JP2970650B2 - ルーフ付きスクータ型車両 - Google Patents

ルーフ付きスクータ型車両

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JP2970650B2
JP2970650B2 JP10117207A JP11720798A JP2970650B2 JP 2970650 B2 JP2970650 B2 JP 2970650B2 JP 10117207 A JP10117207 A JP 10117207A JP 11720798 A JP11720798 A JP 11720798A JP 2970650 B2 JP2970650 B2 JP 2970650B2
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幸作 山内
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/08Hoods protecting the rider
    • B62J17/086Frame mounted hoods specially adapted for motorcycles or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はルーフ付きスクー
タ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーフ付きの小型車両としては、
3輪スクータにルーフを付けたものがあり、主としてピ
ザパイの配達車等として利用されている。このルーフ付
き車両は箱形の囲いを設け、この囲いの前面および側面
に透明板材を張った窓を設けるとともに囲いの一側を開
閉自在な扉として乗降できるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来のル
ーフ付きの車両は、箱形ルーフのため車高が高くなりす
ぎ、車両前面、側面とも投影面積が大きく、走行安定性
に欠けるものとなり、転倒しやすいうえ、デザイン的に
もスマートさが無く、一般向けの車両には不適であっ
た。
【0004】この発明は、小型車両でありながらスマー
トなルーフを備え、走行安定性に優れ、ライダの疲れを
防止でき、機能的にも優れたルーフ付きスクータ型車両
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するためこの発明に係るルーフ付きスクータ型
車両は、車体フレームの低部位置に水平ユニットエンジ
ンの前端を連結して上下方向スイング自在に形成し、こ
のエンジン前方にフロアを設けてスクータ構造とし、前
記水平ユニットエンジンの後端に軸支された後輪より前
方の水平ユニットエンジンの上方にシートの腰掛け部を
配置し、この腰掛け部の後方であって前記後輪上方にエ
ンジン付帯機器である燃料タンクを配置するとともに、
上記燃料タンクの上方に物品収納箱を設け、この物品収
納箱の底面よりシートの腰掛け部を低く形成して上記物
品収納箱上端から上方にステーを突設し、さらに、ハン
ドル前部を覆うレッグシールドの上端から前記ステーの
上部位置にかけてレッグシールドに一連となって緩かに
連続するウインドシールドで覆ったものである。
【0006】
【作用】この発明に係るルーフ付きスクータ型車両は、
シートに腰掛けたドライバーの前面から頭部にかけてウ
インドシールドで覆われるので、雨中走行しても雨水が
直接ドライバーに降り掛ることが防がれ、また走行風が
ドライバーに直接当らないのでドライバーの疲れを防止
することができる。
【0007】また、この発明に係るルーフ付きスクータ
型車両は、物品収納箱の密閉空間に物品を収納させるよ
うにしたのて、物品が雨風に晒されるのを有効的に防止
でき、さらに、物品収納箱を利用してウィンドシールド
を支持することができ、ステーを短くし、ウィンドシー
ルドの支持が確実になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明に係るルーフ付きス
クータ型車両の実施の形態を図面について説明する。
【0009】図1はこの発明の基本実施形態を示すもの
で、車体フレーム1は側面より見て略U字形に形成され
たアンダボーンタイプの前部フレーム2と、この前部フ
レーム2の後部に斜め上方に傾斜して連設された後部フ
レーム3とからなっており、前部フレーム2の前部には
前輪4を支持するためのヘッドパイプ5が固着されてい
る。
【0010】車体フレーム1の前部フレーム2の後部の
低い位置にはブラケット6が溶接等で固着され、このブ
ラケット6にパワーユニットを構成する水平ユニットエ
ンジン7の前端がピボットピン8により連結されて上下
方向にスイング自在とされている。この水平ユニットエ
ンジン7の後方部は後部フレーム3に緩衝ユニット9に
より支持されており、この水平ユニットエンジン7の後
端に後輪10が軸支されて水平シリンダ構造のエンジン
11の駆動により回転されるようになっている。
【0011】前部フレーム2と後部フレーム3との境界
位置の上方部には深く腰を掛けることができるシート1
2が設置され、シート高さを低く保持している。シート
高さは水平シリンダエンジンを採用することにより、よ
り低く保持できる。このシート12は腰を掛ける部分1
2aの後部に斜め後方に傾斜して立上る背もたれ12b
を有し、この背もたれ12bの上端にはヘッドレスト1
3が設けられている。
【0012】シート12の前方の前部フレーム2上には
フロア14が設けられており、シート12に座ったドラ
イバー15が脚15aを前方に伸して任意の位置に足1
5bを置くことができるようになっている。
【0013】前部フレーム2のヘッドパイプ5には前ホ
ーク16が軸支され、上端にハンドル17が、下端に前
輪4が取り付けられており、この前ホーク16の前部に
はレッグシールド18が設けられている。
【0014】このレッグシールド18の上端からシート
12の背もたれ12bの上方にかけてレッグシールド1
8に一連となって緩かに連続するウインドシールド19
が設けられている。このウインドシールド19は透明プ
ラスチックあるいは硬質ガラスにより形成されている。
背もたれ12bがドライバー15の頭部15cより低い
場合には背もたれ12bの後部上方に車体を延長して支
持部であるステー20を設け、このステー(支持部)2
0の上端にウインドシールド19の上端が水漏れしない
ように接合される。図1ではステー20は物品収納箱上
端部から上方に突設されている。ウィンドシールド19
はシート高さを低くすることにより低くすることがで
き、走行風の当たる面積を小さくすることができる。
【0015】後輪10の上方に位置する後部フレーム3
には、大型部品である燃料タンク21、バッテリ22、
オイルタンク23等のエンジン付帯機器が配置され、こ
の後部フレーム3に配置されるエンジン付帯機器の上部
位置には荷台24が固設されている。
【0016】この荷台24の上面と背もたれ12bの背
面との間に形成される後輪10上方の密閉空間を荷物収
納室25とされ、荷台24の両側から背もたれ12bの
上端ないし支持部20の上端にかけての左右側面は車体
と一連のカバーで覆われ、この後部間が開放されていて
物品収納箱33が構成され、ヘルメット等の荷物26を
後方から出し入れ自在とされる。物品収納箱33の前面
は図1に示すように、背もたれ12bの背側プレートで
形成され、その底面は荷台24で形成される。荷台24
の後端にヒンジ27により枢着された開閉自在の蓋28
より物品収納箱29の荷物収納室25を後方から開閉自
在としている。
【0017】したがってドライバー15がシート12に
座ると、ドライバー15の脚15aは自然に前方に伸
び、足15bはステップスルータイプのフロア14の任
意の位置に置くことができる。そして背もたれ12bに
寄り掛ると、ドライバー15の頭部15cから顔面や上
半身前面は緩かなカーブを持つウインドシールド19に
よって覆われ、走行中に受ける走行風がドライバー15
に直接当ることが防がれると共に雨が降ってきても雨水
がドライバー15に降りかかることが防がれる。
【0018】このルーフ付きスクータ型車両は、ハンド
ル前部を覆うレッグシールド18からウィンドシールド
19が緩やかに連続するので、外観的には側面視ジェッ
ト機のコックピットのイメードとなり、近未来的な感覚
を与え、商品価値を高めることができる。
【0019】図3はこの発明の変形実施例を示すもの
で、この実施例ではウインドシールド19の上方部を開
放することができるようになされており、ウインドシー
ルド19の延長上端部分UPがルーフシールドを兼ねる
天井前側および天井後側2枚の補助ウイントシールド1
9a,19bにより構成されている。
【0020】この補助ウインドシールド19a,19b
は図4(A)および(B)、図5に示すように、固定の
ウインドシールド19と同様に剛性を増すため図4
(B)に横断面を示すように中高状に湾曲した形状に成
形されており、外面側から力が加えられても容易には曲
らないようになっている。
【0021】そして天井後側の補助ウインドシールド1
9aの上端は図6に示すようにその両側部が車体のフレ
ームカバー20の上端両側部にピン29により反転回動
自在に取付けられ、この補助ウインドシールド19aの
他端両側に他方の補助ウインドシールド19bの上端両
側部が連結ピン30により2つ折り自在に連結され、こ
の補助ウインドシールド19bの他端両側部が固定のウ
インドシールド19の上端両側部にピンの差込み、ネジ
等の適宜な連結手段としての止め栓31により結合離脱
自在とされている。
【0022】これら補助ウインドシールド19a,19
bは略同じ長さに形成されており、連結ピン30により
2つ折り状態として後方へ反転させたとき、図3に鎖線
で示すように支持部としてステーを構成するフレームカ
バー20の背後に折り込むことができるようになってい
る。
【0023】この実施例によれば、晴天のとき図3およ
び図4(A)および(B)に示すように、連結手段31
を外して補助ウインドシールド19a,19bを矢印F
で示すように2つ折りしてステー20の背後側へ矢印G
で示すように折り畳んで、図6および図7に矢印H,I
で示すように格納すれば、ドライバー15の頭部15c
の上方が開放されるので、開放感を受けて走行すること
ができる。
【0024】他の構成作用は図1の実施例と同じである
からこれと同一符号を付すにとどめ、説明は省略する。
なお、図6において、符号31はゴム等の弾性ストッパ
であり、図7の符号32は荷物収納室25の天井25a
に固着されたゴム製等の弾性ストッパである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
レッグシールドの上端から物品収納箱上端の突出ステー
の上部位置にかけてレッグシールドに一連となって緩か
に連続するウインドシールドを設けたので、ドライバー
に走行風や雨水が直接当らず、ドライバーの疲労を軽減
すると共に、水濡れを防ぐことができることは勿論、シ
ートの腰掛け部を物品収納箱の底面より低く形成し、車
体重心が低いことと相俟って側面、前面投影面積とも少
なく、走行安定性がよいと同時に軽快な操縦性を確保で
き、ゆったりした乗心地が得られ、足着き性を改善する
ことができる。
【0026】また、シートの腰掛け部の後方であって後
輪上方に物品収納箱を設置し、この物品収納箱にヘルメ
ット等の大型荷物を収納させることで、収納物品が雨風
に晒されることがなく、さらに物品収納箱を利用してウ
ィンドシールドを支持することによってステーを短くで
き、ウィンドシールドの支持が確実になる等の種々の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るルーフ付きスクータ型車両の実
施形態を示す一部を略示した側面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】この発明に係るルーフ付きスクータ型車両の他
の変形実施例を示す一部を略示した側面図。
【図4】(A)および(B)は図3のB部を示す側面図
および断面図。
【図5】図3のC部の部分側断面図。
【図6】図3のD部の部分的な側断面図。
【図7】図3のE部の部分断面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 7 水平ユニットエンジン 12 シート 12b 背もたれ 14 フロア 17 ハンドル 18 レッグシールド 19 ウインドシールド 19a,19b 補助ウインドシールド 20 ステー(フレームカバー,支持部) 24 荷台 25 荷物収納室 28 蓋 33 物品収納箱

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの低部位置に水平ユニット
    エンジンの前端を連結して上下方向スイング自在に形成
    し、このエンジン前方にフロアを設けてスクータ構造と
    し、前記水平ユニットエンジンの後端に軸支された後輪
    より前方の水平ユニットエンジンの上方にシートの腰掛
    け部を配置し、この腰掛け部の後方であって前記後輪上
    方にエンジン付帯機器である燃料タンクを配置するとと
    もに、上記燃料タンクの上方に物品収納箱を設け、この
    物品収納箱の底面よりシートの腰掛け部を低く形成して
    上記物品収納箱上端から上方にステーを突設し、さら
    に、ハンドル前部を覆うレッグシールドの上端から前記
    ステーの上部位置にかけてレッグシールドに一連となっ
    て緩かに連続するウインドシールドで覆ったことを特徴
    とするルーフ付きスクータ型車両。
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KR200350207Y1 (ko) * 2003-10-07 2004-05-14 김대석 적재함 일체형 이륜차용 보호구
DE102017003689B4 (de) 2017-04-15 2020-06-18 Audi Ag Karosserie für ein Zweirad

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