JPH027187A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、顧客により入力される入出金取引きの情報
をメモリに記憶するＩＣカード（携帯可能記憶媒体）を
用いて入出金取引の処理を行なう自動取引装置に関する
。

（従来の技＃ｉ） 銀行等の金融機関においては、いわゆる磁気カードを用
いて現金を入出金することのできる自動取引装置が支店
毎に多数設置されている。上記自動取引装置により、例
えば出金取引きをするとき顧客は、所有している磁気カ
ードをカード挿入口から挿入して暗証番号を、入力する
。入力した暗証番号が磁気カードの磁気ストライプ部に
記憶されている暗証番号と一致すると顧客は、取引種目
である出金取引の該当キーを押下して出金金額を入力す
る。出金金額が入力されると自動取引装置は、出金金額
に相当する紙幣を顧客に排出する。

排出された紙幣を顧客が受取り取引処理が終了して、次
の顧客が入出金取引を行なう。このように、従来、自動
取引装置から出金取引等の処理をする場合は、取引きを
する毎に顧客が取引種目および取引きの金額等を入力し
なければならなかった。

（発明が解決しようとする課題） 従来の装置は、顧客が入出金取引きを行なう毎に取引種
目等を入力しなければならず、平日でも時間帯、例えば
昼休み時間および夕方には自動取引装置を利用する顧客
が多い。利用する顧客が多くなると自動取引装置に顧客
の列ができて取引時間の遅延による８置の入出金取引の
運用効率の低下および顧客に対するサービスの低下を招
来するおそれがあり、その対策が切望されていた。

この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目
的としては、装置の取引操作の簡素化を図ることにより
、装置の入出金取引処理の運用効率を向上する自動取引
装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明は、入出金取引きの
情報を入力する入力手段およびこの入力手段から入力さ
れる当該入出金取引きの情報を記憶するメモリを備えた
携帯可能記憶媒体と、この携帯可能記憶媒体のメモリに
記憶されている入出金取引きの情報を読取る読取手段と
、この読取手段により読取られた入出金取引きの情報に
より入出金取引の処理をする取引処理手段とを有するこ
とを要旨とする。

（作用） 上記構成を備えた自動取引装置は、顧客により入出金取
引きの情報が携帯可能記憶媒体の入力手段により入力さ
れてメモリに記憶される。入出金取引き情報を記憶して
いるメモリを備えた携帯可能記憶媒体を自動取引装置に
挿入すると携帯可能記憶媒体のメモリに記憶されて０６
入出金取引きの情報を読取る。読取った入出金取引きの
情報により自動取引装置が入出金取引きを行なうので、
装置の入出金取引の運用効率を向上できる。

（実施例） 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の自動取引装置に係る一実施例を示す
外観斜視図である。

自動取引袋＠１の筺体３の前面にはＬ字状の操作部５が
形成されている。この操作部５の水平面には紙幣挿入ロ
アが設けられており、振替、振込みすべき紙幣を多数枚
−括して投入することができる。また、この紙幣挿入ロ
アには開閉自在な扉９が設けられている。さらに、操作
部５の水平面にはタッチセンサ等を内蔵したＣＲＴ表示
部１１が設けられている。このＣＲＴ表示部１１は操作
手順やその他の情報をイラスト、文字あるいは文章によ
ってＣＲＴ画面に表示することにより、顧客を誘導する
と共に、暗証番号、金額、口座番号、取引の承認、確認
若しくは取消し等に応じた表示部分を押圧することによ
り、図示しないタッチセンサがそれを検出し、主制御部
３３へ応答する信号を出力する。

また、操作部５の垂直面には、暗証番号および口座情報
が記憶されている取引媒体としての後述するＩＣカード
２１を挿入するためのＩＣカード挿入口１３、通帳を挿
入するための通帳挿入口１５、硬貨を挿入するための硬
貨投入口１７および硬貨の釣銭を受取るための硬貨釣銭
口１９のそれぞれが設けられている。

上記ＩＣカード２１の構成は第２図に示す如くである。

ＩＣカード２１は、入力部２３、表示部２５、記憶部２
７、入力端子２つおよび出力端子３１を有するものであ
る。

入力部２３は、テンキーおよび入出金等の取引種目キー
等を備えたキーボードからなる構成である。上記入力部
２３は顧客により、例えば取引種目の出金キーが押下さ
れ、出金取引の出金金額がテンキーから入力されるもの
である。表示部２５は、例えば液晶デイスプレィを備え
て入力部２３から入力される出金金額等を表示する。

記憶部２７は、例えばＲＡＭを備えて入力部２３から入
力される取引種目および入出金の金額等を所定のアドレ
スに記憶する。また、記憶部２７は、カードの残高を示
す残高エリアを有している。

更に記憶部２７は、ＩＣカード２１が後述するＩＣカー
ドリード部３５に入力、されるとＩＣカードリード部３
５の読取りヘッド（図示せず）により所定のアドレスに
記憶されている取引種目等が読取られるものである。

入力端子２９および出力端子３１は、記憶部２７と上記
読取りヘッドとの情報インターフェイスである。

次に自動取引装置１の内部構成について説明する。

主制御部３３は、マイクロコンピュータ等を備えてＩＣ
カードリード部３５にＩＣカード２１の挿入を検知する
と後述するＲＯＭ５５に記憶しているプログラムを読出
して、ＩＣカード２１の記憶部２７に記憶されている入
出金取引の処理をするものである。ｔＣカードリード部
３５は前述のＩＣカード挿入口１３から挿入されたＩＣ
カード２１を受入れ、このカードの記憶部２７から出力
端子３１を介して入出金等の取引情報および口座番号お
よび入出金の金額を読取る。通帳プリント部３７は前述
の通帳挿入口１５から挿入された通帳の磁気ストライプ
部を読取ると共に、通帳および図示しないジャーナル用
紙等に取引内容を記憶する。入出金ユニット３９は前述
の紙幣挿入ロアに挿入された紙幣を受入れ、指定された
金額の紙幣を上記紙幣挿入ロアに払戻す。硬貨入出金ユ
ニット４１は、前述の硬貨投入口１７に投入された硬貨
を受入れ、指定された金額の硬貨を上記硬貨釣銭受取り
口１９へ払出す。接客ユニット４３には前述のＣＲＴ表
示部１１を内蔵している。また、接客ユニット４３は取
引きの種目、例えば入金、出金等を表示する画面のカラ
ーＣＲＴを備えている。更に、接客ユニット４３は、カ
ラーＣＲＴに表示される種目が顧客より押圧されると主
制御部３３に検知信号を出力する。音声案内ユニット４
５はスピーカ等を内蔵しており、顧客に対して音声によ
る案内を行なう。内部モニタ４７は、自動取引装置１の
取引状態をモニタ表示する。フロッピーディスク４９は
、入出金の金額等を振込み取引等に必要な金融１１１１
１１の情報、例えば銀行名、支店名等が５０音順に記憶
するものである。前述した主制御部３３は、伝送１ｉＩ
Ｊｔ１１部５１を介してホストコンピュータ５３に接続
されている。

ＲＯＭ５５は、本発明の読取手段および取引処理手段等
の機能を備えたプログラムを所定アドレスに記憶してい
るものである。すなわち、ＩＣカード２１の記憶部２７
から顧客により予め入力された入出金等の取引情報を読
取り、読取った取引情報により入出金取引きを行ない入
金取引の終了後、ＩＣカード２１の記憶部２７の残高エ
リアを最新の残高に書換えるものである。

また、主制御部３３は、支店内に設置されて入出金の取
引状態を管理するリモートモニタ５７に接続されている
。電源部５９は、各回路部へ所定の電源を供給する。

次にこの実施例の作用を第４図（ａ）、（ｂ）の処理フ
ローチャートを用いて説明する。

まず、顧客がＩＣカード２１に入出金等の操作を示す第
４図（ａ　）の処理フローチャートを用いて説明する。

ＩＣカード２１に電源投入後、顧客は出金取引きを行な
うならば、ＩＣカード２１の入力部２３の出金種目の該
当キーを押圧する。一方、残高照会を行なうならば顧客
は、入力部２３の該当キーを押圧してステップ１６０に
進む。出金取引きの該当キーを押圧すると顧客は、出金
金額を入力部２３のテンキーから入力する（ステップ１
００〜１１０）。

出金金額が入力されると表示部２５に金額が表示されて
顧客は、表示される金額が希望する金額ならば承認キー
を押圧する。承認キーが押圧されると入力部２３から入
力される出金取引きおよび出金金額が記憶部２７の所定
アドレスに記憶される。一方、表示される金額が希望す
る金額でなければ該当キーを押圧して処理が終了する（
ステップ１２０〜１５０）。

ステップ１６０に進むと顧客は、残高照会ならば該当キ
ーを押圧して、入力部２３から暗証番号を入力する。入
力された暗証番号が一致するとＩＣカード２１は記憶部
２７の残高エリアに記憶されている残高を表示部２５に
表示する。一方、取引種目が残高照会でなければ処理は
終了する（スッテブ１６０〜１９０）。

次に、ＩＣカード２１を用いて自動取引装置１からの入
出金操作を示す第４図（ｂ）の７０−チヤードを用いて
説明する。ＩＣカード２１の入出金操作が終了すると顧
客は、自動取引装置１のＣＲＴ表示部１１からＩＣカー
ド２１を用いて取引きをするならば該当キーを押圧する
。押圧後、顧客は、ＩＣカード２１に取引情報が記憶さ
れているならば該当キーを押圧してステップ２２０に進
む。一方、ＩＣカード２１を用いないで取引きをするな
らば当該キーを押下してステップ３３０に進む（ステッ
プ２００〜２１０）。

ステップ２２０に進むと顧客は、ＩＣカード挿入口１３
からＩＣカード２１を挿入する。ＩＣカード２１が挿入
されるとＩＣカードリー１部３５は、ＩＣカード２１の
記憶部２７の所定アドレスに取引情報が記憶されている
ならばステップ２４０に進み、取引情報が記憶されてい
なければステップ３３ｏに進ム〈テップ２２０〜２３０
）。

ステップ２４０に進むと顧客は、ＣＲＴ表示部１１から
暗証番号を入力する。主制御部３３は、入力された暗証
番号がＩＣカード２１の記憶部２７に記憶されている暗
証番号と一致するならば■Ｃカードリード部３５の読取
りヘッドからＩＣカード２１の記憶部２７に記憶されて
いる取引情報を読出す。読出した取引情報を主制御部３
３は、ＣＲＴ表示部１１に表示する。

表示後、顧客は表示される取引情報が、例えば出金取引
きならば実行キーを押圧してステップ２９０に進み、出
金取引きでなければ、従来の操作の取引きを行なうキー
を押下してステップ３３０に進む（ステップ２４０〜２
８０）。

ステップ２９０に進むと主制御部３３は、ＩＣカード２
１の記憶部２７に記憶している出金金額に相当する紙幣
を顧客に排出する。紙幣の排出侵、主制御部３３は、排
出された紙幣の金額をＩＣカード２１の記憶部２７の残
高エリアから減弾して最新の残高に書き換える。最新の
残高に書き換えられた後、ＩＣカードリー１部３５は、
ＩＣカード２１を顧客に放出する（ステップ２９０〜３
２０）。

ステップ３３０に進むと顧客は、従来のごとく取引き種
目および取引き金額等の入力をして入出金取引きを行な
う（ステップ３３０）。

以上の動作により、自動取引装置１の操作部５において
取引種目および取引金額等の入力操作をせずに入出金取
引きが行なわれるので、従来の如く、時間帯により自動
取引装置１を利用する顧客が多くても入出金取引き運用
効率の低下および顧客に対するサービスの低下を防止す
ることができる。

本実施例は、自動取引装置に限らず、携帯可能な記憶媒
体を用いた装置にも適用可能である。

［発明の効果］ 以−ＩＪ２明したように、この発明によれば、入出金取
引きの情報をメモリに記憶する携帯可能記憶媒体を用い
て当該携帯可能記憶媒体のメモリに記憶されている入出
金取引きの情報より入出金取引きを行なうので、装置の
取引操作の簡素化を図ることにより、入出金取引処理の
運用効率を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の自動取引装置に係る一実施例を示す
外観斜視図、第２図はＩＣカードを示す構成図、第３図
は第１図に示した゛自動取引装置の制御を示すブロック
図、第４図はこの発明の動作を示すフローチャートであ
る。 １・・・自動取引装置 １１・・・ＣＲＴ表示部 １３・・・ＩＣカード挿入口 ２１・・・ＩＣカード ２３・・・入力部 ２５・・・表示部 ２７・・・記憶部 ３３・・・主制御部 ３５・・・ＩＣカードリード部 ５５・・・ＲＯＭ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入出金取引きの情報を入力する入力手段およびこの入力
   手段から入力される当該入出金取引きの情報を記憶する
   メモリを備えた携帯可能記憶媒体と、 この携帯可能記憶媒体のメモリに記憶されている入出金
   取引きの情報を読取る読取手段と、この読取手段により
   読取られた入出金取引きの情報により入出金取引の処理
   をする取引処理手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。