JPH0263260A - 画像読取方法 - Google Patents

画像読取方法

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JPH0263260A
JPH0263260A JP63214164A JP21416488A JPH0263260A JP H0263260 A JPH0263260 A JP H0263260A JP 63214164 A JP63214164 A JP 63214164A JP 21416488 A JP21416488 A JP 21416488A JP H0263260 A JPH0263260 A JP H0263260A
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JP
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JP63214164A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Shibuya
邦弘 渋谷
Takeshi Todome
留目 剛
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0263260A publication Critical patent/JPH0263260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、原稿の画像情報を読取る画像読取方法に関す
る。
(従来の技術) 従来、原稿台上に載置された原稿の画像を光学的に読取
って記録(画像形成)するようにした画像形成装置が数
多く存在する。
この種の画像形成装置は、通常、原稿台上に重合し得る
状態に原稿押え体を回動自在に設け、これにより原稿を
原稿台に密着させて読取手段としてのスキャナユニット
で走査することにより原稿の画像を読取り、この読取、
つた画像情報を画像形成手段としてのプリンタユニット
で記録用紙(被画像形成媒体)上に記録するようになっ
ている。
一方、上記のような画像形成装置には、読取対象となる
原稿の画像に対して、例えばマスキング、トリミング等
の編集を行ない、この編集された画像を記録するという
機能を具備することが要請されている。そして、かかる
編集を行なう際の編集範囲は、原稿上に筆記用具等を用
いて編集範囲を直接描くことにより指示する方法、ある
いはデジタイプにより座標指定することにより指示する
方法等が用いられている。
ところが、上記のような編集範囲を原稿上に直接描いて
指示するものは原稿を汚損するので適用範囲が限られて
しまい、また、デジタイザ等による座標入力により指示
するものは装置が複雑かつ高価になるという欠点があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように編集範囲を指示するに−際し
、編集範囲を原稿上に直接描くものは原稿を汚損するの
で適用範囲が限定されてしまい、また、デジタイザ等に
よる座標入力により指示するものは装置が複雑かつ高価
になるという欠点を解消するためになされたもので、簡
単な構成により原稿を汚損することなく編集範囲を指示
して画像を読取ることのできる画像読取方法を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の画像読取方法は、原稿台に載置された原稿から
の光を光電変換することにより原稿の画像を読取る原稿
読取装置において、光透過部材の一面側に対向して原稿
を接触せしめ、前記光透過部材の他面側に塗布剤を塗布
することにより読取範囲を指定し、前記一面側に原稿が
接触され、他面側に塗布剤が塗布された前記光透過部材
を原稿台に載置して前記光透過部材を通して原稿を読取
り、この読取った画像情報から前記光透過部材に塗布さ
れた塗布剤部分を識別して読取範囲を判別することを特
徴とする。
(作用) 本発明は、持運び可能な光透過部材の一面側に原稿を接
触させ、他面側に塗布剤を塗布することにより編集の対
象範囲を指示し、この原稿が接触されて読取範囲が指定
された光透過部材を原稿台に載置して原稿の画像を読取
り、上記塗布剤による乱反射光量が原稿による乱反射光
量より大きいことを利用して、読取った画像情報から塗
布剤部分の信号を識別することにより指示された範囲を
判別し、この判別結果に基づき指示された範囲の画像形
成を行なうようにしたものである。これにより、簡単か
つ安価な構成であるにも拘らず、原稿を汚損することな
く編集範囲を指示することができるようになっている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
第3図は、本発明に係る画像形成装置(スキャナプリン
タ)1の外観を示し、図中2は両端が開口した中空の略
矩形の筒、つまりマツチ箱状にてなる収納箱である。こ
の収納箱2の上面は、後述するように原稿台3として用
いられるようになっている。この収納箱2の上面には原
稿押え体(プラテンカバー)4が重合された状態となっ
ている。
また、収納箱2の下面、つまり原稿台3に対向する面の
一部は開閉自在な扉5となっており、ロック機構6によ
り収納箱2の側板にロックできるようになっている。
また、収納箱2の内部には、第1図、第3図ないし第6
図等に示すように、原稿台3にセットされた原稿りを読
取る読取手段としてのスキャナユニット部7と、このス
キャナユニット部7で読取った画像情報を記録用紙(被
画像形成媒体)Pに可視像として出力する画像形成手段
としてのプリンタユニット部8とが収容された筐体9が
、収納箱2の内壁に沿って摺動可能に実装されている。
また、筐体9の前面部にはコピーボタン10、編集指定
ボタン11、および7セグメントからなる表示部12が
設けられており、側面部には電源スィッチ13、用紙挿
入口14、および用紙排出口15が設けられている。
上記原稿押え体4は、第1図に示すようにその後端縁に
沿って形成された薄肉部からなるヒンジ部16を介して
原稿台3上から退避し得るように開閉自在となっている
とともに、第5図に示すように、ループ状部からなる第
1のファスナ17およびフック状部からなる第2のファ
スナ18からなる平面ファスナいわゆるベロクロテープ
(マジックテープ)19により極めて容易に着脱可能に
なっている。そして、この原稿押え体4を取外した場合
に原稿台3(収納箱2の上面)が画像形成装置1の最上
位の面をなす構成となっており、原稿台3よりも大きな
サイズの原稿りの一部を読取る場合は、原稿押え体4を
取外した状態で画像形成袋filを反転させて使用でき
るようになっている。
また、上記収納箱2の上面を構成する原稿台3には、第
1図、第4図ないし第6図等に示すように、透明のアク
リル板20から成る原稿読取用の窓が設けられており、
このアクリル板20に密着してセットされた原稿りをス
キャナユニット部7の読取光通過用のスリット21を介
して読取るようになっている。また、原稿台31:対向
する面に設けられた扉5は、第6図に示すように、収納
箱2に対して開閉自在となっている。つまり、扉5の後
端辺は、ヒンジ22により収納箱2の側板に対し回動自
在に取着されており、扉5の前端辺は、ロック機構6に
より、扉5と収納箱2の側板との間でロックおよび解除
できるようになっている。
上記筐体9に収容されるスキャナユニット部7には、原
稿りを照射する光源としてのキセノンランプ30、原稿
りからの反射光を導くミラー このミラーにより導かれ
た反射光をCCDセンサ31に集光させるレンズ等から
なる周知の光学系(図示しない)が収容されている。そ
して上記スキャナユニット部7の上面に形成された読取
光通過用のスリット21以外の所から光が侵入しないよ
うになっている。
また、スキャナユニット部7には、装置全体を制御する
制御回路、モータ32、キセノンランプ点灯回路として
のインバータ33、上記モータ32を駆動源として筐体
9の往復駆動を行なう駆動機構(図示しない)等が組込
まれている。
上記プリンタユニット部8は、上記スキャナユニット部
7に対しコネクタを介して着脱自在となっており、記録
用紙Pのサイズ(例えばA3からA6サイズ)に合った
インクリボンを備えたものに適宜差し変え可能となって
いる。このプリンタユニット部8には、印字ヘッド34
、モータ35、プラテンフィードローラ、インクリボン
供給手段、上記モータ35を駆動源としてプラテンフィ
ードローラ等の駆動を行なう駆動機構(図示しない)等
が組込まれている。
また、プリンタユニット部8の側面には、用紙挿入口1
4が形成されており、この用紙挿入口14から挿入され
た記録用紙Pはプリンタユニット部8の内部を移送され
ることにより画像形成され、用紙排出口15から排出さ
れるようになっている。
次に、制御回路の概略構成について第8図を参照して説
明する。すなわち、CPU40は装置全体を制御するも
のである。ROM41は、CPU40を制御する制御プ
ログラムおよび副走査方向(スキャナユニット部7の移
動方向)に対する用紙のサイズ(A4〜A6サイズ)に
対応したタイミングプログラム等を記憶する読出し専用
のメモリである。例えばA4サイズの用紙の場合とA6
サイズの用紙の場合とでは副走査方向のカウント値を変
更しくA4サイズのカウント値が大、A6サイズのカウ
ント値が小)、モータ32の駆動時間を変更している。
ROM42は、上記副走査方向に直交する主走査方向に
対する用紙のサイズ(A4〜A6サイズ)に対応したタ
イミングプログラムを記憶する読出し専用のメモリであ
る。例えばA4サイズの用紙の場合とA6サイズの用紙
の場合とで、画像補正時に扱うCCDセンサ31の出力
の範囲を異ならしめて設定するようになっている。
読取制御回路43は、上記CCDセンサ31からの画像
信号に対して補正・編集等の所定の処理を施した後(詳
細は後述)、プリンタユニット部8に出力するものであ
る。上記ドライバ44はモータ32を駆動するものであ
る。インバータ33は上記キセノンランプ30を点灯駆
動するものである。また、プリンタユニット部8に収納
されているドライバ45は上記モータ35を駆動するも
のである。表示用ドライバ46は、上記表示部12によ
る表示状態を駆動制御するものである。
上記読取制御回路43について、第9図を参照して、さ
らに詳細に説明する。図において、50はCCD駆動回
路で、CCDセンサ31を駆動制御するとともに、サン
プルホールド回路52にサンプリングのタイミングを与
えるものである。
この駆動回路50により駆動されたCCDセンサ31か
ら出力される画像信号は、増幅器51において所定の利
得で増幅されてサンプルホールド回路52に出力される
ようになっている。サンプルホールド回路52は、上記
CCD駆動回路50がCCDセンサ31を駆動するタイ
ミグに同期して、増幅器51により増幅された画像信号
を抽出するものである。このサンプルホールド回路52
から出力される画像信号(アナログ信号)は、A/D変
換回路53でデジタル信号に変換され、デジタルスイッ
チ56の共通端子「C1」に供給される。
補正用メモリ54は、光学系を使用することに起因する
低W4波歪み、あるいはCCDセンサ31に固有の高周
波歪み等のCCDセンサ31が出力する画像信号に含ま
れる、いわゆるシェーディング歪みを補正する画像補正
用データを記憶するものでる。この画像補正用データは
、画像を読取るに先立って収納箱2の内壁のアクリル板
20の近傍に設けられた白基準板36(第6図参照)を
読取って得られる1走査ライン分の情報が記憶されるよ
うになっている。カウンタ55は、上記補正用メモリ5
4に与えるアドレスをカウントするもので、このアドレ
スにより補正用メモリ54中の任意の箇所にアクセスで
きるようになっている。
デジタルスイッチ56は、CCDセンサ31からの画像
信号を補正用メモリ54に供給するか(rAIJ端子)
、後述する割算回路57に供給するか(rBIJ端子)
を、CPU40からの制御信号にしたがって切換えるた
めのスイッチである。
割算回路57は、CCDセンサ31からの画像信号と、
上記補正用メモリ54に記憶されている画像補正用デー
タとを入力し、シェーディング補正を施して出力するも
のである。2値化回路58は、基準電圧発生回路(図示
しない)が発生する所定の基準電圧をスレッショルド電
圧として、上記割算回路57によりシェーディング補正
された画像信号を黒画素と白画素との単純2値データに
変換して出力するものである。ページメモリ59は、上
記2値化回路58によって2値化された原稿の1ペ一ジ
分に対応する画素データを記憶するものである。このペ
ージメモリ59は、カウンタ60によりアドレス指定さ
れることによって読出し、あるきは書込みができるよう
になっている。
比較器61は、CCDセンサ31からの画像信号を一方
の人力Aとし、補正用メモリ54からの画像補正用デー
タを他方の入力Bとし、これらの絶対値を比較してCC
Dセンサ31が出力する画像信号の絶対値が大きい場合
に、その旨を示す信号S1をCPU40に送出するもの
である。カウンタ62は、CCDセンサ31による走査
開始と同時にカウントを開始し、走査が進むにつれて各
画素に対応してカウントアツプするものである。
このカウンタ62は、上記カウンタ60と同一のカウン
ト容量を有し、同一のタイミングで動作するものである
。アドレスメモリ63は、ページメモリ59と同一のア
ドレス空間を何し、CPU40からの制御信号S2に従
って読出し、あるいは書込みが行われるものである。つ
まり、カウンタ60が出力しているアドレスを信号S2
に同期して選択的に取込んで格納するとともに、ページ
メモリ59の読出しに同期して読出されるものである。
比較器64は、カウンタ60が出力するページメモリ5
9用のアドレスデータを一方の人力Cとし、アドレスメ
モリ63が出力するデータを他方の人力りとして比較を
行い、両者が一致したときにその旨を示す一致信号S3
を出力するものである。タイマ65は、CPU40が1
走査ラインの走査開始パルス信号として出力する水平同
期信号S4により計時を開始し、予め設定された時間を
計時した後、1走査ラインの走査終了パルス信号S5を
出力するものである。この信号S5は、CP U 4.
0およびフリップフロップ70に供給されるようになっ
ている。ORゲート69は、CPU40からの制御信号
を一方の入力とし、比較器64が出力する一致信号S3
を他方の入力として論理和をとり、フリップフロップ7
0のクロック入力端子rcKJに供給するものである。
フリップフロップ70は、タイマ65が出力する信号S
5によりプリセットされるとともに、ORゲート69が
出力する信号の立ち上がりに同期してトグル動作を行な
うものである。すなわち、JK型のフリップフロップの
rJJ入力端子を高レベルに、rKJ入力端子を低レベ
ルに保つことにより、クロック入力端子rCKJに立上
がりのパルスが印加される毎にトグル動作するように構
成されている。デジタルスイッチ71は、CPU40か
らの制御により切換動作が行なわれてセレクタとして機
能するもので、上記フリップフロップ70の通常出力r
QJまたは反転出力rQJのいずれかを切換えて出力す
ることにより、マスキングを行なうかトリミングを行な
うかを選択できるよう1こなっている。すなわち、共通
端子「C2」が端子「A2」に接続されている時はマス
キングを、共通端子「C2」が端子「B2」に接続され
ている時はトリミングを行なうように制御される。
デジタルスイッチ72は、上記デジタルスイッチ71の
出力信号により切換動作が制御されるセレクタとして機
能するもので、ページメモリ59に記憶されている画像
データまたは常にゼロを示すデータ(以下、「ゼロデー
タ」という。)のいずれかを切換えて出力し、プリンタ
ユニット部8に供給するものである。
次に、原稿りを挟んで収納するホルダ37について第2
図を参照して説明する。すなわち、ホルダ37は、第2
図(a)に示すように、上面側の透明シート38および
下面側の白色シート39を重ね合わせて構成される。上
記透明シート38としては、例えば光透過率が100%
未満のプラスチックフィルム等が用いられるようになっ
ている。
これにより、後述するように、光照射された際の、透明
シート38の上面側に描かれたマークからの反射率と、
透明シート38の下面側(ホルダ37の内部)に置かれ
た原稿りからの反射率とを異ならしめ、上記マークの画
像と原稿りの画像とを区別可能にしている。また、上記
白色シート39としては、例えば白色の紙やプラスチッ
クフィルム等が用いられるようになっており、原稿りと
背景との明度差を小さくすることにより小さいサイズの
原稿りであっても周辺部分がきれいなコピーが得られる
とともに、印刷用インクの消費を抑制できるようになっ
ている。上記透明シート38と白色シート39とは、辺
aおよびbが接着されており、辺Cおよびdが未接着で
開放されている。そして、原稿りは、この開放された部
分から挿入して上記透明シート38と白色シート39と
の間に挟み込み、固定するようになっている。そして、
編集位置を指定するマークは、挟み込まれた原稿りを目
視しながら透明シート38の表面側に筆記用具47を用
いて描くようになっている。
また、第2図(b)に示すように、透明シート38の開
放された辺c、dの角を切り欠くことにより、開閉が容
易なホルダ37とすることもてきる。
さらに、第2図(C)に示すように、辺a、b。
とにより袋状のホルダとすることもでき、この場合は、
原稿りをより確実に固定することができる。
次に、編集範囲を指示する手段として、ホルダ37上に
編集対象領域を描く筆記用具およびインクについて説明
する。
画像形成する際の編集範囲は、第2図に示すように、原
稿りを収納したホルダ37の透明シート38上に、筆記
用具47を用いて対象を囲むように描くことによって指
示するようになっている。
上記筆記用具47は、例えばチューブ状に形成されたペ
ンに、樹脂成分、顔料および溶剤の混合物がインク(塗
布剤)として収納されて成るものである。例えば、上記
樹脂成分としてはポリビニルブチラールが用いられ、顔
料として酸化チタン(T iO2) 、溶剤としてエタ
ノールあるいはブタノールが用いられる。
このようなインクは、筆記用具47の先端部に設けられ
たノズル(詳図しない)から絞り出されてホルダ37上
に塗布されることにより、含有される溶剤が揮発して固
化される。この固化されたインクは、顔料の酸化チタン
により白色となるとともに、樹脂成分のポリビニルブチ
ラールによりその表面は滑らかとなり、光照射された際
の反射光量が大きなものとなっている。
また、上記ポリビニルブチラールは、透明シート38と
してのアクリル系樹脂、あるいはポリカーボネイト樹脂
等に対して離型性が良好であり、したがって使用後の剥
離が容易で、取扱に優れたものとなっている。
このような筆記用具47(インク)を用いてホルダ37
上に描かれたマークを、CCDセンサ31により読取っ
て得られた信号の波形を第10図に示す。図はCCDセ
ンサ31から直に出力される信号の波形であり、増幅等
の処理が施される前のものである。
第10図(a)は、ホルダ37の中に原稿りとして白紙
を収納し、このホルダ37の表面に、上記筆記用具47
により描いたマークを読取った時の波形である。波形図
中T1で示す部分がマークに該当する部分であり、白紙
の白さよりさらに白さの度合いが強いことが示されてい
る。
第10図(b)は、ホルダ37の中に白基準板として用
いられるプラテンシートを収納し、このホルダ37の表
面に、上記筆記用具47により描いたマークを読取った
時の波形である。波形図中T2で示す部分がマークに該
当する部分であり、プラテンシートの白さよりさらに白
さの度合いが強いことが示されている。
第10図(C)は、ホルダ37の中に原稿りとしての白
紙を収納するとともに、このホルダ37の内側、つまり
原稿りと接する面に、上記筆記用具47により描いたマ
ークを読取った時の波形である。波形図中T3で示す部
分がマークに該当する部分であり、この場合は原稿りの
白さより白さの度合いが弱いことが示されている。
以上の実験結果から理解できるように、ホルダ37の表
面に上記筆記用具47を用いて描かれたマークは原稿の
白色部分と区別することができる。
換言すれば、画像データを編集する際の範囲指示手段と
して用いることができる。
次に、上記のように構成される画像形成装置1の動作に
ついて説明する。本装置は原稿面を2回走査することに
よって編集機能を実現している。
つまり、1回目の走査で編集範囲を指示するマークの位
置を検出して記憶し、2回目の走査で原稿の画像を読取
って記憶し、その後、1回目の走査により読取って記憶
したマークの位置を参照しつつ2回目に読取った画像情
報を編集してプリンタユニットへ送出するようになって
いる。
最初に、原稿台3が上になる通常の使用状態で、編集を
行なって印刷する場合について説明する。
まず、第1図に示すように、原稿りをホルダ37内に収
納し、原稿りを目視しながら筆記用具47を用いてトリ
ミングあるいはマスキングを行なう部分を囲むようにホ
ルダ37表面上にマークする。
次に、ホルダ37を反転してマークを記載した部分が原
稿台3のアクリル板20に対面するように載置する。次
に、第4図および第7図(a)に示すように、筐体9を
収納箱2から引出してコピーボタン10、編集指定ボタ
ン11、および表示部12が見える状態にし、電源スィ
ッチ13を投入することにより、CPU40は初期動作
を行い、装置がレディ状態になった際、表示部12に「
1」を表示する。
次いで、図示しない検出手段により、プリンタユニット
部8に用いられているプリンタのサイズ(A4〜A6サ
イズ)が検出される。この検出結果に基づき、ROM4
1では、検出されたサイズに対応する副走査タイミング
プログラムが選択され、モータ32の駆動時間が検出さ
れたサイズの長さに対応したものとなる。また、ROM
42では、検出されたサイズに対応する主走査タイミン
グプログラムが選択され、そのサイズに対応した値がタ
イマ65にセットされる。これにより、各主走査ライン
の走査開始を表わすパルス信号S4がタイマ65に入力
されてから、走査終了を表わすパルス信号S5がタイマ
65から出力されるまでの時間が、検出されたサイズの
幅に対応したものとなる。つまり、信号S4から信号S
5までの時間により、割算回路57や2値化回路58等
における1走査ラインの画像信号の幅が規制され、処理
対象となる画像信号の幅が決定される。
このような状態において、記録用紙Pをプリンタユニッ
ト部8にセットする。そして、編集指定ボタン11によ
り例えばトリミングを行なうかマスキングを行なうかを
指定した後、コピーボタン10を押下する。
上記操作により、まず、駆動機構部のモータ32が正方
向に回転駆動されることにより、筐体9が第7図に示す
実線矢印方向へ移動し、同図(b)に示すように、筐体
9がホームポジション、つまり筐体9が収納箱2にぴっ
たり収まる位置まで移動する。これにより、読取光通過
用のスリット21が原稿台3の近傍に設けられた白基準
板36(第6図参照)に対向し、原稿りを読取る準備が
完了する。
次いで、1回目の走査が開始される。すなわち、スキャ
ナユニット部7のキセノンランプ30が点灯し、CPU
40の制御によりデジタルスイッチ56が「A1」端子
の方へ接続されるとともに、CCDセンサ31は白基準
板36を1主走査ライン分だけ読取る。CCDセンサ3
1で読取った画像信号は増幅器51、サンプルホールド
回路52、A/D変換回路53を通過することによりデ
ジタル値に変換され、カウンタ55のカウント動作に同
期して補正用メモリ54に順次書込まれていく。
次に、CPU40の制御によりデジタルスイッチ56が
「B1」端子の方へ接続されるとともに、上記駆動機構
部のモータ32が引続き正方向に回転駆動されることに
より筐体9が往動(実線矢印方向への移動)を開始し、
原稿りの走査が開始される。つまり、原稿りからの反射
光がCCDセンサ31に導かれて光電変換され、この光
電変換された画像信号が増幅器51、サンプルホールド
回路52、A/D変換回路53を通過することによりデ
ジタル値に変換されて比較器61の一方の入力rAJに
供給される。一方、比較器61の他方の入力rBJには
、先に記憶した補正用メモリ54の内容が、1主走査ラ
イン中の各走査位置に対応して順次読出されて供給され
る。そして、比較器61において再入力の絶対値が比較
され、CCDセンサ31で読取った画像信号(「A」入
力)の方が補正用メモリ54から読出した画像補正用デ
ータ(「B」入力)より大きければ、その旨を表わす信
号S1がCPU40に送出される。
この信号S1が出力されるというのは、アクリル板20
上゛に描かれたマークを検出したということを意味する
一方、上記走査の開始と同時にカウンタ60および62
が起動されており、第1番目の走査ラインの第1画素に
対応する値から順次カウントアツプを行なっている。こ
の1回目の走査では、カウンタ60はカウンタ62に同
期して単にカウントアツプ動作を行なっているだけで、
その出力はページメモリ59の書込みアドレスとして使
用されている訳ではない。つまり、1回目の走査ではペ
ージメモリ59に対する書込み動作は行われない。
上記1走査ラインの走査の過程で、比較器61から信号
S1が出力されると、CPU40は、CCDセンサ31
が出力する画像信号の絶対値が補正メモリ54が出力す
る画像補正用データの絶対値よりも大きいこと、つまり
、透明シート38上に描かれたマークを検出したことを
認識し、アドレスメモリ63に対して書込み信号S2を
出力する。これにより、その時点でカウンタ60が出力
しているアドレス・データ、つまりマークを検出した際
の画素アドレスがアドレスメモリ63に書き込まれる。
この書き込まれた画素アドレスは、透明シート38上に
描かれたマークのページメモリ59中における位置を表
わす。このような比較器61による比較、およびアドレ
スメモリ63への書き込みという動作は、1主走査ライ
ンの先頭から最後まで、つまり信号S4が出力されてか
ら信号S5が出力されるまでの間連続して行われ、複数
の検出があった場合は複数の画素アドレスが記憶される
ことになる。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、アド
レスメモリ63の中に、画像情報に含まれるマークの位
置情報(画素アドレス)を得、第1回目の走査を終了す
る。そして、上記キセノンランプ30が消灯するととも
に駆動機構部のモータ32が逆方向に回転し、筐体9が
復動(破線矢印方向への移動)して第7図(b)に示す
ホームポジションに戻る。
次に、上記と同様の動作にて2回目の走査が開始される
。すなわち、CPU40の制御によりデジタルスイッチ
56が「A1」端子の方へ接続されるとともに、カウン
タ55.60.62が初期値にセットされ、スキャナユ
ニット部7のキセノンランプ30が点灯する。そして、
1回目の走査時と同様に、CCDセンサ31は白基準板
36を読取って補正用メモリ54に画像補正用データを
記憶する。
次に、CPU40の制御によりデジタルスイッチ56が
「B1」端子の方へ接続されるとともに、上記駆動機構
部のモータ32が正方向に回転駆動されることにより筐
体9が往動を開始し、原稿りの走査が開始される。つま
り、原稿りからの反射光がCCDセンサ31に導かれて
光電変換され、この光電変換された画像信号が増幅器5
1、サンプルホールド回路52、A/D変換回路53を
通過することによりデジタル値に変換されて割算回路5
7の一方の入力に供給される。割算回路57の他方の入
力には、先に記憶した補正用メモリ54の内容が、1主
走査ライン中の各走査位置に対応して順次読出されて供
給される。割算回路57では、デジタル値として供給さ
れたCCDセンサ31からの画像信号を、補正用メモリ
54からの画像補正用データによりシェーディング補正
等の画像補正を行なった後、2値化回路58へ出力する
。2値化回路58では、割算回路57から出力された画
像信号を、予め設定されている基準電圧レベルで2値化
してページメモリ59へ送出する。ページメモリ59は
、カウンタ60のカウント動作に同期して2値化された
画像信号を順次記憶していく。このページメモリ59へ
の書き込み動作は、1主走査ラインの先頭から最後まで
、つまり信号S4が出力されてから信号S5が出力され
るまでの間連続して行われ、1走査ラインに対応する画
素データが記憶されることになる。なお、この2回目の
走査においてはカウンタ62および比較器16は動作せ
ず、したがって、1回目の走査によりアドレスメモリ6
3に記憶されたマークの位置を表わす画素アドレス情報
はそのまま残っている。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、ペー
ジメモリ59中に1ペ一ジ分の画像情報をiワ、2回目
の走査を終了する。そして、上記キセノンランプ30が
消灯するとともに駆動機構部のモータ32が逆方向に回
転駆動され、筐体9が復動して第7図(b)に示すホー
ムポジションに戻る。
また、上記2回目の走査が終了すると、上記筐体9の復
動と同時にプリンタユニット部8への出力が開始される
。先に編集指定ボタン11により指定したマスキングあ
るいはトリミングの処理は、このプリンタユニット部8
への出力時に行われる。
まず、マスキング動作について説明する。上記2回目の
走査が終了すると、CPU40は、制御信号S6を出力
してデジタルスイッチ71の共通端子「C2」を「A2
」側に接続するとともに、カウンタ60.62を初期値
にセットする。この際、フリップフロップ70は、先に
行なった走査の際に出力された信号S5によりプリセッ
トの状態にあるので、その通常出力端子rQJから出力
される高レベルの信号がデジタルスイッチ71を介して
デジタルスイッチ72に供給されることにより、その共
通端子「C3」は端子「A3」に接続される。これによ
りページメモリ59の内容がプリンタユニット部8へ送
出され得る状態になる。
この状態において、CPU40は制御信号S4を出力し
てタイマ65の計時を開始させるとともに、カウンタ6
0.62のカウントアツプ動作を開始させる。これによ
り、カウンタ60のカウントアツプ動作に伴ってページ
メモリ59から画像データが順次読出され、プリンタユ
ニット部8へ送出される。一方、この画像データの送出
と並行して、比較器64の一方の人力「C」にはカウン
タ60の出力が供給されるとともに、他方の入力rDJ
にはカウンタ60と同一のカウント状態にあるカウンタ
62によりアドレス指定されたアドレスメモリ63の内
容が供給され、常時、比較動作を行なっている。この比
較器64による比較の結果、上記両人力が一致すると、
一致信号S3が出力される。この一致信号S3が出力さ
れるということは、ページメモリ59の現在アクセスし
ている画素データ部分は編集範囲指示のマーク部分であ
ることを意味する。
上記一致信号S3はORゲート69を介してフリップフ
ロップ70のクロック入力端子rcKJに供給される。
これにより、フリップフロップ70のセット状態が反転
し、通常出力端子「Q」には低レベルの信号が出力され
ることになる。この低レベルの信号はデジタルスイッチ
71を介してデジタルスイッチ72に供給され、その接
続状態を切換える。つまり、共通端子「C3」は端子「
B3」に接続されることになる。この端子「C3」は接
地されているので、以降はプリンタユニット部8にはゼ
ロデータが送出されることになる。この状態で処理が進
行し、一致信号S3が再び出力されると元の状態に戻り
、引続きページメモリ59に記憶されている画像データ
がプリンタユニット部8に送出される。以下、1走査ラ
インの終了を示す信号5が出力されるまで同様処理が繰
返され、信号S5が出力された際、フリップフロップ7
0をプリセットして次の走査ラインの出力処理に移る。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、ペー
ジメモリ59の全画素データの出力が完了した時点でプ
リンタユニット部8への出力を完了する。これにより、
筆記用具47でマークされた範囲内に対してはゼロデー
タが送出され、その領域の印刷は行われず、マスキング
機能が実現されることになる。なお、CPU40からO
Rゲート69にパルス信号を送出することにより、マー
クにより範囲指示された以外の任意の領域に対してもマ
スクできるようになっている。
次に、トリミング動作について説明する。上記マスキン
グ動作の場合と同様に、上記2回目の走査が終了してペ
ージメモリ59に画素データが記憶されると、CPU4
0は、制御信号S6を出力してデジタルスイッチ71の
共通端子「C2」を「B2」側に接続するとともに、カ
ウンタ60.62を初期値にセットする。この際、フリ
ップフロップ70は、先に行なった走査の際に出力され
た信号S5によりプリセットの状態にあるので、その反
転出力端子rQJから出力される低レベルの信号がデジ
タルスイッチ71を介してデジタルスイッチ72に供給
されることにより、その共通端子「C3」は端子「B3
」に接続される。この端子「B3」は接地されているの
で、プリンタユニット部8にはゼロデータが送出され得
る状態になる。
この状態において、CPU40は制御信号S4を出力し
てタイマ65の計時を開始させるとともに、カウンタ6
0.62のカウントアツプ動作を開始させる。これによ
り、カウンタ60のカウントアツプ動作と同期してゼロ
データが順次プリンタユニット部8へ送出される。一方
、このゼロデータの送出と並行して、比較器64の一方
の入力「C」にはカウンタ60の出力が供給されるとと
もに、他方の入力rDJにはカウンタ60と同一のカウ
ント状態にあるカウンタ62によりアドレス指定された
アドレスメモリ63の内容が供給され、常時、比較動作
が行なわれている。この比較器64による比較の結果、
上記両人力が一致すると一致信号S3が出力される。こ
の一致信号S3が出力されということは、カウンタ60
が現在アドレス指定しているページメモリ59内の位置
には編集範囲指示のマークが存在することを意味する。
上記一致信号S3はORゲート69を介してフリップフ
ロップ70のクロッ、り入力端子rCKlに供給される
。これにより、フリップフロップ70のセット状態が反
転し、反転力端子「?5Jには高レベルの信号が出力さ
れることになる。この高レベルの信号はデジタルスイッ
チ71を介してデジタルスイッチ72に供給され、その
接続状態を切換える。つまり、共通端子「C3」は端子
rA3Jに接続されることになる。これによりページメ
モリ59の内容がプリンタユニット部8へ送出され得る
状態になり、カウンタ60のカウントアツプ動作に伴っ
てページメモリ5つから読出された画素データが順次プ
リンタユニット部8に送出されることになる。この状態
で処理が進行し、一致信号S3が再び出力されると元の
状態に戻り、引続きゼロデータがプリンタユニット部8
に送出される。以下、1走査ラインの終了を示す信号5
が出力されるまで同様処理が繰返され、信号S5が出力
された際、フリップフロップ70をプリセットして次の
走査ラインの出力処理に移る。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、ペー
ジメモリ59の全画素データに対応する出力が完了した
時点でプリンタユニット部8への出力を完了する。これ
により、筆記用具47でマークされた範囲以外の領域に
対してはゼロデータが送出され、その領域の印刷は行わ
れず、筆記用具47でマークされた範囲内の領域に対し
ては読取った画素データが送出されてトリミング機能が
実現されることになる。
一方、プリンタユニット部8では、上記読取制御回路4
3から画像信号(ゼロデータまたは画素データ)が駆動
回路48に送られてくると、上記モータ35が上記読取
制御回路43の動作速度に対応して回転し、記録用紙P
が所定の速さで移送されるとともに、上記駆動回路48
によって印字ヘッド34の発熱素子群(図示しない)が
選択的に発熱し、記録用紙P上に、上記検出されたサイ
ズの幅に対応する1ラインごとの画像信号に基づいて記
録、すなわち、印刷が行われることになる。
印刷が完了した記録用紙Pは用紙排出口15から排出さ
れる。
このようにして、原稿りの印刷、つまり検出したサイズ
の長さに対応する記録が完了して一定時間が経過するこ
とにより記録用紙Pの排出が完了したことを検知すると
、一連の画像形成動作を終了する。
次に、原稿台3が下になる反転状態での動作について簡
単に説明する。この状態での使用は、原稿台3より大き
いサイズの原稿りを読取って画像形成する場合に用いら
れる。すなわち、第5図に示すように、原稿押え体4を
取外した後、第6図に示すように、収納箱2を反転させ
て平らな面に置かれた、原稿りを収納したホルダ37の
上に置く。なお、予めホルダ37内には原稿りが挟み込
まれ、トリミングあるいはマスキングする部分にはマー
クが付されているものとする。次いで、筺体9を収納箱
から引出してコピーボタン10、編集指定ボタン11お
よび表示部12が見える状態にするとともに、ロック機
構6によるロックを解除して扉5を開き、原稿台3のア
クリル板20を通して原稿りを見ながらマークした部分
が見えるようにセットする。以降は、上述した原稿台3
が上になる状態での動作と同様に、第6図および第7図
(a)に示す状態でコピーボタン10を押すことにより
往動が開始され、以下同様の動作で編集しながら記録を
行なう。
以上説明したように、編集範囲を指示するマークは、持
ち運び可能なホルダ37の表面に描くようにしたので、
原稿りを汚損することなく、また、透明シート38を介
して原稿りを目視しながら範囲指示を行うので正確な指
示ができるものとなっている。また、編集範囲を描くイ
ンクの樹脂成分としてポリビニルブチラールを用いたの
でホルダ37に対する離型性が良好で使用後の剥離が容
易となっており、また、傷やいたみが激しい場合は新し
いホルダ37と交換可能であるので取扱に優れたものと
なっている。
また、編集範囲は、任意の形状のマークを描くことによ
り指示することができるので、マスキングあるいはトリ
ミングの範囲をきめ細かく指示することができ操作性に
優れたものとなっている。
さらに、反転させて使用する際は、原稿台3はホルダ3
7に接した状態となり、この状態でスキャナユニット部
7とプリンタユニット部8とを収容する筐体9が収納箱
2内を移動するようになっているので、原稿りが反った
り、しわがあるような場合には、収納箱2を上から押え
ることにより原稿りと原稿台3とを密着させることがで
きるので、密着性が損われて読取り不良を招くといった
事態を防止することができる。
また、反転させて使用するときは、第6図に示すように
、扉5を開いた状態で、原稿台3のアクリル板20を通
して原稿りを目視しできるので、正確な位置合せが可能
となっている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成であ
るにも拘らず、原稿を汚損することなく編集範囲を指示
して画像を読取ることのできる画像読取方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は原稿押え
体を開いた状態の斜視図、第2図はホルダの構成を示す
図、第3図は画像形成装置の外観斜視図、第4図は筐体
を収納箱から引出した状態を示す斜視図、第5図は原稿
押え体を装置本体から分離した状態を示す分解斜視図、
第6図は反転させて扉を開いた状態の斜視図、第7図は
動作を説明するための図、第8図は電気回路の全体の構
成を概略的に示すブロック図、第9図は読取制御回路の
構成を示すブロック図、第10図はCCDセンサの出力
波形図である。 3・・・原稿台、7・・・スキャナユニット部、8・・
・プリンタユニット部、9・・・筐体、20・・・アク
リル板、31・・・CCDセンサ(光電変換器)、37
・・・ホルダ、38・・・透明シート(光透過部材)、
39・・・白色シート、47・・・筆記用具、40・・
・CPU5D・・・原稿。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) (b) 第 図 第 図 第 図 第 図 (a) (b) 第 図 第 図 (a) (b) 第 1゜ 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿台に載置された原稿からの光を光電変換することに
    より原稿の画像を読取る原稿読取装置において、 光透過部材の一面側に対向して原稿を接触せしめ、 前記光透過部材の他面側に塗布剤を塗布することにより
    読取範囲を指定し、 前記一面側に原稿が接触され、他面側に塗布剤が塗布さ
    れた前記光透過部材を原稿台に載置して前記光透過部材
    を通して原稿を読取り、 この読取った画像情報から前記光透過部材に塗布された
    塗布剤部分を識別して読取範囲を判別することを特徴と
    する画像読取方法。
JP63214164A 1988-08-29 1988-08-29 画像読取方法 Pending JPH0263260A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63214164A JPH0263260A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 画像読取方法

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ID=16651295

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6051078A (en) * 1997-02-18 2000-04-18 Dowa Mining Co., Ltd. Method and apparatus for controlling the atmosphere in heat treatment furnace
US6106636A (en) * 1997-02-18 2000-08-22 Dowa Mining Co., Ltd. Method and apparatus for controlling the atmosphere in a heat treatment furnace

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6051078A (en) * 1997-02-18 2000-04-18 Dowa Mining Co., Ltd. Method and apparatus for controlling the atmosphere in heat treatment furnace
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