JPH0464568A - 記録装置の排紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌｌ上ム机１笈見 この発明は、プリンタ・複写機・ファクシミリ・印刷機
など、印字・転写・複写・印刷等により用紙などの記録
媒体に記録を行う記録装置に適用しうる。詳しくは、そ
のような記録装置において。

記録を行って後記録媒体の一部または全部を記録装置本
体外に排出する排紙装置に関する。

ｕＬ弦−術− 従来、たとえばレーザプリンタの中には、たとえば第４
図に示すように、両面記録を可能とするものがある。そ
して、このレーザプリンタでは。

用紙に両面記録を行う場合は、プリンタ本体］−内中央
の感光体２上に用紙３を搬送し、その用紙３の片面に記
録を行って後、その用紙３を図中矢示する如く反転搬送
してスイッチバック用の排紙装置ｆ４へと送り、スイッ
チバックローラ対５で一旦用紙３の一部をプリンタ本体
１外に排出して後、矢示するようにスイッチバックして
再び感光体２に向けて給紙する。そして、同じ用紙３の
裏面に記録を行って後、その用紙３を他の排出用排紙袋
［６へと搬送する。この他の排紙装置６は、たとえ、ば
第５図に示すように、一方のローラ軸７ａに腰付はリン
グ７ｂを設け、そのリング７ｂで排紙ローラ７・７間を
通過する用紙３を押えて波形１ニして腰をある程度強く
した状態で第４図に示す排紙、トレイ８に向は排出し、
その排紙１−レイ８−ににスタックする構成であった。

発明が解決しようとする課題 ところが、上述した記録装置において、まずスイッチバ
ック用の排紙装置４のような構成によれば、用紙３をス
イッチバックするためにその一部をプリンタ本体］外に
排出すると、用紙３が第４図中鎖線で矢示する如く垂れ
下ってプリンタ本体１内に巻き込まれてしまうことがあ
る。そこで、従来、この排紙装置４に排出する用紙３の
受はトレイを設ける構成のものもある。しかし、そ九に
よっても、この受はトレイが給紙カセット９の着脱や手
差し給紙などの作業の邪魔となり、また外観デザイン−
にの妨げとなる問題がある。他方、他の排出用の排紙装
置６のような構成によれば、小さなサイズの用紙３の場
合は確かにある程度塵を強くできるが、大きなサイズ（
たとえばＡ３・リーガルサイズ等）の場合には、用紙の
腰を十分に強くすることができず、そのため、その腰の
強さによる用紙の直進性を欠き、結局、用紙スタック性
が悪いという問題があった。

そこで、この発明の目的は、上述したような記録装置の
排紙装置において、別途トレイなどを設けないで記録媒
体の垂れ下りを防止するとともに。

記録媒体の直進性を向上させることにある。

を　　するための手段 そのため、請求項１に記載のこの発明は、たとえば以下
の図示実施例において示すとおり、スイッチバックロー
ラ３５とそれに押し当てる加圧ローラ３６とで用紙１３
のような記録媒体を挾んで、前記スイッチバックローラ
３５の回転で該記録媒体の一部をプリンタ本体１０のよ
うな記録装置本体外に排出する記録装置の排紙装置１２
９において、２つのスイッチバックローラ軸４０＆、そ
れぞれ前記記録媒体の搬送方向りと直角に、かつともに
水平に対して同一の側に同一角度傾斜し、かつ互の延長
線が前記記録媒体の搬送方向りと直角な方向の中央で交
差して設け、それらのスイッチバックローラ軸４０にそ
れぞれ前記スイッチバックローラ３５を固定してなるこ
とを特徴とする。

また、請求項２に記載のこの発明は、たとえば以下の図
示実施例において示すとおり、排紙ローラ２１とそれに
押し当てる加圧ローラ２２とで用紙１３のような記録媒
体を挾んで、前記排紙ローラ２１の回転で該記録媒体を
プリンタ本体１０のような記録装置本体外に排出する記
録装置の排紙袋［５０において、２つの排紙ローラ軸５
１を、それぞれ前記記録媒体の搬送方向Ｂと直角に、か
つともに水平に対して同一の側に同一角度傾斜し、かつ
互いの延長線が前記記録媒体の搬送方向Ｂと直角な方向
の中央で交差して設け、それらの排紙ローラ軸５１にそ
れぞれ前記排紙ローラ２１を固定してなることを特徴と
する。

さらに、請求項３に記載のこの発明は、たとえば以下の
図示実施例において示すとおり、前ｉ′ｉ！２つのスイ
ッチバックローラ軸４０または前記２つの排紙ローラ軸
５１の延長線が交差する位ＷＰに向けてリブ２９ｃのよ
うに記録媒体の浮き上がりを押える押え部材を設けてな
ることを特徴とする。

さらにまた、請求項４に記載のこの発明は、たとえば以
下の図示実施例において示すとおり、前記２つのスイッ
チバックローラ軸４０または前記２つの排紙ローラ軸５
１を一体的に回転可能に連結してなることを特徴とする
。

作　　　用 そして、請求項１に記載のこの発明では、記録装置本体
から記録媒体を排出するとき、スイッチバックローラ３
５と加圧ローラ３６との間で記録媒体をくの字に折り曲
げる。

また、請求項２に記載のこの発明では、記録装置本体か
ら記録媒体を排出するとき、排紙ローラ２１と加圧ロー
ラ２２との間で記録媒体をくの字に折り曲げる。

さらに、請求項３に記載のこの発明では、押え部材で記
録媒体を押えながら、スイッチバックローラ３５と加圧
ローラ３６との間または排紙ローラ２１と加圧ローラ２
２との間に送り込む。

そしてまた、請求項４に記載のこの発明では。

２つのスイッチバックローラ軸４０または２つの排紙ロ
ーラ軸５１を一体的に回転する。

大−五一■ 次に、この発明の一実施例を図面に従い詳細に説明する
。

第３図には、この発明による排紙装置を備える記録装置
の一例であるレーザプリンタの概要断面図を示す。図中
１０はプリンタ本体、１１は該プリンタ本体１０に装填
する給紙カセットである。

この給紙カセット１１から給紙装置１２によって矢印Ａ
方向に給送する記録媒体としての用紙１３は、レジスト
ローラ対１４によってタイミングをとってドラム状の感
光体１５の上側に搬送する。

感光体１５は、反時計方向に回転駆動し、その際帯電チ
ャージャ１６によって表面を帯電し、レーザ光学系１７
からのレーザ光を照射してその上に静電潜像を形成する
。この潜像は現像装置１８を通るときトナーによって可
視像化し、この可視像は感光体１５上に搬送する用紙１
３の下面に転写・分離チャージャ１９により転写する。

転写後用紙１３は、定着装［２０へ搬送して可視像を定
着する。そして、定着装［１２０を出た用紙１３は、通
常の片面記録の場合は排紙ローラ２１とそれに押し当て
る加圧ローラ２２とで用紙１３をそのまま矢印Ｂ方向へ
排出し、排紙トレイ２４上にスタックする。一方、可視
像転写後の感光体１５は、クリーニングブレード２５を
有するクリーニング装置２６によって残留トナーを除去
する。感光体１５から除去したトナーは、トナー回収タ
ンク２７に回収し、ここに収容する。

プリンタ本体１０上には、両面搬送装置２８と請求項１
に記載のこの発明の排紙装Ｗ２９とが並べて備えられて
いる。そして、両面記録の場合、定着装置２０を出た用
紙１３は、第１切換爪３１によって矢印Ｃ方向に切り換
えて頁面搬送装置２８へ案内し、表裏反転して該両面搬
送装置２８内の第１・第２・第３搬送ローラ対３２・３
３・３４により排紙装置２９内のスイッチバックローラ
３５とそれに押し当てる加圧ローラ３６間に搬送する。

そして、正逆駆動モータ３７を駆動してスイッチバック
ローラ３５を回転し、用紙１３を反転センサ３８上を通
過して矢印り方向に搬送し、用紙１３の前端側をプリン
タ本体１０外にいったん排出する。そして、スイッチバ
ックローラ３５は、用紙１３の後端がローラ３５・３６
間を抜き出る直前に停止してから逆回転して用紙１３を
矢印Ｅ方向にスイッチバックし、さらに第２切換爪３９
によって搬送路を図中斜め下方に切り換え、再び矢印Ａ
方向に給紙する。しかして、片面記録の場合と同様の電
子写真プロセスを経て用紙１３の裏面に記録を行って後
、排紙ローラ２１と加圧ローラ２２とで排紙トレイ２４
上に排出し、スタックする。

ところで、上述した排紙装置１２９は、詳しくは第１図
に示すように、スイッチバックローラ３５を２つ備え、
それらローラ３５をそれぞれスイッチバックローラ軸４
０に固定してなる。スイッチバックローラ軸４０は、そ
れぞれ用紙１３の前記搬送方向りに対し［ｈ角に配置し
、かつ水平に対し同一側に同一角度傾斜して配置する。

しかも、互いの鎖線で示す延長線が搬送方向りに対し直
角な方向の中央で交差して設ける。そして、各スイッチ
バックローラ軸４０の両端４０ａ・４０ｂを軸受部材４
１、で回転自在に支持するとともに、互いの一端４０　
ａをユニバーサルジヨイント４２で連結して２つのスイ
ッチバックローラ軸４０を一体的に回転Ｆ扛能に接続し
てなる。しかして、図中右側のスイッチバックローラ軸
４０の他＠４０ｂにギヤ４３を取り付け、そのギヤ４３
を介して前記正逆駆動モータ３７の駆動を伝達してスイ
ッチバックローラ軸４０を回転駆動する。また、これら
スイッチバックローラ＠４０のに方にそれらと平行に加
圧ローラ軸４４を配置する。この加圧ローラ軸４４は、
それぞれ前記加圧ローラ３６を回転自在に有する。そし
て、両端をそれぞれ排紙装置２９の支持板部２９ａ・２
９ｂで支持してなる。

また、それらスイッチバックローラ軸４０および加圧ロ
ーラ軸４４との間でそれらと平行に断面くの字状の搬送
ガイド板４５を配置する。その搬送ガイド板４５には、
スイッチバックローラ３５のローラ窓４５ａをあける。

さらに、上二述した排紙装置２９には、その支持板部２
９ａ・２９ａｌ？ｆＪにスイッチバックローラ軸４０の
延長線が交差する位置Ｐに向けて垂下するリブ（押え部
材）２９ｃを設ける。リブ２９ｃの先端は、第２図でも
示すとおり、搬送ガイド板４５中夫の屈曲部分４５ｋ）
まで近接して設ける。

さて、上述したような請求項１に記載のこの発明の排紙
装置！！２９では、スイッチバックローラ３５と加圧ロ
ーラ３６との間へと用紙］３を搬送する場合、第１図に
示すように、用紙１３の搬送方向中央をその上からリブ
２９ｃで押えながら５用紙１３を両ローラ３５・３６間
に導いて送り込む。

したがって、そのとき、用紙１３がジャムするのを防止
してスムーズな送り込みを６１能にする。そして、送り
込んだ用紙１３をローラ３５・３６間でくの字状に折り
曲げ、搬送ガイド板４５により案内して腰を最大限に強
くした状態にしてその用紙１：３の前端側をいったんプ
リンタ本体ｌｏ外に排出する。しかして後、スイッチバ
ックして用紙１３を引き込み、さらに感光体１５へと再
給紙する。

ところで、以」二のように図示レーザプリンタは、スイ
ッチバック用の排紙装置２９を備えるが、第３図に示す
如く、排紙ローラ２１と加圧ローラ２２とで記録後の用
紙１−３の全体を排紙トレイ２４上に排出する排出用の
排紙装Ｗ５ｏを備える。この排紙装置５０は、第１図に
示す構成と同様に、排紙０−ラ２１を２つ備え、それら
を固定する排紙ローラ軸５１をそれぞれ排紙方向Ｂと直
角に、かつともに水平に対して同一の側に同一角度傾斜
し、かつ互いの延長線が排紙方向■３と直角な方向の中
央で交差して設ける。また、それら２つの排紙ローラ軸
５］を一体的に回転ｉＪ能に連結するとともに、それら
排紙ローラ＠５１と平行に加圧ローラ軸５２を設け、そ
れら加圧ローラ軸５２に加圧ローラ２２を回転自在に設
ける。そして、記録後の用紙１３を前記リブ２９ｃのよ
うな押え部材で押えながら、排紙ローラ２１と加圧ロー
ラ２２との間に搬送し、排紙ローラ２１の回転で排出す
る。このとき、用紙１３を両ローラ２１・２２で挾んで
くの字状に折り曲げでその腰の強さを一段と大きくし、
その腰の強さで搬送方向［３へと直進する、そして、排
出する用紙１３をすべて揃えて４１１紙トレイ２４上に
スタックする。

充吸■劾−采 したがって、この発明によれば、２つのローラ軸を同一
の側に同一角度傾斜してＪＱけ、それらローラ軸にロー
ラを固定するとともに、該ローラ軸に他のローラを押し
当て、それらローラ間に記録媒体を挾んでくの字状に折
り曲げてその一部または全部の排出時の腰の強さを一段
と大きくする構成とするから、従来のように別途トレイ
などを設けなくても、記録媒体の一部排出時の垂れ１；
がりを防止できるとともに、記録媒体の直迫性を一層向
上してスタック性などをアップさせることができる。

また、特に請求項３に記載の発明によれば、記録媒体の
押え部材を設けることによって、加えて、記録媒体を押
えてジャムすることなくスムーズに排出する効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は請求項１に記載のこの発明による排紙装置の内
部機構を示す部分断面図、第２図はその排紙装置におけ
るリブ（押え部材）の配置構成図、第３図はこの発明の
排紙装置を備えるレーザプリンタの内部機構を示す全体
概略構成図である。第４図は従来の記録装置の一例とし
ての両面記録装置の内部機構を示す全体概略構成図、第
５図は従来の他の排紙装置における排紙ローラによる用
紙の排出状態を示す状態説明図である。 １０・・・・・・・・・プリンタ本体（記録装置本体）
１３・・・・・・・・用紙（記録媒体）２１・・・・・
・・・・排紙ローラ ２２・・・・・・・・加圧ローラ ２９・５０・・・・・・・・・排紙装置２９ｃ・・・・
・・・・・リブ（押え部材）３５・・・・・・・・・ス
イッチバックローラ３６・・・・・・・・・加圧ローラ ４０・・・・・・・・・スイッチバックローラ軸５１・
・・・・・・・・排紙ローラ軸 Ｂ−Ｄ−Ｅ・・・・・・・・・搬送方向Ｐ・・・・・・
・・・ローラ軸の交差位置。 特許呂願人 代 理 人 弁 理 士 株式会社 中　　　尾 す 俊 第 図 ハ 第４ 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スイッチバックローラとそれに押し当てる加圧ロー
   ラとで記録媒体を挾んで、前記スイッチバックローラの
   回転で該記録媒体の一部を記録装置本体外に排出する記
   録装置の排紙装置において、 ２つのスイッチバックローラ軸を、それぞれ前記記録媒
   体の搬送方向と直角に、かつともに水平に対して同一の
   側に同一角度傾斜し、かつ互いの延長線が前記記録媒体
   の搬送方向と直角な方向の中央で交差して設け、 それらのスイッチバックローラ軸にそれぞれ前記スイッ
   チバックローラを固定してなる、記録装置の排紙装置。 ２、排紙ローラとそれに押し当てる加圧ローラとで記録
   媒体を挾んで、前記排紙ローラの回転で該記録媒体を記
   録装置本体外に排出する記録装置の排紙装置において、 ２つの排紙ローラ軸を、それぞれ前記記録媒体の搬送方
   向と直角に、かつともに水平に対して同一の側に同一角
   度傾斜し、かつ互いの延長線が前記記録媒体の搬送方向
   と直角な方向の中央で交差して設け、 それらの排紙ローラ軸にそれぞれ前記排紙ローラを固定
   してなる、 記録装置の排紙装置。 ３、前記２つのスイッチバックローラ軸または前記２つ
   の排紙ローラ軸の延長線が交差する位置に向けて記録媒
   体の浮き上がりを押える押え部材を設けてなる、請求項
   １または２に記載の記録装置の排紙装置。 ４、前記２つのスイッチバックローラ軸または前記２つ
   の排紙ローラ軸を一体的に回転可能に連結してなる、請
   求項１または２に記載の記録装置の排紙装置。