JP2021123116A - 電動車両及び移動体 - Google Patents

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翔吾 西田
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雄大 廣瀬
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Kenji Tamaki
健二 玉木
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Kazuhiko Ono
和彦 小野
紗織 ▲高▼田
紗織 ▲高▼田
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Abstract

【課題】車体から駆動ユニットが外されて盗難されることを抑制する。
【解決手段】自動二輪車は、自動二輪車の車体9と、自動二輪車の後輪5を駆動する駆動ユニット10と、車体9に対して駆動ユニット10を着脱可能に接続するアーム側接続部34と、アーム側接続部34によって車体9と駆動ユニット10との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に接続状態を解除できるロック機構80と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動車両及び移動体に関する。
従来、電動二輪車の後輪を駆動するモータと、モータを制御する制御装置とをスイングアームに一体化(動力系部品をユニット化)した構造が知られている(例えば特許文献1参照)。例えば、特許文献1では、スイングアームは、揺動軸(ピボット軸)及びリアクッション等によって車体フレームに接続されている。
特許第5460545号公報
通常の電動二輪車の車体はユニット(駆動ユニット)の交換を前提に設計されていないが交換を前提に設計された場合には、車体から駆動ユニットが外されて盗難される可能性がある。
そこで本発明は、車体から駆動ユニットが外されて盗難されることを抑制することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る電動車両は、電動車両(1)の車体(9)と、前記電動車両(1)の駆動輪(5)を駆動する駆動ユニット(10)と、前記車体(9)に対して前記駆動ユニット(10)を着脱可能に接続する接続部(34)と、前記接続部(34)によって前記車体(9)と前記駆動ユニット(10)との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に前記接続状態を解除できるロック機構(80)と、を備える。
(2)上記(1)に記載の電動車両では、前記ロック機構(80)は、キーとの連動によって前記接続状態を解除できてもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載の電動車両では、前記ロック機構(80)は、前記電動車両(1)が起動している場合に前記接続状態を解除できてもよい。
(4)上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の電動車両では、前記ロック機構(80)は、前記電動車両(1)が傾斜していない場合に前記接続状態を解除できてもよい。
(5)上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の電動車両では、前記電動車両(1)の傾斜を検知するセンサ(86)を更に備え、前記ロック機構(80)は、前記センサ(86)の検知結果が所定値以内の場合に前記接続状態を解除できてもよい。
(6)上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の電動車両では、サイドスタンド(82)を更に備え、前記ロック機構(80)は、前記サイドスタンド(82)が収納されている場合に前記接続状態を解除できてもよい。
(7)上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の電動車両では、メインスタンド(84)を更に備え、前記ロック機構(80)は、前記メインスタンド(84)が起立している場合に前記接続状態を解除できてもよい。
(8)上記(1)から(7)のいずれか一項に記載の電動車両では、前記車体(9)に対して前記駆動ユニット(10)を着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告する警告部(42)を更に備えてもよい。
(9)本発明の態様に係る移動体は、電動車両(1)の駆動輪(5)と、前記駆動輪(5)を駆動する駆動源(12)と、前記駆動源(12)を支持する駆動支持部(50)と、を備え、前記駆動支持部(50)は、前記電動車両(1)の車体(9)に着脱可能に接続される接続部(55)と、前記接続部(55)によって前記車体(9)と前記駆動支持部(50)との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に前記接続状態を解除できるロック機構(80)と、を備える。
本発明の上記(1)に記載の電動車両によれば、所定の解除条件が成立した場合に車体と駆動ユニットとの接続状態を解除できるロック機構を備えることで、以下の効果を奏する。
所定の解除条件が成立した場合に車体と駆動ユニットとの接続状態を解除できるため、車体から駆動ユニットが外されて盗難されることを抑制することができる。
本発明の上記(2)に記載の電動車両によれば、ロック機構は、キーとの連動によって接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
キーとの連動により接続状態をスムーズに解除することができる。
本発明の上記(3)に記載の電動車両によれば、ロック機構は、電動車両が起動している場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
電動車両が起動している場合には、センサ等により電動車両は安定した状態にあるか否か確認できるため、電動車両が安定した状態であることが確認された状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニットを安全に交換することができる。加えて、電動車両が起動していない場合は接続状態を維持すれば、駆動ユニットの盗難をより効果的に抑制することができる。
本発明の上記(4)に記載の電動車両によれば、ロック機構は、電動車両が傾斜していない場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
電動車両が傾斜していない場合には電動車両は安定した状態にあるため、電動車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニットを安全に交換することができる。
本発明の上記(5)に記載の電動車両によれば、電動車両の傾斜を検知するセンサを更に備え、ロック機構は、センサの検知結果が所定値以内の場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
センサの検知結果が所定値以内の場合には電動車両は安定した状態にあるため、電動車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニットを安全に交換することができる。
本発明の上記(6)に記載の電動車両によれば、サイドスタンドを更に備え、ロック機構は、サイドスタンドが収納されている場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
サイドスタンドが収納されている場合には電動車両は安定した状態にあるため、電動車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニットを安全に交換することができる。
本発明の上記(7)に記載の電動車両によれば、メインスタンドを更に備え、ロック機構は、メインスタンドが起立している場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
メインスタンドが起立している場合には電動車両は安定した状態にあるため、電動車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニットを安全に交換することができる。
本発明の上記(8)に記載の電動車両によれば、車体に対して駆動ユニットを着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告する警告部を更に備えることで、以下の効果を奏する。
警告によってユーザは駆動ユニットが着脱不可能な状態にあることを知覚することができる。
本発明の上記(9)に記載の移動体によれば、所定の解除条件が成立した場合に車体と駆動支持部との接続状態を解除できるロック機構を備えることで、以下の効果を奏する。
所定の解除条件が成立した場合に車体と駆動支持部との接続状態を解除できるため、車体から駆動支持部が外されて盗難されることを抑制することができる。
実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のスイングアームに対する駆動ユニットの接続部の斜視図である。 上記自動二輪車の駆動ユニットの配線経路を説明するための図である。 上記自動二輪車の制御系を示すブロック図である。 着脱用キーとの連動に基づく接続状態の解除の一例を示すフローチャートである。 実施形態の変形例に係る制御系を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、電動車両の一形態である電動式の自動二輪車1の左側面を示す図である。本実施形態の自動二輪車1は、シート2に着座した運転者が足裏を載せ置く低床フロア3を有するスクータ型の車両である。
自動二輪車1は、前輪4(操向輪)と、後輪5(駆動輪)を駆動する駆動ユニット10と、前輪4を支持する車体フレーム20と、車体フレーム20に対して揺動可能なスイングアーム30と、スイングアーム30と車体フレーム20とを接続するリアクッション40(ダンパー)と、を備える。
<車体フレーム>
車体フレーム20は、前輪4を回転可能に支持する左右一対のフロントフォーク21と、バーハンドル22が結合されたステアリングステム(不図示)を介して左右フロントフォーク21に接続されたヘッドパイプ23と、ヘッドパイプ23の後部から下方に延びるメインパイプ24と、メインパイプ24の下部から車体後部上方へ向かって延びる左右一対のシートフレーム25と、を備える。
側面視で、シートフレーム25は、メインパイプ24の下部から車体後方に向かって延びる第一延在部25aと、第一延在部25aの後端部において後下方に凸をなすように曲がる湾曲部25bと、湾曲部25bから車体後方に向かうに従って上方に位置するように傾斜して延びる第二延在部25cと、を一体に備える。左右シートフレーム25の湾曲部25bには、ピボットプレート26が取り付けられている。左右ピボットプレート26には、車幅方向に延びるピボット軸27が支持されている。
図1中において、符号41はバーハンドル22を覆うハンドルカバー、符号42はハンドルカバー41の上部に設けられたメータ(表示部)、符号43はメインパイプ24を車体前方から覆うフロントカウル、符号44はメインパイプ24を車体後方から覆うレッグシールド、符号45はシートフレーム25を車幅方向外側から覆うシートカウル、符号46は前輪4を上方から覆うフロントフェンダ、符号47は後輪5を後上方から覆うリアフェンダをそれぞれ示す。
<スイングアーム>
スイングアーム30は、車体フレーム20のピボットプレート26に対してピボット軸27を支点に回動可能とされている。スイングアーム30は、ピボット軸27に対して回動可能に接続された左右一対の軸支部31L,31R(図2参照)と、左右軸支部31L,31Rの後部から車体方向へ向かって延びるアーム部32L,32R(図2参照)と、左右アーム部32L,32Rを連結するように車幅方向に延びる連結部33(図2参照)と、を備える。
図2は、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続部の斜視図である。図2においては、バッテリ11及びリアクッション40等の図示を省略している。
図2に示すように、アーム部32L,32R(図2では右アーム部32R側を図示)は、駆動ユニット10(図1参照)を着脱可能に接続する接続部34(以下「アーム側接続部34」ともいう。)を有する。アーム側接続部34は、ピボット軸27の後方に配置されている。アーム側接続部34は、リアクッション40よりも後輪5寄りに配置されている(図1参照)。
アーム側接続部34は、円筒状を有する。アーム側接続部34は、ユニット側接続部55の内側に設けられたインナーパイプである。アーム側接続部34は、スイングアーム30のアーム部32L,32Rに対して浮き沈み可能な係合爪35を有する。係合爪35は、車幅方向に延びる円柱状を有する。係合爪35は、左右アーム部32L,32Rのそれぞれに一対設けられている。一対の係合爪35は、アーム部32L,32Rの車幅方向内側部及び車幅方向外側部のそれぞれに1つずつ設けられている。例えば、一対の係合爪35は、不図示のスプリング等の付勢部材によってアーム部32L,32Rに対して浮くように常時付勢されている。
<リアクッション>
図1に示すように、リアクッション40は、駆動ユニット10のバッテリ11を車幅方向外側から挟むように左右一対設けられている。図1では、左側のリアクッション40を図示している。側面視で、リアクッション40は、車体後方に向かうに従って下方に位置するように上下方向に対して傾斜して延びている。
リアクッション40の上端部は、シートフレーム25の第二延在部25cの下部に連結されている。リアクッション40の下端部は、スイングアーム30のアーム部32L,32Rに連結されている。リアクッション40の下端部は、アーム部32L,32Rにおける軸支部31L,31Rとアーム側接続部34との間の中央部位に連結されている。
<駆動ユニット>
駆動ユニット10は、駆動輪である後輪5と、駆動電源であるバッテリ11と、後輪5を駆動するモータ12(駆動源)と、モータ12を支持する駆動支持部50と、を備える。
バッテリ11は、前後方向に延びる直方体状を有する。バッテリ11は、車幅方向中央に配置されている。バッテリ11は、後輪5の前方に配置されている。バッテリ11の前部は、左右リアクッション40の車幅方向の間に配置されている。バッテリ11の後部は、駆動支持部50に支持されている。
例えば、バッテリ11は、充放電可能なエネルギーストレージとして、リチウムイオンバッテリ11で構成されている。バッテリ11は、不図示のコンタクタを介してインバータ(制御装置70、図4参照)の入力側に電気的に接続されている。インバータの出力側は、三相の電線(三相交流ライン)によってモータ12(三相の各コイル)に接続されている。
モータ12は、後輪5のホイール6の内側に設けられた、いわゆるインホイールモータである。モータ12は、アウターロータ型のモータである。モータ12は、出力軸13と、アウターロータ14(図3参照)と、ステータ15(図3参照)と、を備える。
出力軸13は、車幅方向に延びている。出力軸13の車幅方向一端部(右端部)は、駆動支持部50に回転自在に支持されている。出力軸13は、後輪車軸(ホイール6の回転軸)と同軸の軸線C1(以下「モータ軸線C1」ともいう。)を持つ。
図3は、駆動支持部50の要部断面図である。図3においては、バッテリ11等の図示を省略している。
アウターロータ14は、出力軸13(図1参照)に固定されている。アウターロータ14は、ステータ15の外周を覆う円筒状を有する。アウターロータ14は、後輪5のホイール6と一体に結合されている。例えば、アウターロータ14は、ロータコアに挿入孔を形成し、挿入孔に永久磁石を挿入してロータに永久磁石を埋め込むIPM(Interior Permanent Magnet)構造を採用している。アウターロータ14には、不図示の被検知体が取り付けられている。
ステータ15は、駆動支持部50に固定されている、ステータ15は、モータ軸線C1(図1参照)に対して放射状に設けられた複数のティース15aと、ティース15aに導線を巻きかけたコイル15bと、を備える。ステータ15には、被検知体の通過を検知することでアウターロータ14の回転位置を検出するロータセンサ(不図示)が取り付けられている。
駆動支持部50は、モータ12のステータ15を支持するステータ支持部(不図示)と、モータ12を左側方から覆うモータカバー51(図1参照)と、モータカバー51を支持するカバー支持部52と、左右アーム部32L,32Rと同軸に前後方向に延びる左右一対のアーム支持部53L,53Rと、左右アーム支持部53L,53Rを連結するように車幅方向に延びる横架部54と、を備える。例えば、バッテリ11(図1参照)は、不図示のステー等を介して左右アーム支持部53L,53R及び横架部54に固定されている。
図示はしないが、ステータ支持部は、後輪5の右側方に配置されている。ステータ支持部の前部には、右アーム支持部53Rの後端部が連結されている。ステータ支持部には、出力軸13の右端部を回転自在に支持する軸受(不図示)が設けられている。
図1の側面視で、モータカバー51は、円形状を有する。モータカバー51には、前後方向に延びる開口部51aが形成されている。開口部51aは、上下方向に間隔をあけて複数配置されている。側面視で、開口部51aは、出力軸13(モータ軸線C1)に近づくに従って前後長さが大きくなるように形成されている。例えば、開口部51aを通る風によってモータ12を冷却することができる。
側面視で、カバー支持部52は、モータカバー51の外形に沿う湾曲形状(円弧状)を有する。側面視で、カバー支持部52は、前上方に凸の弧状を有する。側面視で、カバー支持部52は、後輪5のタイヤと重なっている。カバー支持部52は、モータカバー51の上部から前下部にわたって湾曲して延びている。カバー支持部52の前下部には、左アーム支持部53Lの後端部が連結されている。
図3に示すように、カバー支持部52は、中空構造体である。カバー支持部52の内部には、駆動ユニット10の配線17が通っている。例えば、駆動ユニット10の配線17には、モータ12の三相の電線や各種の信号線が含まれる。例えば、複数の配線17は、1本の束とされて保護部材18で覆われている。図3中符号19は、ノイズカットの目的で左アーム部32Lの内面に嵌め合わされたフェライトコアを示す。
図2に示すように、アーム支持部53L,53R(図2では右アーム支持部53R側を図示)は、アーム側接続部34に着脱可能に接続される接続部55(以下「ユニット側接続部55」ともいう。)を有する。ユニット側接続部55は、円筒状を有する。ユニット側接続部55は、アーム側接続部34の外側に設けられたアウターパイプである。左アーム支持部53L(ユニット側接続部55)の内部(内部空間)は、カバー支持部52の内部(内部空間)に連通している(図3参照)。
ユニット側接続部55の内径は、アーム側接続部34の外径以上の大きさを有する。例えば、ユニット側接続部55の内径は、アーム側接続部34をユニット側接続部55の内部空間に挿入可能であって、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続状態のガタツキを可及的に抑えることが可能な大きさに設定されている。
ユニット側接続部55は、係合爪35が係合可能な係合孔56を有する。係合孔56は、車幅方向に開口する円形状を有する。係合孔56は、左右アーム支持部53L,53Rのそれぞれに一対設けられている。一対の係合孔56は、アーム支持部53L,53Rの車幅方向内側部及び車幅方向外側部のそれぞれに1つずつ設けられている。
例えば、アーム側接続部34の係合爪35を沈めた状態(係合爪35の先端をアーム側接続部34の外径内に収めた状態)でアーム部32L,32Rをアーム支持部53L,53Rの内部空間に挿入していく。係合爪35がユニット側接続部55の係合孔56に達すると、不図示の付勢部材の付勢力によって係合爪35が浮き、係合爪35が係合孔56に入り込む。これにより、スイングアーム30に対して駆動ユニット10を接続することができる。
<自動二輪車の制御系>
図4に示すように、自動二輪車1の車体側には、ECU60(Electric Control Unit)、メータ42(インターフェース)、アクセルグリップセンサ61、ブレーキレバー62、ブレーキレバーセンサ63、アーム側接続部34、ロック機構80、スタートスイッチ81、サイドスタンド82、サイドスタンドインヒビタスイッチ83、メインスタンド84、メインスタンドスイッチ85及びバンクアングルセンサ86が設けられている。なお、車体9には、車体フレーム20及びスイングアーム30(図1参照)が含まれる。
自動二輪車1の駆動ユニット側には、制御装置70(インバータ)、バッテリ11、モータ12、電動ブレーキ71、後輪5、測定器72及び記憶装置73が設けられている。
ECU60は、自動二輪車1の構成要素を統括制御する。例えば、ECU60は、駆動ユニット10の駆動信号を受信する駆動制御部として機能する。例えば、ECU60は、ブレーキレバー62(制動操作子)の制動信号を受信し、受信した制動信号を駆動ユニット10に送信する制動制御部として機能する。
メータ42は、ECU60(駆動制御部)が受信した駆動信号に基づいて駆動ユニット10の情報を表示する表示部として機能する。例えば、メータ42は、自動二輪車1の累積走行距離を表示する。
メータ42は、ECU60が車体9に対して駆動ユニット10を着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告する警告部としても機能する。例えば、メータ42は、車体9に対して駆動ユニット10が着脱不可能な場合に点灯するランプ(警告灯)を有する。
アクセルグリップセンサ61は、乗員のアクセル開度(スロットル操作量)を検知する。アクセルグリップセンサ61の検知信号は、ECU60に入力される。ECU60は、アクセルグリップセンサ61から入力された検知信号に基づき、制御装置70にモータ12の駆動信号を送る。
ブレーキレバーセンサ63は、ブレーキレバー62の制動信号(乗員のブレーキレバー62の操作量)を検知する。ブレーキレバーセンサ63の検知信号(制動信号)は、ECU60(制動制御部)に入力される。ECU60は、ブレーキレバーセンサ63から入力された制動信号を駆動ユニット10の電動ブレーキ71に送る。
ロック機構80は、アーム側接続部34によって車体9と駆動ユニット10との接続状態を維持する。ロック機構80は、所定の解除条件が成立した場合に車体9と駆動ユニット10との接続状態を解除できる。以下、車体9と駆動ユニット10との接続状態(車体9に駆動ユニット10が取り付けられている状態)を単に「接続状態」ともいう。例えば、ロック機構80は、着脱用キーとの連動によって接続状態を解除できる。ここで、着脱用キーには、電気的なキー(制御信号)及び機械的なキー(鍵等を含む施錠装置)のいずれの概念も含まれる。ロック機構80は、電気的なキー(制御信号)及び機械的なキー(鍵等を含む施錠装置)のいずれによっても接続状態を解除可能である。
スタートスイッチ81は、自動二輪車を起動するためのスイッチである。例えば、自動二輪車は、スタートスイッチ81がONとなることにより、レディ状態(アイドル状態)となる。ここで、レディ状態は、アクセル(スロットル)を開くと自動二輪車が走りだす走行待機状態を意味する。例えば、自動二輪車が起動している場合には、不図示のセンサ等により自動二輪車が安定した状態にあるか否かを確認できるようになっている。なお、自動二輪車は、スタートスイッチ81がONとなることにより、電装品の電源がONとなってもよい。
サイドスタンド82は、自動二輪車を鉛直面に対して傾斜した状態で起立するためのスタンドである。例えば、自動二輪車は、サイドスタンド82が起立している場合に鉛直面に対して傾斜する。例えば、自動二輪車は、サイドスタンド82が収納されている場合に鉛直面に対して傾斜していないか、安定した状態にある。以下、サイドスタンド82を起立させて自動二輪車を駐車(停止)している状態を「サイドスタンド駐車状態」ともいう。
サイドスタンドインヒビタスイッチ83は、サイドスタンド駐車状態であるか否かを判定するためのスイッチである。例えば、サイドスタンド駐車状態である場合、サイドスタンドインヒビタスイッチ83はONとなる。一方、サイドスタンド駐車状態でない場合、サイドスタンドインヒビタスイッチ83はOFFとなる。
例えば、サイドスタンドインヒビタスイッチ83は、サイドスタンド82の収納忘れを防止するための安全装置としても機能する。例えば、ECU60は、サイドスタンド駐車状態にある場合、自動二輪車が始動しないようにモータ12の起動を禁止する。
メインスタンド84は、自動二輪車を鉛直面に対して平行な状態(直立した状態)で起立するためのスタンドである。例えば、メインスタンド84は、センタースタンドである。例えば、自動二輪車は、メインスタンド84が起立している場合に直立する。例えば、後輪5(駆動ユニット10)は、メインスタンド84が起立している場合に浮いている。一方、後輪5(駆動ユニット10)は、メインスタンド84が収納されている場合に接地している。以下、メインスタンド84を起立させて自動二輪車を駐車(停止)している状態を「メインスタンド駐車状態」ともいう。
メインスタンドスイッチ85は、メインスタンド駐車状態であるか否かを判定するためのスイッチである。例えば、メインスタンド駐車状態である場合、メインスタンドスイッチ85はONとなる。一方、メインスタンド駐車状態でない場合、メインスタンドスイッチ85はOFFとなる。
バンクアングルセンサ86は、自動二輪車の傾斜を検知するセンサである。ここで、自動二輪車の傾斜は、鉛直面に対する車体左右中心線の傾きを意味する。以下、鉛直面と車体左右中心線とのなす角度を「車体傾斜角度」という。バンクアングルセンサ86の検知信号(検知角度)は、ECU60に入力される。
例えば、バンクアングルセンサ86は、自動二輪車が倒れた場合に自動的にモータ12を停止させる安全装置としても機能する。例えば、ECU60は、車体傾斜角度が所定角度超過の場合、自動二輪車が始動しないようにモータ12の起動を禁止する。
制御装置70は、駆動ユニット10の構成要素を統括制御する。例えば、制御装置70は、トランジスタ等のスイッチング素子を複数用いたブリッジ回路及び平滑コンデンサ等を具備するインバータとして機能する。例えば、制御装置70は、PDU(Power Driver Unit)として機能する。
バッテリ11からの電力は、不図示のメインスイッチと連動するコンタクタを介して制御装置70(PDU)に供給される。バッテリ11からの電力は、制御装置70にて直流から三相交流に変換された後、三相交流モータであるモータ12に供給される。ECU60は、メインスイッチがONとなることにより走行待機状態となる。
図示はしないが、バッテリ11は、充放電状況や温度等を監視するBMU(Battery Managing Unit)を備える。BMUが監視した情報は、駆動ユニット10を車体(スイングアーム30)に接続した際にECU60に共有される。
モータ12は、制御装置70からの駆動信号を受信して作動する。モータ12は、制御装置70に入力された駆動信号(アクセルグリップセンサ61から入力された検知信号)に基づいて後輪5に駆動力を付与する。
電動ブレーキ71は、ECU60からの制動信号を受信して作動する。電動ブレーキ71は、ECU60に入力された制動信号(ブレーキレバーセンサ63から入力された制動信号)に基づいて後輪5に制動力を付与する。
図示はしないが、電動ブレーキ71は、ディスクブレーキであってもよいし、ドラムブレーキであってもよい。電動ブレーキ71は、種々の態様を採用することが可能である。例えば、電動ブレーキ71は、モータ12の出力軸13の回転を電気エネルギーに変換した回生電力に基づいて作動する、いわゆる回生ブレーキであってもよい。
例えば、測定器72は、ステータ15に取り付けられたロータセンサである。測定器72は、後輪5に基づく累積走行距離を測定する。ここで、累積走行距離は、駆動ユニット10が車体(スイングアーム30)に接続されているか否かにかかわらず、後輪5の回転のみに基づいて算出される合計の走行距離を意味する。累積走行距離には、前輪4の回転に基づいて算出される走行距離は含まれない。
記憶装置73は、測定器72が測定した累積走行距離を記憶する。なお、記憶装置73には、前輪4に基づく走行距離(前輪4の回転のみに基づいて算出される走行距離)が記憶されてもよい。
<着脱用キーとの連動に基づく接続状態の解除>
図5は、着脱用キーとの連動に基づく接続状態の解除の一例を示すフローチャートである。
まず、ECU60は、自動二輪車(以下単に「車両」ともいう。)が起動しているか否かを判定する(図5のステップS1)。ステップS1では、ECU60は、スタートスイッチ81に基づいて車両が起動しているか否かを判定する。
ECU60は、スタートスイッチ81がONの場合、車両が起動していると判定する(ステップS1でYES)。ステップS1で車両が起動していると判定した場合(ステップS1でYESの場合)、ステップS2に移行する。
一方、ECU60は、スタートスイッチ81がOFFの場合、車両が起動していないと判定する(ステップS1でNO)。ステップS1で車両が起動していないと判定した場合(ステップS1でNOの場合)、ステップS6に移行する。
ステップS2では、ECU60は、サイドスタンドインヒビタスイッチ83に基づいてサイドスタンド駐車状態であるか否かを判定する。
ECU60は、サイドスタンドインヒビタスイッチ83がONの場合、サイドスタンド駐車状態であると判定する(ステップS2でYES)。ステップS2でサイドスタンド駐車状態であると判定した場合(ステップS2でYESの場合)、ステップS6に移行する。
一方、ECU60は、サイドスタンドインヒビタスイッチ83がOFFの場合、サイドスタンド駐車状態でないと判定する(ステップS2でNO)。ステップS2でサイドスタンド駐車状態でないと判定した場合(ステップS2でNOの場合)、ステップS3に移行する。
ステップS3では、ECU60は、メインスタンドスイッチ85に基づいてメインスタンド駐車状態であるか否かを判定する。
ECU60は、メインスタンドスイッチ85がONの場合、メインスタンド駐車状態であると判定する(ステップS3でYES)。ステップS3でメインスタンド駐車状態であると判定した場合(ステップS3でYESの場合)、ステップS4に移行する。
一方、ECU60は、メインスタンドスイッチ85がOFFの場合、メインスタンド駐車状態でないと判定する(ステップS3でNO)。ステップS3でメインスタンド駐車状態でないと判定した場合(ステップS3でNOの場合)、ステップS6に移行する。
ステップS4では、ECU60は、バンクアングルセンサ86の検知結果に基づいて車両が傾斜しているか否かを判定する。
ECU60は、バンクアングルセンサ86の検知結果が所定値超過の場合、車両が傾斜していると判定する(ステップS4でYES)。ステップS4で車両が傾斜していると判定した場合(ステップS4でYESの場合)、ステップS6に移行する。
一方、ECU60は、バンクアングルセンサ86の検知結果が所定値以内の場合、車両が傾斜していないと判定する(ステップS4でNO)。ステップS4で車両が傾斜していないと判定した場合(ステップS4でNOの場合)、ステップS5に移行する。
本実施形態では、車両が起動していること(ステップS1でYES)、サイドスタンド駐車状態でないこと(ステップS2でNO)、メインスタンド駐車状態であること(ステップS3でYES)、車両が傾斜していないと判定したこと(ステップS4でNO)の全ての条件が成立した場合にステップS5に移行する。
ステップS5では、ECU60は、着脱用キーのロックを解除する。着脱用キーのロックを解除することにより、係合孔56に対する係合爪35の係合が解除される。ステップS5では、ロック機構80は、不図示の付勢部材の付勢力に抗して係合爪35を沈めた状態(係合爪35の先端をアーム側接続部34の外径内に収めた状態)とする。これにより、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続状態が解除される。
本実施形態では、車両が起動していないこと(ステップS1でNO)、サイドスタンド駐車状態であること(ステップS2でYES)、メインスタンド駐車状態でないこと(ステップS3でNO)、車両が傾斜していると判定したこと(ステップS4でYES)のいずれかの条件が成立した場合にステップS6に移行する。
ステップS6では、ECU60は、車体9に対して駆動ユニット10を着脱不可能と判定したことをユーザへ警告する。例えば、メータ42は、警告灯を点灯させることによりユーザへ警告する。
ステップS6では、ECU60は、着脱用キーのロックを維持する。着脱用キーのロックを維持することにより、係合孔56に対する係合爪35の係合が維持される。ステップS6では、ロック機構80は作動せず、不図示の付勢部材の付勢力によって係合爪35が浮いており、係合爪35が係合孔56に入り込んだままである。これにより、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続状態が維持される。
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1は、自動二輪車1の車体9と、自動二輪車1の後輪5を駆動する駆動ユニット10と、車体9に対して駆動ユニット10を着脱可能に接続するアーム側接続部34と、アーム側接続部34によって車体9と駆動ユニット10との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に接続状態を解除できるロック機構80と、を備える。
この構成によれば、所定の解除条件が成立した場合に車体9と駆動ユニット10との接続状態を解除できるため、車体9から駆動ユニット10が外されて盗難されることを抑制することができる。
上記実施形態では、ロック機構80は、着脱用キーとの連動によって接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
着脱用キーとの連動により接続状態をスムーズに解除することができる。
上記実施形態では、ロック機構80は、車両が起動している場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
車両が起動している場合には、センサ等により車両は安定した状態にあるか否か確認できるため、車両が安定した状態であることが確認された状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニット10を安全に交換することができる。加えて、車両が起動していない場合は接続状態を維持すれば、駆動ユニット10の盗難をより効果的に抑制することができる。
上記実施形態では、ロック機構80は、車両が傾斜していない場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
車両が傾斜していない場合には車両は安定した状態にあるため、車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニット10を安全に交換することができる。
上記実施形態では、車両の傾斜を検知するバンクアングルセンサ86を備え、ロック機構80は、バンクアングルセンサ86の検知結果が所定値以内の場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
バンクアングルセンサ86の検知結果が所定値以内の場合には車両は安定した状態にあるため、車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニット10を安全に交換することができる。
上記実施形態では、車両は、サイドスタンド82を備え、ロック機構80は、サイドスタンド82が収納されている場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
サイドスタンド82が収納されている場合には車両は安定した状態にあるため、車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニット10を安全に交換することができる。
上記実施形態では、車両は、メインスタンド84を備え、ロック機構80は、メインスタンド84が起立している場合に接続状態を解除できることで、以下の効果を奏する。
メインスタンド84が起立している場合には車両は安定した状態にあるため、車両が安定した状態で接続状態を解除できることにより、駆動ユニット10を安全に交換することができる。
上記実施形態では、車両は、車体9に対して駆動ユニット10を着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告するメータ42を備えることで、以下の効果を奏する。
警告によってユーザは駆動ユニット10が着脱不可能な状態にあることを知覚することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態では、スイングアーム30と車体フレーム20とを接続するリアクッション40を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動ユニット10と車体フレーム20とを接続するリアクッションを備えていてもよい。
上記実施形態では、アーム側接続部34は筒状を有し、アーム側接続部34の内部には駆動ユニット10の配線17が通っている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、アーム側接続部34は中実構造体であってもよい。例えば、駆動ユニット10の配線17は、アーム側接続部34の外部を通っていてもよい。
上記実施形態では、アーム側接続部34はスイングアーム30に対して浮き沈み可能な係合爪35を有し、駆動ユニット10は係合爪35が係合可能な係合孔56を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動ユニット10は、ボルトが挿通可能な挿通孔を有してもよい。すなわち、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続部は、ボルト締結であってもよい。
上記実施形態では、駆動ユニット10の駆動信号を受信するECU60と、ECU60が受信した駆動信号に基づいて駆動ユニット10の情報を表示するメータ42と、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、メータ42は、駆動ユニット10の情報を表示しなくてもよい。例えば、駆動ユニット10の情報は、メータ42以外のインターフェースに表示されてもよい。
上記実施形態では、自動二輪車1を制動するためのブレーキレバー62(制動操作子)と、ブレーキレバー62の制動信号を受信し、受信した制動信号を駆動ユニット10に送信するECU60と、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、制動操作子は、ブレーキペダルであってもよい。例えば、ECU60は、ブレーキペダルの制動信号を受信し、受信した制動信号を駆動ユニット10に送信してもよい。
上記実施形態では、後輪5を制動する電動ブレーキ71を備え、電動ブレーキ71は、車体の側からの制動信号を受信して作動する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動ユニット10は、電動ブレーキ71を備えていなくてもよい。例えば、駆動ユニット10は、ブレーキホース等が接続された油圧ブレーキを備えていてもよい。
上記実施形態では、後輪5に基づく累積走行距離を測定する測定器72と、測定器72が測定した累積走行距離を記憶する記憶装置73と、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動ユニット10は、測定器72及び記憶装置73を備えていなくてもよい。
上記実施形態では、駆動ユニット10は、バッテリ11を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動ユニット10は、バッテリ11を備えていなくてもよい。例えば、バッテリ11は、車体側(例えば、スイングアーム30、または低床フロア3の下方)に設けられていてもよい。
上記実施形態では、リアクッション40は、駆動ユニット10のバッテリ11を車幅方向外側から挟むように左右一対設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、リアクッション40は、車幅方向中央に1本のみ設けられていてもよい。この場合、バッテリ11は、リアクッション40の車幅方向外方、または低床フロア3の下方に配置されていてもよい。
上記実施形態では、モータ12は、後輪5のホイール6の内側に設けられた、いわゆるインホイールモータである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、モータ12は、インホイールモータでなくてもよい。モータ12の配置は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、モータ12は、アウターロータ型のモータである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、モータ12は、インナーロータ型のモータであってもよい。モータ12の型式は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、係合爪35は、アーム側接続部34に設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、係合爪35は、ユニット側接続部55に設けられていてもよい。この場合、アーム側接続部34の内径は、ユニット側接続部55の外径以上の大きさを有してもよい。例えば、アーム側接続部34の内径は、ユニット側接続部55をアーム側接続部34の内部空間に挿入可能であって、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続状態のガタツキを可及的に抑えることが可能な大きさに設定されているとよい。
上記実施形態では、係合爪35は、一対設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、係合爪35は、複数対設けられていてもよい。この場合、ユニット側接続部55は、係合爪35が係合可能な係合孔56を複数対有してもよい。
これにより、係合爪35が一対のみ設けられている場合と比較して、スイングアーム30に対する駆動ユニット10の接続状態のガタツキを抑制することができる。
上記実施形態では、ロック機構80は、車体側に設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図6に示すように、ロック機構80は、駆動ユニット側に設けられていてもよい。例えば、駆動支持部50は、車体9に着脱可能に接続されるユニット側接続部55と、ユニット側接続部55によって車体9と駆動支持部50との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に接続状態を解除できるロック機構80と、を備えてもよい。この場合、アーム側接続部34は係合孔を有し、ユニット側接続部55は係合孔に係合可能な係合爪を有してもよい。
この構成によれば、駆動ユニット10(移動体)は、所定の解除条件が成立した場合に車体9と駆動支持部50との接続状態を解除できるロック機構80を備えることで、以下の効果を奏する。
所定の解除条件が成立した場合に車体9と駆動支持部50との接続状態が解除されるため、車体9から駆動支持部50が外されて盗難されることを抑制することができる。
上記実施形態では、車両は、車体9に対して駆動ユニット10を着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告するメータ42を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、車両は、車体9に対して駆動ユニット10を着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告するホーンを備えてもよい。例えば、ホーンは、車体に対して駆動ユニットが着脱不可能な場合に警告音を発してもよい。
上記実施形態では、車両が起動していること(ステップS1でYES)、サイドスタンド駐車状態でないこと(ステップS2でNO)、メインスタンド駐車状態であること(ステップS3でYES)、車両が傾斜していないと判定したこと(ステップS4でNO)の全ての条件が成立した場合にステップS5に移行する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、車両が起動していること(ステップS1でYES)の条件のみが成立した場合にステップS5に移行してもよい。例えば、サイドスタンド駐車状態でないこと(ステップS2でNO)の条件のみが成立した場合にステップS5に移行してもよい。例えば、メインスタンド駐車状態であること(ステップS3でYES)の条件のみが成立した場合にステップS5に移行してもよい。例えば、車両が傾斜していないと判定したこと(ステップS4でNO)の条件のみが成立した場合にステップS5に移行してもよい。すなわち、所定の解除条件として車両が安定している状態を維持できる条件が成立した場合にステップS5に移行してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記電動車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(電動車両)
5 後輪(駆動輪)
9 車体
10 駆動ユニット(移動体)
12 モータ(駆動源)
34 アーム側接続部(接続部)
42 メータ(警告部)
50 駆動支持部
55 ユニット側接続部(接続部)
80 ロック機構
82 サイドスタンド
84 メインスタンド
86 バンクアングルセンサ(センサ)

Claims (9)

  1. 電動車両(1)の車体(9)と、
    前記電動車両(1)の駆動輪(5)を駆動する駆動ユニット(10)と、
    前記車体(9)に対して前記駆動ユニット(10)を着脱可能に接続する接続部(34)と、
    前記接続部(34)によって前記車体(9)と前記駆動ユニット(10)との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に前記接続状態を解除できるロック機構(80)と、を備えることを特徴とする電動車両。
  2. 前記ロック機構(80)は、キーとの連動によって前記接続状態を解除できることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
  3. 前記ロック機構(80)は、前記電動車両(1)が起動している場合に前記接続状態を解除できることを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両。
  4. 前記ロック機構(80)は、前記電動車両(1)が傾斜していない場合に前記接続状態を解除できることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電動車両。
  5. 前記電動車両(1)の傾斜を検知するセンサ(86)を更に備え、
    前記ロック機構(80)は、前記センサ(86)の検知結果が所定値以内の場合に前記接続状態を解除できることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電動車両。
  6. サイドスタンド(82)を更に備え、
    前記ロック機構(80)は、前記サイドスタンド(82)が収納されている場合に前記接続状態を解除できることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電動車両。
  7. メインスタンド(84)を更に備え、
    前記ロック機構(80)は、前記メインスタンド(84)が起立している場合に前記接続状態を解除できることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電動車両。
  8. 前記車体(9)に対して前記駆動ユニット(10)を着脱不可能と判定した場合にユーザへ警告する警告部(42)を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電動車両。
  9. 電動車両(1)の駆動輪(5)と、
    前記駆動輪(5)を駆動する駆動源(12)と、
    前記駆動源(12)を支持する駆動支持部(50)と、を備え、
    前記駆動支持部(50)は、
    前記電動車両(1)の車体(9)に着脱可能に接続される接続部(55)と、
    前記接続部(55)によって前記車体(9)と前記駆動支持部(50)との接続状態を維持し、所定の解除条件が成立した場合に前記接続状態を解除できるロック機構(80)と、を備えることを特徴とする移動体。
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