JPH029608Y2 - - Google Patents
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- JPH029608Y2 JPH029608Y2 JP17441082U JP17441082U JPH029608Y2 JP H029608 Y2 JPH029608 Y2 JP H029608Y2 JP 17441082 U JP17441082 U JP 17441082U JP 17441082 U JP17441082 U JP 17441082U JP H029608 Y2 JPH029608 Y2 JP H029608Y2
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、苗植付高さを適切に維持するため
に、背反昇降自在な左右一対の車輪を対機体駆動
昇降させる操作部に、スプリングで接地側に付勢
された揺動接地フロートをその対地姿勢がほぼ一
定に維持されるように機械的に連動すると共に、
人為操作のための操作具を前記操作部に機械的に
連動した歩行型田植機に関する。
に、背反昇降自在な左右一対の車輪を対機体駆動
昇降させる操作部に、スプリングで接地側に付勢
された揺動接地フロートをその対地姿勢がほぼ一
定に維持されるように機械的に連動すると共に、
人為操作のための操作具を前記操作部に機械的に
連動した歩行型田植機に関する。
従来、上記歩行型田植機を旋回操作するに、整
地フロートへの泥抵抗を少なくするために、人為
操作具により機体を上昇させていたのであるが、
機体重心の位置が高くなることと、両車輪が背反
昇降することに起因して、機体の姿勢保持に要す
る労力が大きくなる欠点があつた。
地フロートへの泥抵抗を少なくするために、人為
操作具により機体を上昇させていたのであるが、
機体重心の位置が高くなることと、両車輪が背反
昇降することに起因して、機体の姿勢保持に要す
る労力が大きくなる欠点があつた。
本考案の目的は、旋回時において、フロートに
対する泥抵抗を軽減しながら、機体の姿勢保持を
容易に行なえるようにする点にある。
対する泥抵抗を軽減しながら、機体の姿勢保持を
容易に行なえるようにする点にある。
本考案の特徴構成は、冒記歩行型田植機におい
て、前記スプリングに対してそれが前記フロート
に対して非作用状態にあるいは実質的に非作用状
態に切換えられるように作用する牽制部材、並び
に、前記左右車輪の背反昇降を阻止すべく作用す
るストツパーに、それら牽制部材及びストツパー
が共に作用状態になるように前記人為操作具を連
動してある事にあり、その作用・効果は次の通り
である。
て、前記スプリングに対してそれが前記フロート
に対して非作用状態にあるいは実質的に非作用状
態に切換えられるように作用する牽制部材、並び
に、前記左右車輪の背反昇降を阻止すべく作用す
るストツパーに、それら牽制部材及びストツパー
が共に作用状態になるように前記人為操作具を連
動してある事にあり、その作用・効果は次の通り
である。
つまり、人為操作具に対する一操作で、スプリ
ングを非作用状態にすることによる整地フロート
を作業時高さよりもやや高く維持するような自動
制御状態と、車輪の背反昇降阻止状態とを同時に
現出できて、整地フロートに対する泥抵抗を軽減
しながら機体の重心高さの低い状態で、かつ、安
定的に旋回させることができ、その結果、旋回操
作を極めて軽労力でかつ操作容易に行なえるに至
つた。
ングを非作用状態にすることによる整地フロート
を作業時高さよりもやや高く維持するような自動
制御状態と、車輪の背反昇降阻止状態とを同時に
現出できて、整地フロートに対する泥抵抗を軽減
しながら機体の重心高さの低い状態で、かつ、安
定的に旋回させることができ、その結果、旋回操
作を極めて軽労力でかつ操作容易に行なえるに至
つた。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
る。
第1図に示すように、対機体昇降操作自在な左
右一対の推進車輪1、及び、それとの協働により
機体を対地支持する整地フロート2を備えた機体
フレーム3に、前部原動部4、及び、左右一対の
後方延出操縦ハンドル5を設けると共に、一定ス
トロークで横往復移動する傾斜苗のせ台6、及
び、その苗のせ台6に左右に並べて載置された複
数枚のマツト状苗Wの夫々の下端列から順次一株
分づつの苗を取出し泥面に植付ける複数の苗植付
爪7等諸装置を備えた苗植付装置8を、機体フレ
ーム3の後部に取付け、もつて、機体の走行に伴
ない順次複数条の苗を植付ける歩行型田植機を構
成してある。
右一対の推進車輪1、及び、それとの協働により
機体を対地支持する整地フロート2を備えた機体
フレーム3に、前部原動部4、及び、左右一対の
後方延出操縦ハンドル5を設けると共に、一定ス
トロークで横往復移動する傾斜苗のせ台6、及
び、その苗のせ台6に左右に並べて載置された複
数枚のマツト状苗Wの夫々の下端列から順次一株
分づつの苗を取出し泥面に植付ける複数の苗植付
爪7等諸装置を備えた苗植付装置8を、機体フレ
ーム3の後部に取付け、もつて、機体の走行に伴
ない順次複数条の苗を植付ける歩行型田植機を構
成してある。
前記推進車輪1の取付構造を構成するに、第1
図乃至第3図に示すように、車輪1を取付けた左
右一対の車輪伝動ケース9を、前記原動部4のミ
ツシヨンケースMに、機体横向き軸芯P周りで揺
動自在に取付けると共に、それら各車輪伝動ケー
ス9に一体連結した左右一対のアーム28と、縦
軸芯R周りで揺動自在な平衝アーム29の左右両
揺動端部とを、一対のロツド30により各別に連
動連結してある。そして、その平衝アーム29を
機体フレーム3に支持するに、油圧シリンダ10
のピストンロツド10aを貫通させたブロツク3
1を、機体フレーム3に固設の左右一対のガイド
杆32に前後摺動自在に取付け、かつ、ピストン
ロツド10aに固設の受部材10bとブロツク3
1との間にコイルスプリング33を介装すると共
に、そのブロツク31に前記平衝アーム29を縦
軸芯R周りで揺動自在に枢支連結してある。
図乃至第3図に示すように、車輪1を取付けた左
右一対の車輪伝動ケース9を、前記原動部4のミ
ツシヨンケースMに、機体横向き軸芯P周りで揺
動自在に取付けると共に、それら各車輪伝動ケー
ス9に一体連結した左右一対のアーム28と、縦
軸芯R周りで揺動自在な平衝アーム29の左右両
揺動端部とを、一対のロツド30により各別に連
動連結してある。そして、その平衝アーム29を
機体フレーム3に支持するに、油圧シリンダ10
のピストンロツド10aを貫通させたブロツク3
1を、機体フレーム3に固設の左右一対のガイド
杆32に前後摺動自在に取付け、かつ、ピストン
ロツド10aに固設の受部材10bとブロツク3
1との間にコイルスプリング33を介装すると共
に、そのブロツク31に前記平衝アーム29を縦
軸芯R周りで揺動自在に枢支連結してある。
つまり、油圧シリンダ10に対する圧油供給操
作でブロツク31、及び、平衝アーム29をガイ
ド杆31に沿つて一体的に前後摺動させることに
より両車輪伝動ケース9を左右一体的に揺動させ
て、両車輪1の対機体昇降を行なうように、ま
た、平衝アーム29の作用により両車輪1を背反
昇降自在にし、耕盤の凹凸に起因した機体のロー
リングを抑制するべく構成してある。
作でブロツク31、及び、平衝アーム29をガイ
ド杆31に沿つて一体的に前後摺動させることに
より両車輪伝動ケース9を左右一体的に揺動させ
て、両車輪1の対機体昇降を行なうように、ま
た、平衝アーム29の作用により両車輪1を背反
昇降自在にし、耕盤の凹凸に起因した機体のロー
リングを抑制するべく構成してある。
尚、前記コイルスプリング33は、その弾性作
用により両車輪1に対地緩衝機能を備えさせるも
のである。
用により両車輪1に対地緩衝機能を備えさせるも
のである。
又、前記ブロツク31の一側部に縦向きピン孔
31aを形成し、かつ、平衝アーム29にそれが
中立姿勢にある時のみブロツク31のピン孔31
aに対向するピン孔29aを形成すると共に、平
衝アーム29中立状態においてそれらピン孔31
a,29aに亘つて貫通し平衝アーム29の縦軸
芯R周りでの揺動を阻止するピン34を、出退操
作自在にかつ、それに付設のスプリング35によ
り阻止作用側に付勢した状態で設け、もつて、機
体の走行停止時や、路上走行時等において車輪1
の背反昇降機能を阻止すべく構成してある。
31aを形成し、かつ、平衝アーム29にそれが
中立姿勢にある時のみブロツク31のピン孔31
aに対向するピン孔29aを形成すると共に、平
衝アーム29中立状態においてそれらピン孔31
a,29aに亘つて貫通し平衝アーム29の縦軸
芯R周りでの揺動を阻止するピン34を、出退操
作自在にかつ、それに付設のスプリング35によ
り阻止作用側に付勢した状態で設け、もつて、機
体の走行停止時や、路上走行時等において車輪1
の背反昇降機能を阻止すべく構成してある。
前記車輪1の対機体昇降操作構造について第4
図により以下詳述する。
図により以下詳述する。
機体フレーム3の前端側左右中央箇所に、1個
のセンサーフロート11を、その前端側横向き軸
芯Q周りで揺動自在に連設すると共に、前記油圧
シリンダ10操作用バルブ12に連動連結したL
型揺動部材13の揺動端部とセンサーフロート1
1の後端部とをロツド14により連動連結してあ
る。そして、L型揺動部材13の揺動端部の上辺
に接当作用する揺動接当部材15を介してL型揺
動部材13の揺動端部並びにセンサーフロート1
1を下方側に付勢するコイルスプリング16を設
け、もつて、コイルスプリング16によりセンサ
ーフロート11に設定接地荷重を付与した状態で
植付走行を行ない、耕盤深さの変動に起因したセ
ンサーフロート11の揺動検出に基づいてバルブ
12を自動操作し、つまり、耕盤深さが深くなり
スプリング16に抗してセンサーフロート11が
上昇揺動した場合には、車輪1を対機体自動下降
させ、かつ、耕盤深さが浅くなりセンサーフロー
ト11が下降揺動した場合には、車輪1を対機体
自動上昇させて植付装置8を対地適切作業高さに
維持すべく機体を自動昇降制御するように構成し
てある。
のセンサーフロート11を、その前端側横向き軸
芯Q周りで揺動自在に連設すると共に、前記油圧
シリンダ10操作用バルブ12に連動連結したL
型揺動部材13の揺動端部とセンサーフロート1
1の後端部とをロツド14により連動連結してあ
る。そして、L型揺動部材13の揺動端部の上辺
に接当作用する揺動接当部材15を介してL型揺
動部材13の揺動端部並びにセンサーフロート1
1を下方側に付勢するコイルスプリング16を設
け、もつて、コイルスプリング16によりセンサ
ーフロート11に設定接地荷重を付与した状態で
植付走行を行ない、耕盤深さの変動に起因したセ
ンサーフロート11の揺動検出に基づいてバルブ
12を自動操作し、つまり、耕盤深さが深くなり
スプリング16に抗してセンサーフロート11が
上昇揺動した場合には、車輪1を対機体自動下降
させ、かつ、耕盤深さが浅くなりセンサーフロー
ト11が下降揺動した場合には、車輪1を対機体
自動上昇させて植付装置8を対地適切作業高さに
維持すべく機体を自動昇降制御するように構成し
てある。
尚、ロツド14の対L型揺動部材13連結部に
設けた長穴融通部14aは、植付装置8が対地適
正作業高さにある時にセンサーフロート11の揺
動検出に基づくバルブ12自動操作に不感帯を設
けるためのものであり、機体自動昇降制御のハン
チングを防止するように構成してある。
設けた長穴融通部14aは、植付装置8が対地適
正作業高さにある時にセンサーフロート11の揺
動検出に基づくバルブ12自動操作に不感帯を設
けるためのものであり、機体自動昇降制御のハン
チングを防止するように構成してある。
前記バルブ12を操作するに、センサーフロー
ト11の揺動検出に基づいた自動操作に優先し
て、操縦ハンドル5に設けた操作レバー17操作
により人為操作自在に構成されており、次に、そ
の人為操作構造について詳述する。
ト11の揺動検出に基づいた自動操作に優先し
て、操縦ハンドル5に設けた操作レバー17操作
により人為操作自在に構成されており、次に、そ
の人為操作構造について詳述する。
前記L型揺動部材13に一体揺動自在に連結し
たアーム18と、前記揺動接当部材15のスプリ
ング16作用側端部とを、揺動接当部材15側に
連結した係止ピン19をアーム18に形成した長
穴18aに係合させて連動連結すると共に、操作
レバー17と揺動接当部材15とを、揺動接当部
材15をスプリング16に抗する側に引張り作用
するワイヤー20を介して連動連結し、もつて、
操作レバー17操作により下記(イ),(ロ),(ハ),(ニ)
の
4操作状態を現出するべく構成してある。
たアーム18と、前記揺動接当部材15のスプリ
ング16作用側端部とを、揺動接当部材15側に
連結した係止ピン19をアーム18に形成した長
穴18aに係合させて連動連結すると共に、操作
レバー17と揺動接当部材15とを、揺動接当部
材15をスプリング16に抗する側に引張り作用
するワイヤー20を介して連動連結し、もつて、
操作レバー17操作により下記(イ),(ロ),(ハ),(ニ)
の
4操作状態を現出するべく構成してある。
(イ) 操作レバー17を自動制御位置Aに操作する
ことにより、ワイヤー20を緩め、スプリング
16によるセンサーフロート11の下方向き付
勢を許容すると共に、バルブ12中立状態にお
いて係止ピン19が長穴18aの略中間部に位
置するようにし、その長穴18aの融通作用を
もつてアーム18の揺動を許容することにより
スプリング16付勢状態のセンサーフロート1
1の揺動検出に基づくL型揺動部材13の上下
揺動を許容して、バルブ12を自動操作させる
前述機体自動昇降制御状態。
ことにより、ワイヤー20を緩め、スプリング
16によるセンサーフロート11の下方向き付
勢を許容すると共に、バルブ12中立状態にお
いて係止ピン19が長穴18aの略中間部に位
置するようにし、その長穴18aの融通作用を
もつてアーム18の揺動を許容することにより
スプリング16付勢状態のセンサーフロート1
1の揺動検出に基づくL型揺動部材13の上下
揺動を許容して、バルブ12を自動操作させる
前述機体自動昇降制御状態。
(ロ) 操作レバー17の旋回位置N′に操作し、か
つ、その位置に形成したレバー係止溝21aに
係止保持することにより、揺動接当部材15を
スプリング16の付勢力に抗して中立状態のL
型揺動部材13から離間した揺動位置に保持
し、スプリング16によるセンサーフロート1
1付勢作用を解除して、センサーフロート11
の設定接地荷重を略零すると共に、バルブ12
中立状態において係止ピン19が長穴18aの
中間部からやや片寄つた位置に位置するように
して、長穴18aの融通作用による前記L型揺
動部材13の上下揺動許容状態を維持し、もつ
て、センサーフロート11の上昇揺動検出に基
づくバルブ12の車輪対機体下降側への自動操
作を敏感して機体及び植付装置8をやや上昇姿
勢側に維持し、整地フロート2の泥面に対する
摺接抵抗を軽減した状態で機体旋回を円滑に行
なわせるための状態。
つ、その位置に形成したレバー係止溝21aに
係止保持することにより、揺動接当部材15を
スプリング16の付勢力に抗して中立状態のL
型揺動部材13から離間した揺動位置に保持
し、スプリング16によるセンサーフロート1
1付勢作用を解除して、センサーフロート11
の設定接地荷重を略零すると共に、バルブ12
中立状態において係止ピン19が長穴18aの
中間部からやや片寄つた位置に位置するように
して、長穴18aの融通作用による前記L型揺
動部材13の上下揺動許容状態を維持し、もつ
て、センサーフロート11の上昇揺動検出に基
づくバルブ12の車輪対機体下降側への自動操
作を敏感して機体及び植付装置8をやや上昇姿
勢側に維持し、整地フロート2の泥面に対する
摺接抵抗を軽減した状態で機体旋回を円滑に行
なわせるための状態。
(ハ) 操作レバー17を固定位置Nに操作し、か
つ、その位置のレバー係止溝21bに係止保持
することにより、揺動接当部材15をスプリン
グ16に抗して中立状態のL型揺動部材13か
ら大きく離間させると共に、バルブ12中立状
態において係止ピン19が長穴18aの端部に
接当する位置に位置保持されるようにし、長穴
18aと係止ピン19との係止作用よりL型揺
動部材13の中立位置からの下降揺動を阻止し
て、バルブ12の車輪対機体上昇側への操作を
牽制し、路上走行時等における機体の上昇姿勢
を維持する状態。
つ、その位置のレバー係止溝21bに係止保持
することにより、揺動接当部材15をスプリン
グ16に抗して中立状態のL型揺動部材13か
ら大きく離間させると共に、バルブ12中立状
態において係止ピン19が長穴18aの端部に
接当する位置に位置保持されるようにし、長穴
18aと係止ピン19との係止作用よりL型揺
動部材13の中立位置からの下降揺動を阻止し
て、バルブ12の車輪対機体上昇側への操作を
牽制し、路上走行時等における機体の上昇姿勢
を維持する状態。
(ニ) 操作レバー17をスプリング16の付勢力に
抗して上昇位置Uまで操作することに伴ない係
止ピン19の長穴18a端部に対する係止作用
をもつてL型揺動部材13を強制的に上昇揺動
させて、バルブ12を車輪対機体下降側に操作
し、路上走行等に際して機体を強制上昇させる
状態。
抗して上昇位置Uまで操作することに伴ない係
止ピン19の長穴18a端部に対する係止作用
をもつてL型揺動部材13を強制的に上昇揺動
させて、バルブ12を車輪対機体下降側に操作
し、路上走行等に際して機体を強制上昇させる
状態。
また、図中27は、主クラツチレバー22と主
クラツチ24の操作部材24aとを連動連結する
ワイヤー26に取付けられたコイルスプリングで
あり、主クラツチレバー22を切り操作すること
に伴ない、アーム18の上端側係止部18bにコ
イルスプリング27を押圧接当させ、そのコイル
スプリング27の係止部18bに対する押圧接当
作用、及び、主クラツチレバー22切り操作に先
行して行なわれる前記昇降用操作レバー17の固
定位置Nへの操作に伴なう係止ピン19と長穴1
8aとの係止作用、それら両作用により主クラツ
チレバー22切り操作時には、自動的にバルブ1
2の自動昇降操作を牽制し、例えば、苗補給時に
おいてセンサーフロート11が感知し、機体が不
測に自動昇降することを確実に防止するように、
しかも、苗補給高さ調節等のために主クラツチ2
4切り状態において機体を上昇する必要がある場
合には、コイルスプリング27の付勢力に抗した
昇降用操作レバー17操作により機体を強制的に
上昇操作できるように構成してある。
クラツチ24の操作部材24aとを連動連結する
ワイヤー26に取付けられたコイルスプリングで
あり、主クラツチレバー22を切り操作すること
に伴ない、アーム18の上端側係止部18bにコ
イルスプリング27を押圧接当させ、そのコイル
スプリング27の係止部18bに対する押圧接当
作用、及び、主クラツチレバー22切り操作に先
行して行なわれる前記昇降用操作レバー17の固
定位置Nへの操作に伴なう係止ピン19と長穴1
8aとの係止作用、それら両作用により主クラツ
チレバー22切り操作時には、自動的にバルブ1
2の自動昇降操作を牽制し、例えば、苗補給時に
おいてセンサーフロート11が感知し、機体が不
測に自動昇降することを確実に防止するように、
しかも、苗補給高さ調節等のために主クラツチ2
4切り状態において機体を上昇する必要がある場
合には、コイルスプリング27の付勢力に抗した
昇降用操作レバー17操作により機体を強制的に
上昇操作できるように構成してある。
更に、前記操作レバー17を、ミツシヨンケー
スMから植付装置8への動力伝達を断続する植付
クラツチ(図示せず)に連動し、かつ、前述車輪
背反昇降阻止用ピン34にワイヤー36を介して
連動連結し、操作レバー17を自動制御位置Aに
操作することに伴ない植付クラツチを自動的に入
り操作すると共に、ピン34をスプリング35の
付勢力に抗して阻止解除側に操作し、かつ、操作
レバー17を他の操作位置(N,N′,U)に操
作することに伴ない植付クラツチを自動的に切り
操作すると共に、ピン34をスプリング35の付
勢力による阻止作用側に操作すべく構成してあ
る。
スMから植付装置8への動力伝達を断続する植付
クラツチ(図示せず)に連動し、かつ、前述車輪
背反昇降阻止用ピン34にワイヤー36を介して
連動連結し、操作レバー17を自動制御位置Aに
操作することに伴ない植付クラツチを自動的に入
り操作すると共に、ピン34をスプリング35の
付勢力に抗して阻止解除側に操作し、かつ、操作
レバー17を他の操作位置(N,N′,U)に操
作することに伴ない植付クラツチを自動的に切り
操作すると共に、ピン34をスプリング35の付
勢力による阻止作用側に操作すべく構成してあ
る。
つまり、走行状態に応じた機体の人為昇降操作
と植付装置8の駆動操作、並びに、車輪1の背反
昇降切換え操作を、一本の操作レバー17で同時
に行なえるように構成してある。
と植付装置8の駆動操作、並びに、車輪1の背反
昇降切換え操作を、一本の操作レバー17で同時
に行なえるように構成してある。
以上、要するに、機体旋回時において、操作レ
バー17を旋回位置N′に操作することに伴ない、
センサーフロート11の設定接地荷重を略零に
し、かつ、同時に車輪1の背反昇降を阻止できる
ようにしたことにより、整地フロート2による泥
押しの無い状態で機体旋回を円滑しながら、機体
重心の低い状態で、かつ、車輪1の背反昇降作用
の逆作用に起因した外側方の整地フロート2の泥
面への突入を確実に防止した状態で、機体のロー
リング姿勢保持のための労力少なく容易に機体を
旋回操作できるように構成してある。
バー17を旋回位置N′に操作することに伴ない、
センサーフロート11の設定接地荷重を略零に
し、かつ、同時に車輪1の背反昇降を阻止できる
ようにしたことにより、整地フロート2による泥
押しの無い状態で機体旋回を円滑しながら、機体
重心の低い状態で、かつ、車輪1の背反昇降作用
の逆作用に起因した外側方の整地フロート2の泥
面への突入を確実に防止した状態で、機体のロー
リング姿勢保持のための労力少なく容易に機体を
旋回操作できるように構成してある。
尚、センサーフロート11の揺動検出に基づく
車輪1の具体的自動昇降操作構造並びに、操作レ
バー17等人為操作具による車輪1の具体的昇降
操作構造は各種の構成変更が可能であり、また、
それに伴ないスプリング16のセンサーフロート
11に対する付勢作用を、操作レバー17操作に
伴ない作用状態と非作用状態に切換えるように作
用する部材は、前記揺動接当部材15に代えて各
種形状及び各種作動構造の部材を用いることが可
能であり、それら部材を総称して牽制部材15と
称する。
車輪1の具体的自動昇降操作構造並びに、操作レ
バー17等人為操作具による車輪1の具体的昇降
操作構造は各種の構成変更が可能であり、また、
それに伴ないスプリング16のセンサーフロート
11に対する付勢作用を、操作レバー17操作に
伴ない作用状態と非作用状態に切換えるように作
用する部材は、前記揺動接当部材15に代えて各
種形状及び各種作動構造の部材を用いることが可
能であり、それら部材を総称して牽制部材15と
称する。
更に、両車輪1の具体的背反昇降構造は、各種
の構成変更が可能であり、また、両車輪1の背反
昇降を阻止するピン34等の部材の具体的阻止構
造も各種の構成変更が可能で、それら部材を総称
して車輪背反昇降阻止用ストツパー34と称す
る。
の構成変更が可能であり、また、両車輪1の背反
昇降を阻止するピン34等の部材の具体的阻止構
造も各種の構成変更が可能で、それら部材を総称
して車輪背反昇降阻止用ストツパー34と称す
る。
また、前記牽制部材15及び車輪背反昇降阻止
用ストツパー34と操作レバー等人為操作具17
との具体的連動構造も、ワイヤー20,36に代
えてロツドやリンクを用いる等各種の構成変更が
可能である。
用ストツパー34と操作レバー等人為操作具17
との具体的連動構造も、ワイヤー20,36に代
えてロツドやリンクを用いる等各種の構成変更が
可能である。
本考案は、車輪の対機体昇降構造並びに車輪の
背反昇降構造を備えた各種形式の歩行型田植機を
対象とするものである。
背反昇降構造を備えた各種形式の歩行型田植機を
対象とするものである。
図面は本考案に係る歩行型田植機の実施例を例
示し、第1図は全体側面図、第2図は車輪取付構
造を示す拡大平面図、第3図は第2図における
−線断面図、第4図は車輪昇降操作構造を示す
概略図である。 1……車輪、11……接地フロート、12……
操作部、15……牽制部材、16……スプリン
グ、17……人為操作具、34……ストツパー。
示し、第1図は全体側面図、第2図は車輪取付構
造を示す拡大平面図、第3図は第2図における
−線断面図、第4図は車輪昇降操作構造を示す
概略図である。 1……車輪、11……接地フロート、12……
操作部、15……牽制部材、16……スプリン
グ、17……人為操作具、34……ストツパー。
Claims (1)
- 背反昇降自在な左右一対の車輪1を対機体駆動
昇降させる操作部12に、スプリング16で接地
側に付勢された揺動接地フロート11をその対地
姿勢がほぼ一定に維持されるように機械的に連動
すると共に、人為操作具17を機械的に連動した
歩行型田植機であつて、前記スプリング16に対
してそれが前記フロート11に対して非作用状態
にあるいは実質的に非作用状態に切換えられるよ
うに作用する牽制部材15、並びに、前記左右車
輪1の背反昇降を阻止すべく作用するストツパー
34に、それら牽制部材15及びストツパー34
が共に作用状態になるように前記人為操作具17
を連動してある事を特徴とする歩行型田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17441082U JPS5977814U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 歩行型田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17441082U JPS5977814U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 歩行型田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977814U JPS5977814U (ja) | 1984-05-26 |
JPH029608Y2 true JPH029608Y2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=30379701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17441082U Granted JPS5977814U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 歩行型田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5977814U (ja) |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17441082U patent/JPS5977814U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5977814U (ja) | 1984-05-26 |
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