JPS5842170Y2 - 小型車輛用風防装置 - Google Patents

小型車輛用風防装置

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Publication number
JPS5842170Y2
JPS5842170Y2 JP15090079U JP15090079U JPS5842170Y2 JP S5842170 Y2 JPS5842170 Y2 JP S5842170Y2 JP 15090079 U JP15090079 U JP 15090079U JP 15090079 U JP15090079 U JP 15090079U JP S5842170 Y2 JPS5842170 Y2 JP S5842170Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
windshield
vehicle
small
windshield device
wiper
Prior art date
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Expired
Application number
JP15090079U
Other languages
English (en)
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JPS5670387U (ja
Inventor
満 山本
智之 長島
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型艇車輛に用いるに好適する風防装置に関す
るものである。
更に詳細には、車輛の前部に乗員の前面を覆う風防を設
け、該風防下部には前面に開放する物入れを設け、風防
上部は少くとも一部を透明部分とし、この透明部分を前
面から払掃するワイパを一側寄り部分に設け、且つ他側
寄り部分にはソツシャノズルを設けるとともに、物入れ
と透明部分の中間の中央部には前照灯を設ける如くし、
小型車輛に全天候性をもたせ、これに必要な装置をバラ
ンスをもって配設し、且つ物入れ等を全て前面風防に配
設して機能性を保持せしめる如くした風防装置に関する
・小型、小排気量の原動機を備える簡易な二
輪車は一般に公知である。
このタイプの二輪車は自転車類似のタイプのもの、スク
ータ類似のタイプ等が存在するが、何れも二輪車であっ
て自転車を運転できない者は運転することができない。
一方、小型車輛として原動機を備える三輪車が提案され
、実用化されているが、かかる三輪車は全体が二輪車や
スクータ−等に比較してかなり大きく、且つ構造も複雑
で、重量も大きく、原動機の排気量もこれに相応して大
きくなり、小型、簡易の乗り物の範ちゅうを′越えてし
まう。
そこで二輪車を運転できない者であっても運転を容易に
行える三輪、或は四輪を乗り物を簡易な二輪車と同様に
小型に、軽量に、そして運転、操作が二輪車と同等の感
覚で容易に行い得る如く、そして二輪車と大差のないコ
ストで提供すべく本出願人は先に小型の走行車輛を提案
した。
以上の小型艇車輛にできるだけ全天候性をもたせるべく
前面に風防を設け、好筐しくは後方に延出されるルーフ
部材を設けた場合、降雨時の視界の確保、夜間灯器の設
置、更には小型車輛として他のスペースを犠牲とするこ
となく物入れのスペースの確保等々機能性を向上せしめ
る必要がある。
本考案者等は小型艇車輛に付設される風防装置の上記し
た要望に応えるべく本考案をなしたものである。
本考案の目的は、車輛の前部に乗員の前面を覆う如く設
けられる風防の下部に、前面に開放する物入れ空間を設
け、風防上部は少くとも一部を透明部分として該部分を
前面から払掃するウィンドワイパを一側寄りに設け、他
側寄り部分にはウオンシャノズルを設けるとともに、物
入れ空間と透明部分間の中央部前面には前照灯を設ける
如くした風防装置を提供することにある。
従って小型艇車輛の風防が物入れ、前照灯設置部、ワイ
パ、ウィンドワッシャの取り付は支持部を兼ね、小型軽
車輛に全天候性をもたせつつ必要な機能を集中せしめ、
機能上極めて良好であり、且つスペース利用上、又レイ
アウト上、更にはバランス上も良好である小型軽車輛を
得ることができる。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
尚本実施例では前二輪、後二輪の車輛に実施しているが
、前二輪、後−輪の車輛に実施できることば勿論である
車輛1は車体2の前部左右に操向輪である二輪の前輪3
,3と、後部左右に駆動輪である後輪4゜4を備え、前
輪3,3ば車体前部を上下に挾む如く設けられた横置板
バネ5で、又後輪4,4ば車体中間部両側から後方に延
出された左右の板バネ6で懸架されている。
そして車体全部の幅方向中央にはコラム1でステアリン
グシャツトラ覆われたバーバンドル8が、又車体後部に
は座席9が設けられ、車体2の幅は座席9と略々同幅で
、前後方向の長さは二輪車と大差ない。
乗員は座席9に腰かけ、低いフロア2aに足を載せ、ス
クータ類似の運転姿勢で運転、操作を行う。
以上の車輛1の前部には風防装置10を設ける。
風防装置10のフレーム11は断面チャンネル型で正面
逆U字型をなし、両側部11a、11a下部を車体前部
の両側に起設したブラケット12に結着支持されている
フレーム11ば側面が斜め上後方に傾斜し、フレームの
両側部下部間には前面覆い部材13を幅方向に架設し、
部材13は第4図に示される如く、横断平面が略コ字型
で、両側の後方への折曲延出片13a、13akフレ一
ム両側部11a、11aに結着し、且つ部材13の正面
の中間部には幅方向に充分の大きさを有し、且つ上下方
向もある程度大きい後方への回出部13bl成し、との
回出部13bの前面開口部は前面覆い部材13の正面の
一部をなし、トランクリッドとして機能する蓋板14で
ヒンジ14aを支点にして開閉自在に閉じ、回出部13
b内の開閉自在な空間によりトランクルーム15を形成
し、図中14b、14cはトランクリントの係止機構で
ある。
回出部13bの上部には前照灯16収納用の小凹部13
cが形成さへ前照灯16ば凹部13eに設置され、トラ
ンクリッド14の上で幅方向中央部に配設されることと
なる。
トランクルーム15を形成する回出部13bの後壁13
dはコラム7の前面迄延出され、回出部13bの上下の
壁13e 、13fはブラケット12から延出したステ
ー12a、コラム7の中間部に設けたステー7aに各結
着され、車体側への支持を強固になし、又コラム1の上
部にはブラケット7bk前方に突設し、フレームをこれ
に結着支持した。
上記前面覆い部材13の上でフレーム11の上部には第
5図で明らかな如くこれに連続する如く横断千面略コ字
型の風防板17を幅方向に架は渡し、風防板170両端
の後方への折曲延出片17a。
17aをフレーム11の両側部11at 11aの溝に
挟着支持せしめた。
風防板17の正面中央部には透明ガラス板18をシール
部材18aで嵌着固定し、透視し得る透明部を形成し、
視界を確保するためこの部分はある程度の面積を確保す
る。
尚風防板17の上端から後方にはルーフをなす延出片1
9が延出され、ルーフ19は第6図に示す如く断面が下
向きのコ字型をなし、着座姿勢の乗員の頭との間に適当
なヘッドクリアランスを保持する如くし、座席9の上面
を覆う長さ迄延出され、前端はフレーム11の上端横片
11bに結着されている。
これにエリ乗員を雨から護り、全天候性をもたせる。
以上の前照灯16は風防装置10のトランクリッド14
上でガラス板18下の中間部で、幅方向の中央に設けら
れ、風防の幅が大きいため前照灯は幅方向に大きいもの
が用いられ、従って充分の照明を確保することができる
ガラス板18前面の一側に偏した位置、図示例では右側
(乗員を基準にして)、第1図では左側に払掃用ワイパ
ー20を配設し、ワイパーブレード20aはガラス板1
8前面に接し、又アー”20bは下方に垂下され、アー
ム20b下端部ば前面覆い部材13の前照灯16側方の
上部に貫通した駆動軸20cに連結され、この部分の裏
側にワイパーモータ20dが配設支持されている。
即ちワイパーモータ20dを含むワイパー20は風防装
置の一側寄り位置に配設される。
風防板17のガラス板18の左側部分(第1図では右側
)直下にはウオッシャノズル21が突設され、ノズル2
1は風防板17のこの部分を貫通するホース21aを介
してタンク21bに接続され、タンク21bは既述のワ
イパーモータ20dとは反対側に配設され、前面覆い部
材の上端をコラム7方向に折曲して形成したカバー13
gに垂下支持されている。
尚ノズル21の方向はガラス板18の中間部を指向し、
ノズル21のみばガラス板18の中央部直下に設け、タ
ンク21bは既述の位置に設けるものとする。
次にその作用、効果を詳述すると、風防装置10で風雨
を避け、全天候性をもって車輛1は走行が可能になり、
この風防下部に前面に開放するトランクルーム15を設
けたため、前からトランクリント14を開閉して物品の
収納、取り出しを合理的に行い得るとともに、密閉タイ
プであるため収納物品が降雨時でも濡れることがなく保
護され、機能的である。
そして風紡防部に物品を収納し、これが前部であるため
、後部に重量物である原動機を配した場合のバランスが
良く、重心も下がり、走行の安定性を良好に得せしめる
そしてトランクルーム上に前照灯を配設し、これが風防
に設置されるため取付ブラケット等が露出せず外観性良
好であり、且つ横長で光量の大きなものが採用できると
ともに、全天候性をもたせる上で透明部分の降雨時での
払掃を目的とするワイパーも風防に付設することができ
、これのモーターも露出せず、且つウオッシャも風・防
に設置し、タンクもこれの裏側に格納でき外観性良好で
ある。
更ニモータ、ウオッシャタンクの双方を左右に配したた
め重量バランスも良好に得られ、機能上、外観上極めて
好都合であり、風防装置にこれらの機能を集中化し、小
型軽車輛の機能性を向上せしめる上で合理的で、実用性
に富む。
【図面の簡単な説明】
図面ば本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
にかかる風防装置を実施した車輛の要部破断正面図、第
2図は同側面図、第3図は同平面図、第4図は第2図4
−4線断面図、第5図は第2図5−5線断面図である。 尚図面中、1は車輛、10は風防装置、15は物入れ部
、18は透明部、20はウィンドワイパー装置、21は
ウオッシャ装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輛の前部に乗員の前面を覆う如く設けられる風防の下
    部に、前面に開放する物入れを設け、風防上部は少くと
    も一部分を透明部分として該部分を前面から払掃するウ
    ィンドワイパ装置を風防の一側寄り部分に設け、風防の
    他側寄り部分にはウオッシャ装置を設けるとともに、物
    入れ部と透明部分間の風防前面には前照灯を配設するよ
    うにしたことを特徴とする小型車輛用風防装置。
JP15090079U 1979-10-31 1979-10-31 小型車輛用風防装置 Expired JPS5842170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15090079U JPS5842170Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 小型車輛用風防装置

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JP15090079U JPS5842170Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 小型車輛用風防装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5670387U JPS5670387U (ja) 1981-06-10
JPS5842170Y2 true JPS5842170Y2 (ja) 1983-09-24

Family

ID=29381897

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JP15090079U Expired JPS5842170Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 小型車輛用風防装置

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JPS5670387U (ja) 1981-06-10

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