JPH02501540A - ドクター装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、様々々粘度の必要に応じて発泡性物質。

積層材、ラッカー、接着剤、ペースト等の塗布材料を製品ウェブ等の基板に塗布 するドクター装置に関する。このようなドクター装置は、平坦型紙捺染用。

環状型紙塗布用装置及び／又は型紙なし完全平坦塗布用装置で使用され、塗布幅 、すなわちドクターの延出長さは特に数メートルにも達する。装置の種類に応じ て、型紙通シの塗布（プリント染め）及び／又は完全平坦塗布（たとえば、防水 加工、積層、染色、ラッカーＭＥ！り）が実施される。

それぞれの場合に使用されるドクター及び／又はドクターを包囲するドクター装 置には、塗布装置の操作能力及び適用能力に関して、並びに物質塗布性能に関し て決定的な重要性がある。磁化可能なドクターがドクターに沿って延在し、基板 経路の下方に配置される磁石柱に向かう方向に磁気により抑圧自在であるドクタ ー装置が知られている（ドイツ公告特許公報第１１３５８５６号）。また、ブレ ード塗布ドクターの背面側に、塗布幅全体にわたシドクターと固定結合される磁 化可能な平棒材を設け、ドクターを平棒材を介して磁石柱の磁力により基板に抑 圧できるようにすることも知られている（ドイツ公開特許公報第３４１９５９０ 号）。さらに別のドクター装置（ドイツ公開特許公報第２５４４７８４号）にお いては、ドクターローラは、分離して配置され、ドクターローラのころがり面か ら離間したプロフィル平棒に磁気によシ押圧自在である。さらに、機械的に押圧 自在のドクターを有する装置があり、それらのドクターは側方へ偏向され、基板 に向かう方向に押圧される。磁気押圧装置においては、ドクターの磁化可能質量 又はドクターと分離不可能に一体に結合される支持部分の磁化可能質量は所望の 磁気押圧力の大きさに応じて定められなければならない。その結果、ドクターは 望ましくない偏向力を受けることになるので、ドクターの加工と輪郭形状づけは ごく限られた範囲でのみ可能である。また、公知のドクター装置は全般的にそれ ぞれ特別の適用用途のために設計され且つ意図されなければならないので、その 利用性は不十分である。分離して配置されるプロフィル平棒に押圧自在のドクタ ーは平棒に特に適応するようになっていなければならず、複数の個別の構成要素 の形態で別個に操作されなければならない。いずれの場合にも、公知の装置にお けるドクターは相対的に大きな押圧力に相応して頑丈であシ、従って、押圧力に 応じて寸法を決定されなければならない。

そのように頑丈なドクターは、個有の剛性と、その結果として生じる望ましくな い湾曲とにょシ、特に数メートルを越える塗布幅を有する装置にはほとんど適し ていない。そのような装置は相対的に大きな磁気的又は機械的押圧力を必要とし 、それは相応して大きなエネルギー消費と結びついている。公知のドクター装置 の支承部はドクターの傾斜を招くという欠点をもつことが多い。ブレード塗布ド クター。

ころがシドクター又は丸棒ドクター等の比較的細く、長く延在するドクターは特 に損傷しゃすい要素のねじれによって作用を受けやすいので、その個別操作は非 常に重要である。

これに対し、本発明の基礎を成す課題は、それぞれの場合に望ましい塗布プロフ ィルを有する操作ユニットとして使用可能であるべきであシ、その塗布プロフィ ルは傾斜を生じずに配置可能であると共に、押圧力とは無関係に、損傷から保護 されるように使用可能又は操作可能であるような特に簡単且つコンパクトな構成 で、容易に操作でき、万能に使用できるドクター装置を提供することである。

この課題は、冒頭に挙げたドクター装置の特徴と関連して、ドクター装置が管状 、棒状又は平板状の支持体として構成され、この支持体はその長手方向に配置さ れる磁石装置を含み、支持体の長手方向に延在する磁化可能な材料から成るドク ター要素は磁石装置の磁力によシ支持体のドクター側に保持されていることによ シ解決される。本発明にょシ、比較的横断面の小さい可撓弾性のプロフィルドク ターを交換自在に且つ傾斜なく支持体に配置可能とすることが達成される。この 場合、支持体と、それに一体取付けされる各ドクターとは単一の、１個の、はぼ 一体のドクター装置構成要素を形成し、これは比較的コンパクトに構成されると 共に、ドクターの損傷なしで便利に操作することができる。支持体とドクターを 一体の物として捺染装置に、特に環状型紙の比較的狭い空間に組込み、また、そ こから取出すことができ、また１つのユニットとして洗浄することができる。ド クター装置は直径が小さく、長い棒プロフィルドクターの取扱いに特に有利であ るが、これは、ドクターがあらゆるねじれ損傷の危険を回避した上で支持体に保 持されておシ、支持体と共に操作されるためである。磁石−支持体を機械的に押 圧することは原則的には可能であるが、本発明の特別な重要性は、ドクターを保 持する磁石装置が構成要素ユニットを基板ウェブに向かう方向に磁気的に押圧す るという別の機能と使用可能である点にある。

すなわち、磁石装置は、基板ウェブの下方に配置されて塗布偏分だけ延在する磁 石柱によシ磁気的に引付けられることができる。しかしながら、ドクター装置− 構成要素ユニットそれ自体が、既に、たとえば捺染台又は基板案内ローラの形態 をとるスチール面のような磁化可能対向部材に対して抑圧可能であるような強力 な磁石を磁石装置に装備することも可能である。本発明によるドクター装置は、 たとえば、型紙使用の又は型紙なしの塗布及び／又は任意の角度で案内される基 板ウェブへの塗布などの多数の適用目的に一般的に適している。

本発明の一実施例は、支持体が、磁化可能々材料又は磁気的に中性の材料から成 シ、磁石装置をその周囲全体にわたシ完全に包囲するジャケットを含むことにあ る。磁化可能なジャケットはドクター装置を磁石柱に押圧するのを補助するため に配設されることができる。磁石装置はジャケットに加えて又は単独で支持体の 被覆体に埋設されていることが可能であシ、その被覆体はドクター側に支持体の 長手方向にスリット、すなわち間隙を備えている。そのようなスリット又は間隙 によシ、ドクターが磁石装置に対して磁気により当接するように貫入係合する開 口が形成されていると機能的である。

被覆体の特別の構成は、その外壁に、塗布すべき物質の空間に対向するプロフィ ル面を形成することにある。これは、塗布すべき物質の配量及び／又は予備ドク ター作用を実行するために、ドクターの直前に位置する。

ジャケットと被覆体を支持体の長手方向に互いに相対的に摺動自在に配置すると 特に好都合である。

これにより、磁石装置の磁甑を磁石柱の磁極に対して所望の位置に置くことが可 能である。このような調整は、磁石装置がジャケット内及び／又は被覆体内に支 持体の長手方向に摺動自在に配置されていることによっても特に有利に実行され ることができる。

特に、比較的広い塗布幅（装置の長手方向）にわたシできる限シ可撓弾性であシ 、固有の剛性を十分に排除したドクター装置を得るために、少々くとも、ドクタ ーが磁力によシ引付けられて当接するジャケットは、可撓弾性の材料から構成さ れるよう罠なっている。

ジャケット及び／又は被覆体の代わりに、支持体は、支持体の長手方向に延出し 、磁石装置が配置される平棚部を含むこともできる。同様に、支持体を、ドクタ ーが磁力によシ保持されている磁石装置のみから構成することも可能である。

ドクターが迅速且つ容易に使用可能、交換可能及び／又は位置決め可能であると いう点に関していえば、支持体のドクター側で、支持体及び／又は磁石装置にド クターを配設するための受入れロ、凹部又は溝を設けると好都合である。

本発明によるドクター装置の特別の一実施例は、ドクターがころがシドクターの 形態で凹部内に回転自在に保持されていることにある。ドクターの走行を助ける ために、磁石装置ところがりドクターとの間にすベシ層又はすべり被膜が配置さ れている。

一定の適用用途の場合には、ころがシドクターがその延在方向に対して横方向に 比較的大きな移動度をもって受入れ口内（Ｃ支承されるように、受入れ口の壁が 離間して形成されていると有利である。受入れ口内に訃けるころが多ドクターの 動作位置決めごとに、ころがシドクターは壁の一方及び／又はすペシ被膜に接し ながら回転自在に案内される。この構成によって、塗布すべき物質に対する密封 又は隔離を達成することができるので、物質がドクタ一方向に見てドクターの下 流側に位置する空間に達することはらシえない。ドクター側が磁石柱などの対向 構造に対してわずかではあるが一定の間隔をおいて配置されているドクター装置 のころがシドクターは、ドクターの動作中に、磁石柱の磁力によって、磁石装置 又はすベシ被膜から引離されていることができるため、受入れ口内で特に容易に 回転できることを特に強調すべきである。磁石柱が消磁されると、ころがシドク ターは支持体における受入れ位置まで跳ぶように動き、支持体と共に操作するこ とが可能である。

本発明の別の実施形態によれば、ドクター要素は、磁化可能な材料から成シ、支 持体の長手方向に延在する少なくとも１本の棒と共に磁石装置に形成されること ができる。その場合、棒はドクターと磁石装置との間に配置されている。そのよ うな棒は、ドクターを磁力を発生する装置に向かう方向に押圧することができる 押圧部材を形成するために設けられると好都合である。

本発明の構成においては、磁石装置は、支持体の長手方向軸に沿って配置される 永久磁石構造を含むことになっている。これは、支持体の長手方向軸の方向に互 いに並列して配置される複数の永久磁石から非常に簡単に構成されている。永久 磁石の特に好都合な配列は、隣接する永久磁石の間に、それぞれ、磁化可能な材 料又は磁化不可能な材料から成シ、好ましくは等しい長さのスペーサが配置され ていることにより達成される。１ユニツトとして操作することができるが、塗布 幅全体にわたシ弾性である磁石装置を得るために１永久磁石はそれぞれの隣接す るスペーサと、たとえば、接着により固定結合されておシ、スペーサは可撓弾性 の材料から構成される。

支持体をドクター要素に対して重力の下に作用する抑圧部材として構成するため に、支持体の少なくとも複数の部分は比重の大きい材料から構成されることにな っている。

ドクター装置の支持体は、任意の保持装置により、塗布装置又は捺染装置に特に 基板ウェブに向かう方向に可動であるように保持されていることができる。

支持体はそれに配置される機械的及び／又は材料弾性継手部材によシ旋回運動自 在であると特に好都合である。ドクター装置の長さに対して同心に支持体に配設 される玉軸受によシ、ドクター要素の作用エツジを基板ウェブ又は型紙に自由に 適合させて当接又は押圧することができるようにするための、ドクター装置のあ らゆる空間方向に関する旋回自在性を有利に得ることができる。

本発明のその他の機能性、構成及び実施例は以下に説明される概略図から明らか になる。

第１図は、複数部分から成る支持体を含む本発明によるドクター装置を横断面図 で示し、第２図は、本発明によるドクター装置の永久磁石装置及びドクター要素 を展開図に似た図で示し、第３図及び第４図は、被覆体に配置されたドクター要 素を保持する磁石装置を含む本発明によるドクター装置の実施例を横断面図で示 す。

図に示されるドクター装置１は図示されない塗布装置又は捺染装置の一部分でア シ、そのような装置の同様に図示されない支持部によシ保持される。この場合、 各ドクター装置１は、ドクター装置の全長Ｌ（塗布幅）にわたシ、ドクター装置 に取付けられるドクター要素４の、基板ウェブのような基板５に作用する作用エ ツジ、すなわちドクターエツジ４４を具備している。ドクター要素４、すなわち ドクターエツジ４４はそれらの要素の基板５に対する相対運動によって物質７を 、場合によっては図示されないパターン見本型紙を介して基板５に塗布する。基 板５は支持台６に沿って案内されるか、又は支持台６に保持されている。

支持台６には塗布幅全体にわたり延在する磁石柱６１を配置することができるが 、この磁石柱は、磁化可能なドクター要素４を含めてドクター装置１の磁石装置 ３及び１又は磁化可能部分２３を磁気により引付ける。ドクター装置１のそのよ うな使用状態は第３図に示されておシ、磁石柱６１を配置した場合は第４図に示 されている。ドクター装置１の磁力を発生する磁石装置３のみがスチールテーブ ル又はスチールローラ等の磁化可能な支持体６に対して作用すると特に有利であ ると考えることができる。そのような場合、塗布装置は、基板経路の下方に設け られる磁石柱のような付加的磁力源なした支持台を磁気によシ引付けて支持台６ をドクター要素４に対して相対的に押圧させる磁力源として、支持体−磁石装置 ３のみを含む。第４図には、基板ウェブが垂直に案内される塗布装置について、 そのような使用の場合が示されている。

第１図によれば、ドクター装置１は、弾性材料から成る比較的薄い、まわシを包 囲するジャケット２３に埋設されている磁石装置３を含む。内側被覆体を形成す るジャケット２３は、ドクター側２４にドクター装置１の延出方向に形成された スリットを有する外側被覆体２５によシ包囲されておシ、このスリットは凹部２ １を形成する。この凹部の中に、磁化可能な材料から成るドクター要素４が挿入 され、ドクター要素は、同様に磁化可能な材料から構成することができる内側被 覆体２３に対して磁力によって保持されているように、磁石装置３によシ磁気で 引付けられる。

ドクター要素４は、楔形の作用エツジ４４を有する塗布ドクターとして構成され ている。物質７を製品ウェブ５に塗布するために、ドクター４はクエプ５に磁気 によシ抑圧されるが、その場合、電磁石柱６１の磁力と、磁石装置３の磁力は、 ２つの磁力源の相互引付けによシ互いに合わさって共働する。塗布プロセスの間 にドクター装置１は矢印方向９に移動され及び／又はドクター装置１が固定して いる場合には基板ウェブ５は方向８に案内される。

第２図は、磁石装置３のドクター装置の長さ方向りの構成を示す。磁石装置３は 塗布幅りの全体にわたり列を成して互いに隣接して配置される複数個の永久磁石 ３２を含み、隣接する永久磁石の間には弾性材料から成るスペーサ３３がそれぞ れ配置されている。これは磁化可能又は磁気的に中性であることができる。

第２図によれば、磁化可能なドクター要素４は、磁性支持台としての長手方向面 で磁石装置３に当接する三角形の横断面を有する細い可撓弾性の棒の形態で設け られている。ドクターエツジ４４は三角形の１つの角によシ形成されている。

永久セグメント３２は、永久磁石の形態ではなく、電磁石の形態でも形成される ことができる。

第３図のドクター装置１は、被覆体２５に埋設された磁石装置３を含む。これは 、ドクター側２４に、塗布幅全体にわたり延在するスリット状凹部２１を有する 。この凹部には、２つの横断面がそれぞれ円形の棒４２及び４３を含むドクター 要素４が配置されておシ、棒は塗布幅全体にわたシ及び／又はその正面側端部で 横棒要素又は差込み要素４５と互いに結合されている。

棒材４３は物質７を基板ウェブ５に塗布するための丸形ドクターを構成する。丸 形棒材４２は磁石装置３とドクター４３との間に配置されている。この丸形棒材 ４２は磁化可能な材料から成シ、磁石柱６１の磁力によシ捕捉されることによっ てドクター４３に基板ウェブ５の方向に磁気押圧を加えるために設けられている 。棒４２は磁気によシ磁石装置３に保持されている。ドクター４３も同様に磁化 可能な材料から構成することができる。しかしながら、プラスチック、ガラス又 はセラミック材料などの非磁性材料からドクターを形成することも可能である。

被覆体２５には、塗布塔全体にわたシ延在し、基板ウェブ５とある角度を成して 塗布物質１のための楔形空間を形成するプロフィル面２５１が形成されている。

従って、塗布量は容易に配量され及び／又は予備ドクター作用が達成される。

第４図による本発明のドクター装置１も、同様に、被覆体２５に埋設された磁石 装置３を有するように構成されておシ、ドクター側２４にはスリット状凹部２１ が設けられている。この凹部に磁石装置３の磁力によシ保持されるドクター要素 ４は、磁化可能な丸形ドクター棒４１として形成されている。ドクター装置１の 稼動中、丸形ドクター４１はその長手方向軸に関して凹部２１の中で回転する。

その場合、ドクターは、塗布幅全体にわたり磁石装置３とドクター４１との間に 配置されているすベシ被膜に沿ってころがる。丸形ドクター４１は、開口２１の 離間して配置される壁２１１の間で十分に回転運動するように支承されている。

ローラ支持台６に沿って垂直に案内される基板ウェブに対して作用するために、 ドクター装置１は丸形ドクター４１を具備しているのである。この場合、ドクタ ー装置１は塗布装置に継手部材２８により振シ子状に、すなわち旋回運動自在に 保持されておシ、少なくとも、固定したローラ体６に対してドクター装置の長手 方向軸２０と平行な軸に関する傾斜運動を行うことができる。ドクター装置１の 継手結合は、長手方向軸２０に対し垂直な、互いに十字に交差する軸２０１及び ２０２に関するドクター装置１の旋回運動を行うためにも設けることができる。

さらに、アーム２８に配置さレル玉継手２９によって、全空間方向の旋回運動能 力を得ることができる。ドクター装置１の自在な旋回能力は、一般に、ドクター 装置の支持台６への非常に容易な支承並びに傾きのないアライメントを保証する 。

宝ｌ１ｌｉ！調査報告 国際調査報告

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．様々な粘度の必要に応じて発泡性物質，積層材，ラッカー，接着剤，ペース ト等の塗布材料を製品ウエブ等の基板に塗布するドクター装置において、ドクタ ー装置（１）は管状，棒状又は平板状の支持体（２）として構成され、前記支持 体はその長手方向（２０）に配置される磁石装置（３）を含み、支持体の長手方 向に延在する磁化可能な材料から成るドクター要素（４）は磁石装置の磁力によ り支持体のドクター側（２４）に保持されていることを特徴とするドクター装置 。
2. ２．支持体（２）は、磁化可能な材料又は磁気的に中性の材料から成り、磁石装 置（３）をその周囲全体にわたり完全に包囲するジャケット（２３）を含むこと を特徴とする請求の範囲第１項記載のドクター装置。
3. ３．支持体（２）は磁石装置（３）を包囲する被覆体（２５）を含み、前記被覆 体はドクター側（２４）に支持体の長手方向にスリット、すなわち間隙を有する ことを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載のドクター装置。
4. ４．被覆体（２５）に、物質配量及び／又は予備ドクター作用を生じさせるプロ フイル面（２５１）が形成されていることを特徴とする請求の範囲第２項又は第 ３項記載のドクター装置。
5. ５．ジャケット（２３）と被覆体（２５）は支持体（２）の長手方向（２０）に 互いに相対的に摺動自在に前置されていることを特徴とする請求の範囲第２項か ら第４項のいずれか１項に記載のドクター装置。
6. ６．磁石装置（３）はジャケット（２３）内及び／又は被覆体（２５）内に支持 体（２）の長手方向に摺動自在に配置されていることを特徴とする請求の範囲第 ２項から第５項のいずれか１項に記載のドクター装置。
7. ７．ジャケット（２３）及び／又は被覆体（２５）は可撓弾性の材料から構成さ れることを特徴とする請求の範囲第２項から第６項のいずれか１項に記載のドク ター装置。
8. ８．支持体（２）は、磁石装置（３）が配置される平棚部を含むことを特徴とす る請求の範囲第１項記載のドクター装置。
9. ９．支持体（２）の長手方向（２０）に見たドクター側（２４）の、磁石装置（ ３）又は支持体（２）に、ドクター要素（４）が挿入される受入れ口、すなわち 凹部（２１）が形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項から第８項の いずれか１項に記載のドクター装置。
10. １０．ドクター（４）は丸形、矩形及び／又は楔形の横断面を有する形棒材ドク ターとして形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項から第９項のいず れか１項に記載のドクター装置。
11. １１．ドクター要素（４）はころがりドクター（４１）の形態で凹部（２１）に 回転自在に保持されていることを特徴とする請求の範囲第９項記載のドクター装 置。
12. １２．磁石装置（３）ところがりドクター（４）との間にすべり層又はすべり被 膜（２７）が配置されていることを特徴とする請求の範囲第１１項記載のドクタ ー装置。
13. １３．受入れ口（２１）の壁（２１１）は、ころがりドクター（４）が受入れ口 内にその延在方向に対して横方向に移動自在に支承されるように離間して形成さ れていることを特徴とする請求の範囲第１１項又は第１２項記載のドクター一装 置。
14. １４．磁石装置（３）とドクター（４）との間に、磁化可能な材料から成り、支 持体（２）の長手方向に延在する少なくとも１本の棒（４２）が配置されている ことを特徴とする請求の範囲第１項から第１３項のいずれか１項に記載のドクタ ー装置。
15. １５．磁石装置（３）は支持体の長手方向軸（２０）に沿って配置される永久磁 石構造（３１）を含む請求の範囲第１項から第１４項のいずれか１項に記載のド クター装置。
16. １６．永久磁石構造（３１）は支持体の長手方向軸（２０）に沿って少なくとも ２つの１列に配置された永久磁石（３２）を含む請求の範囲第１５項記載のドク ター装置。
17. １７．隣接する永久磁石（３２）の間に、磁化可能な材料又は磁化不可能な材料 から成るスペーサ（３３）が配置されていることを特徴とする請求の範囲第１６ 項記載のドクター装置。
18. １８．永久磁石（３２）はそれぞれの隣接するスペーサ（３３）と固定結合され ており、スペーサは可撓弾性の材料から構成されることを特徴とする請求の範囲 第１７項記載のドクター装置。
19. １９．支持体（２）の少なくとも複数の部分は比重の大きい材料から構成される ことを特徴とする請求の範囲第１項から第１８項のいずれか１項に記載のドクタ ー装置。
20. ２０．支持体（２）はそれに配置される機械的及び／又は材料弾性継手部材（２ ８）により旋回運動自在であることを特徴とする請求の範囲第１項から第１９項 のいずれか１項に記載のドクター装置。