JP2001213276A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

ウエビング巻取装置

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JP2001213276A
JP2001213276A JP2000024098A JP2000024098A JP2001213276A JP 2001213276 A JP2001213276 A JP 2001213276A JP 2000024098 A JP2000024098 A JP 2000024098A JP 2000024098 A JP2000024098 A JP 2000024098A JP 2001213276 A JP2001213276 A JP 2001213276A
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JP
Japan
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webbing
pawl
alr
lock wheel
winding shaft
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JP2000024098A
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English (en)
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Shinji Mori
信二 森
Seiji Nishide
誠司 西出
Shoichi Hashimoto
正一 橋本
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ALR状態において意図せぬ所定量以下のウ
エビング巻取動作によってはウエビングが次第に巻取軸
に巻き取られたままになることが無く、意図せずに不要
にELR状態からALR状態に切り替わった場合であっ
ても乗員が不快な状況に陥ることがないウエビング巻取
装置を得る。 【解決手段】 ELRからALRに切り替えるALRパ
ウル80には、爪部84と連続して突起部86が形成さ
れており、ロック輪42に係合したELRパウル52の
解除動作をするためのラチェット部材110が係合可能
である。ALR状態において、所定量のウエビング巻取
回転動作するラチェット部材110が突起部86を押圧
することで、ALRパウル80を一時的にロック輪42
から離間させることができる。したがって、意図せずに
ELRからALRに切替わった場合であっても、ウエビ
ングが次第に巻取軸に巻き取られたままになることが無
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両緊急時の乗員
保護用シートベルト装置に用いられ、車両緊急時にのみ
巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するELR状態
とウエビングが所定量引き出された後はウエビングの引
出しが常に阻止されるALR状態とが使い分けできるウ
エビング巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に配置されるウエビング巻取装置に
は、必要時にウエビングの引出方向回転を阻止するロッ
ク機構が内蔵されている。
【0003】このロック機構には、通常はウエビングの
巻取り及び引出しが可能で、車両緊急時には加速度検知
手段でこれを検知し瞬時に巻取軸のウエビング引出方向
回転を阻止するELR(エマージェンシー・ロッキング
・リトラクタ)と、ウエビングが所定量引き出された後
はその後のウエビングの引出しを常に阻止するALR
(オートマチック・ロッキング・リトラクタ)とがあ
る。
【0004】ELRでは、巻取軸のウエビング引出方向
回転に追従するようにロック輪が設けられて巻取軸との
間に弾性体が介在されており、通常はこのロック輪と巻
取軸とは一体的に回転するようになっている。したがっ
て車両の通常走行時では、ウエビングを巻取軸から自由
に巻取り及び引出しができるので、乗員は自由な運転姿
勢をとることができる。車両緊急時には加速度検知手段
によってロック輪が回転阻止され、巻取軸と共に回転す
るロック部材がロック輪の巻取軸に対する回転遅れによ
って案内移動されてフレームのラチェット歯と噛み合
い、これによって巻取軸の回転が阻止されてウエビング
の引出しが停止される。
【0005】またALRでは、所定量のウエビング引出
しでロック輪の回転がALRパウルによって阻止され
(したがってこの状態では、巻取軸と共に回転するロッ
ク部材がフレームのラチェット歯に噛み合い)、それ以
後はウエビングが巻取軸から引出されることがないので
乗員を確実に拘束することができる。
【0006】ところで、このELRとALRとが併設さ
れたウエビング巻取装置が既に本件出願人により提案さ
れている(一例として、特開平10−244905号公
報、実公平7−47239号公報等)。
【0007】この種のウエビング巻取装置では、必要に
応じてELRとALRとを切換えることができるように
なっている。すなわち、ウエビングが巻取軸に全量巻き
取られた状態から所定量引き出された状態までの間にお
いては、ロック輪へ付勢力で係合可能とされているAL
Rレバーを強制的にロック輪から離間させ係合を解除し
て以後の係合を阻止し、加速度検知手段によるロック部
材の制御(すなわち、ELR作動可能状態)とし、ウエ
ビングが所定量以上引き出された状態(例えば、全引出
し状態)では、ALRレバーを強制的にロック輪へ係合
させて以後のウエビングの引き出しを阻止するように
(すなわち、ALR作動状態と)なっている。
【0008】したがって、単一のウエビング巻取装置で
ありながら必要に応じてELRとALRの機能を果たす
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のウ
エビング巻取装置では、ウエビングの巻取り及び引出し
が共に可能とされた状態(すなわち、ELR状態)にお
いて、このウエビングを装着した乗員が例えば屈む等の
動作をした場合に、意図せずにウエビングの引き出しが
阻止された状態(すなわち、ALR状態)に切り替わる
ことが考えられる。ここで、このようなALR状態に切
り替わった後においてもウエビングの巻き取りは可能で
あるため、例えば車両が凹凸の多い悪路上を走行した場
合の乗員の上下移動等によってウエビングが次第に巻取
軸に巻き取られながらロックされることになり、乗員が
不快な状況に陥る可能性があった。
【0010】この場合、乗員が装着するに必要な通常使
用長さよりも大幅に長くウエビングの全長を設定し、前
述の如きELR状態からALR状態に不要に切り替わる
ことを防止するように構成することが考えられるが、こ
のように単にウエビングの全長を長く設定したのでは、
装置が大型化したりまたコスト高の原因となってしま
う。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、ALRの使用
状態において意図せぬ所定量以下のウエビング巻取動作
によってはウエビングが次第に巻取軸に巻き取られたま
まになることがなく、意図せずにELR状態からALR
状態に切り替わった場合であっても乗員が不快な状況に
陥ることがないウエビング巻取装置を得ることが目的で
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のウ
エビング巻取装置は、乗員拘束用のウエビングを巻取る
巻取軸と、前記巻取軸のウエビング引出し方向回転に付
勢力で追従して回転するロック輪と、前記ロック輪に係
合可能なELRパウルを有し、車両の緊急状態を検知す
ることにより前記ELRパウルが前記ロック輪に係合し
て前記ロック輪に前記巻取軸に対する回転遅れを生じさ
せる加速度検知手段と、前記加速度検知手段のELRパ
ウルが前記ロック輪に係合して前記ロック輪が前記巻取
軸に対して回転遅れを生じてからの所定量のウエビング
引出しによって作動して前記巻取軸に係合し、ウエビン
グ引出し方向回転を阻止するロック手段と、前記ロック
輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態とロック輪
から離間してロック輪の回転を可能にする状態との間で
移動可能に装着されたALRパウルと、前記巻取軸に連
動して回動され、前記ALRパウルを押圧して前記AL
Rパウルが前記ロック輪に係合し回転を阻止した状態ま
たは前記ALRパウルを押圧係合して前記ALRパウル
が前記ロック輪から離間した状態とするカム部材と、前
記ALRパウルを前記二つの状態のうち何れか一方の状
態で保持する切換保持部材と、前記巻取軸のウエビング
巻取方向回転時には前記巻取軸と一体的に追従して回動
しかつ前記巻取軸のウエビング引出方向回転時には前記
巻取軸と相対回転可能とされると共に、前記ロック手段
による前記巻取軸のウエビング引出し方向回転阻止以降
の前記所定量よりも少ないウエビング巻取量によって、
前記ロック輪に係合した前記ELRパウルを強制的に前
記ロック輪から離間させるラチェット部材と、を有し、
前記ALRパウルが前記二つの状態で切り換わることに
よりELR及びALRの何れか一方の機能で作動するウ
エビング巻取装置において、前記ELRパウルを強制的
に前記ロック輪から離間させるための前記所定量よりも
少ないウエビング巻取回転動作する前記ラチェット部材
に係合可能な突起部を前記ALRパウルに一体に設け、
前記ALR状態において前記ロック輪に係合した前記A
LRパウルを、前記所定量よりも少ないウエビング巻取
回転動作するラチェット部材が前記突起部を押圧するこ
とで強制的に前記ロック輪から離間させるように構成し
た、ことを特徴としている。
【0013】請求項1記載のウエビング巻取装置では、
ELR状態において車両が急減速状態に至ると、加速度
検知手段のELRパウルがロック輪に係合してロック輪
が巻取軸に対して回転遅れを生じる。このロック輪が巻
取軸に対して回転遅れを生じてからの所定量のウエビン
グ引出しによって、ロック手段が作動して巻取軸に係合
し、ウエビング引出し方向回転が阻止され、乗員が拘束
される。
【0014】また、このようなELR状態において例え
ば車両が凹凸の多い悪路上を走行した場合の乗員の上下
移動等によってウエビングが次第に巻取軸に巻き取られ
ようとするが、巻取軸のウエビング巻取方向回転時には
巻取軸と一体的に追従して回転するラチェット部材が、
ロック手段による巻取軸のウエビング引出し方向回転阻
止以降の前記所定量よりも少ないウエビング巻取量で、
ロック輪に係合したELRパウルを強制的にロック輪か
ら離間させるため、次ぎのウエビング引出し動作時にロ
ック輪はELRパウルと最初のロック状態と同位置で係
合し合うか、またはロック輪がウエビング引出し方向へ
僅かに回転した位置でELRパウルと係合し合うことに
なる。このため、このように乗員の上下移動等によって
ウエビングが複数回所定長さだけ巻取り・引出しが繰り
返されても、ウエビングが次第に巻き取られながらロッ
クされることがなく、乗員が不快な状況に陥ることがな
い。
【0015】一方、ELR状態からALR状態に切替え
る場合には、ウエビングを所定長さ(例えば、全量)引
き出すことで、カム部材がALRパウルを押圧して回動
させてALRパウルがロック輪に係合してALR状態に
切替えられる。
【0016】このALR状態においては、ALRパウル
がロック輪に係合しているため以後のウエビングの引き
出しの際には常にロック輪が巻取軸に対して回転遅れを
生じてロック手段が作動し、巻取軸のウエビング引出し
方向回転が阻止される。
【0017】ここで、このようなALR状態において、
例えば前述と同様に車両が凹凸の多い悪路上を走行した
場合の乗員の上下移動等によってウエビングが次第に巻
取軸に巻き取られようとするが、巻取軸のウエビング巻
取方向回転時には巻取軸と一体的に追従して回転するラ
チェット部材が、ロック手段による巻取軸のウエビング
引出し方向回転阻止以降の前記所定量よりも少ないウエ
ビング巻取量で、ロック輪に係合したALRパウルの突
起部を押圧してこのALRパウルを強制的にロック輪か
ら離間させるため、次ぎのウエビング引出し動作時にロ
ック輪はALRパウルと最初のロック状態と同位置で係
合し合うか、またはロック輪がウエビング引出し方向へ
僅かに回転した位置でALRパウルと係合し合うことに
なる。このため、このように乗員の上下移動等によって
ウエビングが複数回所定長さだけ巻取り動作が繰り返さ
れても、ウエビングが次第に巻き取られたままになるこ
とがなく、乗員が不快な状況に陥ることがない。
【0018】このように、請求項1記載のウエビング巻
取装置では、ALRの使用状態において意図せぬ所定量
以下のウエビング巻取動作によってはウエビングが次第
に巻取軸に巻き取られたままになることがなく、仮に意
図せずにELR状態からALR状態に切り替わった場合
であっても乗員が不快な状況に陥ることがない。
【0019】またこのため、ウエビングの全長を乗員が
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
るウエビング巻取装置10の分解斜視図が示されてい
る。
【0021】このウエビング巻取装置10ではフレーム
12が図示しない取付ボルトによって車体へ固着されて
いる。フレーム12には両側部から一対の脚板部12A
が互いに平行に延長されている。
【0022】これらの脚板部12Aには巻取軸14が軸
支されており、さらに、この巻取軸14の中央部へ半径
方向に貫通される貫通孔16には乗員拘束用ウエビング
(図示省略)の一端が係止されている。また巻取軸14
の後端にはゼンマイばね18の一端が係止されており、
巻取軸14を常にウエビング巻取方向に付勢している。
このため通常は、乗員拘束用ウエビングは巻取軸14へ
層状に巻取られており、これを引出してウエビング端部
に取付けられたタングプレートを車体へ取付けられたバ
ツクル装置に係合させることにより装着状態となること
ができる。
【0023】巻取軸14の先端には突出部20が形成さ
れており、さらに伝達部材22が嵌着するようになって
いる。図2及び図3に示す如く、伝達部材22の中央か
らは軸部24が突出しており、先端にはピニオンギヤ2
6が形成されている。また、軸部24の基部近傍には透
孔30が穿設されており、伝達部材22が巻取軸14の
先端に嵌着された際に巻取軸14の突出部20がこの透
孔30を貫通した後さらに伝達部材22から突出して配
置される構成となっている。
【0024】突出部20の周囲にはロック手段の一部を
構成する一対のロックプレート32が配置されている。
これらのロックプレート32は、それぞれ中央部に略U
字形の切欠凹部34が形成された略C字形となってお
り、この切欠凹部34内へ前記巻取軸14の突出部20
が対応して巻取軸14と共に回転するようになってい
る。
【0025】この切欠凹部34の幅寸法は突出部20の
幅寸法よりも若干大きく形成されており、ロックプレー
ト32が巻取軸14に対して所定角度だけ相対回転可能
となっている。
【0026】これらのロックプレート32の一端にはそ
れぞれ爪部36が形成されており、脚板部12Aに固着
されロックプレート32と共にロック手段を構成する内
歯ラチェットホイル38のロック歯38Aと対応してい
る。
【0027】さらに、ロックプレート32にはそれぞれ
一対のピン40が突出しており、ロック輪42に形成さ
れる長孔44内へ挿入されている。このロック輪42は
伝達部材22の軸部24に軸支される大径の外歯ラチェ
ットホイルで、巻取軸14と相対回転可能となってい
る。ロック輪42の外周にはラチェット歯46が形成さ
れている。
【0028】ロック輪42と伝達部材22との間には、
捩じりコイルスプリング48が介在されており、この捩
じりコイルスプリング48の付勢力を受けてロック輪4
2は常に巻取軸14のウエビング引出方向へ付勢回転さ
れている。したがって通常は、ロックプレート32のピ
ン40は長孔44の一端側に位置し、ロックプレート3
2の爪部36はロック歯38Aから離間した状態となっ
ている。しかしこのロック輪42は、ウエビング引出方
向に回転する巻取軸14との間に相対回転が生ずると
(すなわち、捩じりコイルスプリング48の付勢力に抗
して回転遅れを生じると)、この回転遅れ(すなわち、
所定量のウエビング引出し量)によってロックプレート
32のピン40を長孔44の他端側へ案内し、これによ
って爪部36をロック歯38Aへ嵌み合わせるようにな
っている。
【0029】ロック輪42の直下の脚板部12Aにはセ
ンサホルダ50が固着されており、加速度検知手段とし
てのELRパウル52、加速度センサ54、及びALR
パウル80がそれぞれ組付けられている。
【0030】ELRパウル52は略L字形で、センサホ
ルダ50の一端に突出形成された支軸56に回転可能に
軸支されている。腕部58の先端は上方へ向いて屈曲す
る係合部60となっており、加速度センサ54の作動時
に回転駆動されてロック輪42のラチェット歯46へ嵌
み合い、ロック輪42の回転を停止させるようになって
いる。
【0031】加速度センサ54は、ケース62の取付突
起64がセンサホルダ50の受部66へ嵌入して取付け
られ、円錐受部68内へ配置されたボール70が加速度
作用時に円錐受部68内を登り上がるようになってい
る。
【0032】加速度センサ54に軸支されたアクチュエ
ータ72は、一端がボール70上に載置されており、ボ
ール70によって押上げられると他端がELRパウル5
2を支軸56周りに回転させて、ELRパウル52の係
合部60をロック輪42のラチェット歯46へ嵌み合わ
せるようになっている。
【0033】一方、ALRパウル80は、センサホルダ
50の一端に突出形成された支軸82によって回転可能
に軸支されており、ロック輪42から離間する状態とロ
ック輪42に接近する状態との間で支軸82周りに回転
可能である。図2及び図3に示す如く、このALRパウ
ル80は、その爪部84がロック輪42のラチェット歯
46に対応しており、支軸82周りに回転してラチェッ
ト歯46へ接近することでラチェット歯46へ嵌まり合
うことができるようになっている。ALRパウル80が
ラチェット歯46に係合した状態では、ロック輪42の
ウエビング引出方向の回転が阻止され、ALRの使用状
態になる構成である。
【0034】さらにここで、ALRパウル80には、そ
の爪部84と連続して突起部86が一体に設けられてい
る。この突起部86は、後述するラチェット部材110
に係合可能であり、ALR状態においてロック輪42の
ラチェット歯46に係合したALRパウル80を、前記
所定量よりも少ないウエビング巻取回転動作するラチェ
ット部材110が突起部86を押圧することで強制的に
ロック輪42から離間させるように構成されている。
【0035】また、ALRパウル80の支軸82の近傍
には、ロック輪42の方向へ延出する解除アーム88が
形成されている。このため、ALRパウル80は解除ア
ーム88を支軸82回りに押圧することにより、ロック
輪42のラチェット歯46に係合する方向へ回転移動さ
せることができる。
【0036】ALRパウル80の支軸82と反対側の端
部近傍には係止突起90が形成されており、切換保持部
材としての圧縮コイルスプリング92の一端が係止され
ている。さらに圧縮コイルスプリング92の他端はセン
サホルダ50に形成されたU字形のスプリング収容部9
4へ収容されている。このため、圧縮コイルスプリング
92はその付勢力によって、ALRパウル80がロック
輪42のラチェット歯46から離間する状態、または係
合する側へ移動した状態の何れかを維持するスナップア
クションを構成している。
【0037】また、ロック輪42の側方には、ロータ1
00が配置されている。このロータ100は、前述した
伝達部材22の軸部24に挿着されており、巻取軸14
と一体的に回動するように固定されている。
【0038】このロータ100の前方側の周縁には、内
歯ラチェット歯部102が側面から立ち上がるように立
体形成されている。また、ロータ100の中央部分に
は、円筒状の軸筒104が一体に形成されている。
【0039】さらに、ロータ100には、ラチェット部
材110が所定一方向(ウエビング引出方向)に回動自
在となるよう装着されている。このラチェット部材11
0は、円環状で、その側面上の所定2箇所には、その側
面部を略コ字状または逆コ字状に切欠して円周方向に沿
って湾曲長形の舌片である片持ち状の係止片112が形
成されている。ロータ100が装着されたラチェット部
材110は、その係止片112の先端突角部が内歯ラチ
ェット歯部102に弾性的に圧接している。これによ
り、ロータ100がラチェット部材110に対しウエビ
ング引出方向へ回転しようとするときには、係止片11
2が内歯ラチェット歯部102上を滑って弾性変形し回
転自由とされる(相対回転する)が、ロータ100がラ
チェット部材110に対しウエビング巻取方向に回動し
ようとするときには、係止片112が内歯ラチェット歯
部102に噛んでその回動を阻止される(共に回転され
る)構成である。
【0040】また、ラチェット部材110の外周部に
は、ロック輪42のラチェット歯46に係合したELR
パウル52及びALRパウル80の解除動作をするため
のラチェット歯部114が形成されている。
【0041】なお、前述したロータ100及びラチェッ
ト部材110の詳細な構成は、既に本出願人が実公平7
−19931号にて提案している。
【0042】前述したALRパウル80の解除アーム8
8には、解除ギヤ120が係合するようになっている。
解除ギヤ120は円板状で外周の一部に半径方向へ突出
する突起部122が形成されており、さらに突起部12
2の一端には凸部124が形成されている。この解除ギ
ヤ120は伝達部材22の軸部24に回転可能に軸支さ
れており、突起部122及び凸部124がALRパウル
80の解除アーム88に対応している。
【0043】また解除ギヤ120の周縁には、内歯12
6が立ち上がるように立体形成されており、さらに、こ
の内歯126はギヤ128を介してピニオンギヤ26と
噛み合っている。ギヤ128は大径ギヤ部128Aと小
径ギヤ部128Bとが一体的に形成された二段歯車で、
カバー130に回転可能に軸支されており、ピニオンギ
ヤ26が大径ギヤ部128Aと噛み合い、小径ギヤ部1
28Bが内歯126と噛み合っている。このため、解除
ギヤ120は巻取軸14の回転が減速して伝達され、巻
取軸14のウエビング巻取から引出までの間にほぼ1回
転するようになっており、さらに巻取軸14の回転方向
とは逆向きに回転するようになっている。
【0044】すなわち、巻取軸14がウエビング巻取方
向へ回転した場合に、解除ギヤ120がこれと反対方向
へ回転し突起部122がALRパウル80の解除アーム
88を押圧してALRパウル80の爪部84をロック輪
42のラチェット歯46から離間する方向へ回転させる
ようになっている。一方、巻取軸14がウエビング引出
方向へ回転した場合は解除ギヤ120が前述とは逆向き
に回転し、ほぼ一回転すると凸部124が解除アーム8
8を前記ウエビング巻取方向回転時とは逆向きに押圧
し、ALRパウル80の爪部84をロック輪42のラチ
ェット歯46に接近する方向へ回転させるようになって
いる。
【0045】なおこれら各状態、すなわち、ALRパウ
ル80とロック輪42との離間状態又は接近状態は圧縮
コイルスプリング92によって一定の付勢力で保持され
るようになっている。
【0046】次に本実施の形態の作用を説明する。
【0047】先ず、ウエビング巻取装置10の巻取軸1
4に図示しないウエビングが全量まで巻装された格納状
態では、ALRパウル80の爪部84はロック輪42の
ラチェット歯46から離間した状態となっており、圧縮
コイルスプリング92によってこの状態が保持されてい
る。したがってこの状態では、巻取軸14のロック機構
はELRの使用状態となっており、ELRパウル52は
ロック輪42のラチェット歯46に係合可能である。
【0048】このELR状態で乗員はバックル係合によ
りウエビングを装着する。運転姿勢の変更等によりウエ
ビングの若干量の巻取りや引出しがあっても、解除ギヤ
120が大きく動くことはなく、ELR状態が切り替わ
ることはない。したがって、所定値以上の加速度が作用
すると、加速度センサ54が作動してELRパウル52
の係合部60がロック輪42のラチェット歯46に係合
する。これにより、ロック輪42が、ウエビング引出方
向に回転する巻取軸14に対して所定量の回転遅れを生
じ、この回転遅れ(すなわち、所定量のウエビング引出
し量)によってロックプレート32のピン40が長孔4
4の他端側へ案内され、これによって爪部36がロック
歯38Aへ嵌み合い、巻取軸14のウエビング引出し回
転を停止して乗員が拘束される。
【0049】また、車両が凹凸の多い悪路上を走行した
場合には、ボール70はアクチュエータ72及び係合部
60を押し上げたままの状態となる。またこれと同時に
乗員が車体振動を受けて上下動するので、ウエビングは
巻取軸14から引き出し、巻き取りを繰り返すことにな
る。
【0050】この場合、従来の巻取装置ではウエビング
の巻取り時に、ウエビング巻取方向へ回転したロック輪
42が一歯分以上回転して、上昇したままにある係合部
60と噛み合い、次第にウエビングが巻取軸14へ巻き
取られることになる。
【0051】これに対し、本実施の形態に係るウエビン
グ巻取装置10では、巻取軸14と一体的に回転するロ
ータ100の内歯ラチェット歯部102に圧接されたラ
チェット部材110の係止片112がこのラチェット部
材110に回転力を与え、前述したロック手段作動時に
おける所定量のウエビング引出し量(ロック輪42の巻
取軸14に対する所定量の回転遅れ)よりも少ないウエ
ビング巻取り量によって、ラチェット部材110のラチ
ェット歯部114が、ロック輪42のラチェット歯46
に係合したELRパウル52の係合部60を押圧してこ
れを押し下げ、係合部60をラチェット歯46から離間
させる。さらにこれと同時に、ロック輪42は捩りコイ
ルスプリング48の付勢力によってウエビング引出し方
向へ若干量回転する。したがって、その後さらに車両振
動によって巻取軸14がウエビング引出方向に回転され
ても、ロック輪42は前のロック状態か又はこれよりも
さらにウエビング引出方向にラチェット歯46の一歯分
以上回転した状態でロックされることになり、ウエビン
グが次第に巻取軸14へ巻取られることはない。
【0052】このように、車両が悪路上を走行してもウ
エビングが巻取軸14へ次第に巻取られることがないの
で、乗員は快適な運転状態となることができる。
【0053】またここで、本実施の形態に係るウエビン
グ巻取装置10では、必要に応じてそのロック機構をA
LR(オートマチック・ロッキング・リトラクタ)に切
換えることができる。これは、ウエビングを巻取軸14
から全量引出すことにより切換えることができる。
【0054】ウエビング装着状態(ELR状態)におい
て、乗員の運転姿勢変更や乗員の体格差によって巻取軸
14がウエビング引出方向や巻取方向へ一定範囲で回転
しても、前述した如くALRパウル80がロック輪42
から離間し圧縮コイルスプリング92の付勢力によって
これが保持された状態は変わらないが、このウエビング
の装着範囲を超えてさらにウエビングが引き出される
と、巻取軸14のウエビング引出方向回転で解除ギヤ1
20が巻取軸14の回転方向と反対方向へ回転する。こ
の回転はギヤ128によって減速されており、ウエビン
グ全巻取から全引出までの間にほぼ1回転する。ウエビ
ングが全量引出し状態に至ると、解除ギヤ120の凸部
124がALRパウル80の解除アーム88へ当接して
これを押圧する。このためALRパウル80が支軸82
周りに回転して、爪部84がロック輪42のラチェット
歯46に係合する。これにより、ALRの使用状態に切
り替わり、さらに、ALRパウル80は圧縮コイルスプ
リング92の付勢力によってロック輪42のラチェット
歯46に係合した状態が維持される。
【0055】このALRの使用状態では、ウエビングを
巻き込ませることが可能で、かつその引き出しが不能な
状態とされる。すなわち、ロック輪42のラチェット歯
46にはALRパウル80の爪部84が係合している
が、ウエビングの巻込動作による回転については、ロッ
ク輪42のラチェット歯46とALRパウル80の爪部
84とは滑りながら相対回動できるので、ウエビングの
巻込動作が可能である。一方、このALRの使用状態に
おいてウエビングを引き出そうとすると、ALRパウル
80の爪部84がラチェット歯46に係合しているた
め、ロック輪42のウエビング引出動作による回転を阻
止する。すると、ロック輪42と巻取軸14との間に相
対回転動作が生じ、前述と同様にロック手段が動作し、
ウエビングの引き出し動作が阻止される。
【0056】ここで、このようなALR状態において
は、ロック輪42のラチェット歯46とALRパウル8
0の爪部84とは滑りながら相対回動できるのでウエビ
ングの巻込動作が可能であるため、例えば前述と同様に
車両が凹凸の多い悪路上を走行した場合には、乗員の上
下動等によってウエビング巻取方向へ回転するロック輪
42がALRパウル80の爪部84に対し一歯分以上回
転して、次第にウエビングが巻取軸14へ巻取られよう
とする。
【0057】しかしながら本実施の形態に係るウエビン
グ巻取装置10では、巻取軸14と一体的に回転するロ
ータ100の内歯ラチェット歯部102に圧接されたラ
チェット部材110の係止片112がこのラチェット部
材110に回転力を与え、前述したロック手段作動時に
おける所定量のウエビング引出し量(ロック輪42の巻
取軸14に対する所定量の回転遅れ)よりも少ないウエ
ビング巻取り量によって、ラチェット部材110のラチ
ェット歯部114が、ロック輪42のラチェット歯46
に係合したALRパウル80の突起部86を押圧してこ
れを押し下げ、爪部84をラチェット歯46から離間さ
せる。さらにこれと同時に、ロック輪42は捩りコイル
スプリング48の付勢力によってウエビング引出し方向
へ若干量回転する。したがって、巻取軸14の次ぎのウ
エビング引出方向回転時には、ロック輪42はALRパ
ウル80の爪部84と最初のロック状態と同位置で係合
し合うか、またはロック輪42がウエビング引出し方向
へ僅かに回転した位置でALRパウル80の爪部84と
係合し合うことになる。このため、このように乗員の上
下移動等によってウエビングが複数回所定長さだけ巻取
り動作が繰り返されても、ウエビングが次第に巻き取ら
れたままになることがなく、乗員が不快な状況に陥るこ
とがない。
【0058】このように、本実施の形態に係るウエビン
グ巻取装置10では、ALRの使用状態において意図せ
ぬ所定量以下のウエビング巻取動作によってはウエビン
グが次第に巻取軸に巻き取られたままになることがな
く、仮に意図せずにELR状態からALR状態に切り替
わった場合であっても乗員が不快な状況に陥ることがな
い。
【0059】またこのため、ウエビングの全長を乗員が
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
【0060】なお、ALR状態からELR状態へ切り換
える場合には、再びウエビングを全量巻取ると、解除ギ
ヤ120の突起部122がALRパウル80の解除アー
ム88を下方へ押圧しALRパウル80を回転させる。
このため、爪部84がロック輪42のラチェット歯46
から完全に離間して係合が解除され、さらに、この係合
解除状態が圧縮コイルスプリング92によって維持され
る。これによって、再び元のELR状態となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るウエビン
グ巻取装置は、ALRの使用状態において意図せぬ所定
量以下のウエビング巻取動作によってはウエビングが次
第に巻取軸に巻き取られたままになることがなく、意図
せずにELR状態からALR状態に切り替わった場合で
あっても乗員が不快な状況に陥ることがないという優れ
た効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置
の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置
のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を示す斜視
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置
のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を示す図2
に対応する要部断面図である。
【符号の説明】
10 ウエビング巻取装置 14 巻取軸 42 ロック輪 46 ラチェット歯 52 ELRパウル 54 加速度センサ 80 ALRパウル 84 爪部 86 突起部 100 ロータ 110 ラチェット部材 114 ラチェット歯部 120 解除ギヤ
フロントページの続き (72)発明者 橋本 正一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D018 HB03 HC01 HD02 HE02 KA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸
    と、 前記巻取軸のウエビング引出し方向回転に付勢力で追従
    して回転するロック輪と、 前記ロック輪に係合可能なELRパウルを有し、車両の
    緊急状態を検知することにより前記ELRパウルが前記
    ロック輪に係合して前記ロック輪に前記巻取軸に対する
    回転遅れを生じさせる加速度検知手段と、 前記加速度検知手段のELRパウルが前記ロック輪に係
    合して前記ロック輪が前記巻取軸に対して回転遅れを生
    じてからの所定量のウエビング引出しによって作動して
    前記巻取軸に係合し、ウエビング引出し方向回転を阻止
    するロック手段と、 前記ロック輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態
    とロック輪から離間してロック輪の回転を可能にする状
    態との間で移動可能に装着されたALRパウルと、 前記巻取軸に連動して回動され、前記ALRパウルを押
    圧して前記ALRパウルが前記ロック輪に係合し回転を
    阻止した状態または前記ALRパウルを押圧係合して前
    記ALRパウルが前記ロック輪から離間した状態とする
    カム部材と、 前記ALRパウルを前記二つの状態のうち何れか一方の
    状態で保持する切換保持部材と、 前記巻取軸のウエビング巻取方向回転時には前記巻取軸
    と一体的に追従して回動しかつ前記巻取軸のウエビング
    引出方向回転時には前記巻取軸と相対回転可能とされる
    と共に、前記ロック手段による前記巻取軸のウエビング
    引出し方向回転阻止以降の前記所定量よりも少ないウエ
    ビング巻取量によって、前記ロック輪に係合した前記E
    LRパウルを強制的に前記ロック輪から離間させるラチ
    ェット部材と、 を有し、前記ALRパウルが前記二つの状態で切り換わ
    ることによりELR及びALRの何れか一方の機能で作
    動するウエビング巻取装置において、 前記ELRパウルを強制的に前記ロック輪から離間させ
    るための前記所定量よりも少ないウエビング巻取回転動
    作する前記ラチェット部材に係合可能な突起部を前記A
    LRパウルに一体に設け、前記ALR状態において前記
    ロック輪に係合した前記ALRパウルを、前記所定量よ
    りも少ないウエビング巻取回転動作するラチェット部材
    が前記突起部を押圧することで強制的に前記ロック輪か
    ら離間させるように構成した、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100893507B1 (ko) 2008-06-05 2009-04-16 주식회사 삼송 시트벨트 프리텐셔너
KR100901265B1 (ko) 2008-06-05 2009-06-09 주식회사 삼송 시트벨트 리트랙터의 긴급잠금장치의 엔드록 해리구조
KR100901264B1 (ko) 2008-06-05 2009-06-09 주식회사 삼송 프리텐셔너용 클러치 구조
JP2015506872A (ja) * 2012-01-31 2015-03-05 アルジュナ インドレスワラン ラジャシンハム 車両乗員支持部

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KR100893507B1 (ko) 2008-06-05 2009-04-16 주식회사 삼송 시트벨트 프리텐셔너
KR100901265B1 (ko) 2008-06-05 2009-06-09 주식회사 삼송 시트벨트 리트랙터의 긴급잠금장치의 엔드록 해리구조
KR100901264B1 (ko) 2008-06-05 2009-06-09 주식회사 삼송 프리텐셔너용 클러치 구조
JP2015506872A (ja) * 2012-01-31 2015-03-05 アルジュナ インドレスワラン ラジャシンハム 車両乗員支持部

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