JPH01300671A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH01300671A
JPH01300671A JP13029788A JP13029788A JPH01300671A JP H01300671 A JPH01300671 A JP H01300671A JP 13029788 A JP13029788 A JP 13029788A JP 13029788 A JP13029788 A JP 13029788A JP H01300671 A JPH01300671 A JP H01300671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
document
original
image
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13029788A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Hiroki
正士 廣木
Kunihiro Shibuya
邦弘 渋谷
Takeshi Todome
留目 剛
Junichi Koseki
小関 順一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13029788A priority Critical patent/JPH01300671A/ja
Publication of JPH01300671A publication Critical patent/JPH01300671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、原稿からの光を光電変換することによって原
稿の画像情報を読取る画像読取装置に関する。
(従来の技術) 従来、原稿台上に載置された原稿の画像を読取って記録
(画像形成)するようにした装置が数多く存在する。
この画像形成装置は、通常、原稿台上に重合し得る状態
に原稿押え体を回動自在に設け、これにより原稿を原稿
台に密着させて走査することにより原稿の画像を読取り
、この読取った画像情報を記録用紙(被画像形成媒体)
上に記録するようになっている。そして、このような画
像形成装置は、読取手段としての画像読取装置(スキャ
ナユニット)と、このスキャナユニットで読取った画像
情報を記録する画像形成手段としてのプリンタユニット
とにより構成されている。
しかし、原稿台のサイズより大きな原稿の一部を読取る
場合には、原稿を折畳まなければ読取りたい部分を確実
に原稿台の所定位置にセットすることができず、その作
業が極めて面倒であるばかりでなく、原稿を痛めたり、
原稿と原稿台との密着性が損われて良好な読取りができ
ないという欠点がある。そこで、原稿を広げて平らな面
に置き、この原稿の読取りたい部分にスキャナユニット
を反転させて使用するものが開発されている。
一方、上記のような画像形成装置には、読取った画像情
報に対して、例えばマスキング、トリミング等の編集を
行ない、この編集された画像を記録するという機能を具
備することが要請されている。そして、かかる編集を行
なう際の編集範囲は、原稿上に筆記用具等を用いて編集
範囲を直接記載することにより指示する方法、あるいは
デジタイザにより座標入力することにより指示する方法
等が用いられている。
ところが、上記のような編集範囲を原稿上に直接記載し
て指示するものは原稿を汚損するので適用範囲が限定さ
れてしまい、また、デジタイザ等による座標入力により
指示するものは装置が複雑かつ高価になるという欠点が
あった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように編集範囲を指示するに際し、
編集範囲を原稿上に直接記載するものは原稿を汚損する
ので適用範囲が限定されてしまい、また、デジタイザ等
による座標入力により指示するものは装置が複雑かつ高
価になるという欠点を解消するためになされたもので、
簡単な構成により原稿を汚損することなく編集範囲を指
示することのできる画像読取装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明の画像読取装置は、光透過部材の塗布剤が塗布さ
れる面と対向して設けられ、前記光透過部材を通して原
稿を読取る読取手段と、この読取手段で読取られた画像
から前記光透過部材に塗布された塗布剤部分を判別する
判別手段とを具備することを特徴とする。
(作用) 本発明は、原稿台に設けられた光透過部材の原稿に接す
る面と反対面に、塗布剤を塗布することにより編集の対
象となる範囲を指示し、その後、読取手段を移動させな
がら原稿の画像を読取り、この読取った画像情報から上
記塗布剤による原稿の乱反射光量より大きい光量の信号
を得て指示された範囲を判別し、この判別結果に基づい
て指示された画像形成を行なうようにしたものである。
これにより、簡単かつ安価な構成であるにも拘らず、原
稿を汚損することなく編集範囲を指示することができる
ようになっている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
第3図は、本発明の画像読取装置を用いた画像形成装置
(スキャナプリンタ)1の外観を示し、図中2は両端が
開口した中空の略矩形の筒、つまりマツチ箱状にてなる
収納箱である。この収納箱2の上面は、後述するように
原稿台3aとして用いられるようになっている。この原
稿台3aの上方には原稿押え体(プラテンカバー)4が
重合された状態となっている。また、収納箱2の原稿台
3aに対向する面の一部は開閉自在な扉3となっており
、後述するロック機構141により、収納箱2の側面に
ロックできるようになっている。
また、収納箱2の内部には、第4図に示すように、原稿
台3aにセットされた原稿りを読取る読取手段としての
スキャナユニット部10と、このスキャナユニット部1
0で読取られた画像情報を記録用紙(被画像形成媒体)
Pに可視像として出力する画像形成手段としてのプリン
タユニット部11とが収容された筐体12が、収納箱2
の内壁に沿ってスライド可能に実装されるようになって
いる。また、筐体12の前面部にはコピーボタン5、編
集指定ボタン6、および7セグメントからなる表示部7
が設けられているとともに、側面部には電源スィッチ8
、用紙挿入口55、および用紙排出口59が設けられて
いる。
上記原稿押え体4は、第4図に示すようにその後端縁に
沿って形成された薄肉部からなるヒンジ部9を介して原
稿台3a上から退避し得るように開閉自在となっている
とともに、第14図に示すように、ループ状部からなる
第1のファスナ130aおよびフック状部からなる第2
のファスナ130bからなる平面ファスナいわゆるベロ
クロテープ(マジックテープ)130により極めて容易
に着脱可能になっている。そして、この原稿押え体4を
取外した場合に原稿台3a(収納箱2の上面)が画像形
成装置1の最上位、の面をなす構成となっており、原稿
台3’ aよりも大きなサイズの原稿りの一部を読取る
場合は、原稿押え体4を取外した状態で画像形成装置1
を反転させて使用できるようになっている。
また、上記収納箱2の上面を構成する原稿台3aには、
第2図、第4図あるいは第14図等に示すように、透明
のアクリル板(光透過部材)3bから成る原稿読取用の
窓が設けられており、゛このアクリル板3bに密着して
セットされた原稿りをスキャナユニット部10の読取光
通過用のスリット23を介して読取るようになっている
。また、原稿台3aに対向する面に設けられた扉3は、
第2図に示すように、収納箱2に対して開閉自在となっ
ている。つまり、扉3の後端辺は、ヒンジ140により
収納箱2の側面に対し回動自在に取着されており、扉3
の前端辺は、ロック機構141により、扉3と収納箱2
の側面との間をロックおよび解除できるようになってい
る。
上記ロック機構141は、第15図に示すように、収納
箱2側に設けられたフック142、このフック142を
回動自在に軸支する固定軸ピン143、上記フックを固
定軸ピン143を支点に図示矢印方向に押圧付勢する板
ばね144、上記フック142に固着され、収納箱2の
側面に設けられたホルダ案内用スリット145から収納
箱2の側面外部に突出するホルダピン146、およびこ
のホルダピン146に取着されるホルダ147と、扉3
側に設けられた固定ピン148とにより構成されている
。そして、ホルダ147を、その表面に刻設された矢印
方向に移動させてフック142を固定ピン148から離
間させることにより扉3を収納箱2から開放できるよう
になっている。
上記筐体12に収容されるスキャナユニット部10は、
第5図および第6図に示すように、原稿りを照射する光
源としてのキセノンランプ15と、原稿りから反射され
た反射光を水平方向に反射するミラー16と、このミラ
ー16により反射された反射光を受けて縮小型の読取セ
ンサとしてのCCDセンサ17に集光させるレンズ18
とからなる光学系19を有した構成となっている。また
、光学系19は、スキャナユニット部10の本体2a内
に形成されたほぼ扇型の仕切枠20内に形成された光学
系収容部21内に収容された状態となっている。光学系
収容部21の上面側はカバー2bにより、また、下面側
は遮光プレート22によりそれぞれ閉塞された状態とな
っており、上記カバー2bに形成された読取光通過用の
スリット23以外の所から光が侵入しないようになって
いる。
さらに、スキャナユニット部10には、上記光学系収容
部21の下面側に形成される背の低い空隙部25に、主
制御基板26等の背の低い部品が、また、上記光学系収
容部21の位置からずれた背の高い空隙部27には、バ
ッテリー28、モータ29、インバータ(キセノンラン
プ点灯回路)97等の背の高い部品が収容されている。
なお、第5図に示す30(二点鎖線で示す)は主制御基
板26に装着される電子部品(図示しない)の装着エリ
アを示す。
また、上記プリンタユニット部11は、筐体12の一端
側に形成されたプリンタユニット収容部40に対し着脱
自在となっており、記録用紙Pのサイズ(例えばA3か
らA6)に合ったインクリボン41を備えたものに適宜
差し変え可能となっている。このプリンタユニット部1
1には、コネクタ42を介してスキャナユニット部1o
側と接続される印字ヘッド(サーマルヘッド)45が配
置されているとともに、この印字ヘッド45の発熱部4
5a(詳図しない)に対向してプラテンローラと送りロ
ーラを兼用するプラテンフィードローラ46が設けられ
ている。また、この印字ヘッド45の発熱部45aとプ
ラテンフィードローラ46との間に中途部を介在させた
状態にインクリボン41を張設するインクリボン供給手
段47が組込まれた状態となっている。上記インクリボ
ン41は、上記プラテンフィードローラ46に平行に架
設された繰出し側コア48がら繰り出され、巻取り側コ
ア49に巻き取られるようになっている。また、プラテ
ンフィードローラ46と巻取り側コア49との間には、
ガイドシャフト50が架設されており、インクリボン4
1のプラテンフィードローラ46に対する巻掛は量を一
定としているとともにインクリボン41を折返して記録
用紙Pとインクリボン41との分離が良好に行なえるよ
うになっている。
また、プリンタユニット部11の側面には、用紙挿入口
55が形成されており、この用紙挿入口55から挿入さ
れた記録用紙Pは用紙ガイド56によりインクリボン4
1とプラテンフィードローラ46の周面とにより形成さ
れるV字状空間部57に案内され、プラテンフィードロ
ーラ46の回転にともなってインクリボン41とプラテ
ンフィードローラ46との間で挟持されて移送されるよ
うになっている。また、発熱部45aを通過した記録用
紙Pは分離手段を兼用する上記ガイドシャフト50の所
でインクリボン41から分離された後、用紙ガイド58
により用紙排出口59に導かれ排出される構成となって
いる。
また、上記スキャナユニット部10内には、上記モータ
29を駆動源とし、筐体12の往復駆動を行なう駆動機
構部60が組込まれた状態となっている。すなわち、第
6図および第7図に示すように、上記モータ29の駆動
軸29aに取付けられた第1のはす歯車歯車65と歯合
する原動歯車としての第2のはす歯車歯車66が一体に
取付けられた第1のタイミングプーリ(駆動プーリ)6
7が回転自在に設けられている。そして、第6図および
第8図に示すように、ビニオンとしての第1の歯車69
が一体に取付けられた第2のタイミングプーリ(従動プ
ーリ)70が、第1のタイミングベルト68を介して、
上記第1のタイミングプーリ67と連動して回転される
ようになっている。また、上記第1の歯車6つは収納箱
2の内壁側面に取着されたラック71に噛合した状態と
なっている。
しかして、モータ29の正方向(第8図の実線矢印方向
)の回転により原動歯車としての第2のはす歯車歯車6
6が実線矢印方向に回転すると、ビニオンとしての第1
の歯車69が実線矢印方向に回転し、筐体12を第6図
の実線矢印方向に移動させるようになっている。すなわ
ち、第8図に示すように、スキャナユニット部10の上
面に設けられたローラ72、このローラ72に対向する
下面に設けられた突起部73、および上記ラック71と
対向する側面に設けられたスライドレール77から成る
ガイドにより案内されて筐体12が収納箱2内を往動す
ることになる。
また、モータ29の逆方向(第8図の破線矢印方向)の
回転により原動歯車としての第1のはす歯車歯車66が
破線矢印方向に回転すると、ビニオンとしての第1の歯
車69が破線矢印方向に回転し、筺体12を第6図の破
線矢印方向に移動させるようになっている。すなわち、
スキャナユニット部10の上面に設けられたローラ72
、このローラ72に対向する下面に設けられた突起部7
3、および上記ラック71と対向する側面に設けられた
スライドレール77から成るガイドにより案内されて筐
体12が収納箱2内を復動することになる。
また、上記プリンタユニット部11内には、モータ20
1を駆動源とするプラテンフィードローラ46および巻
取側コア49の駆動を行なう駆動機構部200が組込ま
れた状態となっている。すなわち、第6図および第9図
に示すように、上記モータ201の駆動軸201aに取
付けられた第3のタイミングプーリ202(駆動プーリ
)と第2のタイミングベルト203を介して連動すると
ともに、原動歯車としての第2の歯車204が一体に取
付けられた第4のタイミングプーリ(従動プーリ)20
5が回転自在に設けられている。この第2の歯車204
と噛合する第3の歯車80と、この第3の歯車80と一
体の第5のタイミングプーリ82と、この第5のタイミ
ングプーリ82と第3のタイミングベルト83を介して
連動する第6のタイミングプーリ84と、この第6のタ
イミングプーリ84と一体の第3のはす歯車歯車85と
、この第3のはす歯車歯車85と噛合する第4のはす歯
車歯車86と、この第4のはす歯車歯車86と一体の第
7のタイミングプーリ87と、この第7のタイミングプ
ーリ87と第4のタイミングベルト88を介して連動す
る第8のタイミングプーリ89と、この第8のタイミン
グプーリ89と一体の第9のタイミングプーリ90と、
この第9のタイミングプーリ90と第5のタイミングベ
ルト91を介して連動するとともに上記プラテンフィー
ドローラ46の駆動軸46aに嵌着された第10のタイ
ミングプーリ92とを有した構成となっている。
しかして、モータ201の正方向(第6図の実線矢印方
向)の回転により原動歯車としての第2の歯車204が
実線矢印方向に回転すると、第3の歯車80が実線矢印
方向に回転し、この回転力が第5のタイミングプーリ8
2、第3のタイミングベルト83、第6のタイミングプ
ーリ84、第3のはす歯車歯車85、第4のはす歯車歯
車86、第7のタイミングプーリ87、第4のタイミン
グベルト88、第8のタイミングプーリ89、第9のタ
イミングプーリ90、第5のタイミングベルト91を順
次介して第10のタイミングプーリ92に伝達されるこ
とになる。これにより、プラテンフィードローラ46が
所定方向(第5図の矢印方向)に回転することになる。
また、第10図に示すように、インクリボン41を巻き
取る巻取り側コア49には、巻取り側コア用の駆動力伝
達系110を介して第9のタイミングプーリ90の回転
力が伝達されるようになっている。この駆動力伝達系1
10は、次の様な構成となっている。すなわち、上記第
8および第9のタイミングプーリ89.90を回転自在
に軸支する軸111にはフェルト112を有したディス
ク113が回転自在に設けられている。このディスク1
13と上記第9のタイミングプーリ90の端部とが円錐
台状圧縮ばね114を介して連結された状態となってお
り、第9のタイミングプーリ90の回転力がこの圧縮ば
ね114を介してディスク113に伝達されるとともに
上記フェルト112が巻取り側コア49の一端に圧入さ
れたディスク115に圧接するように常時付勢された状
態となっている。
しかして、第9のタイミングプーリ90の回転力は圧縮
ばね114.フェルト112を備えたディスク113に
伝達され、さらに、フェルト112とディスク115と
の摩擦力によりディスク115に伝達され、ディスク1
15と一体の巻取り側コア49を回転させるようになっ
ている。
この時の巻取り側コア49の回転スピードは、プラテン
フィードローラ46よりも速くなるように設定されてお
り、巻取り側コア49のインクリボン41の巻取量が少
なく周速が遅い状態においてもインクリボン41を弛ま
せることなく巻き取ることができるようになっている。
このとき、インクリボン41に所定の張力が掛かった状
態においては、上記フェルト112とディスク115と
の間に滑りが生じて巻取り側コア49には回転力が伝達
されないようになっている。なお、第10図中116は
支持部材、117はインクリボンホルダ、118はディ
スク113の抜止用ストッパである。
また、第6図および第11図に示すように、上記スキャ
ナユニット部10の光学系19のレンズ18は仕切枠2
0等に突設されたリブ120・・・で囲繞されたコ字状
のレンズ収納四部121内に収容され、ねじ122,1
22により取付けられた板ばね123により押付は固定
されるようになっている。
次に、制御回路の概略構成について第1図を参照して説
明する。すなわち、CPU190は装置全体を制御する
ものである。ROM191 aは、CPU190を制御
する制御プログラムおよび副走査方向(スキャナユニッ
ト10の移動方向)に対する用紙のサイズ(A4〜A6
)に対応したタイミングプログラム等を記憶する読出し
専用のメモリである。例えばA4サイズの用紙の場合と
A6サイズの用紙の場合とでは副走査方向のカウント値
を変更しくA4サイズのカウント値が大、A6サイズの
カウント値が小)、モータ29の駆動時間を変更してい
る。ROM191bは、上記副走査方向に直交する主走
査方向に対する用紙のサイズ(A4〜A6)に対応した
タイミングプログラムを記憶する読出し専用のメモリで
ある。例えばA4サイズの用紙の場合とA6サイズの用
紙の場合とで、画像補正時に扱うCCDセンサ17の出
力の範囲を異ならしめて設定するようになっている。
読取制御回路93は、上記CCDセンサ17からの画像
信号に対して補正・編集等の所定の処理を施した後(詳
細は後述)、プリンタユニット部11に出力するもので
ある。上記ドライバ96はモータ29を駆動するもので
ある。インバータ97は上記キセノンランプ15を点灯
駆動するものである。また、プリンタユニット部11に
収納されているドライバ99は上記モータ201を駆動
するものである。表示用ドライバ98は、上記表示部7
による表示状態を駆動制御するものである。
上記読取制御回路93について、第12図を参照して、
さらに詳細に説明する。図において、150はCCD駆
動回路で、CCDセンサ17を駆動制御するとともに、
サンプルホールド回路152にサンプリングのタイミン
グを与えるものである。この駆動回路150により駆動
されたCCDセンサ17から出力される画像信号は、増
幅器151において所定の利得で増幅されてサンプルホ
ールド回路152に出力されるようになっている。サン
プルホールド回路152は、上記CCD駆動回路150
がCCDセンサ17を駆動するタイミグに同期して、増
幅器151により増幅された画像信号を抽出するもので
ある。このサンプルホールド回路152から出力される
画像信号(アナログ信号)は、A/D変換回路153で
デジタル信号に変換され、デジタルスイッチ156の共
通端子C1に供給される。補正用メモリ154は、光学
系を使用することに起因する低周波歪み、あるいはCC
Dセンサ17に固有の高周波歪み等のCCDセンサ17
が出力する画像信号に含まれる、いわゆるシェーディン
グ歪みを補正する画像補正用データを記憶するものでる
。この画像補正用データは、画像を読取るに先立って収
納箱2の内壁のアクリル板3bの近傍に設けられた白基
準板173(第2図参照)を読取って得られる1走査ラ
イン分の情報が記憶されるようになっている。カウンタ
155は、上記補正用メモリ154に与えるアドレスを
カウントするもので、このアドレスにより補正用メモリ
154中の任意の箇所にアクセスできるようになってい
る。デジタルスイッチ156は、CCDセンサ17から
の画像信号を補正用メモリ154に供給するか(AI端
子)、後述する割算回路157に供給するか(Bl端子
)を、CPU190からの制御信号に基づいて切換える
ためのスイッチである。
割算回路157は、CCDセンサ17からの画像信号と
、上記補正用メモリ154に記憶されている画像補正用
データとを入力し、シェーディング補正を施して出力す
るものである。2値化回路158は、基準電圧発生回路
(図示しない)が発生する所定の基準電圧をスレッショ
ルド電圧として、上記割算回路157によりシェーディ
ング補正された画像信号を黒画素と白画素との単純2値
データに変換して出力するものである。ページメモリ1
59は、上記2値化回路158によって2値化された原
稿の1ペ一ジ分に対応する画素データを記憶するもので
ある。このページメモリ159は、カウンタ160によ
りアドレス指定されることによって読出し、あるきは書
込みができるようになっている。
比較器161は、CCDセンサ17からの画像信号を一
方の入力Aとし、補正用メモリ154からの画像補正用
データを他方の入力Bとし、これらの絶対値を比較して
CCDセンサ17が出力する画像信号の絶対値が大きい
場合に、その旨を示す信号S1をCPU190に送出す
るものである。
カウンタ162は、CCDセンサ17による走査開始と
同時にカウントを開始するもので、走査が進行するにつ
れて各画素に対応してカウントアツプするものである。
このカウンタ162は、上記カウンタ160と同一のカ
ウント容量を有し、同一のタイミングで動作するもので
ある。アドレスメモリ163は、ページメモリ159と
同一のアドレス空間を有し、CPU190からの制御信
号S2に従って読出し、あるいは書込みが行われるもの
である。つまり、カウンタ162が出力しているアドレ
スを信号S2に同期して選択的に取込んで格納するとと
もに、ページメモリ159の読出しに同期して読出され
るものである。
比較器164は、カウンタ160が出力するページメモ
リ159用のアドレスデータを一方の入力Cとし、アド
レスメモリ163が出力するデータを他方の入力りとし
て比較を行い、両者が一致したときにその旨を示す一致
信号S3を出力するものである。タイマ165は、CP
U190が1走査ラインの走査開始パルス信号として出
力する水平同期信号S4により計時を開始し、予め設定
された時間を計時した後、1走査ラインの走査終了パル
ス信号S5を出力するものである。この信号S5は、C
PU190およびフリップフロップ170に供給される
。ORゲート169は、CPU190からの制御信号を
一方の入力とし、比較器164が出力する一致信号S3
を他方の入力として論理和をとり、フリップフロップ1
70のクロック入力端子に供給するものである。
フリップフロップ170は、タイマ165が出力する信
号S5によりプリセットされるとともに、ORゲート1
69が出力するパルス信号の立ち上がりに同期してトグ
ル動作を行なうものである。
すなわち、JK型のフリップフロップのJ入力端子を高
レベルに、K入力端子を低レベルに保つことにより、ク
ロック入力端子CKに立上がりのパルスが印加される毎
にトグル動作するように構成されている。デジタルスイ
ッチ171は、CPUからの制御により切換動作が行な
われてセレクタとして機能するもので、上記フリップフ
ロップ170の通常出力または反転出力のいずれかを切
換えて出力することにより、マスキングを行なうかトリ
ミングを行なうかを選択できるようになっている。すな
わち、共通端子C2が端子A2に接続されている時はマ
スキングを、共通端子c2が端子B2に接続されている
時はトリミングを行なうように制御される。デジタルス
イッチ172は、上記デジタルスイッチ171の出力信
号により切換動作が制御されるセレクタとして機能する
もので、ページメモリ159に記憶されている画像デー
タまたは常にゼロを示すデータ(以下、「ゼロデータJ
という。)のいずれかを切換えて出力し、プリンタユニ
ット部11に供給するものである。
次に、編集範囲を指示する手段として、原稿台3aのア
クリル板3b上に編集対象領域を描く筆記用具およびイ
ンクについて説明する。
画像形成する際の編集範囲は、第2図に示すように、原
稿り上に密着して置かれたアクリル板3bの原稿りとは
反対面上に、筆記用具13を用いて希望する範囲を囲む
ように描くことによって指示するようになっている。
上記筆記用具13は、例えばチューブ状にてなるペンに
より構成され、樹脂成分、顔料および溶剤の混合物がイ
ンクとして収納されて成るものである。上記樹脂成分と
しては、下式に示すポリビニルブチラールが用いられ、 C− C− 昌 顔料として酸化チタン(Ti02)、溶剤としてエタノ
ールあるいはブタノールが用いられている。
このようなインクは、筆記用具13の先端部に設けられ
たノズル(詳図しない)がら絞り出されてアクリル板3
b上に塗布されることにより、含有される溶剤が揮発し
て固化される。この固化されたインクは、顔料の酸化チ
タンにより白色となるとともに、樹脂成分のポリビニル
ブチラールによりその表面は滑らかとなり、光照射され
た際の反射光量が大きなものとなっている。
また、上記ポリビニルブチラールは、光透過部材として
のガラス、アクリル系樹脂、あるいはポリカーボネイト
樹脂等に対して離型性が良好であり、したがって使用後
の剥離が容易で、取扱に優れたものとなっている。
このような筆記用具13(インク)を用いてアクリル板
3b上に描かれたマークを、CCDセンサ17により読
取って得られた信号の波形を第17図に示す。図はCC
Dセンサ17から直に出力される信号の波形であり、増
幅等の処理が施される前のものである。
第17図(a)は、アクリル板3bの下に原稿りとして
白紙を置き、このアクリル板3bの反対面、つまりスキ
ャナユニット部10側の面に、上記筆記用具13により
描いたマークを読取った時の波形である。波形図中T1
で示す部分がマークに該当する部分であり、白紙の白さ
よりさらに白さの度合いが強いことが示されている。
第17図(b)は、アクリル板3bの下に白基準板とし
て用いられるプラテンシートを置き、このアクリル板3
bの反対面、つまりスキャナユニット部10側の面に、
上記筆記用具13により描いたマークを読取りた時の波
形である。波形図中T2で示す部分がマークに該当する
部分であり、プラテンシートの白さよりさらに白さの度
合いが強いことが示されている。
第17図(C)は、アクリル板3bの下に原稿りとして
の白紙を置くとともに、このアクリル板3bの原稿りと
接する面に、上記軍記用具13により描いたマークを読
取った時の波形である。波形図中T3で示す部分がマー
クに該当する部分であり、この場合は原稿りの白さより
白さの度合いが弱いことが示されている。
以上の実験結果から理解できるように、アクリル板3b
の原稿りと接する面と反対側の面、つまりスキャナユニ
ット部10側の面に上記筆記用具13を用いて記載され
たマークは原稿の白色部分と区別することができる。換
言すれば、画像データを編集する際の範囲指示手段とし
て用いることができる。
次に、上記のように構成される画像形成装置1の動作に
ついて説明する。本装置は原稿面を2回走査することに
よって編集機能を実現している。
つまり、1回目の走査で編集範囲を指示するマークの位
置を検出して記憶し、2回目の走査で原稿の画像を読取
って記憶し、その後、1回目の走査により読取って記憶
したマークの位置を参照しつつ2回目に読取った画像情
報を編集してプリンタユニットへ送出するようになって
いる。
最初に、原稿台3aが下になる反転した状態で、編集を
行なって印刷する場合について説明する。
まず、第14図に示すように、原稿押え体4を取外した
後、収納箱2を反転させて、第2図に示すように、平ら
な面に広げられた原稿りの上に置く。
次いで、第2図および第13図(a)に示すように、筐
体12を収納箱2から引出してコピーボタン5、編集指
定ボタン6、および表示部7が見える状態にするととも
に、ロック機構141によるロックを解除して扉3を開
き、原稿台3aのアクリル板3bを通して原稿りを目視
しながら読取りたい部分が見えるようにセットする。次
に、筆記用具13を用いて原稿りのトリミングあるいは
マスキングを行なう部分を囲むようにアクリル板3b上
にマークする。この後、扉3を閉じてロックし、電源ス
ィッチ8を投入することにより、CPU190は初期動
作を行い、装置がレディ状態になった際、表示部7に「
1」を表示する。
次いで、図示しない検出手段により、プリンタユニット
部11に接続されているプリンタのサイズ(A4〜A6
)が検出される。この検出結果に基づき、ROM191
aでは、検出されたサイズに対応する副走査タイミング
プログラムが選択され、モータ29の駆動時間が検出さ
れたサイズの長さに対応したものとなる。また、ROM
191bでは、検出されたサイズに対応する主走査タイ
ミングプログラムが選択され、そのサイズに対応した値
がタイマ165にセットされる。これにより、各主走査
ラインの走査開始を表わすパルス信号S4がタイマ16
5に入力されてから、走査終了を表わすパルス信号S5
がタイマ165から出力されるまでの時間が、検出され
たサイズの幅に対応したものになる。つまり、信号S4
から信号S5までの時間により、割算回路157や2値
化回路158等における1走査ラインの画像信号の幅が
規制され、処理の対象となる画像信号の幅が決定される
このような状態において、記録用紙Pをプリンタユニッ
ト部11にセットする。そして、編集指定ボタン6によ
り例えばトリミングを行なうかマスキングを行なうかを
指定した後、コピーボタン5を押下する。
上記操作により、まず、駆動機構部60のモータ29が
正方向回転(第8図の実線矢印方向に回転)することに
より、その回転力が上記第1の歯車69に伝達されて筐
体12の往動運動に変換され、第13図(b)に示すよ
うに、筐体12がホームポジション、つまり筐体12が
収納箱2にぴったり収まる位置まで移動する。これによ
り、読取光通過用のスリット23が原稿台3aの近傍に
設けられた白基準板173に対向し、原稿りを読取る準
備が完了する。
次いで、1回目の走査が開始される。すなわち、スキャ
ナユニット部10の光学系19のキセノンランプ15が
点灯し、CPU190の制御によりデジタルスイッチ1
56が「A1」端子の方へ接続されるとともに、CCD
センサ17は白基準板173を1主走査ライン分だけ読
取る。CCDセンサ17で読取った画像信号は増幅器1
51、サンプルホールド回路152、A/D変換回路1
53を通過することによりデジタル値に変換され、カウ
ンタ155のカウント動作に同期して補正用メモリ15
4に順次書込まれていく。
次に、CPU190の制御によりデジタルスイッチ15
6が「B1」端子の方へ接続されるとともに、上記駆動
機構部60のモータ29が引続き正方向(第8図の実線
矢印方向)に回転し、その回転力が上記第1の歯車69
に伝達されて筐体12の往動運動に変換され、筐体12
が往動を開始するとともに、原稿りの走査が開始される
。つまり、原稿りからの反射光がCCDセンサ171;
導かれて光電変換され、この光電変換された画像信号が
増幅器151、サンプルホールド回路152、A/D変
換回路153を通過することによりデジタル値に変換さ
れて比較器161の一方の入力rAJに供給される。一
方、比較器161の他方の入力rBJには、先に記憶し
た補正用メモリ154の内容が、1主走査ラインの各走
査位置に対応して順次読出されて供給される。そして、
比較器161において両人力の絶対値が比較され、CC
Dセンサ17で読取った画像信号(「A」入力)の方が
補正用メモリ154から読出した画像補正用データ(「
B」入力)より大きければ、その旨を表わす信号S1が
CPU190に送出される。この信号S1が出力される
というのは、アクリル板3b上に描かれたマークを検出
したということを意味する。
一方、上記走査の開始と同時にカウンタ160および1
62が起動されており、第1走査ラインの第1画素に対
応する値から順次カウントアツプを行なっている。この
1回目の走査では、カウンタ160は、カウンタ162
に同期して単にカウントアツプ動作を行なっているだけ
で、その出力はページメモリ159の書込みアドレスと
して使用されている訳ではない。つまり、1回目の走査
ではページメモリ159に対する書込み動作は行われな
い。
上記1走査ラインの走査の過程で、比較器161から信
号S1が出力されると、CPU190は、CCDセサ1
7が出力する画像信号の絶対値が補正メモリ154が出
力する画像補正用データの絶対値よりも大きいこと、つ
まり、アクリル板3b上に描かれたマークを検出したこ
とを認識し、アドレスメモリ163に対して書込み信号
S2を出力する。これにより、その時点でカウンタ16
0が出力しているアドレス・データ、つまりマークを検
出した際の画素アドレスがアドレスメモリ163に書き
込まれる。この書き込まれた画素アドレスは、アクリル
板3b上に描かれたマークのページメモリ159中にお
ける位置を表わす。このような比較器161による比較
、およびアドレスメモリ163への書き込みという動作
は、1主走査ラインの先頭から最後まで、つまり信号S
4が出力されてから信号S5が出力されるまでの間連続
して行われ、複数の検出があった場合は複数の画素アド
レスが記憶されることになる。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、アド
レスメモリ163の中に、画像情報に含まれるマークの
位置情報(画素アドレス)を得、第1回目の走査を終了
する。そして、上記キセノンランプ15が消灯するとと
もに駆動機構部60のモータ29が逆方向に回転し、筐
体12が復動して第13図(b)に示すホームポジショ
ンに戻る。
次に、上記と同様の動作にて2回目の走査が開始される
。すなわち、CPU190の制御によりデジタルスイッ
チ156が「A1」端子の方へ接続されるとともに、カ
ウンタ155.160.162が初期値にセットされ、
スキャナユニット部10の光学系19のキセノンランプ
15が点灯する。そして、1回目の走査時と同様に、C
CDセンサ17は白基準板173を読取って補正用メモ
リ154に画像補正用データを記憶する。
次に、CPU190の制御によりデジタルスイッチ15
6が「B1」端子の方へ接続されるとと・もに、上記駆
動機構部60のモータ29が正方向(第8図の実線矢印
方向)に回転し、その回転力が上記第1の歯車69に伝
達されて筺体12の往動運動に変換されて筐体12が往
動を開始するとともに、原稿りの走査が開始される。つ
まり、原稿りからの反射光がCCDセンサ17に導かれ
て光電変換され、この光電変換された画像信号が増幅器
151、サンプルホールド回路152、A/D変換回路
153を通過することによりデジタル値に変換されて割
算回路157の一方の入力に供給される。割算回路15
7の他方の入力には、先に記憶した補正用メモリ154
の内容が、1主走査ラインの各走査位置に対応して順次
読出されて供給される。割算回路157では、デジタル
値として供給されたCCDセンサ17からの画像信号を
、補正用メモリ154からの画像補正用データによりシ
ェーディング補正等の画像補正を行なった後、2値化回
路158へ出力する。2値化回路158では、割算回路
157から出力された画像信号を、予め設定されている
基準電圧レベルで2値化してページメモリ159へ送出
する。ページメモリ159は、カウンタ160のカウン
ト動作に同期して2値化された画像信号を順次記憶して
いく。このページメモリ159への書き込み動作は、1
主走査ラインの先頭から最後まで、つまり信号S4が出
力されてから信号S5が出力されるまでの間連続して行
われ、1走査ラインに対応する画素データが記憶される
ことになる。なお、この2回目の走査においてはカウン
タ162および比較器161は動作せず、したがって、
1回目の走査によりアドレスメモリ163に記憶された
画素アドレス情報はそのまま残っている。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、ペー
ジメモリ159中に1ペ一ジ分の画像情報を得、2回目
の走査を終了する。そして、上記キセノンランプ15が
消灯するとともに駆動機構部60のモータ29が逆方向
に回転し、筐体12が復動して第13図(b)に示すホ
ームポジションに戻る。
また、上記2回目の走査が終了すると、上記筐体12の
復動と同時にプリンタユニット11への出力が開始され
る。先に編集指定ボタン6により指定したマスキングあ
るいはトリミングの処理は、このプリンタユニット11
への出力時に行われる。
まず、マスキング動作について説明する。上記2回目の
走査が終了すると、CPU190は、制御信号S6を出
力してデジタルスイッチ171の共通端子「C2」を「
A2」側に接続するとともに、カウンタ160.162
を初期値にセットする。この際、フリップフロップ17
0は、先に行なった走査の際に出力された信号S5によ
りプリセットの状態にあるので、その通常出力端子rQ
Jから出力される高レベルの信号がデジタルスイッチ1
71を介してデジタルスイッチ172に供給されること
により、その共通端子「C3」は端子「A3」に接続さ
れる。これによりページメモリ159の内容がプリンタ
ユニット11へ送出され得る状態になる。
この状態において、CPU190は制御信号S4を出力
してタイマ165の計時を開始させるとともに、カウン
タ160.162のカウントアツブ動作を開始させる。
これにより、カウンタ160のカウントアツプ動作に伴
ってページメモリ159から画像データが順次読出され
、プリンタユニット11へ送出される。一方、この画像
データの送出と並行して、比較器164の一方の入力「
C」にはカウンタ160の出力が供給されるとともに、
他方の入力rDJにはカウンタ160と同一のカウント
状態にあるカウンタ162によりアドレス指定されたア
ドレスメモリ163の内容が供給され、常時、比較動作
を行なっている。
この比較器164による比較の結果、上記両人力が一致
すると、一致信号S3が出力される。この一致信号S3
が出力されるということは、ページメモリ159の現在
アクセスしている画素データ部分は編集範囲指示のマー
ク部分であることを意味する。
上記一致信号S3はORゲート169を介してフリップ
フロップ170のクロック入力端子CKに供給される。
これにより、フリップフロップ170のセット状態が反
転し、通常出力端子rQJには低レベルの信号が出力さ
れることになる。この低レベルの信号はデジタルスイッ
チ171を介してデジタルスイッチ172に供給され、
その接続状態を切換える。つまり、共通端子「C3」は
端子「B3」に接続されることになる。この端子「C3
」は接地されているので、以降はプリンタユニット11
にはゼロデータが送出されることになる。この状態で処
理が進行し、一致信号S3が再び出力されると元の状態
に戻り、引続きページメモリ159に記憶されている画
像データがプリンタユニット11に送出される。以下、
1走査ラインの終了を示す信号5が出力されるまで同様
処理が繰返され、信号S5が出力された際、フリップフ
ロップ170をプリセットして次の走査ラインの出力処
理に移る。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、ペー
ジメモリ159の全画素データの出力が完了した時点で
プリンタユニット部11への出力を完了する。これによ
り、筆記用具13でマークされた範囲内に対してはゼロ
データが送出され、その領域の印刷は行われず、マスキ
ング機能が実現されることになる。なお、CPU190
からORゲート169にパルス信号を送出することによ
り、マークにより範囲指示された以外の任意の領域に対
してもマスクできるようになっている。
次に、トリミング動作について説明する。上記マスキン
グ動作の場合と同様に、上記2回目の走査が終了してペ
ージメモリ159に画素データが記憶されると、CPU
190は、制御信号S6を出力してデジタルスイッチ1
71の共通端子「C2」を「B2」側に接続するととも
に、カウンタ160.162を初期値にセットする。こ
の際、フリップフロップ170は、先に行なった走査の
際に出力された信号S5によりプリセットの状態にある
ので、その反転出力端子rQJから出力される低レベル
の信号がデジタルスイッチ171を介してデジタルスイ
ッチ172に供給されることにより、その共通端子「C
3」は端子「B3」に接続される。この端子「B3」は
接地されているので、プリンタユニット11にはゼロデ
ータが送出され得る状態になる。
この状態において、CPU190は制御信号S4を出力
してタイマ165の計時を開始させるとともに、カウン
タ160.162のカウントアツプ動作を開始させる。
これにより、カウンタ160のカウントアツプ動作と同
期してゼロデータが順次プリンタユニット11へ送出さ
れる。−方、このゼロデータの送出と並行して、比較器
164の一方の入力rCJにはカウンタ160の出力が
供給されるとともに、他方の入力rDJにはカウンタ1
60と同一のカウント状態にあるカウンタ162により
アドレス指定されたアドレスメモリ163の内容が供給
され、常時、比較動作が行なわれている。この比較器1
64による比較の結果、上記両人力が一致すると一致信
号S3が出力される。この一致信号S3が出力されとい
うことは、カウンタ160が現在アドレス指定している
ページメモリ159内の位置には編集範囲指示のマーク
が存在することを意味する。
上記一致信号S3はORゲート169を介してフリップ
フロップ170のクロック入力端子CKに供給される。
これにより、フリップフロップ170のセット状態が反
転し、反転力端子rQJには高レベルの信号が出力され
ることになる。この高レベルの信号はデジタルスイッチ
171を介してデジタルスイッチ172に供給され、そ
の接続状態を切換える。つまり、共通端子「C3」は端
子「八3」に接続されることになる。これによりページ
メモリ159の内容がプリンタユニット11へ送出され
得る状態になり、カウンタ160のカウントアツプ動作
に伴ってページメモリ159から読出された画素データ
が順次プリンタユニット11に送出されることになる。
この状態で処理が進行し、一致信号S3が再び出力され
ると元の状態に戻り、引続きゼロデータがプリンタユニ
ット11に送出される。以下、1走査ラインの終了を示
す信号5が出力されるまで同様処理が繰返され、信号S
5が出力された際、フリップフロップ170をプリセッ
トして次の走査ラインの出力処理に移る。
以上の動作を全ての主走査ラインについて実施し、ペー
ジメモリ159の全画素データに対応する出力が完了し
た時点でプリンタユニット部11への出力を完了する。
これにより、筆記用具13でマークされた範囲以外の領
域に対してはゼロデータが送出され、その領域の印刷は
行われず、筆記用具13でマークされた範囲内の領域に
対しては読取った画素データが送出されてトリミング機
能が実現されることになる。
一方、プリンタユニット部11では、上記読取制御回路
93から画像信号(ゼロデータまたは画素データ)が駆
動回路95に送られてくると、上記モータ201が上記
読取制御回路93の動作速度に対応して図示矢印方向に
回転するとともに、その回転力がプラテンフィードロー
ラ46に伝達され、これによりプラテンフィードローラ
46が回転し、記録用紙Pとインクリボン41が所定の
速さで送られるとともに、上記駆動回路95によって印
字ヘッド45の発熱部45aの発熱素子群(図示しない
)が選択的に発熱し、記録用紙P上に、上記検出された
サイズの幅に対応する1ラインごとの画像信号に基づい
て記録、すなわち、複写が行われることになる。
次いで、記録用紙Pとインクリボン41とは分離手段と
してのガイドシャフト50の部分で分離され、記録用紙
Pは用紙排出口59から排出されるとともに、インクリ
ボン41は巻取り側コア用の駆動力伝達系110(第6
図および第10図参照)を介して回転する巻取り側コア
49に巻取られる。
このようにして、原稿りの複写、つまり検出したサイズ
の長さに対応する記録が完了して一定時間が経過するこ
とにより記録用紙Pの排出が完了したことを検知すると
、モータ201を停止して記録、つまり複写を終了する
また、原稿台3aが上になる通常の使用状態での動作に
ついて簡単に説明する。この状態での使用は、編集機能
を使用しないで原稿台3aに載るサイズの原稿りを読取
って画像形成する場合に用いられる。すなわち、第4図
に示すように、原稿押え体4を開いた状態で原稿台3a
に原稿りを載置し、その後、原稿押え体4を閉じて原稿
りを原稿台3aのアクリル板3b密着させ、この状態で
複写を行なうことになる。以降は、上述した原稿台3a
が下になる状態での動作と同様に、第16図および第1
3図(a)に示す状態でスタートボタン5を押すことに
より往動が開始され、第13図(b)に示すホームポジ
ションに至るとキセノンランプ15を点灯して読取動作
を開始する。この状態から、さらに往動駆動されて同図
(C)に示す位置に至ると読取動作を完了し、キセノン
ランプ15を消灯して復動動作に移る。そして、復動駆
動されて同図(b)に示すホームポジションまで戻るこ
とにより一連の動作を終了する。このように、編集動作
を伴わない場合は、1回の往復動で画像の読取りおよび
記録が完了する。
以上説明したように、反転させて使用する際は、原稿台
3aは原稿面に接したままの状態となり(第13図参照
)、この状態でスキャナユニット部10とプリンタユニ
ット部11とを収容する筐体12が収納箱2内を移動す
るようになっている。
したがって、原稿りが反ったり、しわがあるような場合
には、収納箱2を上から押えることにより原稿りと原稿
台3aとを密着させることができるので、密着性が損わ
れて読取り不良を招くといった事態を防止することがで
きる。
また、反転させて使用するときは、第2図に示すように
、扉3を開いた状態で、原稿台3aのアクリル板3bを
通して原稿りを目視しながら読取りたい位置に合せるこ
とができるので、正確な位置合せが可能となっている。
また、編集範囲を指示するマークは、原稿台3aに設け
られたアクリル板3bの原稿とは反対の面に記載するよ
うにしたので、原稿を目視しながら正確な範囲指示を行
い得るものとなっている。また、編集範囲を描くインク
の樹脂成分としてポリビニルブチラールを用いたので、
アクリル板3bに対する離型性が良好で、使用後の剥離
が容易となっており取扱に優れたものとなっている。
また、編集範囲は、任意の形状のマークを描くことによ
り指示することができるので、マスキングあるいはトリ
ミングの範囲をきめ細かく指示することができ操作性に
優れたものとなっている。
さらに、上記スキャナユニットおよびプリンタユニット
を収納箱に収納した状態で持ち運びが出来るので携行性
に優れているとともに、スキャナユニットおよびプリン
タユニットを保護することができるものとなっている。
なお、上記実施例では、原稿台3aのアクリル板3b上
に直接編集範囲を指示するマークを記載するようにした
が、第18図に示すように、アクリル板3b上に透明の
フィルム3cを載置し、この上に編集範囲を指示するマ
ークを記載するようにしても良い。この場合は、使用す
るインクの離型性は問題とならず、インクの光反射性の
みに注目して材料を選ぶことができるので、材料選択の
幅が広がるとともに、使用後には透明フィルム3Cを除
去するのみでアクリル板3bの清掃を行なうことができ
、操作性が向上するという利点がある。
また、上記実施例では、収納箱2の原稿台3aの反対面
に扉3を設け、これを開放することによりアクリル板3
b上に編集範囲のマークを記載するようにしたが、第1
9図に示すように、原稿台3aの全体を開閉自在に構成
しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿台に設けら
れた光透過部材の原稿に接する面と反対面に、塗布剤を
塗布することにより編集の対象となる範囲を指示し、そ
の後、読取手段を移動させながら原稿の画像を読取り、
この読取った画像情報から上記塗布剤による原稿の乱反
射光量より大きい光量の信号を得て指示された範囲を判
別し、この判別結果に基づいて指示された画像形成を行
なうようにしたので、簡単な構成であるにも拘らず、原
稿を汚損することのない画像読取装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第17図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図は電気回路の全体の構成を概略的に示すブロッ
ク図、第2図は反転させて扉を開いた状態の斜視図、第
3図は画像形成装置の外観斜視図、第4図は原稿押え体
を開いた状態の斜視図、第5図は内部機構部を示す概略
的背面図、第6図は内部機構部を示す概略的平面図、第
7図はスキャナユニット部の駆動機構部の構成を正面側
から見た図、第8図は同じく筐体の駆動力伝達系を示す
概略的側面図、第9図はプリンタユニット部の駆動機構
部のプラテンフィードローラ用の駆動力伝達系を示す概
略的側面図、第10図は同じく巻取りコア用の駆動力伝
達系を示す概略的縦断側面図、第11図はレンズの取付
は状態を示す側面図、第12図は読取制御回路の構成を
示すブロック図、第13図は反転使用時の動作状態を概
略的に示す説明図、第14図は原稿押え体を装置本体か
ら分離した状態を示す分解斜視図、第15図はロック機
構の構成を示す分解斜視図、第16図は筐体を収納箱か
ら引出した状態を示す斜視図、第17図はCCDセンサ
の出力波形図であり、第18図および第19図は他の実
施例を示す図である。 3a・・・原稿台、3b・・・アクリル板(光透過部材
)、10・・・スキャナユニット部(読取手段)、11
・・・プリンタユニット部、12・・・筐体、13・・
・筆記用具、60・・・駆動機構部、71・・・ラック
、72・・・ローラ、73・・・突起部、77・8.ス
ライドレール、190・・・CPU (判別手段)、D
・・・原稿。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 1 図 第10図 第14図 第15図 第16図 (a) (b) !1 (c)     所間 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光透過部材の塗布剤が塗布される面と対向して設けられ
    、前記光透過部材を通して原稿を読取る読取手段と、 この読取手段で読取られた画像から前記光透過部材に塗
    布された塗布剤部分を判別する判別手段と を具備したことを特徴とする画像読取装置。
JP13029788A 1988-05-30 1988-05-30 画像読取装置 Pending JPH01300671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13029788A JPH01300671A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13029788A JPH01300671A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01300671A true JPH01300671A (ja) 1989-12-05

Family

ID=15030948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13029788A Pending JPH01300671A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01300671A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5754314A (en) Image input system and method for reading images from an original document
JP2929455B2 (ja) 複写装置
JPH01300671A (ja) 画像読取装置
JPH01272369A (ja) 画像形成装置
JPH0263260A (ja) 画像読取方法
JPH01298869A (ja) 画像形成装置
JPH01270451A (ja) 画像形成装置
JPH01276871A (ja) 画像形成装置
JPH01298870A (ja) 画像形成装置
JPH083098Y2 (ja) 電子複写機と手駆動型複写機との組み合わせからなる画像記録制御装置
JP2615018B2 (ja) 手駆動型画像読取装置
JPH01216668A (ja) 画像形成装置
JPH01209865A (ja) 画像形成装置
JPH067611Y2 (ja) 小型画像データ処理装置
JP2753520B2 (ja) 画像情報処理装置
JPS63292758A (ja) 画像デ−タ処理装置
JPH01200871A (ja) 原稿読取装置
JP2724065B2 (ja) 電子黒板装置
JPH01222561A (ja) 画像形成装置
JPH02202765A (ja) 電子コピー装置
JPH01188165A (ja) 原稿読取装置
JPH02123866A (ja) 記録装置
JP2733960B2 (ja) 手駆動型画像読取装置
JPH01200777A (ja) 原稿読取装置
JPS6395769A (ja) 携帯用複写装置