JPH0250404A - チップ状インダクタ - Google Patents

チップ状インダクタ

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JPH0250404A
JPH0250404A JP20128088A JP20128088A JPH0250404A JP H0250404 A JPH0250404 A JP H0250404A JP 20128088 A JP20128088 A JP 20128088A JP 20128088 A JP20128088 A JP 20128088A JP H0250404 A JPH0250404 A JP H0250404A
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JP
Japan
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core
coil
electrodes
electrode
rising
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JP20128088A
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Shigeo Hara
茂雄 原
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Koa Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、例えばビデオテープレコーダ、テレビ、フロ
ッピーディスクドライブ等の電子回路の面実装部品とし
て用いられるチップ状インダクタに関する。
(従来の技術) 従来この種チップ状インダクタとしては、実開昭59−
152714号公報に記載されているように、金属板を
切起して相対する電極を形成し、この電極間にコイルを
捲回したドラム型コアを挿入しこのコアの両端面に前記
電極を当着しコアの端面と電極間に前記コイルの端部を
挿入し電極の下面を除く全体をモールド材中に埋設した
チップ状インダクタの構造が知られている。
また実開昭60−156715号公報に記載されている
ように、コイルを捲回したドラム状コアの両端面から軸
方向にリード線を突出させ、このリード線のコアに近い
基部にコイルを接続しこのコイル接続部よりも外方のリ
ード線を潰して巾広部を形成し、前記コイルを捲回した
コアと、このコイルとリード線との接続部を一体にモー
ルド材中に埋設し、両端のリード線の広巾部をコアに沿
わせて屈曲させたチップ状インダクタの構造が知られて
いる。
(発明が解決しようとす゛るi!!題)上述の実開昭5
9−152714号公報に記載のチップ状インダクタは
、コアの端面に電極が接し、しかもコアの端面に位Mt
jる電極の面積が広いから、コイルによって生ずる磁束
の一部の漏洩磁束が電極と鎖交する石が多く、インダク
タのQ値の減少が大きくなるという問題がある。
また、実間!+11160−156715号公報に記載
のチップ状インダクタは、コアの端面からリード線を引
出し、コアの他面から離間した位置でリード線を潰して
電極としているため電極がコアから111IIlシ、か
つその面積も小さいから漏洩磁束の鎖交によりQ値が減
少するという問題は一応解決されているが、リード線を
潰して平板電極としているので、製造工程が煩雑で電穫
幅には限界があり、電極寸法精度のばらつきが大きく、
また電極の強度と半田付は性が悪いという問題がある。
本発明の目的は、Q値が大きく寸法精度のばらつきが少
なく製造が簡易なチップ状インダクタを提供するもので
ある。
(発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明のチップ状インダクタは、胴部にコイルが捲回さ
れたドラム型コアと、前記コイル捲回部を覆った保護層
と、前記コアの両端面より軸方向に突出され前記コイル
の両端が夫々接続された一対のリード端子と、前記コア
の両端面に臨ませて夫々立上らせ上端に形成した係合部
に前記リード端子が前記コアの端面より離間した位置で
係合され接続される立上り電極部を夫々形成した一対の
電極片と、前記コイルを捲回したコアとリード端子およ
び一対の電極片の立上り電極部とを一体に埋設したモー
ルド体とよりなるものである。
(作用) 本発明のチップ状インダクタを電極片によって電子回路
に接続し、コイルに通電すると、コイルによって生°す
る磁束の一部がコアの両端面から漏洩するが、リード線
と電極の接続部はコアの端面から離間ししかも電極部は
その上端の係合部がリード線を支持するだけの小面積で
あるため、コアの端面に臨ませた電極部面積を少くし、
漏洩磁束が電極部と鎖交する面積を少くし、高いQ値が
得られる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図ないし第4図によって説明す
る。
1はドラム型コアで胴部2と両端のフランジ部3とより
なり、胴部2にはコイル4が捲回され、夫々のフランジ
部3の端面中心に形成された凹所にリード端子5の端部
が挿入されI!@剤6で固定され、リード端子5はフラ
ンジ部3の中心から軸方向に突設されている。さらに、
前記コイル4の両端はrIA部2から引出され引出部7
は7ラン2部3を跨いでリード端子5の基部に捲回され
半田付けによってリード端子5に固着接続されている。
さらに、胴部2に捲回されたコイル4の外周は、ポリブ
タジェン等の弾性樹脂で被覆され保護層16が形成され
ている。
また8は半田メツキされた金属板よりなる電極片で、細
長板を屈曲して平面電極部9と巾を狭くした内側の立上
り電極部10と外側の立上り電極部11が形成され、内
側の立上り電極部10の上端には切欠凹所にて形成した
係合部12が形成されこの係合部12に前記リード端子
5がコア1の端面から離間した位置で係合支持され、半
田付けまたはレーザによって溶着固定されて接続されて
いる。
またコイル4を捲回したコア1及びリード端子5、内側
の立上り電極部10よりなる全体をエポキシ等の熱硬化
性樹脂よりなるモールド体13中に埋設し、電極片8の
平面電極部9と外側の立上り電極部11をモールド体1
3より露出させておく。
上記実施例のチップ状インダクタを、モールド体13の
下面にまたは側面に露出した電極片8の平面電極部9ま
たは側面の立上り電極部11を電子回路に半田付けによ
って実装し、コイル4に通電すると、コイル4によって
生ずる磁束の一部がコア1の両端から漏洩するが、リー
ド端子5と電極片8の接続部はコア1の端面から離間し
、かつ]ア1の端面に臨ませた電Ii郡10の面積は小
さくすることができるから漏洩磁束の鎖交によるQ値の
低下が少い。
また、電極片8は半田メツキ金属板の切起しよりなるた
めリード端子5との半田付は並に回路基板への半田付け
が良好になり、折り曲げ強度も大となる。また、電極片
8の形状も金属板の切起しにより一定の形状のものが得
られ、さらに、電極片8、電極部10、係合部12の形
成は金属板の一加■によって一挙に形成され均一でばら
つきのない形状のものが一挙に形成される。
次に本発明のチップ状インダクタの!In方法を第5図
ないし第11図によって説明する。
(1)第5図に示すように、帯状金属板(フープ材)に
半田メツキを施した細長金属板14の長さ方向に適当間
隔で多数の窓孔15をエツチングまたプレスによって穿
けるとともに、この隣接窓孔15゜15間に巾方向に相
対して細長金属板14の巾方向を長さ方向とした電極片
8,8が形成される。電極片8,8は金属板14の巾方
向の両端側よりも内方に向って面積が小面積となるよう
に内側の電極部10、10が形成されこの電極部10.
10の互いにつき合わされた内端縁の中央に夫々係合部
12.12が形成される。
(2)次に第6図に示すように、曲げ加工によって、電
極片8,8を途中から屈曲させて小面積部分を相対して
立上らせて上端に係合部12.12を有する内側の立上
り電極部10.10とこの立上り電極部10.10の下
端に連続した平面電極部9.9を形成する。
(3)  別に、端面軸方向にリード端子5.5を突設
したフランジ部3を有するコア1の胴部2にコイル4を
捲回し、このコイル4の両端引出部7を夫々前記リード
端子5,5の基部に捲着し半田付けまたはレーザでリー
ド端子5.5と接続しておく。さらに、前記コア1の胴
部2に捲いたコイル4の外周部をポリブタジェン等の弾
性樹脂で被覆し保護層16を形成する。
そして第7図に示すように、金属板14より立上らせた
一対の電極片8,8の相対する内側の立上り電極部10
.10の係合部12.12にコア1より突出したリード
端子5.5をコイル4の接続部の外側で係合させ、電極
片8の内側立上り電極部10とリード端子5とを半田付
けまたはレーザで固定して接続する。
(4)  次に第8図に示すように、リード端子5゜5
を立上り電極部10.10との1妄続部の近くで切断す
る。
(5)次に第9図に示すように、細長金属板14上で電
極片8に固定したコア1全体を図示されない囲枠で囲み
エポキシ等の熱硬化性樹脂のモールド材を注入し樹脂を
硬化させた後囲枠を外すと電極片8の下面を除いて全体
がモールド体13に埋設される。
(6)  次に第10図に示すようにモールド体13に
公称インダクタンス等の記号17を捺印する。なお前回
のモールド時に同時に記号17を成型してもよい。
次に電極片8の外端基部を細長金属板14から切り離し
て個々のチップ体18に分離する。
(υ 次に第11図に示すように、モールド体13の両
側に突出した電極片8をモールド体13に沿わせて上方
に折り曲げ外側立上り電極部11を形成する。なお電極
片8は途中から外側に折り曲げ外端をモールド体13の
底部に沿って折り曲げて平面電極部を形成してもよい。
チップ体18は数層立方の微細面実装部品であるからテ
ーピングによって長尺に連続させておく。
(発明の効果〕 本発明によれば、コアの端面より突設したリード端子に
コアの端面より離面して電極部を接続し、さらにリード
端子は電極部上端に形成した係合部に係合させて接続し
たからコアの端面に臨ませた電極部の面積を小さくする
ことができることから、コイルで発生し一部コアから漏
洩する漏洩磁束が電極部と鎖交する量を少<LQ値を高
く保つことができる。またリード端子と電極部との接続
部は小さくしかも接続を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチップ状インダクタの一実施例を示す
縦断正面図、第2図は同上斜視図、第3図はモールド体
を除去した側面図、第4図はコアの縦断正面図、第5図
ないし第11図は本考案の実施例に示すチップ状インダ
クタの製造工程説明図である。 1・・コア、2・・胴部、4・・コイル、5・・リード
端子、8・・電極片、11・・立上り電極部、12・・
係合部、13・・モールド体、16・・保′IJ層。 11し耳

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)胴部にコイルが捲回されたドラム型コアと、前記
    コイル捲回部を覆った保護層と、前記コアの両端面より
    軸方向に突出し前記コイルの両端が夫々接続された一対
    のリード端子と、前記コアの両端面に臨ませて夫々立上
    らせ上端に形成した係合部に前記リード端子が前記コア
    の端面より離間した位置で係合されて電気的に接続され
    る立上り電極部を夫々形成した一対の電極片と、前記コ
    イルを捲回したコアとリード端子および一対の電極片の
    立上り電極部とを一体に埋設したモールド体とよりなる
    ことを特徴とするチップ状インダクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4023141A1 (de) * 1990-07-20 1992-01-30 Siemens Matsushita Components Verfahren zum herstellen einer quaderaehnlichen umhuellten induktivitaet zur oberflaechenmontage
JPH06196327A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Taiyo Yuden Co Ltd チップ状インダクタ

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