JP2012525523A - 専用ロッカアーム式エンジンブレーキ - Google Patents

専用ロッカアーム式エンジンブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP2012525523A
JP2012525523A JP2012507188A JP2012507188A JP2012525523A JP 2012525523 A JP2012525523 A JP 2012525523A JP 2012507188 A JP2012507188 A JP 2012507188A JP 2012507188 A JP2012507188 A JP 2012507188A JP 2012525523 A JP2012525523 A JP 2012525523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker arm
engine brake
engine
valve
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012507188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5508520B2 (ja
Inventor
エス. メイストリック、ズデネック
Original Assignee
ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド filed Critical ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド
Publication of JP2012525523A publication Critical patent/JP2012525523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5508520B2 publication Critical patent/JP5508520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/06Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/08Shape of cams
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/18Rocking arms or levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/06Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
    • F01L13/065Compression release engine retarders of the "Jacobs Manufacturing" type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

エンジン弁作動用のシステムを開示する。該システムは、制御流体供給通路112を有するロッカアーム軸110と、該ロッカアーム軸110に揺動可能に取り付けられた排気ロッカアーム500とを含むことができる。排気ロッカアーム500に主排気弁動作を生じさせるためのカム210は、排気ロッカアームに配属されたカムローラと接触できる。排気ロッカアーム500と第1及び第2エンジン弁400,450との間には、弁ブリッジ300が配置できる。弁ブリッジ300内にはスライドピン310が配置され、該スライドピンが、第1エンジン弁400と接触している。排気ロッカアーム500に隣接してロッカアーム軸110には、揺動可能にエンジンブレーキ・ロッカアーム100を取り付けることができる。エンジンブレーキ・ロッカアームは、中心開口と、該中心開口を制御弁130に接続する液圧通路102と、該制御弁をアクチュエータ・ピストン組み立て体140に接続する流体通路105とを有することができる。アクチュエータ・ピストン組み立て体は、エンジンブレーキ操作時にスライドピンに接触するようにされたアクチュエータ・ピストン(141)を含むことができる。エンジンブレーキ・ロッカアーム100とロッカアーム軸110との間にはブッシュ115を配置できる。該ブッシュは、液圧通路102と整合するポート118を有することができる。エンジンブレーキ・ロッカアーム100にエンジンブレーキ動作を生じさせるように、カム200が備えられている。エンジンブレーキ・ロッカアーム100の後端には、プレート122が固定され、ばね124が、該プレートとエンジンブレーキ・ロッカアーム100とをカム200に接触させるように付勢している。

Description

本発明は、内燃機関の弁を作動させるシステム及び方法に関わり、より詳しく言えば、エンジンブレーキ用の排気弁を作動させるシステム及び方法に関するものである。
内燃機関には、通常、エンジン弁を作動させるために、機械式、電気式、液圧‐機械式の弁のいずれかが使用されている。これらのシステムは、カム軸、ロッカアーム、プッシュロッドの組み合わせを含み、これらの組み合わせがエンジンのクランク軸の回転によって駆動される。カム軸をエンジン弁の作動に使用する場合、弁の作動のタイミングは、カム軸のローブの寸法と位置とによって決められる。
360°のカム軸各回転毎に、エンジンは、4行程(すなわち膨張、排気、吸気、圧縮)からなる1完全サイクルを完了する。膨張行程の大部分の間、吸気弁と排気弁の双方が閉じられたままだが、そのさい、ピストンはシリンダヘッドから離れる方向へ移動する(つまり、シリンダヘッドとピストンヘッドとの間の容積が増大する)。確実動力運転時、燃料は、膨張行程時に燃焼し、確実動力がエンジンによって産出される。膨張行程は、下死点で終了し、その時点でピストンは逆動し、主排気事象のため、排気弁が開弁する。ピストンが上行してシリンダから燃焼ガスが強制排出されるにつれて、カム軸のローブが同期して、排気弁が開弁され、主排気事象が行われる。
前記主排気弁事象は、内燃機関の確実動力運転に必要とされる。付加的な補助弁事象は、望ましいが、不可欠ではない。例えば、排気弁の作動は、圧縮低減式、ブリーダ式、排気ガス再循環(EGR)式、ブレーキガス再循環(BGR)式の各エンジンブレーキ、その他の補助弁事象にとって望ましい。
補助弁事象の場合には、内燃機関の排気ガスの流量制御を利用して、車両のエンジンブレーキ操作が行われてきた。概して、エンジンブレーキ・システムには、排気流の制御により、圧縮低減式、排気再循環式、排気圧調整式、ブリーダ式の各エンジンブレーキの諸原理を組み込むことができる。
圧縮低減式エンジンブレーキの場合、排気弁が選択的に開弁されることで、少なくとも一時的に動力産生内燃機関が動力吸収空気圧縮機に変換される。その圧縮行程時、ピストンが上行するにつれて、シリンダ内に囚われたガスが圧縮される。圧縮されたガスは、ピストンの上行運動に抵抗する。ピストンが上死点(TCD)に近づくと、少なくとも1排気弁が開弁され、シリンダ内の圧縮ガスが排気マニホールド内へ放出され、圧縮ガスに蓄えられたエネルギーが、次の下行膨張行程時にエンジンに戻ることが阻止される。こうすることで、エンジンは、車両の減速を助ける減速動力を発生させることができる。
ブリーダ式エンジンブレーキ操作の場合は、ピストンの排気行程時に生じる主排気弁事象に加えて、又はその代わりに、単数又は複数の排気弁が、残る3エンジンサイクル(完全サイクル・ブリーダ式ブレーキ)の間だけ、又は残る3エンジンサイクルの一部(部分サイクル・ブリーダ式ブレーキ)の間だけ開いたままにされる。シリンダ内のガスをシリンダから抜くことで、エンジンを減速させることができる。通常、ブリーダ式ブレーキ操作時のブレーキ弁の初期開弁は、上死点の近く(すなわち弁初期動作)であり、次いで昇程は或る時間一定に保たれる。したがって、ブリーダ式エンジンブレーキでは、弁初期動作のための弁作動に必要な力は小さく、圧縮低減式ブレーキの急速排出ではなく、連続的なガス抜きが行われるため、発生する騒音が小さい。
排気ガス再循環(EGR)システムの場合、排気ガスの一部を、確実動力運転時にエンジンシリンダ内へ戻すことができる。EGRは、確実(積極)動力運転時にエンジンが生じさせるNO量を減少させるのに使用できる。また、EGRシステムを利用して、エンジンブレーキ・サイクル時に、排気マニホールド及びエンジンシリンダ内の圧力及び温度を制御することもできる。内部EGRシステムにより、排気ガスは、排気弁及び/又は吸気弁を介してエンジンシリンダ内へ再循環させられる。本発明の実施例は、主として内部EGRシステムに関係している。
制動ガス再循環(BGR)システムでは、エンジンブレーキ操作時に、エンジンシリンダ内へ排気ガスを戻すことができる。例えば吸気行程時にエンジンシリンダ内へ排気ガスを戻して再循環させることで、圧縮低減式ブレーキに利用可能なシリンダ内ガス量を増加させることができる。結果として、BGRは、ブレーキ操作事象により実現される制動効果を高めることができる。
先行する様々な試みに応じて、本出願人は、エンジンブレーキ用の排気弁を作動させる革新的なシステムを開発した。該システムは、制御流体供給路112を有するロッカアーム軸110と、ロッカアーム軸110に揺動可能に取り付けられ、ロッカアーム軸110の周囲に中心開口が設けられたエンジンブレーキ・ロッカアーム100と、該中心開口を制御弁130に接続する液圧通路102と、該制御弁をアクチュエータ・ピストン組み立て体140に接続する流体通路105と、第1と第2のエンジン排気弁400,450間に延びる弁ブリッジ300と、該弁ブリッジ内に配置され、第1エンジン排気弁400と接触し、しかもアクチュエータ・ピストン組み立て体140が接触しているスライドピン310と、エンジンブレーキ・ロッカアーム100にエンジンブレーキ動作を生じさせるカム200と、エンジンブレーキ・ロッカアーム100をカム200と接触するように付勢するばね124とを含んでいる。
出願人は、更に、エンジン弁を作動させる革新的なシステムを開発した。該システムは、制御流体供給路112を有するロッカアーム軸110と、該ロッカアーム軸110に揺動可能に取り付けられた排気ロッカアーム500と、排気ロッカアームに主排気弁動作を生じさせるカム210と、排気ロッカアーム500/第1及び第2のエンジン弁400,450間に配置された弁ブリッジ300と、弁ブリッジ300内に配置され、第1エンジン弁400に接触しているスライドピン310と、排気ロッカアーム500に隣接してロッカアーム軸110に揺動可能に取り付けられ、中心開口を有するエンジンブレーキ・ロッカアーム100と、該中心開口を制御弁130に接続する液圧通路102と、前記スライドピン310に接触するようにされたアクチュエータピストン141を含むアクチュエータピストン組み立て体140に前記制御弁を接続する流体通路105と、エンジンブレーキ・ロッカアーム100/ロッカアーム軸110間に配置され、液圧通路102と整合するポート118を有するブッシュ115と、エンジンブレーキ・ロッカアーム100にエンジンブレーキ動作を生じさせるカム200と、エンジンブレーキ・ロッカアーム100の後端に固定されたプレート122と、該プレート122と接触し、エンジンブレーキ・ロッカアーム100をカム200に接触するように付勢するばね124とを含んでいる。
以上の全般的説明と以下の詳細な説明とは、いずれも例として説明したものに過ぎず、本発明を制限するものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみ制限されるものである。
本発明の理解を助けるために、以下で添付図面を参照するが、図面では類似部材には類似の符号が付されている。
ブレーキが入れられ、カムローラ120がカム200の基礎円上方区域に位置する場合の、本発明の一実施例によるエンジンブレーキ専用ロッカアーム100の側断面図。 ブレーキが入れられ、カムローラ120がカム200の基礎円下方区域に位置する場合の、図1に示すロッカアーム100の側断面図。 ブレーキが切られ、カムローラ120がカム200の基礎円上方区域に位置する場合の、図1に示すロッカアーム100の側断面図。 ブレーキが切られ、カムローラ120がカム200の基礎円下方区域に位置する場合の、図1に示すロッカアーム100の側断面図。 図1に示すロッカアーム100の斜視側面図。 図1に示すロッカアーム100の分解斜視図。 図1に示すロッカアーム100と隣接主排気ロッカアーム500との斜視前面図。 ロッカアーム100と、図7に示す主排気ロッカアーム500との斜視背面図。
以下で、添付図面に示された本発明の第1実施例を詳細に参照する。図1〜図4、図7及び図8には、エンジン弁作動用のシステム10、好ましくは排気弁400が示されている。これらのエンジン弁は、ポペット弁400,450であり、エンジンの燃焼室(例えばシリンダ)と吸引(例えば吸気及び排気)マニホールドとの間の連通制御に使用される。システム10は、吸気弁の作動に使用できるが、この説明の残りの部分では、エンジンブレーキ用の排気弁400の作動システムの使用について説明する。システム10はロッカアーム軸110を含み、軸110には少なくとも2つのロッカアームが配置されている。これらのロッカアームは、エンジンブレーキ・ロッカアーム100と排気ロッカアーム500(図7及び図8に示す)とを含んでいる。ロッカアーム100,500は、カム軸200又は他の運動付与装置、例えばプッシュ・チューブによって与えられる運動の結果、ロッカアーム軸110を中心として揺動できる。
排気ロッカアーム500は、弁ブリッジ300を介して排気弁400,450に接触することで該弁を作動するようにされている。排気ロッカアーム500は、該アーム500のカムローラと接触する主排気バンプ又はローブを有するカム210の回転によって揺動する。エンジンブレーキ・ロッカアーム100は、弁ブリッジ300内に配置されたスライドピン310と接触することにより一方の排気弁400を、選択的に作動させるようにされ、他方、スライドピンは排気弁400に接触している。スライドピン310は、中間部に肩を有し、この肩が、弁ブリッジ300を貫通して延びる孔内に設けられた対応肩と係合するようにされている。排気弁400は、1個以上の弁ばね410によって、スライドピン310へ向かって上方へ、つまり閉弁位置へ向かって付勢されている。弁ばね410の付勢力によって、スライドピン310の肩は弁ブリッジ300内の対応肩に係合する。
エンジンブレーキ・ロッカアーム100は、エンジンブレーキ・バンプ又はローブを有するカム200の回転によって揺動できる。カム200は、エンジンブレーキ・ロッカアーム100の一端に配置された軸121に取り付けられたカムローラ120と接触できる。カム200は、基礎円下方区域204と基礎円上方区域202とを有することができる。カム200の基礎円上方区域202は、基礎円下方区域204と比較すると、カム中心からの直径方向距離が、より大である。したがって、カム200は、圧縮低減式、ブリーダ式、部分ブリーダ式のいずれかのエンジンブレーキ操作が得られるようにされている。圧縮低減式エンジンブレーキ操作では、ピストンの圧縮行程時(及び/又は2サイクル・ブレーキ操作時の排気行程時)にピストン上死点近くで排気弁(又は補助エンジン弁)が開弁される。ブリーダ式エンジンブレーキ操作では、エンジンの全サイクル中、排気弁が開弁され、部分ブリーダ式エンジンブレーキ操作では、エンジンサイクルのかなりの部分にわたり排気弁が開弁される。
エンジンブレーキ操作の場合の基礎円上方区域202の代わりに、又はそれに加えて、カム200は、1個以上のカムローブ、例えば排気ガス再循環(EGR)用のカムローブ(図示せず)及び/又は、エンジンブレーキ・ロッカアーム100に1運動以上の補助弁作動運動を与えるようにされたブレーキガス再循環(BGR)用のカムローブ(図示せず)を含むことができる。任意のEGR用ローブを用いて、エンジン操作の確実(積極)動力モード時にEGR事象を得ることができる。また、任意のBGR用ローブを用いて、エンジン操作のエンジンブレーキ・モード時にBGR事象を得ることができる。
コイルばね124が、エンジンブレーキ・ロッカアーム100の後端に固定された後部プレート122に接触することで、エンジンブレーキ・ロッカアームをカム200の方向へ付勢できる。ばね124は、ブラケット126その他の固定部材を押圧できる。図5を参照すると、プレート122は中央に隆起部123を含み、この隆起部が、プレート中央位置にばね124を保持するようにされている。プレート122は、更に前方タブ125と側方タブ127とを含んでおり、これらのタブが、エンジンブレーキ・ロッカアーム100に設けられた対応スロットに係合している。タブ125,127は、特にばね124の取り付け時に、プレート122を所定位置に保持するのを補助する。ばね124は、カム軸の全回転中、カム200とのエンジンブレーキ・ロッカアームの接触を維持するのに十分な力を有することができる。
図1〜図4を参照すると、ロッカアーム軸110は、液圧流体、例えばエンジンオイルを、該軸に取り付けられたロッカアームへ供給するための1つ以上の内部通路を含むことができる。特に、ロッカアーム軸110は、一定の流体を供給する通路114と、制御流体の供給通路112とを含んでいる。一定流体供給通路114は、エンジン作動時、ロッカアームの1つ以上に潤滑流体を供給できる。制御流体供給通路112は、エンジンブレーキ・ロッカアーム100に、より詳しく言えばアクチュエータ・ピストン組み立て体140に液圧流体を供給して、エンジンブレーキ弁作動のために組み立て体の使用を制御できる。
図5及び図6を参照すると、エンジンブレーキ・ロッカアーム100は、ロッカアーム中央部を横方向に貫通するロッカアーム軸孔を含み、該軸孔にブッシュ115が受容されている。ブッシュ115は、ロッカアーム軸110を受容するようにされている。ブッシュ115は、1つ以上のスロット116と、ブッシュ壁部に形成されたポート118とを含み、ロッカアーム軸110内に形成された流体通路からの流体を受け取ることができる。ポート118は、エンジンブレーキ・ロッカアーム内に設けられた対応液圧通路102と整合する。
エンジンブレーキ・ロッカアーム100は、ポート118から受け取る液圧流体を給送する1つ以上の内部通路を含むことができる。図1〜図4、図7及び図8を改めて参照すると、エンジンブレーキ・ロッカアーム100の内部通路は、液圧流体、例えばエンジンオイルを制御弁130及びアクチュエータ・ピストン組み立て体140に供給できる。液圧流体は、選択的に、制御弁130及びアクチュエータ・ピストン140へ、ソレノイド弁600の制御下で供給されるか、又は、図5及び図6に示す他の電気式に制御された弁へ供給される。ソレノイド弁600はカムキャップ上に取り付けでき、液圧通路は、エンジンヘッド及び/又はカムキャップ内に設けられ、液圧流体をロッカアーム軸110内の制御流体供給通路112へ送ることができる。液圧流体は、ソレノイド弁600の開閉によって供給通路112へ選択的に供給できる。1つのソレノイド弁600によって、エンジンが備えている多重弁作動システム10に供給できる。
エンジンブレーキ・ロッカアーム100は、アクチュエータ・ピストン組み立て体140を有する弁作動端部を含んでいる。アクチュエータ・ピストン組み立て体は、エンジンブレーキ・ロッカアームに設けた孔内に配置されたスライド可能なアクチュエータ・ピストン141を含むことができる。ピストン141は、隙間調整ねじ142の底端部をスライド可能に受容するための中空の内部を有することができる。ピストン141の中空の内部の上方部分はカラー143を有し、該カラーは、拘束ワッシャによりピストン141内に位置固定されている。カラー143と、隙間調整ねじ142の底端部の拡径部との間には、ばね144を配置できる。ばね144は、カラー143を介してアクチュエータ・ピストンに作用することで、ピストン141を上方へ付勢し、スライドピン310から離間させる。隙間調整ねじ142は、エンジンブレーキ・ロッカアーム100の頂部から突出し、ピストン141の底面とスライドピン310との間の隙間を調節できる。隙間調整ねじ142は、ナット145によって所定位置にロックされる。
図5及び図6に示すように、エンジンブレーキ・ロッカアーム100は制御弁ボス104を含んでいる。制御弁130は、制御弁ボス104内に形成された孔内に配置できる。制御弁130は、アクチュエータ・ピストン組み立て体140への液圧流体供給を制御できる。液圧通路102は、制御弁ボス104をブッシュ115内のポート118に接続できる。液圧通路102は、プラグ137によってロッカアーム100の外表面のところで密閉できる。
図6には、制御弁130の詳細が示されている。制御弁130は制御弁ピストンを含み、該制御弁ピストンは、1つ以上の内部通路132を有する概して円筒形の部材であり、かつ内部制御逆止め弁(図示せず)を有している。逆止め弁は、流体が、液圧通路102から制御弁ピストン131の中心を通り、内部通路132を出て、エンジンブレーキ・ロッカアーム100内の流体通路105を経て、アクチュエータ・ピストン組み立て体140へ流れることは許容するが、その逆の流れは阻止する。制御弁ピストン131は、1個以上の制御弁ばね133,134によって内部通路102へ向かって制御弁孔の方向へ付勢される。制御弁ばね133,134は、ワッシャ135とC字形リング136とによって所定位置に拘束できる。中心内部通路は、制御弁ピストン131の内端から軸線方向に制御弁ピストンの中央部へ向かって延び、中央部には逆止め弁が配置されている。
制御弁ピストン131の中心内部通路は、制御弁ピストン131の直径を横切って環状凹部138へ延びる1つ以上の通路と連通できる。制御弁ピストン131がその孔に対し移動する結果、流体が液圧通路102内に用意されると、制御弁ピストン131を貫通して延びる通路132は、ポートと選択的に整合でき、該ポートが、制御弁孔の側壁を、アクチュエータ・ピストン組み立て体140へ通じる流体通路105と接続する。制御弁ピストン131を貫通して延びる通路が流体通路105と整合すると、低圧流体が、液圧通路102から制御弁ピストン131を経てアクチュエータ・ピストン組み立て体140へ流入できる。流体通路105の外端は、プラグ146によって密閉されている。
本発明の方法の第1実施例による操作は、図1〜図8に示すエンジン弁作動システムを用いるものだが、以下でそれを説明する。図1〜図8を参照すると、エンジンの作動によりカム210が回転する。カム210の回転により、排気ロッカアーム500がロッカ軸110を中心として揺動し、主排気弁事象のために、カム210の主排気ローブ/排気カムローラ510間の相互作用に応じて排気弁400,410が作動する。同じように、カム200の基礎円上方区域202は、ロッカ軸110を中心としてエンジンブレーキ・ロッカアーム100を揺動させる。
図3及び図4には、エンジンの確実動力(非エンジンブレーキ)運転時のシステム10が示されている。システムの確実動力運転時には、ソレノイド弁600の操作により、制御流体供給通路112へ低圧液圧流体が連続的に供給されないようにすることができる。結果として、液圧通路102内の液圧流体圧は、制御弁ばね133,134の付勢力を克服するには不十分となる。他方、ばね133,134により、制御弁ピストン131は、アクチュエータ・ピストン組み立て体140への液圧流体供給を阻止する位置に保持され、その代わりに、液圧流体圧は、アクチュエータ・ピストン組み立て体から逃げることができる。
アクチュエータ・ピストン組み立て体140内にかなりの程度の液圧流体圧を欠く場合は、ばね144によりアクチュエータ・ピストン141が最上部の位置へ押し上げられ(図3及び図4に示す)、アクチュエータ・ピストンとスライドピン310間に隙間150が生じる。この隙間150が十分に大きくなるのは、カムローラ120がカム200の基礎円上方区域202に接触する場合(図3)と、カムローラがカムの基礎円下方区域204に接触する場合(図4)の双方の場合である。したがって、エンジンの確実動力操作時には、カム200の全回転にわたって、アクチュエータ・ピストン141はスライドピン310と接触せず、排気弁400は作動せず、エンジンブレーキ操作はなされない。
図1及び図2には、エンジンブレーキ操作時のシステム10が示されている。エンジンブレーキ操作(又はEGR及び/又はBGR)のために、排気弁の作動が求められる場合、制御流体供給通路112内の流体圧力を昇圧させることができる。ソレノイド弁600を使用して、制御流体供給通路112内の昇圧された流体圧力の与圧を制御できる。制御流体供給通路112内の昇圧された流体圧力は、液圧通路102を介して制御弁ピストン131へ与圧される。結果として、制御弁ピストン131が、制御弁孔内でばね133,134の付勢力に抗して「エンジンブレーキ・オン」位置へ移動できる。これにより、制御弁ピストン131が移動することで、該ピストンの内部流体通路132が流体通路105と整合できる。
制御弁ピストン内の逆止め弁によって、流体通路105に入る流体が制御弁ピストン131を経て戻るのを阻止できる。流体通路105内の流体圧力は、アクチュエータ・ピストン組み立て体140内のばね144の付勢力を克服するのに十分な大きさにすることができる。結果として、アクチュエータ・ピストン組み立て体140は液圧流体を充填され、アクチュエータ・ピストン141は下行して孔の外へ延び、それによって、アクチュエータ・ピストンとスライドピン310間の隙間150が減少する。圧力流体が制御弁ピストン131を「エンジンブレーキ・オン」位置に維持する限り、アクチュエータ・ピストン141は、この突出位置に液圧によってロックされる。
次いで、カムローラ120を押し上げるカム200の基礎円上方区域202によってエンジンブレーキ・ロッカアーム100が回転させられることで、基礎円上方区域の形状及び寸法に応じたエンジンブレーキ弁の動作が可能である。エンジンブレーキ事象が行われるのは、カム200の基礎円上方区域2002が、エンジンブレーキ・ロッカアーム100を時計回りに揺動させ、それによって、アクチュエータ・ピストンが(その伸張位置で)スライドピン310を押し下げ、スライドピンが、また排気弁400を押し下げ、開弁(図1参照)させるからである。カム200が回転して、基礎円下方区域204がカムローラ120と接触すると、アクチュエータ・ピストン141/スライドピン310間には、小さい隙間150が発生し、それにより排気弁400が閉弁できる(図2参照)。
エンジンブレーキ弁の作動がもはや不要となった時には、制御流体供給通路112内の圧力を減圧するか逃がすかして、制御ピストン131を「エンジンブレーキ・オフ」位置に戻す。アクチュエータ・ピストン組み立て体140内の流体は、流体通路105を経て、制御弁130を出て戻される。次いで、システム10が確実動力運転に戻される。
当業者には明らかだろうが、本発明の範囲又は精神を逸脱することなく、本発明の変化形及び変更態様を作製することができる。本発明の位置する範囲を逸脱することなしに、例えば、排気ロッカアーム500は吸気ロッカアームとして実現できようし、エンジンブレーキ・ロッカアーム100は、補助吸気弁動作を得るために使用できよう。更に、本発明の種々の実施例は、エンジンブレーキ・ロッカアーム100を付勢する手段を有していても有していなくてもよく、付勢手段は、ばねの異なる配向を利用して実現してもよい。本発明の既述の実施例に対するあれこれの変更態様は、本発明の意図する範囲を逸脱することなく作製することができる。

Claims (13)

  1. エンジンブレーキ用のエンジン排気弁を作動させるシステムにおいて、該システムが、
    制御流体供給通路(112)を有するロッカアーム軸(110)と、
    前記ロッカアーム軸(110)に揺動可能に取り付けられたエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)とを含み、該エンジンブレーキ・ロッカアームが、ロッカアーム軸(110)周囲に設けられた中心開口と、該中心開口を制御弁(130)に接続する液圧通路(102)と、該制御弁をアクチュエータ・ピストン組み立て体(140)に接続する流体通路(105)とを有しており、前記システムが、また、
    第1と第2のエンジン排気弁(400,450)間に延びる弁ブリッジ(300)と、
    前記弁ブリッジ(300)内に配置されたスライドピン(310)とを含み、該スライドピンが第1エンジン排気弁(400)と接触し、しかも、アクチュエータ・ピストン組み立て体(140)がスライドピン(310)と接触しており、前記システムが、更に、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)に対しエンジンブレーキ動作を生じさせるカム(200)と、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)をカム(200)と接触するように付勢するばね(124)とを含む、エンジンブレーキ用のエンジン排気弁を作動させるシステム。
  2. 更に、前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)に隣接してロッカアーム軸(110)に揺動可能に取り付けられた排気ロッカアーム(500)と、
    前記排気ロッカアーム(500)に主排気弁動作を生じさせるためのカム(210)とを含む、請求項1記載のシステム。
  3. 更に、前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)の後端の固定されたプレート(122)を含み、該プレートが、ばね(124)の端部を受容する中央隆起部(123)と、前方タブ(125)と、2つの側方タブ(127)とを含み、前記タブ(125,127)がエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)の対応スロットに係合する、請求項2記載のシステム。
  4. 更に、前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)と前記ロッカアーム軸(110)との間に配置されたブッシュ(115)を含み、該ブッシュが、スロット(116)と、液圧通路(102)に整合するポート(118)とを有する、請求項3記載のシステム。
  5. 前記アクチュエータ・ピストン組み立て体が、
    エンジンブレーキ・ロッカアームに設けられた孔内に配置されたスライド可能なアクチュエータ・ピストン(141)を含み、該アクチュエータ・ピストンが中空の内部を有しており、前記組み立て体が、また
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)を貫通してアクチュエータ・ピストン(141)の中空内部へ延びる隙間調整ねじ(142)を有し、該隙間調整ねじが底端部に拡径部を有しており、前記組み立て体が、更に、
    前記アクチュエータ・ピストン(141)の中空内部の上方部分に固定されたカラー(143)と、
    前記カラー(143)と隙間調整ねじ(142)の底端部の拡径部との間に配置されたばね(144)とを含む、請求項4記載のシステム。
  6. 前記制御弁が、
    内部通路(132)を有する制御弁ピストン(131)と、
    前記制御弁ピストン(131)をエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)内へ押し込むように付勢するばね(133,134)とを含む、請求項5記載のシステム。
  7. 前記スライドピン(310)が中間部に肩を有し、前記弁ブリッジ(300)が、スライドピンの肩に対応する肩を有する孔を含む、請求項6記載のシステム。
  8. 更に、前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)の後端に固定されたプレート(122)を含み、該プレートが、ばね(124)の一端を受容する中央隆起部(123)と、前方タブ(125)と、2つの側方タブ(127)とを含んでおり、該タブ(125,127)がエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)の対応スロットに係合する、請求項1記載のシステム。
  9. 更に、エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)とロッカアーム軸(110)との間に配置されたブッシュ(115)を含み、該ブッシュが、スロット(116)と、液圧通路(102)に整合するポート(118)とを有する、請求項1記載のシステム。
  10. 前記アクチュエータ・ピストン組み立て体が、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアームに設けられた孔内に配置されたスライド可能なアクチュエータ・ピストン(141)を含み、該アクチュエータ・ピストンが中空内部を有しており、前記組み立て体が、また、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)を貫通してアクチュエータ・ピストン(141)の前記中空内部内へ延びる隙間調整ねじ(142)を含み、該隙間調整ねじが底端部に拡径部を有しており、前記組み立て体が、更に、
    前記アクチュエータ・ピストン(141)の中空内部の上方部分に固定されたカラー(143)と、
    前記カラー(143)と隙間調整ねじ(142)の底端部の前記拡径部との間に配置されたばね(144)とを含む、請求項1記載のシステム。
  11. 前記制御弁が、
    内部通路(132)を有する制御弁ピストン(131)と、
    前記制御弁ピストン(131)をエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)内へ押し込むように付勢するばね(133,134)とを含む、請求項1記載のシステム。
  12. 前記スライドピン(310)が、中間部に肩を含み、前記弁ブリッジ(300)が、スライドピンの肩に対応する肩を有する孔を含む、請求項1記載のシステム。
  13. エンジン弁作動用のシステムにおいて、
    制御流体供給通路(112)を有するロッカアーム軸(110)と、
    前記ロッカアーム軸(110)に揺動可能に取り付けられた排気ロッカアーム(500)と、
    前記排気ロッカアーム(500)に主排気弁動作を生じさせるためのカム(210)と、
    前記排気弁ロッカアーム(500)と第1及び第2エンジン弁(400,450)との間に配置された弁ブリッジ(300)と、
    前記弁ブリッジ(300)内に配置されたスライドピン(310)とを含み、該スライドピンが第1エンジン弁に接触しており、前記システムが、また、
    前記排気ロッカアーム(500)に隣接してロッカアーム軸(110)に揺動可能に取り付けられたエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)を含み、該エンジンブレーキ・ロッカアームが、中心開口と、該中心開口を制御弁(130)に接続する液圧通路(102)と、該制御弁をアクチュエータ・ピストン組み立て体(140)に接続する流体通路(105)とを有しており、しかも、該アクチュエータ・ピストン組み立て体が、スライドピン(310)に接触するようにされたアクチュエータ・ピストン(141)を含んでおり、前記システムが、更に、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)とロッカアーム軸(110)との間に配置されたブッシュ(115)を含み、該ブッシュが液圧通路(102)と整合するポート(118)を有しており、前記システムが、更にまた、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)にエンジンブレーキ動作を生じさせるためのカム(200)と、
    前記エンジンブレーキ・ロッカアーム(100)の後端に固定されたプレート(122)と、
    前記プレート(122)に接触し、かつ前記カム(200)と接触するようにエンジンブレーキ・ロッカアーム(100)を付勢するばね(124)とを含む、エンジン弁作動用のシステム。
JP2012507188A 2009-04-27 2009-04-27 専用ロッカアーム式エンジンブレーキ Active JP5508520B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2009/041814 WO2010126479A1 (en) 2009-04-27 2009-04-27 Dedicated rocker arm engine brake

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012525523A true JP2012525523A (ja) 2012-10-22
JP5508520B2 JP5508520B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=43032419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012507188A Active JP5508520B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 専用ロッカアーム式エンジンブレーキ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8851048B2 (ja)
EP (1) EP2425105B1 (ja)
JP (1) JP5508520B2 (ja)
KR (1) KR101501039B1 (ja)
CN (1) CN102414403B (ja)
BR (1) BRPI0905084B1 (ja)
RU (1) RU2496011C2 (ja)
WO (1) WO2010126479A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018503025A (ja) * 2015-01-21 2018-02-01 イートン コーポレーションEaton Corporation エンジンブレーキ用ロッカーアームアセンブリ
JP2021530647A (ja) * 2018-07-16 2021-11-11 ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド エンジンブレーキおよびロストモーション排気バルブ開放を組み合わせたシステムおよび方法

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010008928A1 (de) * 2010-02-23 2011-08-25 Schaeffler Technologies GmbH & Co. KG, 91074 Hubkolbenbrennkraftmaschine mit Motorbremsung durch Öffnen der Auslassventile
CN102588030B (zh) * 2011-01-05 2016-08-10 上海尤顺汽车部件有限公司 发动机的辅助气门驱动机构
KR101569663B1 (ko) * 2011-05-26 2015-11-17 자콥스 비히클 시스템즈, 인코포레이티드. 엔진 밸브 작동을 위한 주 및 보조 로커 암 조립체
GB201211534D0 (en) * 2012-06-29 2012-08-08 Eaton Srl Valve bridge
CN102828837B (zh) * 2012-09-10 2015-12-30 浙江亿日气动科技有限公司 一种应用辅助凸轮驱动的框架式气门执行装置
CN204961000U (zh) 2012-09-24 2016-01-13 雅各布斯车辆系统公司 带有自动复位的集成失动式摇臂制动器系统
CN102937041A (zh) * 2012-11-23 2013-02-20 中国第一汽车股份有限公司 一种能实现发动机制动功能的摇臂体
CN103334840B (zh) * 2013-06-03 2016-04-06 浙江亿日气动科技有限公司 电动发动机制动气门执行装置
CN103397923B (zh) * 2013-08-15 2016-03-02 湖北广奥减振器制造有限公司 一种压缩释放发动机制动装置
DE102013015499A1 (de) * 2013-09-19 2015-03-19 Man Truck & Bus Ag Vorrichtung und Verfahren zum Betätigen zumindest eines Auslassventils einer ventilgesteuerten Brennkraftmaschine
WO2015120897A1 (en) * 2014-02-14 2015-08-20 Eaton Srl Rocker arm assembly for engine braking
EP3155241B1 (en) * 2014-06-10 2020-02-26 Jacobs Vehicle Systems, Inc. Linkage between an auxiliary motion source and a main motion load path in an internal combustion engine
WO2016011150A1 (en) * 2014-07-15 2016-01-21 Jacobs Vehicle Systems, Inc. Pushrod assembly
EP3189218B1 (en) 2014-09-04 2020-01-01 Jacobs Vehicle Systems, Inc. System comprising a pumping assembly operatively connected to a valve actuation motion source or valve train component
WO2016041600A1 (en) * 2014-09-18 2016-03-24 Eaton Srl Rocker arm assembly for engine braking
CN104251147A (zh) * 2014-09-24 2014-12-31 中国第一汽车股份有限公司 一种独立凸轮式发动机制动装置
US10415101B2 (en) 2015-04-30 2019-09-17 Monsanto Technology Llc Methods for producing canola plants with clubroot resistance and compositions thereof
BR112017024460A2 (pt) 2015-05-18 2018-07-24 Eaton Srl conjunto de balancim de válvula de exaustão
USD808872S1 (en) 2015-09-11 2018-01-30 Eaton S.R.L. Rocker arm for engine brake
USD839310S1 (en) 2015-09-11 2019-01-29 Eaton Intelligent Power Limited Valve bridge
USD801895S1 (en) * 2015-09-22 2017-11-07 Saf-Holland, Inc. Brake torque plate
US10006317B2 (en) * 2015-09-29 2018-06-26 Caterpillar Inc. Valve actuation system
DE102015016526A1 (de) * 2015-12-19 2017-06-22 Daimler Ag Verfahren zum Betreiben einer Hubkolben-Verbrennungskraftmaschine
US10794242B2 (en) 2016-03-14 2020-10-06 Volvo Truck Corporation Device for controlling at least one valve in an internal combustion engine
CN109661507B (zh) 2016-06-25 2021-04-16 伊顿智能动力有限公司 气门总成
US10907514B2 (en) * 2016-06-25 2021-02-02 Eaton Intelligent Power Limited Valve train assembly
JP6782848B2 (ja) * 2016-08-31 2020-11-11 ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド 取り外し可能なバルブブリッジおよびそれを含むバルブ作動システム
AT519946B1 (de) * 2017-05-08 2019-07-15 MAN TRUCK & BUS OESTERREICH GesmbH Ventiltriebhebel
CN107143394B (zh) * 2017-05-27 2023-05-12 东风商用车有限公司 一种商用车重型柴油机分体式摇臂制动机构
DE102017009535A1 (de) * 2017-10-13 2019-04-18 Daimler Ag Ventiltrieb für eine Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeugs
US11506092B2 (en) 2017-12-04 2022-11-22 Eaton Intelligent Power Limited Engine brake rocker arm having biasing configuration
CN108661745B (zh) * 2018-07-10 2023-11-21 浙江黎明智造股份有限公司 一种电磁控制式发动机制动装置
US11566544B2 (en) 2018-08-09 2023-01-31 Eaton Intelligent Power Limited Rocker arm assembly with lost motion spring
EP3833855A1 (en) 2018-08-09 2021-06-16 Eaton Intelligent Power Limited Deactivating rocker arm having two-stage latch pin
CN109372608B (zh) * 2018-11-27 2024-03-01 浙江黎明智造股份有限公司 一种电磁控制式发动机制动装置
CN113474540B (zh) 2019-01-24 2023-09-01 伊顿智能动力有限公司 具有用于汽缸停用和引擎制动构型的间隙管理的摇臂组件
CN109899162B (zh) * 2019-03-19 2022-04-26 潍柴动力股份有限公司 一种排气制动系统及发动机
US11434836B2 (en) 2019-08-05 2022-09-06 Jacobs Vehicle Systems, Inc. Combined positive power and cylinder deactivation operation with secondary valve event
CN110344909B (zh) * 2019-08-16 2024-04-26 浙江黎明智造股份有限公司 一种电动式发动机制动装置
US10876438B1 (en) 2019-08-29 2020-12-29 Zhejiang Liming Intelligent Manufacturing Co., Ltd. Braking device for electric engine
US11242774B2 (en) * 2019-09-20 2022-02-08 Caterpillar Inc. Rocker assembly with a hydraulic lash adjuster
DE102019008860A1 (de) 2019-12-19 2021-06-24 Daimler Ag Ventilbetätigungseinrichtung zum Betätigen wenigstens zweier Gaswechselventile einer Verbrennungskraftmaschine, Verfahren zum Betreiben einer solchen Ventilbetätigungseinrichtung und Verbrennungskraftmaschine
DE102019008969B4 (de) * 2019-12-20 2023-11-02 Daimler Truck AG Ventilbetätigungseinrichtung für eine Verbrennungskraftmaschine sowie Verfahren zum Betreiben einer solchen Ventilbetätigungseinrichtung
CN112065525B (zh) * 2020-09-09 2021-11-19 潍柴动力股份有限公司 一种摇臂机构及发动机总成
DE102021001427A1 (de) 2021-03-17 2022-09-22 Daimler Truck AG Ventiltrieb für eine Verbrennungskraftmaschine, insbesondere eines Kraftfahrzeugs, sowie Verbrennungskraftmaschine für ein Kraftfahrzeug
DE102021005258A1 (de) 2021-10-21 2023-04-27 Daimler Truck AG Ventilbetätigungsvorrichtung für einen Ventiltrieb einer Verbrennungskraftmaschine
DE102021005714A1 (de) 2021-11-18 2023-05-25 Daimler Truck AG Ventiltrieb für eine Verbrennungskraftmaschine, insbesondere eines Kraftfahrzeugs, Verbrennungskraftmaschine sowie Kraftfahrzeug

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6386160B1 (en) * 1999-12-22 2002-05-14 Jenara Enterprises, Ltd. Valve control apparatus with reset

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4132196A (en) 1975-10-02 1979-01-02 Toledo Stamping & Manufacturing Company Rocker arm
US4473047A (en) * 1980-02-25 1984-09-25 The Jacobs Mfg. Company Compression release engine brake
EP0736672B1 (de) 1995-04-04 1998-04-08 Steyr Nutzfahrzeuge Ag Verfahren zur Motorbremsung mit einem 4-Takt-Verbrennungsmotor
US6000374A (en) * 1997-12-23 1999-12-14 Diesel Engine Retarders, Inc. Multi-cycle, engine braking with positive power valve actuation control system and process for using the same
US5975251A (en) 1998-04-01 1999-11-02 Diesel Engine Retarders, Inc. Rocker brake assembly with hydraulic lock
US6732686B1 (en) * 1999-01-27 2004-05-11 Diesel Engine Retarders, Inc. Valve opening mechanism
JP2002541382A (ja) * 1999-04-14 2002-12-03 ディーゼル エンジン リターダーズ,インコーポレイテッド 正動力中に、バルブ・リフト及びバルブ・タイミングを修正するための排気及び吸気ロッカアーム組立体
US6394067B1 (en) 1999-09-17 2002-05-28 Diesel Engine Retardersk, Inc. Apparatus and method to supply oil, and activate rocker brake for multi-cylinder retarding
US6474296B2 (en) * 2000-12-19 2002-11-05 Caterpillar Inc. Lash adjustment for use with an actuator
DE10349641A1 (de) 2003-10-24 2005-05-19 Man Nutzfahrzeuge Ag Motorstaubremsvorrichtung einer 4-Takt-Hubkolbenbrennkraftmaschine
SE526636C2 (sv) * 2004-02-23 2005-10-18 Volvo Lastvagnar Ab Avgasventilmekanism för en förbränningsmotor
CN1985072B (zh) * 2004-05-06 2013-03-27 雅各布斯车辆系统公司 用于发动机气门致动的主和偏置致动摇臂
EP2137386B1 (en) * 2007-03-16 2012-09-26 Jacobs Vehicle Systems, Inc. Engine brake having an articulate rocker arm and a rocker shaft mounted housing
CN101131110A (zh) * 2007-09-14 2008-02-27 中国重汽集团济南技术中心有限公司 排气门制动装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6386160B1 (en) * 1999-12-22 2002-05-14 Jenara Enterprises, Ltd. Valve control apparatus with reset

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018503025A (ja) * 2015-01-21 2018-02-01 イートン コーポレーションEaton Corporation エンジンブレーキ用ロッカーアームアセンブリ
JP2021530647A (ja) * 2018-07-16 2021-11-11 ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド エンジンブレーキおよびロストモーション排気バルブ開放を組み合わせたシステムおよび方法
JP7182687B2 (ja) 2018-07-16 2022-12-02 ジェイコブス ビークル システムズ、インコーポレイテッド エンジンブレーキおよびロストモーション排気バルブ開放を組み合わせたシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
RU2496011C2 (ru) 2013-10-20
US8851048B2 (en) 2014-10-07
EP2425105A1 (en) 2012-03-07
BRPI0905084B1 (pt) 2020-08-11
EP2425105B1 (en) 2014-07-23
KR20120011311A (ko) 2012-02-07
CN102414403A (zh) 2012-04-11
CN102414403B (zh) 2015-09-09
WO2010126479A1 (en) 2010-11-04
KR101501039B1 (ko) 2015-03-10
BRPI0905084A2 (pt) 2015-06-30
JP5508520B2 (ja) 2014-06-04
RU2010116899A (ru) 2011-11-10
EP2425105A4 (en) 2012-11-28
US20120048232A1 (en) 2012-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5508520B2 (ja) 専用ロッカアーム式エンジンブレーキ
US7823553B2 (en) Engine brake having an articulated rocker arm and a rocker shaft mounted housing
US8528508B2 (en) Individual rocker shaft and pedestal mounted engine brake
JP5350235B2 (ja) 可変弁作動装置及びエンジンブレーキ
EP1733125B1 (en) Valve bridge with integrated lost motion system
US20100108007A1 (en) Rocker shaft mounted engine brake
US8991350B2 (en) Reset type rocker braking method and device
KR20070070013A (ko) 부분 사이클 블리더 브레이크를 위한 방법 및 시스템
US8516984B2 (en) Lost motion variable valve actuation system with valve catch piston
US9353654B2 (en) Fixed chain type engine braking device
JP2007537396A (ja) エンジン・バルブ作動用のロッカー・アーム・システム
CN201666172U (zh) 用于作动发动机气门的系统
US11619149B2 (en) Compact engine brake with pressure-control reset

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5508520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250