JPH06122358A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JPH06122358A
JPH06122358A JP5076477A JP7647793A JPH06122358A JP H06122358 A JPH06122358 A JP H06122358A JP 5076477 A JP5076477 A JP 5076477A JP 7647793 A JP7647793 A JP 7647793A JP H06122358 A JPH06122358 A JP H06122358A
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wiper device
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栄二 三村
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徹 関口
Koji Saito
孝司 斉藤
Hideshi Sawara
英志 佐原
Takio Oya
多喜雄 大矢
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ワイパ装置を構成する各ア
ーム系における自励振動を防止し、払拭を良好にしたワ
イパ装置を提供する。 【構成】 ワイパ装置は、アームヘッド11と、アーム
リテーナ12と、アームピース13と、を構成要素とし
たアーム系10を備えている。そしてワイパ装置の構成
要素であるアーム系11に払拭方向へ可動可能とした可
動部17を形成し、この可動部17に防振用ゴム材15
を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパ装置に係り、特に
ワイパアームの自励振動を防止し、払拭を良好にしたワ
イパ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からワイパ装置80は、図15及び
図16で示すように、アームヘッド81と、アームリテ
ーナ82と、アームピース83と、を備えており、アー
ムヘッド81とアームリテーナ82とは回動軸84を介
して軸支され、アームリテーナ82とアームピース83
とは、リベット或はアジャストねじ85等で連結固定さ
れ、アームヘッド81とアームリテーナ82との間に取
付けられたばね86によってアームピース82及びアー
ムリテーナ83をガラス払拭面側に付勢させて、ワイパ
ブレードをガラス払拭面に常時押圧するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして従来のワイパ装
置80においては、ワイパブレードがガラス払拭面を摺
動する際に、ワイパブレードとガラス払拭面で発生する
僅かな加振力が、ワイパ装置を構成する各アーム系によ
って自励振動現象を起こさせ、より大きな振動となり、
アームヘッド81,アームリテーナ82,アームピース
83等の間でビビリ現象を引き起し、異音を発生すると
共に良好な拭きを阻害するという不都合があった。
【0004】上記不都合の防止策としては、ワイパ装置
80を構成するアームヘッド81,アームリテーナ8
2,アームピース83等の剛性を向上させて、ビビリ振
幅を縮少させ、加振力を小さくすることにより行なって
いるのが現状であり、抜本的な対策になっていない。
【0005】本発明の目的は、ワイパ装置を構成する各
アーム系における自励振動を防止し、払拭を良好にした
ワイパ装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ワイパ装置を構成す
る各アーム系における自励振動を防止し、耐久性に優
れ、外観が良好で、組付が容易なワイパ装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイパ装置
は、アームヘッドと、アームリテーナと、アームピース
と、を構成要素としたアーム系を備えたワイパ装置にお
いて、前記ワイパ装置の構成要素であるアーム系に払拭
方向へ可動可能とした可動部を形成し、この可動部に防
振用ゴム材を配設したことを特徴とする。
【0008】前記可動部を形成するアーム系の例として
は、アームリテーナとアームピースであって、可動部は
アームリテーナとアームピースを回転軸によって払拭方
向へ回動可能に形成して構成する。
【0009】また可動部を形成するアーム系の他の例と
しては、アームヘッドとアームリテーナであって、可動
部はアームヘッドとアームリテーナとの間で払拭方向へ
回動可能に形成して構成する。
【0010】さらに可動部を形成するアーム系の他の例
としては、分割されたアームヘッドとして、分割された
アームヘッドを防振用ゴム材で一体化して構成すること
もできる。なお可動部及び防振用ゴム材の配設は、アー
ム系のすべてであってもよい。
【0011】さらに可動部はアームリテーナとアームピ
ースを回転軸によって払拭方向へ回動可能に形成し、ア
ームリテーナのアームピース側先端を内側に付勢した対
向するばね体として、アームピースを保持して構成する
こともできる。
【0012】そしてアームヘッドと、アームリテーナ
と、アームピースと、を構成要素としたアーム系を備え
たワイパ装置において、前記アームリテーナとアームピ
ースは防振用ゴム材及び弾性体によって連結され、前記
アームピースが前記アームリテーナに対してフローティ
ング状態で保持して構成する。
【0013】
【作用】本発明では、ワイパ装置の構成要素であるアー
ム系に払拭方向へ可動可能とした可動部を形成し、この
可動部に防振用ゴム材を配設した構成であるので、払拭
するときにガラス面とワイパブレードとの間で発生した
加振力は、アームピースに伝達され、アームピースはア
ームリテーナに対して払拭方向に動こうとする。
【0014】そしてアームリテーナとアームピース、或
はアームヘッドとアームリテーナ等のアーム系には、可
動部により可動可能に構成されており、可動可能に構成
されたアーム系には防振用ゴム材が配設されている。従
って、アームリテーナとアームピース,アームヘッドと
アームリテーナ等のアーム系が可動しようとすると、配
設された防振用ゴム材に圧縮,引張り力が加わることに
なり、この力によって防振用ゴム材が変形し、加振力の
一部が熱として消費される。
【0015】これにより、ワイパ装置のアーム系に生じ
る自励振動が抑制でき、ワイパ装置のビビリ振動を抑制
し、異音の発生、払拭阻害を防止できる。
【0016】またアームリテーナとアームピースは防振
用ゴム材及び弾性体によって連結され、アームピースが
アームリテーナに対してフローティング状態で保持して
構成すると、アームピースは弾性体のタワミで可動可能
になり、防振用ゴム材と弾性体の2カ所でアームリテー
ナとアームピースはフローティング支持することがで
き、アームピースの加振力は弾性体を中心として可動で
き、防振用ゴム材を変形させ、振動を抑制する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0018】図1乃至図3は本発明の第1実施例を示す
ものであり、本例におけるワイパ装置Sは、図1で示す
ように、アーム系10としてのアームヘッド11,アー
ムリテーナ12,アームピース13と、ワイパブレード
14と、防振用ゴム材15と、を構成要素としている。
【0019】そしてアームヘッド11とアームピース1
3との間には、ばね部材16が配設されており、このば
ね部材16によりアームリテーナ12及びワイパブレー
ド14をガラス払拭面(図示せず)側に付勢させて、ワ
イパブレード14がガラス払拭面に常時押圧するように
構成されている。
【0020】本例のアームヘッド11には連結孔11a
が形成され、この連結孔11aに、図示しない駆動装置
と連結されたピボット軸(図示せず)が連結される。ま
たアームヘッド11にはピン11bが配設されており、
さらにアームヘッド11には円筒状のブッシュ11cが
形成され、このブッシュ11cにリベット軸11dが配
置されてアームリテーナ12を払拭面(即ちガラス面)
側に回転可能に軸支している。
【0021】本例のアームリテーナ12は断面コ字状を
しており、アームリテーナ12とアームピース13との
間には可動部17が形成されている。この可動部17
は、アームリテーナ12とアームピース13とを連結す
る回転軸17aで構成され、この回転軸17aによって
アームリテーナ12とアームピース13とが回転可能に
取付けられている。
【0022】本例の回転軸17aは、アームリテーナ1
2及びアームピース13にそれぞれ形成された連結孔1
2a,13aに中空円筒状のカラー17bを配置して、
このカラー17bの中でリベット17cによって連結し
て形成されている。
【0023】本例のアームピース13は、図3で示すよ
うに、アームピース13の端部がアームリテーナ12か
ら延出する面に対して略90度ひねった連結端部13b
として形成されている。このため、前記回転軸17aの
配設空間を有効に確保することができる。なお上記アー
ムピース13には、ワイパブレード14が取付けられて
いる。
【0024】そして可動部17が形成されたアームリテ
ーナ12とアームピース13には、防振用ゴム材15
(15a,15b)が2か所に配設されている。本例に
おける防振用ゴム材15(15a,15b)の配置位置
は、断面コ字状のアームリテーナ12の内側位置で、上
記回転軸17aを挟んで、アームリテーナ12の端部位
置12bと、アームピース13の端部位置13cとして
おり、アームピース13と防振用ゴム材15とが密着し
て保持するように構成している。
【0025】従って上記回転軸17aによってアームピ
ース13がアームリテーナ12と連結されることによっ
て、同時に防振用ゴム材15(15a,15b)も取付
けられる。
【0026】また本例の防振用ゴム材15は、通常の合
成ゴム材,天然ゴム材等を用いているが、防振用ゴム材
15として、例えば高減衰ゴム(内外ゴム(株)製:商
品名「ハネナイト」)を使用すればより効果的である。
この防振用ゴム材15によって、アームピース13の動
きが規制されている。
【0027】またアームリテーナ12とアームヘッド1
1とは、ばね部材16により連結されている。本例のば
ね部材16は、フック16aと連結した引張コイルスプ
リング16bを構成要素としており、引張コイルスプリ
ング16bの一端部側をアームリテーナフック12cに
連結し、フック16aの一端部を前記アームヘッド11
のピン11bに係合する。
【0028】次に上記構成からなるワイパ装置Sの作用
について説明する。ワイパ装置Sを駆動してガラス面を
払拭すると、ワイパブレード14がガラス面を払拭揺動
するが、このときワイパブレード14に加振力が働く。
この加振力はアームピース13に伝達されるが、アーム
ピース13は回転軸17aによってアームリテーナ12
と連結されており、加振力は回転軸17aを中心とした
アームピース13の回転力に変換される。従ってアーム
ピース13は回転軸17aを中心に回転しようとする。
【0029】しかしアームピース13とアームリテーナ
12との間には、防振用ゴム材15が回転軸17aを挟
んで配設されているので、アームピース13の回転力
は、防振用ゴム材15を圧縮,引張り力する力となる。
そしてアームピース13の回転力が防振用ゴム材15に
圧縮、引張による変形を生じさせ、加振力の一部が熱と
して消費される。従って、ワイパ装置Sのアーム系10
に生じる自励振動を抑制することができ、ワイパ装置S
のビビリ振動を抑制し、異音の発生や拭きの阻害が防止
できる。
【0030】なお上記実施例では、防振用ゴム材15
(15a,15b)を2つ用いて、回転軸17aを挟ん
で別個に配設した例を示したが、図4で示すように、防
振用ゴム材15をアームピース13と一体モールド型と
して、アームリテーナ12と回転軸17aによって連結
してもよい。
【0031】図5は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、例えば、図5で示すように、アーム系10を構成
するアームヘッド11を分割して構成したものである。
即ちアームヘッド11を分割して、ピボット軸が連結さ
れる連結孔11aが形成された第1部分21と、円筒状
のブッシュ11cが形成されて、このブッシュ11cに
リベット軸11dが配置される第2部分22とに分けて
構成し、これらの第1部分21と第2部分22とを防振
用ゴム材15でモールド成形して一体化したものであ
る。
【0032】図6及び図7は本発明の第3の実施例を示
すものであり、前記図1乃至図3で示す実施例の変形で
あり、同一部材等には同一符号を付してその説明を省略
する。図1乃至図3で示す実施例では、アームピース1
3の端部がアームリテーナ12から延出する面に対して
略90度ひねった連結端部13bとしているが、本例で
はこのようにひねった連結端部を形成せず、そのままの
形状部としていることと、防振用ゴム材15をアームピ
ース13の反ブレードゴム側端部だけに形成したこと
と、リテーナカバー23を設けたことにある。本例のよ
うに構成しても上記実施例と同様な作用効果を奏するこ
とができる。
【0033】図8及び図9は本発明の第4の実施例を示
すもので、図8は図1と同様な裏面図、図9は図8のD
−D線断面図である。本例でも上記第1実施例と同一部
材等には同一符号を付してその説明を省略する。前記実
施例では、アームリテーナ12とアームピース13とを
回転軸17aやリベット17cで軸支した例を示した
が、本例では、アームピース13の可動中心位置として
アームピース13の外周部分を弾性体50で包み込み、
防振用ゴム材15と共に、アームリテーナ12で支持し
た構成としている。
【0034】即ち、図8で示すように、アームリテーナ
12の防振用ゴム材15の配置位置に、両側から内側に
突起した突出部12dを形成し、この突出部12dに断
面H状の防振用ゴム材15を配設する。この防振用ゴム
材15によってアームピース13の端部13bを挾持し
ている。本例のように構成すると、防振用ゴム材15の
組付が容易となる。本例における防振用ゴム材15は次
述する弾性体50よりバネ定数の小さいものを用いてい
る。
【0035】またアームリテーナ12のアームピース1
3側の端部12eには、貫通孔50aを備えた矩形の弾
性体50が配設される。アームリテーナ12のアームピ
ース13側の端部12eは、図8及び図9で示すように
分割されており、弾性体50の貫通孔50aにアームピ
ース13を挿着した後で、弾性体50をアームリテーナ
12の端部位置に配置して、アームリテーナ12の端部
12eを折曲げて取付ける。また本例の弾性体50は上
記防振用ゴム材15よりバネ定数の大きいものを用いて
いる。
【0036】本例のように構成すると、アームリテーナ
12とアームピース13をフローティング構造とするこ
とができ、弾性体50のタワミで可動可能とし、バネ定
数の小さい防振用ゴム材15とバネ定数の大きな弾性体
50の2カ所でアームリテーナ12とアームピース13
はフローティング支持することができる。そしてアーム
ピース12の加振力は弾性体50を中心として可動させ
て、防振用ゴム材15を変形させ、振動を抑制できる。
【0037】以上のような構成であるので、アームリテ
ーナ及びアームピースとの間の軸受のスペースを必要と
しない。また軸受等を用いていないので潤滑油が不要
で、強度耐久性を向上させることができ、さらに金具と
金具の間の部材間の摺動が少なく摩擦によるガタガタ
音、金属のキシミ音を防止し、また摩擦粉の発生による
汚れ防止することができる。
【0038】そしてアーム系を構成する塗装金具等への
影響がないため、表面処理(塗装)についての損傷がな
く、耐食性に優れ、外観上も美しく構成することができ
る。また部品点数、組付・加工工数低減等によるコスト
ダウンを図ることができる。
【0039】図10及び図11は本発明の第5の実施例
を示すもので、上記図8及び図9で示す実施例の変形で
あり、図10は図8と同様な断面図、図11は要部分解
斜視図である。本例では、前記第4の実施例における弾
性体50の組付の他の例を示すものであり、第4の実施
例ではアームリテーナ12のアームピース13側の端部
12eを折曲げて弾性体50を取着した例を示したが、
本例では押え板60を用いた例を示すものである。
【0040】即ち本例では、アームリテーナ12のアー
ムピース13側の端部12eに複数の係合孔12f,1
2fを形成し、この係合孔12fと嵌合する突起62,
62・・が形成された押え板60を用いている。具体的
には図11で示すように、押え板は、板体61の側部に
上記係合孔12f,12f・・と嵌合する突起を左右2
か所で間隔をおいて形成し、この間隔の間に下方に延出
した係合突起63が両側に1箇所形成されている。また
アームピース13は両側にくびれ部13dが形成され、
このくびれ部13dの位置で弾性体50(鎖線で示す)
を配置して、押え板60を押し込んで突起62を係合孔
12fに嵌合して組付けるものである。本例のように構
成すると、弾性体50の組付がきわめて容易となる。
【0041】図12乃至図14は本発明の第6の実施例
を示すもので、図12は図1と同様な裏面図、図13は
図12の要部断面図、図14はアームリテーナ端部の斜
視図である。本例では、アームリテーナ12のアームピ
ース13側の端部(いわゆるリテーナエンド)を、内側
に付勢した対向するばね体70に形成して、このばね体
70でアームピース13を挾持したものである。
【0042】即ち、図14で示すように、本例のアーム
リテーナ12は、長尺中空箱形をしており、アームピー
ス13側の端部は、2方向から内側に付勢された対向す
るばね体70として形成されている。本例のばね体70
は先端部が外側に折れ曲がった折曲部71が形成され、
これによってアームピース13の挿着を容易にしてお
り、またばね体70には切欠部72が形成されて、アー
ムピース13の払拭方向振動を吸収,低減し易く構成さ
れている。なお符号74はワッシャ或はカラー等であ
る。
【0043】本例のように構成すると、アームリテーナ
12のアームピース13側の端部(リテーナエンド)
は、ばね体70として、材質,熱処理などにより、ばね
定数を変えることができ、このばね体70を変更するこ
とにより、防振用ゴム材の過大変形防止と長寿命化を図
ることができる。
【0044】以上のように、本発明では、防振用ゴム材
を可動部が形成されたアーム系に用い、ワイパ装置を構
成するアーム系の自振振動を抑制することができる。ま
たこのように防振用ゴム材,弾性体,ばね体等による構
成であるので、前記した各実施例に限定されるものでは
なく、各種の改変が可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明では、ワイパ装置を構成するアー
ム系に振動減衰構造を持たせるために、アーム間を払拭
方向に可動可能とした可動部を形成し、この可動部に、
防振用ゴム材を配設したので、ワイパ装置によりガラス
面の払拭の際にワイパブレードに加振力が働き発生する
僅かな加振力の一部を、可動部により払拭方向の動きに
変えると共にこの動きを防振用ゴム材の変形等に吸収さ
せ、防振用ゴム材により熱として消費させ、ワイパ装置
を構成するアーム系に自励振動現象が生じるのを防止す
る。従って、ワイパ装置のアーム系における自励振動が
抑制でき、ワイパ装置のビビリ振動を抑制でき、異音の
発生を防止し、払拭を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイパ装置の裏面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】他の実施例を示す部分裏面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す部分裏面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例を示す部分裏面図であ
る。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す図1と同様な裏面
図である。
【図9】図8のD−D線断面図である。
【図10】本発明の第5の実施例を示す図8と同様な断
面図である。
【図11】本発明の第5の実施例の要部分解斜視図であ
る。
【図12】本発明の第6の実施例を示す図1と同様な裏
面図である。
【図13】図12の要部断面図である。
【図14】アームリテーナ端部の斜視図である
【図15】従来例を示すアーム部分の平面図である。
【図16】図15のE−E断面図である。
【符号の説明】
10 アーム系 11 アームヘッド 11b ピン 11c ブッシュ 11d リベット軸 12 アームリテーナ 12a 連結孔 12b アームリテーナの端部位置 12c アームリテーナフック 13 アームピース 13a 連結孔 13b 連結端部 13c アームピースの端部位置 14 ワイパブレード 15 防振用ゴム材 16 ばね部材 16a フック 16b 引張コイルスプリング 17 可動部 17a 回転軸 17b カラー 17c リベット S ワイパ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 孝司 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 (72)発明者 佐原 英志 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 (72)発明者 大矢 多喜雄 東京都武蔵野市境南町2丁目27番2号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームヘッドと、アームリテーナと、ア
    ームピースと、を構成要素としたアーム系を備えたワイ
    パ装置において、前記ワイパ装置の構成要素であるアー
    ム系に払拭方向へ可動可能とした可動部を形成し、この
    可動部に防振用ゴム材を配設したことを特徴とするワイ
    パ装置。
  2. 【請求項2】 前記可動部を形成するアーム系は、アー
    ムリテーナとアームピースであって、可動部はアームリ
    テーナとアームピースを回転軸によって払拭方向へ回動
    可能に形成してなる請求項1記載のワイパ装置。
  3. 【請求項3】 前記可動部を形成するアーム系は、アー
    ムヘッドとアームリテーナであって、可動部はアームヘ
    ッドとアームリテーナとの間で払拭方向へ回動可能に形
    成してなる請求項1,2記載のワイパ装置。
  4. 【請求項4】 前記可動部を形成するアーム系は、分割
    されたアームヘッドであり、これら分割されたアームヘ
    ッドを防振用ゴム材で一体化した請求項1,2,3記載
    のワイパ装置。
  5. 【請求項5】 前記可動部を形成するアーム系は、アー
    ムリテーナとアームピースであって、可動部はアームリ
    テーナとアームピースを回転軸によって払拭方向へ回動
    可能に形成し、アームリテーナのアームピース側先端を
    内側に付勢した対向するばね体として、アームピースを
    保持してなる請求項1,2,3記載のワイパ装置。
  6. 【請求項6】 アームヘッドと、アームリテーナと、ア
    ームピースと、を構成要素としたアーム系を備えたワイ
    パ装置において、前記アームリテーナとアームピースは
    防振用ゴム材及び弾性体によって連結され、前記アーム
    ピースが前記アームリテーナに対してフローティング状
    態で保持してなるワイパ装置。
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