JPH02503867A - Il‐2レセプター特異的キメラ抗体 - Google Patents

Il‐2レセプター特異的キメラ抗体

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JPH02503867A JP1505043A JP50504389A JPH02503867A JP H02503867 A JPH02503867 A JP H02503867A JP 1505043 A JP1505043 A JP 1505043A JP 50504389 A JP50504389 A JP 50504389A JP H02503867 A JPH02503867 A JP H02503867A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 I L −2レセプタ一特異的キメラ抗体(発明の分野) 本発明は一般的には新規治療薬等を開発するtこめの組換えDNA技術及びモノ クローナル抗体技術の組合せに関し、またより牛等定するとヒトのインターロイ キン2レセプターに1与異的なキメラ抗体の製造及びそのキメラ抗体のT細胞関 連病の治療への応用Gこ関する。
(発明の背景) 哺乳類における免疫応答は外来物質すなわち抗原と1与異的(こ相互作用する2 つのタイプの細胞によって仲介される。そのうちの1つのタイプの細胞、B細胞 は抗体の生産を担う、第2のタイプの細胞、T細胞はB細胞及びT細胞を含むそ の他の巾広し1造血細胞の生体中における機能をコントロールする広範囲な細胞 群を含んでし)る。
T細胞がこのコントロールを行う】つの方法しよ本来T細胞成長因子と命名さ、 れていたインターロイキン2 (IL−2)として知られているリンフ才力イン の生産を介するものである。IL−2の最初の機能はT細胞の刺激及び維持のよ うである。事実、(1くら力九の免疫学者は、IL−2が免疫応答全体の中で中 l已・に(立置すると)言している(参考として引用するファジー(Farra r) 、  J、等、イムノロジカルレヴユ−(Im+auno1. Rev、 )63+129 1.66  (1982)参照)。
この生物学的効果を示すためIL−2は特異的な高親和性膜レセプターと相互作 用する(グリーン(Greene) 、 W、等、“ブロク゛レス・イン・ヘマ トロジ−(Progress in Heamatology) X IV、  E。
ブラウン(Brown) m 、グルン・アンド・スタソトン(Grunean dStatton)版、ニューヨーク(1986)、283 ff)、ヒトのI L−2レセプターはサイズ55kDの1つの鎖を有する複雑な糖タンパク質であ る(レオナード(Leonard)、 W、等、ジャーナル・オブ・バイオロジ カル・ケミストリー(J、 Biol、 CheIm、)  2亙立。
1.872  (1985))、このタンノくり質をコードする遺イ云子番よ単 離されており、かつ21個のアミノ酸から成るシク゛ナルペフ″チドを含む27 2個のアミノ酸を含むペプチドが予想されて(する(レオナード(Leonar d)、 W、等、ネイチャー (Nature)  3土上。
626  (1984)。
ヒトIL−2レセプターの構造及び機能に関する説明の多くしま特異的反応性を 有するモノクローナル抗体の開発によるものである。
特に抗Tacとして知られている1つのモノクローナJし抗体(ウチャマ(Uc hiyasa)等、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、I+smuno1. )126.1393 (1981))は、IL−2レセブクーがT細胞だけでな く卓球マクロファージ群の細胞、肝臓のクツパー細胞、皮膚のランゲルノ\ンス 細胞及びもちろん活性イヒT1i&胞にも検出される事を示した0重要なことは 、他のT細胞、B細胞又は循還マクロファージが一般にIL−2レセプターを有 さなし)ことである(バーマン(Rerrmann)等、ジャーナル・オブ・エ クスベIノメンタル・メデイシン(J、 Exp、 Med、) 162. I IIHI 985))。
また抗Tacモノクローナル抗体はI L−2との相互作用を必要とするリンパ 球の機能を限定するのにも使用され、かつ培養細胞中の細胞毒性サプレッサーT リンパ球の生成を含む種々のT細胞の機能を阻害することを示した。また、抗T acを用いた実験に基づき、現在では種の病気がTel胞による不適当なIL− 2レセプターの発現特に成人のT細胞白血病と関係づけられている。
最近、IL−2レセプターはT細胞関連病への新しし)治療法の理想的標的とな ることが示された。抗Taeモノクローナル抗体番よ、IL−2レセプターを有 する細胞を効果的に除去するために単独又は免疫結合体(例えばリシンA、アイ ソトープ等との)として使用し得る。例えば理論的にこれらのtJ:、薬は病気 に関するIL、−2発現白血病細胞、特定のB細胞又は活性化T細胞を除去する が、必要とされる正常なT細胞免疫応答を保証する成熟正常T細胞及びぞO前駆 体は保持し得る。一般に他のT細胞特異的試薬は基本的に全ての末梢T細胞を破 壊する可能性をもち、この事が治療効果を制限している。全体的に見てIL−2 レセプタ一特異的モノクローナル抗体は、自己免疫病、器官移植及び活性化T細 胞による望ましくない応答の治療への応用が期待し得る。事実、臨床的試みが始 められている(参考として引用するワルドマン(Waldman)、 T、サイ エンス(Science)232,727〜732 (1986)参照)。
残念ながら抗Tacモノクローナル抗体の使用には、特に反復治療において特定 の欠点がある。マウスのモノクローナル抗体ではヒトの補体をうまく固定せず、 一方、ヒトの抗体の場合はより効果的である。
しかし、より重要なことは、抗Tacモノクローナル抗体がヒトの患者に注入さ れたとき抗原となる実質的なマウスのアミノ酸配列を含んでいることである。多 くの研究は、注入されたマウスモノクローナル抗体の非結合部分に対して誘導さ れる患者の免疫応答が強(、基本的に最初の治療後さらにその抗体の治療への使 用を避なければならないことを示した0種々のマウスのモノクローナル抗体が多 数、種々の病気の治療用に開発されることが予想されるので、別のマウスのモノ クローナル抗体による第1及び第2の治療を行った後に、さらにそのような治療 を行うことはそれ自体危険を伴う。
従って、実質的に抗原性が低く、かつ治療用に適した方法で安価に生産される改 良型抗Tacモノクローナル抗体の必要性がある0本(本発明の概要) 本発明はT細胞に関連するヒトの病気の治療に有効な新しい組成物で、抗Tac モノクローナル抗体により結合をうけるエピトープに当るヒトのIL−2レセプ ターに特異的に結合し得るキメラ抗体を含む組成物を提供する。このIL−2キ メラ抗体は2対の軽鎖/重鎖複合体を有し、このうち少なくとも1対はヒトの不 変部セグメントと結合したマウスの可変部を含む鎖を、天然のJ及びDセグメン トの有無にかかわれず存している。
本発明のキメラ抗体又はその結合フラグメントは種々の組換えDNA技術と最終 的なトランスフェクション細胞、好ましくはミエローマ又はバイプリドーマ細胞 などの不朽真核細胞中での発現により生産される。ヒトの免疫グロブリンネ変部 をコードする第1の配列及び目的とするマウスの免疫グロブリン可変又は超可皮 部をコードする第2の配列は有機合成的に、又は適当なcDNA又はゲノムDN Aセグメントを合せることにより作り得る。
このキメラ抗体が放射性核種、リボゾーム阻害タンパク質又は細胞表面で活性を もつ細胞毒性物質と複合体を形成した時、この物質はT細胞関連の病気の治療に 特に有効であろう、これらの化合物は投与様式に依存した、医学的に許容しうる 投与形体で提供され得る。
(図の簡単な説明) 第1図は抗Tac軽鎖のV及びJ領域のDNAコード配列及び推定されるアミノ 酸配列を示している。
第2図は抗Tac重鎖のV及びJ 95域のDNAコード配列及び推定されるア ミノ酸配列を示している。
第3図〜第10図は本発明を説明するのに使用したプラスミドの図である。
第11図はプラスミド中に挿入するV及びJ領域の調製に適した戦略の概要を示 している。
(発明の詳細な説明) 本発明に従かいヒトIL−2レセプター上のエピトープに結合し得るマウス可変 /ヒト不変部キメラ抗体をコードするDNA配列が提供される。これを発現ベク ター、かつ適当な宿主に入れると大量のキメラ抗体が生産され得る。このキメラ 抗体は実質的にATCCに登録され、受理番号CRL9688と命名されている ミエローマ細胞系列によって生産される抗体等の抗Tacモノクローナル抗体の 結合と同様の結合形体又は結合特性(例えば交叉反応性又は阻害性)を有する。
これらのキメラ抗体は例えばヒトの患者のT細胞に関連する病気の治療に有用で ある。
基本的な免疫グロブリン構造単位はテトラマーから成ることが分っている。各テ トラマーは各々1つの“軽鎖(約25kD)及び1つの“重鎖3 (約50〜7 0kD)を有する2対の同じポリペプチド鎖から成り立っている。重鎖のNH1 末端は主に抗原認識を担う約100〜110個のアミノ酸から成る可変部で始ま っている。重鎖のC0OH末端は主にエフェクター機能を担う不変部を形成して いる。
軽鎖はカッパー又はラムダに分類される0重鎖はガンマ、ミュー、アルファ、デ ルタ又はニブシロンに分類され、各々IgG、IgM。
IgA、IgD及びIgEの免疫グロブリンアイソタイプを定義している。
軽鎖及び重鎮の中で可変部及び不変部は約12個又はそれ以上のアミノ酸から成 る“J”領域で結合しており、また重鎮は約12個又はそれ以上のアミノ酸から 成る“D′領領域含んでいる。(一般的には、参考としてここで引用している“ ファンダメンタル イムノロジー(Foundamental Immunol ogy)、ボール(Paul) 、 W、編第7照)。
キメラ抗体とは、その軽鎖及び重鎮遺伝子が異なる種に属する免疫グロブリン遺 伝子から一般的には遺伝子工学により構築される抗体のことである0例えば、マ ウスのモノクローナル抗体の遺伝子の可変(V)セグメントがヒトの不変(C) セグメント、T、及びγコなどに結合される。このように好ましい治療用キメラ 抗体は、他種の哺乳類も使用し得るがマウス抗体由来の°V”又は抗原結合ドメ イン及びヒトの抗体由来の“Co又はエフェクタードメインから成るハイブリッ ドタンパク質である。
ヒトのキメラ抗体は、ヒトの治療に用いる上でマウスの抗体に比べ少なくとも3 つの潜在的利点を有する。
l)エフェクタ一部分がヒトに由来するものであるからヒトの免疫システムの他 の部分とより良く相互作用を起こす(例えば補体依存細胞毒性(CD C)又は 抗体依存細胞性細胞毒性CA D CC’)により、より効率的に標的細胞を破 壊する)。
2)ヒトの免疫システムはこのキメラ抗体のC領域を異物として認識すべきでは ない、この点で、注入されたキメラ抗体に対する抗体応答は全てが外来のマウス 抗体よりも小さいはずである。
3)注入したマウス抗体は正規の抗体に比べその寿命が短かいと報告されている (シラ−(Shaw) 、 D、等、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、  Ismunol、)138.4534−4538  (1987) ) 。
注入したキメラ抗体はヒトの抗体と同様の寿命を有する可能性があり、このこと は、投与量や投与回数の軽減を可能にする。
本発明の1つの特徴は抗Tacモノクローナル抗体の重鎮及び、又は軽鎖の可変 又は超可変領域をコードする組換えDNAセグメントである。一般にこれらのセ グメントをコードするDNAセグメントな不変領域をコードするDNAセグメン トに結合している0発現のため抗Tac軽及び重鎖可変領域(天然において存在 するJfI域と共に)を含むポリペプチド鎖をコードする好ましい可変領域DN A配列を各々第1図及び第2図に示す、コドン縮退及び重大ではないアミノ酸置 換により、以下に述べているようにこれらの配列は容易に他の配列に置換し得る 。
さらに一般的にこれらのDNAセグメントにはこのキメラ抗体コード配列と機能 的に結合した発現コントロールDNA配列が含まれる。この発現コントロール配 列は真核宿主細胞をトランスホーム又はトランスフェクトし得るベクター中の真 核性プロモーターシステムであることが望ましい、一度このベクターが適当な宿 主に組込まれれば、この宿主はそのヌクレオチド配列を高いレベルで発現するの に適する条件下に維持され、望ましい場合は軽鎖、重鎖、軽/重鎖ダイマー又は キメラ抗体自体の採取及び精製が行なわれる。
本来の“成熟”型免疫グロブリンは配列中の1個以上のアミノ酸の欠失、置換、 挿入又は付加によりその長さがいくぶん異なることがより知られている。従って 、両可変及び不変領域は、実質的に自然の変化を受けているが、“実質的には同 一゛であり、なおかつそれら各々の活性を維持し得るものである。ヒトの不変領 域DNA配列は従来法により種々のヒト細胞、好ましくは不朽B細胞から単離し 得る。そのDNA配列源に適した細胞及び発現及び分泌に適した宿主は、アメリ カン タイプ カルチャー コレクション(参考として引用する“カタログ・オ ブ・セル ライング アンド ハイブリドーマ(Catalogue of C e1l Lines and Hybridomas)  ’第5m。
(1985)ロックビル、メリーランド、U、S、A)などの多くの提供源から 入手し得る。
修正を受けた重鎮及び軽鎖も容易に設計され、かつ当分野でよく知られている種 々の組換えDNA技術を用いて製造し得る。例えば、それらの鎖はいくつかのア ミノ酸置換により一次構造レベルで天然の配列から変化し得る。別に、その−次 構造の一部のみ(通常、少なくとも約60〜80%、一般には90〜95%)を 含むポリペプチドフラグメントが生成される。このフラグメントは、より低い免 疫原性を示す1つ以上の免疫グロブリン活性(例えば補体固定活性)を有してい る。特に、多くの遺伝子の様に免疫グロブリン関連遺伝子は各々1つ以上の別個 の生物学的活性を有する別々の機能領域を含むことが注目される。これらは他の 遺伝子(例えば参考としてここに引用する1987年12月15日登録のLl、 S、S、N、132.387にみられる酵素など)由来の機能領域と融合され、 新しい性質を有する融合タンパク質(例えばイムノトキシン類)を生成し得る。
一般に遺伝子の修正は部位指定突然変異誘発等(参考としてここで引用するギル マン(Gi 11ean)及びスミス(Smi th) 、ジーン(Gene)   8. 81 97 (1979)  ;ロバーツ(Roker ts) + S等、ネイチ−? −(Nature)  328.731−734. (19 87) ;及び米国特許第4.703,008号参照)種々の従来技法により容 易に行ない得る0本発明の可変領域をコードする好ましいDNAセグメントは、 一般に第1図及び第2図の配列と実質的に相同的(すなわち低イオン強度かつ高 温条件下でその配列にハイブリダズし得る)で、最も好ましくは少なくとも約9 0〜95%の相同性を存する。
目的とするキメラ抗体を最終的に発現し得る本発明の核酸配列は種々の異なるポ リヌクレオチド(ゲノムDNA又はcDNA、RNA等)及びその成分要素(例 えばV、J、D及びC領域)から、種々の技法を用いて生成し得る。適当なゲノ ム配列を結合することは現在、最も一般的な生成法であるが、cDNA配列も使 用されている(参考としてここで引用しているヨーロッパ特許出願番号第851 02655.8号、第85305604号、第84302368.0号及び第8 5]、15311..4号、及びPCT出願番号第GB 85100392号及 びUS 86102269号参照)。
先に述べたように、本発明のDNA配列(一般的には第1図及び第2図中の配列 に由来する10個のアミノ酸をコードする少なくとも約30個の連続するヌクレ オチド)は、その配列が発現コントロール配列に機能的に結合された後(すなわ ちそのコントロール配列の機能を保証する場所に位置する)、宿主内で発現され る。一般にこれらの発現ベクターはエビソーム又はその宿主の染色体DNAの組 込み部分としてその宿主生物中で複製し、得る。一般に発現ベクターは目的とす るDNA配列でトランスホームされた細胞の検出を可能にする、例えばテトラサ イクリン又はネオマイシン等の選択マーカーを含んでいる(例えば参考としてこ こで引用する米国特許第4.704,362号参照)。
大腸菌は本発明のDNA配列をクローニングするのに特に適した原核性宿主の1 つである。使用に適する他の微生物宿主には枯草菌などのバチルス及びサルモネ ラ(Sal+nonel la)セラチア(Serratia)及び種々のシェ ードモナス(Pseudomonas)種などの他の腸内細菌が含まれる。これ らの原核性宿主の場合、−i的に宿主細胞と適合する発現コントロール配列(例 えば複製オリジン)を含む発現ベクターも作り得る。さらにラクトースプロモー ターシステム、トリプトファン(trp)プロモーターシステム、β−ラクタマ ーゼプロモーターシステム又はラムダファージ由来のプロモーターシステム等多 くのlコ広いプロモーターが存在する。一般にプロモーターは場合によってはオ ペI/−ター配列と共に発現をコンI・ロールし、またこのシステムにはりポゾ ーム結合部位や転写及び翻訳を開始及び完了させる配列が含まれる。
またイーストなどのその他の微生物も発現に使用される。サツカロミセス(Sa ccharomyces)は、3−ホスホグリセレートキナーゼ又は他の解糖酵 素のプロモーター等のプロモーター、及び複製オリジン、終止配列及び必要とさ れるその他の配列等の発現コントロール配列を有する適当なベクターを使用でき る好ましい宿主である。
微生物に加えて哺乳類組織培養細胞も本発明のポリペプチドの生産に使用される (参考としてここで引用するウイネイカー(jlinnacker)  ’フロ ムジーンズトウークローンズ(From Genes t。
C1ones) ’ V CH出版、N、Y、、N、Y、(19B?)参照)。
本来の免疫グロブリンを分泌しうる多(の適当な宿主細胞系列が当分野で開発さ れてきていることがら真核細胞が実際には好ましく、またこれらにはCHO細胞 系列、種々のCO8細胞系列、HeLa細胞、ミエローマ細胞系列その他のもの が含まれるが、形質転換B細胞又はハイプリドーマが特に好ましい、これらの細 胞に対する発現ベクターには複製オリジン、プロモーター、エンハンサ−(参考 としてここで引用するクイーン(Queen)、  C,等、イムノロジカル  レヴユ−(Im+*uno1.  Rev)89. 49 68 (1986) 参照)、及びリボゾーム結合部位、RNAスプライス部位、ポリアデニル化部位 及び転写終止配列などの必須プロセシング情報部位などの発現コントロール配列 を含み得る。好ましい発現コントロール配列は免疫グロブリン遺伝子、SV40 、アデノウィルス、子牛パピローマウィルス等に由来するプロモーターである。
目的とするDNAセグメント(例えば重鎮及び軽鎖コード配列及び発現コントロ ール配列)を含むベクターは宿主細胞のタイプに応じた従来法により宿主細胞に 転移し得る0例えば一般に原核性細胞には塩化カルシウムトランスフェクシッン 法が使用され、一方、他の細胞宿主にはリン酸カルシウム処理が用いられる(一 般的には参考としてここで引用するマニアチス(Maniatts)等、モレキ ュラークローニング:ラボラトリ−マニュアル、コールドスプリングハーバ−プ レス版、(1982)参照)。
発現抜本発明のキメラ抗体全体、そのダイマー、又は個々の軽鎖及び重鎮を、硫 安沈殿、分画カラムクロマトグラフィー、ゲル電気泳動法等を含む、当分野にお ける標準操作に従がい精製し得る(一般にはスコープス(Scopas) 、   R,“タンパク質の精製”スブリンガーバーラグ(Springer−Ver lag)版、N、Y、  (1982)参照)。
部分的又は望ましい程度の均一性までの精製後そのポリペプチドは治療又は検定 操作、免疫蛍光染色法等を開発及び遂行するのに使用される(一般的には“免疫 学的方法”第1巻及び第■巻、レフコヴイッツ(Lefkovits)及びバー ニス (Parnis)編、アカデミツクブレス版、ニューヨーク、N、Y、   (1979及び1981.)参照)。
一般的に本発明のキメラ抗体は個々にT細胞関連の病気の治療に使用し得ること が分るであろう。一般にある病気に関連する細胞がIL−2レセプターを保有す ると同定された場合、このキメラ抗体が適用し得る(参考としてここで引用する “ヒト悪性腫瘍の治療”と題するU、  S、  S、 N、  708570 7参照)。
例えばこの治療に適した典型的病気は、感染病及び心臓、肺臓、腎臓、肝臓等の 器官移植を行ったほとんどの患者が対象となる。その他の病気にはI型糖尿病、 多重硬化症、リューマチ関節炎、ラパス紅斑病及びミアスセニアグラビスが含ま れる。
また本発明の抗体はその病気の原因である細胞上の他のマーカーと反応する他の 抗体、特にヒトキメラ抗体又はヒトモノクローナル抗体と合せて用いられる。例 えば適当なT細胞マーカーには、参考としてここで引用している“第1回国際白 血球分化ワークシ町ツブ”白血球分類、パーナート(Bernard)等線、ス プリンガー・バーラグ(Spr+nger−νerlag)版、N、Y、  ( 1984)で命名されたいわゆる“分化のクラスター”に分類されているものが 含まれる。
またこのキメラ抗体は化学療法薬又は免疫抑制剤と合せて与えられる個別投与組 成物として使用し得る。一般的にこの試薬にはセファロスポリン又はプリンアナ ログ(例えばメソトレキセート、6−メルカプトプリン等)が含まれるが、当分 野でよく知られている多くの付加試薬(例えばシクロホスファミド、サルファ剤 等)も使用される。
本発明の好ましい医薬組成分にはイムノトキシンにおける本キメラ抗体の使用を 含む、イムノトキシンは二つの要素から成り、また特にインビトロ又はインビボ における選択された細胞の殺生に有用である。1つの要素は付着又は吸収された とき通常細胞を殺す細胞毒性剤である。“配合ベヒクル”として知られている第 二の要素はがん腫瘍を含む細胞等の特定のクイ1の細胞へ毒性剤を配合する手段 を提供する。一般にこの2つの成分は種々の従来の化学的手法のいずれかにより 化学的に結合している0例えば細胞毒性剤がタンパク質で、かつ第2の成分がキ メラ抗体など、本来の免疫グロブリンである場合その結合は例えば5PDP、カ ルボジイミド、グルタルアルデヒド等異種二官能性架橋剤によって行なわれる0 種々のイムノトキシン類の生産法はこの分野ではよ(知られており、例えば参考 としてここで引用している“モノクローナル抗体−トキシン結合体:マジックビ ユレットを目脂して”ソーベ(Thorpe)等、臨床医学におけるモノクロー ナル抗体、アカデミツクブレス版、168−190(1982)に見ることがで きる。
種々の細胞毒性剤がイムノトキシンへの使用に適している。細胞毒性剤にはヨウ 素131、インドリウム−90、レニウム−188、及ヒヒスマスー212等の 放射性核種、ビンデシン、メソトレキセート、アドリアマイシン及びシスプラチ ナム等の多くの化学療法薬、及びリボゾーム阻害タンパク賞、アメリカやまごぼ う抗ウイルスタンパク質、アブリン及びリシン(又はそれらのA鎖、ジフテリア トキシンA鎖、シュードモナス外毒素A等)等の細胞毒性タンパク質又はホスホ リパーゼ酵素(例えばホスホリパーゼC)などの細胞表面で活性を示す試薬を含 み得る。(一般的には参考としてここで引用している1キメラトキシン2オルス ネス(Olsnes)及びフィル(Phil) 、7 アーマシューティカル  セラピー(Phar+mac、 Ther、)■、355−381(1,982 >及び“がん検出及び治療のためのモノクローナル抗体ゝパルドウイン(Bal dwin)及びベイヤース(Byers) m、159−179.224〜26 6、アカデミツクブレス版(1985)参照)。
イムノトキシンの配給成分には本発明のキメラ抗体が含まれる。
本来のキメラ免疫グロブリン又はF ab、 F (abz)等のそれらの結合 フラグメントを用いることが望ましい。一般的にこのイムノトキシン中のキメラ 抗体はヒトTgM又はIgGアイソタイプから成るが、望ましい場合は他の哺乳 類の不変領域も使用し得る。
特に本発明のキメラ抗体及びその医薬組成物は非経口的投与すなわち皮下、筋肉 又は静脈注射による投与に有用である。一般に非経口投与用の組成物には許容し 得るキャリヤー、好ましくは水性キャリヤーに溶かした抗体、又はその混合物の 溶液を含んでいる。多くの水性キャリヤーには例えば水、緩衝液、0.4%食塩 水、0.3%グリシン等が使用し得る。これらの溶液は無菌的でかつ一般的には 粒子物質は含まれない。これらの組成物は従来の滅菌法で滅菌される。
この組成物にはpH調整及び緩衝剤、毒性調整剤など適当な生理学的条件に必要 とされる医薬的に許容し得る補助物質、例えば酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム 、塩化カリウム、塩化カルシウム、乳酸す、トリウム等が含まれる。これらの製 剤中の抗体濃度範囲は広く、すなわち約0.5%以下、通常約1%以下から多く とも15又は20%までの範囲にあり、選択される特定の投与様式に従かい主に 液体容積、粘度その他に基ずいて決定される。
筋肉注射用の典型的医薬組成物はINlの無菌緩衝液及び50■の抗体から作ら れる。静脈注射用の典型的組成物は250adの無菌リンゲル液及び150I1 gの抗体から作られる。非経口投与用組成物を調合する方法は当分野ではよく知 られており、またここで参考として引用している“レミントンズ・ファーマシュ ーテイカル サイエンス(Reya:ngton”s Pharsacentj cal 5cience)’第15編、マツク出版社、イーストン、ペンシルバ ニア(1980)などに詳細番こ説明されている。
本発明の抗体の保存には凍結乾燥が用いられ、使用前に適当なキャリヤーで再構 成される。この技術は従来の免疫グロブリンへのを幼性が示されてきており、ま た従来の凍結乾燥及び再構成技術を使用し得る。凍結乾燥及び再構成が種々の程 度の抗体活性の損失を起こしく例えば従来の免疫グロブリンについて言えば、I gM抗体はrgc抗体よりも大きい活性の損失を伴う傾向を持つ)、よってその 使用レベルを調整して補正しなければならないことは当業者に理解されよう。
本発明のヒトキメラ抗体及びその混合物を含む組成物は予防及び、又は治療用に 投与し得る。治療用の組成物は感染及び合併症を数滴又は少なくとも部分的に抑 えるのに十分な量を患者に投与する。これを行うのに適当な量を“医学的有効投 与量”と呼ぶ、この用途に有効な量は感染程度及び患者の自己免疫システムの通 常の状態に依存するが、一般的には投与当り抗体約1■〜約200■の範囲にあ り、また通常は患者当り5〜25■の投与量が使用される。一般に本発明の物質 は致命的又は潜在的に致命的な重病状態に用いられることに注意しなければなら ない、このような場合、外来物質の最小化及び本発明のヒトキメラ抗体によって 起こる“異物′拒絶反応確率の低下の観点から、これらの抗体の実質的に過剰量 の投与は担当の医師によって行なわれるべきである。
予防的用途の場合、本発明の抗体又はこれらの混合物を含む組成物は、まだ病気 になっていない患者に対し、その耐性を増すために投与される。これらの量は“ 予防効果投与量”と呼ばれる。この用途の場合、詳細な量は患者の健康状態及び 免疫の通常レベルに依存するが、一般にその量は投与当り0.1〜25■の範囲 であり、特に、患者当り0,5〜2.5■が用いられる。
本組成物の単−又は多重投与は担当医師によって選択される投与量レベル及び投 与パターンに応じて行なわれる。いずれの場合もこの医薬製剤により患者の効果 的処理に十分な量の本発明の抗体が提供される。
さらに本発明のキメラ抗体はインビトロで巾広い用途を持つ0例えばこのキメラ 抗体はT細胞の分類、特異的IL−2レセプター保有細胞又はこのレセプター断 片の単離、ワクチン調製等に使用し得る。
診断用のキメラ抗体はラベル化されているもの及びラベル化されていないものが 使用される。非ラベル化抗体はヒト免疫グロブリン不変領域に特異的な抗体のよ うなキメラ抗体と反応する別のラベル化抗体(第2抗体)と合せて使用し得る。
一方、このキメラ抗体は直接ラベル化し得る。ラベルには放射性核種、蛍光色素 、酵素、酵素基質、酵素共因子、酵素阻害因子、リガンド(特にハブテン)等巾 広いものが使用される。多くの免疫検定法が使用可能で、これらは当分野でよく 知られているものである。
また細胞活性に対する保護又は細胞活性の検出又は選択された抗原の検出を目的 として本抗体を使用するためのキ7)も提供し得る。
従って本発明の抗体組成物は単独又は目的とする細胞型に特異的な付加的抗体と 合せて通常容器内に凍結乾燥体として提供される。ラベル又はトキシンと結合し た抗体又は未結合の抗体は、トリス、リン酸塩、炭酸塩等のバッファ、安定側、 殺菌側、血清アルブミンのような不活性タンパク質等、及び一連の使用説明書と ともにそのキットに含められる。一般にこれらの物質は活性抗体量の約5%(重 り以下であり、かつ通常抗体濃度の少なくとも約0.001%(重量)の総MN を存している。しばしば活性成分を希釈する不活性な希釈剤又は賦形剤を含むこ とが望ましい、その場合その賦形剤は全組成物の約1〜99%(重量)の範囲で 存在する。キメラ抗体に結合し得る第2抗体をこの検定で使用する場合、通常は これを別のバイアルに入れる。一般にこの第2抗体はラベルと結合しており、か つ先に述べた抗体形体と類似する形体をとっている。
以下の例は説明のためのものであって、制限を意図するものではない。
実験 プラスミドの構築 1、構築は文献(ガルシア(Garcia)、J、 V、等、ネイチャー(Na ture) 322.383−385 (1986):第3図)に報告されてい るプラスミドpKcatH>がら始めた。このプラスミドは時計回りに次の部分 を含んでいる。
a、マウス免疫グロブリン重鎮エンハンサ−(第3図のEX)を含む700bp 断片。
b、マウス免疫グロブリン軽鎖カンバ遺伝子MOPC41とそのプロモーターを 含む1100塩基対(bp)の断片、このプロモーターの転写開始部位から25 bpT流に1つのBgllT部位がある。
C,バクテリアのcAT遺伝子(800bp) 。
d、動物ウィルスSV40由来のスプライシングシグナル及びポリアゾニレ−シ コンシグナル(850bp) 。
e、SV40の複製オリジンを含む部分(700bp) 。
f、Ap−遺伝子及び複製オリジンを含むプラスミドpML](ラスキー(Lu sky)、M及びボッチャン(Botchan)、M−ネイチ+−(Natur e)  293.79−81.2300bp)の5phi部位からEeoR1部 位までを含むプラスミドpBR322の一部分。
2、pKcatHをBglllで切断し、その末端をタレノーポリメラーゼで充 填した。配列GCTCTAGAGCを有するXbaIリンカ−をその充填したB gln部位に挿入し、生成したプラスミドをp Kcat H−Xbaと呼ぶ。
3、  p Kcat H−XbaをXholTで部分消化し、アガロースゲル による分離で全長の線状プラスミド(すなわちXhollにより唯1ケ所で切断 したプラスミド)を単離した。このD N AtcBamHIで切断し、アガロ ースゲルによる分離で5600bpの断片を単離した。
その大きさからこの断片はCAT遺伝子の末端のBa一部位からXhon部位に 相当する(第3図)、この断片を自分自身でライゲーションさせ、生成したプラ スミドをp Kcat H−Xba −B Xと呼ぶ。これはpKcaHに似て いるがBg111部位の代りにXba1部位を有し、かつXholl−BamH I  SV40断片を欠いている(第4図)。
4、  pKcat H−Xba−BXをEcoRIで部分消化し、アガロース ゲルによる分離で全長の線状プラスミドを単離した。このDNAをBamHIで 切断し、2600bpの断片を単離した。この断片はE、の前のEcoR1部位 からBamHI部位までの範囲のものである。文献(ムリガン(Mu ] ]  igan)、R,C,及びバーブ(Berg)、P、プロシーディング・イン・ ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(Pro、  Nat、 Acad 、Sic、)USA、78.20 ? 2−2976  (1980))に報告 されているプラスミドpsVgPjをEcoRI及びBa蒙HIで切断し、その 大きい方のEcoRI−BamHI断片をpKcat H−Xba−BX由来の EcoRI−BasHI断片とライゲージロンした。生成したプラスミドをpS V2gp t−E、−にと呼ぶ(第5図)。
5、 プラスミドI)SV2neo  (サザン(Southern) 、P、   J−及びバーブ(Berg) 、Pジャーナル・オブ・モレキュラーアンド アプライドジェネティクス(J、 Mo1. Appl、Genet、 >   1.327−341 (1982))をEcoRI及びBamHIで切断し、そ の大きい方のEcoRI −BaIIHI断片を(4)で用いたpKcat)( −X ba −B X由来の同様のEcoRI −Ba*HI断片にライゲーシ ョンした。生成したプラスミドをp SV 2nao −EH−にと呼ぶ。
これはp SV 2gpt −EH−にと似ているがGpt遺伝子の代りにNe o遺伝子を含んでいる。
6、  pSV2gpt −Ew−KをXbal及びBaa+HIで切断し、そ の末端をクレノーポリメラーゼで充填した。クローン化したヒトに不変セグメン ト遺伝子の断片(ヒーター(Hieter) 、  P、 A、等、セル(Ce ll) 、22.197−207 (1980))はコード領域の336b9上 流のHindI[1部位からコード領域の下流的800bpのところにあるXb a1部位までに相当し、これを単離精製後、その末端を充填した。これら2つの 断片をライゲーションし、ついで第2の断片のHind111部位がXba1部 位に結合し、かつ第2の断片のXba1部位がBam81部位に結合したプラス ミドを選択した。これらの制限部位の配列からこの生成物にはXba1部位及び Bam1−(1部位が再生される。この新しいプラスミドをpVt 1と呼ぶ( 第6図)。
7、 クローン化した抗Tac軽鎖遺伝子のVJ領領域含むXbal断片をイン ビトロ突然変異誘発により調製した(以下参照)。pVに1をXbaIで切断し 、ホスホアターゼで処理後、先のXba■断片をとライゲーションした。VJ領 領域下流のC領域と同じ向きで含むプラスミドを選択し、これをpLTAC2と 呼んだ(第7図)。
8、  psV2neo −Es−KをXbal及びBa、mHIで切断し、そ の末端をタレノーポリメラーゼで充填した。ヒトのCγ1遺伝子を含む2800 bpの断片をファージHG3A(!シコン(Ellison)、この断片はCH Iエクソンから210bp上流のP vu H8位からCH3エクソンの約11 (10bp下流のpvur1部位に相当し、その末端を充填した。これら2つの 断片をライゲーションし、第2断片のHindI11部位がXbaI部位に結合 し、かつ第2断片のpvu■部位が13amH1部位に結合しているプラスミド を選択した。これら制限部位の配列からこの生成物にはXba1部位及びBam H1部位が再生される。この新しいプラスミドをpV71neoと呼ぶ(第8図 )。
9、  pSV2neo −Ew−KをXbal及びBamHIで切断し、その 末端をタレノーポリメラーゼで充填した。CHIエクソンから210bP上流の HindII[部位からCH3エクソンから約1100bp上下流Pvullま でに相当し、その末端を充填したヒトcγ3遺伝子を含む3600bpの断片( タカハシ(Takahasbi)、N9等、セル(Ce11)  29,671 −679 (1982))を精製した。
2つの断片をライゲーションし、ついで第2断片のH3ndI[1部位がXba T部位に結合し、かつ、第2断片のPvu11部位がBamHIに結合したプラ スミドを選択した。これらの制限部位の配列からこの生成物はXbaT部位及び BamHI部位を再生する。この新しいプラスミドをpVr3neoと呼ぶ、こ のプラスミドはC10の代りにC10を有すること以外は1)Vrlneoと同 じである。
10、クローン化した抗Tac重鎖遺伝子のVJ領領域含むXbal断片をイン ビトロの突然変異誘発で調製した(以下参照)。
pVr1 neoをXbarで切#7i後、ホスファターゼで処理してがら先の Xbal断片をライゲージタンした。そのV J SN域が下流のC領域と同じ 配向のプラスミドを選択し、これをpHTACと呼ぶ。
11、別に3個のプラスミドを各々pVy Ineo 、 pVr 3neo及 びpHTACから調製し、これらを各々pVr 1、pVr3及びpGTACl と呼んだ、各々の場合、元のプラスミドを旧nd m及びBamHlで切断し、 その大きい方の旧ndm−BamHI断片を精製した。Hyg遺伝子を含むプラ スミドpXBohph(DXHlemann) 、H,モレキュラー・アンド・ セルラー・バイオロジー(Mo1. Ce11. Biol、 )土、2929 −2931(1,984))を旧nd 1!及びBa5HIで切断し、T(yg を含む1.600bp断片を精製した0元のプラスミドに由来する断片を各々p  X bohph断片にライゲーションした。pVr1を第9図に、そしてp  GTA C1を第10図に示した。
1.2.pHTACをXbalで切断し、重鎖V 、J領域を含む小さい方のX bal断片を精製した。pVr3をXbalで切断し、ホスファターゼで処理後 、先の小さい方のXbal断片とライゲーションした。
VJ領領域以下のC領域と同じ配向のプラスミドを選択し・pGTA、C3と呼 んだ、これはpGTAclと同様であるがC10の代りにC10を含んでいる。
(軽鎖及び重鎖cDNAのクローニング)mRNAをグアニジンイソチオシアネ ート法とつづくハイボンド−mAPベーパー(アマ−ジャム)によるポリA選択 により、抗Tacハイブリドーマのおよそ10−8腹水細胞から抽出した。
cDN’Aをガブラー(Gubler)及びホフマン<Hoffman)  ( ガブラー(Gubler> 、 U、及びホフマン(Hoffman> 、 B 、  J、ジーン(Gene)ユ、263−269  (1,983) )の方 法により調製し、EcoR■メチラーゼで処理後、EcoRIリンカ−とライゲ ージ5ンし、λgtloアーム(プロメガバイオチク製)にクローン化してから バフキングして(ストラテジーンバンキングエキストラクト) C600Hfl 細胞に対してブレーティングした。マウスCに及びCγ1セグメントの5′末端 にハイブリダイズする各々43及び37ヌクレオチド長のオリゴヌクレオチドを 合成した(アプライドバイオシステムズ、モデル380B  DNA合成機)、 オリゴヌクレオチドを5′末端ラベルし、プラークのスクリーニングに使用した (参考として引用するマニアチス(Maniatis)等、モ1ノキュラークロ ーニング、ラボラトリ−マニュアル、コールドスプリングハーバ−プレス版(1 982))。
そのオリゴヌクレオチドプローブで約10,000個のプラークをスクリーニン グした。Tプローブについては約100個のプラークが陽性を示し、またγブロ ー・ブについては40個のプラークが陽性を示した。ダイデオキシ法(サンガー (Sanger)、  F、等、プロシーディング・イン・ナショナル・アカデ ミ−・オブ・サイエンス(Proc。
Nap、 Acad、 Sci、) U S A 、1互、5463−5467  (1977))による部分的配列決定によりに単離物のうちの2つは同じ配列 を有していたが、他の2つは別の配列を有していることを示した。1つのベアー の場合、kV遺伝子セグメントを、そのリーディングフレーム中のJK2セグメ ントと結合させた。さらに、このVセグメントは23番目の保存的Cysを欠い ていた。おそらくこれらのクローンはバイプリドーマ形成後体細胞突然変異を起 こしつづけた1つのにアリール中の異常な合併事象の結果であるにクローンの別 のペアーのVJ上セグメント完全に配列決定されかつ同一のものであった(第1 図)、この軽鎖はJK5セグメントを使用しており、マウスに軽鎖中に保存され ている全アミノ酸残基を含んでいる(参考としてここで引用するカバット(Ka bat)、 E、A。
等、“免疫学的に重要なタンパク質の配列”特に45頁参照)。
4個の12aクローンの部分的配列決定はこれらが同じ遺伝子に由来することを 示した。2つのうちのVJ上セグメント完全に配列決定され、これらは同じもの であった。この重鎮(第2図)はJH2セグメントを使用しており、サブグルー プ■に属するものである(カバント(Kabat)、 E、 A、等、上述、1 21−127参照)。
それはDセグメントが検出されないこと及び10個のGを含むN 8X域を有す ることからいくぶん変っている。に軽鎖の両方の了り−ルが調べられ、わずか1 個の重鎮配列が検出されたことから我々はとりあえずこれらの配列を抗Tac抗 体遺伝子に割振った。
(キメラ遺伝子の調製) 先に述べた軽鎖重鎖キメラ遺伝子の構築及び発現のためのプラスミドベクターを 調製した。プラスミドpVに1 (第6図)は先行するイントロン及びポリAシ グナルの336bpを含むヒトにゲノムCセグメントを含んでいる。またこれは MOPC41に遺伝子由来の強力なプロモーター配列及び重鎮エンハンサ−配列 を含んでいる。
このプロモーターとCイントロンの間には唯一のXbaI部位がある。
またこのプラスミドは選択用のgpt遺伝子を含んでいる。非常に似ている別の 2個のプラスミドをKCON域の代りにヒトrl及びγ3C領域を用いて調製し た。各々の場合、Xba1部位及びBamH1部位の間に挿入された領域はCH Iエクソンの5′側約21.ObpからCH3エクソンの3′側約1100bp に及ぶ領域である。さらにgpt遺伝子はhyg遺伝子とW換してヒグロマイシ ン耐性を与えられている。
我々の戦略はpVに1のXba1部位にスプライスドナーシグナルを伴う抗Ta eにcDNA由来のV J 57域を挿入するものである。この操作はマウスV Jセグメント及びヒトcにセグメント間に合成イントロンを持つキメラに遺伝子 を作り出す、この目的のため我々はある種のブライマー指定突然変異誘発を考案 したく第11図)。
rEeoRI  cDNAクローンをM13mpH変異体の1つに移した。その ポリリンカー中のXbal及びEcoR1部位は隣接している。
最初の22個の残基がJK5セグメントの最後の22bpにハイブリダイズする オリゴヌクレオチドを合成した6次の16個のヌクレオチド配列はマウスゲノム DNAのJK5と同じものであり、従ってスプライスドナーシグナルを含んでい る。オリゴマーの最後のヌクレオチドは短かい非関連配列を伴うXbaI部位か ら成っている。
このオリゴヌクレオチドをにDNAを含むファージM13DNAにハイブリダイ ズし、タレノーポリメラーゼで伸長したく第3図)。
このDNAを変性し、CDNA挿入物の5′側のM13DNAを示す“リバース ブライマー”にハイブリダイズした。このリバースブライマーを伸長し、そのD NAをXbaIで切断した。伸長したcDNAのVJ上セグメント含むXbal フラグメントを精製し、pVに1のXba1部位に正しい配向でクローン化して プラスミドpLTAC2を作成した(第7図)、結果的にこのキメラに遺伝子は ・最初のzbp及び最後の209bρが各々マウス及びヒトのゲノムDNAと同 じVJ−Cイントロンを有している。このことはこの構築物の配列決定により確 認された。この遺伝子は重鎮エンハンザ−により活性化されるにプロモーターか ら転写される。イントロンの欠失によって得られた結果に基づいて我々はイント ロンが転写DNAから正しくスプライシングされていると予想した。
同様にして、スプライスドナーシグナルを伴う抗Tacγ2a重鎖eDNA由来 のV、、BI域をpVrlr+eoのXba1部位に挿入した。
生成したプラスミドpHTACはマウスVJ及びヒトCylセグメントの間に合 成イントロンを有するキメラ重鎖遺伝子を含んでいる。
Hyg遺伝子及びヒ)・のCr1、Cr3の不変領域を各々有しているキメラ重 鎮遺伝子を含んでいる別のプラスミドpGTAc1及びp GTA C3を上述 のように構築した(第10図)。
(プラスミドへのVJcDNASJI域の挿入の詳細な説明)ファージM13+ pHのRF  DNAをBcoRl及びXbalで切断し、その末端を充填した 後そのDNAをライゲーションしてJM1o1細胞にトランスホームした。1つ のプラークを選び出し、そのDNAの配列決定してそのDNAの末端が正しく結 合し、かつその介在DNAセグメントを欠失しっつEcoRI及びXba1部位 が再生していることをfilした。このファージをM13mpHDと命名した。
抗Tacll鎖及び重鎖cDNAを含むBcoRI断片を別々にMl、3mpH のEcoRI部位にクローン化し、その結果それらの5′末端はXba1部位と 隣接することになる。生成したファージは各々M13mpHL及びM13mpH Hと命名した。
以下に示す48ヌクレオチド長のブライマーを合成し、ゲルにより精製した。
CCAGA A TTCTAGA AA A GTGTACTTACG TTT CA GCTCCAGCTTGG TCCCその3′末端からブライマーの最初 の22ヌクレオチドはJK5セグメントの最後の22bp(非コード鎖)と同じ である0次の16ヌクレオチドはマウスのゲノムDNAのJK5に続く、それゆ えスプライスドナーシグナルを含む配列(第11図中SDで略記されている)と 同じである。そのオリゴマーの最後のヌクレオチドには短かい非関連配列を伴う Xba1部位が含まれる。およそ1ugの一本鎖Ml 3mpHI L  DN Aを35plの10mM)リス(pH7,4)、60 mM Na1l 、 1 0 mM MgC1z中50ngのブライマーと混合し50℃で15分間インキ ュベージコン後23℃で15分間インキュベーションした。各々200μMのd NTPを含む4μiの溶液を5uのタレノーポリメラーゼと共に加えた。この溶 液を37℃で30分間インキュベーションした。Xba1部位の上流の新しく合 成された鎖にハイブリダイズし得る(第11図)50ngの°リバースブライマ ー’AACAGCTATGACCATG にューイングランドバイオラボ)を添 加した。この溶液を95℃で3分間インキュベーションし、ついで氷水中で冷却 した。新たに各々200μMのd N T P溶液4μl及び5υのクレノーポ リメラーゼを加え、この溶液を37℃で30分間インキュベーションした。この 溶液をフェノール−クロロホルムで抽出後エタノール沈殿し、再溶解してから2 0uのXbalで消化した。この消化DNAを4%ポリアクリルアミドゲルで分 画し、エチジウムブロマイドで染色した。高分子量DNAに加えて、′テール” を有する軽鎖cDNAOVJiiJ域に対応する約4oobpの断片が確認され た(第11図)。この断片をpVに1のXbalに直接正しい向きにクローン化 した。
以下に示す50ヌクレオチド長のブライマーを合成し、ゲルを用いて精製した: CCAGA ATTCTAGAGGTTTTAAGGACTCACCTGA G GAG ACTGTGAGAGTGG3′端からそのブライマーの最初の21残 基はJH2セグメント(非コード鎖)の最後の21bpと同じ配列を有している 0次の19ヌクレオチドはマウスのゲノムDNA中のJH2に続(、それゆえス プライスドナーシグナルを含む配列と同じ配列を有している。このオリゴマーの 最後のヌクレオチドは短かい非関連配列を伴うXba1部位を含んでいる。この ブライマーを上述の操作と同様にM13s+p11HDNAにハイブリダイズし て重鎮cDNAOv J SEA域を含む断片を合成した。この断片をpVγ1  neoのXba1部位に直接正しい向きにクローン化した。
(キメラ抗体の特異性) CR2−2及び02M細胞は各々TL−2レセプター(IL2R)の表面におけ る発現がポジティブ及びネガティブであるヒトのT細胞系列である。CR2−2 細胞はELISA検定におけるキメラ抗体の結合特異性を示すのに使用し、一方 OEM細胞はネガティブコントロールとして用いた。
テストした抗体はいくつかの方法で調製した。T、ワルドマン01aldman n)により提供された抗Tacモノクローナル抗体はDEAE−デキストランカ ラムを用いてマウス腹水から精製した。
5P210細胞を軽鎖/ガンマ1重鎮キメラプラスミドp LTAC2及びpG TACI(上述)でトランスフェクトして生成した細胞系列L40H4をマウス に注射し、腹水化した。腹水3dからベーカーAbxカラム及びサイズ排除カラ ムを用い650μgのキメラガンマ1抗体を精製した。また組織培養物中の抗体 生産を検出するため、L40H4及び細胞系列51.3及びL40H2(先に述 べた5P210のpLTAC2及びガンマ3重鎮プラスミドpGTAC3による トランスフェクションにより生成したもの)及び非生産系列5p210の各々1 06個の細胞を各々1−のDME培地と混合した。24時間後、分泌されたキメ ラ抗体を含む培地上清を収穫し、直接検定に用いた。
各タイプの培養細胞をFACSバッファ(ダルベツコリン酸緩衝液中0.1%B SA、0.01%アジ化ナトリウム)で洗浄した。
2X10’個の細胞を20μ]FACSバンフア中の精製抗体又はトランスフェ クトした細胞系列由来の20μl培地上清と混合し、氷水中で2時間インキュベ ーションした。この細胞を1μ1FACSバフフアで3回洗浄した(各洗浄後低 速遠心で収集する)。
抗Tae抗体(又はコントロールとして抗体なし)とインキュベーシヨンした細 胞を20μIFACSバッファ中0.5μ!のパーオキシダーゼ結合ヤギ抗マウ ス抗体(Fab) 、 ’断片(タボ イムノロジカルズ(Tago Immu nologtcals) 、バーリンガム、カリフォルニア)と混合し、一方、 キメラ抗体とインキュベーシヨンした細胞を20μ1FACSバンファ中0.5 μlのパーオキシダーゼ結合ヤギ抗ヒトガンマ鎖(F ab)2重断片(タボ( Tago))と混合した。これらの細胞を水中で30分間インキュベーションし た後FACSバッファで3回洗浄した。その後これらの細胞を100μlのパー オキシダーゼ発色液と混合し室温で5分間インキュベーションした。細胞を遠心 後その上清を96穴プレートに移しそのOD値をEL I SA測定機で測定し た。各抗体で処理した細胞の414nmにおけるOD(直を第1表に示す。
予想どおり抗Tac抗体自体はI L2R+CR2−2細胞には結合したがIL 2R−02M細胞には結合しなかった。抗Tacと等量の精製ガンマlキメラ抗 体はCR2−2細胞に対して等しい結合壁を与え、またCEM細胞への結合も起 こさなかった。双方のキメラ抗体生産細胞由来の全ての上溝はCR2−2細胞に 結合した。別のネガティブコントロールと同様に、51.3上清はCEM細胞に は結合せず、一方親株の5P210細胞由来の上清はCR2−2細胞と結合しな かった。
抗Tacハイブリドーマからの軽鎖及び重鎮遺伝子の誘導と合せて、これらの結 果は、これらのキメラ抗体がヒトのIL2Rに対する特異性を保持していること を示している。
第1表 キメラ抗体の細胞ELISA検定法 CR2−2細胞  CEM細胞 (IL2R+)   (IN−2R−)マウスガンマ2a な  し                0.037          − 抗Tac (100ng)     0.679    0.024ヒトガンマ  1 な  し                0.0 84           −精製腹水(100ng)    0.64 i      0.044L40 H4(20μβ上清)    0.481      −ヒトガンマ 3 51.3 (20μβ上清)    0.381     0.038L40H 2(20μβ上清)     0.932キメラ抗体の分泌速度を定量するため 標準法を用いたELJSA検定を行った。この結果を第2表に示す。キメラガン マIを分泌する細胞系列L 40 HO及びキメラガンマ3を分泌する細胞系列 51.3各々の約106個の細胞を5%ウシ胎児血清を含むDME培地1−で培 養し、24時間後にその上清を収集した。96穴プレートはヤギ抗ヒト抗体(タ ボ イムノロジカルズ(Tago 1mmunologi−cals) )でコ ーティングした。各ウェルを種々の既知量のガンマ1キメラ抗体(腹水から精製 したもの)及び1μlのキメラ抗体上清とともにインキュベートした。簡単に言 うと、このプレートを洗浄し、パーオキシダーゼ結合ヤギ抗ヒトガンマ鎖抗体と インキュベーションした。再度洗浄してからパーオキシダーゼ発色液とインキュ ベーションし、EL r SA測定機を用いて414nmにおけるOD値を測定 した。精製抗体を用いて得た標準曲線と比較によるとその培養上清はμl当当り 各々約8及び70gの抗体を含んでいた。すなわち細胞は24時間で10r′個 細胞当り各々8及び7Bの抗体を分泌した。
第2表 キメラ抗体分泌速度 D414 精製ガンマ1キメラ 3 n g             0.4264 n g              O,535L40)(4(1μβ上清)       1.(114 51,3(1μl上清)      0.845混合リンパ球反応は移植拒否反 応のモデルであり、キメラ抗Tac抗体の有効性を検定するのに使用した。以下 の第3表に示した実験は標準法で行った(例えばストロング(Strong)  、  D、 M、等、マイクロカルチャーシステム及び多重自動サンプル収穫機 を用いたマウス牌細胞のインビトロ活性化、ジャーナル・オブ・イムノロジカル ・メソッド(J、 Immunol、 Meth、 ) 2.279 (197 3)、簡単に言うと、2人の無関係の提供者由来のヒト末梢血液リンパ球を精製 した。2人の提供者のリンパ球を96穴プレート中、別々に、−緒に混ぜて、又 は毎日添加する指定抗体とともに一緒に混ぜてインキュベートした。−緒に混ぜ たとき、T細胞は器官移植物を異物として!!!mすることから、それらのT細 胞は互いに異物と認識する。
それゆえそれらは3日後の3Hラベル化チミジンの取り込みで測定されるように 増殖する0本来の抗Tac抗体又はキメラ抗体の添加はIL2Rへの結合により その細胞の増殖を強く阻害する(阻害率をカッコ内に示す)、これはT細胞増殖 に必要なIL2RへのIL2の結合を阻害する。これらの実験はこのキメラ抗体 が異細胞へのT細胞の応答を減少させるのに使用でき、それゆえ移植拒絶痘を防 ぐ上での医学的用途を有することを示している。
第   3   表 混合リンパ球反応における抗IL2R抗体の阻害実験1  実験2 提供者A310±292     151± 5提供者B901 ± 38      712± 29A + B     11740±1593  1980 6±2034A+B十抗T ac      4262 ±346(73χ)7 311±461 (66χ)A、 + B+ヒトガンマ1 4126±370  (74χ)   6721±981 (69χ)A十B+ヒトガンマ3             6423±423(7]χ)先に述べた事から本発明のキメラ 抗体が他のヒ)IL−2レセプタ一特異的抗体の多くの利点を提供することは高 く評価されよう。
抗Tacマウスモノクローナル抗体と比較して、本ヒトキメラ抗体はより経済的 に生産され、かつそれに含まれる外来アミノ酸配列は実質的により少ない。ヒト 患者への注射後の抗原性の減少は有意な治療改善性を示している。
本発明は明瞭性及び理解を目的として説明及び例により詳細に記述されているが 、請求の範囲内で変化及び修正を行ない得ることは明白であろう。
浄書(内容に変更なし) FIG、J。
V40 εH FIG  5゜ FIG、J。
H cp會 FIG、 7゜ FIG、J。
EH FIG、J。
Xba I       V           J       C平成   年  月   日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殺 1、事件の表示  PCT/US 89/ Oi 5782、発明の名称  I L−2してブター特異的キメラ抗体3、補正をする者 事件との関係  出願人 5、補正命令の日付   自  発 国際調査報告

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト患者に関するT細胞関連病の治療法で該患者にヒトT細胞上のIL− 2レセプターと特異的に反応する治療効果投与量のヒトT細胞上のIL−2レセ プターと特異的に反応するマウス可変領域/ヒト不変領域キメラ抗体組成物を投 与することを含む方法。
  2. (2)マウス可変領域がATCC受理番号第CRL9688号と命名される細胞 系列により生産されるような抗Tacモノクローナル抗体の重鎖及び軽鎖由来の 全可変領域を含む請求項(1)記載の方法。
  3. (3)マウス可変領域の少なくとも1つが天然のマウスJセグメントと結合して いる請求項(1)記載の方法。
  4. (4)ヒト軽鎖不変領域がk鎖不変領域を含んでいる請求項(1)記載の方法。
  5. (5)ヒト軽鎖不変領域が71又は73鎖不変領域を含む請求項(1)記載の方 法。
  6. (6)組成物が細胞毒性薬剤と複合体を形成しているキメラ抗体を含んでいる請 求項(1)記載の方法。
  7. (7)細胞毒性薬剤がリボゾーム阻害タンパク質、放射性核種又は細胞表面で活 性を示す細胞毒性薬剤である請求項(1)記載の方法。
  8. (8)ヒトIL−2レセプターエピトープに結合し得るキメラ抗体で2対の軽鎖 /重鎖複合体を有し、その少なくとも1対のものがマウス可変領域及びヒト不変 領域セグメントを含む鎖を有する抗体。
  9. (9)マウス可変領域が天然のJセグメントに隣接している請求項(8)記載の キメラ抗体。
  10. (10)ATCC受理番号第CRL9688号と命名される細胞系列により分泌 されるモノクローナル抗体の結合を阻害する請求項(8)記載のキメラ抗体。
  11. (11)少なくとも1つの可変領域が折Tacモノクローナル抗体の可変領域の アミノ酸配列を含む請求項(10)記載のキメラ抗体。
  12. (12)エミローマ又はハイプリドーマ細胞中で生産される請求項(8)記載の キメラ抗体。
  13. (13)ヒトのゲノムDNAセグメントに結合したマウスcDNAセグメントを 含むDNAをトランスフェクトしたミエローマ細胞中で発現される請求項(8) 記載のキメラ抗体。
  14. (14)細胞毒性薬剤又はシグナル試薬と複合体を形成する請求項(8)記載の キメラ抗体。
  15. (15)ヒトの重鎖不変領域及びATCC受理番号第CRL9688号と命名さ れた細胞系列により分泌されるモノクローナル抗体重鎖可変領域と実質的に同一 の可変領域を含む免疫グロブリン重鎖。
  16. (16)可変領域及び不変領域がマウスJセグメントを介して結合している免疫 グロブリン重鎖。
  17. (17)ヒトの軽鎖不変領域及びATCC受理番号第CRL9688号と命名さ れた細胞系列により分泌されるモノクローナル抗体軽鎖可変領域と実質的に同一 の可変領域を含む免疫グロブリン軽鎖。
  18. (18)ヒトの免疫グロブリン不変領域をコードする第1の配列及びマウス免疫 グロブリン可変領域をコードし、実質的に第1図又は第2図のアミノ酸配列の1 つをコードする第2の配列を含むポリヌクレオチド分子。
  19. (19)請求項(18)のポリヌクレオチドでトランスフェクトした細胞系列。
  20. (20)ATCC受理番号第CRL9688号と命名された細胞系列。
  21. (21)免疫グロブリン軽鎖の一部をコードするDNAセグメントで第1図の配 列由来の少なくとも約30個の連続するヌクレオチドを合むセグメント。
  22. (22)前記セグメントが実質的に第1図の配列に相同的な全長の軽鎖可変領域 をコードする請求項(21)記載のDNAセグメント。
  23. (23)免疫グロブリン重鎖の一部をコードするDNAセグメントで第2図の配 列由来の少なくとも約30個の連続するヌクレオチドを含むセグメント。
  24. (24)前記セグメントが実質的に第2図中の配列に相同的な全長の重鎖可変領 域をコードする請求項(23)記載のDNAセグメント。
  25. (25)請求項(21)又は(23)記載のDNAセグメントに機能的に結合す る異種プロモーターを含む発現ベクター。
  26. (26)請求項(25)記載の発現ベクターでトランスホームした不朽化細胞系 列。
  27. (27)異種ポリペプチドに融合した第1図又は第2図のタンパク質配列由来の 少なくとも約10個の連続するアミノ酸を含むタンパク質組成物。
  28. (28)異種ポリペプチドが免疫グロブリン不変領域である請求項(27)記載 のタンパク質組成物。
  29. (29)前記タンパク質がグリコシル化されている請求項(27)記載のタンパ ク質組成物。
  30. (30)ATCC受理番号第CRL9688号と命名された細胞系列により分泌 される免疫グロブリンと実質的に同じ抗原結合特性を示す組換え的に生産された 抗体。
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