JPH027094Y2 - - Google Patents

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JPH027094Y2
JPH027094Y2 JP834683U JP834683U JPH027094Y2 JP H027094 Y2 JPH027094 Y2 JP H027094Y2 JP 834683 U JP834683 U JP 834683U JP 834683 U JP834683 U JP 834683U JP H027094 Y2 JPH027094 Y2 JP H027094Y2
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belt
signal
switch
motor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のシートベルトリトラクタに関
し、さらに詳しくはエマージエンシイ・ロツキン
グ・リトラクタ(以下ELRという)の改良に関
する。
従来のELRの一般的構造及び機能は、リトラ
クタ内にスプリングと緊急ロツク機構とを備え、
該スプリングによつてベルトを常時巻き取り方向
に付勢して、ベルト着用時にベルトを乗員の身体
に密着させるとともに、不使用時にベルトを格納
し、又緊急時には前記緊急ロツク機構を作動させ
てベルトの引き出しを阻止し、乗員の身体をシー
トに拘束してその揺動を防止するものである。
しかしながらこの一般的なELRにあつては、
着用時にベルトによる肩部や腹部の圧迫感が生ず
ることから、この圧迫感を解消するために案出さ
れたものが、ベルト端部の巻取力を阻止するテン
シヨンレス機構を備えたELRである。しかも近
年においては、タングをバツクルに差し込んで一
度ベルトを巻き取らせて乗員の身体にフイツトさ
せた状態から、適当な量だけベルトを弛ませてテ
ンシヨンレス状態にさせるようにしたものが実用
化されるに至つている。
ところでシートベルトは、前述のように事故発
生時等に乗員の身体をシートに拘束してその揺動
を防止するものであることから、その拘束性能を
向上させるためには緊急ロツク機構が作動する時
に、ベルトが乗員の身体に密着している必要があ
り、さらにはベルトが乗員の身体を締め付けた状
態で緊急ロツク機構が作動すれば、拘束性能はよ
り一層向上するものとなる。
しかるに前記テンシヨンレス機構を備えた
ELRにあつては、ベルト着用時にベルトと身体
間に弛みがあることから、事故発生時の拘束性能
は低下するため充分に大きな弛み量を設定できな
いという問題点を有する。
例えば実開昭56−144560号公報にはシートベル
ト緊張装置として、振子によつて構成された加速
度センサーにより、車両の減速度が所定値に達す
ると、振子の揺動により圧縮ばねの係止装置がは
ずれて、このばねによりシートベルトが引き締め
られる装置が開示されているが、これは実際に減
速度が発生してからベルトを引き締める作用が生
ずるものであるから、ベルトと乗員の身体間の弛
みがあるため、十分な拘束性能は得られない。し
かもこの装置は一度作動すると再びセツトするの
に手数を要し、複数回の連続使用が面倒であると
いう欠点もある。
又前述したテンシヨンレス機構を具備しない
ELRにあつては、ベルトは常時身体に密着して
いることから、拘束性能については一応満足すべ
きものではあるが、このELRにあつても事故発
生時シートベルトが巻き締められて伸びるため、
緊急ロツク作動直前に、よりベルトを身体に圧接
させ身体を締め付けるべくベルトを巻き取る(以
下巻き締めという)作動が行なわれれば、一層事
故による傷害を防止し、軽減させることができ
る。
本考案は、前記テンシヨンレス機構を備えた
ELRの問題点に着目するとともに、一般のELR
に対する前記観点からなされたものであり、所定
の車両走行状態の変化の予測に基づいて、即ち実
際に変化が発生する直前からベルトを乗員の身体
に密着させ、あるいは巻き締めを行なうことによ
り、緊急ロツク機構が作動する直前に、ベルトを
乗員の身体に締め付けた状態にして、シートベル
トの拘束性能を向上させ、しかも複数回の連続使
用が可能なELRを提供することを目的とするも
のである。
以下本考案の構成について図面に示した各実施
例に従つて説明する。
第1図は、本考案に係るELRの構造の一実施
例を示すものである。図中1はハウジング、2は
このハウジング1の側板1a,1bに回転自在に
支持され、かつベルト3の一端が固定された巻取
軸である。
この巻取軸2の一端には、緊急時に巻取軸2の
引出し方向の回転を阻止するための公知の緊急ロ
ツク機構4が設けられている。
また、巻取軸2の他端突出部には、デイスク5
が固着され、このデイスク5の基部には回転角検
出用の爪車6が形成されている。さらに、上記デ
イスク5の外周には摩擦スプリング7が装着され
その外側には歯車8が嵌合されている。つまり、
歯車8の内側に形成された凹部8aの内周面が摩
擦スプリング7に接触するように、歯車8がデイ
スク5の外周に嵌合され、歯車8とデイスク5と
は摩擦スプリング7の摩擦力によつて回転が伝達
される。そして、一方の回転が阻止されると、摩
擦スプリング7が滑つて回転は伝達されないよう
になつている。
9は上記ハウジング1に固定された巻取駆動手
段としてのモータで、このモータ9の回転軸には
歯車10が設けられている。この歯車10には軸
11によつて支持された大歯車12が噛合され、
この大歯車12と一体の小歯車13が前記歯車8
に噛合されており、モータ9の回転は歯車10,
12,13を介して歯車8に伝達される。
14はハウジング1の側板1bに固着されたパ
ルス信号発生器であつて、この信号発生器14の
検出子15は前記回転角検出用爪車6の外周に接
触されており、爪車6が巻取軸2と一体に回転さ
れると検出子15が揺動されて一定回転角ごとに
パルス信号を発生する。この信号発生器は巻取軸
2がベルト引出し方向に回転されるとパルスを発
生するアツプパルス発生器14aと、巻取方向に
回転されるとパルスを発生するダウンパルス発生
器14bとからなる。
第2図は前記モータ9の制御駆動回路の一例を
示す。図において、22はバツクルスイツチ、2
3はパルス発生器14aと14bから出力される
パルスを加減算して、回転角を検出するカウン
タ、24は適当なベルト弛み量を設定する設定器
で、この設定器24には、ブレーキスイツチ16
と車速センサ17からの信号が入力されており、
上記ブレーキスイツチ16から信号が入つて来る
と、出力すなわち設定値を負(−)にする。ま
た、26は比較器で、この比較器26は上記カウ
ンタ23の出力と設定値とを比較して、その大小
に応じた信号を制御回路27に供給する。
制御回路27は、巻取り用リレー28と送出し
用のリレー29とを、上記バツクルスイツチ2
2、パルス発生器14a,14b、比較器26か
らの信号に基づいて、適当にON,OFFさせて、
モータ9を正転あるいは逆転させてシートベルト
の巻取り送出しを制御する。
第3図は上記制御回路27の一例を示す。
31,32は単安定マルチバイブレータ(以下
モノマルチと称する)、33,34,35,36
は微分回路、38,39,40はR・Sフリツプ
フロツプで、電源投入時にリセツトされる。
以上の構成に得る第1実施例の作用をベルトの
各状態ごとに説明する。
(1) リトラクタからベルトを引き出した場合 乗員がベルト3をリトラクタより引出し始める
と、アツプパルス発生器14aから巻取軸3の回
転角に応じたパルスPuが出力される。なお、こ
のとき、歯車8は摩擦スプリング7が滑るため回
転されない。ベルト3は摩擦スプリング7の摩擦
力に抗して略一定の力で引き出される。
一方、電源投入と同時に、フリツプフロツプ4
0はリセツトされてその出力がハイレベルにさ
れているため、AND回路51が能動状態にされ
ている。従つて、アツプパルス発生器14aから
パルスPuが出力されると、AND回路51を介し
てモノマルチ31に供給され、モノマルチ31は
パルスPuが入力されると、ある遅延時間をもつ
てハイレベルの信号を出力する。
この状態でベルトの引き出しを中止すると、モ
ノマルチ回路31の出力はロウレベルに変化さ
れ、立下り検出微分回路34がこの立下がりを検
出してパルス信号を出力する。立下り微分回路3
4の出力は、ANDゲート52に供給される。
ANDゲート52はこのときインバータ53のハ
イレベルの信号によつて開かれているため、OR
ゲート54を介してフリツプフロツプ38をセツ
トする。つまり電源投入時にフリツプフロツプ4
0の出力QはロウレベルであるためANDゲート
57の出力はロウレベルとなり、インバータ53
の出力がハイレベルにされている。フリツプフロ
ツプ38がセツトされると、出力Qがハイレベル
になつてリレー28がオンされ、モーター9が巻
取方向に回転されてベルトが巻き取られる。する
と、巻取軸の回転を検出するダウンパルス発生器
14bからパルスPdが出力されるようになる。
このパルスPdは予め開かれているANDゲート5
5を介してモノマルチ回路32に入力され、モノ
マルチ回路32からハイレベルの信号が出力され
る。ベルトの巻取りが終了すると、パルスPdが
なくなりモノマルチ32の出力がある遅延時間を
経てロウレベルに変わり、立下がり微分回路35
がこの変化を検出してパルス信号を出力する。微
分回路35の信号によつてORゲート56を介し
てフリツプフロツプ38がリセツトされ、出力Q
がロウレベルに変わるためリレー28がオフされ
てモータ9の回転が停止される。なおモータ9は
ベルト巻取終了後もしばらく回転するが、この間
歯車8とデイスク5とは滑つている。
(2) ベルト端部をバツクルに係合させた場合 ベルト端部をバツクルに係合させるとバツクル
スイツチ22がオンされ、微分回路33が信号の
立上がりを検出してパルス信号を出力する。この
信号はORゲート54を介してフリツプフロツプ
38をセツトし、リレー28がオンされて、たる
んでいるベルトの巻取りが開始される。これに伴
つて、ダウンパルス発生器14bからパルスPd
が出力されるようになる。このパルスPdは、予
め開かれているANDゲート55を介してモノマ
ルチ32に入力される。
そして、ベルトが乗員に密着すると、パルス
Pdがなくなり、所定の遅延時間後に立下り微分
回路35からの信号によりORゲート56を開き
フリツプフロツプ38がリセツトされてモータ9
が停止される。さらに、フリツプフロツプ38が
リセツトされると、出力がハイレベルにされる
ため、ANDゲート60の出力がバツクルスイツ
チ22の出力との論理積によつてハイレベルにな
つて、フリツプフロツプ40をセツトさせる。す
ると、フリツプフロツプ40の出力Qがロウレベ
ルからハイレベルに変化して、カウンタ23のイ
ネーブル端子Eがハイレベルにされて、カウンタ
23が能動状態にされる。また、フリツプフロツ
プ40の出力の立上がりが微分回路36によつて
検出されてパルス信号が出力され、カウンタ23
のクリア端子Cに供給される。これによつて、カ
ウンタ23は、ベルトが乗員に密着した位置でゼ
ロとなる。
従つて、このとき、カウンタ23の出力は比較
器26における設定値よりも小さくなり、比較器
26aからハイレベルの信号が出力される。この
比較器26aの信号は、既にセツトされた前記フ
リツプフロツプ40の出力Qによつて開かれてい
るANDゲート57を介してフリツプフロツプ3
9のセツト端子に供給され、これをセツトされ
る。その結果、フリツプフロツプ39の出力Qが
ハイレベルになつて、リレー29がオンされ、モ
ータ9が引出し方向に回転され、ベルトを弛るま
せる。すると、アツプパルス発生器14aからパ
ルスPuが発生され、これはカウンタ23によつ
てカウントされる。カウンタ23の内容が設定値
に一致すると、比較器26bからハイレベルの信
号が出力され、開かれているANDゲート58を
介してフリツプフロツプ39のリセツト端子に供
給されるため、リレー29がオフされてモータ9
の回転が停止され、ベルトの送り出しが終了し、
快適なベルト装着状態が得られる。なお、フリツ
プフロツプ40は一旦セツトされると、バツクル
が外されるまでリセツトされないので、出力に
よつて、ANDゲート51と55は閉じられてお
り、微分回路34,35から出力によりフリツプ
フロツプ38と39が動作されるようなことはな
い。
(3) 乗員が姿勢を変更した場合 次に、例えば乗員が前傾姿勢をとるなどして、
ベルトが引き出されると、アツプパルス信号発生
器14aから再びパルスPuが発生される。する
と、カウンタ23の計数値が増加して出力が比較
器26における設定値よりも大きくなる。その結
果、比較器26cからハイレベルの信号が出力さ
れるようになり、ANDゲート59およびORゲー
ト54を介してフリツプフロツプ38がセツトさ
れ、モータ9がベルト巻取方向に回転し始める。
このとき、モータ9の回転と巻取軸の回転は逆方
向であるため、摩擦伝達スプリング7がスリツプ
する。
しかして、乗員が元の姿勢に戻ると、回転して
いるモータ9によつて、たるんだベルトが巻き取
られる。そして、ダウンパルス発生器14bから
出力されるパルスPdをカウンタ23が減算して
行き、カウンタ23の出力が設定値に一致した時
点で、比較器26cの出力がロウレベルとなり、
比較器26bの出力がハイレベルになる。これに
よつて、再びフリツプフロツプ38がリセツトさ
れて、リレー28がオフされ、モータ9の回転が
停止される。
(4) 車両の走行状況が変化した場合 ところで上記比較器26における設定値を決定
するための弛み量設定器24の出力は、前述した
ようにブレーキスイツチ16からの出力信号と車
速センサ17からの検出信号とによつて変更され
るようになつている。つまり弛み量設定器24に
は、前記検出信号によつて、その設定値を変更す
るための設定条件が設けられており、該設定条件
にあつた検出信号が入力すると、弛み量設定器2
4は負の弛み量を比較器26に供給するようにな
る。この設定条件としては例えば、車速センサ1
7により車両超低速走行又は停止中は、ブレーキ
スイツチ16からの入力信号があつても、弛み量
設定器24は前記信号を出力することなく、車両
走行速度が所定値以上になると、弛み量設定器2
4は負の弛み量を比較器26に供給する等が考え
られる。従つて、カウンタ23の出力は相対的に
比較器26の設定値よりも大きくなり、比較器2
6cから信号が出力されてゲート59,54を介
してフリツプフロツプ38がセツトされ、リレー
28がオンされてモータ9がベルト巻取方向に回
転され始める。そして、ダウンパルス発生器14
bからパルスPdが発生されて、カウンタ23に
おいて減算されて行くが、カウンタ23の値は比
較器26における負の設定値よりも小さくなるこ
とはない。そのため、リレー28はオンされたま
ま、モータ9が回転し続ける。これによつて、乗
員はモータ9が回転されている間ずつとベルト巻
取力によつて締め付けられることになる。すなわ
ち前記した巻き締めが行なわれることとなるので
ある。
したがつてこの時所定の衝撃によつて緊急ロツ
ク機構4が作動したとすると、乗員は巻き締めら
れた状態で身体を拘束されることとなり、シート
ベルトの拘束性能は著るしく向上することとな
る。又、たるみ量と多く設定することができるた
めベルトによる拘束感も大巾に低減することがで
きる。
しかして、ブレーキスイツチ16及び車速セン
サ17からの入力信号が設定条件に合わなくなる
と、弛み量設定器16は、ある正の弛み量を比較
器26に供給するようになる。すると再び比較器
26aから信号が出力されて、フリツプフロツプ
39がリセツトされ、リレー29がONされモー
タ9がベルト送出し方向に回転される。
そしてある弛み量になると、フリツプフロツプ
39がリセツトされてモータ9は停止する。
なお弛み量設定器24によるベルト巻取り、送
り出し回数を少なくするため、一旦前記設定値に
あつた検出信号が入力し、弛み量設定器24から
負の弛み量が比較器26に供給されると、ブレー
キスイツチ16、車速センサ17からの検出信号
に無関係にある一定時間、負の弛み量を供給しつ
づけるようにしても良い。
第4図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、車両走行状態の変化を予測する信号を出力す
る装置として、第1実施例におけるブレーキスイ
ツチ16に替えてアクセルスイツチ18を用いた
ものである。このアクセルスイツチ18は、アク
セルを閉じた減速状態を検知して弛み量設定器2
4に信号を出力するものである。
すなわちこの実施例は、弛み量設定器24の設
定値を、アクセルスイツチ18による車両の減速
状態の検出信号と、車速センサ17による走行速
度の検出信号の組合せにより変化できるようにし
た実施例であり、例えば一定速度以上の高速で走
行した場合これを車速センサが感知して信号を出
力し、この高速走行中にアクセルスイツチ18が
減速を感知して信号を出力した場合、すなわち両
者から所定信号があつた場合にベルトを巻し取り
さらに巻き締める、という制御を行なうことがで
きる。よつて高速走行性能の優れる車両への搭載
に適応するものである。
第5図は本考案の第3実施例を示すものであ
る。この実施例は、走行状態の変化を予測する信
号を出力する装置として、ブレーキスイツチ16
及びアクセルスイツチ18を用いたものである。
したがつてこの実施例においては、弛み量設定器
24の設定値は、ブレーキスイツチ16によるブ
レーキ操作の検出信号、車速センサ17による走
行速度の検出信号、アクセルスイツチ18による
車両の減速状態の信号の組み合せにより変化でき
るようにした実施例である。本実施例によれば例
えば、車速センサ17により車両が超低速走行又
は停車中は、他の2つの信号に関係なくテンシヨ
ンレス状態を保持し、低速走行中は車速センサ1
7がこれを感知し、この車速センサ17の信号と
ブレーキスイツチ16からのブレーキ操作信号を
必要条件として、ブレーキを操作するとベルトの
弛み分を巻き取りさらに巻き締めを行なうように
し、又高速走行時には、車速センサ17からの信
号と、アクセルスイツチ18からの減速信号を必
要条件とし、車両が減速状態になると、ベルトの
弛み分を巻き取りさらに巻き締めを行なうように
したものである。
本実施例によれば、高速走行時の事故時のみな
らず、低速走行時の小事故時にも傷害の発生を完
全に防止することができ、小型車に最適なもので
ある。
第6,7図は、本考案の第4実施例を示すもの
であり、前記した第1〜3実施例と相違する構成
からなるELRを用いた実施例である。
第6,7図において、100はELRを示し1
01は側板101a,101bを有する形状の
ハウジングで、この両側板101a,101bに
軸穴101a′,101b′を形成し、該軸穴101
a′,101b′にはベルト3の一端を固着した巻取
軸103が、端部が夫々の側板101a,101
bから突出するようにして回転自在に挿入されて
いる。104は巻取駆動手段である巻取スプリン
グで、一端は前記ハウジング101に固着され、
他端は前記巻取軸103の一端部103aに固着
されており、該巻取軸103をベルト巻き取り方
向に付勢している。
105は車両の加速度を検出する加速度セン
サ、106は巻取軸103に固設されたラチエツ
トホイール、107はラチエツトホイール106
に固設されたクラツチホイールであり、該クラツ
チホイール107はラチエツトホイール106と
ともに回転し、緊急時加速度センサ105によ
り、前記ラチエツトホイール106とロツク爪1
08とを噛合させ、巻取軸103のベルト引き出
し方向への回転を阻止する。すなわち加速度セン
サ105、ラチエツトホイール106、クラツチ
ホイール107、ロツク爪108は、所謂公知の
緊急ロツク機構4を構成するものである。
109は別のラチエツトホイールで、巻取軸1
03のベルト巻き取り方向の回転を阻止し得るよ
うに形成された歯109aを有し、巻取軸103
の一端103bに固着されている。
110は第8図に示したように外側面に渦巻溝
111を形成したコイルホイールで、該コイルホ
イール110は、前記ラチエツトホイール109
の外側にスプリング102を介して巻取軸103
に回転自在に遊嵌され、ラチエツトホイール10
9と摩擦的に回転するようになされている。前記
渦巻溝111はその外周端部111aから一定区
間に亘つて同心円状にした同心円部111cと、
該同心円部111cの連続側端部111bから、
非同心円部を介して渦巻状に連設された渦巻部1
11dとから形成されている。またコイルホイー
ル110の外周縁部の一部には、後述するストツ
パ115のばね板118に接触する突出部112
が形成されている。
113は前記コイルホイール110の外側に配
設され、該コイルホイール110の径方向であつ
て、その中心部から外縁部に向かつてスリツト1
13aが形成された固定板であり、該固定板11
3は前記巻取軸103の一端103bを回転自在
に支承すると共に、カバーも兼ねている。
114は、前記スリツト113aに摺動自在に
嵌装されたスライドブロツクで、該スライドブロ
ツク114は、第9図に示したように略L字形を
しており、その端部に後述するストツパ115の
ばね板118を係止する係止部114aと、他端
部に後述するスイツチ端子122aを押圧する押
圧部114bが夫々形成されている。
またスライドブロツク114には、略中央部か
らコイルホイール110方向に足部114cが立
設され、その先端は渦巻溝111に嵌入され、コ
イルホイール110の回転に伴つてスライドブロ
ツク114は、渦巻溝111に足部111cが案
内されて、スリツト113a内を摺動すべくされ
ている。
115は、ラチエツトホイール109、コイル
ホイール110、スライドブロツク114等の外
周部に設けられたストツパであり、上杆115b
とこの上杆115bの中央部に立設された下杆1
15cとからなる略T字形であつて、前記上杆1
15bをコイルホイール110の周方向に位置さ
せて軸115aにより所定角度回転自在に、側板
101bに枢支されている。そして該ストツパ1
15の上杆115bの一端部には、スプリング1
16によりラチエツトホイール109方向に付勢
された爪117が設られ、又他端部にはコイルホ
イール110の径方向に曲折したばね板118が
設けられている。
なお前記スプリング116で付勢された爪11
7は、所定位置よりラチエツトホイール109方
向に回動しないようにされており、又爪117は
ストツパ115が軸115aを中心に反時計回り
に回動するとラチエツトホイール109の歯10
9aと噛合し、ベルト3の巻取りを阻止する。一
方ストツパ115が逆に時計回りに回動すると爪
117とラチエツトホイール109の噛合が外れ
て、ばね板118がコイルホイール110方向に
移動し、前記スライドブロツク114が渦巻溝1
11の同心円部111cに位置しているときは、
該スライドブロツク114の係止部114aに前
記ばね板118が係止して、ばね板118の撓み
を防止して、このばね板118に突出部112が
当接してコイルホイール110の回転を阻止する
ようにしてある。なお、ばね板118がスライド
ブロツク114に係止していないときは、ばね板
118が容易に撓み、突出部112がばね板11
8を押し戻してコイルホイール110の回転を可
能にする。
119はソレノイドであり、このソレノイド1
19には伸縮作動するプランジヤ120が設けら
れており、このプランジヤ120は前記ストツパ
115の下杆115cにアーム120aを介して
接続されており、前記ソレノイド119が励磁さ
れるとプランジヤ120が短縮してストツパ11
5は反時計回りに回動される。一方、該ソレノイ
ド119への通電が断たれると、ソレノイド11
9、ストツパ115間に配設したスプリング12
1により該プランジヤ120が伸長してストツパ
115が時計回りに回動するようになされてい
る。又コイルホイール110の外周縁で突出部1
12がストツパ115のばね板118に阻止され
る位置にあつて、爪117がラチエツトホイール
109に係合する部分から前記突出部112に亘
る区間に、前記ラチエツトホイール109の歯1
09a先径より大径の突起部130を形成して、
爪117とラチエツトホイール109の噛合を阻
止するようにしてある。
123はモータであり、その回転軸123aに
は歯車124が固設されており、該歯車124は
歯車125に、該歯車125は巻取軸103に固
設された歯車126に各々噛合しており、したが
つてモータ123の回転は、歯車124,12
5,126を介して巻取軸103に伝達される。
次に第10図に従つて、この第4実施例の電気
的構成部分について説明する。
図中119は、前記したソレノイド、122は
該ソレノイド119のスイツチ機構であり、この
スイツチ機構122は、第9図Aに示したように
スイツチ端子122aと122bとからなり、常
時は夫々のスイツチ端子122a,122bは離
れている。そして前記スライドブロツク114が
コイルホイール110の渦巻溝111の同心円部
111cに位置しているとき、第9図Bに示すよ
うにその押圧部114bで一方のスイツチ端子1
22aを押圧してスイツチ機構122を閉にする
よう構成されている。又132は常時は開で電流
が流れた時のみ閉になるリレーであり、前記モー
タ123には、このリレー132、さらには遅延
タイマ133を介して、入力される。
この遅延タイマ133は、リレー132が閉に
なつてから所定遅延時間後にモータ123に電源
を供給するための遅延設稚時間と、モータ123
に電源供給後所定時間後に電源を切断してモータ
123を停止させるための、モータ作動設定時間
とが設けられており、両時間経過後にモータに電
源を供給し、又は停止させる。
なおブレーキスイツチ16、車速センサ17、
アクセルスイツチ18、バツクルスイツチ128
の構成及び作用は前記実施例と同様であり、制御
回路135は、ブレーキスイツチ16、車速セン
サ17、アクセルスイツチ18、からの入力信号
を受け、該入力信号が設定条件に合致する時の
み、常時閉で電流が流れた時のみ開になるリレー
134に電流を流す。
次に以上に述べた第4実施例の作用についてベ
ルトの各状態ごとに説明する。
(1) タングとバツクルとを離した状態にある場
合。
バツクルスイツチ128がOFFとなつて、ソ
レノイド119が励磁されないので、スプリング
121がプランジヤ120を伸長してストツパ1
15を時計回りに回動する。従つて、爪117と
ラチエツトホイール109の歯109aとが離脱
し、ばね板118が巻取軸103方向に移動す
る。一方、前記爪117とラチエツトホイール1
09とが離脱状態にあることから、巻取軸103
は巻取スプリング104により回転してベルト3
を巻取る。また、この巻取軸103に伴つてコイ
ルホイール110も、その突出部112が前記ば
ね板118を押し戻しつつ回転し、足部114c
を渦巻溝111に嵌合、摺接したスライドブロツ
ク114がスリツト113aに沿つて外周方向へ
移動する。そして、該スライドブロツク114の
足部114cが渦巻溝111の同心円部111c
に達すると、その係止部114aが前記ばね板1
18に係合すると共に、押圧部114bがスイツ
チ端子122aを押圧してスイツチ機構122を
接続する。更にコイルホイール110が回転して
足部114cが同心円部111cの端111aに
達すると該足部114cに阻止されてコイルホイ
ール110が停止し、その後はコイルホイール1
10は停止したままで巻取軸103のみが回転を
してベルト3を巻取る。
このように、爪117とラチエツト歯109a
とが離脱し、ばね板118がスライドブロツク1
14の係止面114aと係合した状態にあり、か
つ、スライドブロツク114の押圧部114bで
スイツチ機構122を接続している状態(第11
図A)がベルト着用前の状態となり、この状態を
仮に「非着用状態」と称する。
(2) 非着用状態のリトラクタからベルト3を引き
出した場合。
ところで、乗員がベルトを着用しようとして、
前記非着用状態からベルト3をリトラクタからス
プリング104の力に抗して引出すときは、巻取
軸103と共にコイルホイール110が逆回転を
する。すると、コイルホイール110の突出部1
12がばね板118に当接したところで第9図B
の状態となり、該コイルホイール110の回転を
阻止し、以後は巻取軸103のみが回転してベル
ト3が引出される。このときは、タングとバツク
ルがまだ嵌合されていないのでソレノイド119
は励磁されておらず、ストツパー115は時計回
りに回動した状態で、ばね板118とスライドブ
ロツク114とが係合し、スイツチ機構122が
接続(ON)した状態にある。
(3) 乗員がベルトを着用(タングとバツクルを嵌
合)した場合。
バツクルスイツチ128がONとなり、一方、
前述したようにスイツチ機構122がONとなつ
ているから、ソレノイド119が励磁してプラン
ジヤ120がスプリング121に抗して短縮し、
ストツパ115を反時計回りに回転する。する
と、ばね板118がスライドブロツク114、コ
イルホイール110の突出部112から外れると
共に、爪177が巻取軸103側に移動する。し
かしコイルホイール100には、突起部130が
形成してあることから、この突起部130の外周
に、前記爪117が当接して該爪117とラチエ
ツトホイール109の歯109aとの噛合を阻止
する(第11図B)。従つて巻取軸103は自由
に回転する。このときリレー132も付勢され、
モータ123へ電流供給可能となるが、遅延タイ
マ133があることからこの遅延タイマの遅延設
定時間モータ123は作動しない。
(4) 嵌合したタングとバツクルから手を離した場
合。
ベルト3が乗員の身体に密着するまで、スプリ
ング104によつて巻き取られ、このとき渦巻溝
111の同心円部111cの端111aにスライ
ドブロツク114の足部114cが位置している
ので、コイルホイール110は回転せずベルト1
03のみ回転する。
(5) 遅延タイマ133の遅延設定時間が経過した
場合。
バツクルとタングが嵌合した後、遅延タイマ1
33の遅延設定時間を経過すると、モータ123
が作動し、巻取軸103をベルト引き出し方向に
回転させる。この時コイルホイール110は、突
出部112と共に反時計回りに回転して、爪11
7が突起部130を乗り越えたところで爪117
とラチエツト歯109aが噛合する(第11図
C)。この位置が巻き取りを阻止する記憶装置で
ある。更にモータ123によつてベルト3を引き
出す方向に巻取軸103が回転すると、爪11
7、ラチエツトホイール109の噛合方向とは逆
方向に回転し、コイルホイール110が反時計回
りに回転する。するとスライドブロツク114が
渦巻溝111に案内されて、コイルホイール11
0の中心方向へとスリツト113a内を移動し、
スイツチ機構122をOFFにする。
従つてソレノイド119は消磁されて、ストツ
パ115が時計回りに回動して、爪117とラチ
エツト歯109aとが離脱するとともに、ばね板
118を巻取軸103方向に移動させる(第11
図D)。このときばね板118にコイルホイール
110の突出部112が突き当たるが、ばね板1
18がスライドブロツク114の係止部114a
に係止しておらず、該ばね板118が容易に撓
み、コイルホイール110の回転は可能となつて
いる。
(6) 遅延タイマ133の作動時間が経過した場
合。
遅延タイマ133の作動時間が経過するとモー
タ123への電源は停止され、モータ123は停
止する。これと同時に、巻取スプリング104に
よつて巻取軸103が時計回りに回転して、ベル
ト3を巻取る。この時モータ123、歯車12
4,125,126は空回りする。又巻取軸10
3の回転に伴つてコイルホイール110も時計回
りに回転して、スライドブロツク114を外周方
向へと移動させる。そしてこのスライドブロツク
114の足部114cが渦巻溝111の同心円部
111cに位置したとき、押圧部114bがスイ
ツチ機構122をONにしてソレノイド119を
励磁し、ストツパ115を反時計回りに回動す
る。すると、爪117はラチエツト歯109aに
噛合して巻取軸103の回転を制止し、ベルト3
の巻取りを停止する。この停止位置が前記の記憶
位置である。このとき、スライドブロツク114
の足部114cは渦巻溝111の同心円部111
cと渦巻部111dとの変換点111bに位置し
ている一方、前述したようにベルトが乗員に密着
しているときは、前記足部114cが同心円部1
11cの形成止端111aに位置しており、この
形成止端111aと前記変換点111bとの間が
ベルト3の弛み量となる。
このベルト記憶位置は以後のベルト引き出しに
拘らず記憶され、乗員が着座位置に戻つたとき
は、前記弛み量の付与を行なう。なおタングとバ
ツクルを外した場合には前記記憶位置はなくな
る。
(7) 車両の走行状況がある設定条件と一致し、制
御回路135からリレー134に電流が流れた
場合。
ブレーキスイツチ16、車速センサ17、アク
セルスイツチ18からの入力信号がある設定条件
(例えば車速センサ17により車速を感知し、車
両が超低速走行、又は停車中は他の2つの検出信
号に関係なく、制御回路135はリレー134を
付勢することなく、低速走行中は、車速センサ1
7とブレーキスイツチ16からの検出信号によつ
て、リレー134の消・付勢を可能にし、ブレー
キを操作すると制御回路135はリレー134を
付勢し、高速走行中は車速センサ17とアクセル
スイツチ18の検出信号により、車両が減速状態
になると、制御回路135がリレー134を付勢
するようにする。)に一致すると制御回路135
はリレー134を付勢して、リレー134を
OFFにする。
従つてスイツチ機構122がONであつても、
ソレノイド119には電流が流れなくなるため、
ソレノイド119は消磁されて、ストツパ115
が時計回りに回動して爪117とラチエツト歯1
19aとが離脱すると共に、ばね板118を巻取
軸103方向に移動させる。
このためスプリング104により巻取軸103
はベルト巻取り方向に回転し、ベルト3は乗員の
身体に密着する。
したがつてこの状態で車両が緊急状態となり、
緊急ロツク機構4が作動すると、ベルトは乗員に
密着した状態で引き出しを阻止され、乗員を拘束
することから、ベルトと乗員の身体間にはベルト
の拘束性能を低下させるような弛みはなく、よつ
てベルトの拘束性能は向上することとなる。この
ためベルトの弛み量を多く設定できる。
次にブレーキスイツチ16、車速センサ17、
アクセルスイツチ18、からの入力信号が制御回
路135の設定条件と一致しなくなると、制御回
路135がリレー134を消勢し、そのスイツチ
がONとなり、再びソレノイド119が励磁され
て第11図Bの状態となる。一方リレー132は
付勢されてONとなり、遅延タイマ133によ
り、前述した(5),(6)の過程を経て所定の弛み量か
らなるテンシヨンレス状態が得られることとなる
のである。
以上に説明したように本考案は、ブレーキスイ
ツチ及びアクセルスイツチまたはその何れか一方
と、車速センサーと、該車速センサーからの信号
により車速が所定以上の際、前記スイツチからの
車両走行状態の変化を予測する信号に基づいて、
ベルト端部が固定された巻取軸を回巻取り方向に
作動させるELRを提供したことから、乗員は
ELRの緊急ロツク機構が作動する緊急事態の発
生直前には、通常ブレーキ、アクセル等を操作す
るであろうことから、緊急ロツク機構作動時に
は、既に、乗員の身体はベルトによつて巻き締め
られた状態となつているため、ベルトの弛み量を
多くでき、拘束感をなくすことができるととも
に、ベルトの拘束性能を向上させて、ELRの安
全性能及び信頼性を著るしく向上させることがで
きるものであり、しかも複数回の連続使用が可能
なものである。
なお前記実施例においては、テンシヨンレス機
構を有するもののみを示したが、この機構を有す
るものでなくとも、モータ等により巻取軸をベル
ト巻取り方向に回転させる駆動手段を有するもの
であれば、ベルト巻き締めに基づく同様の効果を
得ることができる。
したがつて本考案はテンシヨンレス機構を具備
するELRのみならず、ELR全般の快適性、安全
性能、信頼性の向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す一部断面正
面図、第2図は同モータ等の制御駆動回路を示す
ブロツク図、第3図は第2図の具体例を示す回路
図、第4図は本考案の第2実施例のモータ等の制
御駆動回路を示すブロツク図、第5図は、本考案
の第3実施例のモータ等の制御駆動回路を示すブ
ロツク図、第6図は本考案の第4実施例の一部断
面正面図、第7図は同一部断面側面図、第8図は
コイルホイールの説明図、第9図A,Bは第7図
のP部拡大作用説明図、同図Cは第7図のP部拡
大斜視図、同図Dは同図BF−F断面図、第10
図は第4実施例の回路図、第11図A〜Dは第4
実施例の概略作動説明図である。 2……巻取軸、3……(シート)ベルト、4…
…緊急ロツク機構、9……モータ(巻取駆動手
段)、16……ブレーキスイツチ、17……車速
センサ、18……アクセルスイツチ、103……
巻取軸、104……巻取スプリング(巻取駆動手
段)、110……コイルホイール、111……渦
巻溝、113……固定板、119……ソレノイ
ド、135……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートベルト端部が固定された巻取軸と、該巻
    取軸を少なくともベルト巻き取り方向に回転させ
    る巻取駆動手段と、ブレーキスイツチ及びアクセ
    ルスイツチまたはその何れか一方と、車速センサ
    ーと、該車速センサーからの信号により車速が所
    定以上の際、前記スイツチからの車両走行状態の
    変化を予測する信号に基づいて前記巻取駆動手段
    を作動させる制御機構とを、備えたことを特徴と
    するエマージエンシイ・ロツキング・リトラク
    タ。
JP834683U 1983-01-24 1983-01-24 エマ−ジエンシイ・ロツキング・リトラクタ Granted JPS59114359U (ja)

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