JPS6147339B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6147339B2
JPS6147339B2 JP17368679A JP17368679A JPS6147339B2 JP S6147339 B2 JPS6147339 B2 JP S6147339B2 JP 17368679 A JP17368679 A JP 17368679A JP 17368679 A JP17368679 A JP 17368679A JP S6147339 B2 JPS6147339 B2 JP S6147339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
fixed
core
brake
movable
Prior art date
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Expired
Application number
JP17368679A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5694034A (en
Inventor
Isamu Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17368679A priority Critical patent/JPS5694034A/ja
Publication of JPS5694034A publication Critical patent/JPS5694034A/ja
Publication of JPS6147339B2 publication Critical patent/JPS6147339B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転機のブレーキ装置に関するもので
ある。電動機などに組込むブレーキ装置におい
て、バネにより制動板および摩擦材に制動圧力を
加え、電磁力によりこれを開放するものは摩擦材
の摩耗により電磁石の固定鉄心と可動鉄心との間
の間隙が拡大するので再調整をする必要がある。
本発明はかゝる再調整を必要としないブレーキ装
置をうることを目的とするものである。
バネ力を直接制動板に加え、これを電磁力によ
つて開放する従来のブレーキ装置のうち、てこを
使わずに直接バネ力を引離すブレーキ機構におい
ては、電磁石の自動間隙調整機構がなく、摩擦材
の摩耗分だけ電磁石の間隙が拡大する。したがつ
て間隙の再調整を行なうか、あるいは摩擦材を取
り替えないと電磁石の巻線に大電流が流れたまま
となり、電磁石の巻線を焼損するおそれがあるば
かりでなく、ブレーキの開放が不能になり、この
ブレーキ装置を備えた電動機の巻線も焼損する危
険がある。また、このようにブレーキ作用が不能
な状態にならなくても電磁石間隙が大きくなると
電磁石の固定部が可動部を吸引する時の衝撃力が
大となり、ブレーキ装置全体の機械的強度に悪影
響をおよぼすと共に衝撃により大きな吸引音を発
生し、騒音公害となる。これを避けるために従来
のこの種のブレーキ装置は、電磁石の間隙がある
程度大きくなつても充分に吸引するだけの余裕を
持つ大型の電磁石を使用し、かつ、ブレーキ装置
の構造を吸引時の大きな衝撃力に充分耐えるもの
にしていたので不経済であつた。また、電磁石間
隙を調整する場合は手数がかかり、かつ、ある程
度の技術を要するので、同様に不経済である。
本発明は上述の各問題点を解決することを意図
するものである。以下、その実施例を図面によつ
て説明する。第1図は本発明のブレーキ装置の制
動時を、第2図は開放時をそれぞれ示しており、
図は中心線Oの上半分を示している。図において
1は電動機等の回転機のブラケツト、2は回転
軸、3はその軸受で、回転軸2の一端部には摩擦
材用ボス8が止め板9と止めボルト10によつて
固定されており、該摩擦材用ボス8には摩擦材の
芯板4,5が軸方向にのみ滑動可能な上態で制動
板11、中間板6、ブラケツト1のそれぞれの間
にはさまれて装着されている。一方、ブラケツト
1には案内ボルト7がブレーキカバー19との間
に固定されており、案内ボルト7には前記中間板
6及び制動板11が軸方向に滑動自由に、かん合
穴28,29で支持されている。前記案内ボルト
7の制動板11とブレーキカバー19との間には
制動バネ(押圧力f1)24が装着されている。可
動鉄心30が固定された可動鉄心取付金具12は
制動板11に固定された軸方向摺動ピン20に、
押えバネ27(押付力f3)を介して軸方向に摺動
可能に取付けてある。可動鉄心取付金具12の中
心部には、止め板26と制動板11の中心部のテ
ーパ部14との間に押し付けバネ34(押付力
f4)、及び鋼球33を介して引張金具17が固定
されており、鋼球33は、戻しバネ16(押付力
f5)の作用により可動鉄心30の円周内数個所に
突起部を備えた磁極子32の先端によつて制動板
11のテーパ部14の反対側に押し付けられてお
り、制動板11のテーパ部14との間には間隙を
形成している。可動鉄心30と間隙gをおいて対
向する固定鉄心31は固定鉄心取付金具15に固
定されており、該固定鉄心取付金具15はブレー
キカバー19に緩衝材21、ボルト22およびナ
ツト23によつて固定されている。固定鉄心取付
金具15とブレーキカバー19との間には位置決
めバネ25(押付力f5)を介して位置決め金具1
3が軸方向へ移動可能に装着してある。前記のよ
うに制動板11と可動鉄心取付金具12との間に
は押えバネ27(押付力f3)が装着され、可動鉄
心30は押えバネ27の作用により固定鉄心31
の方へ押されており、可動鉄心取付金具12が位
置決め金具13と接触することによつてブレーキ
間隙gを保持している。バネ押付力の相互関係は
f1>f2>f3、およびf1≫f5>f4である。
次にその作用を説明する。制動時は第1図に示
すように可動鉄心30と固定鉄心31との間には
ブレーキ間隙gを保持し、鋼球33は戻しバネ1
6(押付力f5)の作用により磁極子32の先端で
制動板11のテーパ部14から離れる方向へ押付
けられ、制動板11と引張り金具17はそれぞれ
軸方向に自由であり、制動力は制動バネ24が制
動板11を押すことにより発生する。ブレーキを
開放する場合は第2図に示すように、固定鉄心3
1と可動鉄心30との間に吸引力を発生する。磁
極子32は戻しバネ16(押付力f5)によつて鋼
球33を制動板11の中心テーパ部14より離れ
る方向に押付けられているが、固定鉄心31と可
動鉄心30との間の吸引力は前記f5よりはるかに
大きいので磁極子32は可動鉄心30の空隙18
に吸引される。このとき鋼球33には戻しバネ1
6の作用がなくなるので押し付けバネ34により
制動板11の中心テーパ部14に押し付けられ、
電磁石の吸引力で可動鉄心30およびこれと結合
する部分が制動バネ24に打ち勝つて固定鉄心3
1に吸引されるとときは制動板11と引張り金具
17とは鋼球33のかみ込みによつて一体とな
り、制動板11は吸引されて摩擦材から離れ、ブ
レーキを開放する。摩擦材が摩耗した場合は押え
バネ27、位置決め金具13、位置決めバネ2
5、および可動鉄心取付金具12によつて制動バ
ネ11は摩擦材の摩耗分だけ摩擦材5の方へ移動
してブレーキ間隙gを一定に保持する。
以上述べたように本発明のブレーキ装置は、制
動時はバネ力等により制動板及び摩擦材を制動面
に圧接させて制動を行ない、開放時は電磁力によ
りバネ力を引離すようにしたブレーキ機構におい
て、制動板11に固定された軸方向摺動ピン20
に押えバネ27を介して、可動鉄心30が固定さ
れた可動鉄心取付金具12を軸方向に滑動可能に
配置し、可動鉄心取付金具12の中心部には、制
動板中心部のテーパ部14との間に押し付けバネ
34および鋼球33を介して引張り金具17が固
定され、鋼球33は、回転機の停止中は磁極子3
2を押えている戻しバネ16によつて制動板のテ
ーパ部14との間に間隙を有し、回転機の運転時
には、磁極子32の可動鉄心内部への吸引によ
り、鋼球33は押し付けバネ34により、制動板
11のテーパ部14と引張り金具17との間にか
み込み状態を形成し、一方ブレーキカバー19に
は位置決め金具13及び位置ぎめバネ25を介し
て固定鉄心31と一体に結合された固定鉄心取付
金具15が固定され、制動板11のテーパ部14
と鋼球33との間に間隙がある限り、押えバネ2
7により摩擦材の摩耗にしたがつて可動鉄心取付
け金具12と制動板11との相対距離を大きくし
て電磁石間隙gを一定保持するように構成されて
いるので以下述べるような効果がある。
(1) 制動を開放する電磁石の吸引間隙が摩擦材の
摩耗にかかわらず常に一定に保持されるので吸
引不能がない。したがつて吸引不能に基く電磁
石電流による電磁石の焼損がなく、かつ、ブレ
ーキの未開放によりこのブレーキ装置を備えた
電動機を焼損することがない。また、ブレーキ
間隙を調整する必要がない。
(2) ブレーキ間隙が一定していて変動しないか
ら、小さい間隙で動作させることができるので
操作用電磁石を小容量の安価な電磁石にすると
共に、電力の消費が節減される。そして電磁石
の可動部と固定部間のブレーキ吸引時の衝撃力
が小さいのでブレーキ装置全体の機械的強度が
安定し、かつ、衝撃音も小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の実施例の制動時の縦断面図
で、中心線の上半分を示している。第2図:本発
明の実施例の制動開放時の縦断面図で、中心線の
上半分を示している。第3図:第1図A線におけ
る可動鉄心30の断面図。 1……ブラケツト、2……回転軸、3……軸
受、4,5……摩擦材の芯板、6……中間板、7
……案内ボルト、8……摩擦材用ボス、9……止
め板、10……止めボルト、11……制動板、1
2……可動鉄心取付金具、13……位置決め金
具、14……テーパ部、15……固定鉄心取付金
具、16……戻しバネ(f5)、17……引張り金
具、18……空隙、19……ブレーキカバー、2
0……軸方向摺動ピン、21……緩衝材、22…
…ボルト、23……ナツト、24……制動バネ
(f1)、25……位置決めバネ(f2)、26……止め
板、27……押えバネ(f3)、28,29……か
ん合穴、30……可動鉄心、31……固定鉄心、
32……磁極子、33……鋼球、34……押し付
けバネ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸2に摩擦材用ボス8を介して取付けら
    れた摩擦材の芯板4,5と、 この芯板4,5に常時当接する方向に制動バネ
    24にて付勢された軸方向に移動可能な制動板1
    1と、 この制動板11に固定された軸方向摺動ピン2
    0に押えバネ27を介して軸方向に摺動可能に取
    付けた可動鉄心取付金具12と、 この可動鉄心取付金具12に固定された可動鉄
    心30と、 この可動鉄心30と間隙gを介して対向する固
    定鉄心31と、 この固定鉄心31が取付けられた固定鉄心取付
    金具15と、 前記可動鉄心取付金具12に常時当接するよう
    に位置決めバネ25にて付勢され前記可動鉄心3
    0と固定鉄心31との間隙gを確保する前記固定
    鉄心取付金具15に支持された位置決め金具13
    と、 前記可動鉄心取付金具12の中心部に固定され
    た引張り金具17と、 前記制動板11の中心部と前記引張り金具17
    との間に滑動自在に収納され、前記制動板11の
    中心部に設けたテーパ部14と前記引張り金具1
    7との間に圧入された際に前記制動板11と前記
    引張り金具17とを機械的に連結する鋼球33
    と、 この鋼球33を前記テーパ部14の方向に常時
    付勢する押し付けバネ34と、 前記鋼球33を前記テーパ部14から離す方向
    に戻しバネ16にて常時付勢され、前記固定鉄心
    31と可動鉄心30の吸引時に前記戻しバネ16
    の付勢力に抗して軸方向に移動する磁極子32と
    を備え、 制動バネ24の押圧力f1、位置決めバネの押圧
    力f2、押えバネ27の押圧力f3、押し付けバネ3
    4の押圧力f4、戻しバネ16の押圧力f5は、f1>f2
    >f3、およびf1≫f5>f4なる関係に設定したことを
    特徴とする回転機のブレーキ装置。
JP17368679A 1979-12-27 1979-12-27 Brake device for rotary machine Granted JPS5694034A (en)

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JP17368679A JPS5694034A (en) 1979-12-27 1979-12-27 Brake device for rotary machine

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5694034A JPS5694034A (en) 1981-07-30
JPS6147339B2 true JPS6147339B2 (ja) 1986-10-18

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ID=15965215

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62169138U (ja) * 1986-04-18 1987-10-27
JPS62187030U (ja) * 1986-05-14 1987-11-28
JPH01150706U (ja) * 1988-03-28 1989-10-18
JPH01299032A (ja) * 1988-05-27 1989-12-01 Takara Kogei:Kk 合成樹脂製の化粧合板
JPH02141045U (ja) * 1989-04-25 1990-11-27
JPH0527740B2 (ja) * 1986-08-01 1993-04-22 Tori Kk

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