JPH0323772B2 - - Google Patents

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JPH0323772B2
JPH0323772B2 JP15957885A JP15957885A JPH0323772B2 JP H0323772 B2 JPH0323772 B2 JP H0323772B2 JP 15957885 A JP15957885 A JP 15957885A JP 15957885 A JP15957885 A JP 15957885A JP H0323772 B2 JPH0323772 B2 JP H0323772B2
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disk
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Kinji Nakajima
Toshuki Imai
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Ogura Clutch Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アーマチユアが、フイールドコアの
電磁コイルで磁気吸引された状態が制動解放側で
あり、また電磁コイルが消磁されてばね部材で弾
発された状態が制動側である負作動形電磁ブレー
キに関するものである。
〔従来の技術〕
電磁ブレーキの一種として知られている負作動
形電磁ブレーキは、電磁コイルの吸引から解放さ
れて圧縮コイルばねで弾発されたアーマチユア
と、固定状の受圧板との間でデイスクを挾圧する
ことにより制動力を得るものであつて、ばね圧に
よる強い制動力が得られるところから、汎用モー
タや工作機械等に安全ブレーキとして装着された
り、また近年においては産業用ロボツトの保持ブ
レーキとして用いられたりしてその需要が増大し
ている。
第5図は従来におけるこの種の負作動形電磁ブ
レーキの縦断面図であつてこれを同図に基いて説
明すると、全体を符号1で示す負作動形電磁ブレ
ーキは、汎用モータ2の端面に複数個のボルト3
で固定された環状の受圧板4を備えており、その
外周部を円周方向に複数等分する箇所のねじ孔に
螺入された頭なしの調整ねじ5には、円筒状のカ
ラー6が嵌合されてナツト7で固定されている。
8は円筒状に形成されて軸方向中央部にフランジ
8aを有するフイールドコアであつて、フランジ
8aに設けた孔を調整ねじ5に嵌合させてナツト
9,10で固定されており、ナツト9,10を弛
めて進退させることにより、フイールドコア8と
受圧板4との間隔が調整されるように構成されて
いる。フイールドコア8に設けた環状孔8b内に
は、図示しない電源に接続された電磁コイル11
が装着されており、円板状に形成されて前記カラ
ー6に軸方向へ移動自在に支持されたアーマチユ
ア12を、電磁コイル11への電圧印加で発生す
る磁束13によりフイールドコア8に磁気吸着す
るように構成されている。一方、被制動軸である
モータ2のモータ軸14には、フランジ付き円筒
状のハブ15がキー16で回動を規制されて嵌装
されており、当て板17と、モータ軸14のねじ
孔に螺入されたボルト18とで固定されている。
19はハブ15のフランジ部に鋲着されたばね性
を有する環状板19aと、その外周部両面に貼着
されたライニング19bとからなるデイスクであ
つて、ライニング19bを受圧板4とアーマチユ
ア12との間に臨ませており、モータ軸14と一
体となつて回転するように構成されている。さら
に、フイールドコア8の内周部を円周方向へ複数
等分する箇所に設けたばね孔8c内には、アーマ
チユア12をフイールドコア8から離間させる方
向に付勢する圧縮コイルばね20が装填されてい
る。
このように構成されていることにより、モータ
軸14の回転時には、負作動形電磁ブレーキ1の
電磁コイル11が励磁されていてアーマチユア1
2を圧縮コイルばね20の弾発力に抗してフイー
ルドコア8に磁気吸着しており、デイスク19の
ライニング19bが受圧板4とアーマチユア12
とからわずかに離れているので、モータ軸14が
制動から解放されデイスクを伴なつて回転する。
モータをOFFさせると同時に、電磁コイル1
1が消磁され、アーマチユア12が圧縮コイルば
ね20の弾発力によりフイールドコア8から離れ
てその弾発力でデイスク19のライニング19b
を押すので、環状板19aが弾性変形してライニ
ング19bが受圧板4とアーマチユア12とで強
く挾圧され、デイスク19と一体のモータ軸14
が制動される。
このように動作する従来の負作動形電磁ブレー
キにおいて、例えば汎用モータ2等の被制動機器
に電磁ブレーキ1を装着する場合には受圧板4に
植設した調整ねじ5にカラー6を嵌合し、ナツト
7で固定する。そしてアーマチユア12を受圧板
4との間にあらかじめハブ15と一体化されたデ
イスク19を介装しながらカラー6に嵌合支持さ
せたのち、あらかじめ電磁コイル11と圧縮コイ
ルばね20とが装着されたフイールドコア8を調
整ねじ5に嵌合してアーマチユア12との間にゲ
ージ等で所定の間隙Gを保持させながらナツト
9,10で固定することにより電磁ブレーキ1が
完成するので、ハブ15をモータ軸14と嵌合さ
せてボルト3,18を締めれば電磁ブレーキ1が
装着される。
さらに第6図は第5図に示すものとは構成を異
にする従来の負作動形電磁ブレーキの縦断面図で
あつて、本例においては電磁コイル11と圧縮コ
イルばね20とが内蔵されたフイールドコア8が
例えば汎用モータ2の端面に固定されており、デ
イスク19がキー21、ナツト22およびボルト
23によつて例えばモータ軸14の先端部に固定
されている。フイールドコア8とデイスク19と
の間に介装されたアーマチユア12は、レフイー
ルドコア8側のガイドピン24で案内されてお
り、また圧縮コイルばね20でデイスク19側に
付勢されている。さらに環状のライニング25
は、デイスク19またはアーマチユア12に固定
されている。
このように構成されていることにより、第5図
に示すものとほゞ同じように動作する。また、電
磁ブレーキ1を汎用モータ2に装着する場合に
は、フイールドコア8をモータ2側から螺入した
ボルト等でモータ2に固定したのち、アーマチユ
ア12とデイスク19と一体のハブ部分とをモー
タ軸14に嵌合させてキー21とナツト22、ボ
ルト23で固定する。フイールドコア8とアーマ
チユア12との間隙Gは、ナツト22の螺入度合
によつて調整される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのように構成された従来の負作
動形電磁ブレーキにおいて、先ず第5図に示すも
のでは、電磁ブレーキ1の制動解放時にデイスク
19のライニング19bと受圧板4、アーマチユ
ア12との間の間隙を電磁ブレーキ1の出荷時等
に調整しておいても、例えば汎用モータ2等の被
制動機器に装着後、モータ2の段部2aやモータ
軸14の段部14aに規制されて、この間隙が狂
つてしまうので、段部2a,14aにシムを入れ
て間隙を再調整したり、これに伴なつて間隙Gを
再調整したりしなければならず、装着が面倒で長
時間を要するとともに、設計の自由度が得られな
いという問題があつた。また、第6図に示すもの
は、フイールドコア8と、アーマチユア12、デ
イスク19等が出荷時に別体であることにより、
間隙Gを出荷時に調整しておくことができず、す
べてモータ2に装着したのちに調整しなければな
らないので、装着が面倒で長時間を要し、設計の
自由度が得られないという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本発明に係
る負作動形電磁ブレーキは、アーマチユアに隣接
してこれと摩擦係合する摩擦係合手段を有するデ
イスクにおける被制動軸側に被冠して支持される
ハブ部を、前記アーマチユアとの摩擦係合部材を
支持する支持部材と前記被制動軸上に回転方向に
固定され軸方向にのみ移動可能な状態で被冠され
るハブとに分割形成し、かつこれらの部材間に弾
性体を介在させることで軸方向での結合位置を移
動調整可能な状態で一体的に連結するとともに、
前記ハブの被制動軸上に被冠される部分とフイー
ルドコアとを、軸方向での移動を期制した状態で
軸受を介して回転自在に嵌合させて一体的に連結
したものである。
〔作用〕
本発明によれば、デイスクのハブ部における被
制動軸に被冠されるハブが、フイールドコアに軸
方向への移動を規制された状態で軸受により回転
自在に支持されるとともに、ハブ部を構成するハ
ブとデイスクの摩擦係合部材を支持する支持部材
とが、弾性体を介して軸方向に移動調整可能な状
態で連結されているために、出荷前などにおいて
フイールドコア、アーマチユア、デイスク相互の
間隙を適切に調整した状態で、ブレーキ全体の組
立てを行なうことができ、これを被制動機器側に
装着した際には従来のような間隙変化は生ぜず、
所要の状態で組付け保持されることになり、装着
時の作業性を向上させ得るとともに、摩擦係合部
材の経時的な摩耗に対しても、弾性体の弾性変形
によるハブと支持部材間の軸方向での移動調整操
作によつて簡単に対処し得るものである。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る負作動形電磁ブレーキの
実施例を示す縦断面図であつて、第5図と同符号
を付したものはこれと同構成であるから詳しい説
明を省略し、以下の説明ではこれを簡単に説明す
る。電磁ブレーキ31は、環状に形成された受圧
板4と、その外周部から突出するボルト5にフラ
ンジ8aを移動調節自在に支持されてナツト9,
10で固定されたフイールドコア8を備えてお
り、フイールドコア8には、電磁コイル11と圧
縮コイルばね20とが内蔵されている。受圧板4
とフイールドコア8との間には、電磁コイル11
で磁気吸引されるアーマチユア12がボルト5上
のカラー6に摺動自在に支持されており、また、
アーマチユア12と受圧板4との間には、環状板
19aとその両面に貼着されたライニング19b
とからなるデイスク19が介装されている。ここ
までは第5図に示すものと同構成である。たゞ
し、第5図に示す電磁ブレーキ1は、受圧板4を
ボルト3でモータ2に固定することによつてモー
タ2に装着されているが、第1図に示す電磁ブレ
ーキ31は、モータ側から挿入した複数個のボル
ト32をフイールドコア8のねじ孔に螺入するこ
とによつてモータ2に装着されている。
そして、デイスク19を支持するハブ部33
は、支持部材としての円板状の支持板34と有底
円筒状のハブ35とに分割形成されており、摩擦
係合部材としてのデイスク19は支持板34の外
周部に鋲着されている。またハブ35は、支持板
34が嵌合された小径部35aと、これに続く大
径部35bとで段状に形成されており、大径部3
5bは、キー16で回動方向に固定されてモータ
軸36に摺動自在な状態で被冠して設けられてい
る。そして、ハブ35の大径部35bと前記フイ
ールドコア8の内孔との間には、軸受としての一
対のボールベアリング37が介装されており、こ
れらのボールベアリング37は、スナツプリング
38,39と、大径部35b、フイールドコア8
の段部とにより軸方向への移動を規制されてい
る。すなわち、フイールドコア8とハブ35とは
軸方向へ一体となつている。さらに、支持板34
とハブ35の段部端面との間には、ゴム等の弾性
材で環状に形成された弾性体としての弾性板40
が、同じく環状の金属板41,42で両側を挾持
されて介挿されており、また、ハブ35の小径部
35aに設けたねじ部には、ナツト43が螺合さ
れている。そして、ナツト43を回動進退させる
ことにより、弾性板40が伸縮し、ライニング1
9bと受圧板4、アーマチユア12との間隙が調
節されるように構成されている。44はナツト4
3の回動調節後にこれをハブ35に固定するボル
トであり、また45は、支持板34と弾性板40
およびハブ35を円周方向へ一体化するノツクピ
ンである。
このように構成することにより、モータ軸36
の回転時には、電磁コイル11が励磁されていて
アーマチユア12を圧縮コイルばね20の弾発力
に抗してフイールドコア8に磁気吸着しており、
デイスク19のライニング19bが受圧板4とア
ーマチユア12とからわずかに離れているので、
モータ軸36が制動から解放されデイスク19を
伴なつて回転する。
モータがOFFされると同時に電磁コイル11
が消磁され、アーマチユア12が圧縮コイルばね
20の弾発力によりフイールドコア8から離れて
その弾発力でデイスク19のライニング19bを
押すので、環状板19aが弾性変形してライニン
グ19bが受圧板4とアーマチユア12とで強く
挾圧され、デイスク19とハブ部33を介して一
体のモータ軸36が制動される。
そして、電磁ブレーキ31を出荷前に組立てる
場合には、電磁コイル11と圧縮コイルばね20
とを装着したフイールドコア8と、ハブ35との
間にボールベアリング37を介装してスナツプリ
ング38,39で固定しておき、受圧板4にボル
ト5を植設したのち、受圧板4側から、デイスク
19、アーマチユア12、フイールドコア8の順
に重ねてフイールドコア8のフランジ8aをナツ
ト9,10で仮固定する。このとき、支持板34
とハブ35との間には弾性板40と金属板41,
42とを介挿してノツクピン45を入れておく。
そしてナツト43をねじ部に螺合してボルト44
で仮締めしたのち、ナツト9,10を弛めてフイ
ールドコア8とアーマチユア12との間隙Gが所
定の寸法となるように調節する。次いで電磁コイ
ル11を励磁してアーマチユア12をフイールド
コア8に磁気吸着させると、アーマチユア12と
受圧板4との間隙が拡がるので、ボルト44を弛
めてナツト43を回動進退させ、ライニング19
bがアーマチユア12と受圧板4とのいずれにも
接触しないように調節してボルト44で固定する
ことにより、電磁ブレーキ31の出荷前における
調節が終る。
このようにして出荷された電磁ブレーキ31
は、キー16を介挿しながらハブ35をモータ軸
36に嵌合させ、フイールドコア8とモータ2と
をボルト32で固定することによつて装着が完了
し、間隙Gを調節する必要がない。また、制動解
放時においては、ライニング19bが受圧板4と
アーマチユア12とに接触しないので、空転中の
発熱やライニング19bの摩耗が防止される。
さらに、ある期間使用後、ライニング19bの
摩耗等によつてアーマチユア12とフイールドコ
ア8との間隙Gを増大したときには、ナツト9,
10を弛めて受圧板を移動させることによつて間
隙Gを所定値に調整することができ、この場合、
ボルト44を弛めてナツト43を回動進退させる
ことにより、制動解放時におけるデイスク19の
位置を調整することができる。
第2図は本発明の他の実施例を第1図に対応し
て示す縦断面図であつて第1図に示すものと同符
号を付したものはこれと同構成であるから説明を
省略し、異なつた箇所のみ説明する。本実施例に
おいては、デイスク19が鋲着された支持板34
Aと、ハブ35との間に介挿する弾性体として、
前記実施例の弾性板40の代りに、ハブ35のば
ね孔35dに一部が装填された圧縮コイルばね4
6を設けた。また、ハブ35に設けた凹部35c
と支持板34Aの凸部34aとが間隙hをおいて
噛合い係合することで前記実施例のノツクピン4
5を不要としている。こうすることにより、ナツ
ト43を回動進退させると、圧縮コイルばね46
を伸縮させながらデイスク19が移動し、ライニ
ング19bと受圧板4、アーマチユア12との間
隙が調節される。電磁ブレーキ31A全体の動作
ならびにモータ2への装着動作は、第1図に示す
ものとほゞ同じである。
さらに、第3図、第4図はそれぞれ本発明の他
の実施例を示す縦断面図であつて、第3図は第1
図と同じく弾性体として弾性板40を用い、第4
図は第2図と同じく弾性体とし圧縮コイルばね4
6を用いた。そこで、これら第1図、第2図に示
す実施例に対する第3図、第4図に示す実施例の
差異点を説明すると、これらの実施例において
は、前記各実施例の受圧板4が設けられておら
ず、また、デイスク19と支持板34とが一体化
されて一般鋼材で形成されたデイスク47となつ
ている。また、デイスク47は、段部にライニン
グ48が貼着されたアーマチユア12と係合して
いる。なお、ライニング48はデイスク47側に
貼着してもよい。
このように構成されていることにより、電磁ブ
レーキ31B,31C全体の動作は前記実施例と
ほゞ同じであるが、これらの実施例の場合には、
ナツト43を回動進退させることにより、フイー
ルドコア8とアーマチユア12との間隙Gが調節
される。そしてこの調節が出荷前等になされ、装
着時にはキー16とボルト32とで固定するだけ
でよく、また、ライニング48の摩耗等に対応で
きることは前記各実施例と同じである。
なお、前記実施例では弾性体としてゴム製の弾
性板40または圧縮コイルばね46を例示した
が、弾性板40を設ける位置に皿ばねや波つきの
環状ばね等を設けてもよい。また、ハブ35とモ
ータ軸36との結合は、キー16でなくて例えば
スプライン嵌合でもよい。さらに電磁ブレーキ3
1,31A,31B,31Cの被制動機器への固
定は、ボルト32に限定するものではなく、被制
動機器によつてその固定機構が異なることは勿論
である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明に係る
負作動形電磁ブレーキによれば、アーマチユアに
隣接してこれと摩擦係合する摩擦係合手段を有す
るデイスクにおける被制動軸側に被冠して支持さ
れるハブ部を、前記アーマチユアとの摩擦係合部
材を支持する支持部材と前記被制動軸上に回転方
向に固定され軸方向にのみ移動可能な状態で被冠
されるハブとに分割形成し、かつこれらの部材間
に弾性体を介在させることで軸方向での結合位置
を移動調整可能な状態で一体的に連結するととも
に、ハブの被制動軸上に被冠される部分とフイー
ルドコアとを、軸方向での移動を期制した状態で
軸受を介して回転自在に嵌合させて一体的に連結
するようにしたので、被制動機器に電磁ブレーキ
を装着する場合に、出荷前または装着前に機外で
調節したものを、キーやボルトで固定するだけで
よいので、装着作業がきわめて容易に行なえ、従
来に比べて作業性が大幅に向上するとともに、設
計上での自由度が得られる等の種々優れた効果が
ある。また、本発明によれば、フイールドコアと
デイスクとの間隙調整が容易であることから、デ
イスク用ライニング等の摩耗に対して容易に対応
できるとともに、この間隙調節を適切に行なうこ
とで、制動開放時における摩擦係合部分の摩耗、
発熱等を軽減し得るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係る負作動形電
磁ブレーキの実施例を示し、第1図はその縦断面
図、第2図ないし第4図はそれぞれ本発明の他の
実施例を示す縦断面図、第5図および、第6図は
それぞれ従来における負作動形電磁ブレーキの縦
断面図である。 2……モータ、8……フイールドコア、11…
…電磁コイル、12……アーマチユア、16……
キー、19……デイスク、19b,48……ライ
ニング、20……圧縮コイルばね、31,31
A,31B,31C……電磁ブレーキ、34……
支持板、35……ハブ、36……モータ軸、37
……ボールベアリング、38,39……スナツプ
リング、40……弾性板、43……ナツト、46
……圧縮コイルばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アーマチユアと、このアーマチユアを磁気吸
    引する電磁コイルが内設されるとともにこのアー
    マチユアを支持手段を介して軸方向にのみ移動可
    能に支持しかつこのアーマチユアに隣接して同心
    状に配設されたフイールドコアと、前記アーマチ
    ユアの反フイールドコア側に隣接してアーマチユ
    アと摩擦係合するとともにアーマチユアおよびフ
    イールドコアの内孔に係入して配置される被制動
    軸上に被冠され回転方向に固定して支持されるハ
    ブ部を有するデイスクと、前記アーマチユアをこ
    のデイスク側に付勢するばね部材とを備えた負作
    動形電磁ブレーキにおいて、前記デイスクにおけ
    るハブ部を、前記被制動軸上で軸方向に摺動自在
    な状態で被冠して支持される部分と前記アーマチ
    ユアとの摩擦係合部材を支持する支持部材とで分
    割形成し、かつこれら両部材を弾性体を介在させ
    て軸方向に移動調整可能な状態で連結するととも
    に、前記ハブ部の被制動軸に被冠される部分と前
    記フイールドコアとを、軸方向での移動を規制し
    た状態で軸受を介して回転自在に嵌合させて一体
    的に連結したことを特徴とする負作動形電磁ブレ
    ーキ。
JP15957885A 1985-07-19 1985-07-19 負作動形電磁ブレ−キ Granted JPS6220923A (ja)

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JPS6220923A JPS6220923A (ja) 1987-01-29
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