JPH031628Y2 - - Google Patents

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JPH031628Y2
JPH031628Y2 JP1985019635U JP1963585U JPH031628Y2 JP H031628 Y2 JPH031628 Y2 JP H031628Y2 JP 1985019635 U JP1985019635 U JP 1985019635U JP 1963585 U JP1963585 U JP 1963585U JP H031628 Y2 JPH031628 Y2 JP H031628Y2
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armature
field core
magnetic pole
brake
pole surface
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JP1985019635U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、負作動形電磁ブレーキの制動解放
時における衝撃音の防止に関する。
[従来の技術] 従来、第2図(実公昭55−9728号公報参照)に
縦断側面図で示した負作動形電磁ブレーキは、電
磁コイル2を内蔵したフイールドコア1と、この
フイールドコア1の磁極面1aに固定された棒状
の案内部材3と、この案内部材により軸線方向の
みの移動が許容され、制動状態においてフイール
ドコア1の磁極面1aと所定の間隙Gをおいて対
向して配設されたアーマチユア4と、このアーマ
チユア4を介してフイールドコア1の磁極面1a
と対向して配設され、案内部材3の先端にばねと
ナツトで固定された受圧板8と、これらアーマチ
ユア4と受圧板8との間に介在されハブ9とスプ
ライン嵌合されたデイスク6と、このデイスク6
に固着されたライニング7と摩擦係合するよう
に、アーマチユア4を受圧板8側に押圧する制動
ばね5とを備え、フイールドコア1の磁極面1a
には、非金属材料からなる緩衝部材10が寸法g
(G>g)だけ突出した状態で固着されている。
そして、このよう構造としたので、図のような
制動状態から電磁コイル2によりアーマチユア4
がフイールドコア1に磁気吸着される制動解放状
態としたとき、アーマチユア4は緩衝部材10に
当打されるため、金属的な衝撃音が防止される。
[考案の解決しようとする課題] しかしながらこのような負作動形電磁ブレーキ
では、緩衝部材10をフイールドコア1の磁極面
1aに形成された凹部内に嵌合固着した構造であ
るため、磁極面1aの磁極断面積が減少したアー
マチユア4をフイールドコア1側に磁気吸引する
磁気力が低下する。また、緩衝部材10の磁極面
1a内への組込みが面倒であるという問題点があ
る。この考案は、このような問題点を解決するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] そしてこのような目的を達成するために、この
考案では、外極部に半径方向外側に延設されたフ
ランジ部が形成され電磁コイルを内蔵するフイー
ルドコアと、このフイールドコアのフランジ部に
固定された複数本の案内部材により軸線方向のみ
の移動が許容され、制動状態において前記フイー
ルドコアの磁極面と所定の間隙をおいて対向する
アーマチユアと、このアーマチユアを介して前記
フイールドコアの磁極面と対向して配設され、前
記案内部材を介して前記フイールドコアに一体に
支持された受圧板と、これらアーマチユアと受圧
板との間に介在されたデイスクと、前記アーマチ
ユアを前記受圧板側に押圧する制動ばねと、前記
案内部材に配設され前記フイールドコアの磁極面
より前記アーマチユア側に突出した緩衝部材とを
備えたことを特徴とする。
[作用] 負作動形電磁ブレーキは、制動ばねの押圧力に
よりデイスクがアーマチユアと受圧板とに挟圧さ
れ、このデイスクと一体に回転する被制動軸が制
動される。また、制動ばねの押圧力に抗して磁極
コイルの磁気力によりアーマチユアをフイールド
コア側に磁気吸引すれば、デイスクの制動は解放
される。この制動解放時には、アーマチユアが案
内部材に配設された緩衝部材に当打されるので、
金属的な衝撃音が防止される。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例である負作動形電磁
ブレーキの縦断側面図であり、電磁コイル2を内
蔵したフイールドコア1の外極部1Cには半径方
向外側に延設されたフランジ部1eが形成されて
おり、このフランジ部1eに穿設された複数の穴
1fには案内部材としての無頭ボルト12の端部
が挿入され、この無頭ボルト12にねじ込まれた
ナツト14をフランジ部1e側に締め込むことで
この無頭ボルト12がフイールドコア1に固定さ
れている。各無頭ボルト12の先端は、受圧板8
のねじ穴8aにねじ込まれ接着剤により固着され
ている。
また、無頭ボルト12に嵌合されたカラー13
が受圧板8とワツシヤ16を介して締め込まれる
無頭ボルト12上のナツト15とで固定されてお
り、このカラー13の外周面を摺動面としたアー
マチユア4が軸線方向のみの移動が許容されてフ
イールドコア1に支持されている。
アーマチユア4と受圧板8との間には、ライニ
ング7が両側面に固着されたデイスク6が介在さ
れており、フイールドコア1の内極部1bに穿設
された穴1d内に配設された制動ばね5の押圧力
により、デイスク6はアーマチユア4と受圧板8
とで挟圧され制動される。
符号17は緩衝部材としての弾性材製Oリング
であり、アーマチユア4とワツシヤ16との間で
カラー13の外周に嵌合されており、このOリン
グ17はフイールドコア1の磁極面1aよりアー
マチユア4側に突出するよう組込まれている。
なお、この実施例では緩衝部材としてOリング
17を使用したが、適度な緩衝作用を有する部材
ならばOリング17の代りに別の部材、例えば円
筒状弾性部材や圧縮コイルばねなどを採用するこ
とができる。
このような構造からなる負作動形電磁ブレーキ
11は、制動ばね5の押圧力によりデイスク6が
アーマチユア4と受圧板8とで挟圧されるため、
デイスク6とスプライン嵌合したハブ9が装着さ
れる被制動油(図示せぬ)が制動される。また、
電磁コイル2に電圧を印加してアーマチユア4を
フイールドコア1に磁気吸引すると、デイスク6
の制動は解放される。このとき、アーマチユア4
はOリング17にまず当打されるので、アーマチ
ユア4がフイールドコア1の磁極面1aに当接し
ても衝撃音は小さい。また、Oリング17により
アーマチユア4とフイールドコア1の磁極面1a
との間に間隙が形成されて両者が全く当接しなけ
れば、このアーマチユア4とフイールドコア1と
の金属的な衝撃音が防止される。
[考案の効果] 以上のようにこの考案の負作動形電磁ブレーキ
は、緩衝部材をフイールドコアのフランジ部に固
定された案内部材に配設した構造を採用したの
で、フイールドコアの磁極面の磁極断面積を減少
することがなく、電磁コイルの磁気力が低下する
ことはない。また、緩衝部材は案内部材に嵌合す
るのみでよく、その組込みが簡単で生産性が良い
などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の負作動形電磁ブレーキの一
実施例を示す縦断側面図、第2図は従来の負作動
形電磁ブレーキを示す縦断側面図である。 図面において、1……フイールドコア、2……
電磁コイル、4……アーマチユア、5……制動ば
ね、6……デイスク、8……受圧板、12……無
頭ボルト(案内部材)、17……Oリング(緩衝
部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外極部に半径方向外側に延設されたフランジ部
    が形成され電磁コイルを内蔵するフイールドコア
    と、このフイールドコアのフランジ部に固定され
    た複数本の案内部材により軸線方向のみの移動が
    許容され、制動状態において前記フイールドコア
    の磁極面と所定の間隙をおいて対向するアーマチ
    ユアと、このアーマチユアを介して前記フイール
    ドコアの磁極面と対向して配設され、前記案内部
    材を介して前記フイールドコアに一体に支持され
    た受圧板と、これらアーマチユアと受圧板との間
    に介在されたデイスクと、前記アーマチユアを前
    記受圧板側に押圧する制動ばねと、前記案内部材
    に配設され前記フイールドコアの磁極面より前記
    アーマチユア側に突出した緩衝部材とを備えたこ
    とを特徴とする負作動形電磁ブレーキ。
JP1985019635U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH031628Y2 (ja)

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JP1985019635U JPH031628Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JP1985019635U JPH031628Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JPS61137132U JPS61137132U (ja) 1986-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2669944B2 (ja) * 1990-10-17 1997-10-29 株式会社大崎電業社 無励磁作動形電磁ブレーキの消音装置

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JPS59174430U (ja) * 1983-05-09 1984-11-21 アイシン精機株式会社 電磁ブレ−キ

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JPS61137132U (ja) 1986-08-26

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