JP3399733B2 - 鉛蓄電池の端子構造 - Google Patents
鉛蓄電池の端子構造Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Description
の角部の切欠きに設けた平板端子により構成される端子
構造に関するものである。
えば特開平7−57720号公報に記載のものが知られ
ている。図13はその端子構造を備えた鉛蓄電池の全体
斜視図である。1は電槽、2は蓋、3は蓋2の上面の角
部に形成された直方体状の切欠き、4は蓋2内部から切
欠き3上に突出して設けられた平板端子である。
状のものであり、一端部41、即ち天板部42と正面部
43と先端部44とからなる折り曲げ部分が切欠き3上
に位置している。天板部42及び正面部43には、それ
ぞれボルト挿通孔42a,43aが形成されており、図
13にて矢印で示すように、ボルト51とナット52と
が例えばボルト挿通孔42aに取付けられる。
る。図15に示すように、平板端子4は、他端部45が
蓋2内部の切欠き3を外れた位置にて、ストラップ53
に接続して直立している極柱54に接続されている。こ
のような接続構造を採用したことにより、この端子構造
では、極柱と端子とを切欠き3の直下にて接続していた
別の従来の端子構造に比して、電池の高さ寸法のコンパ
クト化を図ることができる。なお、55は電極板であ
る。また、平板端子4の一端部41の先端部44は、切
欠き3の底壁31に当接している。
は、平板端子4の先端部44が切欠き3の底壁31に当
接しているだけであるので、先端部44は自由端となっ
ている。このため、ボルト挿通孔42a又は43aにボ
ルト51を挿通させてトルクを加えた場合に、一端部4
1が容易に変形してしまう恐れがあった。
一端部41には側壁32から横方向に突出した部分41
aがあるため、部分41aが邪魔となって、自動二輪車
の陽極端子61に必要なものとして一般的に取付けられ
ている絶縁キャップ62を、一端部41に装着すること
ができないという不具合があった。
せてトルクを加えても容易に変形することがなく、ま
た、端子に絶縁キャップを備えた自動二輪車にも適用で
きる、鉛蓄電池の端子構造を提供することを目的とす
る。
に、請求項1記載の発明は、鉛蓄電池の蓋2の上面の角
部に形成された略直方体状の切欠き3に、平板端子4の
一端部41が蓋内部から突出し且つ折り曲げて設けら
れ、平板端子の他端部45が、蓋内部の切欠きから外れ
た位置にて、ストラップ53に接続して直立している極
柱54に接続されて、構成されている、端子構造におい
て、平板端子の一端部41は、切欠きの一側壁32から
突出した後、凹部401と凸部402とを続けて構成す
るよう折り曲げられ、更に先端部44が内向きに折り曲
げられて設けられており、切欠きの底壁31には、突部
7が蓋と一体に形成されており、突部7は、切欠きの一
側壁32側に一側壁32と対向する垂直壁72aを有
し、且つ切欠きの一側壁32とは反対側に水平方向に延
びた溝71aを有しており、少なくとも切欠きの側壁3
3側の、突部7の側面に、平板端子の一端部41の側面
に当接する止め部73aが形成されており、平板端子の
凹部401は突部の垂直壁72aと切欠きの一側壁32
との間に位置し、平板端子の凸部402は突部を覆い、
平板端子の先端部44は突部の溝71aに嵌入している
ことを特徴としている。
明において、突部7の垂直壁72aの下部に凸部720
aを形成して段差を構成することによって、平板端子4
の一端部41の凹部401が垂直壁72a更には凸部7
20aに案内されて切欠き3の一側壁32と突部の垂直
壁72aとの間に嵌入すると同時に先端部44が溝71
aに嵌入するようにしたものである。
図である。図において、従来例と同一符号は同じ又は相
当するものを示す。本発明の端子構造は、図2に示す形
状の平板端子4が、図3に示す切欠き3上の突部7を利
用して設けられた構造となっている。図4は図1のIV矢
視図、図5は図1のV−V断面図である。
上に位置する部分である一端部41は、凹部401と凸
部402とを続けて構成するよう折り曲げられている。
凹部401は、背面部46と底面部47と縦面部48と
で構成されている。凸部402は縦面部48と天板部4
2と正面部43とで構成されている。図5に示すよう
に、背面部46は他端部45の先端から切欠き3の底壁
31まで下方に延びており、底面部47は背面部46の
下端から水平方向に延びており、縦面部48は底面部4
7の先端から上方へ延びており、天板部42は縦面部4
8の上端から水平方向に延びており、正面部43は天板
部42の先端から切欠き3の底壁31まで下方に延びて
おり、先端部44は正面部43の下端から内向きに延び
ている。
に、正面側から階段状に形成された低い第1突部71と
高い第2突部72とからなっている。第1突部71の正
面側には横方向且つ水平方向に延びた溝71aが形成さ
れており、第2突部72の側壁32側は垂直壁72aと
なっている。また、突部7の両側面には、止め部73
a,73b,73cが形成されている。
に示すように設けられている。即ち、凹部401が垂直
壁72aと切欠き3の一側壁32との間に位置し、凸部
402が突部7を覆い、先端部44が溝71aに嵌入し
ている。一方、平板端子4の他端部45は、図15に示
す従来例と同様に、蓋2内部の切欠き3から外れた位置
にて極柱54に接続されている。なお、図3に示すよう
に、蓋2上面には、切欠き3に続いて、他端部45が上
方から設置される空間80が形成されている。
寸法は、次のように設定されている。即ち、図5に示す
ように、縦面部48と垂直壁72aとの間隔W1は溝7
1aの深さD以上に設定されており、凹部401の幅W
2は図16に示す絶縁キャップ62の肉厚以上に設定さ
れている。また、図4に示すように、突部7と切欠き3
の側壁33との間隔W3も図16に示す絶縁キャップ6
2の肉厚以上に設定されている。
れる。即ち、図6に示すように、平板端子4を、切欠き
3の上方から、縦面部48を突部7の垂直壁72aに沿
わせながら降ろしていき図7の状態とし、平板端子4を
図7の矢印に示すように移動させながら先端部44を溝
71aに嵌入させ、他端部45と極柱54とを接続さ
せ、他端部45の上方から空間80に押え蓋81を取付
ける。
端部44が突部7の溝71aに嵌入しているので、先端
部44は固定端となっており、このため、切欠き3上に
位置している平板端子4の一端部41は強固になってい
る。従って、ボルト挿通孔42a又は43aにボルト5
1を挿通させてトルクを加えても、一端部41は容易に
は変形しない。
01を有しており、切欠き3の側壁33との間にも間隔
W3(図4)を有しているので、図16に示す絶縁キャ
ップ62は、図8に示すように自動二輪車の陽極端子6
1と平板端子4の一端部41とがボルト51とナット5
2によって接続された後、凸部402を上方から囲むよ
うに平板端子4に装着される。
部7の垂直壁72aに沿わせながら降ろし、図7の矢印
に示すように移動させながら先端部44を溝71aに嵌
入させることにより、切欠き3に装着されるので、装着
作業が容易である。
造を示す斜視図、図10は図9のX−X断面図である。
この端子構造は、平板端子4を図9中のA方向にスライ
ドさせることによって突部7に対して着脱自在としたも
のである。即ち、本実施形態の端子構造では、図10
に示すように平板端子4の一端部41の縦面部48と突
部7の垂直壁72aとの間隔W1(図5)が0に設定さ
れており、突部7には止め部73a,73b,73c
(図3)がなく、空間80(図3)が、平板端子4の
他端部45がA方向にスライド可能となるよう蓋2の側
壁2a側に開いて形成されている。
と同様の作用効果を奏するとともに、実施形態1に比し
て平板端子4の着脱が容易である。
構造を示す断面図である。この端子構造では、突部7の
垂直壁72aの下部に凸部720aを形成して段差を構
成した点のみが、実施形態1と異なっている。
と同様の作用効果を奏するとともに、平板端子4を突部
7に対して上方から取付ける際に、平板端子4が弾性力
を有しているために、縦面部48が垂直壁72aに案内
され更に凸部720aに案内されることによって凹部4
01が切欠き3の側壁32と突部7の垂直壁72aとの
間に嵌入すると同時に、先端部44が溝71aに嵌入
し、従って、平板端子4の取付けが容易である。
構造を示す斜視図である。この端子構造では、突部7の
第2突部72にナット52(図13)の止め部72bを
形成した点のみが、実施形態1と異なっている。
と同様の作用効果を奏するとともに、ボルト51及びナ
ット52をボルト挿通孔42aに取付ける際に、止め部
72bがあるためにナット52の滑り落ちが防止されて
ナット52が安定に維持されるので、ボルト51及びナ
ット52の取付けが容易である。
うな効果を奏する。 (1)請求項1記載の発明によれば、平板端子4の先端
部44が突部7の溝71aに嵌入して固定端となってい
るので、ボルト挿通孔42a又は43aにボルト51を
挿通させてトルクを加える際に一端部41が変形するの
を防止できる。
aに沿わせながら降ろして、先端部44を溝71aに嵌
入させることにより、切欠き3に装着できるので、装着
作業を容易に行うことができる。更に、止め部73a等
によって、一端部41を止めることができる。
端子4の凹部401を、突部7の垂直壁72aと切欠き
3の一側壁32との間に嵌入させると同時に、先端部4
4を、溝71aに嵌入させることができるので、平板端
子4を容易に取付けることができる。
図である。
である。
る。
ある。
極端子を接合させた状態を示す断面図である。
図である。
面図である。
視図である。
視図である。
視図である。
の陽極端子を接合させようとする状態を示す斜視図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 鉛蓄電池の蓋(2)の上面の角部に形成
された略直方体状の切欠き(3)に、平板端子(4)の
一端部(41)が蓋内部から突出し且つ折り曲げて設け
られ、平板端子の他端部(45)が、蓋内部の切欠きか
ら外れた位置にて、ストラップ(53)に接続して直立
している極柱(54)に接続されて、構成されている、
端子構造において、 平板端子の一端部(41)は、切欠きの一側壁(32)
から突出した後、凹部(401)と凸部(402)とを
続けて構成するよう折り曲げられ、更に先端部(44)
が内向きに折り曲げられて設けられており、 切欠きの底壁(31)には、突部(7)が蓋と一体に形
成されており、突部(7)は、切欠きの一側壁(32)
側に一側壁(32)と対向する垂直壁(72a)を有
し、且つ切欠きの一側壁(32)とは反対側に水平方向
に延びた溝(71a)を有しており、 少なくとも切欠きの側壁(33)側の、突部(7)の側
面に、平板端子の一端部(41)の側面に当接する止め
部(73a)が形成されており、 平板端子の凹部(401)は突部の垂直壁(72a)と
切欠きの一側壁(32)との間に位置し、平板端子の凸
部(402)は突部を覆い、平板端子の先端部(44)
は突部の溝(71a)に嵌入していることを特徴とする
鉛蓄電池の端子構造。 - 【請求項2】 突部(7)の垂直壁(72a)の下部に
凸部(720a)を形成して段差を構成することによっ
て、平板端子(4)の一端部(41)の凹部(401)
が垂直壁(72a)更には凸部(720a)に案内され
て切欠き(3)の一側壁(32)と突部の垂直壁(72
a)との間に嵌入すると同時に先端部(44)が溝(7
1a)に嵌入するようにした、請求項1記載の鉛蓄電池
の端子構造。
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JP01375796A JP3399733B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 鉛蓄電池の端子構造 |
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Publications (2)
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Family
ID=11842130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP01375796A Expired - Lifetime JP3399733B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 鉛蓄電池の端子構造 |
Country Status (1)
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US9312521B2 (en) | 2011-08-29 | 2016-04-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cell, assembled battery, and battery-mounted device |
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-
1996
- 1996-01-30 JP JP01375796A patent/JP3399733B2/ja not_active Expired - Lifetime
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