JPH08155885A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH08155885A
JPH08155885A JP30103194A JP30103194A JPH08155885A JP H08155885 A JPH08155885 A JP H08155885A JP 30103194 A JP30103194 A JP 30103194A JP 30103194 A JP30103194 A JP 30103194A JP H08155885 A JPH08155885 A JP H08155885A
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JP
Japan
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roller
slitter
knife
groove
knife receiver
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30103194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Akatsuka
正和 赤塚
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP30103194A priority Critical patent/JPH08155885A/ja
Publication of JPH08155885A publication Critical patent/JPH08155885A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵カバー等を配置することなく、小型で規
格化された集塵装置を備えた低コストの切断装置を提供
する。 【構成】 周面の円周方向に溝を有するナイフ受け13
を備えたスリッタローラ2と、同ローラ2に対向し先端
が前記ナイフ受け13の溝に侵入して回転するスリッタ
ナイフ3からなる切断装置において、前記ナイフ受け1
3の溝の底部及び側面の一方又は双方にスリッタローラ
2の内外に連通する開口部(吸気穴14)と、(外部吸
引装置に連結された)スリッタローラ2の内部を吸引す
る手段(中空軸17の吸気穴18)とを設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輪転印刷機等に適用され
る切断装置に関し、製紙機械や紙工機械にも適用可能な
ものである。
【0002】図4は輪転印刷機において、走行搬送中の
用紙1を切断する様子の概略を示すもので、用紙1は図
中下方から左上方へ引張られ、スリッタローラ2に巻き
ついて走行する。スリッタローラ2には、スリッタナイ
フ3が対向して軸を平行にして配置されている。スリッ
タナイフ3は図示しないモータで駆動される。図5はス
リッタローラ2の従来例を示し、印刷機フレーム4に設
けられた軸受5に、自らは回転しない軸6が固定されて
おり、ベアリング7を介して回転するローラシェル8を
支持している。同ローラシェル8には、全周にわたって
溝を設けた、例えば鋼製のナイフ受け9が取付けられて
いる。図6は、用紙を切る様子を示すが、用紙1はナイ
フ受け9の上にあって対向しているスリッタナイフ3に
より、回転軸を直交して(進行方向に)切断される。こ
の時一般にはナイフ受け9とスリッタナイフ3とは接す
ることなく、ナイフ受け9は溝を有する支持体であれば
よい。このため溝の幅は、ナイフの厚みとは関係なく通
常数mmの程度である。一方図7に従来技術による切断装
置近傍の集塵装置の例を示す。図6に示すような切断の
結果、用紙から紙粉と称する塵が多量に発生し、周囲環
境を汚染するため、スリッタナイフ3の周囲に集塵カバ
ー10を配し、発生した塵を図示しない吸気ブロア等の
吸気装置にホースで連結した空気流れによって印刷機の
外部へ排出していた。またスリッタローラ2の回転によ
りナイフ受け9からの塵が放射状に散るため、集塵カバ
ー11を設けることも多い。集塵カバー11では前記集
塵カバー10と同様に吸気装置により塵を外部へ排出す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来の切断装置における集塵装置は、図7に示したように
スリッタローラ2の周囲を囲う必要があるため装置が大
型化する。更にスリッタローラ2には用紙1が巻きつく
ため、集塵カバーを用紙を挟んで表裏に分けて配置する
必要があり、排出用の空気配管も2組必要であった。こ
のためスリッタローラ2の周辺には集塵カバーや配管が
集合することになり、印刷機内で場所を占有する上、組
立に手間を要した。またスリッタローラ2に用紙1を巻
きつける時の位置関係(用紙1がローラ回転角何度の方
向から巻きつき始め、何度の方向へ出ていくか)は、各
ローラ毎に異なり、集塵カバー11の形状は規格化でき
ず工業生産上不利であった。更に従来方式による集塵装
置では、飛散する塵を吸引するために大なる負圧を作用
させ、清浄なローラ周囲の空気をも同時に吸い込むため
広い範囲から塵の拡散した空気を吸い込むこととなり、
流量が増大し、高圧(負圧)、大流量のブロアを使用せ
ざするを得ず、費用が嵩んだ。本発明は前記従来の課題
を解決して、集塵カバー等を配置することなく、小型で
規格化された集塵装置を備えた低コストの切断装置を提
供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、周面
の円周方向に溝を有するナイフ受けを備えたスリッタロ
ーラと、同ローラに対向し先端が前記ナイフ受けの溝に
侵入して回転するスリッタナイフからなる切断装置にお
いて、前記ナイフ受けの溝の底部及び側面の一方又は双
方にスリッタローラの内外に連通する開口部とスリッタ
ローラの内部を吸引する手段とを設けたものであり、ま
た前記スリッタローラの内部に、一方のローラシェル又
は軸に固定し他方を軸又はローラシェル内面との間に微
少隙間をもって配設したシール手段を設けたもので、こ
れを課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】スリッタローラのローラシェル上において、用
紙がスリッタローラの回転と共に、ナイフ受けに対向し
て溝内に侵入配置されているスリッタナイフによって切
断されていく。一方、固定された中空軸は、図示しない
外部吸気装置に連結されており、同軸に設けた吸気穴に
よってスリッタローラの中空内部をも負圧に保持してい
る。前記ナイフ受けの溝の底部及び側面の一方又は双方
には吸気穴が設けられている。このため前記ナイフ受け
のローラシェルの表面にて切断された用紙の紙粉は、溝
から吸気穴を通して中空軸から外部へ排出される。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明する
と、図1は第1実施例を示す。印刷機フレーム4に設け
られた軸受5に自らは回転しない中空軸17が、例えば
ボルトで固定されており、同中空軸にベアリング7を介
してローラシェル8が回転自在に支持されている。この
中空軸には、両端のベアリング7からと軸受5からの集
中荷重が作用するのみである。前記ローラシェル8には
全周にわたって溝を設けたナイフ受け13が、例えば接
着、ボルト止め、溶接、圧着などの方法で取付けられて
いる。同ナイフ受け13には溝の底部にローラシェル8
の外側と内側を連結する開口部(例えば穴14、直径数
mm程度)が設けられている。さらに軸17にはナイフ受
け13の近傍に吸気穴18が設けられており、同穴18
により中空軸17の内外が連通される。また印刷機フレ
ーム4の軸取付部には、中空軸17とつながる貫通穴が
開けられており、継手19は軸17に、例えばねじ込み
等により取付けられており、更に従来から使用されてい
るように、外部吸引用ポンプ(図示せず)にホース等で
つなげられている(吸引方向12)。中空軸17におい
ては継手19が取付けられている他端は、例えば埋込み
プラグなどで栓がされており、空気が流れないように構
成されている。ここで図1(ロ)に示すように、ナイフ
受け13の底部に設けた穴14は、ナイフ受け13の側
方に設けてもよいし、底部及び側方の双方に設けてもよ
い。また軸17に吸気穴18を設ける代わりに、中空軸
17を分断して端部を開口部とすることで、吸気穴18
を設けてもよい。
【0007】図2(イ)に本発明による第2実施例を示
す。印刷機フレーム4に設けられた軸受5にベアリング
7が固定され、中空軸17を回転可能に支持する。中空
軸17には、ローラシェル8が中空軸17とローラシェ
ル8の双方に固定される形のシール手段としての端板1
5により取付けられており、中空軸17、端板15、ロ
ーラシェル8は同一体として回転する。この軸には両端
がベアリング7からの集中荷重が作用するのみである。
吸気穴18及びナイフ受け13は、第1実施例で示した
ものと同じ構造・機能を有している。また印刷機フレー
ム4の軸取付部には、中空軸17とつながる貫通穴が開
けられており、軸17と共に回転する部分と非回転部の
流れをつなぐ回転シール継手20が軸17に取付けられ
ており、非回転部に第1実施例で示したものと同じ吸引
装置へつながる配管が施されている。ここで図2(ロ)
に示すように、軸17を分断して端部を開口部とするこ
とで吸気穴18を設けてもよい。
【0008】図3(イ)に本発明による第3実施例を示
す。図1(イ)で説明した第1実施例のものに、シール
手段16を加えたものである。ローラシェル8の内側に
シール16が、例えば接着等により取付けられている。
またシール16はローラシェル回転時にベアリング7を
通じて軸17とシェル8との間を軸方向に流れる空気を
遮断するもので、1mm程度の微少隙間を存して配置され
ており、同シールはこのように隙間を存し、摺動するこ
とがないので、例えば樹脂にて成形して製作される。ま
たシール16は図3(ロ)に示すように中空軸17に固
定されてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、従来のようにローラ外周を囲う必要がないため小型
化でき、集塵カバーや配管を印刷機フレーム内に配する
必要がなく、占有体積を低減できると同時に組立工程が
簡素化される。またフレームに開ける穴寸法は、用紙の
通し方によらず一定なので、製造・施行が規格化でき、
工業上有益である。更にブロアで吸引する空気は、殆ど
がナイフ受けからの塵を含む空気となって、集塵効果が
上がり、同一の圧力でも流量を低減させることができ、
ブロアの小型化が実現できるため、初期ランニングコス
トが低減できる。更にまたシールを用いることで、ベア
リングを通過してくる空気を排除することができ、一層
効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスリッタローラの断
面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るスリッタローラの断
面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るスリッタローラの断
面図である。
【図4】紙を切断する工程の説明図である。
【図5】従来のスリッタローラの断面図である。
【図6】紙を切断する工程の説明図である。
【図7】従来の集塵装置の概略図である。
【符号の説明】
1 用紙 2 スリッタローラ 3 スリッタナイフ 4 フレーム 5 軸受 7 ベアリング 8 ローラシェル 12 吸気方向 13 ナイフ受け 14 吸気穴 15 端板 16 シール 17 中空軸 18 吸気穴 19 継手 20 回転シール継手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面の円周方向に溝を有するナイフ受け
    を備えたスリッタローラと、同ローラに対向し先端が前
    記ナイフ受けの溝に侵入して回転するスリッタナイフか
    らなる切断装置において、前記ナイフ受けの溝の底部及
    び側面の一方又は双方にスリッタローラの内外に連通す
    る開口部とスリッタローラの内部を吸引する手段とを設
    けたこと特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 前記スリッタローラの内部に、一方のロ
    ーラシェル又は軸に固定し他方を軸又はローラシェル内
    面との間に微少隙間をもって配設したシール手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の切断装置。
JP30103194A 1994-12-05 1994-12-05 切断装置 Withdrawn JPH08155885A (ja)

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JP30103194A JPH08155885A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 切断装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241204A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The スリッタ装置
JP2009241203A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The スリッタ装置
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JP2011079089A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Lintec Corp ダスト捕集装置と該装置を有する裁断装置
CN103395088A (zh) * 2013-07-30 2013-11-20 东莞市骏兴机械科技有限公司 具有内置电机的切纸装置
CN107718138A (zh) * 2017-10-16 2018-02-23 董杰 一种用于工业机械的板材切割机
KR20220096137A (ko) * 2020-12-30 2022-07-07 에프엔에스테크 주식회사 반송기 및 이를 포함하는 기판 처리 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020205