JP3872271B2 - 低床式二輪車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は低床式二輪車の機器配置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開2000−142529号公報「自動二輪車」 の図10には、前輪2(符号は公報記載のものを流用。以下同じ)と後輪3との間に、水平延在部16aを配置し、この水平延在部16aに渡したフートボード4(不図示)に乗員5の足を載せることのできる自動二輪車1が示されており、水平延在部16aが極く地面に近いことから、低床式二輪車と呼ばれる車両である。
そして、後輪3の円の中に、モータ63並びに制御装置65を含む動力ユニット24を集約させたものでもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様に後輪3内に動力ユニット24等を集約して配置するには、後輪3はある程度大径にせざるを得ない。これでは、車輪径の選択に制限ができ、小径車輪の採用が困難になる等、課題が残る。
また、上述の様に後輪3内に動力ユニット24等を集約して配置すると、後輪側にマス(質量)が偏り、車両のマスバランスに悪影響を及ぼす虞れがある。
そこで、本発明の目的は、車輪径の選択の自由度を増すと共に車両のマスバランスを良好にすることのできる低床式二輪車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ハンドルとシートとの間に低いステップフロアを配置した低床式二輪車において、シートを左右一対のシート支持フレームで支え、これらの一対のシート支持フレームの間に内燃機関のシリンダが臨む如くに、シート支持フレームのピボット軸でパワーユニットを揺動可能に取付け、このパワーユニットの前部に配置したシリンダに前上から被さる如くにシート支持フレームの前に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレームの背面上部に電装ボックスを取付け、前記シート支持フレームは少なくとも一部を上下方向に略垂直に延出されており、該シート支持フレームの該垂直部を中心として、前記燃料タンク及び電装ボックスを、前後方向に振り分けて配置したことを特徴とする。
【0005】
シートを支持するシート支持フレームの前に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレームの後下にパワーユニットを取付け、シート支持フレームの後上に電装ボックスを取付ける如くに、燃料タンクとパワーユニットと電装ボックスとをシート支持フレーム廻りに集約した。
【0006】
従来の技術では後輪の円内にパワーユニットなどの主要機器を集中配置していたが、本発明では後輪とは異なるシート支持フレームにパワーユニットなどの主要機器を集中配置した。
この結果、後輪の輪径は自由に選択することができるとともに、車体におけるマスバランスを自由に且つ良好に設定することができる。
【0007】
請求項2は、低床式二輪車の車体フレームを、ヘッドパイプから延びるメインフレームと、このメインフレームに接続してシート支持フレームのみで構成し、且つメインフレームを、ヘッドパイプから後斜め下へ延びる傾斜部と、この傾斜部の下端から水平に延びる水平部とで構成したことを特徴とする。
【0008】
傾斜部と水平部とからメインフレームを構成し、このメインフレームにヘッドパイプ及びシート支持フレームを加えることで車体フレームを構成するため、車体フレームがシンプルとなり、マスの集約化が一層顕著となる。
【0009】
請求項3は、ステップフロアでメインフレームの水平部をほぼ覆い、メインフレームの傾斜部並びにシート支持フレームは露出させたことを特徴とする。
傾斜部並びにシート支持フレームをカバーで覆わずに、露出させたので、車体フレームの大部分が露出しており、外観性が高まると共に、カバー費用を低減することができる。
請求項4は、電装ボックスを灯火器または懸架装置の支持部材としたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る低床式二輪車の側面図であり、図中Frは前を示す。以下同様。
低床式二輪車としての自動二輪車10は、メインフレーム11の前端のヘッドパイプ15にフロントフォーク16を取付け、このフロントフォーク16に前輪17を回転自在に取付け、トップブリッジ19にハンドル22を取付け、メインフレーム11の傾斜部23下部にステップ手段85を取付け、メインフレーム11の水平部24にステップフロア25を載せるとともに、水平部24からシート支持フレームとしての左右一対のシートパイプ86,86(奥のパイプ86は陰で見えず。)を後斜め上へ延ばした後に起立させ、このシートパイプ86,86の前に燃料タンク27を沿わせ、シートパイプ86,86の後面にパワーユニット28をピボット軸29を介して上下スイング可能に取付け、このパワーユニット28に駆動輪としての後輪31を取付け、シートパイプ86,86の上部の起立部の後部に電装ボックス21を取付け、この電装ボックス21にテールライト34並びにリヤウインカー35を取付け、且つリヤサスペンション32の上部をピン32aで電装ボックス21に取付け、更にシートパイプ86,86の上端にクロスパイプ87を渡し、このクロスパイプ87にシート保持プレート36をスイング可能に取付け、このシート保持プレート36にシート37を取付けてなる。
ところでシートパイプ86,86は、図1に明示されているように上半部86aが上下方向に略垂直に延出されており、略垂直に上下方向を向く上半部86aの前後に、前記した燃料タンク27及び電装ボックス21を、前後方向に振り分けて配置されていることとなる。
【0011】
これにより、シート37の下近傍にマス(質量)を集中化させることができ、後輪31の上方にフレームを備えないこととあいまって、シンプルでマスが集中したフレーム構成を達成することができる。
【0012】
図中、38はリヤフェンダ、41はヘッドランプ、42はフロントウインカー、43はスピードメータ、44は調節ねじ、45はエアクリーナ、47はクッション材、54はシリンダヘッド55から延出するエキゾーストパイプ59Eに連なるマフラーである。
このクッション材47はテールライト34上面に設けることにより、シート37を弾性的に支承させることができる。このクッション材47はシート37側に設けてもよい。
更に、48はステップフロア25の前部に形成した足載せ湾曲部である。
【0013】
そして、この図で特徴的なことは、カバー類が、ステップフロア25のみであり、この結果、側面視でメインフレーム11の傾斜部23、水平部24、シートパイプ86を見ることができ、例えばメインフレーム11の傾斜部23、水平部24にクロムメッキを施せば車体フレームの意匠性を引出す効果を発揮する。
特に、シートパイプ86より後方にフレームを備えていないので、後輪31の上方がすっきりとした意匠性を創出できる上、シンプルなフレーム構成で軽量、コンパクト化が達成できる。
【0014】
図2は図1の2矢視図であり、ステップ手段85はメインフレーム11の傾斜部23の前側に、左右に略水平に突出させた金属製棒状体88,88を溶接して形成し、ステップフロア25を、メインパイプの水平部の上方に配置するカバー部材89と、このカバー部材89の両側に連結したステップフロアボード91,91と、から構成したことを特徴とする。望ましくは、前記ステップフロアボード91,91の剛性を、カバー部材89の剛性より高める。又は、ステップフロアボード91,91を硬質材料、カバー部材89をやや軟質な材料で構成することで、ステップフロア25の軽量化が図れる。
【0015】
この様に足を直接載せるステップフロアボード91,91を高剛性若しくは高硬度にすることにより、運転者の荷重に耐える剛性を確保しながら、軽量化できるところは軽量にすることができ、さらに変形や傷つきをも防止することができる。
これにより、ステップフロア25を、ステップ手段85の下方前方までの延ばし、先端を足載せ湾曲部48,48にし、足載せ部のスペースを十分に確保し、乗車姿勢の自由度を高めている。これは、ステップフロアボード91の剛性が高いことにより容易に達成できる。
【0016】
図3は本発明に係る低床式二輪車の要部拡大図であり、図左が前となる。図面表裏方向に離間させた一対のシートパイプ86,86間にシリンダ56が臨む如くに、シートパイプ86,86の後方のピボット軸29でパワーユニット28を揺動可能に取付け、このパワーユニット28の前部に配置したシリンダ56に前上から被さる如くにシートパイプ86,86の前に燃料タンク27を沿わせ、シートパイプ86,86の背面上部に電装ボックス21を取付けたことを示す。
【0017】
電装ボックス21には主にバッテリ、点火ユニット、レギュレータ、スタータリレーなどが収納されるため、この例によれば、配線が短くてすみ、又防水構造が1ケ所ですむというメリットがある。また、この電装ボックス21の上面にはテールライト34、リヤウインカー35,35が一体的に取付けられている。
21aはイグニッションスイッチ部、27aは給油口キャップ、58Eはパワーユニット28に備えたベルコン変速機構である。
シートパイプ86,86上端のクロスパイプ87から臨むのは操作レバー74であり、この操作レバー74を含むラチェット機構を次に説明する。
【0018】
すなわち、シート37を支持するシート支持フレームとしてのシートパイプ86,86の前に燃料タンク27を沿わせ、シートパイプ86,86の後下にパワーユニット28を取付け、シートパイプ86,86の後上に電装ボックス21を取付ける如くに、燃料タンク27とパワーユニット28と電装ボックス21とをシートパイプ86,86廻りに集約した。
【0019】
従来の技術では後輪の円内にパワーユニットなどの主要機器を集中配置していたが、本発明では後輪とは異なるシート支持フレームにパワーユニットなどの主要機器を集中配置した。
この結果、後輪の輪径は自由に選択することができるとともに、車体におけるマスバランスを自由に且つ良好に設定することができる。
【0020】
図4は本発明で採用したラチェット機構の分解斜視図であり、このラチェット機構60Bは、原理的には複数の歯(第1歯61,第2歯62,第3歯63)を備えたラチェット部64に、ロック爪66を備えたロック部67を組合わせたもので、具体的にはラチェット部64,64を円筒部68に形成し、この円筒部68からシート保持プレート36を延ばし、大径のクロスパイプ87に開けた上部開口93を通じて挿入し、クロスパイプ87に内蔵した左右一対の円板92,92間に円筒部68を介在させ、ピボットボルト71で連結することにより、このピボットボルト71を回転中心にしてラチェット部64並びにシート保持プレート36を回転させることができるようにする。
【0021】
一方、ロック爪66,66を備えるロック部67から操作レバー74をシート下方後方へ延ばし、大径のクロスパイプ87に開けた下部開口94を通じて挿入し、左右一対の円板92,92にサブボルト75で連結することにより、このサブボルト75を中心にしてロック部67をスイングさせることができる。95,95はスプリング、96はリッド、97,97は化粧キャップ、99,99は案内溝であり、前記リッド96を円板92,92に取付けた後も開口し、操作レバー74の移動を可能にする。
この例では、操作レバー74をシート下方後方に設けたので、シートパイプ86,86の前に沿わせた燃料タンク(図3参照)を十分に大型にすることができる。
【0022】
図5は本発明で採用したラチェット機構の組立図兼作用図であり、リッド96で下部開口94を閉じた状態を示し、リッド96がロック部67を覆うため外観性が良好になる。
そして、ロック爪66が第1歯61に噛合し、スプリング95の弾発作用でこの状態を維持する。ラチェットであるから、実線で示す水平位置(着座位置)から中間傾斜位置、さらに最大傾斜位置まで、シート保持プレート36側を押し上げるだけで切替えることができる。そして、戻ることはない。
戻すには、スプリング95に抗して操作レバー74を想像線の位置まで押し下げて、第1〜第3歯61〜63からロック爪66を外せばよい。
この例では操作レバー74は、車体幅方向に長く形成したので、操作性が良好である。
【0023】
次に、シート保持プレート36とシート37を組合わせた構造を説明する。
図6はシート保持プレートとシートとの分解図であり、シート保持プレート36の上にシート37とを臨ませ、シート保持プレート36の下に溝状金具81を臨ませ、この溝状金具81をボルト82,82でシート37の底面に固定する。そして、溝状金具81に下から上向きに調節ねじ44を取付ける。
【0024】
図7は本発明に係るシートのスライド説明図であり、調節ねじ44を緩めることにより、シート37を想像線で示す通りに、前後(図面では左右)に任意に移動させることができる。83はストッパであり、溝状金具81がシート保持プレート36から抜けることを防止する作用をなす。
【0025】
以上の構成からなる低床式二輪車の作用を次に述べる。
図8は立乗り姿勢で乗車しているときの作用図であり、シート37を最大傾斜位置に調節し、自分の体格や好みに合せてシート37を(実線から想像線の間の任意の位置に)スライドさせ、調節ねじ44を締める。そして、運転者Mは腰を軽くシート37に当てる如くに寄り掛り、この状態で自動二輪車10を走行させる。この時のシート角度は、45゜〜60゜の間に設定されることが好ましい。
【0026】
図9は中腰姿勢で乗車しているときの作用図であり、シート37を中間傾斜位置に調節し、自分の体格や好みに合せてシート37をスライドさせ、調節ねじ44を締める。そして、運転者Mはシート37に軽く腰を掛け、この状態で自動二輪車10を走行させる。この時のシート角度は、15゜〜30゜が好ましく、体格の小さい人などに好適である。
【0027】
図10は着座姿勢で乗車しているときの作用図であり、シート37を着座位置に調節し、自分の体格や好みに合せてシート37を前後(図左右)にスライドさせ、調節ねじ44を締める。そして、運転者Mはシート37に深く腰を掛け、この状態で自動二輪車10を走行させる。
ここで重要なことは、運転者Mは何時でもステップ手段85に足を載せることで、膝を伸ばすことができる構造になっていることである。
さらには、つま先をステップ手段85の下に差し入れ、つま先を湾曲足載せ部48に載せることもできる。
従って、ステップフロア25の広さを維持しつつ、ステップ手段85を付設することができたことになる。
【0028】
尚、シート支持フレームは、パイプの他、プレート、鋳物品の何れでもよく、格別に形状を定めるものではない。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、ハンドルとシートとの間に低いステップフロアを配置した低床式二輪車において、シートを支持するシート支持フレームの一部である上半部を略垂直に延出させ、これの前方に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレームの後下にパワーユニットを取付け、シート支持フレームの垂直部の後方に電装ボックスを取付ける如くに、燃料タンクとパワーユニットと電装ボックスとをシート支持フレームの垂直部の前後方向に振り分けてその廻りに集約した。
この結果、後輪の輪径は自由に選択することができるとともに、車体におけるマスバランスを自由に且つ良好に設定することができる。
【0030】
請求項2は、傾斜部と水平部とからメインフレームを構成し、このメインフレームにヘッドパイプ及びシート支持フレームを加えることで車体フレームを構成するため、車体フレームがシンプルとなり、マスの集約化が一層顕著となる。
【0031】
請求項3は、ステップフロアでメインフレームの水平部をほぼ覆い、メインフレームの傾斜部並びにシート支持フレームは露出させたことを特徴とする。すなわち、傾斜部並びにシート支持フレームをカバーで覆わずに、露出させたので、車体フレームの大部分が露出しており、外観性が高まると共に、カバー費用を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低床式二輪車の側面図
【図2】図1の2矢視図
【図3】本発明に係る低床式二輪車の要部拡大図
【図4】本発明で採用したラチェット機構の分解斜視図
【図5】本発明で採用したラチェット機構の組立図兼作用図
【図6】シート保持プレートとシートとの分解図
【図7】本発明に係るシートのスライド説明図
【図8】立乗り姿勢で乗車しているときの作用図
【図9】中腰姿勢で乗車しているときの作用図
【図10】着座姿勢で乗車しているときの作用図
【符号の説明】
10…低床式二輪車(自動二輪車)、11…メインフレーム、21…電装ボックス、22…ハンドル、23…傾斜部、24…水平部、25…ステップフロア、27…燃料タンク、28…パワーユニット、29…ピボット軸、37…シート、86…シート支持フレーム(シートパイプ)。
Claims (4)
- ハンドルとシートとの間に低いステップフロアを配置した低床式二輪車において、
前記シートを左右一対のシート支持フレームで支え、これらの一対のシート支持フレームの間に内燃機関のシリンダが臨む如くに、シート支持フレームのピボット軸でパワーユニットを揺動可能に取付け、このパワーユニットの前部に配置した前記シリンダに前上から被さる如くにシート支持フレームの前に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレームの背面上部に電装ボックスを取付け、
前記シート支持フレームは少なくとも一部を上下方向に略垂直に延出されており、該シート支持フレームの該垂直部を中心として、前記燃料タンク及び電装ボックスを、前後方向に振り分けて配置した、
ことを特徴とする低床式二輪車。 - 前記低床式二輪車の車体フレームを、ヘッドパイプから延びるメインフレームと、このメインフレームに接続して前記シート支持フレームのみで構成し、且つ前記メインフレームを、前記ヘッドパイプから後斜め下へ延びる傾斜部と、この傾斜部の下端から水平に延びる水平部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の低床式二輪車。
- 前記ステップフロアでメインフレームの水平部をほぼ覆い、メインフレームの傾斜部並びにシート支持フレームは露出させたことを特徴とする請求項2記載の低床式二輪車。
- 前記電装ボックスを灯火器または懸架装置の支持部材としたことを特徴とする請求項1記載の低床式二輪車。
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