、蓋体2の前部は突出部22を筐体本体1の前面壁3の上壁31の下側に 嵌め込むことによって、筐体本体1に固定し、蓋体2の後部はビス止め(図示略 )によって筐体本体1に固定するようにしている。 尚、蓋体2の前後をビス止めして筐体本体1に固定してもよい。
【0010】 第1実施形態の電気機器の筐体によれば、樹脂製の蓋体2は成形後に中央部が 盛り上がった状態になりやすいが、上記したように、筐体本体1の突き合わせ面 11を略中央部が上方へ盛り上がった曲線形状に形成しているので、蓋体2の突 き合わせ面21と筐体本体1の突き合わせ面11との間隙を小さくすることがで きる。 このように、第1実施形態の電気機器の筐体は、その構造が簡単であり、取り 付け固定を容易に行うことができ、樹脂製の蓋体の成形条件が簡単になり、且つ 治具による矯正が不要であって、部品不良の低減を図ることができ、隙間のレベ ルを小さくすることができて外観レベルを高めることができる。
【0011】 図2(a)(b)は、第2実施形態の電気機器の筐体を示し、(a)はその蓋 体の側面図、(b)は筐体本体に蓋体を固定した状態を示す側面図である。 第2実施形態の電気機器の筐体は、蓋体2の上面23を、筐体本体1に取り付 け固定した際に生じる盛り上がり湾曲部分の高さ寸法に対応した凹曲面に予め形 成し、蓋体2を筐体本体1に取り付けたときに、蓋体2の盛り上がり湾曲によっ て略水平面となるように構成している。 第2実施形態の電気機器の筐体によれば、蓋体2の上面23を、筐体本体1に 取り付け固定した際に生じる盛り上がり湾曲部分の高さ寸法に対応した凹曲面に 予め形成しているので、この蓋体2を筐体本体1に取り付け固定するときに、そ の中央部が盛り上がったときに、上面23は略水平面となるので、外観が良好と なる利点がある。
【0012】 尚、上記した第1、第2実施形態の電気機器の筐体における筐体本体1は、ビ デオデッキに適用すると好適である。 この場合、筐体本体1と蓋体2の突き合わせ面11、12間の隙間が小さくな ることによって、ビデオデッキ内に埃等が侵入することを防止できて、埃等によ るビデオデッキ内の部品への悪影響を防ぐことができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案によれば、筐体本体の蓋体との突 き合わせ面を略中央部が上方に盛り上がった曲線形状に形成しているので、樹脂 製の蓋体が成形後にその中央部が上方へ盛り上がった形状に変形したときに、こ の蓋体と筐体本体との突き合わせ面の隙間を小さくすることができる。 従って、構造が簡単であり、取り付け固定を容易に行うことができ、樹脂製の 蓋体の成形条件が簡単になる。且つ治具による矯正が不要であって、部品不良の 低減を図ることができ、隙間のレベルを小さくすることができて外観レベルを高 めることができる。
【0014】 請求項2に記載の考案によれば、蓋体の前後をビス止めして筐体本体に固定す るようにしたので、蓋体を筐体本体に強固に固定することができ、しかも、蓋体 と筐体本体との突き合わせ面の隙間が小さいので、従来のように、蓋体の中央部 をビス止めする必要がなく、ビス止め箇所を少なくすることができる。 請求項3に記載の考案によれば、蓋体の前部の突出部を嵌め込み、後部はビス 止めによって筐体本体に蓋体をビス止めして固定するようにしたので、更にビス 止め箇所を少なくすることができて、部品点数を少なくすることができる。
【0015】 請求項4に記載の考案によれば、蓋体の上面を、凹曲面に予め形成したので、 蓋体を筐体本体に取り付けたときに、蓋体の盛り上がり湾曲によって、略水平面 になるようにしたので、蓋体を筐体本体に取り付けたときに、蓋体の上面が湾曲 面とならず略水平面となって、外観を良好なものにすることができる。 請求項5に記載の考案によれば、筐体本体内には、ビデオデッキシャーシを格 納するものであると、筐体本体と蓋体の突き合わせ面間の隙間が小さくなること によって、ビデオデッキ内に埃等が侵入することを防止できて、埃等によるビデ オデッキ内の部品への悪影響を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態の電気機器の筐体を示
し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図である。
【図2】第2実施形態の電気機器の筐体を示し、(a)
はその蓋体の側面図、(b)は筐体本体に蓋体を固定し
た状態を示す側面図である。
【図3】従来の電気機器の筐体を示し、(a)はその斜
視図、(b)はその側面図、(c)はその蓋体の中央部
を下向きに押しつけて矯正する状態を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の外装ケースの取り付け状態を示す縦断面
図である。
【図5】従来の電気機器収納箱を示し、(a)はその縦
断面図、(b)はその係合部分を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体本体 11 突き合わせ面 2 蓋体 21 突き合わせ面 22 突出部 23 上面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体本体とそれに固定される樹脂製の蓋
    体とから成り、この筐体本体と蓋体とはそれぞれ突き合
    わせ面同士を突き合わせて圧着固定される電気機器の筐
    体であり、前記筐体本体側の突き合わせ面を略中央部が
    上方へ盛り上がった曲線形状に形成したことを特徴とす
    る電気機器の筐体。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の前後をビス止めして前記筐体
    本体に固定するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の電気機器の筐体。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の前部は突出部を嵌め込むこと
    によって、前記筐体本体に固定し、前記蓋体の後部はビ
    ス止めによって前記筐体本体に固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の電気機器の筐体。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の上面を、前記筐体本体に取り
    付け固定した際に生じる盛り上がり湾曲部分の高さ寸法
    に対応した凹曲面に予め形成し、前記蓋体を筐体本体に
    取り付けたときに、前記蓋体の盛り上がり湾曲によって
    略水平面となるように構成したことを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の電気機器の筐体。
  5. 【請求項5】 前記筐体本体内には、ビデオデッキシャ
    ーシを格納することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の電気機器の筐体。
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