JPS6033724Y2 - ブレ−キ付回転電機 - Google Patents
ブレ−キ付回転電機Info
- Publication number
- JPS6033724Y2 JPS6033724Y2 JP2412179U JP2412179U JPS6033724Y2 JP S6033724 Y2 JPS6033724 Y2 JP S6033724Y2 JP 2412179 U JP2412179 U JP 2412179U JP 2412179 U JP2412179 U JP 2412179U JP S6033724 Y2 JPS6033724 Y2 JP S6033724Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- spring
- base
- electromagnet
- electrical machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブレーキ用電磁石の空隙調整を容易にしたブレ
ーキ付回転電機に関する。
ーキ付回転電機に関する。
従来のブレーキ付電動機について、第1図を参照して説
明する。
明する。
ブレーキライニング1はライニングベース2と一体に回
転軸3の軸方向へ移動可能に設け、可動鉄心4と一体の
ブレーキシュー5はブラケット6から突出し固定されて
いるスタッド7に沿って、ブレーキ制動時に、スタッド
7にナツト8で一端に位置決め固定された制動スプリン
グ9で押えられ、ブレーキライニング1をブラケット6
間に挾み、ブラケット6の側面に押し付ける摩擦の制動
力で回転を停止することができ、また電動機とブレーキ
用電磁石の固定鉄心10を付勢すれば運転に入る。
転軸3の軸方向へ移動可能に設け、可動鉄心4と一体の
ブレーキシュー5はブラケット6から突出し固定されて
いるスタッド7に沿って、ブレーキ制動時に、スタッド
7にナツト8で一端に位置決め固定された制動スプリン
グ9で押えられ、ブレーキライニング1をブラケット6
間に挾み、ブラケット6の側面に押し付ける摩擦の制動
力で回転を停止することができ、また電動機とブレーキ
用電磁石の固定鉄心10を付勢すれば運転に入る。
前記したブレーキの制動を繰り返すと必然的に、ブレー
キライニング1の両側が摩滅して、当初設定した固定鉄
心10と可動鉄心4間の電磁石空隙δ□が大きくなる。
キライニング1の両側が摩滅して、当初設定した固定鉄
心10と可動鉄心4間の電磁石空隙δ□が大きくなる。
此の電磁石空隙δ1が規定寸法値以上に大きくなると、
電磁吸引力が低下して、ブレーキ用電磁石を付勢しても
、制動スプリング9に抗して、可動鉄心4を吸引出来な
くなる。
電磁吸引力が低下して、ブレーキ用電磁石を付勢しても
、制動スプリング9に抗して、可動鉄心4を吸引出来な
くなる。
即ちブレーキ操作において、ブレーキの解放が出来なく
なる誤動作が生じる。
なる誤動作が生じる。
この誤動作を防ぐため、電磁石空隙δ1は常に規定の間
隔以下に保つ必要がある。
隔以下に保つ必要がある。
此の電磁石空隙δ□を微調整するには、第1図の固定鉄
心10に一体に取付けたベース11と、スタッド7に取
り付けられ、ベース11の位置を決めている位置決めナ
ツト12を、第1図において右方向に、ブレーキライニ
ング1の摩耗量に相当する厚み分だけ移動し、固定鉄心
10を可動鉄心4の方向に移動し、端面ナツト13をベ
ース11に締め付ける。
心10に一体に取付けたベース11と、スタッド7に取
り付けられ、ベース11の位置を決めている位置決めナ
ツト12を、第1図において右方向に、ブレーキライニ
ング1の摩耗量に相当する厚み分だけ移動し、固定鉄心
10を可動鉄心4の方向に移動し、端面ナツト13をベ
ース11に締め付ける。
この調整に際しては、まず位置決めナツト12を複数個
所ゆるめ、電磁石空隙δ□を規定寸法に調整しながら、
端面ナツト13を締めて、固定鉄心10及びベース11
を固定するので、手間がかかり、不便であった。
所ゆるめ、電磁石空隙δ□を規定寸法に調整しながら、
端面ナツト13を締めて、固定鉄心10及びベース11
を固定するので、手間がかかり、不便であった。
本考案は初期成いは保守組立時の電磁石空隙調整時間を
短縮したブレーキ付回転電機を提供することを目的とす
る。
短縮したブレーキ付回転電機を提供することを目的とす
る。
本考案においては、従来の位置決めナツト12をなくシ
、端面ナツト13の締め付けのみによって電磁石空隙δ
1の調整が出来るようにする。
、端面ナツト13の締め付けのみによって電磁石空隙δ
1の調整が出来るようにする。
以下、本考案の一実施例を、第2図を参照して説明する
。
。
第2図において、第1図と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
て説明を省略する。
この実施例においては、ベース11と制動スプリング9
の固定端であるナツト8の間に、制動スプリング9より
強い力の調整スプリング14を介在させ、スタッド7が
ベース11を貫通した外側で端面ナツト13を締めつけ
る。
の固定端であるナツト8の間に、制動スプリング9より
強い力の調整スプリング14を介在させ、スタッド7が
ベース11を貫通した外側で端面ナツト13を締めつけ
る。
このようにすると電磁石空隙δ1の調整は、端面ナツト
13を調整スプリング14の力に打ち勝って、第2図の
右方向に微移動するのみで調整が可能といった、きわめ
て簡略した機構となる。
13を調整スプリング14の力に打ち勝って、第2図の
右方向に微移動するのみで調整が可能といった、きわめ
て簡略した機構となる。
そして、調整スプリング14の力が制動スプリング9よ
り弱いと、電磁石を付勢した時、可動鉄心4が移動せず
、固定子鉄心10が移動してしまうので、ブレーキの釈
放不能となる。
り弱いと、電磁石を付勢した時、可動鉄心4が移動せず
、固定子鉄心10が移動してしまうので、ブレーキの釈
放不能となる。
しかるに本考案では調整スプリング14の力が制動スプ
リング9より強いので、電磁石付勢時は、可動鉄心4が
吸引されて、ブレーキの釈放が行われ、ブレーキ付回転
電機が正常に動作する。
リング9より強いので、電磁石付勢時は、可動鉄心4が
吸引されて、ブレーキの釈放が行われ、ブレーキ付回転
電機が正常に動作する。
尚、本考案は上記し、かつ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で、
種々変形して実施できることは勿論である。
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で、
種々変形して実施できることは勿論である。
以上のように本考案によれば、従来の電磁ブレーキの構
造を大巾に変えることなく、端面ナツト13を締め込む
だけで、電磁石空隙δ1を調整できるので、組立及び調
整が、きわめて簡単容易で実用上の効果が大である。
造を大巾に変えることなく、端面ナツト13を締め込む
だけで、電磁石空隙δ1を調整できるので、組立及び調
整が、きわめて簡単容易で実用上の効果が大である。
第1図は従来のブレーキ付回転電機のブレーキ部断面図
、第2図は本考案のブレーキ付回転電機の一実施例を示
すブレーキ部断面図である。 1・・・・・・ブレーキライニング、3・・・・・・回
転軸、5・・・・・・ブレーキシュー、7・・・・・・
スタッド、8・・・・・・制動スプリングの固定端であ
るナツト、9・・・・・・制動スプリング、10・・・
・・・固定鉄心、11・・・・・・ベース、13・・・
・・・端面ナツト、14・・・・・・調整スプリング、
δ1空隙。
、第2図は本考案のブレーキ付回転電機の一実施例を示
すブレーキ部断面図である。 1・・・・・・ブレーキライニング、3・・・・・・回
転軸、5・・・・・・ブレーキシュー、7・・・・・・
スタッド、8・・・・・・制動スプリングの固定端であ
るナツト、9・・・・・・制動スプリング、10・・・
・・・固定鉄心、11・・・・・・ベース、13・・・
・・・端面ナツト、14・・・・・・調整スプリング、
δ1空隙。
Claims (1)
- 制動スプリングによりブレーキシューを回転電機回転軸
に取付けたブレーキライニングに圧接して制動状態とし
、電磁石により前記ブレーキシューをブレーキライニン
グから離間して解放状態とするブレーキ付回転電機にお
いて、電磁石の固定鉄心を取付けたベースと前記制動ス
プリングの固定端の間に、制動スプリングより強い力の
調整スプリングを介在させ、前記ベースと制動スプリン
グの固定端との間隔を、ベースを貫通したスタッドとそ
れに係合するベースの外側に設けた端面ナツトで調整す
ることにより、電磁石の空隙を調整するようにしたブレ
ーキ付回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412179U JPS6033724Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | ブレ−キ付回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412179U JPS6033724Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | ブレ−キ付回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125062U JPS55125062U (ja) | 1980-09-04 |
JPS6033724Y2 true JPS6033724Y2 (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=28862001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2412179U Expired JPS6033724Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | ブレ−キ付回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033724Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022002717A1 (de) * | 2021-09-14 | 2023-03-16 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Elektromotor mit Bremsanordnung |
-
1979
- 1979-02-28 JP JP2412179U patent/JPS6033724Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125062U (ja) | 1980-09-04 |
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