JPH025046Y2 - - Google Patents

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JPH025046Y2
JPH025046Y2 JP1982147792U JP14779282U JPH025046Y2 JP H025046 Y2 JPH025046 Y2 JP H025046Y2 JP 1982147792 U JP1982147792 U JP 1982147792U JP 14779282 U JP14779282 U JP 14779282U JP H025046 Y2 JPH025046 Y2 JP H025046Y2
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main passage
reservoir
valve
oil
adjuster
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JP1982147792U
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JPS5952008U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧送式ラツシユアジヤスタをバルブリ
フト機構に配設したロツカーアーム可動式可変気
筒用油圧コントロールユニツトに関するものであ
る。
従来省エネ及び燃費向上を目的として、色々な
方式の内燃機関用可変気筒装置が提案されてお
り、本考案の出願人もさきに特願昭57−62693号
(特開昭58−180709号公報)で圧送式ラツシユア
ジヤスタをバルブリフト機構に配設した内燃機関
用可変気筒装置を提案した。
このロツカーアーム可動式可変気筒装置におい
て、リリーフバルブを持たない系では、油の逃げ
場がないため、ソレノイドバルブの作動時にロツ
カーサポート及びボデイが追従できず、完全な可
変気筒の作動ができない。
本考案はロツカーアーム可動式可変気筒装置に
おいて完全な可変気筒の作動ができる油圧コント
ロールユニツトを得ることを目的とするものであ
る。
この目的を達成するために本考案は、ハウジン
グに取付けられた圧送式ラツシユアジヤスタと、
エンジン入力信号を感知して作動するソレノイド
バルブと、該ソレノイドバルブの作動に応答して
前記ラツシユアジヤスタのボールチエツクバルブ
を押圧する弁棒とを配設し、前記ラツシユアジヤ
スタの剛性を取り除きバルブ作動を停止させる内
燃機関用可変気筒装置において、前記ハウジング
には前記ラツシユアジヤスタのリザーバに油を供
給するメイン通路を設け、該メイン通路に連通す
るよう前記ハウジングに設けられた孔には、アキ
ユームレータが配設されており、該アキユームレ
ータは前記メイン通路内の油圧が高まつた際移動
するプランジヤと、前記メイン通路内と連通し該
プランジヤの移動により容積が拡大して前記メイ
ン通路内の油を逃がすリザーバを有する構成であ
り、エンジンの負圧が小さい時は、圧送式ラツシ
ユアジヤスタはバルブリフト作動を停止するため
にマイクロコンピユータの信号によりソレノイド
バルブが作動して弁棒を下方に移動させ、チエツ
クバルブを開く。
従つてロツカーアームはバルブの上端部を支点
にしてカムの回転により上下に揺動するようにな
り、これと同時にラツシユアジヤスタのロツカー
サポートとボデイも上下に移動し、リザーバ内の
油はメイン通路に入つたり、メイン通路から流入
したりするが、上方に移動した際にはリザーバか
らメイン通路に入つた油によりメイン通路内の油
圧が高まり、この油圧により油の逃げ機構のプラ
ンジヤが押されて移動し、メイン通路内の油は該
逃げ機構に逃げることができる。
このためロツカーアームの上下揺動に、高速領
域までボデイが追従して完全な可変気筒の作動が
できるものであり、しかも本考案はリリーフバル
ブ又はアキユームレータを組込むだけでよく、他
の可変気筒の様式に比べ構造が簡単にできる等の
効果がある。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図面は内燃機関のバルブリフト機構における
本考案の実施例を示すロツカーアーム可動式可変
気筒用油圧コントロールユニツトの縦断面図であ
る。
図において1は図示しないピストンの上方に形
成されている燃焼室と、シリンダヘツドポートと
の連通を開閉制御するバルブであり、該バルブ1
は図示しないスプリングにより常時閉じるよう、
ロツカーアーム2の一端2aにナツト3により固
定されたアジヤスタスクリユ4に上端部5が当接
している。
ロツカーアーム2の他端2bは、カム6のカム
面上に接触している。またロツカーアーム2は、
ロツカーサポート7に固定されてロツカーアーム
2をロツカーサポート7に枢支しているロツカー
シヤフト8の軸心を支点にして揺動可能になつて
いる。そしてカム6が回転するとロツカーアーム
2が揺動運動し、アジヤスタスクリユ4を介して
バルブ1が開閉作動を繰返えす。
ロツカーサポート7の中空部7aには、周知の
圧送式ラツシユアジヤスタ9の下方部のボデイ1
1が圧入固定されている。またラツシユアジヤス
タ9の上方部のボデイ11は、ハウジング26に
固定されたアジヤスタサポート10の中空部10
aに摺動可能に挿入されている。ボデイ11は、
内部に上端開口のシリンダ12を形成すると共
に、上下方向に往復運動し、該シリンダ内に配設
されるプランジヤ13は静止状態となつている。
プランジヤ13の内部にはリザーバ14が形成
され、該リザーバ14内には、図示しないオイル
ポンプからメイン通路15、アジヤスタサポート
10とプランジヤサポート16の通路17と18
を介して油が供給される。
またボデイ11のシリンダ12内のプランジヤ
13の下方部には、圧力室19が形成され、該圧
力室19側にはプランジヤ13の底部の中心に設
けた油通路20を開閉するボールチエツクバルブ
21が配設されている。このチエツクバルブ21
はリザーバ14から圧力室19へは油の流通を許
すが、逆の圧力室19からリザーバ14への流通
は阻止する。またチエツクバルブ21は、スプリ
ング22によつてプランジヤ13に保持されたリ
テーナ23に、一端が支持されているスプリング
24により閉方向に付勢されている。
25はアジヤスタサポート10の上方部におい
てハウジング26に固定されたソレノイドバルブ
で、図示しないマイクロコンピユータによるエン
ジン入力信号、例えば車速、スロツトル開度、エ
ンジン温度等の感知により制御作動される。27
はソレノイドバルブ25の弁棒で、アジヤスタサ
ポート10の上端面の中心孔28を貫通してリザ
ーバ14内に、上下方向に摺動可能に挿入されて
いる。
29はハウジング26に設けた縦孔で、ロツカ
ーサポート7に固定されたパイプ30が上下摺動
可能に挿入されている。
38はアキユームレータで、メイン通路15に
通じる孔32にねじ33により連結されており、
メイン通路15内の油圧が高まつたスプリング4
0に抗して移動するプランジヤ39と、メイン通
路15内と連通し、プランジヤ39の移動により
容積が拡大して該メイン通路15内の油を逃がす
リザーバ41を有する。
次に以上説明した実施例について作用を説明す
ると、通常はラツシユアジヤスタ9は小寸法の伸
縮運動を繰り返して周知の作動を行なうが、エン
ジンの負荷が小さい時、マイクロコンピユータ
が、例えばエンジン負圧、車速、スロツトル開度
等のエンジン入力信号を感知してソレノイドバル
ブ25を作動させると、該バルブ25の作動に応
答して弁棒27が下方に移動し、チエツクバルブ
21を下方に押圧して油通路20を開く。
従つて圧力室19とリザーバ14の両室が連通
するため、圧力室19内の油がリザーバ14内に
移動し、カム6の回転により、通常作動時はロツ
カーシヤフト8の中心を支点にして揺動し、バル
ブ1を上下動させてバルブを開閉させていたロツ
カーアーム2が、バルブ1の上端部5を支点にし
て揺動するようになり、バルブリフト機構を停止
させてバルブ1が開閉作動しないようになる。
このようにロツカーアーム2が上端部5を支点
にして揺動すると、ロツカーサポート7、ボデイ
11も上下動するため、上昇時にはリザーバ1
4、圧力室19の油はメイン通路15内に送り込
まれ、該通路15内の圧力は高められる。
このように通路15内の油圧が高くなると、そ
の圧油により孔32を介しプランジヤ39をスプ
リング40に抗して押し下げ、通路15内の油を
アキユームレータ38のリザーバ41内に逃が
す。
以上詳細に説明した如く本考案は、ボールチエ
ツクバルブを弁棒で押圧することにより、圧力室
の圧油をリザーバよりメイン通路に逃がしてい
る。従つて本考案によると、気筒カツト(停止)
時に多量の油の出入りがあり、気筒カツトを確実
に行うために、メイン通路内の油圧が高まつた際
移動するプランジヤと、メイン通路内と連通して
該プランジヤの移動により容積が拡大して該メイ
ン通路内の油を逃がすリザーバを有するアキユー
ムレータを設けたので、高速領域までラツシユア
ジヤスタのボデイが追従し、完全な可変気筒の作
動が可能で、可変気筒の性能を向上させることが
できる。また本考案では、アキユームレータに設
けた圧力室は大気と連通していないため、該圧力
室よりメイン通路を経てラツシユアジヤスタの圧
力室にエアを巻込む虞れはない。従つて従来のよ
うにフル気筒運転時に打音が発生するような欠点
はない。またアキユムレータを使用したことによ
り、減気筒時においてラツシユアジヤスタの圧力
室からのオイルをアキユームレータに貯めておく
ことができるため、供給必要な油量が少なくてす
む。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すアキユームレータ
を装着したロツカーアーム可動式可変気筒用油圧
コントロールユニツトの縦断面図である。 図の主要部分の説明、1……バルブ、2……ロ
ツカーアーム、6……カム、7……ロツカーサポ
ート、8……ロツカーシヤフト、9……圧送式ラ
ツシユアジヤスタ、10……アジヤスタサポー
ト、11……ボデイ、13……プランジヤ、14
……リザーバ、15……メイン通路、21……チ
エツクバルブ、25……ソレノイドバルブ、26
……ハウジング、27……弁棒、32……孔、3
3……ねじ、38……アキユームレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに取付けられた圧送式ラツシユアジ
    ヤスタと、エンジン入力信号を感知して作動する
    ソレノイドバルブと、該ソレノイドバルブの作動
    に応答して前記ラツシユアジヤスタのボールチエ
    ツクバルブを押圧する弁棒とを配設し、前記ラツ
    シユアジヤスタの剛性を取り除きバルブ作動を停
    止させる内燃機関用可変気筒装置において、前記
    ハウジングには前記ラツシユアジヤスタのリザー
    バに油を供給するメイン通路を設け、前記リザー
    バは前記ボールチエツクバルブを介してラツシユ
    アジヤスタのボデイの下方部に形成された圧力室
    と連通しており、該圧力室の圧油は前記チエツク
    バルブが前記弁棒に押されて開かれた際、該バル
    ブからリザーバを経てメイン通路に逃げると共
    に、該メイン通路に連通するように前記ハウジン
    グに設けられた孔には、アキユームレータが配設
    されており、該アキユームレータは前記メイン通
    路内の油圧が高まつた際移動するプランジヤと、
    前記メイン通路内と連通し該プランジヤの移動に
    より容積が拡大して前記メイン通路内の油を逃が
    すリザーバを有することを特徴とするロツカーア
    ーム可動式可変気筒用油圧コントロールユニツ
    ト。
JP14779282U 1982-09-29 1982-09-29 ロツカ−ア−ム可動式可変気筒用油圧コントロ−ルユニツト Granted JPS5952008U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14779282U JPS5952008U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 ロツカ−ア−ム可動式可変気筒用油圧コントロ−ルユニツト
US06/535,259 US4522169A (en) 1982-09-29 1983-09-23 Variable cylinder device for internal combustion engines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14779282U JPS5952008U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 ロツカ−ア−ム可動式可変気筒用油圧コントロ−ルユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5952008U JPS5952008U (ja) 1984-04-05
JPH025046Y2 true JPH025046Y2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=30328556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14779282U Granted JPS5952008U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 ロツカ−ア−ム可動式可変気筒用油圧コントロ−ルユニツト

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420964Y2 (ja) * 1985-02-28 1992-05-13

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457009A (en) * 1977-10-14 1979-05-08 Toyota Motor Corp Operating cylinder number control system for engine
JPS5517697A (en) * 1978-07-25 1980-02-07 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Internal combustion engine with brake

Patent Citations (2)

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JPS5457009A (en) * 1977-10-14 1979-05-08 Toyota Motor Corp Operating cylinder number control system for engine
JPS5517697A (en) * 1978-07-25 1980-02-07 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Internal combustion engine with brake

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JPS5952008U (ja) 1984-04-05

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