JPH02123866A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH02123866A
JPH02123866A JP63276213A JP27621388A JPH02123866A JP H02123866 A JPH02123866 A JP H02123866A JP 63276213 A JP63276213 A JP 63276213A JP 27621388 A JP27621388 A JP 27621388A JP H02123866 A JPH02123866 A JP H02123866A
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JP
Japan
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recording
line
carriage
reading
recording medium
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JP63276213A
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Inventor
Ryozo Yanagisawa
柳沢 亮三
Hiroshi Tanioka
宏 谷岡
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は紙等の被記録媒体に文字、図形、或いはビデオ
映像等の画像を記録することが出来る記録装置に関し、
更に詳しくは罫線等が記載されている被記録媒体に対し
正確に記録することが出来る記録装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から文字や凹形等を記録する記録装置は種々開発さ
れており、ワードプロセッサやパソコン等の出力機器と
して広く使用されている。
また近年では、装置本体を手動走査することによってノ
ートや本等の冊子状の被記録媒体に記録することが可能
な、所謂ハンディライターも開発され、このハンディラ
イターによれば小型サイズ用紙への記録や文書の一部修
正や加筆等が容易になし得るものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前記ハンディライターは記録に際して装置を手
動で走査するために、実際の記録位置を直視することが
出来ない。従って、ノート等に記載された罫線間に記録
手段を位置決めすることが困難であると共に、この罫線
に沿って精度良く記録することが困難であった。
本発明の目的は従来の前記課題を解決し、ノート等の冊
子状被記録媒体に記録することが出来ると共に、前記ノ
ート等に罫線が記載されている場合には、その罫線間に
或いは罫線上に精度良く記録することが出来る記録装置
を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための手段は、記録手段を走査して
被記録媒体に記録する記録装置に於いて、画信号に応じ
て被記録媒体に記録するための記録手段と、前記記録手
段よりも走査方向前方に配置され、前記被記録媒体上の
像を読み取るための読み取り手段と、前記読み取り手段
からの出力信号によって前記記録手段の記録位置を制御
するための記録制御手段とを設けて構成したことを特徴
としてなる。
く作用〉 前記手段によれば、例えば罫線等の線が記載されている
被記録媒体に記録する場合、記録手段に対して先行する
読み取り手段によって前記線を読み取り、その信号によ
り記録手段による記録位置を位置決めして画像等を記録
する。従って、被記録媒体に記録される画像等は、前記
線からの位置が正確に位置決めされており、例えば罫線
間或いは罫線上に精度良く記録されるものである。
〈実施例〉 次に前記手段を適用した記録装置の一実hト例を説明す
る。
〔第一実施例〕
第1図は記録装置の内部を示す斜視説明図であり、第2
図は装置を開いた状態の説明図である。
先ず全体の概略構成を説明すると、この装置は上顎部1
と下顎部2とが開閉可能に構成されている。そして前記
上顎部1には記録手段3及び読み取り手段4がキャリッ
ジ5に設けられ、更には前記キャリッジ5を走査するた
めの走査手段6が設けられている。また下顎部2には被
記録媒体7の画像を読み取り、或いは前記被記録媒体7
に記録を行うための窓部8が形成されている。
前記記録手段3及び読み取り手段4はキャリッジ5が矢
印A方向に走査するときに、記録或いは読み取りを行う
ものであり、更に前記記録手段3が記録を行うに当たっ
ては、読み取り手段4からの読み取り信号によって記録
位置を制御するための制御手段(第1図には図示せず)
が設けられている。
次に前記記録装置の各部の構成を順次詳細に説明する。
先ず上顎部1は箱状に形成され、下顎部2は板状に形成
されている。そして前記上顎部lと下顎部2とは一端部
に於いて軸9により回動可能に軸着され、両者は鰐口状
に開閉可能に構成されている。
また前記軸9にはバネ10が取り付けられ、上顎部lと
下顎部2とを開く方向(第2図の矢印B方向)に付勢し
ている。更に前記上顎部1と下顎部2にはストッパー1
1が形成され、上顎部lを開くと前記バネ10の作用に
よって矢印B方向に回動し、且つストッパー11によっ
て前記上顎部1は下顎部2に対して所定角度をもって開
放状態を維持するように構成されている。
向、前記上顎部lはバネlOの付勢に抗して第2図の矢
印C方向へ押すことによって閉じることが出来るが、こ
のとき前記閉鎖状態を検出するための開閉検出センサー
12が設けられている。このセンサー12は上顎部1の
開放端部に突設された遮光板12aと、下顎部2の開放
端部に設けられたフォトインタラプタ12bとで構成さ
れ、上7部1が閉じると前記遮光板12aがフォトイン
タラプタ12bの光を遮光するように構成され、これに
よって上顎部lと下顎部2との開閉状態を検出するよう
になっている。
次に記録手段3について説明する0本実施例では記録手
段3として、第3図に示すように所謂インクジェット式
の記録ヘッドを使用し、これをキャリッジ5に取り付け
ている。この記録ヘンド3は主走査方向に8dots/
■■の記録密度をもち、255dotsにマルチノズル
化されたものであり、主走査方向(第1図の矢印り方向
)長さが前記窓部8の短手方向長さよりも若干短く構成
されている。その記録原理はインク導入管3aからイン
ク液室3bに導入されたインク3Cは、前記液室3bに
設けられた発熱体3dの電極3e+、3elを介して通
電によるパルス状の発熱によって瞬間的に液体膨張又は
気泡の発生を生ずる。この状態変化に伴ってインク3C
がオリフィス3rより小満として吐出飛翔し、被記録媒
体7に付着して記録がなされる。尚、前記発熱体3dは
基板3gに設けられており、後述する人力信号に従って
電源3hの電圧が印加され、前記入力信号に応じて発熱
体3dが発熱し、その加熱によって被記録媒体7にイン
ク3cが飛翔するものである。
次に読み取り手段4について説明する。この読み取り手
段4は記録手段3と同様にキャリッジ5に取り付けられ
、且つ前記記録手段3よりもキャリッジ5の走査方向前
方(本実施例にあっては11as前方)に位置するよう
に設けられている。その構成は、第1図及び第4図に示
すように、被記録媒体7の表面を照射するLED等から
なる線状の光源4aと、被記録媒体7からの反射光を拾
うために、窓部8の短手方向長さと略同−長さをイjす
る屈折率分布型レンズアレイ4bと、光情報を電気信号
に変換する等倍型光電変換素子4Cからなる。その読み
取り原理は、光源4aから照射した光が被記録媒体7で
反射し、その反射光をレンズアレイ4bを介して光電変
換素子4cに入射し、被記録媒体7に記載されている画
像を電気信号に変換して後述する制御部に送信するもの
である。
尚、前記読み取り幅(主走査方向長さ)は前記記録へラ
ド3の記録幅よりも長くなるように構成している。
前記記録手段3及び読み取り手段4はキャリッジ5の走
査によって一体的に走行するものである。
ここで前記キャリッジ5を走査するための走査手段6に
ついて説明する。
これは第1図に示す如く、上顎部1には副走査方向(矢
印A方向)に亘って二本の案内軸6aが取り付けられ、
この案内軸6aにキャリッジ5が摺動自在に支持されて
いる。また前記キャリッジ5の所定位置には雌ネジ6b
が固定され、この雌ネジ6bには雄ネジ6Cが螺合して
いる。更に前記雄ネジ6Cは上顎部1に回転自在且つ移
動不能に取り付けられ、その一方端部付近にはギヤ6d
が固着され、該ギヤ6dがモーターギヤ6eを介して走
査モーター6rと連結している。従って、前記走査モー
ター6fが正回転又は逆回転すると、雄ネジ6Cが回転
し、その回転によってキャリッジ5が副走査方向に走査
するものである。
また前記雄ネジ6Cの回転量を検出するエンコーダ6g
が設けられている。このエンコーダ6gは、雄ネジ6C
の端部に円盤状のエンコード板6g1が取り付けられ、
前記雄ネジ6Cの回転に伴って回転するようになってい
る。そして前記エンコード板6g+の外周には等間隔で
スリン)6gzが穿孔され、このスリット6gzを挟む
ようにして位置センサーとなるフォトインクラブタロg
sが設けられている。従って、雄ネジ6Cの回転により
エンコード板6g+が回転すると、スリット6ggがフ
ォトインタラプタ6gsをスイッチングせしめ、このフ
ォトインタラプタ6g3の出力パルスにより前記キャリ
ッジ5の走査量が検出され(本実施例ではキャリッジ5
が178fi走査される毎にlパルス発生する)、後述
する制御部による前記走査量が制御される如く構成して
いる。
更に前記キャリッジ5には遮光板6hが形成され、前記
上顎部lの所定位置、即ちキャリッジ5のホームポジシ
ラン位置及び第1図の矢印A方向へ走査した後の反転位
置に夫々位置センサーとなるフォトインタラプタ61.
6jが取り付けられている。そして前記キャリッジ5が
前記位置に走査されると、遮光板6hが前記フォトイン
クラブタロ1,6jの光を遮光し、該フォトインクラブ
タロ1,6Jからの信号によってキャリッジ5の走査範
囲を制御するように構成している。
次に窓部8について説明すると、下顎部2の所定位置に
は四角形の窓8aが形成されている。この窓8aは前記
キャリッジ5の走査方向に長いサイズに形成され、その
外周には透明樹脂或いは透明ガラス等の透明物質よりな
る四角形状の透明窓8bが形成されている。そして前記
透明窓8bの周縁にはテープや塗料等の有色物質で位置
決めマーク8Cが形成されている。この位置決めマーク
8Cで囲まれた部分が前記記録手段3による記録領域で
あり、また読み取り手段4による読み取り領域である。
尚、前記位置決めマーク8cは第2図に示すように、上
7部lを開くと直視可能となっている。
次に前述の如く構成された記録装置の記録動作の概要を
説明する。
先ず初めに装置本体を被記録媒体7上に載置する。この
とき上7部lはバネlOによって口が開いた状態である
。従って、窓8aが視認可能であり、この窓8aの位置
決めマーク8cを被記録媒体7の記録したい位置に合わ
せる。この位置決めは概略の位置決めで良い。
前記位置決めした後は、上顎部1を第2図の矢印C方向
に押して上顎部1を閉じると、遮光板12aがフォトイ
ンクラブタ12bをスイッチングし、二の信号によって
走査モーター6rが正転駆動してキャリッジ5が第1図
の矢印A方向に走査する。
このときエンコード板6g+のスリット6ggの数がフ
ォトインタラプタ6gsによりカウントされ、これに同
期して読み取り手段4が被記録媒体7上の画像を読み取
り始める。従って、被記録媒体7に罫線が記載されてい
るときは、その罫線位置が読み取り手段4によって読み
取られる。そして前記読み取り手段4からの信号に基づ
き、予め設定された記録モードに従い、記録開始位置及
び前記罫線からの記録位置が制御されて記録処理が行わ
れるものである。
尚、前記記録手段3への両信号はパソコンやワープロ等
の情報作成装置、或いはテレビやビデオ装置等に代表さ
れる外部機器から供給される。
前記記録手段3による記録の最長は、キャリッジ5が矢
印A方向に走査し、窓8aの端部位置直前まで行われ、
その位置までキャリッジ5が移動するとキャリッジ5に
形成された遮光板6hがフォトインクラブタロjをスイ
・ノチングする。このスイッチングによって走査モータ
ー6fが逆転駆動し、キャリッジ5を前記と逆方向に走
査する。
そしてキャリッジ5がホームポジションに戻ると、前記
遮光板6hがフォトインクラブタロIをスイッチングし
て走査モーター6rの駆動が停止する。
尚、前記キャリッジ5がホームポジションに戻る時(矢
印へ方自と逆方向に走査されている時)は、上顎部1を
手で押さえておく必要はない。
次に前述した動作を行わせるための制御系を説明すると
、これは第5図のブロック図に示す如く構成されている
本実施例の制御系は読み取り制御用のCPU20と、記
録制御用のCP U21の二個のCP tJを用いてい
る。読み取り制御用のCPU20は、プログラムが格納
されたROM22により、主に画像処理用に制御される
外部インターフェース23から所望する記録データがキ
ャラクタコードで入力されるとき、キャラクタ−ジェネ
レータ24をアドレスすることでデュアルポートRAM
25にドツトデータに展開して格納するものである。ま
た画像を読み取る場合に於いては、前記エンコーダ6g
と接続したエンコーダパルス発生回路26の出力信号に
同期して像露光用の光源4aの点灯を制御すると共に、
アナログ−デジタル変換用入力ボートを用いて光電変換
素子4Cの出力を曾子化して人力し、操作パネル上の処
理選択スイッチ27の設定に応じて前記RAM25に読
み取りデータを一時格納するものでもある。
記録制御用のCP U21はROM2Bに格納されたプ
ログラムにより、前記位置センサー群からなる位置信号
発生回路29により記録開始及び記録終了、即ち走査モ
ーター6rの正転、逆転駆動を制御する。また前記RA
M25の記録データをラスタースキャンしてエンコーダ
パルス発生回路26に同期させ、記録へラド3に転送し
、ライン毎に順次記録制御するものである。
ここで前記制御系により被記録媒体7に記載された罫線
等の線を予め読み取り、その線位置に基づいて記録位置
を制御する例を、第6図のフローチャートを参照して説
明する。
先ず第7図に示すように、キャリッジ5の走査方向と平
行に被記録媒体7に記載された線(罫線等)を読み取り
、この線に基づいて記録の位置決めをするに際しての読
み取り制御を説明すると、読み取り処理用のCPU20
にあっては、ステップSlに於いて記録制御用のCPU
21を介して記録操作の開始を検出し、ステップS2以
降の像読み取り制御を開始する。
即ち、ステップS2に於いて像(線)を読み取るための
光源4aを点灯し、ステップS3でキャリッジ5が1/
8龍移動する毎に発生するエンコーダ6gのパルスを検
出し、これに同期してステップS4で像データを入力す
る。このデータをステップS5で所定闇値を用いて2値
化し、これを読み取り手段4の1ライン(本実施例では
256画素、321m)分行う。具体的には第7図に於
いて、キャリッジ5の走査方向のy=0ライン目を例に
とると、x=0、x = l 、  x = 2・・−
x = 255の順に読み取り、黒画素データのときは
rl」、白画素データのときはrQJとして2値化する
。従って、y−2ライン目に於いてはx−1の位置に於
いてのみrl」となる。
次にステップS6に於いて読み取り手段4の1ライン分
の2値化が終了すると、ステップS7へ移行して被記録
媒体7に記載された線の位置を、線位置データとして記
録制御用のCP 021へ出力する。前記y−2でいえ
ばx=1なるデータを出力する。この線位置データは、
被記録媒体マに複゛数本の線が記載されている場合(罫
線の場合)、x−0、x= 1.x−2・・・・・・x
=255の順で2値化された順に見てゆき、黒画素「l
jから白画素rQJに変化する回数を検出することによ
って、所望する線を基準として記録させることが出来る
次にステップS8では記録走査開始から前記読み取り手
段4で読み取った黒画素数を積算して記録開始位置を検
出する0例えば第7図に於いてキャリッジ5の走査開始
時点をy=oとし、そのラインから2値化データを積算
して5画素目計数時点のラインを記録開始アドレスとす
ると、第7図に於いては)I=6ライン目が記録開始位
置となる。
従って、ステップS9で前記黒画素数が前記設定値とな
り、キャリッジ5が記録開始位置に至ると、ステップS
10で記録制御用のCP U21に対して記録開始アド
レスを出力する。尚、前記ステ・ノブS9に於いて黒画
素数が設定値とならない場合には、ステップSllへ移
行する。
第7図に於いては説明の都合上、被記録媒体7に記載し
た線を1ドツト幅で表したが、実際は1〜5ドツト幅で
記載されるのが一般的であり、前記記録開始アドレスを
出力するための黒画素の積算値を24程度に設定してお
けば良い。
尚、前記アルゴルによる記録開始位置は被記録媒体7に
記載された線幅によって異なるために、より正確に行う
ためには、2値化データをx=0゜x−1x=2・・・
・・・の順に求め、各ライン毎に線幅を求めて前記ステ
ップS8で黒画素を積算すると共に、順次平均線幅を求
め、その値の例えば8倍値をステップS9の闇値に順次
、画像に応じて適応制御すると良い。
例えば第8図に示すような幅の線が被記録媒体7に記載
されていたとすると、前記アルゴルによる各読み取りラ
イン毎の検出線幅、積算黒ドツト数、その値に基づく記
録開始判定闇値(平均線幅の8倍値)は以下の表に示す
通りである。
表 この例にあっては、y=9に於いて積算値が閾値24を
越え、記録開始ラインと判定出来、このアルゴルに基づ
けば、被記録媒体7に記載された線の開始位置からカウ
ントして8ライン目から記録が開始されることになる。
前記の如き処理により記録制御用CP 021に対して
記録開始アドレスを出力すると共に、入力される読み取
りライン毎に被記録媒体7に記載された線の位置データ
を出力する。そしてステップS11に於いて、記録デー
タが終了或いはキャリンジ5が走査終了位置に至ってい
ないときはステップS3へ戻り前記処理を繰り返し、終
了したときはステップ312へ移行して光源4aを消灯
してステップSlへ戻る。
次に記録制御用CPU21の制御手順は、第6図右側の
フローチャートに示すように、ステップS20で上顎部
lの押し下げによる開閉検出センサー12の信号を検出
すると、ステップS21に移行して走査モーター6fを
逆転駆動してキャリッジ5を一旦ホームポジシジンに戻
し、ステップS22に於いて前記ホームポジションに戻
ったことをフォトインクラブタロIからの信号で検出す
ると、ステップS23へ移行して走査モーター6fを正
転駆動して記録走査を開始する。このときステップS2
4に於いて、読み取り制御用CPU20に対して記録開
始を指令する。
次にステップS25に於いて、前記読み取り制御用CP
U20と同様にエンコーダ6gからのパルスを検出し、
ステップS26で前記走査開始時点からの移動ライン数
を計数し、前述した記録開始ラインデータに基づき、前
記計数したラインが記録開始ラインか否かをステップS
27で判定する。この判定は、例えばCPU20から出
力される開始ラインデータがy−9の場合、本実施例で
は読み取り位置が記録位置に対して11mm先行してい
るために、ライン計数値が(l1w X 8 dots
+ 91ines) =97か否かを判定することにな
る。
ステップS27で記録開始と判定すると、ステップS2
8に移行して予めRAM25に格納した記録データを1
ライン分ずつセットし、ステップS29に於いて前記線
位置データ及び記録オリフィス配列方向に対する記録デ
ータ位置をオフセット補正して記録ヘッドのヘッド駆動
回路に接続されたシフトレジスタにシリアル転送して記
録を実行する。
前記記録を第7図に示すキャラクタr71.Jを例にと
って説明すると、キャラクタr A JのドツトA1を
(x、y)= (4,6)の位置に記録するようにして
いる。そのためには前記ステップ329で7×7ドツト
で構成されるキャラクタr A Jの1ライン目の7個
のデータを、被記録媒体7に記載された線の位’It 
x = 1にオフセット分xz3を加えた4ドツト分シ
フトさせて1ライン分のデータ列をシリアル転送する。
前記処理を記録終了までライン毎に繰り返すことにより
、キャラクタrAJは被記録媒体7に記載された線の位
置よりも常に2ドツトの空白を有して記録される。
次にステップS30で記録終了を検出すると、ステップ
S31に移行してスタートコマンドをリセットし、その
指令をCPU20に出力すると共に、ステップS32〜
S34で走査モーター6rを逆転駆動してキャリッジ5
をホームポジションまで戻した後に走査モーターの駆動
を停止し、ステップS20へ戻る。
前記の如くして被記録媒体7に記載されている線に基づ
いて、この線から一定の位置に画像を記録することが出
来るものである。
〔他の実施例〕
前述した実施例ではオフセット量の補正を各ライン毎に
したために、被記録媒体7に記載された線が傾いている
場合には、記録されるキャラクタはその角度分傾くこと
になる。そこで、第6図のフローチャートに於けるステ
ップ329でのオフセット量補正を各ライン毎にするの
ではなく、例えば第9図に示すように文字フォントの場
合には1文字車位で行うようにすると、前記傾きをなく
すことが出来る。
尚、前記オフセット補正は文字フォント先頭記録時の線
位置データを1文字記録する間固定して処理すれば良い
、この場合、32ドツト或いは48ドツトのフォント幅
内の傾きは微小であり、第9図に示すように2文字のフ
ォントrA4間のずれ量は殆ど目立たない。
また複数文字を記録する場合には、第1O図に示すよう
に、被記録媒体7に記載された線から一定距M離れた位
置を基準として記録するようにすると良い、これは予め
複数文字記録に要する距離分(第10図の例ではy−約
25程度)プリスキャンし、線位置の最大値(例えばy
−22のときのX−3)、或いは平均値(x−2)を予
め求めてから、一定のオフセットitを用いて記録する
ようにすれば良い。
また前述した実施例ではフォントデータの記録を例にと
って説明したが、128X 128画素程度の画像、或
いは縦書きの場合に於いても同様に適用することは当然
可能である。
更に前述した実施例ではキャリッジ5を自動走査する例
を示したが、被記録媒体7に対して、読み取り手段4と
記録手段3が一定の距離を保った状態で相対移動する構
成であれば装置を手動走査するものでも適用可能である
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、所望する記録位置に対して操作
者が正確に記録位置の設定を行わなくても被記録媒体に
記録される画像等は、例えば罫線間或いは罫線上に精度
良く記録されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す記録装置の概略説明図
、第2図は上顎部を開いた状態の説明図、第3図は記録
手段の構成説明図、第4図は読み取り手段の構成説明図
、第5図は制御系のブロック図、第6図は動作手順のフ
ローチャート、第7図は読み取った線位置に基づいて記
録位置決めする説明図、第8図は被記録媒体に複数ドツ
ト幅よりなる線が記載された場合の説明図、第9図は記
録する文字フォント毎に記録位置を設定する実施例の説
明図、第10図は被記録媒体に記載された線の所定ドツ
トを基準にして記録する実施例の説明図である。 lは上顎部、2は下顎部、3は記録手段、3aはインク
導入管、3bはインク液室、3cはインク、3dは発熱
体、3el、  38zは電極、3fはオリフィス、3
gは基板、3hは電源、4は読み取り手段、4aは光源
、4bはレンズアレイ、4cは光電変換素子、5はキャ
リッジ、6は走査手段、6aは案内軸、6bは雌ネジ、
6cは雄ネジ、6dはギヤ、6eはモーターギヤ、6f
は走査モーター、6gはエンコーダ、6elはエンコー
ド讐反、61はスリット、6g3はフォトインクラブタ
、6hは遮光板、6i、6jはフォトインクラブタ、7
は被記録媒体、8は窓部、8aは窓、8bは透明窓、8
Cは位置決めマーク、9は軸、10はバネ、11はスト
ッパー、12は開閉検出センサー、12aは遮光板、1
2bはフォトインクラブタ、20.21はCPU、22
はROM、23はインターフェース、z4はキャラクタ
−ジェネレータ、25はRAM、26はエンコーダパル
ス発生回路、27は選択スイッチ、28はROM、29
は位置信号発生回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録手段を走査して被記録媒体に記録する記録装
    置に於いて、 画信号に応じて被記録媒体に記録するための記録手段と
    、 前記記録手段よりも走査方向前方に配置され、前記被記
    録媒体上の像を読み取るための読み取り手段と、 前記読み取り手段からの出力信号によって前記記録手段
    の記録位置を制御するための記録制御手段と、 を有する記録装置。
  2. (2)前記記録手段及び読み取り手段を一体的に走査す
    るための走査手段を設けてなる請求項(1)記載の記録
    装置。
JP63276213A 1988-11-02 1988-11-02 記録装置 Pending JPH02123866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63276213A JPH02123866A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63276213A JPH02123866A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 記録装置

Publications (1)

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JPH02123866A true JPH02123866A (ja) 1990-05-11

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ID=17566258

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JP63276213A Pending JPH02123866A (ja) 1988-11-02 1988-11-02 記録装置

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JP (1) JPH02123866A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233058A (ja) * 1992-10-05 1994-08-19 Hewlett Packard Co <Hp> 走査及び印刷方法及び装置
JP2018052099A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 カシオ計算機株式会社 ユーザが手動で主走査方向に移動させる印刷装置、その印刷装置の制御方法及びその印刷装置用のプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06233058A (ja) * 1992-10-05 1994-08-19 Hewlett Packard Co <Hp> 走査及び印刷方法及び装置
JP2018052099A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 カシオ計算機株式会社 ユーザが手動で主走査方向に移動させる印刷装置、その印刷装置の制御方法及びその印刷装置用のプログラム

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