JP5545939B2 - 裁断刃、裁断装置、裁断時のダスト捕集方法 - Google Patents

裁断刃、裁断装置、裁断時のダスト捕集方法 Download PDF

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本発明は、紙やプラスチックフィルムなどのシート材を裁断する裁断刃、裁断装置並びに裁断時のダスト捕集方法に関し、特に、裁断されたシート材の裁断端部やその周辺に付着している裁断屑等のダストを効果的に除去できるようにしたものである。
従来、例えば製紙工場やプラスチックフィルム工場などでは、紙製あるいはプラスチック製の長尺シート材を、その幅方向に裁断して短尺の平判に仕上げたり、シート材長さ方向に沿って裁断して小幅のシート材に仕上げたりしている。また、裁断時には裁断屑などのダストが発生するので、かかるダストを除去する装置が使用されている。
裁断時に発生するダストを除去する装置としては、例えば、特許文献1に開示された除去装置が知られている。同文献1の除去装置は、裁断されたシート材の表面にエアー(処理空気)を吹き付け、そのエアーの流れをコアンダ効果によって空気回収部へ導くことにより、シート材の表面に付着しているダストを除去回収するというものである。
しかしながら、特許文献1に開示されている従来の除去装置によると、前記の通り、裁断されたシート材の表面にエアーを吹き付け、そのエアーの流れをコアンダ効果によって空気回収部へ導く構成であるため、裁断されたシート材の表面に付着したダストは除去可能であるが、裁断されたシート材の裁断端面に付着したダストを効果的に除去することはできず、ダストを含んだ不良品が発生する問題を完全に解消するには至っていない。
前記のように除去されなかった裁断端面のダストがシート材の表面に再付着したら、シート材の表面に印刷を施したときに、ダストの部分がスポット的に白抜けの白点になる等、印刷不良が生じる。また、裁断端面のダストが例えばインクジェット印刷機のインク吐出ノズルに再付着したら、インク吐出ノズルの目詰まりによって印刷不良が生じる等の問題を引き起こす。
特開2006−26752号公報
本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、裁断されたシート材の裁断端面やその周辺に付着している裁断屑等のダストを効果的に除去できる裁断刃、裁断装置、裁断時のダスト捕集方法を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明に係る裁断刃は、駆動軸の外周に取り付けられ、該駆動軸を中心に回転駆動されて対向する一対の裁断刃でシート材を裁断する少なくとも一方の裁断刃であって、前記裁断刃は、刃先と刃先を支持する裁断刃の胴体部である裁断刃本体部とからなり、前記裁断刃本体部に、複数の吸引通路と、前記吸引通路の外周端部からなり、開口向きが前記刃先方向を向いている複数の吸引口と、を備え、前記吸引口は、前記吸引通路を介して吸引手段に接続され、前記吸引手段の吸引力が吸引口に作用し、前記吸引口から最短距離にある前記刃先で裁断された前記シート材の裁断端面やその周辺に付着しているダストを吸引することを特徴とする。
前記本発明に係る裁断刃において、前記裁断刃本体部は、前記駆動軸の胴面から直立した略鍵型からなり、前記刃先は、前記裁断刃本体部の前記駆動軸から離れた側の先端部に前記駆動軸に対して略垂直に形成され、該刃先から少し駆動軸寄りの箇所に窪みを有し、該窪みの前記駆動軸寄りの該駆動軸の胴面と平行な面上に前記吸引口を有するように構成してもよい。また、前記複数の吸引通路は、放射状に等間隔で形成されているように構成してもよい。
前記本発明に係る裁断刃において、前記駆動軸を回転しないように固定し、上側の裁断刃と重なる位置付近に2から3のダスト誘導通路を設けて構成してもよい。
本発明に係る裁断装置は、対向する一対の裁断刃でシート材を裁断する裁断装置において、一対の裁断刃のうち少なくともいずれか一方の裁断刃が前記本発明の裁断刃からなることを特徴とする。
本発明に係る裁断時のダスト捕集方法は、駆動軸の外周に取り付けられ、該駆動軸を中心に回転駆動されてシート材を裁断する対向する一対の裁断刃を用いた裁断装置のダスト捕集方法であって、前記裁断刃の少なくとも一方は、刃先と刃先を支持する裁断刃の胴体部である裁断刃本体部とからなり、前記裁断刃本体部に、複数の吸引通路と、前記吸引通路の外周端部からなり、開口向きが前記刃先方向を向いている複数の吸引口と、を備え、前記吸引口は、前記吸引通路を介して吸引手段に接続され、前記吸引手段の吸引力が前記吸引口に作用し、前記裁断刃による前記シート材の裁断時に、前記吸引口から最短距離にある前記刃先で裁断された前記シート材の裁断端面やその周辺に付着しているダストを吸引することを特徴とする。
本発明にあっては、前記の如く、裁断刃本体部に吸引口を設け、吸引口からシート材の裁断端面やその周辺に付着しているダストを吸引する構成を採用したため、シート材の裁断端面やその周辺に付着している裁断屑等のダストを効果的に除去することができ、ダストの付着による不良品の発生が減り、ダストに起因した印字不良も減る等の作用効果が奏し得られる。
図1は、本発明の第1の実施形態である裁断刃を適用した裁断装置の説明図である。 図2は、図1の裁断装置で採用した裁断刃の拡大図であって、(a)は裁断刃の正面図、(b)はその平面図、(c)はS1−S1断面図である。 図3は、図2のS1−S1断面拡大図である。 図4は、本発明の第2の実施形態である裁断刃を適用した裁断装置の正面図である。 図5は、図4中の裁断刃の説明図であり、(a)は裁断刃の刃先付近の部分拡大平面図、(b)は裁断刃の刃先付近の断面図である。 図6は、本発明の第3の実施形態である裁断刃を適用した裁断装置の斜視図である。 図7は、図6中の下側の裁断刃の説明図であり、(a)は当該裁断刃の部分平面図、(b)当該裁断刃の断面図である。 図8は、本発明の第4の実施形態である裁断刃の概念図である。 図9は、本発明の第5の実施形態である裁断刃の概念図である。 図10は、本発明の第6の実施形態である裁断刃の概念図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態である裁断刃を適用した裁断装置の説明図、図2は図1の裁断装置で採用した裁断刃の拡大説明図、図3は図2のS1−S1断面拡大図である。
図1の裁断装置Mは、長尺のシート材Sを連続的に移送する移送手段1と、シート材Sの移送路の途中に設けた裁断部2とを備えている。
移送手段1は、図示しない繰出しロールから長尺のシート材Sを順次繰り出すドライブロール(図示省略)と、繰り出されたシート材Sを裁断部2へ誘導する第1のガイドロール10と、裁断されたシート材Sを図示しない巻取りロールへ誘導する第2のガイドロール11とを備えている。
裁断部2は、第1のガイドロール10と第2のガイドロール11との間に位置し、シート材Sの移送経路を挟んで上下に対向する一対の裁断刃20、21を有している。一対の裁断刃20、21は、いずれも円形の刃物であって、シート材Sの幅方向(シート材Sの移送方向Aと直交する方向)に所定ピッチで複数配置されている(図3参照)。
また、それぞれの裁断刃20、21は個別にシート材Sの移送方向Aと直交する駆動軸3、4を有しており、下側の裁断刃21は、駆動軸3の外周に取り付けることで、該駆動軸3を中心に回転駆動されるように構成してある。上側の裁断刃20も同様に、駆動軸4の外周に取り付けることで、該駆動軸4を中心に回転駆動されるように構成してある。そして、両裁断刃20、21の刃先20T、21Tが図3のように相互に擦れ違って回転することにより、シート材Sはその長さ方向に沿って裁断されて小幅のシート材になる。
下側の裁断刃21とその駆動軸3との取り付け構造例として、本裁断装置Mでは、下側の裁断刃21の全体形状をリング形状とし、そのリングの内側に駆動軸3を通して固定する構造を採用したが、これに限定されることはない。図示は省略するが、上側の裁断刃20とその駆動軸4との取り付け構造も同様である。
図2(a)(b)及び図3に示したように、下側の裁断刃21は、刃先21Tと刃先21Tを支持する裁断刃の胴体部である裁断刃本体部21Eから構成され、刃先21Tより少し離れた位置の裁断刃本体部21Eに、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストを吸引する吸引口5を備えている。この吸引口5の開口向きは裁断刃21の刃先21T方向であり、吸引口5から最短距離にある刃先21Tの先端方向を向いていることが好ましい。
本裁断装置Mでは、吸引口5の具体的な設置構造例として、図2のように、下側の裁断刃21の一面に吸引通路6を放射状に等間隔で複数形成し、それぞれの吸引通路6の外周端部(刃先21Tに近い方の端部)を吸引口5として使用する構造を採用した。吸引通路6や吸引口5の数や形状は、図2の例に限定されることはなく、必要に応じて適宜変更することができる。
また、前記吸引口5は、前記吸引通路6と、駆動軸3に設けたダスト誘導通路7A、7Bとを介して周知の吸引手段8に接続されており、吸引手段8の吸引力がダスト誘導通路7A、7Bおよび吸引通路6を介して吸引口5に作用することにより、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストDは、吸引口5から吸引通路6を経てダスト誘導通路7A、7B内に強制的に吸引される。吸引手段8としては、例えばファンなどを挙げることができる。またダスト誘導通路7Aは図1、図2において8つ設けているが、駆動軸3を回転しないように構成することにより、上側の裁断刃20との重なり部分付近に位置する2〜3つにすることが好ましく、ダスト誘導通路7Aの数を減らすことで、吸引力の分散を抑制することができ、吸引口5への吸引力を向上させることができる。
次に、図1の裁断装置Mの動作について図3を用いて説明する。
図1の裁断装置Mによりシート材Sを裁断する際、裁断対象のシート材Sは、図示しない繰出しロールからドライブロール(図示省略)、第1のガイドロール10、上下の裁断刃20、21間、および第2のガイドロール11を通して、図示しない巻取りロールに移送されるようにセットされる。
そして、図示しない始動スイッチをオンにすることにより、図1の裁断装置Mでは、駆動軸3、4によって一対の裁断刃20、21が回転駆動され、ドライブロールによって繰出しロールからシート材Sが繰出される。繰出されたシート材Sは、回転する一対の裁断刃20、21間を通過する際に裁断される。また、吸引手段8の吸引力が吸引口5に作用し、吸引口5からの吸引動作も始まる。
裁断時にシート材Sから発生した裁断屑等のダストDは、図3のように裁断されたシート材Sの裁断端面に付着する場合がある。裁断直後のシート材Sの裁断端部は、上側の裁断刃20で下方に押され、吸引口5に向って垂れ下がるから、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストDは、吸引口5から吸引通路6を経てダスト誘導通路7A、7B内に効果的に吸い込まれる。
図4は、本発明の第2の実施形態である裁断刃を適用した裁断装置の正面図であり、図5は、図4中の裁断刃の説明図である。
図4の裁断装置Mは、ギロチンカッターからなる裁断刃20でシート材Sを押し切るタイプの装置であって、ハンドルHを掴んでレバーLを振り下ろすことにより、裁断刃20が裁断ベース板23に向って下降し、その刃先20Tで裁断ベース板23上のシート材Sを押し切るものである。レバーLを用いずに油圧等により裁断刃20が上下するような機構を用いてもよい。
裁断刃20の裁断刃本体部20Eは、図5(a)(b)のようにシート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストD(図3参照)を吸引する吸引口5を備えている。この吸引口5の具体的な構造例として、図4の裁断装置Mでは、裁断刃20の刃先20T付近に段部20Dを形成するとともに、その段部20Dの傾斜した立ち上り面20Sにスリット溝9を形成し、かかるスリット溝9の上部開口を吸引口5として使用するようにした。なお、スリット溝9は傾斜した立ち上り面20Sに限らず、直角な立ち上り面に形成してもよい。
スリット溝9の底部は、裁断刃本体部20E内の吸引通路6と、これに接続されたホース8Aとを介して、公知の吸引ポンプなどからなる吸引手段8に接続されている。そして、吸引手段8の吸引力がホース8A、吸引通路6、スリット溝9を通じて吸引口5に作用することにより、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストDは、吸引口5内に強制的に吸引される。
図6は、本発明の第3の実施形態である裁断刃を適用した裁断装置の斜視図であり、図7は、図6中の下側の裁断刃の説明図である。
図6の裁断装置Mは、ギロチンカッターからなる上側の裁断刃20とその受け刃からなる下側の裁断刃21とを有している。上側の裁断刃20(ギロチンカッター)は、下側の裁断刃21(受け刃)の端に設けた支持軸Pに回転可能に取り付けられていて、その支持軸Pを基点として所定角度範囲内で回転できるようになっている。そして、上側の裁断刃20の他端に設けたハンドルHを握り、支持軸Pを基点として上側の裁断刃20を振り下ろすことにより、両裁断刃20、21が相互に擦れ違って裁断ベース板23上のシート材Sを裁断するようになっている。
下側の裁断刃21(受け刃)の裁断刃本体部21Eには、図7(a)(b)のようにシート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストD(図3参照)を吸引する吸引口5を備えている。この吸引口5の具体的な構造例として、図6の裁断装置Mでは、刃先21Tより少し離れた位置の裁断刃本体部21Eに横穴形態のスリット溝9を形成し、そのスリット溝9の横向き開口を吸引口5として使用するようにした。また、かかるスリット溝9の底部も、図5(a)(b)のスリット溝9の底部と同様、裁断刃本体部21E内の吸引通路6と、これに接続されたホース8Aとを介して、吸引手段8に接続されている。従って、吸引手段8の吸引力がホース8A、吸引通路6、スリット溝9を通じて吸引口5に作用することにより、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストDは、吸引口5内に強制的に吸引される。
図8は、本発明の第4の実施形態である裁断刃の概念図である。
図8の裁断刃は、対向する一対の裁断刃20、21からなり、一対の裁断刃でシート材を裁断する形式の裁断装置に適用することができる。
図8において、一対の裁断刃20、21のうち、下側の裁断刃21は、裁断刃本体部21Eに、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストDを吸引する吸引口5を備えている。吸引口5は裁断刃21内部の吸引通路6を介して公知の吸引手段8に接続されており、吸引手段8の吸引力が吸引通路6を介して吸引口5に作用することにより、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストは、吸引口5から吸引通路6内に強制的に吸引されるようになっている。
この一方、上側の裁断刃20は、裁断刃本体部20Eに、エアー吹出口12を備えている。エアー吹出口12は、裁断刃20内部のエアー供給通路13を介して公知のブロアー等からなるエアー供給手段14に接続されている。そして、エアー供給手段14から供給されるエアーはエアー供給通路13を介してエアー吹出口12から吹出し、吹出したエアーによって、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着しているダストは、前記吸引口5へ誘導される。この構成によると、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着したダストは、エアー吹出口12から吹出したエアーによって吹き飛ばされ、更にそのエアーの誘導作用によって吸引口5の方向に誘導されるから、より一層効果的に当該ダストを除去できる。
図8の例では、上側の裁断刃20にエアー吹出し口12およびエアー供給通路13を設け、下側の裁断刃21に吸引口5および吸引通路6を設けたが、これとは逆に、図9の例のように、上側の裁断刃20に吸引口5と吸引通路6を設け、下側の裁断刃21にエアー吹出口12とエアー供給通路13を設けてもよい。
また、図10の例のように、双方の裁断刃20、21に吸引口5と吸引通路6を設けることもできる。この場合、シート材Sの裁断端面やその周辺に付着したダストは、上下2方向の吸引口5、5から吸引される方式になるので、当該ダストの除去効果の向上が期待できる。
1 移送手段
2 裁断部
3、4 駆動軸
5、5A、5B 吸引口
6 吸引通路
7、7A、7B ダスト誘導通路
8 吸引手段
8A ホース
9 スリット溝
10 第1のガイドロール
11 第2のガイドロール
20、21 裁断刃
20D 段部
20S 立ち上り面
20T、21T 刃先
20E、21E 裁断刃本体部
23 裁断ベース板
50 吸引ボックス
A シート材の移送方向
D ダスト
M 裁断装置
S シート材

Claims (5)

  1. 駆動軸の外周に取り付けられ、該駆動軸を中心に回転駆動されて対向する一対の裁断刃でシート材を裁断する少なくとも一方の裁断刃であって、
    前記裁断刃は、刃先と刃先を支持する裁断刃の胴体部である裁断刃本体部とからなり、
    前記裁断刃本体部に、複数の吸引通路と、前記吸引通路の外周端部からなり、開口向きが前記刃先方向を向いている複数の吸引口と、を備え、
    前記吸引口は、前記吸引通路を介して吸引手段に接続され、前記吸引手段の吸引力が吸引口に作用し、前記吸引口から最短距離にある前記刃先で裁断された前記シート材の裁断端面やその周辺に付着しているダストを吸引すること
    を特徴とする裁断刃。
  2. 前記裁断刃本体部は、前記駆動軸の胴面から直立した略鍵型からなり、前記刃先は、前記裁断刃本体部の前記駆動軸から離れた側の先端部に前記駆動軸に対して略垂直に形成され、該刃先から少し駆動軸寄りの箇所に窪みを有し、該窪みの前記駆動軸寄りの該駆動軸の胴面と平行な面上に前記吸引口を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の裁断刃。
  3. 前記駆動軸を回転しないように固定し、上側の裁断刃と重なる位置付近に2から3のダスト誘導通路を設けたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の裁断刃。
  4. 前記対向する一対の裁断刃のうち少なくともいずれか一方の裁断刃が請求項1乃至3のいずれか1項に記載の裁断刃からなること
    を特徴とする裁断装置。
  5. 駆動軸の外周に取り付けられ、該駆動軸を中心に回転駆動されてシート材を裁断する対向する一対の裁断刃を用いた裁断装置のダスト捕集方法であって、
    前記裁断刃の少なくとも一方は、刃先と刃先を支持する裁断刃の胴体部である裁断刃本体部とからなり、
    前記裁断刃本体部に、複数の吸引通路と、前記吸引通路の外周端部からなり、開口向きが前記刃先方向を向いている複数の吸引口と、を備え、
    前記吸引口は、前記吸引通路を介して吸引手段に接続され、前記吸引手段の吸引力が前記吸引口に作用し、前記裁断刃による前記シート材の裁断時に、前記吸引口から最短距離にある前記刃先で裁断された前記シート材の裁断端面やその周辺に付着しているダストを吸引すること
    を特徴とするダスト捕集方法。
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