JPH029389Y2 - - Google Patents

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JPH029389Y2
JPH029389Y2 JP11900986U JP11900986U JPH029389Y2 JP H029389 Y2 JPH029389 Y2 JP H029389Y2 JP 11900986 U JP11900986 U JP 11900986U JP 11900986 U JP11900986 U JP 11900986U JP H029389 Y2 JPH029389 Y2 JP H029389Y2
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JP
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pedal
coil spring
torsion coil
arm
spring
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JP11900986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ねじりコイルバネを用いたペダルの
踏力軽減装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
ねじりコイルバネを用いたペダルの踏力軽減装
置としては、例えば実開昭58−113124号公報によ
つて知られている。このものは第5図、第6図に
示すように、ペダルサポートブラケツト21に、
ダブルコイルタイプのねじりコイルバネ22の両
端バネ脚部23を回動自在に差し込み支持させ、
かつ、このねじりコイルバネ22の中間に設けた
連結部24をペダルサポートブラケツト21に枢
着したアシストアーム25のバネ掛部26に係合
連結するようになつている。ペダルアーム25を
踏み込む際の踏力をねじりコイルバネ22により
軽減するものであるが、上記ペダルアーム25を
踏み込んだとき、ねじりコイルバネ22の連結部
24が軸方向に加圧され、反対側が拡がる傾向に
なる。そのため、第7図Aの姿勢にあるねじりコ
イルバネ22が第7図Bのように軸方向にたわ
み、このたわみによるバネの弾発力のロスが生
じ、ねじりコイルバネ本来の弾発力が有効に働か
ず踏力軽減力が充分に得られないという問題があ
つた。
また、ねじりコイルバネ22が軸方向にたわむ
ことにより、第7図Bに示すようにバネの素線同
志が接触し、作動時にこすれによる音が生じると
いう問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点に着目してなされ
たもので、作動時のねじりコイルバネのたわみを
防止し、かつ、異音の発生をなくして、要求され
る踏力軽減力を得るためにねじりコイルバネの弾
力を有効に作用させようとするものである。
〔考案の構成〕
上記従来の問題点を解決するための本考案は、
ブラケツトの左右対向側板間に支軸を固着し、ペ
ダルアームを前記支軸に回動自在に取付け、前記
ブラケツトの左右対向側板に支軸を固着し、ペダ
ルアームを前記支軸に回動自在に取付け、前記ペ
ダルアーム、あるいは、ペダルアームに固着され
たアシストアームにコイルバネ中央連結部受け用
の切欠きを形成し、前記それぞれの左右側板の対
向する位置にコイルバネの両端屈曲部取付用の係
止孔を形成するとともに、該係止孔を、前記ペダ
ルアームの回動によつて揺動するアシストアーム
のバネ受け用切欠きの揺動範囲内に配設し、上記
コイルバネを、2つのコイル部と、中央連結部
と、両端折曲部により形成し、上記両コイル部
を、自由時に両コイル部の中心を通る共通の軸線
が非直線で、作動時に両コイル部を通る共通の軸
線が直線となるように構成したことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図ないし第4図に示す実施
例に基づいて説明する。
1はペダルサポートブラケツトで、該ペダルサ
ポートブラケツト1を構成する左右対向側板間
に、支軸2が固着され、この支軸2にスリーブ3
を介して筒軸状のボス4を回動自在に挿通支持さ
せ、前記ボス4にペダルアーム5、および、アシ
ストアーム6が固着されている。このアシストア
ーム6の先端部に切欠き7を形成し、この切欠き
7にねじりコイルバネ8の中央連結部9を係合連
結し、前記ペダルサポートブラケツト1の左右側
板の対向する位置に係止孔12を夫々形成し、こ
の係止孔12にねじりコイルバネ8の両端取付部
10が係合連結されている。ペダルアーム5の回
動に伴つてアシストアーム6の先端部切欠き7の
中心と支軸2の中心とで形成される揺動角度範囲
内、即ち、第1図に示すAとCとの間にペダルサ
ポートブラケツト1のバネ取付用の係止孔12が
設けられている。
第3図にねじりコイルバネ8の形状を示す。
ねじりコイルバネ8は1本のバネ材を曲げ加工
することにより製作されるが、バネの弾力を発生
させる2つのコイル部11a,11bを有し、中
央連結部9はアシストアーム6の切欠き7に取付
けられ、両端折曲部10はペダルサポートブラケ
ツト1の係止孔12に取付けられるものであ。上
記ねじりコイルバネ8のコイル部11a,11b
の中心軸が第3図Aに示すように、中央連結部9
および両端折曲部10と略反対方向に軸方向中心
部を基点として直線状に屈曲されている。即ち、
第3図Aで示すものは、各コイル部11a,11
bを通る共通の軸線がへ字状の非直線となつてい
る。第4図に示すように、コイル部11a,11
bの中心軸が円弧状に屈曲されていても差支えな
い。また、ねじりコイルバネ8のコイル部11
a,11bに、0.5〜1.0mmの線間隙間tを設け、
かつ、中央連結部9および両端積極部10の直線
部はコイル部11a,11bの中心軸線と並行に
形成されている。
〔作用〕
ペダルをP方向に踏み込むと、ペダルアーム5
およびアシストアーム6がP方向に回動する。こ
れに伴いアシストアーム6に係合連結されたねじ
りコイルバネ8の中央連結部9はA点からC点に
移動する。中央連結部9がA点からB点まではね
じりコイルバネ8の弾力はR方向(ペダルを戻す
方向)に働く。中央連結部9がB点をこえるとね
じりコイルバネ8の弾力はペダルアーム5をR方
向からP方向に押す力に変化し、ペダルの踏力を
軽減するものである。ペダルアーム5の回動に伴
つてアシストアーム6の切欠き7により、ねじり
コイルバネ8の中央連結部9を加圧して、このね
じりコイルバネ8を円周方向に縮めるように作用
する。この時ねじりコイルバネ8には中央連結部
9を軸方向に開かせる力が作用し、ねじりコイル
バネ8を軸方向にたわませようとする。しかし、
ねじりコイルバネ8には予め作動時のたわみと逆
方向のたわみ、即ち、中央連結部および両端折曲
部10と略反対方向に屈曲されているので上記中
央連結部9を軸方向に開かせる力により、取付作
動時には矯正されてねじりコイルバネ8は軸方向
に真直になる。
さらに、ねじりコイルバネ8のコイル部11
a,11bに、0.5〜1.0mmの線間隙間tにより、
作動時にバネ素線同志が接触せず異音や摩耗が生
じない。また、ねじりコイルバネ8の中央連結部
9および両端折曲部10の直線部分をコイル部1
1a,11bの中心軸線と並行に形成したため、
ねじりコイルバネ8が取付けられているペダルサ
ポートブラケツト1の係止孔12およびアシスト
アーム6の切欠き7に偏荷重がかからず、ペダル
の作動の円滑化が図れる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したので、次のよう
な効果が得られる。
(a) ねじりコイルバネを用いたペダルの踏力軽減
装置において、2つのコイル部と中央連結部を
両端折曲部を有し、前記コイル部を、自由時に
両コイル部の中心を徹共通の軸線が非直線で、
作動時にこの共通の軸線が直線となるように構
成し、ねじりコイルバネの両端折曲部をブラケ
ツトの左右側面のそれぞれの係止孔に取付ける
とともに、前記バネの中央連結部を前記バネ受
け用の切欠きに係合連結したので、ペダルを踏
み込んだ時ねじりコイルバネの屈曲が矯正され
て軸方向に真直になり、ねじりコイルバネが円
周方向にのみたわみ、ロスの原因となる軸方向
のたわみがなく、バネ本来の弾力を有効にペダ
ルの踏力軽減に働かせることができる。
(b) また、ペダルを踏み込んだ時ねじりコイルバ
ネを構成するコイル部の共通した中心軸が真直
になり、コイル部の線間隙間が保持され、バネ
素線同志が接触せず異音が発生したり摩耗が生
じなくて、ペダルの作動の円滑化と耐久性の向
上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のペダルの踏力軽減装置の一部
切欠側面図、第2図は第1図の一部切欠側面図、
第3図は本考案のねじりコイルバネを示す側面図
であり、Aは自由時のバネの形状、Bはペダル装
置への取付け作動時のバネの形状を示す側面図、
第4図はねじりコイルバネの他の実施例を示す側
面図、第5図は従来例を示すペダルの踏力軽減装
置の一部切欠側面図、第6図は第5図の分割斜視
図、第7図A,Bは従来例のねじりコイルバネの
形状を示す側面図である。 1……ペダルサポートブラケツト、2……支
軸、5……ペダルアーム、6……アシストアー
ム、7……切欠き、8……ねじりコイルバネ、9
……中央連結部、10……両端取付部、11a,
11b……コイル部、12……係止孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) ブラケツトの左右対向側板に支軸を固着し、
    ペダルアームを前記支軸に回動自在に取付け、
    前記ペダルアーム、あるいは、ペダルアームに
    固着されたアシストアームにコイルバネ中央連
    結部受け用の切欠きを形成し、前記それぞれの
    左右側板の対向する位置にコイルバネの両端屈
    曲部取付用の係止孔を形成するとともに、該係
    止孔を、前記ペダルアームの回動によつて揺動
    するアシストアームのバネ受け用切欠きの揺動
    範囲内に配設せしめ、 (b) 上記コイルバネを、2つのコイル部と、中央
    連結部と、両端折曲部により形成し、上記両コ
    イル部を、自由時に両コイル部の中心を通る共
    通の軸線が非直線で、作動時に両コイル部を通
    る共通の軸線が直線となるように構成したこと
    を特徴とするペダルの踏力軽減装置。
JP11900986U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH029389Y2 (ja)

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