JPH0281858A - カール除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、カール除去装置に関し、より詳細には、例え
ば事務用のコピアやプリンター、ファクシミリ機械等の
ような静電印刷機の溶融ステーションと、印刷済用紙を
受入れる受容器との間で使用される用紙のカール除去装
置に関する。

〔従−来の技術〕

加熱と加圧により像が紙に溶融する構造の事務用コピア
やファクシミリ機械やプリンターにおいて、静電印刷や
ゼログラフィーの際に生じる問題の１つは、その過程で
用紙にカールが生じることである。

カールした用紙は用紙受容器内での処理がしにくい、理
想的には、用紙のセントはきちんとしていて、はじが揃
っており、その七ノドを綴じたりホッチキスで止めたり
する仕上げ装置において、或いは操作する者によって取
扱い易いものでなければならない。

紙のカール問題はプロセンサー内での用紙の取扱いから
生じる。通常の用紙はカセットやフィーダーといった供
給源から取り出され、その際、用紙は温めりゃすい状態
にあって、湿気をいくらか吸収する。その用紙は粉末又
は液体インキをかけて像を作るといっ−た光伝導体を通
過し、それからヒユーザ−を通り、ローラー間で加熱、
加圧され、その結果、通常の平らな用紙は、カールする
。ビンのＴ合い部やソータ一部に、カールした用紙が入
ってしまうと、用紙がつまったり、仕分はミスを生じる
ことによりその装置が故障し、受容器の受容能力が減退
する。さらに、カールした用紙は、成る種のプリンター
やコピア及びファクシミリ機械の場合のように、単一の
受容器に入った時には、きれいな山、即ちきちんと揃っ
たセットにならない。

コピアやプリンターにおけるカール問題を最少比にする
ために、送りロールを変形したり、ビンを大きくしたり
してはみたが、本発明に先立って、１９８７年１１月１
７日付提出の米国出願第１２２．１４５号に示すように
、用紙を通常の平らな状態に戻すことで用紙からカール
を除去するには、電力消費量の大きい複雑な確動ロール
を用いる必要があり、しかも加圧機やばね等を使用する
ことにより生じるトラッキングや問題、用紙のしわや印
刷しまをともなうことになった。

（発明が解決しようとする課題〕 前記出願装置は殆んどのコピアやプリンター及びファク
シミリ機械に使用するには、非常に有用であるが、その
ような機械に注意を払わず、その上／又は、多数の使用
者が異なる印刷材のセットを作る場合、異なる印刷材の
セットが区別なく積み重ねられるので、受容器から取り
出す際に、そのセット、即ち製品を手で分類しなければ
ならない問題が生じる。

文書のコピーを形成する用紙セットは、用紙送りロール
を角度をもって、或いは横方向へ片寄せる、あるいは動
かすことにより、又は受容器トレイを横方向へ片寄せる
ことによって片寄らせられることはよく知られている。

そのような片寄せ装置は一般に、複雑で、大きなスペー
スを必要とする。

今日のファクシミリ機械では、スペースは大変貴重であ
り、前述したように、用紙のカールは重大な問題である
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、例えば事務用コピアやプリンターファクシミ
リ機械等のような静電印刷機の溶融ステーションと、印
刷済用紙を受入れる受容器との間で使用されるカール除
去装置を提供し、このカール除去装置は用紙片寄せ能力
を備えており、そのための余計なスペースは必要とせず
、カール除去操作と次の片寄せ操作とを前後に組合わせ
る必要もない。

前述の出願において開示した装置は、ここに開、〒、す
る片寄せ手段と結合させて、弧状板と受動ローラとの間
のすき間を通る用紙の動きによってカールを平らにのば
し、その際、弧状板とローラーとの間で用紙に確実な圧
縮力をかけることはない。

しかしながら、カール除去装置は、広い意味で、本発明
に基づいて、カール除去機能と片寄せ機能とを組合わせ
た場合、１９８６年５月２７日付の米国特許第４．５９
１．２５９号に示すカール除去手段や用紙を押圧するそ
の他の同様の加圧式カール除去装置のような、用紙に直
接カール除去の圧力をかけるカール除去装置とすること
もできる。

特に、前述の私の出願で特に開示した好ましいカール除
去装置において、弧状ガイドとそれに対向する間隔をお
いて位置するローラーとは、祇がプロセッサーの溶融ス
テーションを離れる地点と、用紙が受容器に入れられる
地点との間の紙通路に配置される。弧状板とローラーと
は、用紙のカールとは反対のカーブをもって間隙を伴っ
てガイドを形成し、その間隙は紙より厚みがあるので、
用紙に圧縮力がかかることはない。

そのようなカール除去装置の効果は、可動部品が少く、
高摩擦力により紙がしわになったり、印刷しまができた
りする１頃向が少く、電力需要量も少く、小型の構造体
で移動する用紙から高供給率でカールを除去することが
できる。

好ましい形において、このカール除去装置はゲートを有
し、このゲートを開くと、カール除去用間隙を通過せず
に、平らな用紙がこの装置を通過でき、それによってカ
ール除去装置を隔離することができる。

本発明によれば、カール除去装置は受動ローラーをその
軸のまわりで一方向又は他方向へ移動させることにより
片寄せ機能と組合い、カール除去装置から出る際、用紙
を横方向へ片寄せることができるようになる。カール除
去装置に用紙を片寄せる能力の効果を取りこむことによ
り、スペースは最少比しか必要としなくなる。

本発明のその他の特徴や効果は、添付図面に図示しかつ
次の詳細な説明で詳述している実施例を理解することに
よって一層明らかとなるであろう。

（実施例） 図示のように、ゼログラフィツクコピア、非打撃型プリ
ンター、或いはその他のプロセッサー例えばファクシミ
リ機械のようなプロセッサーＰは、カセットや他のフィ
ーダーＣから送られた用紙へ、像を、像ステーション■
で伝送する。その用紙はそれから溶融ステーションＦへ
送られ、そこで、像は加熱、加圧により用紙に溶融され
る。

印刷された用紙はそれから出口ロール１０ａ。

１１ａにより送られ、本発明に基づいたカール除去装置
りを通過し、第１ないし５図に示す形の送りロール１２
．１３によって適切な受容器Ｒへ移送される。前記受容
器Ｒは単一トレイや印刷済セットのスタッカーや、印刷
済用紙のＴ合い機である。プロセッサーＰ及び受容器Ｒ
は本発明の重要な構成部分ではないので、その詳細につ
いては説明しないが、次の点だけ指摘しておく。即ち、
ゼログラフィや電子写真式プリンターやファクシミリ機
械の技術分野でよく知られているように、カセット又は
フィーダーＣから送られる用紙は像ステーショ／Ｉを通
って送られ、そこで印刷媒体が用紙に大型ドラム１４の
所で付着し、その用紙はそれから溶融ステーションＦへ
送られ、そして第１図に示すように、カール除去装置り
を通って左手方向へ、ロール１２．１３へ送られ、それ
らのロールは図示のように、用紙セットを受入れるトレ
イを有する仕分は手段として示されている受容器Ｒへ印
刷済用紙を移送するための受入れ送りロールである。

カール除去値ＨＤは、第１ないし第５図の実施例におい
て、対のローラー１０ａ、ｌｌａと１２゜１３との間に
介在し、それらのローラーにより用紙はカール除去装置
へ送られるが、１９８７年１１月１７日付提出の出願第
１２２．１４５号では、それらの装置では、符号１６の
所に凹状円弧が形成され、枠構造１７に適切に固定され
た固定ガイド１５と、そのガイド１５の円弧１６の半径
に対応するような直径の軟質ゴム、又はゴム状のローラ
ー１９を有し、水平に伸長する回転軸１８とを含む非常
に少数の構成部分で成る非常に簡単な装置に戻すことで
は、用紙からカールを除去する事ができない。

軸１８の軸受２０は枠構造体に装着され、そこに適切に
取付られている。モーター（図示せず）により駆動され
るベルト駆動体２２は軸１８を駆動し、また、０リング
２４を介して送りロール１２を駆動しカール除去装置か
ら受容器へ用紙を移送する。

図示の形において、カール除去装置はまた、ゲート２５
を有し、このゲートは点線位置に対してソレノイド２６
により第４図の実線位置へ枢軸運動し、適切な戻しばね
により点線位置へ戻ることができる。ゲートの実線位置
において、この装置を通って送られた各用紙はガイド１
５とローラー１９との間を通るように片寄せられるが、
ゲートが点線位置にある時、用紙はロール１０．１１か
らロール１２．１３まで直線移動する。このゲートの特
徴は、厚手のポール紙のような用紙を処理する時に効果
的である。即ち、それらの用紙はヒユーザ−Ｆにおいて
、カールしないからである。

ゲートが実線位置にある時、それはカール除去装置の口
部の一部を有効に形成し、用紙の導入されるはしの部分
はその中へ進入し、ガイド１５の弧状部分１６へ向って
片寄せられる。

第４．５図に示すように、軸１８の軸受２０は、弧状間
隙２７が用紙の厚みより半径方向へ幅広となるように弧
状ガイド部分１６に対して配置されるので、用紙はその
間隙を通過する時、圧縮力を加えられることはない、弧
状間隙２７は用紙のカールとは反対方向へ弧状をなすの
で、用紙が間隙を通過する時、カールは反対方向へ曲げ
られる。

受動ローラー１９と、用紙と、ガイドの弧状部分１６に
おいて曲げられる時にかかる用紙のビーム強度との間の
摩擦係数は、ローラー１０ａ。

１１ａからカール除去装置を通って受動ロール１２．１
３までの用紙通路がその用紙の長さをこえる場合、紙の
最後部のはしが確動ロール１０ａ。

１１ａを離れたのちでも、用紙の摩擦駆動を適切に保持
する。

第６ないし８図に示すように、用紙は前述のような送り
ロール１２．１３を必要とすることなしに受容トレイへ
直接送られる。この形では、本発明は典型的な印刷機械
（ファクシミリやレザープリンターを含む）のアウトプ
ットロール１０ａ。

１１ａと受容トレイとの間の小さなスペースに容易に使
用できる。

ここで、は、構造体は基本的には、前述のものと同じで
あるので、これ以上詳述しなくても、弧状ガイドＦｉ１
１５と送り軸１１８のローラー１１９との間でカールの
除去が行われることは理解されるであろう。

しかしながら、本発明の片寄り特性により、軸１１Ｂは
第７図に示すように、縦方向へ選択的に移動されるので
、その結果、用紙は選択した横方向への片寄り位置でト
レイへ送られる。Ｔ合いを必要とせずに、本質的に連続
的して整えられるセントを作るようなコンピューター制
御式プリンターやファクシミリ機の場合、これは受容す
る“製品”即ち文書類を横方向へ分類することができる
。

これを達成するために、軸１１８の駆動モーター１２２
は駆動ピニオン１２２ａを有し、該ピニオンは伸長して
祇送り軸１１８に適切に固定された長い駆動歯車１１８
ａと摺動自在に噛み合い、軸１１８を縦方向へ移動させ
る。

軸１１８において駆動手段りとは反対端には、第７回に
概略的に示すように選択した位置間で軸１１８を縦方向
へ移動させる手段Ｏが配設されている。この軸移動手段
Ｏは、逆転モーター１５０を有し、該モーターのピニオ
ン１５１は軸１１８に取付られた環状ラック１５２と噛
み合う。そのモーターは選択した位置間で軸１１８を縦
方向へ移動させるように駆動され、軸１１８をその元の
位置から左右へ片寄せるように仕組まれており、前記選
択位置を第７図に３つだけ示す。

片寄せモーター１５０は所望の位置を選択するために主
機械の用紙送り又は印刷の制御と適切に干渉しあって制
御される。図示のように、制御スイッチ１５３とカム１
５４とは、モーターが非作動状態にあって、その軸１１
８を右側又は左側の岸寄り位置へ縦方向に移動させない
時、軸１１８をその元の位置に保持するようになってい
る。

送りロール１１９と弧状ガイド１１５との間にすき間が
あっても、それらの間で用紙が屈曲するので、軸１１Ｂ
が縦方向へ移動する時、用紙が横方向へ移動できるよう
に用紙とロールとの間に十分な摩擦が生じることは理解
されるであろう。ここでは用紙を使っているけれども、
祇ロールから紙を供給し、それがこの装置を出る時、用
紙の長さに切断することもできる。

前述の事から、本発明は、弧状ガイド１６とロール１９
のそれに対応する弧状面との間の弧状間隙での用紙のカ
ール除去作用では、圧縮力をかけないでカールした用紙
を曲げることができるという事実に新規性をもった、構
造の簡単な脱カール装置を提供することは明らかである
。このカール除去操作中、カール除去装置を通過する事
により、用紙はより均等に乾燥し、再びカールする傾向
が少くなる。

軸１１８を横方向へ移動させるように片寄せ機構を選択
的に操作することによって、コピア、プリンター或いは
ファクシミリ機械からの出てくる物はトレイの中にセッ
ト又は製品が横方向に寄せられ別個に入れられるので、
受容器から取出す時、手で分、頻し易くなる。この片寄
せ操作は第７図に関して最もよく理解され、送り軸１１
８とそれを移動させ、駆動させる手段とが中心位置、即
ち元の位置で示され、また軸はそれぞれの左側と右側片
寄り位置で示されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は仕分は手段を有する印刷機を示す側面図であっ
て、その印刷機に本発明のカール除去装置を取付けた側
面図、 第２図は第１図の２−２線に沿ってとった水平断面図、 第３図は第２図の３−３線に沿ってとった垂直断面図、 第４図はカール除去装置の操作を示゛した垂直断面図の
拡大詳細図、 第５図はカール除去装置の詳細を示した第１図の５−５
線に沿ってとった拡大部分断面図、第６図は、この装置
に片寄せ特性を加えたところを示した部分側面図、 第７図は片寄せ装置と複数の片寄せ位置とを示した平面
図、 第８図は第１図の８−８線に沿ってとった垂直断面図で
ある。 〔符　　号　　の　　説　　明〕 Ｃ・・・フィーダー　　　　　Ｄ・・・カール除去装置
Ｆ・・・溶融ステーション　　Ｐ・・・プロセッサーＲ
・・・受容器 １０ａ、　ｌｌａ・・・出口ロール　　１２．１３・・
・送りロール１４・・・ドラム　　　　　　　１５・・
・固定ガイド１６・・・凹状円弧　　　　　　１７・・
・枠構造１８・・・回転軸　　　　　　　１９・・・ゴ
ムローラー２０・・・軸受 ２４・・・０リング １１５・・・弧状ガイド板 １１８・・・軸 １２２、１５０・・・駆動モーター １５１・・・ピニオン １５３・・・制御スイッチ ２２・・・ベルト駆動体 ２７・・・弧状間隙 １１９・・・ローラー １１８ａ・・・駆動歯車 １２２ａ・・・駆動ピニオン １５２・・・ラック １５４・・・カム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転受動紙送り軸と、その軸を回転させる手段と、
   選択的に縦方向へ片寄った位置間で前記軸を移動させる
   手段を伴った、前記軸により装置を通って送られる紙を
   選択的に横方向へ片寄せる手段とを含む、用紙のカール
   除去手段より成る、コピー機、プリンター或いはファク
   シミリ機械から出る用紙からカールを除去する装置。 ２、前記用紙のカール除去手段は、前記軸のまわりで弧
   状に伸長する弧状用紙ガイド部材を有し、前記軸をその
   まわりに弾性用紙送り材を有し、その用紙送り材は前記
   ガイド部材と共に、用紙の厚みより大きい弧状間隙を形
   成する事と、前記カール除去手段はさらに、用紙を前記
   間隙へ導く手段を有することを特徴とする請求項１に記
   載の装置。 ３、前記軸を回転させる前記手段は、前記軸と駆動接続
   を有する固定モータを有し、前記接続は前記モータに対
   して反対方向へ前記軸を縦方向に移動させる手段を有す
   る事を特徴とする請求項１に記載の装置。 ４、像ステーションと、溶融ステーションと、印刷装置
   を通って用紙を送る手段と、この印刷装置から出る用紙
   を受けとる受容器と、前記溶融ステーションと前記受容
   器との間にあって、紙が溶融ステーションから受容器へ
   移動する時、その紙からカールを除去する手段とから成
   り、カール除去手段は、その紙を横方向へ選択的に片寄
   せる手段を有することから成る、そこを通って送られる
   １紙に材料を印刷する装置。