JPH0246420B2 - - Google Patents
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- JPH0246420B2 JPH0246420B2 JP57173440A JP17344082A JPH0246420B2 JP H0246420 B2 JPH0246420 B2 JP H0246420B2 JP 57173440 A JP57173440 A JP 57173440A JP 17344082 A JP17344082 A JP 17344082A JP H0246420 B2 JPH0246420 B2 JP H0246420B2
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- seatbelt
- seat belt
- slack
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 38
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 22
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/44—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R2022/1818—Belt guides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
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- B60R2022/4473—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using an electric retraction device
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/48—Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
- B60R2022/4808—Sensing means arrangements therefor
- B60R2022/4841—Sensing means arrangements therefor for sensing belt tension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/48—Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
- B60R2022/4808—Sensing means arrangements therefor
- B60R2022/485—Sensing means arrangements therefor for sensing belt anchor position, belt orientation, or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用シートベルトの巻取り装置に
関するものである。
関するものである。
従来、シートベルトの巻取りに、ぜんまいバネ
を用いているため、シートベルトの引出し力が大
きくなり、かつ装着時乗員への圧迫感が高まり不
快感を与えている。これがシートベルトの装着を
きらう大きな原因となつている。
を用いているため、シートベルトの引出し力が大
きくなり、かつ装着時乗員への圧迫感が高まり不
快感を与えている。これがシートベルトの装着を
きらう大きな原因となつている。
本発明はシートベルトの引き出し力および装着
時のしめつけを小さくしてシートベルト装着時の
乗員の快適性を向上させると共に、車両が衝突す
る危険が大きい時にはシートベルトを巻き取り、
シートベルトのたるみをなくして乗員をしめつけ
ることにより乗員の保護性能を向上させることを
目的とし、シートベルトを巻取るシートベルト巻
取りシヤフトと、 該シートベルト巻取りシヤフトにシートベルト
巻込力を付与する駆動手段と、 シートベルトが装着されているか否かを検出す
るシートベルト装着検出回路と、 車両が衝突する可能性が高いか低いかを検出す
る衝突予知検出手段と、 シートの上方の車体に回動可能に設けられ、前
記シートベルトを支持するスリツプジヨイント
と、 該スリツプジヨイントの回動位置に応じて作動
するシートベルトたるみ検出手段と、 前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、 シートベルト装着検出回路によつてシートベル
トが装着されていることを検出している状態で、
前記衝突予知検出手段によつて検出される衝突の
可能性が低く、かつ、前記シートベルトたるみ検
出手段が非作動の場合には、前記駆動手段を停止
させ、 前記シートベルト装着検出回路によつてシート
ベルトが装着されていることを検出している状態
で、前記衝突予知検出手段によつて検出される衝
突の可能性が低く、かつ、前記シートベルトたる
み検出手段が作動している場合には、前記駆動手
段を駆動させ、 かつ前記衝突予知検出手段によつて検出される
衝突の可能性が高い場合には、前記駆動手段を駆
動させるようにしたという構成としてある。
時のしめつけを小さくしてシートベルト装着時の
乗員の快適性を向上させると共に、車両が衝突す
る危険が大きい時にはシートベルトを巻き取り、
シートベルトのたるみをなくして乗員をしめつけ
ることにより乗員の保護性能を向上させることを
目的とし、シートベルトを巻取るシートベルト巻
取りシヤフトと、 該シートベルト巻取りシヤフトにシートベルト
巻込力を付与する駆動手段と、 シートベルトが装着されているか否かを検出す
るシートベルト装着検出回路と、 車両が衝突する可能性が高いか低いかを検出す
る衝突予知検出手段と、 シートの上方の車体に回動可能に設けられ、前
記シートベルトを支持するスリツプジヨイント
と、 該スリツプジヨイントの回動位置に応じて作動
するシートベルトたるみ検出手段と、 前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、 シートベルト装着検出回路によつてシートベル
トが装着されていることを検出している状態で、
前記衝突予知検出手段によつて検出される衝突の
可能性が低く、かつ、前記シートベルトたるみ検
出手段が非作動の場合には、前記駆動手段を停止
させ、 前記シートベルト装着検出回路によつてシート
ベルトが装着されていることを検出している状態
で、前記衝突予知検出手段によつて検出される衝
突の可能性が低く、かつ、前記シートベルトたる
み検出手段が作動している場合には、前記駆動手
段を駆動させ、 かつ前記衝突予知検出手段によつて検出される
衝突の可能性が高い場合には、前記駆動手段を駆
動させるようにしたという構成としてある。
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例に関す
るものであり、第1図は本発明の第1実施例のシ
ートベルト巻取り装置の正面図、第2図は第1図
装置の−断面を示す側面断面図、第3図は第
1図装置におけるスラツクセンサの詳細図、第4
図は第1図装置における制御回路の回路図を各々
示している。
るものであり、第1図は本発明の第1実施例のシ
ートベルト巻取り装置の正面図、第2図は第1図
装置の−断面を示す側面断面図、第3図は第
1図装置におけるスラツクセンサの詳細図、第4
図は第1図装置における制御回路の回路図を各々
示している。
第1図において、1はリトラクタ本体で穴11
で車体に固定される。2は一端がループ状に縫い
合わされたシートベルトでループ内に棒21が挿
通され、ベルト巻取りシヤフト51の凹部に配設
され、巻取りシヤフト51と係合している。他端
は図示しないアンカ、バツクル等に固着されてい
る。53はベルト巻取り駆動手段であるモータで
そのシヤフト52はシヤフト51と係合し、モー
タ53の本体はリトラクタ本体1に固着される。
リトラクタ本体1に固定されたブランケツト41
に振り子42が可動状態に支持される。車両衝突
の場合等に車両に減速度が加わると振り子42が
振れ、パウル6を持ち上げ突起61がギヤ54と
かみ合い、ギヤ54の回転をロツクする。尚、ギ
ヤ54は巻取りシヤフト51に固着されており、
一体となつて回転する。モータ53の駆動電圧は
バツテリ9より供給されるが、その供給電圧の制
御は制御手段をなす制御回路CONTにより制御
される。
で車体に固定される。2は一端がループ状に縫い
合わされたシートベルトでループ内に棒21が挿
通され、ベルト巻取りシヤフト51の凹部に配設
され、巻取りシヤフト51と係合している。他端
は図示しないアンカ、バツクル等に固着されてい
る。53はベルト巻取り駆動手段であるモータで
そのシヤフト52はシヤフト51と係合し、モー
タ53の本体はリトラクタ本体1に固着される。
リトラクタ本体1に固定されたブランケツト41
に振り子42が可動状態に支持される。車両衝突
の場合等に車両に減速度が加わると振り子42が
振れ、パウル6を持ち上げ突起61がギヤ54と
かみ合い、ギヤ54の回転をロツクする。尚、ギ
ヤ54は巻取りシヤフト51に固着されており、
一体となつて回転する。モータ53の駆動電圧は
バツテリ9より供給されるが、その供給電圧の制
御は制御手段をなす制御回路CONTにより制御
される。
制御回路CONTの構成が第4図に示される。
シートベルト装着検出手段7をなすバツクルセン
サ及び抵抗111から成るシートベルト装着検出
回路110a、及びシートベルトたるみ検出手段
8をなすスラツクセンサ及び抵抗114を具備す
るシートベルトのたるみ検出回路、及び現在車両
に設置されているブレーキスイツチ10a、ラン
プ10bから成るブレーキ回路10及び抵抗12
a,12bツエナーダイオード13から成るブレ
ーキ動作検出回路、車速検出用リードスイツチ1
1が設けられる。110は抵抗112及びコンデ
ンサ113を具備する周知のCRフイルタである。
120は抵抗115及びコンデンサ116を有す
る周知のCRフイルタである。130a,130
b,130cはワンシヨツト回路で、それぞれ、
抵抗132,135,138、コンデンサ13
3,136,139、及び単安定マルチバイブレ
ータ(例えば公知の東芝製TC4047BPが用いられ
る。)131,134,137を具備する。尚、
191はノアゲートである。
シートベルト装着検出手段7をなすバツクルセン
サ及び抵抗111から成るシートベルト装着検出
回路110a、及びシートベルトたるみ検出手段
8をなすスラツクセンサ及び抵抗114を具備す
るシートベルトのたるみ検出回路、及び現在車両
に設置されているブレーキスイツチ10a、ラン
プ10bから成るブレーキ回路10及び抵抗12
a,12bツエナーダイオード13から成るブレ
ーキ動作検出回路、車速検出用リードスイツチ1
1が設けられる。110は抵抗112及びコンデ
ンサ113を具備する周知のCRフイルタである。
120は抵抗115及びコンデンサ116を有す
る周知のCRフイルタである。130a,130
b,130cはワンシヨツト回路で、それぞれ、
抵抗132,135,138、コンデンサ13
3,136,139、及び単安定マルチバイブレ
ータ(例えば公知の東芝製TC4047BPが用いられ
る。)131,134,137を具備する。尚、
191はノアゲートである。
150は、任意の設定車速検出回路で、抵抗1
52a,152b,155,156a,157
a,157b,157c,157d、コンデンサ
153,154,158、及びコンパレータ(例
えば公知のモトローラ社製MC3302が用いられ
る)159を具備する。尚、14はアンドゲート
である。
52a,152b,155,156a,157
a,157b,157c,157d、コンデンサ
153,154,158、及びコンパレータ(例
えば公知のモトローラ社製MC3302が用いられ
る)159を具備する。尚、14はアンドゲート
である。
160はシートベルト2に発生したたるみを除
去するためとシートベルト2装着時のスラツクの
除去及び巻取るための2種類のシートベルト巻取
り力供給電源を作る電源供給回路で、抵抗16
1,162,166、ツエナーダイオード16
4,165、及びトランジスタ163,167を
具備する。尚、16はインバータ、15はアンド
ゲートである。
去するためとシートベルト2装着時のスラツクの
除去及び巻取るための2種類のシートベルト巻取
り力供給電源を作る電源供給回路で、抵抗16
1,162,166、ツエナーダイオード16
4,165、及びトランジスタ163,167を
具備する。尚、16はインバータ、15はアンド
ゲートである。
180はベルト2装着直後のスラツク、乗員の
移動等により発生したたるみ、任意の設定車速以
上にてブレーキングした時のスラツクの除去、及
びバツクル離脱後のシートベルト2の巻取り時に
用いるためのモータ駆動回路で、抵抗181,1
82,184,185及びトランジスタ183,
186を具備する。192a,192b,192
c,192dはダイオードである。
移動等により発生したたるみ、任意の設定車速以
上にてブレーキングした時のスラツクの除去、及
びバツクル離脱後のシートベルト2の巻取り時に
用いるためのモータ駆動回路で、抵抗181,1
82,184,185及びトランジスタ183,
186を具備する。192a,192b,192
c,192dはダイオードである。
第1図装置におけるスラツクセンサ8の構成を
車体フレーム(図示せず)側から見た図が第3図
に示される。370は3点式シートベルトに用い
られる公知のスリツプジヨイントで、シートの上
方において車体フレーム(図示せず)等にボルト
380にて回転自在に取り付けられており、スプ
リング390にて図中反時計方向に弱いセツト荷
重が付加されている。300はスリツプジヨイン
トに設けたスラツクセンサ8の動作部である。ス
ラツクセンサ8及びスプリング390の固定端3
91の固定部310は車体フレーム(図示せず)
に固定されている。
車体フレーム(図示せず)側から見た図が第3図
に示される。370は3点式シートベルトに用い
られる公知のスリツプジヨイントで、シートの上
方において車体フレーム(図示せず)等にボルト
380にて回転自在に取り付けられており、スプ
リング390にて図中反時計方向に弱いセツト荷
重が付加されている。300はスリツプジヨイン
トに設けたスラツクセンサ8の動作部である。ス
ラツクセンサ8及びスプリング390の固定端3
91の固定部310は車体フレーム(図示せず)
に固定されている。
以下、第1実施例の作動について説明する。
第1図においてモータ53はバツテリ9により
制御回路CONT、を介して駆動される。まず、
ベルト巻取り装置からベルトを装置のための引出
す時には、バツクルセンサ7は作動しないので、
制御回路CONT、はモータ53に電力を供給し
ない。このためモータ53は作動せず、ベルト2
の引出しに従つて空廻りするため低いベルトテン
シヨンでベルト2が引出される。
制御回路CONT、を介して駆動される。まず、
ベルト巻取り装置からベルトを装置のための引出
す時には、バツクルセンサ7は作動しないので、
制御回路CONT、はモータ53に電力を供給し
ない。このためモータ53は作動せず、ベルト2
の引出しに従つて空廻りするため低いベルトテン
シヨンでベルト2が引出される。
次にタングプレート(図示せず)をバツクル
(図示せず)に結合するとバツクルセンサ15の
出力が「1」から「0」へ変化し、これがシート
ベルト2装着検出回路110aにて検出され13
0bのワンシヨツト回路が作動し、モータ駆動回
路180及び電源供給回路160が働き高い電圧
にてモータ53が作動する。そして、ベルト2の
装着直後におけるラツプベルト及びシヨルダーベ
ルトのスラツクは速やかに除去される。
(図示せず)に結合するとバツクルセンサ15の
出力が「1」から「0」へ変化し、これがシート
ベルト2装着検出回路110aにて検出され13
0bのワンシヨツト回路が作動し、モータ駆動回
路180及び電源供給回路160が働き高い電圧
にてモータ53が作動する。そして、ベルト2の
装着直後におけるラツプベルト及びシヨルダーベ
ルトのスラツクは速やかに除去される。
この時、スリツプジヨイント370はベルト2
の張力により、第3図中時計方向に回転し、一点
鎖線の状態となる。従つてスラツクセンサ8は
OFF状態になり、通常、乗員が正規ポジシヨン
にて運転する場合には、スリツプジヨイント37
0の抵抗等によりベルト2が大きく引き出される
ことはほとんどない。
の張力により、第3図中時計方向に回転し、一点
鎖線の状態となる。従つてスラツクセンサ8は
OFF状態になり、通常、乗員が正規ポジシヨン
にて運転する場合には、スリツプジヨイント37
0の抵抗等によりベルト2が大きく引き出される
ことはほとんどない。
この状態において乗員の身体が大きく移動する
場合、例えば、交差点等でハンドルを大きく切る
場合、又はグローボツクス等へ手を伸ばす場合は
モータ53が空廻りし弱いテンシヨンにて乗員の
身体が移動できる。そして、乗員の身体の移動
後、乗員の身体が元の状態に戻る際にはベルト2
には巻込み力が付与されないためにたるみが発生
するが、それと同時にスリツプジヨイント370
は、第3図に示す様に、それ自身の自重にスプリ
ング390のバネ力を加えた力により図中反時計
方向に回転し、実線で示す様に370′から37
0へと移動する。そして、スラツクセンサ8が
ONとなる。制御回路CONT.のスラツク検出回
路120aによりスラツク発生信号が「1」から
「0」へと変化し、CRフイルタ120bを通つて
ノアゲート191の1つの入力端子へ供給され
る。この時ノアゲートには、シートベルト2装着
検出回路110aからのバツクル装着信号「0」
が入力されており、ワンシヨツト回路13Cには
信号「0」」から「1」が入力される。そしてワ
ンシヨツト信号はアンドゲート15に入力され
る。又、アンドゲート15にはワンシヨツト回路
130bからの出力がインバータ16を介して入
力されている。この時、ワンシヨツト回路130
bの出力は、バツクルがすでに装着状態であるた
め「0」でありインバータ16を介して「1」の
信号がアンドゲート15に入力されている。
場合、例えば、交差点等でハンドルを大きく切る
場合、又はグローボツクス等へ手を伸ばす場合は
モータ53が空廻りし弱いテンシヨンにて乗員の
身体が移動できる。そして、乗員の身体の移動
後、乗員の身体が元の状態に戻る際にはベルト2
には巻込み力が付与されないためにたるみが発生
するが、それと同時にスリツプジヨイント370
は、第3図に示す様に、それ自身の自重にスプリ
ング390のバネ力を加えた力により図中反時計
方向に回転し、実線で示す様に370′から37
0へと移動する。そして、スラツクセンサ8が
ONとなる。制御回路CONT.のスラツク検出回
路120aによりスラツク発生信号が「1」から
「0」へと変化し、CRフイルタ120bを通つて
ノアゲート191の1つの入力端子へ供給され
る。この時ノアゲートには、シートベルト2装着
検出回路110aからのバツクル装着信号「0」
が入力されており、ワンシヨツト回路13Cには
信号「0」」から「1」が入力される。そしてワ
ンシヨツト信号はアンドゲート15に入力され
る。又、アンドゲート15にはワンシヨツト回路
130bからの出力がインバータ16を介して入
力されている。この時、ワンシヨツト回路130
bの出力は、バツクルがすでに装着状態であるた
め「0」でありインバータ16を介して「1」の
信号がアンドゲート15に入力されている。
従つて、アンドゲート15の出力が「1」とな
りスラツク除去用電源回路160が動作し、モー
タ53を駆動して乗員の移動により発生したたる
みを速やかに除去する。このスラツク除去用電圧
は装着直後の電圧に比べ小さくなつている。これ
は一般に、乗員の移動により発生するたるみは3
点式シートベルトの場合にはシヨルダーベルトに
発生するため、リトラクタへの巻取り力は小さく
てよい。従つて、たるみ除去時の乗員への圧迫感
も小さくなる。
りスラツク除去用電源回路160が動作し、モー
タ53を駆動して乗員の移動により発生したたる
みを速やかに除去する。このスラツク除去用電圧
は装着直後の電圧に比べ小さくなつている。これ
は一般に、乗員の移動により発生するたるみは3
点式シートベルトの場合にはシヨルダーベルトに
発生するため、リトラクタへの巻取り力は小さく
てよい。従つて、たるみ除去時の乗員への圧迫感
も小さくなる。
又、任意の設定車速(例えば40Km/h)以上に
て乗員が衝突等の危険を感じてブレーキを踏んだ
時(減速時のブレーキングも含む)にもモータ5
3を高い電圧にて回転させ、ベルト2のスラツク
を除去する。
て乗員が衝突等の危険を感じてブレーキを踏んだ
時(減速時のブレーキングも含む)にもモータ5
3を高い電圧にて回転させ、ベルト2のスラツク
を除去する。
車速検出用リードスイツチ11からの車速信号
は設定車速検出回路150に入力され車速信号に
相当する電圧がコンデンサ154に充電され、コ
ンパレータ159の一端に入力される。又、コン
パレータ159の他の一方の入力端子には、抵抗
156a,156bにより設定される設定車速相
当の電圧が入力されている。この状態において車
速が設定車速を越えると、言い換えればコンデン
サ154に充電される電圧が、抵抗156a,1
56bにより設定される設定車速相当の電圧より
高くなるとコンパレータ159の出力が「0」→
「1」となりアンドゲート14に入力される。
は設定車速検出回路150に入力され車速信号に
相当する電圧がコンデンサ154に充電され、コ
ンパレータ159の一端に入力される。又、コン
パレータ159の他の一方の入力端子には、抵抗
156a,156bにより設定される設定車速相
当の電圧が入力されている。この状態において車
速が設定車速を越えると、言い換えればコンデン
サ154に充電される電圧が、抵抗156a,1
56bにより設定される設定車速相当の電圧より
高くなるとコンパレータ159の出力が「0」→
「1」となりアンドゲート14に入力される。
又、アンドゲート14の他の一端には、現在車
両に設置されているブレーキスイツチ10a、ラ
ンプ10bから成るブレーキ回路及び抵抗12
a,12b、ツエナーダイオード13から成るブ
レーキ動作検出回路の出力が入力されており、ブ
レーキを踏むと「0」→「1」の信号が入力され
る。従つて、任意の設定車速以上にてブレーキを
踏むとアンドゲート14の出力が「1」となり、
モータ駆動回路180及び電源供給回路160が
働き高い電圧にてモータ53が作動し、シートベ
ルト2の巻き締め及び、乗員の衣服等により発生
するスラツクを除去し、万が一車両が衝突した場
合の乗員の保護性能を向上させる働きをする。
又、任意の設定車速以上にて乗員が危険を回避す
るためにブレーキングする場合、あるいは減速す
る場合にもシートベルト2の巻取りは行なわれる
が、運転上の支障はなく、ブレーキングを止める
か、又は車両速度が設定車速以下になるかによ
り、シートベルト2の巻取りは解除される。
両に設置されているブレーキスイツチ10a、ラ
ンプ10bから成るブレーキ回路及び抵抗12
a,12b、ツエナーダイオード13から成るブ
レーキ動作検出回路の出力が入力されており、ブ
レーキを踏むと「0」→「1」の信号が入力され
る。従つて、任意の設定車速以上にてブレーキを
踏むとアンドゲート14の出力が「1」となり、
モータ駆動回路180及び電源供給回路160が
働き高い電圧にてモータ53が作動し、シートベ
ルト2の巻き締め及び、乗員の衣服等により発生
するスラツクを除去し、万が一車両が衝突した場
合の乗員の保護性能を向上させる働きをする。
又、任意の設定車速以上にて乗員が危険を回避す
るためにブレーキングする場合、あるいは減速す
る場合にもシートベルト2の巻取りは行なわれる
が、運転上の支障はなく、ブレーキングを止める
か、又は車両速度が設定車速以下になるかによ
り、シートベルト2の巻取りは解除される。
次にベルト2の装着解除時には、バツクルセン
サオフの信号により、ベルト2の装着検出回路1
10aに「0」から「1」へ変化する信号が発生
し、CRフイルタ110を介してワンシヨツト回
路130aに入力される。そして、モータ駆動回
路180及び電源供給回路160にて、すみやか
にシートベルト巻取り装置に巻取る。
サオフの信号により、ベルト2の装着検出回路1
10aに「0」から「1」へ変化する信号が発生
し、CRフイルタ110を介してワンシヨツト回
路130aに入力される。そして、モータ駆動回
路180及び電源供給回路160にて、すみやか
にシートベルト巻取り装置に巻取る。
第1実施例では、車両衝突の危険を判断する衝
突予知検出手段として、車速信号とブレーキスイ
ツチ信号を用いたが、例えば、超音波やレーダー
等による車間距離センサの出力を用いて、車速信
号と組み合わせてもよい。
突予知検出手段として、車速信号とブレーキスイ
ツチ信号を用いたが、例えば、超音波やレーダー
等による車間距離センサの出力を用いて、車速信
号と組み合わせてもよい。
この場合は、任意の設定車速以上の車速にて、
車両等の障害物に近ずいた時にモータが動作して
シートベルトの巻締め及びスラツクの除去を行な
う。
車両等の障害物に近ずいた時にモータが動作して
シートベルトの巻締め及びスラツクの除去を行な
う。
又、衝突予知検出手段として、ブレーキング等
により発生する車両減速度を感知するGセンサを
用いてもよい。
により発生する車両減速度を感知するGセンサを
用いてもよい。
又、本実施例では一重巻きのベルト巻取り装置
が用いられたがこれに限らず、2重巻きのベルト
巻取り装置を用いることができる。又、ベルト巻
取りシヤフトとモータの駆動軸とを直結する構成
が用いられたがこれに限らず、途中に減速機構を
用いる構成とすることができる。
が用いられたがこれに限らず、2重巻きのベルト
巻取り装置を用いることができる。又、ベルト巻
取りシヤフトとモータの駆動軸とを直結する構成
が用いられたがこれに限らず、途中に減速機構を
用いる構成とすることができる。
又、電動機供給電力の遮断をワンシヨツト回路
を用いて所定時間にて行なつているが、これに限
らず、テンシヨンセンサを設置し所定テンシヨン
に達した時に遮断する構成、又は、スラツクセン
サの出力が「0」から「1」へ変化する信号によ
り遮断する構成とすることができる。
を用いて所定時間にて行なつているが、これに限
らず、テンシヨンセンサを設置し所定テンシヨン
に達した時に遮断する構成、又は、スラツクセン
サの出力が「0」から「1」へ変化する信号によ
り遮断する構成とすることができる。
以上詳細に説明したように、本発明によればシ
ートベルトが装着しやすく、かつ装着時にも圧迫
感が少なく、高速走行中における危検判断時には
シートベルトの巻締め及びスラツクを除去して乗
員の保護性能を向上させることができるという優
れた効果を奏する。更に、シートベルト装着解除
後には、シートベルトが迅速かつ確実に巻き取ら
れるため、シートベルト装着時の快適さ、安全性
及び巻取り操作における便利さを向上させること
ができる。
ートベルトが装着しやすく、かつ装着時にも圧迫
感が少なく、高速走行中における危検判断時には
シートベルトの巻締め及びスラツクを除去して乗
員の保護性能を向上させることができるという優
れた効果を奏する。更に、シートベルト装着解除
後には、シートベルトが迅速かつ確実に巻き取ら
れるため、シートベルト装着時の快適さ、安全性
及び巻取り操作における便利さを向上させること
ができる。
第1図は本発明のシートベルト巻取り装置の正
面図、第2図は第1図装置の−断面を示す側
面断面図、第3図は第1図装置におけるスラツク
センサの詳細図、第4図は第1図装置における制
御回路の回路図を各々示している。 1……リトラクタ本体、2……シートベルト、
51……シートベルト巻取りシヤフト、53……
駆動手段をなすモータ、7……シートベルト装着
検出手段をなすバツクルセンサ、8……シートベ
ルトたるみ検出手段をなすスラツクセンサ、9…
…バツテリ、10……ブレーキ回路、CONT…
…制御手段をなす制御回路。
面図、第2図は第1図装置の−断面を示す側
面断面図、第3図は第1図装置におけるスラツク
センサの詳細図、第4図は第1図装置における制
御回路の回路図を各々示している。 1……リトラクタ本体、2……シートベルト、
51……シートベルト巻取りシヤフト、53……
駆動手段をなすモータ、7……シートベルト装着
検出手段をなすバツクルセンサ、8……シートベ
ルトたるみ検出手段をなすスラツクセンサ、9…
…バツテリ、10……ブレーキ回路、CONT…
…制御手段をなす制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シートベルトを巻取るシートベルト巻取りシ
ヤフトと、 該シートベルト巻取りシヤフトにシートベルト
巻込力を付与する駆動手段と、 シートベルトが装着されているか否かを検出す
るシートベルト装着検出回路と、 車両が衝突する可能性が高いか低いかを検出す
る衝突予知検出手段と、 シートの上方の車体に回動可能に設けられ、前
記シートベルトを支持するスリツプジヨイント
と、 該スリツプジヨイントの回動位置に応じて作動
するシートベルトたるみ検出手段と、 前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、 シートベルト装着検出回路によつてシートベル
トが装着されていることを検出している状態で、
前記衝突予知検出手段によつて検出される衝突の
可能性が低く、かつ、前記シートベルトたるみ検
出手段が非作動の場合には、前記駆動手段を停止
させ、 前記シートベルト装着検出回路によつてシート
ベルトが装着されていることを検出している状態
で、前記衝突予知検出手段によつて検出される衝
突の可能性が低く、かつ、前記シートベルトたる
み検出手段が作動している場合には、前記駆動手
段を駆動させ、 かつ前記衝突予知検出手段によつて検出される
衝突の可能性が高い場合には、前記駆動手段を駆
動させるようにしたことを特徴とするシートベル
ト巻取り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173440A JPS5963253A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | シ−トベルト巻取り装置 |
US06/448,326 US4511097A (en) | 1981-12-14 | 1982-12-09 | Automobile seat belt winding device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57173440A JPS5963253A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | シ−トベルト巻取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5963253A JPS5963253A (ja) | 1984-04-10 |
JPH0246420B2 true JPH0246420B2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=15960506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57173440A Granted JPS5963253A (ja) | 1981-12-14 | 1982-10-01 | シ−トベルト巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5963253A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2868952B2 (ja) * | 1992-03-02 | 1999-03-10 | 日野自動車工業株式会社 | シートベルトプリテンショナー |
JPH0671333U (ja) * | 1993-03-22 | 1994-10-07 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両の追突警報装置 |
JP4142750B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2008-09-03 | タカタ株式会社 | 車両の乗員拘束保護システム |
JP3928968B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2007-06-13 | タカタ株式会社 | 車両の乗員拘束保護システム |
KR19990015089A (ko) * | 1997-08-01 | 1999-03-05 | 정몽규 | 브레이크 페달의 조작속도 감지장치 |
JP4139696B2 (ja) * | 2003-01-23 | 2008-08-27 | オートリブ・ジャパン株式会社 | 車両用乗員拘束保護装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58145545A (ja) * | 1982-02-23 | 1983-08-30 | Nissan Motor Co Ltd | シ−トベルトリトラクタ |
-
1982
- 1982-10-01 JP JP57173440A patent/JPS5963253A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58145545A (ja) * | 1982-02-23 | 1983-08-30 | Nissan Motor Co Ltd | シ−トベルトリトラクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5963253A (ja) | 1984-04-10 |
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