JPH0284395A - 平版印刷機の湿し水給水ローラ - Google Patents

平版印刷機の湿し水給水ローラ

Info

Publication number
JPH0284395A
JPH0284395A JP1149992A JP14999289A JPH0284395A JP H0284395 A JPH0284395 A JP H0284395A JP 1149992 A JP1149992 A JP 1149992A JP 14999289 A JP14999289 A JP 14999289A JP H0284395 A JPH0284395 A JP H0284395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
water
film
ink
dampening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1149992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0698851B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Yokoyama
和弘 横山
Masami Akiyama
正美 秋山
Sadaichi Ando
安藤 貞一
Yasutaka Kojima
小島 泰隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15393309&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0284395(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK, Nippon Steel Corp filed Critical AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
Publication of JPH0284395A publication Critical patent/JPH0284395A/ja
Publication of JPH0698851B2 publication Critical patent/JPH0698851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N7/00Shells for rollers of printing machines
    • B41N7/04Shells for rollers of printing machines for damping rollers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/18After-treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N2207/00Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines
    • B41N2207/02Top layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N2207/00Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines
    • B41N2207/10Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines characterised by inorganic compounds, e.g. pigments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49544Roller making
    • Y10T29/4956Fabricating and shaping roller work contacting surface element
    • Y10T29/49563Fabricating and shaping roller work contacting surface element with coating or casting about a core

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、平版印刷機の連続給水装置において用いられ
る水元ローラおよび水ならしローラなどの湿し水給水ロ
ーラに関するものである。
(従来の技術) 平版印刷は、インキ(油性)が水と反発する性質を利用
した印刷法であり、親水性のベースに親油性の画像を形
成させた印刷版を用いる。印刷は間接印刷(オフセット
印刷)方式を取り、版面に水とインキを交互に与え、画
像部に選択的に付着したインキを一旦ブランケットに転
写後これを被印刷物へ転写する。このため平版印刷に用
いられる印刷機は、印刷版の非画像部に水を供給するた
めの湿し水機構と、画像部にインキを供給するインキン
グ機構を有するものである。
この湿し水機構としては、例えば、第3図あるいは第4
図に示すような構成を有するものがある。
第3図に示す湿し水機構は、水舟11中の水に下部にお
いて浸されて回転する金属製の水元ローラ12とこの水
元ローラ12に接しているゴム製の水切りローラ13と
ゴム製の水着はローラ14とを有している。水元ローラ
12の回転により、水元ローラ12の表面に付着して上
昇してくる水は、まず水切りローラ13との接触により
余剰な量を切られ、さらに水元ローラ12と水着はロー
ラ14との接触により水着はローラ14に転移し、この
水着はローラ14により接触する版胴15の非画像部に
供給される。また版胴15の画像部に供給されなかった
余分な水は、これらのローラを介して逆に版胴15から
水舟11に戻される。
また第4図に示す別の湿し水機構においては、水舟21
中の水に下部において浸されて回転する金属製の水出し
ローラ22にゴム製の水移しローラ26が接しており、
この水移しローラ26には金属製の水ならしローラ27
が接しており、さらにこの水ならしローラ27にはゴム
製の水着はローラ24が接している。この湿し水機構に
おいては、水出しローラ22の回転により、水舟21よ
り水出しローラ22の表面に付着して上昇してくる水は
、水移しローラ26および水ならしローラ27を介して
移動する間に余剰な量を落されて、水着はローラ24に
誘導され、この水着はローラ24より接触する版胴25
の非画像部に供給され名。
また版胴25の画像部に供給されなかった余分な水は、
これらのローラを介して逆に版胴25から水舟21に戻
される。
このように従来、湿し水膜1j4は、ゴムローラと金属
ローラを交互に配置して、水舟中の水を版胴の非画像部
に供給し、画像部に供給されなかった余分の水は、これ
らのローラを経て逆に水舟に戻されるようになっている
。また金属ローラ表面には、耐蝕性、耐摩耗性の向上と
ともに親水性を高めるために硬質クロムメツキが施され
ていた。
しかしながら、このような湿し水機構において、金属ロ
ーラである水元ローラあるいは水ならしローラには、通
常、硬質クロムメツキが施しであるものの未だその親水
性・保水性が十分ではないために、以下のような印刷障
害が発生するものであった。すなわち、これらのローラ
」二において水膜の水玉化、不均一化が生じ、これによ
り版胴におけるインキ皮膜の濃淡ムラが生じる、あるい
は湿し水の供給ムラが生じ、これにより画像部のいわゆ
る網点が不鮮明となる。さらには版の非画像部に対する
湿し水の供給が十分とならず、非画像部にインキが付着
して汚れが発生するなどの問題である。さらに、前記し
たように版胴の画像部に供給されなかった余分な水がロ
ーラを経て水舟に戻される際、版胴の画像部に接触して
いる水着はローラに一部インキが持ち去られ、乳化イン
キとして各ローラ表面に移動してくるが、これらの金属
ローラの親水性が低いため、インク反発作用が十分でな
くインキが固着し易い。インキが固着してしまうと、版
の非画像部に対する湿し水の供給ができなくなり、非画
像部にインキが付着して汚れが発生し、定期的に機械を
停止して洗浄する必要が生じてくるものとなっていた。
このような観点から、湿し水中にイソプロピルアルコー
ル等のアルコール類や界面活性剤を添加して水の表面張
力を低下させ、金属ローラとの濡れ性を高めることがな
されている。しかしながら、このように湿し水中にアル
コール類や界面活性剤などを添加すると、コストが高く
なるのみならず、環境衛生上で問題があり、さらには隣
接するゴムローラを膨潤させてしまうものであった。
また、実公昭55−14518号には、鋼管またはステ
ンレス鋼管の表面にセラミックスを溶射して多孔質層を
設けてなる水ならしローラが、さらに実開昭62−11
6869号には、酸化物系セラミックスのプラズマ溶射
層を形成してなる水元ローラが提唱されている。これら
のローラは、セラミックスを溶射しただけであり、その
表面が多孔質のものとされ、実公昭55−14518号
においても述べられるようにこの多孔性を利用してロー
ラの保水性を高めようとするものである。
しかしながら、このような多孔質セラミックス化による
保水性の向上は、水元ローラないし水ならしローラにと
っては過剰であって、水が版胴へと上り過ぎ、インキと
の乳化を起し易くなるものであり、また水元ローラない
し水ならしローラは水着はローラと接触回転しているた
めに、水着はローラ表面に付着したインキがこれらのロ
ーラのセラミックス皮膜気孔に入り込み、水を反発する
作用をしてこれらのローラに′要求される親水性を損な
うこととなり、湿し水へのアルコール類等の添加なしで
は安定した湿し水の供給が行なえないものであった。
またさらに、実開昭62−116868すには、Cr2
0340〜80重量%、AN20310〜30重量%、
SiO210〜30重量%からなる酸化物系セラミック
ス層を形成してなる湿しローラが、また実開昭62−1
36353号には、酸化物系セラミックスのプラズマ溶
射層を形成させ、ざらに同溶射層の多孔質部をCr20
340〜80重量%、Aρ20310〜30重量%、5
iO210〜30重量%からなる酸化物系セラミックス
コーティング剤で封孔処理してなる湿し水ローラが開示
されている。これらの湿し水ローラは、Cr2O3をマ
トリックスとする緻密な酸化物複合セラミックスにより
、表面層を形成したもの、あるいは酸化物セラミックス
溶射層の表面気孔を封孔したものであり、表面セラミッ
クス化による親水性向上を図ったものであるが、これら
のローラにおいて用いられるCr2O3系セラミックス
は水に対する濡れ性の改善効果が小さく、このような構
成のローラを用いても、湿し水中にアルコール類等を全
く添加することなく、操業することは困難である。さら
にこのようなCr2O3をマトリックスとする緻密な酸
化物複合セラミックス層は、Cr2O3スラリーの含浸
と400〜500℃への加熱を数回ないし10数回繰返
す必要があるため、コスト高となるものであった。
(発明が解決しようとする課題) 従って本発明は、新規な湿し水給水ローラを提供するこ
とを目的とするものである。本発明はまた水に対する濡
れ性が高(、インキのからみの起こらない安価な湿し水
給水ローラを提供することを目的とするものである。本
発明はさらに、湿し水中へのアルコール等の添加なく、
安定°した湿し水供給を行ない、良好な印刷物を印刷す
ることを可能とする湿し水給水ローラを提供することを
目的とする。本発明はまた、耐蝕性および耐摩耗性に優
れた湿し水給水ローラを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記諸口的は、金属製ローラの外周面に、AΩ2031
00〜0重量%およびTiO20〜100重量%からな
るセラミックス溶射層を形成し、このセラミックス溶射
層に親水性のSiO2系無機質封孔剤により封孔処理を
行ない、さらに研磨により表面粗度を1.6S以下にし
たことを特徴とする湿し水給水ローラにより達成される
(作用) 本発明者らは、後述するように各種セラミックス溶射皮
膜の水(イソプロピルアルコール添加0%)に対する濡
れ性を調査したところ、硬質クロムメツキ皮膜との比較
では、セラミックス皮膜は全体的に濡れ性が良いが、中
でもAg3 o3−40%TiO2、Ag2O3−13
%TiO2、Ag303−2. 7%TiO2、Ag2
O3、TiO2等のA、Q 203−T i 02系の
ものが、最も濡れ性が良好であり、一方、Cr2O3の
溶射皮膜や実開昭62−136353η〜に示されるよ
うなCr2O3系の封孔剤で封孔処理した皮膜などのC
r2O3成分系の皮膜は比較的濡れ性の改善効果の小さ
いことが明らかとなった。さらに、皮膜へのインキの付
着性を調べるために、皮膜表面を水で濡らした後に皮膜
表面にインキを展開したところ、水に対する濡れ性の低
い硬質クロムメツキ皮膜への付着が最も多く、また保水
性は良いが、気孔径の大きい溶射皮膜は気孔中にインキ
が含浸され、このことにより親水性が悪くなって、イン
キの付着につながることが明らかとなった。このためセ
ラミックス溶射皮膜の気孔内へのインキの含浸を防ぐた
めには、封孔処理を施す必要性が生じてくる。しかしな
がら、このような目的において用いられる封孔剤として
は有機あるいは無機系の各種のものがあり、前記Cr2
O3系の封孔剤のごとく、その材質によっては、溶射皮
膜の濡れ性を大きく阻害してしまうことにもなりかねな
い。
本発明者らは、さらに鋭意研究を進めた結果、施工時の
ミクロ気孔への含浸性が高く、かつ乾燥硬化後の皮膜の
親水性の高い封孔剤としてSiO2系の無機質封孔剤が
適当であることを見い出した。
ただこの封孔剤皮膜そのものは、Ag3 o3−’ri
02系溶射皮膜よりは親水性が低く、耐摩耗性も十分な
ものではないために、封孔処理後に研磨して表面にコー
ティングされているSiO2皮膜は取り除き気孔内のみ
に封孔剤を残すようにすることが肝要である。さらにこ
のように研磨する場合に表面粗度を、1.6S以下とな
るように仕上げることにより、表面における水の濡れ性
は均一なものとなり、セラミックス皮膜へのインキの絡
みは全くなくなることが明らかとなり本発明に達したも
のである。
なお、本発明の湿し水給水ローラは、表面にAl2O3
  TiO2系溶射皮膜を有するため、硬質クロムメツ
キを施したローラより耐摩耗性も非常に良好なものであ
る。
以下、本発明を実施態様に基づきより詳細に説明する。
第1図は本発明の湿し水給水ローラの114成を模式的
に示す中央部断面斜視図であり、また第2図は本発明の
湿し水給水ローラの表面部における微細構造を模式的に
示す拡大断面図である。
第1図および第2図に示されるように本発明の湿し水給
水ローラにおいては、金属製ローラ1の外周面にAg3
03  T j 02系溶射皮膜2が形成され、さらに
この溶射皮膜2の表面において開口する開気孔3にSi
O2系無機質封孔剤4が充填されている。しかしながら
、この溶射皮膜2の表面においては、後述するように2
次研磨により開放された、封孔剤4が充填されていない
ごく一部の微細な開気孔5も存在する。
なお、本発明の理解を容易とするために、第1図におい
て、Ag3 Q3− T i 02系溶射皮膜2および
後述する金属溶射層7の膜厚は誇張して描かれており、
また第2図においてAg303−TiO2系溶射皮膜2
における開気孔3.5および閉気孔6の大きさは膜厚に
比して誇張して描かれている。
本発明の湿し水給水ローラにおいて母材となる金属製ロ
ーラ1としては、鋼管製あるいはステンレス鋼管製のロ
ーラが適当である。このような金属製ローラ1は、その
外周面にAg303− T iO2系溶射皮膜2を形成
される前に、ブラスト処理を行ない、さらに必要に応じ
て、母材の耐蝕性の向上とセラミックスに対する密着力
を挙げるためにN15Ni−CrSNi−Aρ等の耐蝕
性金属溶射を施される。なお、このような耐蝕性金属溶
射を行なった場合、形成される金属溶射層7の膜厚とし
ては50〜100μm程度が適当である。
次いで、この金属製ローラ1の外周面には、プラスマ溶
射を始めとする各種溶射法により、Ag303  T 
i 02系溶射皮膜2が形成される。このAg303−
 T i 02系溶射皮膜2におけるAg303とT 
i 02との組成比は、Ag2O3100〜0重量%お
よびこれに対応するTiO20〜100重量%のいずれ
の組成においても、十分な親水性が得られるために、特
に限定されるものではないが、より十分な親水性の付与
および経済性の面から考慮すると、AN20397.3
〜60市量%およびこれに対応するTiO22.7〜4
0重量%の組成であることがより望ましい。また前記し
たようにローラの表面粗度は、ローラの水に対する均一
な濡れ性およびインキの付着性を左右する重要な因子で
あるために、各種溶射法により形成されたこのAg30
3− T i 02系溶射皮膜2は、−次研磨により、
表面粗度6.38以下、より好ましくは3.2S以下と
なされることが望ましい。またこのAg2O3−TiO
2系溶射皮膜2の膜厚としては、十分な皮膜強度および
耐摩耗性を得るために、−次研磨後において、100〜
300μm1より好ましくは100〜200μm程度の
厚さであることが望ましい。
このようにして、金属製ローラ1の外周面に平滑なAg
303− T i 02系溶射皮膜2を形成した後、さ
らにSiO2系無機質封孔剤4による封孔処理を施し、
このA、Q 203  T i 02系溶射皮膜2の表
面に開口する開気孔3を封孔する。本発明において用い
られるSiO2系無機質封孔剤4は、乾燥ないし焼成後
においてSiO2を主成分、好ましくは55重量%以上
、さらに好ましくは80重量%以上含有する皮膜を形成
するものであればよく、使用時においては、各種のケイ
素化合物の形態を取り得るものであるが、例えば、CR
M−100(奥野製薬工業■製) 、H8−2(味サン
ルーフ製)、H3−K (鈎すンルーク製)、グラス力
101(仲日板研究所)、グラスカ101A(鞠口板研
究所)などのように適当な溶媒、例えば水、またはアル
コール等に溶解希釈されて溶液状になされているものが
施工が容易であるために望ましい。このように溶液状に
なされた封孔剤を用いる場合、封孔処理は、A!J20
3−T iO2系溶射皮膜2の気孔3に封孔剤を含浸さ
せた後、適当な温度でこの封孔剤を乾燥ないし焼成させ
ることにより行なわれる。なお、SiO2系無機質封孔
剤4としては、上記したようなものの他に、例えばアル
カリ金属−珪酸塩系、シリカゾル系、金属アルコキシド
系などのようなものが例示される。
S i 02系無機質封孔剤4は、ミクロ気孔への含浸
性が非常に高く、このような封孔処理により、AJ72
03−TiO2系溶射皮膜2の表面に開口する開気孔3
は緻密にかつ深部に至るまで封孔されることとなるが、
封孔処理によりローラ表面に形成されるSiO2系無機
質封孔剤4の皮膜は、Ac103−T i 02系溶射
皮膜2よりは親水性が低く、耐摩耗性も十分なものでは
ないために、そのまま残留させておくと、Ac103−
T i 02系溶射皮膜2によるより良好な親水性が得
られず、かつローラの面荒れにより連続可動性が低下す
る虞れが大きいために、封孔処理の後、二次研磨により
、ローラ表面に存在するSiO2系無機質封孔剤4の皮
膜を除去し、SiO2系無機質封孔剤4が、Al2O3
−TiO2系溶射皮膜2の開気孔3のみに存在するもの
とする。なお、この際の研磨量は、前記したようにSi
O2系無機質封孔剤4が含浸性に優れAc103− T
 i 02系溶射皮膜2の表面に開口する開気孔3は深
部に至るまで封孔されているために、かなりの厚さ、例
えば30μm程度研磨しても封孔された気孔が再び開口
することは少ないが、Ac103−T i 02系溶射
皮膜2中に存在していた微細な閉気孔6が研磨により数
多く開放されてしまう虞れがあるために、望ましくは2
μm以下の研磨量に止めることが望まれる。
さらに、この二次研磨において、ローラ表面の粗度は、
1668以下、より好ましくは0.88以下のものとさ
れることが望まれる。これはローラの表面が、いかに親
水性の高い緻密なセラミックス皮膜により覆われている
としても、表面の平t;°)性が不足していれば、水着
はローラのインキを掻きとって、それが水舟中でインキ
浮きとなり、または水切りローラに転写して水切りロー
ラのインキ汚れを生じることとなり、その結果水元ロー
ラ表面の水による濡れが均一とならず、印刷物にインキ
のからみが起こる虞れが大きいためである。
このように本発明の湿し水給水ローラの表面には、その
大部分において親水性の非常に高いAg303− T 
i 02系セラミツクス皮膜が形成され、またこのAg
2O3−TiO2系セラミツクス皮膜の開放気孔部とな
る残りの一部は、これまた親水性の高いSiO2系無機
質封孔剤が充填されており、結果的にローラの表面は親
水性の高い非常に緻密なセラミックス皮膜からなるもの
であり、かつその表面の平滑性も高いものであるために
、安定かつ均一な湿し水の供給ができ、またインキのか
らみもなく、例えば、第3図に示す湿し水膜構における
水元ローラ12、あるいは第4図に示す湿し水膜構にお
ける水ならしローラ27など、平版印刷機における各種
湯し水膜横の湿し水給水ローラとして好適に用いられる
(実施例) 以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
予備実験1 まず、各種セラミックス溶射層の水(イソプロピルアル
コールは配合せず)に対する濡れ性を調べるために、5
X5cmの鋼板よりなる試験片基板の表面に、第1表に
示す各種セラミックスを溶射した試験片上における水の
接触角を接触角計(協和科学■製、協和コンタクタンゲ
ルメーターCA−A型)により調べた。また、これらの
セラミックス溶射層をSiO2系無機質封孔剤、エポキ
シ系有機封孔剤またはCr2O3系のものもので封孔処
理した試験片上における水の接触角を同様にして調べた
。なお、対照として、鋼板表面に30μmの硬質クロム
メツキ層を形成したちのに対しても同様にして濡れ性を
調べた。なお硬質クロムメツキ試験片については、イソ
プロピルアルコール10%添加水に対する濡れ性も調べ
た。
結果を第1表に示す。なお、セラミックス溶射層は、鋼
板表面をブラストにてRz40μmの粗度とし、さらに
50μmのNi−Cr溶射層を形成した後に形成された
予備実験2 さらにインキの付着性を調べるために、5×5cmの鋼
板よりなる試験片基板の表面に、Ag2O3−40%T
 i 02を溶射したもの、Ag2O3−40%T i
 02を溶射した後さらにS i 02系無機質封孔剤
で封孔処理を施したもの(本発明に係わる試験片)、八
Ω203を溶射した後さらにCr2O3系封孔剤で封孔
処理を施したもの、ならびに硬質クロムメツキを施した
ものを用意し、これらの試験片の表面を水で濡らした後
に、インキを展開し、インキの付着の度合を調べた。結
果を第2表に示す。
なお各セラミックス溶射層および硬質クロムメツキ層の
形成条件は、 準じた。
予備実験1におけるものに −(′V] +1:   棹 第1表に示す結果から明らかなように、本発明の湿し水
給水ローラにおいて用いられるAg2O3−TiO2系
のセラミックス、すなわち、AfI203−40%Ti
O2、Al2O3−13%TiO2、Ag3 o3−2
.7%TiO2、Ag2O3、T i 02はいずれも
硬質クロムメツキのみならず、他のセラミックスと比較
しても濡れ性が良好であった。またこのようなA、+2
203−TiO2系のセラミックスに対して封孔処理を
行なった場合、本発明の湿し水吸水ローラにおいて用い
られるSiO2系無機質封孔剤は、他の封孔剤とは異な
り1.AC303−T i 02系セラミツクスの良好
な濡れ性を何ら阻害するものではなかった。
さらに第2表に示す結果から明らかなように、表面のイ
ンク付着性は、封孔処理によって大きく左右されるもの
であった。
実施例1 鋼管製水元ローラの外周面をブラストにてRz40μm
の粗度とした後、Ni−Crを50μmの厚さとなるよ
うに溶射した。次いで、その上からAg3 o3−40
%TiO2をガスプラズマ溶射法により、250μmの
厚さとなるように溶射した。さらにこのようにして形成
されたAg2O3−40%T i 02セラミックス溶
射層を#1000ダイヤモンド砥石で研磨することによ
り厚さ150μm1表面粗度0.8Sのものとした。
次に、SiO2系無機質封孔剤(奥野製薬工業■製、商
品名 CRM−100)を前記AΩ203−40%Ti
O2セラミックス溶射層上から浸漬法で塗布し、該溶射
層に存在する気孔部に含浸させた後、230℃にて焼成
する封孔処理を施した。この後、さらに#400040
00ダイヤモンド砥処理前のローラ外径寸法より2μm
小さくなる寸法まで研磨することによりローラ表面に形
成されたSiO2系無機質封孔剤の皮膜を除去した。な
お、この研磨によりローラ表面の粗度は0゜8Sとした
実施例2 An 203 40 %T i 021.−変えて、A
g2O3−13%T i 02を用いた以外は、実施例
1と同様にして、湿し水給水ローラを作成した。
実施例3 Ag303−40%T i 02に変えて、AN203
−2.7%T i 02を用いた以外は、実施例1と同
様にして、湿し水給水ローラを作成した。
比較例1 実施例1と同様の母材に対して、同様の前処理、AC3
o3−40%T i 02の溶射および研磨を行ない、
表面粗度2.2SのAC3o3−40%T i 02セ
ラミックス溶射層を形成した。ただし、その後の封孔処
理は行なわず、これをそのまま湿し水給水ローラとして
用いた。
比較例2 八Ω2 o、、 −40%T i 02に変えて、Ag
2O3−13%TiO2を用いた以外は、比較例1と同
様にして、湿し水給水ローラを作成した。
比較例3 鋼管製水元ローラの外周面に硬質クロムメツキを施し、
パフ研磨仕上げにより表面粗度0.28の皮膜を形成し
、一般的に使用されているクロムメツキローラを作成し
た。
実機印刷テスト このようにして作成された実施例1〜3および比較例1
〜3の湿し水給水ローラを、第3図に示すようなローラ
配列の湿し水供給機構を搭載した商用オフセット印刷機
に取付け、第3表に示す条件下において、湿し水として
イソプロピルアルコールを全く添加していない水あるい
はイソプロピルアルコールを7重量%添加した水を用い
て、印刷テストを実施した。
この結果、イソプロピルアルコール添加0%の湿し水で
は、比較例3のクロムメツキローラは、湿し水の上りが
不均一で、印刷物にいわゆる雨降りが生じるとともに、
水元ローラにインキがからみ正常な印刷が出来なかった
これに対し実施例1〜3のローラを使用した場合、イソ
プロピルアルコール添加0%の湿し水においても、比較
例3のクロムメツキローラでイソプロピルアルコール添
加7重量%の湿し水使用時と同等以上の印刷物を得るこ
とが出来、また画像も非常に鮮明で光沢のあるものであ
った。さらに水元ローラ、水切りローラへのインキのか
らみもほとんどなく、紙通し直後から長期間にわたり非
常に安定した印刷が可能であった。
また、比較例1〜2の封孔処理を行なわなかったローラ
を使用した場合、最初は保水性が良く水上りが多過ぎる
ため、インキが乳化し、水元ローラを介して水切りロー
ラにインキがからみ、または水舟にインキが浮き、長時
間安定して印刷操作が出来なかった。またしばらく使用
すると、セラミックス皮膜の気孔中へインキが入り込み
、そのインキが水をはじくため、水の上がりが不均一と
なり、印刷物の地汚れの原因となると共に、ローラへの
インキのからみを促進させる結果となった。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の湿し水給水ローラは、金属
製ローラの外周面に、Ag2O31oO。
〜0゛重量%およびTiO20〜100重量%からなる
セラミックス溶射層を形成し、このセラミックス溶射層
に親水性のSiO2系無機質封孔剤により封孔処理を行
ない、さらに研磨により表面粗度を1.6S以下にした
ことを特徴とするものであるがら、親水性が高くかつ均
一な濡れ性を示し、水上りが非常に均一なため、水量を
非常に少なくでき、また湿し水にアルコール等の添加剤
を使用しなくとも、画像が鮮明で光沢のある良好な印刷
物を刷ることができ、これらの添加物の使用減によるコ
ストの低減のみならず、作業環境の改善に大きな進歩を
もたらすことになる。また本発明の湿し水給水ローラを
用いれば最初から安定して良好な印刷物を得られること
ができるために、これによる損紙の防止、生産性の向上
の面からもそのコスト低減効果は大きいものである。さ
らに本発明の湿し水給水ローラは耐摩耗性および耐蝕性
の面においても非常に優れたものであり、使用寿命も長
く、また比較的簡単な製造工程により製造され得るため
に、例えば実開昭62−116868号あるいは実開昭
62−136353号に示されるような構成を有する湿
し水給水ローラに比較して製造コストも大幅に安価なも
のとなるものであるため、その経済的効果はより大きな
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の湿し水給水ローラの構成を模式的に示
す中央部断面斜視図、第2図は本発明の湿し水給水ロー
ラの表面部における微細構造を模式的に示す拡大断面図
であり、また第3図および第4図は、それぞれ、平版印
刷機における湿し水膜構を模式的に示す概略図である。 1・・・金属製ローラ、 2・・・A1203−TiO2系溶射皮膜、3・・・封
孔された開気孔、 4・・・S o2 系無機質封孔剤、 5・・・微細な開気孔、 6・・・微細な閉気孔。 第2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製ローラの外周面に、Al_2O_3100〜0重
    量%およびTiO_20〜100重量%からなるセラミ
    ックス溶射層を形成し、このセラミックス溶射層に親水
    性のSiO_2系無機質封孔剤により封孔処理を行ない
    、さらに研磨により表面粗度を1.6S以下にしたこと
    を特徴とする湿し水給水ローラ。
JP14999289A 1988-06-15 1989-06-13 平版印刷機の湿し水給水ローラ Expired - Lifetime JPH0698851B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14579488 1988-06-15
JP63-145794 1988-06-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284395A true JPH0284395A (ja) 1990-03-26
JPH0698851B2 JPH0698851B2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=15393309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14999289A Expired - Lifetime JPH0698851B2 (ja) 1988-06-15 1989-06-13 平版印刷機の湿し水給水ローラ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4991501A (ja)
EP (1) EP0412219B1 (ja)
JP (1) JPH0698851B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342290A (ja) * 1989-07-07 1991-02-22 Kubota Corp オフセット印刷用湿しローラの製造方法

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5167068A (en) * 1988-04-28 1992-12-01 Valmet Paper Machinery Inc. Method for manufacturing a roll directly contacting a web
US5161306A (en) * 1989-08-17 1992-11-10 Tocalo Co., Ltd. Roll for use in heat treating furnace and method of producing the same
US5235747A (en) * 1989-10-27 1993-08-17 Valmet Paper Machinery Inc. Method of manufacture of a roll for use in paper production
FI86566C (fi) * 1989-10-27 1992-09-10 Valmet Paper Machinery Inc Vals foer anvaendning vid pappersframstaellning och foerfarande foer framstaellning av valsen.
US5175053A (en) * 1991-03-20 1992-12-29 American Roller Company Pelletizer feed roller
DE4126142A1 (de) * 1991-08-08 1993-02-11 Roland Man Druckmasch Feuchtwalze
FR2693944B1 (fr) * 1992-07-09 1996-01-12 Heidelberger Druckmasch Ag Cylindre de dispositif de mouillage pour impression offset.
DE4321183C2 (de) * 1992-07-09 2002-12-12 Heidelberger Druckmasch Ag Feuchtwerkswalze einer Druckmaschine
US5647279A (en) * 1992-09-05 1997-07-15 Heidelberger Druckmaschinen Ag Printing machine roller and method of production thereof
DE4229700C2 (de) * 1992-09-05 1997-02-13 Heidelberger Druckmasch Ag Feuchtwerkswalze für eine Druckmaschine sowie Verfahren zu ihrer Beschichtung
US5881645A (en) * 1992-09-10 1999-03-16 Lenney; John Richard Method of thermally spraying a lithographic substrate with a particulate material
DE4314161A1 (de) * 1993-04-29 1994-11-03 Kempten Elektroschmelz Gmbh Verfahren zur Oberflächenbehandlung von Auflösewalze für das Offen-end-Spinnen
US5411462A (en) * 1993-08-30 1995-05-02 Link; Terry G. Lightweight ink transfer roll
DE59406576D1 (de) * 1993-12-27 1998-09-03 Hoechst Ag Thermisches auftragsverfahren für hydrophile schichten auf hydrophoben substraten und verwendung so beschichteter substrate als trägerkörper für offsetdruckplatten
US5599266A (en) * 1994-06-21 1997-02-04 American Roller Company Foam reservoir fluid transfer roller
US5816161A (en) * 1994-07-22 1998-10-06 Man Roland Druckmaschinen Ag Erasable printing plate having a smooth pore free metallic surface
US5979314A (en) * 1994-08-19 1999-11-09 Varn Products Company, Inc. Lithographic dampener
DE4434765A1 (de) * 1994-09-29 1996-04-04 Roland Man Druckmasch Beschichtete Druckmaschinenwalzen
DE29617614U1 (de) * 1996-10-10 1996-11-28 MAN Roland Druckmaschinen AG, 63075 Offenbach Feuchtwerk für Offsetdruckmaschinen
JP2981184B2 (ja) * 1997-02-21 1999-11-22 トーカロ株式会社 ボイラ伝熱管および管内面デポジット付着抑制効果に優れるボイラ伝熱管の製造方法
FI112266B (fi) * 1997-04-11 2003-11-14 Metso Paper Inc Keraamipinnoitteinen puristintela vaikeisiin korroosio-olosuhteisiin, menetelmä telan valmistamiseksi ja pinnoitekoostumus
DE19727829A1 (de) * 1997-06-23 1998-12-24 Haldenwanger Tech Keramik Gmbh Feuchtwalze für Druckmaschinen und Verfahren zu ihrer Herstellung
FR2770234B1 (fr) * 1997-10-27 1999-12-24 Rosenmund Ag Barre de couchage pour l'industrie papetiere
FI117945B (fi) * 1999-02-15 2007-04-30 Metso Paper Inc Menetelmä telan pinnoitteen tiivistämiseksi, telavaipan pinnoite ja keraamipinnoitettu tela
US20030131744A1 (en) * 2002-01-11 2003-07-17 Neil Doherty Chill roll with porous surface
DE10209296A1 (de) * 2002-03-01 2003-09-18 Koenig & Bauer Ag Feuchtwalze für Feuchtwerke in Druckmaschinen
US6673391B1 (en) 2002-08-09 2004-01-06 Alcoa Inc. Ceramic applicator device and method of use
JP4064899B2 (ja) * 2003-09-09 2008-03-19 千代田第一工業株式会社 フィルム基材またはテープ基材の加工機械に設置するローラーの製造方法
CA2627605A1 (en) * 2005-09-20 2007-03-29 Kudu Industries Inc. Process for hardfacing a progressing cavity pump/motor rotor
US20080069715A1 (en) * 2006-09-20 2008-03-20 Kudu Industries Inc. Process for hardfacing a progressing cavity pump/motor rotor
US20090098002A1 (en) * 2005-09-20 2009-04-16 Kudu Industries Inc. Process for hardfacing a metal body
WO2008044489A1 (fr) * 2006-10-06 2008-04-17 Ulvac, Inc. Appareil de filmage sous vide du type avec tendeur
CN101888929B (zh) * 2008-02-12 2012-07-04 海德堡印刷机械股份公司 轮转平版印刷机
DE102008014034A1 (de) * 2008-03-13 2009-09-24 Coatec Gesellschaft für Oberflächenveredelung mbH Walzenkörper mit einem Walzenbezug zur verbesserten Farb-Wasser-Emulsionsbildung in Druckwerken von Nassoffsetmaschinen und Verfahren zu dessen Herstellung
CN110202916A (zh) * 2019-06-26 2019-09-06 云南卓印科技有限公司 一种平版印刷计量辊及其制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2348717B1 (de) * 1973-09-28 1975-03-20 Weitmann & Konrad Verfahren zur Erhoehung der Benetzbarkeit von feuchtmittelfuehrenden Flaechen in Druckmaschinen
DE2602277A1 (de) * 1975-01-27 1976-07-29 Adamovske Strojirny Np Druckmaschinen-zylinder
DD154081A1 (de) * 1980-12-15 1982-02-24 Heiner Fink Verfahren zum herstellen von oberflaechenschichten fuer feuchtwalzen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342290A (ja) * 1989-07-07 1991-02-22 Kubota Corp オフセット印刷用湿しローラの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0698851B2 (ja) 1994-12-07
US4991501A (en) 1991-02-12
EP0412219A1 (en) 1991-02-13
EP0412219B1 (en) 1993-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0284395A (ja) 平版印刷機の湿し水給水ローラ
KR960003334B1 (ko) 증착된 중합체 보호막을 가지는 액체 전달용품
US6766738B2 (en) Cylinder jacket profile, method of producing an easy-clean layer on a cylinder jacket profile and printing press
US4862799A (en) Copper coated anodized aluminum ink metering roller
US5293817A (en) Combined dampening and lithographic form cylinder and method of imaging
US4993320A (en) Inking roller and method for the production thereof
DK2454099T3 (en) Moisture System Rollers
US6029571A (en) Dampening-unit roller of a printing machine
US6210845B1 (en) Plate precursor for lithographic printing plate, method for making lithographic printing plate using the same, and method for producing the plate precursor for lithographic printing plate
JPS6044394A (ja) インキロ−ラ
US5647279A (en) Printing machine roller and method of production thereof
JP2008018721A (ja) 被印刷体と接触する部材を製造する方法
JPH07427B2 (ja) 疎水性で親油性の微孔性インキメータリングローラ
US6290633B1 (en) Damping roller for printing presses and method for the production thereof
JPS6271649A (ja) オフセツト印刷機の湿し水装置
JP2002001900A (ja) 平版印刷方法、平版印刷版および平版印刷装置
US5123350A (en) Hydrophobic and oleophilic microporous inking rollers
JPH01150584A (ja) インキ計量ローラー
JP3165560B2 (ja) 湿しローラ
JP3022717B2 (ja) 印刷機用湿し水ローラ
CN101980874A (zh) 湿式胶印机印刷单元中用于改进的墨-水-乳状液形成的具有辊筒涂层的辊体及其制造方法
JPH06143857A (ja) 水絞りローラ
US20060266237A1 (en) Printing-material-carrying surface with micro-elevations, printing press cylinder and printing press having the surface and process having the surface and process for applying a fluid additive and printing process using the surface
JP2617234B2 (ja) 疎水性で親油性の微孔性インキングローラ
DE68910319T2 (de) Feuchtwalze für eine Offsetdruckpresse.

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071207

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 15