JPH0295994A - スクーター型車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エンジンの強制冷却風量を確保でき、エン
ジンケースの上側に大きい物入れを設けることができる
スクータ−型車両に関する。

〔従来の技術とその問題点〕

スクータ−型車両は、フレーム後部をフレームカバーで
覆っていて、フレームカバー内に物入れを設けている。

物入れは、ヘルメットなどの人きいものも収容できる大
きさのものが、使い勝手がよくて便利である。しかし、
物入れを大きくすると、後輪のクッションストロークが
影冑を受けて乗心地が低下したり、シートの設置高さが
高くなって、シートに拘ったままで足を地面につける接
地性が悪化し、体格の小さい人に不便になることがある
。又、エンジンは、フレームカバー内に装着するので、
走行風で冷却することが難しく、水冷式か強制空冷式が
用いられるが、ファン力バ−の大きさが大ぎくとれず、
十分な冷ｆＪｌｆｆｌを確保できないことがある。例え
ば、特開昭５９−７７９２４号公報、特開昭６２−１５
７８７５号公報参照。

〔発明の目的〕

この発明は、大きいファンカバーで、エンジンの強υ１
冷却風を十分確保しながら、底面をエンジンケースの上
面に近づけて大きい物入れを設けることができ、後輪の
クッションストロークを確保して乗心地がよく、シート
の設置高さも適切で接地性もよいスクータ−型車両を得
ることを目的とする。

〔発明の構成〕

以下、本発明を図面に示す実施例によって説明する。

エンジンは、エンジンケース１の前端に、シリンダー２
を前に倒して連結し、上下の高さを低くしである。エン
ジンケース１の一方は、後方に伸して駆動装置を内蔵し
、後部に後輪３を回転自在に支承したパワーユニット型
にしである。エンジンケース１の前下端には、前方に突
出させてボス４を設け、フレーム５の下部に設けたブラ
ケット６にリンク７を介して軸着しである。そして、後
部には、クッションユニット８を連結し、エンジンケー
ス１は、クッションユニット８を伸縮させて揺動し、後
輪３をクッションさせる。エンジンケース１の一側には
、冷却ファン９を配置し、クランク軸で連動回転させる
。冷却ファン９とシリンダー２は、ファンカバー１０で
覆い、冷却ファン９で送風した風をシリンダー２に当て
て強制空冷する。ファンカバー１０は、後側に大きく膨
めて、上方に最も突出する部分を後側に移してあり、容
積は十分で、抵抗が少なく風聞を確保できるようにしで
ある。フレーム５の後部は、フレームカバー１１で覆い
、フレームカバー１１の前部に大きい物入れ１２を設け
る。物入れ１２は、上方から見て卵形にしてあり、最大
小部分は、中央より前側に位置させである。そして、フ
ァンカバー１０の上方への最大突出部分は、物入れ１２
の最大中の後側に位置させである。物入れ１２の底面は
、エンジンケース１が最もクッションしたとき（第１図
Ａ線参照）近接するまで、エンジンケース１の上面に近
づけである。そして、物入れ１２の底面後部は、斜めに
上方に切欠いである。尚、エンジンケース１の上面後側
には、気化器１３が突出しており、物入れ１２の底面に
、気化器１３を逃る凹み１４が設けである。フレームカ
バー１１の後部には、燃料タンク１５などの部品を装着
し、上面には、シート１６を被せるように開閉できるよ
うに装着する。

〔発明の作用〕

エンジンは、エンジンケース１の前側にシリンダー２を
前に倒して設けてあって、上下の寸法を小さくできる。

そして、冷却ファン９を覆ったファンカバー１０は、後
側に膨めて大きくしであるので、風の抵抗が少なく、冷
却風量を十分に確保できる。又、ファンカバー１０は、
後側に膨め、上方へ最も突出する部分も後側にｇ動させ
て、物入れ１２の最大小部分より後側にしてあり、物入
れ１２の後部の斜めに切欠いた部分に合せであるので、
物入れ１２の底面をエンジンケース１の上面に近づりて
、低い位置に取付けることができる。

こうして、後輪３のクッションストロークを確保して乗
心地をよく保ちながら、シート１６の設置位置を低くし
て、シート１６に跨った状態で、足を地面に簡単につけ
ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は、エンジンケースの一
方を後方に伸して後部に後輪を回転自在に支承したパワ
ーユニット型で、エンジンケースの前下端をフレーム下
部のブラケットにリンクを介して軸着し、Ｖ２部にクッ
ションユニットを連結してエンジンケースが揺動クッシ
ョンするようにし、エンジンケース前端に前方に倒した
シリンダーを連結し、エンジンケースの一側に冷却ファ
ンを設けてファンカバーで覆いシリンダーに送風するよ
うにし、ファンカバーの膨みを後側に大きくし、フレー
ムの１し部を覆ったフレームカバーの前部に大きい物入
れを設けて底面をエンジンケース上面に近づけ、物入れ
の最大小部分の後側にファンカバーの最大上方突出部を
位置さゼるようにしたので、大きいファンカバーで冷却
ｆｆ１ｆｆｉを十分に確保でき、後輪のクッションスト
ロークを大きく乗心地をよくしながら、大きい物入れを
エンジンケースに近づけて低い位置に設置でき、シート
の設置高さが低く、足つき性のよいものにできる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、 第１図は一部縦断側面図、 第２図は平面図である。 １・・・エンジンケース、２・・・シリンダー３・・・
後輪、５・・・フレーム、６・・・ブラケット、７・・
・リンク、８・・・クッションユニット、９・・・冷却
ファン、１０・・・ファンカバー１１・・・フレームカ
バー　１２・・・物入れ。 出願人代理人　　藤　　本　　傅 光

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンケースの一方を後方に伸して後部に後輪を回転
   自在に支承したパワーユニット型で、エンジンケースの
   前下端をフレーム下部のブラケットにリンクを介して軸
   着し、後部にクッションユニットを連結してエンジンケ
   ースが揺動クッションするようにし、エンジンケース前
   端に前方に倒したシリンダーを連結し、エンジンケース
   の一側に冷却ファンを設けてファンカバーで覆いシリン
   ダーに送風するようにし、ファンカバーの膨みを後側に
   大きくし、フレームの後部を覆つたフレームカバーの前
   部に大きい物入れを設けて底面をエンジンケース上面に
   近づけ、物入れの最大巾部分の後側にファンカバーの最
   大上方突出部を位置させるようにしたことを特徴とする
   スクーター型車両。