JPS643858Y2 - - Google Patents

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JPS643858Y2
JPS643858Y2 JP1982064366U JP6436682U JPS643858Y2 JP S643858 Y2 JPS643858 Y2 JP S643858Y2 JP 1982064366 U JP1982064366 U JP 1982064366U JP 6436682 U JP6436682 U JP 6436682U JP S643858 Y2 JPS643858 Y2 JP S643858Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電磁ブレーキ、特にその自動間隙調
整装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は例えば実開昭54−10171号公報に開示
されている従来の電磁ブレーキであり、図におい
て、100は回転子軸、101は電動機の枠体、
102はこの枠体101に結合されるブラケツ
ト、103はこのブラケツト102に形成された
固定鉄心、103Aはその電磁コイル、104は
この固定鉄心103に接離する可動鉄心、105
はこの可動鉄心104を固定鉄心103から離間
する方向に付勢する弾性体、106は可動鉄心1
04と対向し、上記回転子軸100にスプライン
嵌合したブレーキ板、107はボルト108並び
にナツト109を介してブラケツト102に結合
される取付板、110は可動鉄心104に一端が
結合され、ブレーキ板106の径方向外側を軸方
向に延在するレバー、111はこのレバー110
の他端に歯部が係合するつめ車、112はこのつ
め車111が一端に結合され、他端にウオーム歯
車112Aが形成されたウオーム軸、113はこ
のウオーム軸112を支承する一対の軸受で、上
記取付板107に固定されている。114は上記
ウオーム歯車112Aに噛合するウオム歯114
Aを有すると共に上記取付板107に螺合する雄
ねじ114Bを有する間隙調整ねじ、115は取
付板107とブレーキ板106との間に配置さ
れ、間隙調整ねじ114によりブレーキ板106
との間隙が調整される押圧部材である。
上記のように構成されたものにおいては、電磁
コイル103Aに通電すると弾性体105の弾力
に抗して可動鉄心104が吸着され、ブレーキ板
106が開放され、回転子軸100が自由に回転
でき、また一方、電磁コイル103Aが消勢され
ると、可動鉄心104が押圧部材115との間で
ブレーキ板106を押圧し、制動されることにな
る。
ところで、長期の使用においてブレーキ板10
6が摩耗した場合には、可動鉄心104の動作に
応じて、レバー110が往復動作した時に、レバ
ー110の先端がつめ車111の歯部と係脱して
1歯毎間欠回転し、ウオーム軸112のウオーム
歯車112A→間隙調整ねじ114のウオム歯1
14Aへと回転力が伝達され、取付板107より
間隙調整ねじ114が僅かに突出する。このた
め、押圧部材115がブレーキ板106の摩耗し
た分だけブレーキ板106に向つて変位し、ブレ
ーキ板106と可動鉄心104との間隙が自動的
に調整されることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の電磁ブレーキでは、ブレー
キ板106を中心にしてブラケツト102側に固
定鉄心103が配置されると共に、反対側には間
隙調整ねじ114など間隙調整装置が配置される
ため軸方向寸法が大となるばかりでなく、可動鉄
心104により往復動されるレバー110はブレ
ーキ板106の径方向外側を軸方向に延在されて
つめ車111に係合されているため、レバー11
0、つめ車111、ウオーム軸112、及び軸受
113が軸心から大きく径方向外側に位置される
ことになり、装置の径方向寸法も大となり、全体
が大形となる問題点があり、また、組立時におい
ては、ウオーム軸112を軸受113で支承さ
せ、間隙調整ねじ114とウオーム軸112を直
角状で組立る必要があり、組立が面倒となるばか
りでなく、メインテナンス時には、取付板107
にウオーム軸112や間隙調整ねじ114が取付
けられている状熊で、ナツト109をゆるめて取
付板107を取りはずして分解させねばならず、
メインテナンス作業も面倒となるという問題点が
あつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、装置の径方向寸法並びに軸方向寸法
を小さくでき、装置の小形化を実現でき、しか
も、分解・組立等のメインテナンス作業も容易と
なる電磁ブレーキを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電磁ブレーキは、被制動回転軸
の外周に、軸方向移動自在で、且つ周方向に相対
回転不能に嵌合され、一側の外周縁近傍が固定部
に対向するブレーキ板、一側が上記ブレーキ板の
他側と対向すると共に内周部にねじ部が形成され
た押圧部材、一側が上記押圧部材の他側と対向す
る可動鉄心、この可動鉄心の他側に配設され、付
勢時に上記可動鉄心を吸引移動させる中空状の固
定鉄心を有した電磁石、上記押圧部材のねじ部に
一端が螺合される螺合部材、この螺合部材に一端
が固定されると共に他端に多角軸部が形成されて
上記固定鉄心内に延在する回転軸、上記固定鉄心
の内周部に嵌合され、その内部で上記回転軸を回
転自在に収納した筒状体、この筒状体の一端外側
から挿入されて上記筒状体内に配置され、上記回
転軸の多角軸部に相対回転不能に、且つ軸方向摺
動可能に嵌合された爪車、この爪車の歯部に一端
が係合されると共に他端が上記可動鉄心に当接
し、且つ上記一端と上記他端との間が上記筒状体
に回転自在に支承されて梃子を構成し、上記他端
が上記可動鉄心の変位に応じて回転変位した時に
上記一端の回転変位により上記爪車の歯部を回転
させる係合部材、この係合部材の上記他端を上記
可動鉄心に圧接するよう上記係合部材を付勢し、
上記係合部材の他端を上記可動鉄心の変位に応じ
て回転変位させる第1のばね、上記電磁石の消勢
時に上記可動鉄心を介し、上記押圧部材を上記ブ
レーキ板の他側に圧接する第2のばねを備えたも
のである。
〔作用〕
この考案における電磁ブレーキは、係合部材の
一端が第1のばねを介して可動鉄心に圧接されて
おり、可動鉄心の変位に応じて係合部材の他端が
回転し、係合部材の他端に係合している爪車が回
転する。従つて、ブレーキ板が所定量摩耗する
と、その摩耗寸法に応じて爪車が回転し、更にこ
の爪車と角状軸部で連結された回転軸が回転され
て螺合部材との螺合により、押圧部材がブレーキ
板側へ変位するものであり、固定鉄心の軸心中央
近傍に自動間隙調整装置がコンパクトに且つ簡単
に配置される。
〔実施例〕
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示
す図であり、図において、1は電動機、2はこの
電動機1の固定子鉄心(図示せず)を囲繞且つ支
持する枠体、3はこの枠体2の一端部に結合され
たブラケツト、3aはこのブラケツト3の一側面
に形成された制動面、4は電動機1の回転子軸
で、一端部は玉軸受5を介してブラケツト3に回
転自在に支承されている。6,7は回転子軸4の
外周に軸線方向摺動可能に且つ周方向に相対回軸
不能に嵌合された一対のブレーキ板で、外縁部に
はライニング6a,7aが夫々モールドされ、そ
の一側の外周縁近傍が制動面3aに対向してい
る。8は一対のブレーキ板6,7の間に介在する
摩擦板で、軸線方向には移動可能で且つ周方向に
は回動不能に後述するブレーキ箱10に支承され
ている。9は一端部がブレーキ板7に対向し他端
内周面に雌ねじ9aが刻設された押圧部材、10
はブラケツト3の他端部に結合されたブレーキ
箱、11はこのブレーキ箱10の一端部に結合さ
れた二重筒状の固定鉄心、11aはこの固定鉄心
11の筒状部に設けられた貫通孔、11bは固定
鉄心11に設けられ、外側の筒状部を構成する環
状凹部で貫通孔11aと同心状に形成されてい
る。12は固定鉄心11の外端面の対称位置に
夫々結合された一対の弾性体受けであり、第1図
では一方の図示を省略している。13はこの一対
の弾性体受け12の夫々の一端面に結合された一
対の案内部材、14は所定の板厚の鋼板より有底
筒状に成形した螺合部材で、外周面には押圧部材
9の雌ねじ9aと螺合する雄ねじが刻設され、中
心部にはバーリング加工された貫通孔14aが設
けられている。15は貫通孔11aに嵌合され、
中心部に段付貫通孔15aを有する筒状体を構成
したハウジングで一端部は固定鉄心11の外端面
に結合されると共に他端部外周には平面状の切欠
き部15bが形成されて上記貫通孔15aを径方
向に部分的に開放している。16はハウジング1
5の外端面に結合された弾性体受け、20は絞り
成形された一端部20bが貫通孔14aに回転可
能に嵌合されると共に螺合部材14に溶接結合さ
れた六角棒鋼よりなる回転軸を構成した軸部、1
9はこの軸部20の外周面に六角状に形成された
貫通孔が嵌合され、上記軸部20と一体的に回転
するラチエツトホイルで歯部19aが一部だけハ
ウジング15の切欠き部15bから径方向に突出
している。なお、ラチエツトホイル19は爪車を
構成している。32は軸部20の外周面に遊嵌さ
れた円筒状のスペーサで両端面は夫々ラチエツト
ホイル19の一端面とハウジング15の一端面と
に当接している。33は段付貫通孔15aの一端
面に後述する弾性体26で押圧された弾性体受
け、34は軸部20の外周面に遊嵌された円筒状
のスペーサで両端面は夫々ラチエツトホイル19
の他端面と弾性体受け33の一端面とに当接して
いる。なお、スペーサ32,34とで移動防止部
材35を形成している。21は中心部に軸部20
が貫通する貫通孔21aを有する可動鉄心で、固
定鉄心11が消勢した時には該固定鉄心11と所
定の間隙を介して対向するようになされている。
22はハウジング15の切欠き部15bに径方向
に結合されたピン、23は上記切欠き部15bに
対向して上記ピン22に略中間部が遊嵌されると
共に一端部が上記可動鉄心21に当接され、且つ
他端部がラチエツトホイル19の歯部19aに係
合する梃子を構成した係合部材、24はピン22
に中間部が巻回されると共に一端部が係合部材2
3に結合され他端部が可動鉄心21の一端面に当
接する第1のばねを構成したヒネリばねで、上記
他端部を上記可動鉄心に圧接するよう上記係合部
材23を付勢している。25は一対の弾性体受け
12と可動鉄心21との間に所定の弾圧力を有し
て介装された圧縮コイルばねよりなる第2のばね
を構成した一対の弾性体で、一端部は一対の案内
部材13に遊嵌されている。26は双方の弾性体
受け16,33の間に介挿された圧縮コイルばね
よりなる弾性体で、ラチエツトホイル19とスペ
ーサ32,34を所定の弾圧力で可動鉄心21側
に押圧している。27は環状凹部11bに巻装さ
れた電磁石コイル、28は一端部がブラケツト3
に結合されたカバーである。なお、固定鉄心1
1、可動鉄心21及び電磁石コイル27で電磁石
29を構成し、螺合部材14と軸部20とで被回
動部材30を構成している。また、回転子軸3、
ブレーキ板6,7とで被制動回転体31を構成し
ている。なお、電動機1の固定子巻線(図示せ
ず)と電磁石コイル27とは接続されている。
次にこのように構成されたものの動作について
説明する。電動機1の操作スイツチを閉成すると
固定子巻線及び電磁石コイル27に通電され固定
鉄心11が付勢される。固定鉄心11が付勢され
ると可動鉄心21は一対の弾性体25の弾圧力に
抗して固定鉄心11に吸引され、一対のブレーキ
板6,7及び摩擦板8に対する弾圧力が解放され
て回転子軸4は急速に回転を開始する。また、逆
に電動機1の操作スイツチを開成すると固定子巻
線及び電磁石コイル27への通電が断たれ固定鉄
心11は消勢する。固定鉄心11が消勢すると一
対の弾性体25の弾圧力が可動鉄心21→螺合部
材14→押圧部材9→ブレーキ板7→摩擦板8→
ブレーキ板6に伝達され、押圧部材9、ブレーキ
板6,7、摩擦板8は密着すると共にブレーキ板
6のライニング6aは制動面3aに押圧され、そ
の時発生する制動トルクTによつて回転子軸4は
制動されて回転を瞬時に停止することになる。電
動機1の起動、停止を繰返えすとブレーキ板6,
7は順次摩耗し、ブレーキ板6,7の摩耗量が所
定値に達し且つ固定鉄心11と可動鉄心21との
間隙が所定値に達した時に電動機1の操作スイツ
チを閉成して可動鉄心21が固定鉄心11に吸引
されると可動鉄心21の端面がヒネリばね24の
一端部を押圧するために該ヒネリばね24の他端
部に結合された係合部材23はラチエツトホイル
19の歯部19aに係合して回動し、ラチエツト
ホイル19、ラチエツトホイル結合部材17及び
被回動部材30をラチエツトホイル19の一歯分
だけ回動させ、ラチエツトホイル19の六角状の
内周面が外周六角状の軸部20に嵌合されている
ため被回動部材30も共に回動する。被回動部材
30が一歯分回動すると被回動部材30に螺合す
る押圧部材9は第1図において左方に移動し、ブ
レーキ板7、摩擦板8、ブレーキ板6を制動面3
aに移動させる。このような動作を順次繰返えし
てブレーキ板6,7が使用限度まで摩耗する間自
動的に固定鉄心11と可動鉄心21との間隙を所
定の間隙に調整することになる。
なお、この実施例では軸部20を六角棒鋼より
形成されたものについて説明したがこの実施例に
限定されるものではなく、例えば市販品の四角棒
鋼より形成すると共にラチエツトホイル19の貫
通孔の形状を四角孔としたものであつてもよい。
ところで、自動間隙調整装置部分の組立におい
ては、まず、固定鉄心11の内部に軸部20のみ
が突出している状熊まで組立を行い。次に、ハウ
ジング15の切欠き部15bに係合部材23及び
ヒネリばね24をピン22を介して支承させ、こ
の状熊のハウジング15を固定鉄心11の貫通孔
11aに嵌合させる。次に、スペーサ32を軸部
20に挿入し、更に、この軸部20にラチエツト
ホイル19を嵌入してこのラチエツトホイル19
の歯部19aを係合部材23に係合させ、次に、
スペーサ34を同様に軸部20に挿入し、ハウジ
ング15の貫通孔11aに弾性体受け33を挿入
すると共に弾性体26を配置し、ハウジング15
の端部に弾性体受け16を当接させ、これらハウ
ジング15と弾性体受け16を固定鉄心11にボ
ルト(図示せず)を介して結合させて組立が完成
する。つまり、軸部20が例えば六角棒鋼で構成
されているため、ハウジング15に係合部材23
やヒネリばね24を装着した状熊においては、ラ
チエツトホイル19をハウジング15の外側から
軸部20に係合させながら挿入するだけでラチエ
ツトホイル19の組立が完了するばかりでなく、
ラチエツトホイル19の挿入時には、ハウジング
15の外側からラチエツトホイル19と係合部材
23の係合状熊を目視しながら組立でき、ラチエ
ツトホイル19の組立が極めて容易となる。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように、被制動回転軸の外周
に、軸方向移動自在で、且つ周方向に相対回転不
能に嵌合され、一側の外周縁近傍が固定部に対向
するブレーキ板、一側が上記ブレーキ板の他側と
対向すると共に内周部にねじ部が形成された押圧
部材、一側が上記押圧部材の他側と対向する可動
鉄心、この可動鉄心の他側に配設され、付勢時に
上記可動鉄心を吸引移動させる中空状の固定鉄心
を有した電磁石、上記押圧部材のねじ部に一端が
螺合される螺合部材、この螺合部材に一端が固定
されると共に他端に多角軸部が形成されて上記固
定鉄心内に延在する回転軸、上記固定鉄心の内周
部に嵌合され、その内部で上記回転軸を回転自在
に収納した筒状体、この筒状体の一端外側から挿
入されて上記筒状体内に配置され、上記回転軸の
多角軸部に相対回転不能に、且つ軸方向摺動可能
に嵌合された爪車、この爪車の歯部に一端が係合
されると共に他端が上記可動鉄心に当接し、上記
且つ上記一端と上記他端との間が上記筒状体に回
転自在に支承されて梃子を構成し、上記他端が上
記可動鉄心の変位に応じて回転変位した時に上記
一端の回転変位により上記爪車の歯部を回転させ
る係合部材、この係合部材の上記他端を上記可動
鉄心に圧接するよう上記係合部材を付勢し、上記
係合部材の他端を上記可動鉄心の変位に応じて回
転変位させる第1のばね、上記電磁石の消勢時に
上記可動鉄心を介し、上記押圧部材を上記ブレー
キ板の他側に圧接する第2のばねを備えたので、
固定鉄心の略軸中心に間隙調整装置全体が配置さ
れ、しかも、これらの大部分の部品が固定鉄心の
略軸中心内部に収納されるため、電磁ブレーキ全
体が径方向並びに軸方向の双方にも小形化でき、
更に、メインテナンス時には、これらを筒状体を
一緒に取りはずすことができ、爪車や係合部材等
の取り替え作業が極めて容易となり、また更に
は、組立時においても、係合部材や第1のばねは
筒状体を固定鉄心内に挿入する前に組立できると
共に、爪車も筒状体の外側から回転軸の多角軸部
に挿入するだけで組立できるため、組立作業も極
めて容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面側面
図、第2図はその要部断面図、第3図はその−
線における断面図、第4図はその係合部材の拡
大側面図、第5図は従来装置の断面図である。図
中、3aは制動面、4は回転子軸、6,7はブレ
ーキ板、9は押圧部材、11は固定鉄心、14は
螺合部材、15はハウジング、19はラチエツト
ホイル、20は軸部、21は可動鉄心、22はピ
ン、23は係合部材、24はヒネリばね、25は
弾性体、29は電磁石である。なお、各図中同一
符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被制動回転軸の外周に、軸方向移動自在で、且
    つ周方向に相対回転不能に嵌合され、一側の外周
    縁近傍が固定部に対向するブレーキ板、一側が上
    記ブレーキ板の他側と対向すると共に内周部にね
    じ部が形成された押圧部材、一側が上記押圧部材
    の他側と対向する可動鉄心、この可動鉄心の他側
    に配設され、付勢時に上記可動鉄心を吸引移動さ
    せる中空状の固定鉄心を有した電磁石、上記押圧
    部材のねじ部に一端が螺合される螺合部材、この
    螺合部材に一端が固定されると共に他端に多角軸
    部が形成されて上記固定鉄心内に延在する回転
    軸、上記固定鉄心の内周部に嵌合され、その内部
    で上記回転軸を回転自在に収納した筒状体、この
    筒状体の一端外側から挿入されて上記筒状体内に
    配置され、上記回転軸の多角軸部に相対回転不能
    に、且つ軸方向摺動可能に嵌合された爪車、この
    爪車の歯部に一端が係合されると共に他端が上記
    可動鉄心に当接し、且つ上記一端と上記他端との
    間が上記筒状体に回転自在に支承されて梃子を構
    成し、上記他端が上記可動鉄心の変位に応じて回
    転変位した時に上記一端の回転変位により上記爪
    車の歯部を回転させる係合部材、この係合部材の
    上記他端を上記可動鉄心に圧接するよう上記係合
    部材を付勢し、上記係合部材の他端を上記可動鉄
    心の変位に応じて回転変位させる第1のばね、上
    記電磁石の消勢時に上記可動鉄心を介し、上記押
    圧部材を上記ブレーキ板の他側に圧接する第2の
    ばねを備えた電磁ブレーキ。
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