JPH027312Y2 - - Google Patents

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JPH027312Y2
JPH027312Y2 JP1384985U JP1384985U JPH027312Y2 JP H027312 Y2 JPH027312 Y2 JP H027312Y2 JP 1384985 U JP1384985 U JP 1384985U JP 1384985 U JP1384985 U JP 1384985U JP H027312 Y2 JPH027312 Y2 JP H027312Y2
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pressure receiving
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、圧縮コイルばねの弾発力にてアーマ
チユアがデイスクを介して受圧板側に押圧される
ことにより制動力を得て、また圧縮コイルばねの
弾発力に抗してアーマチユアがフイールドコアに
磁気吸着されることにより制動力が解除される、
所謂負作動形電磁ブレーキに関する。
[従来の技術] 近来この種の装置は、産業用ロボツトや一般機
械の安全装置等多分野にて使用されており、例え
ば実開昭54−112989号に開示されたものが代表的
である。
第4図に縦断面図で示したように、1は電磁コ
イル2が内蔵されたフイールドコアであり、この
フイールドコア1には円周方向等間隔に複数(例
えば3箇所)形成された有底孔1aと、この有底
孔1aに対し円周方向各中央に形成された螺子孔
1bが形成されている。
3は前記フイールドコア1と同心上に配置され
た受圧板であり、この受圧板3は前記フイールド
コア1にカラー4を介し、ボルト5を前記螺子孔
1bに螺合することで固定されている。
ここで受圧板3には螺子孔3aが形成されてお
り、また前記カラー4には雄捻子部4aが形成さ
れており、このカラー4の受圧板3への螺合深さ
により後述するアーマチユア6と前記フイールド
コア1との空隙gが調整可能とされている。
6はアーマチユアであり、前記フイールドコア
1と所定空隙gを介して配置されており、このア
ーマチユア6は前記カラー4が挿入される貫通孔
6aが形成されている。換言すればこのアーマチ
ユア6は、前記カラー4を案内部材とし軸線方向
のみ移動可能とし配置されている。
7はデイスクであり、内側部分にはスプライン
歯部7aが形成されており、また前記受圧板3と
前記アーマチユア6と略等しい内径であつて、前
記カラー4と当接することのない外径よりなるラ
イニング8.が、このデイスク7の両側面に固着
されている。
9は圧縮コイルばねであり、前記フイールドコ
ア1に形成された有底孔1aに嵌装されており、
この圧縮コイルばね9は、弾発力にて前記アーマ
チユア6を前記デイスク7とこれに固着された前
記ライニング8.を介し前記受圧板3側に押圧し
ている。
10はハブであり、内周には図示せね回転軸を
キー嵌合するためのキー嵌着用キー溝10aが形
成されており、一方大径部の外周には、前記デイ
スク7のスプライン歯7aが嵌合されたスプライ
ン歯部10bが形成されている。
尚、11は前記フイールドコア1の反アーマチ
ユア6側に形成された螺子孔であつて、このフイ
ールドコア1を機枠等に固定するためのボルトが
螺合されるものである。
このような構成からなる装置は、通常圧縮コイ
ルばね9の弾発力にてアーマチユア6が、図示せ
ぬ回転軸にキー嵌合されたハブ10とスプライン
嵌合されたデイスク7、このデイスク7に固着さ
れたライニング8.を介して受圧板3側に押圧さ
れるため、回転軸は制動される。
ここで電磁コイルへ電圧を印加することで発生
した起磁力にて、アーマチユア6を圧縮コイルば
ね9の弾発力に抗してフイールドコア2に磁気吸
着することで、回転軸への制動は解除される。
[考案が解決しようとする問題点] 従来この種装置における空隙gの調整は、受圧
板3に螺合されたカラー4の螺合深さによるもの
であつて、受圧板3に螺子孔3aを形成する必要
があり、生産性が悪いという問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案はこれらの問題点を除去解決するため
に、生産性のよい負作動形電磁ブレーキを提供す
ることを目的とし、カラーの受圧板側に形成され
た雄捻子部にナツトを螺合し、このナツトの螺合
深さにより、フイールドコアとアーマチユアとの
空隙を調整したことを特徴とする。
[作用] カラーに螺合されたナツトをアーマチユア側に
螺合進入させることで、ライニング等の摩耗によ
るフイールドコアとアーマチユアとの空隙の増大
分が調整される。
[実施例] 第1図は本考案に係る負作動形電磁ブレーキの
縦断面図であり、第2図は第1図の要部拡大図で
ある。また第3図は本考案に係る負作動形電磁ブ
レーキの他の実施例を示す縦断面図である。尚第
4図と同一な構成部材に対しては、同一の符号を
示すことで説明を省略する。
フイールドコア1には、カラー4′とこのカラ
ー4′の雄捻子部4′aに螺合されたナツト12を
介して、受圧板3′がボルト5にて固定されてい
る。
また前記4′には、相対向するカツト面4′b.が
形成されている。
このような構成からなる装置は、従来のものと
同一の作用をする。
ここでライニング8.等の摩耗により空隙gが
増大した場合は、前記カラー4′のカツト面4′b.
にスパナ等の工具を嵌合しこのカラー4′を固定
した後、前記ナツト12を前記アーマチユア6側
に螺合進入させることで前記空隙gの調整が行な
われ前記ボルト5を締付けることでこの調整作業
が完了する。
次に第3図に示した他の実施例を説明すると、
フイールドコア1の螺子孔1bの開口部には凹部
1cが形成されており、この凹部1cには、カラ
ー4″の端部が圧入固定されている点が相違し、
このように構成することで前記カラー4′のカツ
ト面4′b.を不要としている。
よつてライニング8.等の摩耗により空隙gが
増大した場合は、前記ナツト12を前記アーマチ
ユア6側に螺合進入させることで前記空隙gの調
整が行なわれ、前記ボルト5を締付けることでこ
の調整作業が完了する。
[効果] 以上の説明より本考案は、カラーの雄捻子部に
ナツトを螺合し、このナツトの側面が受圧板の側
面に当接するよう構成することにより、ナツトの
螺合深さによりフイールドコアとアーマチユアと
の間の空隙gが調整されるので、受圧板に螺子孔
を形成する必要がなく生産性がよい。
またカラーをフイールドコアに圧入固定したこ
とにより、制動力が直接ボルトにかからないので
ボルトの変形等がなく、この種装置の耐用年数を
向上できるなど、実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る負作動形電磁ブレーキの
縦断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図
は本考案に係る負作動形電磁ブレーキの他の実施
例を示す縦断面図、第4図は従来の負作動形電磁
ブレーキの縦断面図である。 図面において、1……フイールドコア、1c…
…凹部、3,3′……受圧板、4,4′,4″……
カラー、4a,4′a……雄捻子部、4′b……カ
ツト面、5……ボルト、6……アーマチユア、7
……デイスク、12……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁コイルが内蔵されたフイールドコアと、こ
    のフイールドコアにカラーを介しボルトにて固定
    された受圧板と、前記フイールドコアと所定空隙
    を介し、かつ前記カラーを案内部材とし軸線方向
    のみ移動可能に配置されたアーマチユアと、この
    アーマチユアと前記受圧板との間に介在するデイ
    スクと、前記アーマチユアを前記受圧板側に押圧
    する圧縮コイルばねとを備えた負作動形電磁ブレ
    ーキにおいて、前記カラーの前記受圧板側に雄捻
    子部を形成すると共に、この雄捻子部にはナツト
    を螺合しこのナツトの側面と前記受圧板の側面と
    が当接するよう構成することにより、前記ナツト
    の螺合深さによつて前記空隙を調整するようにし
    たことを特徴とする負作動形電磁ブレーキ。
JP1384985U 1985-02-01 1985-02-01 Expired JPH027312Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1384985U JPH027312Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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JP1384985U JPH027312Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61129937U JPS61129937U (ja) 1986-08-14
JPH027312Y2 true JPH027312Y2 (ja) 1990-02-21

Family

ID=30498231

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JP (1) JPH027312Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016056925A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 小倉クラッチ株式会社 無励磁作動ブレーキ
TWI563189B (ja) * 2013-04-10 2016-12-21 Miki Pulley Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI563189B (ja) * 2013-04-10 2016-12-21 Miki Pulley Kk
JP2016056925A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 小倉クラッチ株式会社 無励磁作動ブレーキ

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Publication number Publication date
JPS61129937U (ja) 1986-08-14

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