JPH028879B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH028879B2
JPH028879B2 JP58004768A JP476883A JPH028879B2 JP H028879 B2 JPH028879 B2 JP H028879B2 JP 58004768 A JP58004768 A JP 58004768A JP 476883 A JP476883 A JP 476883A JP H028879 B2 JPH028879 B2 JP H028879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
cutter
cutting
blade
receiving plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58004768A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59129699A (ja
Inventor
Hiroyuki Takenaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP58004768A priority Critical patent/JPS59129699A/ja
Publication of JPS59129699A publication Critical patent/JPS59129699A/ja
Publication of JPH028879B2 publication Critical patent/JPH028879B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコルゲータ等に使用される段ボールス
リツタに関するものである。
従来この種の装置はスリツタと称し、第1図の
如く上下に配置した回転軸1,1′に、それぞれ
かなり厚手の円板状回転刃2,2′を喰い違い状
に対設し、同軸1,1′を被切断材の移送速度よ
り若干速い速度、たとえば105〜130%の速度で回
転させながら、両刃間に被切断材を挾み込んで剪
断する方法を採つていた。
このため、被切断材が段ボールのような平滑ラ
イナ紙と波形中芯紙を貼合した中空複合紙等の場
合には、刃物による切断開始以前に刃物による圧
縮作用を受けて、切断部付近が変形し、かつ切断
方式も厚刃物によるせん断であるため切口が潰
れ、所謂カラスの足跡を生じる不具合があり、ま
た上下刃物がオーバラツプする部分の間隙調整に
は、極力良好な切断面を得るために、厳密なミク
ロンオーダの刃先調整が必要であつた。
これらの欠点を改善するものとして、丸鋸歯、
円形刃等1枚の回転刃物によるスリツタが従来も
提案されている。しかしこのような単刃によるス
リツタでは、従来の問題点があつた切口潰れ等前
記した欠点は本質的には解消できるが、新たに解
決すべき以下の諸問題が発生する。
即ち、従来の複刃による切断では、所謂鋏で切
るようなシエアカツトであるのに対し、単刃では
引き切りとなつて切断様式が異なるため、単刃で
は刃先をできるだけ鋭くする必要がある。従つて
刃物剛性も小さくなり、欠けが生じ易くなるため
安全対策が必要であつた。また前記の単刃による
切断様式では複刃による場合より切断時の紙粉発
生が多くなる欠点があつた。
さらに切断時の荷重を受けるため、刃物の刃先
部に対向して被切断材を支持する受け材を対設す
る必要があるなど、単刃方式を実用化するために
は種々の問題を解決する必要があると共に、付帯
部品の増設が必要であつた。
本発明は前記従来の複刃スリツタ並びに単刃ス
リツタの諸欠点を解消するために提案されたもの
で、平行に配設した2本の回転軸の一方に円板状
の刃物を固定し、他方の回転軸にデイスク状の受
け板を前記刃物の刃先が前記受け板に設けた周面
溝内に収まるように対設すると共に、前記周面溝
底に紙粉を吸引排出する気体導通孔を穿設し、か
つ同気体導通孔を前記他方の回転軸の内部空洞に
連通してなる構成を備え、段ボールの潰れ防止等
品質を向上させる単刃スリツタにおいて、刃物切
損対策、紙粉対策を簡易な方法で解決できるよう
にした段ボールスリツタを提供せんとするもので
ある。
以下本発明を図面の実施例に基づき詳細に説明
すると、第2図は本発明の1実施例を示す段ボー
ルスリツタの一部断面正面図である。同図におい
て、3は上回転軸であり、同軸3にはデイスク状
の刃物固定板4,4′が摺動可能に装着され、両
刃物固定板4,4′の間には円板状の刃物5が固
着されている。刃物5の刃部は鋸歯、平刃等の形
状は任意のものとする。
また上回転軸3に平行に下回転軸6が並設さ
れ、同下回転軸6にはデイスク状の受け板7が摺
動可能に装着されている。受け板7の外周面には
刃物5の刃先がインサートでき、刃先厚みよりわ
ずかに大きい幅の周面溝8を有し、同周面溝8の
溝底には気体導通孔9が穿設されている。また受
け板7の両端部は蛇腹10で連結され、下回転軸
6に適宜装着されたフランジ11にさらに連結さ
れて、蛇腹10と下回転軸6の間に形成される空
間を、蛇腹10により隔絶している。
一方下回転軸6には、蛇腹10と受け板7が覆
つている範囲において、適宜気体導通孔12が穿
設されている。なお、上回転軸3は軸受13で回
転自在に支承され、その軸端部は回転駆動系14
に連結されている。
また下回転軸6も同様に軸受15で回転自在に
支承されると共に、軸端部は気体導通カツプリン
グ16に連結され、さらに図示しない気体吸引装
置に連結されている。なお、下回転軸6は段ボー
ル17の移送速度に同期させて強制駆動させても
よいし、段ボール17との接触による摩擦力によ
つて従動させるようにしてもよい。
さて前記構造の装置において、駆動系14に回
転動力が加えられると、上回転軸3は回転し、同
上回転軸3に装着された刃物5が回転して、第2
図の紙面垂直に給送されてくる被切断材である段
ボール17を切断するわけであるが、このとき刃
物5に対設された受け板7の外周面18は段ボー
ル17を支持する機能を持つており、また受け板
7の外周面に形成された周面溝8には、刃物5の
刃先部が嵌り込むようになつているので、切断時
の切断荷重を受けとめる作用をし、しかも段ボー
ル17の変形を規制するために切断時の荷重を減
少させ、かつ切味を向上させる。
また周面溝8の幅は刃物5の刃先部厚みより
0.5〜5mm大きくするのが適当と思われるが、場
合によつては更に溝幅をせばめて刃先部厚みに近
くすることにより、刃先の低剛性である障害、例
えば折損、欠損を排除する機能を更に強化するこ
とも可能である。また、切断時には刃先が周面溝
8に嵌つているので、切断時に刃先が欠けても破
片の飛散を防止させることもできる。
さらに、切断によつて生じる紙粉は、即座に周
面溝8の溝底に穿設された気体導通孔9より、下
回転軸6に設けられた気体導通孔12を介し、下
回転軸6の内部空洞を通じて気体導通カツプリン
グ16より図示省略の処理装置に向けて吸引排出
される。
以上の如く本発明は、刃物の刃先を収めるデイ
スク状受け板の周面溝の溝底に紙粉を吸引排出す
る気体導通孔を穿設すると共に、同気体導通孔を
他方の回転軸の内部空洞に連通するようにしたの
で、工場から発生する紙粉を回収することができ
て紙粉公害を防止し、かつ紙粉の回収と共に流動
する気体により刃物を冷却して刃物の発熱による
折損、切断精度低下等を除去することができ、か
つ刃物の刃先に紙粉が付着して切味が低下するの
を未然に防止し、良好な切味をもつ段ボールスリ
ツタを提供できる。
従つて本発明によると、前記の如く優れた性能
をもつ段ボールスリツタを簡易に実現でき、極め
て優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の段ボールスリツタの1例を示す
正面図、第2図は本発明の実施例を示す段ボール
スリツタの1部断面正面図である。 図の主要部分の説明 3…上回転軸、4,4′
…刃物回定板、5…刃物、6…下回転軸、7…デ
イスク状の受け板、8…周面溝、9…気体導通
孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平行に配設した2本の回転軸の一方に円板状
    の刃物を固定し、他方の回転軸にデイスク状の受
    け板を前記刃物の刃先が前記受け板に設けた周面
    溝内に収まるように対設すると共に、前記周面溝
    底に紙粉を吸引排出する気体導通孔を穿設し、か
    つ同気体導通孔を前記他方の回転軸の内部空洞に
    連通してなることを特徴とする段ボールスリツ
    タ。
JP58004768A 1983-01-15 1983-01-15 段ボ−ルスリツタ Granted JPS59129699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58004768A JPS59129699A (ja) 1983-01-15 1983-01-15 段ボ−ルスリツタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58004768A JPS59129699A (ja) 1983-01-15 1983-01-15 段ボ−ルスリツタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129699A JPS59129699A (ja) 1984-07-26
JPH028879B2 true JPH028879B2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=11593033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58004768A Granted JPS59129699A (ja) 1983-01-15 1983-01-15 段ボ−ルスリツタ

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JPS59129699A (ja) 1984-07-26

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