JPS62247175A - 遊星歯車減速機構付スタ−タ - Google Patents

遊星歯車減速機構付スタ−タ

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JPS62247175A
JPS62247175A JP8868686A JP8868686A JPS62247175A JP S62247175 A JPS62247175 A JP S62247175A JP 8868686 A JP8868686 A JP 8868686A JP 8868686 A JP8868686 A JP 8868686A JP S62247175 A JPS62247175 A JP S62247175A
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gear
internal gear
shaft
planetary gear
drive shaft
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Yasuaki Yugawa
安明 湯川
Tetsuya Mizuno
水野 哲哉
Takanori Teranishi
寺西 高徳
Kazunori Kato
一則 加藤
Kazuo Hirama
平間 一夫
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関を始動するための遊星歯車減速機構
付スタータに関する。
〔従来の技術〕
従来のものは実開昭50−129811号公報に示すよ
うに、インターナルギヤとセンタブラケットとの間に、
スプリング自身の押圧力により、スプリングが配置され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した従来のものでは、インターナルギヤ
とセンタブラケットとの間にスプリングを配置している
ため、スプリングにより軸方向の長さが長くなるという
問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、 スタータモータのアーマチャシャフトと、このアーマチ
ャシャフトと同一軸上に配置され、前記アーマチャシャ
フト側端部から径方向外周側に突出した突出部とを有す
るドライブシャフトと、このドライブシャフトの外周に
ヘリカルスプライン結合され、内燃機関のリングギヤと
噛み合うピニオンと、 前記スタークモータのアーマチャシャフトの外周に形成
したサンギヤと、このサンギヤに噛み合い、前記ドライ
ブシャフトの突出部に設けられた遊星歯車と、この遊星
歯車と噛み合い、固定側に配置されたインターナルギヤ
とを有し、前記サンギヤと前記i!12星歯車と前記イ
ンターナルギヤとを介して、前記アーマチャシャフトの
回転が減速されて前記ドライブシャフトに伝えられる遊
星歯車減速機構と、 前記ドライブシャフトと前記アーマチャシャフトのどち
らか一方の外周に軸受を介して配置される円筒部と、こ
の円筒部の端部より外周径方向にのびる円板部とを有し
、前記ドライブシャフトもしくはアーマチャシャフトを
軸支する軸支部材と、前記軸支部材の外周側に設けられ
、前記インターナルギヤを弾性体を介して、押圧し、所
定以上のトルクが生じた時に、インターナルギヤを回動
するようにした緩衝装置と、 を備えた遊星歯車減速機構付スタータとすることである
〔発明の効果〕
以上述べたように、全長を長くすることなく、緩衝装置
を装着することが可能であるという優れた効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。第1
図に示す第1実施例において、°1はスタータモータ、
2はマグネットスイッチである。スタータモータlの円
筒状のヨーク3の両端には、それぞれ第1.第2の段部
3a、3bが形成されている。ヨーク3の内周には、励
磁コイル4aを巻装したボールコア4が装着されている
。また、ボールコア4の内周側には、アーマチャ5が配
置され、中心にアーマチャシャフト6が設けられている
。アーマチャシャフト6の一端は、軸受7aを介して、
回転自在にエンドフレーム7に軸支されている。そして
、コンミテータ8の外周には、ブラシ9が摺動可能に配
置されている。
アーマチャシャフト6の他端には、外周にサンギヤ10
が形成されている。また、アーマチャシャフト6と同一
軸上には、アーマチャシャフト6の他端の外周面に軸受
11を介して、ドライブシャフト12が配置されている
。そして、このドライブシャフト12の一端であるスタ
ータモータl側には、外周径方向に突出した円板状の突
出部13が形成され、他端は軸受14を介して、ハウジ
ング15に軸支されている。また、突出部13には、等
間隔に貫通穴13aが形成されている。
そして、ドライブシャフト12の外周には、ヘリカルス
プライン部12aが形成され、このヘリカルスプライン
部12aにスプラインチューブ20がヘリカルスプライ
ン結合している。そして、スプラインチューブ20より
、一方向性クラッチ21を構成するクラフチアウタ21
a、ローラ2tb、クラッチインナ21cを介して、ピ
ニオン22に連結されている。また、リングギヤ23は
、ピニオン22と噛み合い、内燃機関を始動させる。
そして、シフトレバ−24は、一端がスプラインチュー
ブ20の外周に係合し、他端はマグネットスイッチ2の
プランジャ25のジヨイント部25aに係合している。
次に、遊星歯車減速機構と緩衝装置について説明すると
、サンギヤ10の外周に噛み合っている遊星歯車30は
、突出部13の貫通穴13aに圧入されたピン31に軸
受31aを介して、回転自在に保持されている。さらに
、遊星歯車30の外周側には、インターナルギヤ32が
配置されている。このインターナルギヤ32は円筒状で
あり、内周のアーマチャ5側の約半分に遊星歯車30と
噛み合う歯32aが形成されている。また、インターナ
ルギヤ32の反アーマチャ5側の内周端部には、周方向
に複数個の第1の凹部32bが形成されている。さらに
、インターナルギヤ32には、ドライブシャフト12の
突出部13に若干の隙間を介して、対向し、内周側に突
出する突起部32Cと、アーマチャ6側の外周に形成し
た第2の凹部32dとが形成されている。そして、サン
ギヤ10、遊星歯車30.インターナルギヤ32により
、遊星歯車減速機構を構成している。
そして、インターナルギヤ32と第1の段部3aとの間
には、円板33が挿入され、この円板33の内周には、
軸方向に屈曲し、アーマチャ5のコイルエンドとアーマ
チャシャフト6との間に配置された円筒部33aが形成
され、この円筒部33aにより、遊星歯車減速機構側に
異物が浸入するのを防止している。
センタブラケット35は、ドライブシャフト12の外周
に軸受34を介して配置される第1の円筒部35aと、
この第1の円筒部35aの反逆星歯車減速機構側端部よ
り外周径方向側に形成された円板部35bと、この円板
部35bの外周端より屈曲して、第1の円筒部35aと
平行に伸びると共に、内周側にインターナルギヤ32を
配置する第2の円筒部35cとより構成されている。そ
して、第2の円筒部35cの両端を、ハウジング15と
ヨーク3の第1の段部3aとの間に挟持して、センタブ
ラケット35を固定している。
そして、円板部35bの第1の円筒部35a側には、等
間隔に3つの位置決め用の打ち出し部35dが形成され
ている。さらに、第1の円筒部35aの外周には、軸方
向に、等間隔に5つの溝35eが形成されると共に、第
1の円筒部35aの外周にはネジ溝35rが形成されて
いる。そして、インターナルギヤ32の端面と対向する
センタブラケット35の円板部35bには凹部35gが
形成され、この凹部35gにウェーブワッシャ36を挿
入することで、インターナルギヤ32と円板33をヨー
ク3の端面側、に押圧し、インターナルギヤ32を固定
している。
そして、37.38は、リング状の形状をした第1.第
2の摩擦板である。また、第1.第2の摩擦板37.3
8の外周は、インターナルギヤ32の内周に若干の隙間
を介して配置しである。
また、回転ディスク39は、第1.第2の摩擦板37.
38と同じ大きさのリング状の形状をし、外周側には等
間隔に突出部39aが形成され、この突出部39aがイ
ンターナルギヤ32の第1の凹部32bに挿入されてい
る。従って、回転ディスク39は、インターナルギヤ3
2に対して、センタブラケット35の円板部35b側に
移動可能であり、また円周方向には回転不能となってい
る。
そして、固定ディスク40は、リング状であり、内周に
センタブラケット35の第1の円筒部35aの溝35e
に嵌合する5つの突起40aが形成されている。従って
、固定ディスク40は、センタブラケット35に対して
、軸方向に移動可能で、回転方向に対して回転不能であ
る。また、固定ディスク40は、固定ディスク40の外
周が第2の摩擦板38の外周と同じ大きさとしである。
皿ばね41は、内周にセンタブラケット35の第1の円
筒部35aの外周に挿入される穴41aが形成されてい
る円錐台形の形状をしている。
サークリップ42は、センタブラケット35の第1の円
筒部35aのネジ溝35「に挿入される。
ステンレス製の円板43は、センタブラケット35の円
板部35bに当接させると共に、円板43の穴部43a
をセンタブラケット35の円板部35bの打ち出し部3
5dに圧入等で固定している。
そして、センタブラケット35の円板部35bの1ff
l星歯車減速機構側に、ステンレス製の円板43、第1
の摩擦板37を当接し、次に、回転ディスク39、第2
の摩擦板38を配置する。そして、回転ディスク39の
突起39aを第1の円筒部35aの溝35eに嵌合させ
て、第2の摩擦板38に当接させる。さらに、皿バネ4
1の穴41aを第1の円筒部35aの外周を通した後、
皿バネ41の外周端部を固定ディスク40に当接させる
ぞして、ワッシャ42を第1の円筒部35aのネジ溝3
5fに嵌合させて、皿バネ41をたわませて、皿バネ4
1の内周端部にワッシャ42を当接させ、皿バネ41の
軸方向の移動を規制する。
従って、皿バネ41のスプリング力により、固定ディス
ク40、第2の摩擦板38、回転ディスク39を介して
、第1の摩擦板37をセンタブラケット35の円板部3
5bに押圧している。
そして、センタブラケット35の第1の円筒部35aの
外周に、皿バネ41によって、第1の摩擦板37、回転
ディスク39、第2の摩擦板39、固定ディスク40を
一体に保持している。また、第1の摩擦板37、回転デ
ィスク39、第2の摩擦板38、固定ディスク40、皿
バネ41により、緩衝装置を構成している。そして、ワ
ッシャ44、サークリップ45により、センタブラケッ
ト35の軸方向の移動を規制している。また、センタブ
ラケット35の第1の円筒部35aの端面とドライブシ
ャフト12の突出部13との間に、スラストワッシャ4
7を挿入している。さらに、ハウジング15とエンドフ
レーム7とをスルーボルト46により固定する際に、セ
ンタブラケット35の第2の円筒部35cの両端をハウ
ジング15とヨーク3との間に挟持し、センタブラケッ
ト35を固定すると共に、ウェーブワッシャ36を介し
て、インターナルギヤ32もセンタブラケット35の円
板部35bとヨーク3の第1の段部3aとの間に挟持し
て固定している。
次に、上記構成において、その作動を説明する。
マグネットスイッチ2を起動すると、プランジャ25が
吸引され、ジヨイント部25aに係合したレバー24が
、マグネットスイッチ2側に引っ張られる。このレバー
24の回動により、スプラインチューブ20、一方向性
クラッチ21を介してピニオン22を前進させる。そし
て、ピニオン22をリングギヤ23に当接する時に、マ
グネットスイッチ2の接点が閉じ、スタータモータ1の
励磁コイル4aに電流を流す、また、この励磁コイル4
aの励磁磁束により、アーマチャシャフト5を回転させ
る。
そして、このアーマチャ5の回転を、アーマチャシャフ
ト6のサンギヤ10を介して、遊星歯車30に伝える。
また、インターナルギヤ32は、皿バネ41によって、
センタブラケット35の円板部35bに押し付けられて
いる回転ディスク39により、所定の回転トルク以下の
場合には、回動を阻止されている。従って、アーマチャ
シャフト6の回転を、サンギヤ10とインターナルギヤ
32の歯32aとの間に噛み合っている遊星歯車30に
よって、減速してドライブシャフト12に伝えている。
そして、減速した回転を、スプラインチューブ20、一
方向性クラッチ21を介して、ピニオン22に伝える。
また、ピニオン22の回転をリングギヤ23に伝えて、
内燃機関を始動させる。
上記構成において、以下の効果がある。
(A)ピニオン22がリングギヤ23に噛み合う時に、
所定のトルク以上が加わった時(例えば、ピニオン22
が回転している間に再度リングギヤ23に噛み合わせる
再飛び込み等の過負荷時)には、皿バネ41による第1
の摩擦板37とセンタブラケット35の円板部35bと
の間、又は、第1の摩擦板37の回転ディスク39の間
と、第2の摩擦板38と回転ディスク39の間、又は、
第2の摩擦板38と固定ディスク40の間が滑って、回
転ディスク39により回転を防止させていたインターナ
ルギヤ32が回動する。そして、所定のトルク以上のト
ルクが、アーマチャ5からピニオン22までの回転伝達
系路に加わるのを防止することが可能である。
(B) Ili衝装置をドライブシャフト12を軸支す
るセンタブラケット35の第1の円筒部35aの外周の
空間を利用して、うまく配置しているので、スタータの
軸方向の体格を大きくすることなく、緩衝装置を装着す
ることができる。
(C)センタブラケット35の第1の円筒部35aの外
周に緩衝装置をユニット化して、ドライブシャフト12
の外周に配置しているので、緩衝装置の滑りトルクをス
タータの内部に装着する前に設定することができる。す
なわち、滑りトルクを計る方法としては、センタブラケ
ット35を固定しておいて、インターナルギヤ32と同
様の形状をし、回転ディスク39の突出部39aに嵌合
する切り欠きを有する円筒状のリングに、訃転方向の力
を加えて、滑りトルクを計測する。
(D)緩衝装置を、遊星歯車減速機構のピニオン22側
に配置しているため、スタータモータ1の熱の影響をう
けにくいという利点がある。
(E)第2の円筒部35cにより、緩衝装置の第1.第
2の摩擦板37.38へ、ハウジング15のピニオン2
2とリングギヤ23が噛み合う開口部等からの飛水の侵
入を防止することが出来、第1.第2の摩擦板37.3
8に水が付着して第1の摩擦板37とセンタブラケット
35との間の摩擦係数が低下し、伝達トルクが減少して
スタータモータ1の駆動力を伝達することが出来なくな
ることを防止することが出来、又、逆に第1.第2の摩
擦板37.38に水が付着して、第1.第2の摩擦板3
7.38に錆が発生して、摩擦係数が大きくなり、衝撃
トルクが大きくなって回転伝達系路が破壊することを防
止することができる。
(F)センタブラケット35の円板部35bの凹部35
gにウェーブワッシャ36を配置すると共に、この凹部
35gが、第2の円筒部35cの内側を伝わってくる水
を溜めることができる。
(G)遊星歯車減速機構内に蓄えられた潤滑用のグリス
が飛散しても、グリスが突起部32cにより、緩衝装置
内に入り込むのを防止している。
そして、第1.第2の摩擦板37.38にグリスが付着
して、緩衝装置の滑りトルクが減少して、スタータモー
タ1の駆動力をピニオン22に伝えな(なるのを防止す
ることができる。
(H)インターナルギヤ32の外周でインターナルギヤ
32の芯出し機能を持たせ、さらに、センタブラケット
35の第2の筒部35cと第2の凹部32dとの間の所
定の隙間により、樹脂等の弾性変形を吸収して、インタ
ーナルギヤ32の弾性変形によって、インターナルギヤ
32の外周と第2の筒部35cとが接触することによる
インターナルギヤ32の回転不能を防止することができ
る。
次に、第3図ないし第8図において、本発明遊星歯車減
速機構付スタータの第2ないし第7実施例を説明する。
各実施例において、第1図と同じ符号は、同一のものを
示している。
まず、第2実施例においては、インターナルギヤ50は
、遊星歯車30と噛み合う第1のギヤ部50aと、ドラ
イブシャフト12の突出部13の外周に若干の隙間を介
して沿う断面り字状の連結部50bと、この連結部50
bの一端で、中間ブラケット35の第1の円筒部35a
の外周に若干の隙間を介して、外周に第2のギヤ部50
Cが形成しである筒部50dとから構成される。
そして、第1.第2の摩擦板51.52は円板状で、中
間ブラケット35の打ち出し部35dにより、円板部3
5bと第2の円筒部35cの内周とに当接している。
また、回転ディスク53は、第1.第2の摩擦板51.
52との間に挟持され、内周端面53aが、インターナ
ルギヤ50の第2のギヤ部50cに噛み合っている。
さらに、皿バネ54は、第2の円筒部35cの内周に固
定(ネジ締め等)されたワッシャ55により、第1.第
2の摩擦板51,52、回転ディスク53を中間ブラケ
ット35の円板部35bに押圧している。
ワッシャ56は、中間ブラケット35の円板部35bと
インターナルギヤ50の筒部50dの端面との間に挿入
され、スラストを受けている。
第1実施例において、上述した如く、同様に、過大な衝
撃トルクが加わった時には、回転ディスり53が回動し
て、インターナルギヤ50が回動して、衝撃を吸収する
第2実施例においても、中間ブラケット35の第1の円
筒部35aの外周の空間を利用して緩衝装置を配置する
ことができる。
第4図に示す第3実施例は、インターナルギヤ60は、
遊星歯車30と噛み合うギヤ部60aと、ドライブシャ
フト12の突出部13の外周に若干の隙間を介して対向
し、先端が中間ブラケット35の第1の円筒部35aの
外周に若干の隙間を介して対向する遮断部60bと、こ
の遮断部60bの側面より、中間ブラケット35の円板
部35bに伸びる突部60cとからなる。
61.62は第1.第2の摩擦板、回転ディスク63は
、第1.第2の摩擦板61.62との間に設けられ、イ
ンターナルギヤ60の突部60cが挿入される穴部63
aが形成されている。
67は固定ディスクであり、中間ブラケット35の第2
の円筒部35cの内周に軸方向にのびる溝部35gにス
プライン結合されている。
64は皿バネであり、ワッシャ65は、第2の円筒部3
5cの内周に固定され、皿ハネ64により、中間ブラケ
ット35の円板部35b側に、第1、第2の摩擦板61
,62、回転ディスク63、固定ディスク67を押圧し
ている。
ワッシャ65とインターナルギヤ60との間には、ウェ
ーブワッシャ66が挿入されている。
第5図に示す第4実施例においては、インターナルギヤ
70は!星歯車30に噛み合う第1のギヤ部70aと、
中間ブラケット35の円板部35b側にのび、外周に第
2のギヤ部70bが形成される筒部70cとからなる。
組付けについては、皿バネ74の内周端を、中間ブラケ
ット35の円板部35bに当接させる。
次に、中間ブラケット35の第2の円筒部35cの内周
に設けた軸方向の溝35gにスプライン結合した第1の
固定ディスク76、第1の摩擦板711インターナルギ
ヤ70の第2のギヤ部70bに噛み合う回転ディスク7
3、第2の摩擦板72、溝35gにスプライン結合した
第2の固定ディスク77を順次配置する。その後、皿バ
ネ74をたわませながら、ワッシャ75を挿入、固定し
て、所定のトルクを得るようにしている。
そして、皿バネ74は、第1.第2の固定ディスク76
.7?、第1.第2の摩擦板?1.72、回転ディスク
73を、ワッシャ75側に押圧している。
第6図に示す第5実施例においては、インターナルギヤ
80は遊星歯車30と噛み合う第1のギヤ部80aと、
ドライブシャフト12の突出部13の外周に若干の隙間
を介して沿う連結部80bと、この連結部80bの内周
端に設けられ、軸受34を介して、ドライブシャフト1
2を軸支する円筒部80cと、この円筒部80cの外周
に設けられた第2のギヤ部80dとからなる。
88は、断面り字状の支持部材であり、インターナルギ
ヤ80に対向する円板部80aと、この円板部80aの
外周より軸方向に屈曲する円筒部80bとからなり、こ
の円筒部80bは、ハウジングとヨーク3との間に挟持
され、固定されている。
81.82はインターナルギヤ80の第2の円筒部80
cの内周に当接される第1.第2の摩擦板、83は第1
.第2の摩擦板81.82との間に挿入され、内周端面
83aがインターナルギヤ80の第2のギヤ部80dに
噛み合う回転ディスク、87は支持部材88の円筒部8
0bの内周に形成された軸方向の溝80cにスプライン
結合された固定ディスク、84は皿バネ、85は支持部
材88の円筒部88b内に固定されたワッシャである。
そして、皿バネ84により、第1.第2の摩擦板81,
82、回転ディスク83、固定ディスク87を、支持部
材88の円板部88a側に押圧している。
第7図1a)に示す第6実施例においては、インターナ
ルギヤ90は樹脂で形成された筒状であり、遊星歯車3
0に噛み合うギヤ部90aが内周に形成され、端面には
、周方向に等間隔に凹部90bが複数個形成されている
97は中間ブラケットであり、内周に軸受34を介して
、ドライブシャフト12を軸支する軸受部97aと、円
板部97bと、この円板部97bの外周より屈曲し、内
側にインターナルギヤ90を配置している筒部97cと
から構成されている。
この中間ブラケット97の筒部97cの端面とヨーク3
の端面との間にはワッシャ96が挟持、固定されている
91.92は第1.第2の摩擦板である。
93は回転ディスクであり、第7図(bl、 (C)に
示す如く、この回転ディスク93は、第1.第2の摩擦
板91.92との間に配置されたつば部93aと、イン
ターナルギヤ90の凹部90bに挿入、嵌合される保持
部93bとから構成される。
95は、カバーであり、遊星歯車30の軸方向の移動を
規制する円板部95aと、アーマチャシャフト6の外周
を覆い、防塵効果を持つ筒部95bとからなる。
94は皿バネである。
次に、上記構成において、皿バネ94をヨーク3の第1
の段部3aに、配置し、ハウジングとヨーク3との間に
、中間ブラケット97の円筒部97cを挟持し、固定す
る時に、上記皿ハネ94により、第1の摩擦板91、回
転ディスク93、第2の摩擦板92、カバー95をワッ
シャ96側に押圧している。
通常、回転ディスク93の保持部93bにより、インタ
ーナルギヤ90は回動不能となっており、過大なトルク
が生じた時には、回転ディスク93が回動して、インタ
ーナルギヤ90が滑り、衝撃トルクを吸収する。
第8図に示す第7実施例においては、100は中間ブラ
ケットであり、外周の第1の筒部100a内には、遊星
歯車30が噛み合う第1のギヤ部100bが形成され、
軸受34を介して、ドライブシャフト12を軸支する第
2の筒部100Cと、第1.第2の筒部100aと10
0Cとを連結する円板部100dとからなる。また、第
1の筒部100aの外周には第2のギヤ部100eが形
成されている。
そして、中間ブラケット100の第1の筒部100aが
ハウジング15とヨーク3との間に挟持されている。ま
た、ハウジング15には、段部15aが形成されると共
に、段部15aの内周には、軸方向にのびる溝部15b
が形成されている。
そして、ハウジング15の端面に、第1の摩擦板101
、中間ブラケッ)100の第2のギヤ部100eに係合
する回転ディスク103と、第2の摩擦板102と、ハ
ウジング15の溝部15bに係合している固定ディスク
104とを順次配置して、この固定ディスク104とヨ
ーク3の段部3との間に弾性体をなすゴム105を圧縮
状態で挿入している。
また、中間ブラケット100の第1の筒部100aとハ
ウジング15の段部15aとの間に、上記、第1.第2
の摩擦板101,102、回転ディスク103、固定デ
ィスク104、ゴム105を配置している。
なお、皿バネの代わりに、他の弾性体(例えばスプリン
グ、ゴム等)であってもよい。
また、ドライブシャフト12の外周を、中間ブラケット
もしくはインターナルギヤとで軸支したが、アーマチャ
シャフト6の外周を軸支するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明遊星歯車減速機構付スタータの第1実施
例を示す部分断面正面図、第2図は第1図における要部
を示す部分断面正面図、第3図ないし第6図、第7図(
a)、第8図はそれぞれ本発明遊星歯車減速機横付スタ
ータの第2実施例ないし第7実施例の要部を示す部分断
面正面図、第7図(b)、 TCIはそれぞれ第6実施
例に用いられる回転ディスクの正面図1部分断面側面図
である。 l・・・スタータモータ、3・・・ヨーク、6・・・ア
ーマチャシャフト、10・・・サンギヤ、12・・・ド
ライブシャフト、13・・・突出部、22・・・ビニオ
ン、23・・・リングギヤ、30・・・遊星歯車、32
・・・インターナルギヤ 35・・・センタブラケット
 35a・・・第1の円筒部、35b・・・円板部、3
9・・・回転ディスり、41・・・スプリングをなす皿
バネ。 代理人弁理士 岡  部   隆 第3図 口2 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スタータモータのアーマチャシャフトと、 このアーマチャシャフトと同一軸上に配置され、前記ア
    ーマチャシャフト側端部から径方向外周側に突出した突
    出部とを有するドライブシャフトと、このドライブシャ
    フトの外周にヘリカルスプライン結合され、内燃機関の
    リングギヤと噛み合うピニオンと、 前記スタータモータのアーマチャシャフトの外周に形成
    したサンギヤと、このサンギヤに噛み合い、前記ドライ
    ブシャフトの突出部に設けられた遊星歯車と、この遊星
    歯車と噛み合い、固定側に配置されたインターナルギヤ
    とを有し、前記サンギヤと前記遊星歯車と前記インター
    ナルギヤとを介して、前記アーマチャシャフトの回転が
    減速されて前記ドライブシャフトに伝えられる遊星歯車
    減速機構と、 前記ドライブシャフトと前記アーマチャシャフトのどち
    らか一方の外周に軸受を介して配置される円筒部と、こ
    の円筒部の端部より外周径方向にのびる円板部とを有し
    、前記ドライブシャフトもしくはアーマチャシャフトを
    軸支する軸支部材と、前記軸支部材の外周側に設けられ
    、前記インターナルギヤを弾性体を介して、押圧し、所
    定以上のトルクが生じた時に、インターナルギヤを回動
    するようにした緩衝装置と、 を備えた遊星歯車減速機構付スタータ。
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